●にごり江の すまむことこそ かたからめ いかでほのかに 影をだに見む
えー、20年振りの日本銀行券.新紙幣発行から丁度一週間。
「柴三郎」に「梅子」に「栄一」もチラホラと市井に流通開始。
皆様の御手元にも行き渡り始めた頃ではないでしょうか。
そんな訳でウチの釣札も今週から「令和六年」仕様、新紙幣での御返し。
但し「釣専」なので、用意しているのは仟園と伍仟園のみ。
未だ渋沢くんの御尊顔は拝した事の無い私めなのでした。
過去の類例に則れば、次の新紙幣発行は20年後の2044年。
果たしてそれまでBARの現場に立っている事は出来るのかな?。
つーか存命しているか(生きてりゃ74歳)すら不透明。
うーん、若しかしたらこれが人生最後の新紙幣取り扱い鴨ね(侘寂)。
尚本日の表題は中宮温子、伊勢集354の贈答歌。
去り往く伍仟園札肖像画、樋口一葉の短篇小説に因んだものにて。