●2023/24.四十三滑目「月山」
えー、早いものでゴールデンウイークが終わって一週間。
「仕事したくないな~」なんて連休呆けしていた皆様も、強制的に現実社会へ復帰。
何時の間にか平熱の日常に戻られている事と思います。
所処でGWはオシゴト全休して「姥沢籠り」、雪山ライフを満喫していた私め。
月山滞在中の滑走日誌が「溜りに溜まった」ままとなっております。
そんな訳でのGW姥沢籠り4日目、5月1日の滑走記で御座います。
10:20、115林班出立。
ココは右?、それとも左?。(※正解.右行った方が楽だし早いです)
ココは右?、それとも左?。(※正解.左から回り込んだ方が楽です)
以上、姥沢から下駅のアプローチ風景でした。
月初め、5月1日の月山は終日「曇り☁」の予報。
この日はゴールデンウイーク中一番の冷え込みとなった月山。
昨日の雨の影響もあってか、朝からは気温は上がらず5~7℃。
加えて5~6m/s程度の軟風が立ち、体感的にはそれ以下に感じられました。
「深雪の海」の向こうには「雲の海原」。
5月最初のアクティビティに雲海がお出迎え、月初めに相応しい僥倖です
浩々と広がるストラタスのネイチャーView。
10時半でこの雲相ですから、朝イチだともっと壮大な雲海だった事でしょう。
蔵王方面の雲相も美しい。
清澄な水色空をカンバスに、刷毛で引いた様な巻雲が幾重にも連なっていました。
ロングターーーン。
雨の翌日で気温が下がり少し締まったザラメ雪、しかも強風がウインドパック。
適度に均されたナチュラルフィールドでのロングターン狙いです。
コース取りはフラットコンデションの残る「From竹串 to 竹串」。
上のトラバースから竹竿サイドにドロップイン、バーン中央からスキーヤーズライトに斜滑移動して右端の竹竿コースへ。
大斜面の両サイドはミッドフィールドに較べ荒れが少なく、雪面コンタクト良好。
ザラメ蹴散らしてのロングターンが気持ち良く決まりました。
11:20、一回目のピットイン。
一昨日から続いている「ノッキング祭」はこの日も継続中。
汚雪+黄砂+芽鱗のトリプルコラボでヤニがソールに付着、数本滑っただけでスキーが走らなくなってしまいます。
この日も1本目/板走る→2本目/走りが怪しくなる→3本目/ブレーキ板化。
そんな訳でリムーバ&スクレーピング&リキッドワックスのメンテナンスタイム。
スクレーピングするとヤニの大量収穫。
そりゃスキーが走らない訳です。
大回りっ!。
グサッとした春ザラメですが下地はグリップ。
ルーズなカービングロングが気持ちイイっ♬。
気付けば空は高曇りのスキー日和。
正午を過ぎると残っていた風も止み、水色の空が広がる薄晴れとなりました。
12:30、二度目のピットイン/スキーメンテ。
下駅のパレット広場では皆さんヤニ取りタイム。
月山フリークの方ならこの時期のスノーコンデションは熟知。
リムーバ/スクレーパー/ブラシ持参で、黄砂&芽鱗対策も万全です。
ラスト1本も、竹串コ~~~ス♪。
この日はコブ「ガン無視」でひたすらロングターン回し。
充実のナチュラルバーン滑、3時間/7本回しでした。
明日からは四日連続での快晴予報、再びコブ遊びのアクティビティに戻ります。