« December 2024 | Main | February 2025 »

2025.01.31

●何だ神田の「神保町」

えー、つい数日前に新年を迎えたと思ってたら、@云う間の睦月晦日。
毎年の事乍ら、年明けから春先迄の月日が過ぎるは早いもの。
「一月は往ぬる」「二月は逃げる」「三月は去る」の諺通りで御座います。
なーんて云ってるうちに「光陰矢の如し」な一年の上四半期。
気付けば梅が散り冬が去り、桜の季節を迎えているんでしょうね。

所処で本日は所用有りて「千代に八千代に」千代田区へ。
中野坂上から地下鉄2本乗り継ぎ、訪れた街は神保町です。

Dsc03551
都営新宿線の駅ホームは、壁一面が本棚の背表紙を表現したタイル。
「本の街」に相応しいモチーフとデザインです。

で、果たして何用で神保町に足を運んだのかと申しますと、以下五択クイズ。
①カレーを食べに行った。
②トンカツを食べに行った。
③古書店巡りに行った。
④スキーショップ巡りに行った。
⑤書泉ブックマートのグラビアイベントに行った。

古書店巡りが好きな私めとして、④は有りっちゃ有り。
しかしオシゴトの都合上、今日の神保町滞在は上限1時間半。
残念ながら「書架の海」を回遊している時間は有りません。

そんな訳で実質、答えは「一択」なのでした。

Dsc03547
石井スポーツ.コンペ館。

Dsc03548
カンダハー.本店/ウェア店/アウトレット店。
探し物は見つかりませんでしたが、スキーアイテムを物色するのは楽しいもの。
でも「スキーショップの街.神田」と云えども、レーシングギアを取り扱っている店は少ないんですよね…。

でもってこれからお店入り、オシゴトの支度に取り掛かります。
今宵は月末週末の書き入れ時、果たして商いの客入りや如何に?。
てな訳で一月最後のエントリーでしたとさ。

 

|

2025.01.30

●2024/25.十四滑目「白馬五竜&47」

えー、大分遅れてのエントリーですが、先週は「第五次白馬遠征」の滑走記。
ゲレンデは例に由って昔の仕事場、白馬五竜での2days。
そんな訳で遠征初日、1月20日(月)のアクティビティで御座います。

Dsc03371
6ː45、ゲレンデイン/とおみゲレンデは静かな朝。
情緒的な表現ではなく、スノーマシンが稼働してないので「本当に静か」なのです。
言い換えると「降雪機が回せない=暖かい朝」でもあるのでした。

Dsc03372
朝靄の底に眠る白馬盆地は、宛ら墨絵の世界。
岩戸山を前衛に左に焼山、右は小谷山地の稜線。

Dsc03374_20250124024501
天狗の空に浮かぶ有明の月。

Dsc03375
朝ぼらけ 有明の月と見るまでに 白馬の里に積もる白雪
中潮の残月には雨の海/嵐の大洋の陰影も望めました。

Dsc03378_20250124024501
東雲の空より出ずる暁光。
紫昏の影に覆われていた雪の底にサンピラーが射し、暖色を帯びた朝が訪れました。

なーんてやってると、1時間強の待機時間は@云う間に過ぎていくのです。

Dsc03379
気付くとキャビン駅舎には何時もの面々が勢揃い。
雲こそ多いものの、青空広がり陽光の注ぐスキー日和。
この日は「曇り時々晴れ」の予報でしたが、こんな外れ方なら大歓迎です。

8時15分にキャビンは定刻運行、一発目の搬器に乗り込みグランプリへ向かいました。

Dsc0338186
8ː25、「業務連絡、トップ86番」。
中層の空には風が立っているらしく、ダイナミックに動く雲。

Dsc03384
リフトから振り返ると東南方面には雲の絨毯。
善光寺平は雲の底、そして上信国境稜線には雲海が広がっています。

Dsc03385
特に浅間山~八ヶ岳~南ア方面は深く広い雲海原。

Dsc03390_20250124024601
で、毎度毎度の御約束、

Dsc03392_20250124024501
無人の朝イチグランプリ、

Dsc03393
貸切タイムの三連写。
最初の1本は「コレ、全部オレのモノ」です。

Dsc03394_20250124024601
パノラマも良さげなコンディション。
しかし白馬三山と五龍岳は層雲に覆われ、山姿を望めない朝でした。

Dsc03396
最初の一本「頂きまーす♬」。
「カチッ」と締まったパックに薄皮一枚の粉雪ファンデーション。
直近5日間の白馬は纏まった降雪が無く、ややアイシーなコンディションです。
それでも雪玉や割れは殆ど見られず、エッジグリップ/雪面コンタクトは抜群。
フラットに均されたピステは絶好の高速バーン仕様となっていました。

