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2024.12.29

●2024/25.七滑目「石打丸山」

えー、今週は三週間振りに白馬に出掛けなかったスノーライフ。
それでも雪山行脚に穴を空ける事は無く、月曜日の定休日は雪曜日。
湯沢エリアは日帰りスキーのホームゲレンデ、石打丸山に逝って参りました。

そんな訳で12月23日は今シーズンの初石打.滑走記で御座います。

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7:25、湯沢駅とーちゃく。
この日の気懸りは「風🌀」、スノキャス予報では終日強風の湯沢エリア。
特に午前中は25~30km/hの暴風予報となっています。

そんな理由もあって標高の高い「かぐら」を外し、里山ゲレンデの石打をチョイス。
因みにかぐら行きのシャトルバス乗り場では「本日は強風の為、みつまたゲレンデのみの営業となっています」のアナウンスが流れていました。

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750、中央口とーちゃく。
取敢えず板デポ、何処のスキー場でもやる事は同じです。

風は立っているものの、山麓ベースではリフト運行に支障が出る程じゃ無し。
これなら最悪でも大丸とパラは回せるかな、と少し一安心。
あとは「頼むから山頂リフト、動いてくれ(祈)~」。

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8:30、アクティビティスタート。
今季初の石打滑、最初に乗ったゴンドラ№は①番。
一番乗車の1番搬器、まぁ何にせよ「1」ってのは縁起の良いモノでして。

尚、この日から下山コース(サンライズライン)がOPENしていました。

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オープニングは銀座~サンライズライン。
オンピステ上には約15㎝の新雪が乗るも「如何にも湯沢」と云った湿雪パウ。
銀座ゲレンデでは斜度不足、モサモサとした積雪抵抗でスキーが全然走りません。
うーん、急斜パートのダイナミック/デビルダウンが滑走不可なのが痛い…。

しかも横殴りの大雪と薄靄で極.視界不良のコンディション。
「白(雪面)×白(吹雪)×白(靄)」のフィルターが掛り、雪面情報が目視不能。
「夏道のクニックで弾き飛ばされるは」「圧雪/非圧雪の端境に突っ込むは」散々なオープニングでした。

観光3が動き出したのを見計らって大丸/山頂に向かいます。

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山頂クワッドが準備中なので、大丸を2本摘まみ食い。
ノートラックがタダ残り、板も銀座より走る。
意外と美味しかった大丸Powでした。

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9ː30、ボチボチ山頂Qが動き出す頃かな?。
ヘヴィユーズのゲレンデなので、大体のリフト遅延/運行時間は読めるのです。
狙い通り、10分程度の待機で営業開始となりました。

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山頂回し、スタート。
風が強いのが幸いして靄は籠らず、ゲレンデミドルに較べ視界はクリア。
寒さもまぁ許容範囲(-3~4℃+強風で体感気温マイナ7℃)です。

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で、ちょぴり重めの湯沢雪ですが、

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皆さん「Pow祭り」を楽しんでおられます。
低標高(920m)とは云え流石にゲレンデトップ、山麓部に較べりゃ雪が軽い。
オンピステのノートララインに板を走らすとスキーの走り/抜けもまずまず。
石打としてはドライなパウダーコンデションでした。

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オンピステの面ツルが完売すると、次の狙いはこっち。
線下のオフピステエリア、膝高ズッポのディープスノーを頂きます。

スラ板だともーちょい苦戦するかと思いましたが、意外と御し易く楽しい。
先週の五竜遠征がドカ雪続きで、2日間丸々の「パウ祭り」。
お陰でこのコンデションには直ぐにアジャスト出来たのでした。

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11ː15、ハツカ石に移動。
標高の下がった分、湿雪傾向が増して「重い」「抜けない」「沈む」の三重苦。
オンピステ側(右)もオフピステ側(左)もモサグサで、あんまり楽しくありません。
4本回して山頂ゲレンデに戻りました。

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しかしまぁ、

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今日はホントに、

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ドカドカ良く降る事。
この日は日中だけで20㎝位は積もったんじゃ無いでしょうか。

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中央口ベースでも「膝下ズボッ」、昨夜~今日だけでこれだけ積もってます。
白馬程じゃありませんが、シーズンスタートから大雪に恵まれた石打丸山。
この翌日には積雪量が例年の倍近くの180㎝超えとなりました。

12月下旬でこれだけ雪が多い湯沢/南魚沼は、2013/14シーズン以来。
此処15年でも特筆すべき大雪のシーズンインです。

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13ː00、ランチを済ませアクティビティ再開。
冷え込みと風が嫌われて、山頂を回すゲストは時間を追う毎に減少。
初~中級者の皆さんはパラ沢/大丸/銀座に退避されたみたいです。

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相変わらずの大雪ドッカドッカ。
山頂ゲレンデと大丸の「プチリセット状態」は午後になっても継続中。
日中になって冷え込みが増してきたので、モサグサ化も然程進みませんでした。

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15時を過ぎると降雪は収まり視界もクリアに。
分厚い層雲の隙間から飯士山と舞子ゲレンデが覗ける様になって来ました。

午後は山頂のオンピステと大丸のオフピステを主戦に取るローテーション。

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15ː30、ガスガスフルフルガスワンダフル♬
しかし視界の利く時間は僅30分、再びガスに覆われちゃいました。
ボチボチ疲れも溜まってきたし「まぁコレが頃合いかな」。
16時に大丸から中央口に下山、そのままアクティビティ終了と致しました。

と、こんな感じの2024/25シーズン「ファースト石打(解る人には解る小ネタ)」。
湯沢エリアとしてはまずまず軽めの雪質で、ほぼ終日のパウ祭でした。

しかし前回の白馬でも同様のコンディション、新雪喰いも食傷気味です。
そろそろカチッと締まったパックバーンを「ギュインギュイン」削りたいなぁ。

そんな訳で年末年始は大晦日/五竜、元日/戸隠の信州遠征です。
おしまい。

 

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