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2024.12.11

●2024/25.二滑目「かぐら」

えー、先週月曜日(12/2)は上越新幹線にて「Go to snow」。
2024/25WINTER、屋外ゲレンテの初滑り「かぐら」に行って参りました。

思い起こせば6月5日の「月山.FINAL」からシーズンオフに突入。
「ロードを走り」「山を駆け」、来るべき冬に向けてのオフトレを続けて来た6ヶ月間。
長~い雌伏の期間を経て、待ちに待ったシーズンインです。

「今年の冬が始まったヨ❅」。

そんな訳で2024/25.スキーマッドな日々も本格的にスタート。
今シーズンは何日滑りに行けるかしら?(最低ノルマは50日でーす)。

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6:00、東京駅.上越新幹線ホーム。
寝不足の早朝起床、スキーとピステバック担いで此処に来るのも久し振り。
シーズンイン直後の平日と云う事もあり、湯沢へ向かう雪猿の姿は1~2名程です。

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7:25、湯沢駅とーちゃく/定点観測。
この日のカグリスト第一便は約15名。
東京と湯沢、朝の気温は大して変わらず冷え込みは感じません。

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8:00、みつまたステーションとーちゃく。
「あれっ、意外と人居ない」。
一便のロープウエイに乗り込んだゲストは約30名程度でした。

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202425シーズン、かぐらのトピックス。
遂に日券が「ICカード」になりました。
尤もゲートが設置されているのは、みつまたロープウェーの山麓駅と山頂駅だけ。
他のリフト乗車時は今まで通り「スルーゲート」です。

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みつまたゲレンデは雲一つ無いアクリルブルーの空♪。
この5日前(11/27)に今シーズンの営業を開始したかぐらですが、オープン以降「曇り/ガス/強風」を繰り返す毎日。
今日が今季初の冬晴れのスキー日和、「The-day」となりました。

雪が無いのでみつまた→かぐらエリアへはリフト2本とゴンドラ乗り継いでの登行。
滑走具(板)はスキーキャリーサービスに預け、かぐらゴンドラで受け取ります。
(みつまたゲレンデ/下山コース/テクニカル/ジャイアントは12/7にOPENしています)

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みつまた1高乗車。
9月にサマーゲレンデ(ピスラボ)滑って以来、2ヶ月半振りのリフト乗車。

ロープウェーから1高への連絡路は「カチコチ」の氷結スロープで転倒者が続出。
スキーを履く前にすっ転ぶなんて、シーズンインからして早々の災難ですね。

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ブーもスキーも履かず、足宙ぶらりんの図。
うーん、足元が軽くて何か落ち着かない…。

因みにボトムスは今季からのニューウェア、Schoffelのオーストラリア.アルペンモデル。

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1高からみつまた2ロマへ。
こっちもトラップ満載の氷結歩道、トレッキングシューズ履いて来て正解です。

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2ロマより望むかぐらゲレンデ。

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かぐらゴンドラ前で板を受け取り、ゴンドラ乗車。
車内でブーツ装着とレイヤーの調整。
ゲレンデが近づくにつれ、次第にテンションも上がって⤴参りました(ワクワク)。

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9:00、かぐら1高乗車。
「うひょー、気分爽快っ!!」
「White&Blue」のクール&ビューティーなコントラストがお出迎え♬。
かぐらエリアも予報通りのドピーカンです

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メインゲレンデに地表露出は見られないものの、

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スキーヤーズライト2/3が非圧雪、レフト側1/が圧雪。
まぁ雪少ないんでしょーがありません。

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Landing!!!。
逸る気持ちを宥め抑えて、スタートはプルーフファーレン~ボーゲンから入ります。
人工雪のコースメイクも、多少乗っている天然雪の恩恵でソコソコソフトな雪面タッチ。

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急斜パートに入ると「ジャガイモ大豊作」。
それでも手に負えない程のカチコチ氷塊では無く、雪面コンタクトは担保。
角付けからしっかりカマして行けば、充分にエッジは噛んでくれました。

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シーズンFirst-runを終え、見返りパチリ📷。
「ぱっと見」はフラットバーンもうねりやむくり、地形起伏のオンパレード。
雪面コンタクトに手を焼くテクニカルなコンデションでした。

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青空と白銀のバーンに一層映える、愛機ディナのトップシート。

この日は滑走勘を取り戻す作業がメイン。
オープニングの2時間はひたすらプルークボーゲンで基礎トレに励みます。
基本ポジション/外足荷重/体軸の重心位置を確認しての低速滑(特に上体と足首の角度と膝のゆとりを意識)。
意識的にニュートラルを長めに取り、切り替えで腰を回し過ぎない。
慣れてきたら膝下→股関節を使っての角付け、外足の荷重圧を強め雪面を削り込む様なエッジング。

2時間程してプルークから低速パラに移行。
ターン前半にスキーを外にズラし左右の重心位置を確認。
徐々に速度域を上げて行き、中速パラレル→緩斜面カービングへ。

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守門岳~越後三山~上越国境稜線~谷川連峰のパノラマ展望も見事。

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平標/仙ノ倉山~万太郎山~オジカ沢ノ頭~谷川双耳峰と連なる、谷川岳主脈。

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一ノ倉岳/茂倉山~武能岳~笠ヶ岳~朝日岳~七ツ小屋山と連なる馬蹄形の稜線。
右奥には日光連山、左奥には燧ケ岳の山影も望めます。

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小レスト中に一写、越後三山と巻機山もクリアに望めました。
この日は6~8本毎に10分程度の小休憩を挟むも、ほぼ通しでアクティビティ継続。
残存体力は考えてずに午前中集中型の滑走スケジュールです。

その理由は後程。

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11時を回ると融雪が進行、バーン荒れも目立つ様になって来ました。
最高気温は10℃程度も、強い陽射しで体感はそれ以上に感じるポカポカ陽気。
アンダーウェア+ミドラーのレイヤーで充分な好天でした。

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12:50、やっと休憩。
今日のランチレストはピステンプーリーの上。
天気の良い日は屋外でピクニックランチに限ります。

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13:20、戦線再開。
日照時間の短いこの時期、13時半を回るとメインゲレンデは次第に日陰化。
コース荒れに加えザク化+クラスト進行で、タフなコンデションになって来ました。

しかもシーズンイン直後で「スキー体躯」が出来ておらず、疲労の蓄積が早い。
20本回した辺りから広背筋と腰がピキピキ、前傾姿勢を保つのだけでも厳チイ…。

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15:00、結局営業ラストまで滑ってました。
最後の1時間は無理せず、再び基礎トレ(プルーク&低速パラ)に移行。
シーズンインとしては先ず先ずの感触を掴めた一日でした。

因みにこの日のGPSスタッツは以下の通り。
・滑走本数/かぐらメインゲレンデ×27本
・実質滑走時間/1ː51ː58
・総滑走距離/45.15㎞ 
・獲得標高(下降)/9716m

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15:10、撤収。
今季の屋外ゲレンデ初滑りは基礎トレ中心のメニュー。
ま、シーズンイン期には滑りのアラを洗い出して修正、そして課題の抽出。
ベースを固めとかないと、悪い癖残ったままハイシーズンに入ちゃいますからね。

と云う訳で「2024/25.WINTER」本格的なシーズンイン。
これから6月までは「スキー時々オシゴト」「オシゴト時々スキー」。
タイト&タフ&ハード、そして至福の日々が続くのでした。

 

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