Dsc03398_20250124024601
ワイドバーンには気持ち良さげなカービングシュプールが刻まれていきます。
1本目/2本目はコンディション確認がてら、ミドルターンでの7割滑。
3本目からスピードレンジを上げての「高速ロング祭」スタートです。

Dsc03403_20250124024601
朝イチ早々、パトさんのお世話になるゲスト。
高速仕様のパックに+ゴキゲンな冬晴れのコンディション。
ついつい自分のレベルを超えたオーバースピードで滑っちゃいがちです。
この日の朝も「行先は板に聞いてくれ」的な滑走者(特にスキーヤー)が散見。
スピードがアンコントーラブルな滑りは「滑走」では無く「暴走」なのです。

Dsc03400_20250124024601
時間を追うに雲は切れ、陽光徨めくスキー日和に。
兎角「豪雪」「爆雪」と「ガス」に当たる事の多い今シーズンの白馬遠征。
晴れた日の朝イチグランプリは12月初旬以来、一ヶ月半振りです。

Dsc03404_20250124024601
これぞ朝イチグランプリの真骨頂♪。
「楽しい♪」「気持ち良い♫」「止められない♬」。

2時間/16本回した所処で一旦河岸替え、47へ向かいます。

Dsc03407
10ː35、R1もグランプリに負けず劣らずのウルトラコンディション。
「From降車場 to乗車場」ノンストップでLine-Cを回します。

Dsc03408
でも今日のメインはこっち、47のアーデルボーデン「R2」。
パウ日以外は回すゲストが少なく、バーン荒れも殆ど有りません。
3ターンでの一気下り、ハイスピードでのロングターンが気持ち良く決まりました。

Dsc03408_20250124024601
南沢ノ頭(通称1450)より、御約束フォト。
お昼前になると、やっと武田さんが御出座しになりました。

Dsc03409
千切れ流れる層雲から姿を現す、武田菱と龍の頂。
Line-Cを8本回した所処で12時半。
「お昼過ぎ」の「お昼空き」を狙ってグランプリに戻ります。

Dsc03412
12ː40、ランチタイムのグランプリはスーパー過疎♡。
バーンの荒れは軽微、まだまだ高速ロングで回せるコンディション。
しかも滑走者が少ないので、スピードレンジ/滑走ライン/ターンサイズ自由自在の
「遣りたい放題」。
そんな訳で昼イチグランプリ「ブン回しタイム」スタートです。

Dsc03413
しかし「これじゃ、止めるに止められない…」。
ゲストが増えてきたら切り上げる算段も、ずーっと続くガラガラの時間。
うーん、昼食取る時間を完全に見失った…。

12本回した所処で14時過ぎ、やっと遅蒔き乍らのランチレストに向かいました。

Dsc03414
14ː15、エスカルテラスではインバウンドゲストが宴会タイム。
空になった「缶ビール」「缶チューハイ」「缶ハイボール」がテーブルに山積みです。

因みに飛び交う言語は「英語/5 中国語/2 日本語/1 その他言語/1」でした。

Dsc03415
14ː45、アル3回し、レイトアフタヌーンの部スタート。
グランプリの下半分は既に日影化、サボった滑りしてると板が叩かれます。

Dsc03416
上半分は未だ日向。
斜陽で陰影が付き、バーンの荒れ具合が良く解ります。

Dsc03418_20250124024801
14ː50、しかし日向を保っていたのはこの時間まで。

Dsc03419_20250124024801
20分後には紫昏のカーテンに覆われてしまいます。
日影に入ったバーンは荒れとクラストで滑走ノイズの大きいコンディション。
雪面コンタクトを保つのが精一杯、山回りで落とされ気味の滑りとなってしまいました。

Dsc03420
15ː25、地蔵の肩に沈む夕日。
アル3が営業を終えた後はコスモを6本 スカイを7本回して〆。
明日は終日の晴れ予報で、天候的にはスキー日和の一日となりそうです。
でも6日連続での雪日照り、ゲレンデコンディションの方がチト心配だな…。

※因みに1/29~1/30に掛けての白馬は「災害級豪雪.リターンズ」。
  五竜アルプス平では1mを超える積雪でゲレンデの安全確保が難しいと判断。
  ゴンドラと上部リフトが営業を取り止めると云う、トンデモな爆雪でした。
つづく。

