●2024/25.三滑目「白馬五竜&47」
えー、先週12/9(月)~12/10(火)は「雪の日(笑)」にて臨時祝日、オシゴトオヤスミ。
今季初の白馬遠征.2daysに逝って参りました。
向かったゲレンデは私めのホームゲレンデ「五竜&47」。
嘗て世捨て人をやってた頃、冬季就労生活を過ごした旧.職場でも御座います。
折角の白馬遠征、ホントなら2~3泊したい所処も、未だシーズンイン直後。
スキー用の体躯が出来ておらず、連チャンで滑るのは2日が精一杯。
それに一応生業が酒場の主、この時期はオシゴト繫盛期ですからね。
そんな訳での滑走記で御座います。
6:30、白馬入り、現地とーちゃく。
「うぉぉ、雪ドッサリ⛄」。
直近四日間振り続けた大雪で山麓ベースでもこの雪量。
ハイシーズンを思わせる風景のとおみゲレンデ。
どー見ても滑走可能な積雪量ですが...、
スカイ4は雪に埋もれています⤵。
五竜の冬籠りスタッフ(所謂冬バイト)が入山するのは、毎年12/20前後。
雪量は充分なのに、人手不足で「動かせないリフト」「開けられないコース」なのでした。
7:00、例に由っての特捜最前線。
この場所で朝イチ待機していると「五竜来たー」て実感が湧いてきます。
12月9日の朝にグッモーニン☀。
紫昏に覆われていた夜の底に陽が射し、暖色を帯びた朝が訪れました。
予報通りの冬晴れ快晴、この時点で「絶好のスキー日和」確定♡。
朝陽を浴び、綺羅めく✨白銀のスロープ。
とおみゲレンデはセンターに圧雪車3レーン分のピステンが入ってます。
こりゃ若しかすると「今日、下山コースOPENするかも?」。
このinfoボード見るのも久し振り。
山麓ベースの気温は早朝時点でマイナ3~4℃。
ハイシーズンなら何てコト無い冷え込みですが、何せシーズンイン直後。
身体が冬仕様に切り替わっておらず、結構寒く感じます。
7:55、おいおい、今日は平日だよ。
前夜に積った20㎝オーバーの新雪目当て、キャビン駅には続々とパウキチが集結。
ゴンドラ営業時刻には200名を超える行列となりました。
8:15、一発目の搬器に乗り込みグランプリへGo!。
10分間の空中散歩は宛ら「お花見」キャビン。
澄み切った青空をバックに満開の銀花を咲き誇らせるブナの森。
ゴンドラの車窓には青白ツートンの世界、見事なコントラストが広がっていました。
アルプス平とーちゃく。
「コキュコキュ」と雪鳴きのするコットンフィールドがお出迎え。
天然雪ならではのデリケート&ソフトな雪面タッチが溜まらないっ♡。
8:25「業務連絡、トップ36番」。
やっぱりこのアナウンス聞かないと、五竜に来た実感が湧きません。
「アル3キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
「グランプリキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
逆モヒカン(凹)の圧雪オペレーション。
アル3側とアル2.4側は雪量不足、未だピステン入れられず。
ハイシーズンに較べると1/3程度のバーン幅です。
それでも垂涎のコーデュロイストライプ。
今んトコ「コレ、全部オレのものっ♡」。
2024/25シーズン.初グランプリ「Landing!!!」。
直近連日の大雪でデリケート&ソフトな雪面タッチ、そして抜群のグリッピング。
「ブヴォォン」とコーデュロイを切り割く足裏感覚は鳥肌モノです。
但しヤワ雪が故にエッジが嚙み過ぎ、スキーの走りもやや鈍い。
個人的にはもーちょい「カチッ」としたバーンの方が好みなのですが、12月初旬としては近年稀に見る雪量とコンディション。
コレに文句云ってたらバチが当たります。
スタートから数本はやや正対を意識したミドル回し。
夏道や地形起伏のギャップ箇所を情報収集。
バーンのスクーリングを兼ねて、ターンサイズ/スピードレンジを抑えての7割滑。
この日のメインバーンは、大雪後のグランプリ「有る有る」。
ゲストの大半は「Pow喰い」狙いで、線下やテクニカルのオフピステに集中。
オンピステを回すゲストは少なく、フラットコンデションは意外と長持ちしました。
しかしコースが狭いのと脆い雪質で、グランプリとしてはイマイチのコンディション。
もーちょいカチッとしたバーンを回したいなぁ。
9:30、そんな訳で早めに河岸替え。
パノラマ~R8からR1に向かいます。
R1は予想以上に良コンディション。
47側でも殆どのゲストがPow狙いでR2/R3をチョイス、R1は混雑少なめ。
北斜面の恩恵でグランプリに較べパックも硬く、足場が崩れる事もありません。
フルカービングでのミドル~ロングターンが気持ち良く決まりました。
冬山ならでは、青白ツートンの「Cool‐beauty」なコントラスト。
ブナの開花は4月から5月。
しかし春の花期に先んじて、真冬にはフロストの白銀花を開かせるのです。
R1はボトムまでしっかり圧雪。
ゴンドラ乗り場までしっかり雪付いてます。
午前中はR1でカービングタイムを堪能。
お昼過ぎに一旦グランプリに帰投、何本がアル3を回そうと思ってたら、
12:30、下山コースが開放される寸前じゃありませんか♡。
グランプリに戻って来たタイミングと「ドンピシャ」♬。
勿論こんなの逃すテは無し。
2024/25シーズン、下山コースの1stトラックを頂きます。
因みに下山コースオープンのテープカットはレッドブル副隊長。
手には「非圧雪」「超上級者専用」のinfoボード。
ダイナミックは「膝下ズッポ」の超ディープな激Pow。
スラ板では減速せずに滑り降りるのが精一杯。
パウ板ボーダーや太板スキーヤーに面白い様にパスされてしまいました。
(ダイナミックの面ツルは10分持たず、早々に売り切れました)
隠れた良コース、とおみ2。
フルカービングには御誂え向きの手頃な中斜面。
堰堤からキレーにピステン入っており、キレキレのターン面白い様に決まります。
此処だけ回したいが為、思わずもう1本キャビン回ししてしまいました。
ランチ後もR1を主戦バーンに取ります。
荒れも進んで来たのでアタッキングな滑りは封印。
専ら低速でのプルーク/パラで基本ポジション/重心位置/外足荷重と云ったバリトレに費やしていました。
結局この日はグランプリより47を回している本数が多い一日。
アル3偏愛主義の私めとしては珍しいアクティビティでした、とさ。
つづく。