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2024.06.17

●2023/24.五十滑目「月山」

えー、先々週6/3(月)~6/5(水)は「おくのほそ道」へ夏スキーライフ。
GWの助っ人ワーク以来、約1ヶ月振りとなる月山遠征に逝って参りました。

そして今回の雪旅を以て、2023/24シーズンも滑り納め。
スキーマッドな日々もカウントダウン「3」となりました。
そんな訳での遠征初日、6月3日の滑走記で御座います。

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9:25、115林班しゅっぱーつ。
今回遠征の月山3Days、予報では三日間全て「小雨&曇り」のパッとしない空模様。
そんな予報に反して、遠征初日の朝は青空広がる好天気配です。

只、朝が晴れてるからって「油断出来ない」のが月山なのですが…。

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県道114号線、姥沢から下駅までのアプローチ路は雪「全く無し」。
この時期(6月頭)に雪上ハイクしなくて良いってのも異例の状況。
まるでペアリフト架け替え後の風景です。

因みにこのハシですが、一応「四ツ谷川橋」と云う正式名称が御座います。

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えっ、沢閉鎖…。
と思いきや、下駅から橋に掛けての下山パートが立ち入り禁止。
残雪の下からはザーザーと沢の流れる音、雪踏み落として沢に転落しかねません。

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ペアリフトとーちゃく。
下駅スタッフさん必死の雪付け作業、花道は首の皮一枚繋がっています。
しかしこの翌日(6/3)よりヤブ増殖で滑走通行不能/板外しての徒歩移動に。
スキー履いたままリフトに乗れるのは、この日が最後となりました。

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9:40、アクテビティスタート。
5月12日の「かぐらFINAL」以来、三週間振りのスキーライフ♬。
今シーズン節目の「50」滑目で御座います。

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一ヶ月振りに拝する湯殿のお山。

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一ヶ月振りに眺める大斜面。
シマ増殖中も滑走フィールドは広く、未だブッシュ帯の迷路にはなっていません。

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早い時間帯には、雲間より月山も覗けました。
但し今回の遠征で臥牛の霊峰を望めたのはこの日のみ。
矢張り予報通りの「雨/ガス」に苛まれた三日間となるのでした。

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上駅の雪付けはこんな感じ。
取り敢えず板外す必要はありませんが…、

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トラバース路が「高い」…。
上駅から200m強ですが、階段登行で上るには長く疲れる登坂距離。
板外して担ぎ上げした方が「楽で早い」です。

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乗っちゃえば楽、洗濯板(凸)も無くスイスイ進みます。

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一発目は竹串横のナチュラルバーンへ。
スプーンカットの出来損ないの硬ザラメは、ラギッドでノイジーなガタボコ雪。
雪面コンタクトもへったくれも無く、エッジも全く入りません。
うーん、これならコブ滑ってた方が楽しいや。

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てな訳で1本目途中からコブ入り。

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三週間振りのスキーなので、最初は「浅め広め」の楽なラインをチョイス。

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以下、ずーっとコブ遊び。
この時期の月山にしては、全般的にシャローなコブラインが多いです。

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シマやヤブで所々ライン寸断も、

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コブラインは選り取り見取り。
大斜面は未だ充分回せるコンデション、これなら最終日(6/9)までは持ちそうだね。

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10:30、そして「やっぱり」の天候下降線。
トラバースより上には薄ガスが掛かり、ポツポツと糠雨も落ちて参りました。

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コブ専オンリーだと疲れるので、沢を1本回してみます。
既に圧雪入れられないので、中途半端に荒れたナチュラルバーン。
コブ未満の凸凹ギャップが狭いコースを覆い尽くしていました。
「これならコブ回してた方が楽…」。

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ボトムは可也瘦せ細っています。
竹竿とブッシュ立木のSLポールセット状態、片ハンしないように減速通過。

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花道も1レーンギリギリの雪付け。

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殆ど低速スラロームコース状態。

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翌日からは「ヤブ漕ぎ」「泥道歩き」の道と化す花道。
此処を滑り降りれたのは、この日(6/3)が最後でした。

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13:00、撤収。
東京→山形→西川町→姥沢の長距離移動+睡眠不足で流石に体調はイマイチ。
三週間振りのスキーで疲れが溜まるのも早く、7本で切り上げました。
それに夜は少しオシゴトのお手伝い、余力も残しとかないとね。

そんな訳で今シーズンのスノーライフも「マジック2」、明日明後日の2日だけです。
つづく。

 

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