 

|

2025.01.29

●苦情ネギ

えー、此処十日ばかり暖かい日が続いている「トーキョーの冬」。
まぁそれでも冬は冬、お鍋なぞの美味しい季節で御座います。

と云う訳で今宵の夕餉は「水炊き」。
お豆腐にエノキに水菜に白菜、それと動物性蛋白質にかしわ。
おっと、コレを忘れちゃイケマセン。

Dsc03544
九条ネギ。
鄙びた洛外民とは云え、一応ミヤコ人の私め。
やっぱり葱は九条ネギじゃ無くっちゃね。

因みに年中出回っている葱ですが、食材としての旬は冬場です。

Dsc03545
しかしよく見ると、葉身が変色しています。
「あちゃー、ちゃんと選別して買っときゃ良かった…」。

そんな訳でコレがホントの「苦情ネギ」。
お後が宜しい様で、チャンチャン。

 

|

2025.01.28

●2024/25.十六滑目「石打丸山」

えー、本日は昨日ログの続きみたいなもの。

月曜日はオシゴトオヤスミにて、例に由ってのスキーライフ。
今週は白馬遠征Bye-weekで日帰りスキー、向かうゲレンデは石打丸山です。
しかし目を覚ましたのは予定より3時間半遅れの8時30分。
「やってしまた、痛恨のお寝坊さん…」

急ぎ新幹線とバスの時刻表を調べ直し出立も、ゲレンデに着いたのは正午前。
そんな訳でアフタヌーンのみの「半日スキー」滑走記で御座います。

Dsc03507
12ː00、アクティビティスタート。
今季3度目の石打滑ですが、過去二回のサンライズEXは何れもゴンドラのみの運用。
やっとチェアが掛って本来の「コンボリフト」仕様になっていました。

Dsc03508
そんな訳で今季初めてのチェアリフト乗車。
ゴンドラを使うと乗降車場でスキーの着脱するのが面倒。
やっぱり板履いたまま乗れるチェアの方が有難いのです。

Dsc03510
ゲレンデボトムの日中気温は約5℃、「暖かい」を通り越して「暑い」。
で、バーンコンデションは銀座~サンライズラインも、

Dsc03509_20250127213501
ダイナミックも既に「ザブザブ」の「グサグサ」。
削られたザラメの層が下地に分厚く乗る、融雪×湿雪×重雪のサブマリンスノー。
まぁ到着したのが正午だから仕方ありません。

Dsc03512_20250127213501
マトモな雪を求めて山頂に向かいます。
中央高速Tより望む湯沢の温泉街、背後には里山を前衛に谷川連峰主脈。
この角度からだと万太郎山が映えて望めます。

Dsc03514
パラ尾根は結構良さそう。
でも此処は山頂からの下山路、「回す」コースじゃないんですよね。

Dsc03515_20250127213501
大丸はザラメ層も乗っておらず、荒れも少なめ。
ゲレンデボトム~ミドルに較べると雪質もドライに変わり、結構イイ感じ。
如何やら今日は「グリーンより上」が主戦エリアかな。

Zdsc03516
12ː40、山頂とーちゃく。
銀座エリアから遠目に見ても、コース荒れの目立っていた山頂ゲレンデ。
果たしてコンディションは如何に?。

Dsc03522
案の定それなりにボコボコ。
浅い起伏が不規則に形成、中途半端な荒れ具合。
その上挙動不審なゲストが多く、ロングターンで回すには厳しいコンデションです。
ま、それでも山麓部に較べると雪質は良く、融雪ザラメもありません。

上の急斜部はリフト沿いのラインを短いエッジングでのショート。
踊り場からボトムの緩斜面はカービング利かせてのミドルで回しました。

Dsc03517_20250127213501
今日は山景眺望が絶好調。
気温の割に湿度は低く清澄な大気。
上越国境稜線~越後三山~守門岳のワイドパノラマがクリアに望めました。

Dsc03524
ランチタイムの時間帯でも結構な賑わいです。
13時半を回ると太陽が雲に隠れ日陰化、バーンも少しカリッとして来ます。
9本回した所処で河岸替え、ハツカ石に向かいました。

Dsc03528_20250127213601
13ː50、ハツカ石はザブザブの融雪ザラメ。
「やっぱり今日は標高下げるとダメだな…」。
ハイシーズンに春雪のトレーニングなんぞしたく無く、3本回して撤収。

Dsc03532_20250127213601
続いて大丸へ。
14時を過ぎると、雲に隠れていた太陽が再び姿を現しました。
終日「曇り/時々晴れ」だったこの日の天気予報、良い方向に外れてくれました。
この時間帯の大丸はまだ日向、影がスロープを覆うまでロングターンで回します。

Dsc03533
15:25、再び山頂ゲレンデ。
こっちは既に完全日陰化、コース荒れに加えクラスト化。
雪面コンタクトの難しいテクニカルなコンディションになって来ました。

Dsc03535_20250127213601
守門岳の左裾奥には栗ヶ岳(左)と五泉白山(右)が望めます。
丁度新潟県のヘソ(中央部)に座する山、この辺りまでが越後山脈の狭義山域。

Dsc03534
130㎞の北方彼方には飯豊山地も望めました。 
石打から飯豊山が見えるのはシーズン中数える程、大気の澄んだ晴日だけです。
白妙に輝く主稜線は、左より大日岳~御西岳~飯豊本峰。

