●続.迎春の支度
えー、真夜中の瓦礫坂の底よりコンバンワ。
金曜日の商いを終え、日付が変わった12月28日(土)未明は「オシゴト後のオシゴト」。
年神様のお迎えに注連縄と注連飾を奉祀っておりました。
此処から先は天岩戸。
天照さんが引き籠った高天原は太陽神を失った「晦冥の世界」。
ウチの商いは夜の水商売なので、お日様とは無縁な「宵闇の世界」。
常世と俗世を隔てる注連縄で御座います。
「この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ」
本来これは神棚用の小振りな注連縄。
でもウチの軒庇には店名由来のミニチュアコアントローがずらりと鎮座。
でもって松尾大社さんの「販酒御守」を奉っておりまする。
そんな訳でウチの軒下は云わば酒場の宮形、神棚用の注連縄でモンダイ無い訳です。
注連飾りは栂ノ尾さん。
武蔵野の地でも鳥獣戯画の注連飾を入手出来る昨今御時勢。
高山さんも手広く商いされてますね。
と云う訳で、武蔵野口の場末のバァ「続.迎春支度」。
年内の商いも、残す所処あと3日で御座います。