« ●花道「大ピンチ」 | Main | ●Peperoncino »

2024.05.09

●2023/24.三十九滑目「月山」

えー、今年のGWも毎年恒例の姥沢籠り。
本業のオシゴトは全休して、月山にてスキーマッドな日々を送って参りました。

そんな訳で「黄金週間」ならぬ、至福の「白銀週間」を過ごした9日間。
入山初日、4/28(日)の滑走記で御座います。

Dsc01123
10:45、「滑る」前に「登る」のが月山式アプローチ。
現在の県道114号終点は、月山リゾートイン/115林班の前。
此処から約500mの雪道を、ザックザックとツボ足登坂します。

Dsc01125_20240507135701
勾配は緩いものの足場の悪い雪上行軍、結構疲れるハイクアップ。
まぁ滑る前のウォームアップと考えりゃイイのです。

Dsc01127_20240507135701
下駅直下、最後の急斜パートが結構疲れる。
特に今年は小雪の所為か、ハシの辺りの窪みが深く例年よりも急勾配。

下駅に着くと旧知の方々に御挨拶を終え、スノトレ靴をブーツに換装。
2024年.月山「初滑り」、アクティビティスタートです。

Dsc01128_20240507135701
11:00、ペアリフト乗車。
月山籠り初日から突き抜ける様な「日本晴れ」の「月山晴れ」。
雲一つ無いインディゴブルーの空がお出迎え。

Dsc01129
湯殿のお山にコンニチワ。

Dsc01130_20240507135701
そして大斜面にコンニチワ。

Dsc01131_20240507135701
大斜面、

Dsc01132_20240507135701
大斜面~朝日山地。
私めの月山歴は未だ浅く、初めて訪れた(働いた)のが6年前の2018年。
以降、コ●ナ禍ピークの2020年以外は毎年訪れてます。

今でこそ見慣れた大斜面ですが、4月末にして未だ10m以上(今年は雪少なくて7m)の深雪を抱く広大なフィールド。
そして朝日/飯豊/蔵王連峰と連なるビックスケールの大パノラマ。
「初月山」の日にペアリフトから望んだ風景(↓)には、けだし「圧倒」され、そして「感動」したのを覚えています。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2018/05/201718-cf76.html

Dsc01138
上駅より望む、霊峰月山。
シーズン初日に御尊顔を拝謁賜り、恐悦至極に存じ上げます。

Dsc01140_20240507135801
同、朝日のお山。
朝日山地は春霞が掛かり、やや朧ろな眺望。
それでも小朝日岳/大朝日岳/西朝日岳の主峰群から、竜門岳/寒江山/以東岳/戸立山の連峰山容がクリアに望めました

Dsc01141
今シーズン初月山、一発目は沢から。
ザブザブ雪で雪面タッチはモッサモサ、板の沈むサブマリンスノー。

Dsc01144
二本目から大斜面へ。
今年は上駅周辺の雪も少なく、トラバースに乗るまで斜め上に漕ぎます。

Dsc01145
トラバーーーーーース。

Dsc01146
ナチュラルバーンにドロップイン。
中央からやや右手にターンを重ね、

Dsc01149_20240507135801
今日の主戦フィールド、竹串コースへ。
ココは滑る人少ないので、比較的フラットなコンデションを維持。

Dsc01150
ザブ雪ながらもミドルターンが気持ち良く決まりました。

Dsc01155
裏山にも1本入ってみます。

Dsc01122
裏山より望む月山。
此処は人が入らないので良い写真が撮れるのです。

Dsc01159
中盤以降は人の背丈以上のクレパスが多数。

Dsc01162
四谷沢側には全層雪崩の跡。
写真で見るよりエグい崩落状況、広範囲に亘って地表ごと地崩れしています。

尚、裏山の全層雪崩情報ををインフォメーションで知ったのはこの翌日。
下手すりゃ二次雪崩に巻き込まれていたかもと、ヒヤリでした。

Dsc01163
因みに裏山は汚雪と融雪で、全面ブレーキングスノー。
殆ど「歩く」か「漕ぐ」だけで、疲れに行っただけでした。

と云う訳でこの日は足慣らしとゲレンテ状況確認、2時間/6本回して早めに撤収。
夕方からは助っ人ワークが控えてますし、それにまだ入山初日。
中抜けの2~4時間とは云え、GWの滞在中は毎日滑れますしね。
つづく。

|

« ●花道「大ピンチ」 | Main | ●Peperoncino »