4本回したところ16時、山頂Qは営業終了。
標高を一段下げ、再び大丸に向かいます。

Dsc03536
夜の帳が下り~て、街に灯~が点る♬。
ナイター照明が点灯、ブルーグレーのスロープに光が射しました。

Dsc03539
これ位の照射でも「有る」と「無し」じゃ大違い。
バーン情報が目視で拾え、滑り易さが格段に上がります。

ラスト1時間は大丸でショートターン特講、7本回して〆と致しました。

Dsc03543_20250127213601
17ː10、「コレ、ちゃんと全員乗れるの?」。
リゾートセンター前では、湯沢駅行のシャトルバス乗り場に長蛇の列、
行列に日本人の姿は少なく、大半はインバウンドのゲストです。
でも白馬に較べるとそれ程「異国感」がありません。
理由は「殆どがアジア圏の方々」だからです。

スキー/スノボを目的に日本に来られる欧米ゲストは殆どが「JAPOW狙い」。
ドライスノーが売りの北海道や白馬.野沢などに向かわれます。
従い湿重雪の湯沢エリアは白人さんの選択肢に無く、レジャー/リゾート目的の東アジアゲストを中心とした構成になるのてした。
因みにこの日の言語比率は「中国語/6 日本語/3 その他言語/1」てな具合。
春節の大型連休が始まった事も有り「チャイナタウン」と化していました。

と、こんな感じの一月最終滑、惰眠の所為で不完全燃焼の一日でしたとさ。
おしまい。

 

|

2025.01.27

●I messed up

惰眠の長いトンネルを抜けると、朝の8時半だった。
頭の中が真っ白になった。

えー、本日はオシゴトオヤスミで日帰りスキーライフ。
始発の上越新幹線にて雪国へ、今日のゲレンデは石打丸山で御座います。
駄餓死仮死…。

Zdsc03505
あーぁ、やっちゃった💀…。
目が覚めたのは起床時刻の3時間半後、まさかの「お寝坊さん」…。
急ぎ新幹線とシャトルバスの時刻表を調べて出立。
ゲレンデに着いたのは正午前、実質「半日スキー」となってしまいました。

Dsc03512_20250127213501
しかも、

Dsc03514
こんな日に限って、

Dsc03533
お天気が良かったりするものです。
朝イチの一番美味しい時間を逸し、既にバーンは荒れと融雪でザブザブ雪。
思いっきり「不完全燃焼」のスノーライフとなってしまいました。

ま、それでも滑走本数41本/滑走距離35㎞。
フツーの人々の一日分以上は回してたんですけどね。

そんな訳で痛恨の「一月最終滑」でした、とさ。

|

2025.01.26

●暇なので忙しい日曜日

えー、一週間の中で一番暇な日曜日の商いを終え、只今帰宅。
晩酌を飲りつつ、日付変更線前のエントリーで御座います。

所処で今更乍らですが、月曜日が定休日の武蔵野口の場末のバァ。
基本的に日曜日はフツーに商いしております(※スキーシーズンを除く)。

まぁ算盤勘定的には閑散日の日曜をオヤスミにした方が得策。
しかしそうしない理由ってのは以下の通りです。

①赤坂時代のゲストで、土日しかお越しになれない方々の為。
②平日休んだ方が何処に出掛けても空いてる為。
③暇な日じゃないと出来ない雑事を片付ける為。

個人的には②(特に冬場、土日の混雑したゲレンデは避けたい)。
お店的には③の理由が大きく、平時じゃ出来無い仕事を片付けるのに重宝する日曜。
てな訳で今宵も暇にかまけて細々とした雑務に勤しんでおりました。

・営業管理データと帳簿の整理、あと在庫の確認。
・バックバーの酒棚(正確に云うと本棚)の修繕。
・普段は手の届かない什器周りのお掃除。

しかし来客の無い事を前提にしての諸々作業。
うーん、果たしてコレは「正しい営業」なのか否なのか…。

Dsc00561_20240407183901
でもって包丁とアイスピックのメンテナンス。
営業中に研ぎ物なんて、日曜日じゃなきゃ出来ませんからね。
因みに商いの実入りの方ですが…、まぁお察し下さい

そんな訳で明日は定休日、石打丸山へ滑りに逝って来ます。

 

|

2025.01.25

●2024/25.十三滑目「白馬五竜&47」

えー、例に由ってスノーシーズンは目眩くSKI-MADの日々。
月×8~9日ペースで雪山に出掛けている場末の酒場の主で御座います。
そんな訳で先週の「第四次白馬遠征」五竜&47.3daysの滑走記up。

遠征最終日は1/16(木)のエントリーになりまする

Dsc03306_20250124022301
6ː00、起床の気象。
「塩の道」の歩道は大人の背丈程ある「雪壁バリケード」。
昨日からの豪雪は落ち着いたものの、未だ降り止む気配はありません。

スノキャス予報だと今日は晴れる筈なんですけどね…。

Dsc03308_20250124022301
6ː55、ゲレンデイン。
例に由ってのキャビン駅待機、しかし今朝のパトさんは何か慌ただしそう。

Dsc03313_20250124022301
チケセンの元同僚から情報入手、理由判明。
今シーズン1.2の「ドッカン振り」となった昨日の災害級爆雪。
その影響で今朝もテストスキー(アバランチコントロール)、しかも3本。
「キャビンの営業開始は多分9時半~10時頃になるよ」との事です。

所処で7時半になっても降り止まぬ雪「今日、ホントに晴れるの?」。

Dsc03316_20250124022301
7ː55、仕方無いのでスカイ4からのオープニング。
昨日「たっぷり」積もった雪で、とおみゲレンデはアルプス平並みの良雪質。
しかし如何せん緩斜面、3本回して「もう飽きた…」。

キャビンの運行開始に色目を使いつつのアクティビティも、これじゃ時間の無駄。
スカイ4を後にしていいもりに向かいました

Dsc03319
8ː30、コス4でいいもり道場回し。
で、この選択が大当たり。

Dsc03318
ポールバーン。

Dsc03320
線下大町側(DISCOVERY)。
しっかりパックされたバーンは昨日の大雪が利いて適度にソフトな雪面タッチ。
グリップ/コンタクト/スキーの走り、何れも抜群のコンディションです。

両コースを交互に回し5本、キャビンの搬器が流れ出したので駅舎に戻りました。

Dsc03321
9ː00、駅舎には既に60~70人の行列、皆さん殆どがパウキチです。
キャビンの営業開始は思っていたより早く、約1時間遅れでのスタートとなりました。

Dsc03323
9ː30、グランプリはブルーグレーの世界も視界はクリア。
オンピステは5㎝程度の新雪、オフピステは昨日の残り福がドッサリ。
今日はスラ板なので圧雪バーン狙いです。

Dsc03325
オープニング早々、お困りなインバウンド。
6番線下の非圧雪エリアで転倒、スキー板が外れて行方知れず。
40分程の捜索を経て、何とか発見出来たみたいです。

Dsc03330
一枚バーンにはピステ上に5㎝程度のドライスノーがトッピング。
前日が50~60㎝の豪雪だったので、ヤワくて脆いパックかと思いきや、意外としっかり固めのグルーミング。
ルーズにスキッド入れてソフトな新雪タッチを楽しむも良し。
ガッチリ荷重してフルカービング噛ますも良し。
絶好の高速ロング回しコンディションの朝イチグランプリでした。

所処でこの日は、Powder‐dayのグランプリ「あるある」。
パウキチさんたちはオフピステの面ツルがターゲット。
サイドカントリーやテクニカルに向かわれ、ゲストが程好く分散。
一枚バーンを回すゲストは少なく、フラットコンデションは意外と長持ちしました。

Dsc03338_20250124022301
線下ではパトさんがオシゴト中。
記録的な大雪となった今シーズン前半戦の白馬。
防護マットの巻き直しも例年の倍以上の回数となっている事でしょう。
因みに青いヘルメットはレッドブル副隊長。

Dsc03340
10ː20、小一時間もするとオンピステも混み合って参りました。
回すラインが取り辛くなり、12本回した所処で河岸替え。
パノから47に向かいました、

Dsc03345
10ː50、R1。
ソコソコ混み合っていますが、これなら許容範囲内。
何よりグランプリに較べ陽射しが入り、雪面情報が目視で拾い易い。
マージン取った速度域でのミドル~ショートターンならストレス無く回せました。

Dsc03347_20250124022301
12ː00、4本回して最後はR1ボトムまでダウンヒル。
ゴンドラ/リフト3本乗り継ぐのも面倒なので。△バス乗ってエスカルに帰投。
ランチタイムに入り、空いてる(であろう)グランプリに向かいます。

Dsc03354
12ː25、グランプリは相変わらずの「白夜の森」。
如何やらスノキャス予報(晴れ)は大外れ。
今季の白馬遠征はこんな日ばっかりに当たってます。

Dsc03357
所処が13時前になると次第に雲が切れ始め、

Dsc03360
瞬く間に晴れ基調になって来ました。
うーん、こうなるのが4時間遅い。

Dsc03359
完全に抜けたっ♡。
天候良化/ゲストは数える程/バーンコンディションも上々。
時間帯的にはランチレストを取る頃ですが、こーなると止めるに止められない。
飯食ってるバヤイじゃ無く、遮二無二グランプリを回します。

Dsc03361
「THIS IS GRAND‐PRIX ♪♪♪」
スタート時刻が遅れた事とゲストがオフピステに分散した事で、この時間帯になってもバーンの荒れは軽微。
午後イチグランプリは絶好の「ロングターン祭」タイムとなりました。

Dsc03363
13ː50、下山/やっと飯。
とおみゲレンデも青空広がるスキー日和に。
キッズや初心者さんの楽しそうな声があちこちから聞こえてきました。
(※.但し殆ど英語)

Dsc03364_20250124022301
14ː35、戦線再開/レイトアフタヌーン.グランプリの部。
日が落ちるのが早いこの時期、30分待たずにグランプリは日陰化。

遠征最終日のこの日は15時半のゲレンデ撤収。
グランプリ×3、コス4×2、スカ4×1を回して〆と致しました。

Dsc03365
最後の最後になって、雲間より覗き見えた武田菱。
今シーズンは大雪か豪雪か爆雪に当たる事の多い白馬遠征。
武田さんの御尊顔を拝するのも久し振りです。

と、こんな感じの第四次白馬遠征.3days。
半日だけでしたが、やっと(一ヶ月振り)冬晴れの五竜に当たった最終日でした、とさ。
おしまい。

 

|

2025.01.24

●来週のオヤスミ案内

えー、スキーシーズン中はお店の営業日が「冬型シフト」に変更。
月曜の定休日に加え「雪曜日」がオヤスミ。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末の酒場で御座います。
そんな訳で来週の定休日インフォメーションになりまする。

※1/27(月)がオヤスミとなります。

来週は定休日(月曜日)のみのオヤスミ、臨休(雪曜日)はありません。
てな訳で宜しくお願い致します。

|

2025.01.23

●2024/25.十二滑目「白馬五竜」

えー、今週の火~水曜日は「第五次白馬遠征」in五竜47。
両日共に冬晴れの好天に恵まれ、Happy&Gratificationの二日間でした。

でもその前に1/14~16「第四次白馬遠征」3daysの滑走記が未だ停頓中。
滑走ペースに滑走記upが追い付いておりません。
そんな訳で先週.1月15日の滑走記エントリーで御座います。

Dsc03258
6ː00、起床の気象。
うわぁ(驚)
ドッカドッカと「降ってる降ってる」

ワッサワッサと「積もってる積もってる」。

前夜の降雪予報は山麓で10~15㎝/ゲレンデトップで20㎝。
それがこの積雪量、村ベースでも30㎝を越えるドッカン雪。
「塩の道」は「深雪の道」へと姿を変えていました。

Dsc03259
県の除雪車作業が終わった後も、瞬く間に道路に積もる雪。
宿泊施設などの除雪グレーダがフル稼働中です。

Dsc03260
エスカル坂ではスタックして身動きの取れないツアーバス。
最大傾斜部(レディダイアナ~アベスト)に辿り着く前にこの有様。
大雪時に「チェーン無」でココを上るってのが無謀です。

Dsc03263_20250119222601
7ː00、ゲレンデイン。
とおみゲレンデの積雪はエスカルの基壇を50㎝以上超えてます。
今季は記録的な大雪に恵まれた(苛まれた)白馬地方。
そして一晩の積雪量としては、この日が今冬1~2の爆雪でした。

Dsc03261
前夜の積雪はゲレンデボトムでも30㎝オーバー。
最早「恵みの雪」を通り越して「雪害」レベル。
「こりゃ、テストスキーでゴンドラ動くのソートー遅れるな…」

Dsc03265_20250119222601
五竜クイズ/さて、此処は何処でしょう。
何時ものルーティン(キャビン待機)には向かわず、エスカル内でのんびり待機。

Dsc03267
そんな間にパウ板を調達。
今日はELANのRipstick、ツリーラン狙いでステアリングの利く171-94をチョイス。
しかしこの判断を後から大後悔するのでした…。

Dsc03268
8ː00、スカイ4からスタート。
いいもりパウを狙って、1本目からコスモ4に向かいますが…。
「辿り着けませんでした💀…」

経由路のパウダースノーコース(オンピステ)が膝高の積雪でオフピステ状態。
15度程度のスロープでは斜度不足で板ストップ、スキー履いたままでのラッセル行軍。
キャビン駅下のルートで何とかとおみゲレンデに戻ります。
滑り降りりゃ1分の距離を10分以上歩いての「荒行オープニング」でした。

Dsc03281_20250119222601
9ː15、とおみゲレンデを何本か回した後、やっといいもりへ。
スノボの滑走跡(つーかラッセル跡)を辿ってコスモ4に到着。

Dsc03271_20250119222601
いいもりではコスモの両サイドで、

Dsc03274
既にパウ祭開催中。

Dsc03277_20250119222601
コス4線下両サイドは、いいもりの「パウ食い」スポット。
コーススペック(Max30°/Av20°)以上にしっかりした急斜は深雪滑にBEST。
何より勾配の緩まない斜面構成なので、板の止まる心配が無いのです。

Dsc03279
ターゲットは大町側(DISCOVERY)。
何本か喰われた後ですが、ドロップインすると膝上ズッポのディープスノー。
元々がオンピステなので底付きの心配も有りません。
残っている面ツルに板を走らせフッカフカのスノーサーフィン。
特に下半分は線下側にノートラが多く残っており、朝イチPowを存分に楽しめました。

4本回した所処で10時前、そろそろキャビンが動く頃と読んで駅舎に向かいました。

Dsc03282
9ː55、既に50~60人のパウキチ雪猿が列を成しています。
読みはバッチリ、この15分後/約2時間遅れでキャビンが営業を開始しました。

Dsc03286_20250119222601
10ː25、グランプリ到着。
濃霧の割に視界は利いており、ガス祭の心配は無さそうで一安心。
で、ゲレンデコンディションですが…、

「圧雪バーンが既に非圧雪⛄」

ピステン(?)上には「膝ズッポ」の新雪、少なく見積もっても30㎝は乗ってます。
1本目は一枚バーンのど真ん中を切り裂きます、が…。

「パウ過ぎてスキーが走らない悲劇💀

雪が深過ぎてスピードに乗れず、直滑降で止まらずに滑り降りるのが精一杯。
1本回しただけで太腿パンパン、パウ板履いててもこの有様です。

「もっと太くて長い板を選んどきゃ良かった…」

そしてゲレンデのあちこちでは阿鼻叫喚の地獄絵図。
「パウ祭.番外編」が開催されていました。

Dsc03292_20250119222601
キャビン駅からグランプリの合流地点が最初のトラップ。
深雪エリアに入って「沈む」「止まる」「転ぶ」「埋もれる」死屍累々。

Dsc03287
そして「誰も動けなくなった…」。
スキーもスノボも雪底に埋没、足を動かす事すら出来ません。

Dsc03293_20250119222601
こっちも悲惨。
パノラマからの合流路、通称「魔のトライアングル」。
此処のトラバースは中間部だけが非圧雪でしかも緩斜面。
深雪時にココを低速横断すると、絶対こうなっちゃいます。

Dsc03294
見えてるゲストは全員「止まってる」か「転んでる」か「沈んでる」。
若しくは板外して「歩いてる」。
しかし非圧雪エリアをブーツでラッセルすると「腰まで埋まります」。

Dsc03295_20250119222601
嗚呼「パウ祭」ならぬ「パウ地獄」。
オープニングから数本回して、やっと滑走跡が目立ち始めたグランプリ。
雪深過ぎてノートラックにスキーを進めると、斜度不足/積雪抵抗で超低速滑。
踏まれた後を滑った方が板が走って快適、と云うトンデモなコンディションでした。

あーぁ、コレならもっと太くて長いファット選んどきゃ良かった…。

Dsc03296_20250119222701
パウの日位にしか乗らないアル4。
サイドカントリーもソコソコ踏まれて来たので滑走跡泥棒。
法政小屋側のオフピステとノリ面遊びに向かいます。

Dsc03297
しかしアル2が凄い事になっている。
まぁココは通年運休、精々GW位しか動かさないので良いんですけどね。

パウ祭り9本回して一旦下山/ランチレスト。
午後にもう一回上りましたが、流石にもう食い尽くされた後の残飯状態。
雪自体が湿雪なので踏み固められるのも早く、モサグサとしたナチュラルバーンと化していました。

Dsc03301
そんな訳で14時からはスカ4回し。
グランプリは上記の通り、いいもりコスモも恐らく同様かもっと惨い状態。
47に出張る気合と体力と無く、以降は「とおみ専」のアクティビティ。

緩斜面+ゲストの多さでとおみゲレンデはデラ掛り、すっかりフラットバーン化。
ノーストックでバリエーショントレーニングやってました。

Dsc03303
16ː15、何だ神田でナイターの灯が点るまで滑ってました。

と、こんな感じの第四次白馬遠征.二日目。
結局パウ喰ってて一番楽しかったのは朝イチのいいもり、と云うオチでした。
遠征最終日につづく。

 

|

2025.01.22

●アル3偏愛主義(第五次白馬遠征)

えー、「第五次白馬遠征」2daysを終え、只今帰投した23時過ぎ。
今回の遠征もゲレンデは嘗てのオシゴト場、五竜&47。
二日間共に冬晴れの青空に恵まれ、充実度の高いスノーライフを過ごせました。

Dsc0338186
1月21日、「業務連絡、トップ86番」。
口明けの朝イチグランプリから始まり、

Dsc03421_20250122235601
「地蔵の肩に沈む夕日」。
営業時間目一杯回した初日。

Dsc03433_20250122235601
1月22日、「業務連絡、トップ29番」。
これまた口明けの朝イチグランプリから始まり、

Dsc03501_20250122235601
「地蔵の肩に沈む夕日」。
これまた営業時間目一杯回した最終日。
因みに二日間のアクティビティ.スタッツは以下の通りです。

Screenshot-20250122-at-232441-garmin-con
・1月21日/晴れ
・ゲレンデ滞在時間/8:04:16 ・滑走時間/1:37:23
・滑走距離/54.35km ・滑走本数/52本 ・高度下降累計14776m
・平均滑走速度/34.6km ・最高速度/69.29km

Screenshot-20250122-at-232557-garmin-con

・1月22日/晴れのち曇り
・ゲレンデ滞在時間/8:02:22 ・滑走時間/1:47:15

・滑走距離/60.17km ・滑走本数/60本 ・高度下降累計17107m
・平均滑走速度/34.1km ・最高速度/71.7km

滑走グラフを見ても解る様、一日の大半をグランプリで回した二日間。
初日/二日目共にアル3(アルプス第3ペア)を回した本数は34本づつ、計68本。
乗車時間は約6分ですから、白馬滞在中35時間のうち6時間半を「アル3のチェア」で過ごしていた事になります。

尤も過去数年の五竜アクティビティで、一日当たりのアル3乗車本数は平均23~25本。
今回が特に偏っていると云う訳ではなく、普段より一寸多いくらいです。
(パトブロの抹茶さん曰く、白馬三大「アル3を回している男」との事。)

そんな訳で何時も乍らのグランプリ/アル3偏愛主義。
因みにシーズン通してだと、一冬のうち「約三日間」アル3に乗っているのでした。

|

2025.01.21

●2024/25.十一滑目「白馬五竜&47」

えー、年明けからの年始営業を終え、商いも閑散期に入った一月中旬。
漸く溜まっていた滑走記をアップする暇も出来て参りました。

そんな訳で本日は1月14日~16日の「第四次白馬遠征」スノーライフ。
ホームゲレンデ「五竜47」3days、初日の滑走記で御座います。

Dsc03231_20250119222301
7ː15、神城の里山から出ずる朝陽。
例に由っての朝イチキャビン待機、1月14日の夜明けにオハヨウゴザイマス。

Dsc03228
しかしゲレンデ方面、地蔵平の空にはどんよりとした薄靄が掛っています。
まぁこれ位のガスなら滑走に支障は無いでしょう。

Dsc03229
とおみゲレンデには見るからに美味しそうなピンストライプ。
もーちょい斜度あれば、スカイ4の朝イチ回しでも良いんですけどね。

定刻通り8:15にキャビンの営業開始、一発目の搬器に乗り込みます。

Dsc03234_20250119222301
8:25「業務連絡、トップ50番」。
オープニングタイムのグランプリはモノトーンの世界。
視界は利くもののフラットライト気味。

Dsc03237
アル3一番乗り、朝イチグランプリ貸切ターイム。
でも今日は「独り占め」じゃ無く「二人占め」。
五竜オールスターズの筆頭とまさかのペア乗車です(笑)。

Dsc03239
巻層雲のカーテン越しに注ぐ僅かな陽光は、まるで「白夜」の朝みたく。

この日のグランプリはピステ上に約5㎝の新雪が乗ったバーンコンディション。
ソフトタッチの表雪はフワッとしたフィーリングです。
雪自体は白馬としてはやや重も、ノートラックに板を走らすと心地良い雪面タッチ。
エッジングの度に雪煙が「ブオッ」と舞い上がりました。

Dsc03242
9時半を回ると多少混み出して来ました。
混雑度合は未だ軽微なものの、乗った雪が踏まれてモサモサとして参りました。
「一番美味しい時間帯は喰ったし、もうイイかな」。

Dsc03244
と云う訳で、12本回した所処で一旦下山。
ダイナミックはドフラット、グリップ/板走り共に抜群。
ゴンドラでダイナミック~とおみ2を回すのも有り、と思わせる位でした。

Dsc03246_20250119222301
とおみ2から下はクリアな視界。
上信国境方面には青空も覗いています。

Dsc03254
10ː00、いいもり道場へ。

Dsc03247
で、この日のいいもりが、

Dsc03249
想像以上のグッドコンディション。

Dsc03251
特にコスモの大町側(DISCOVERY)。
序盤はコンケーブ/中盤は片斜のむくり形状/後半はフラットも緩まない傾斜、とテクニカルな急斜バーンですが雪質が良く絶好の雪面コンタクト&グリッピング。
前半にスキッド入れてスピードコントロールしてのミドル~ショートターン回し。

Dsc03252
ポールバーン(DISCOVERY SPORT)も抜群のコンディション。
こっちはクローチングで入ってロングターン回し。
「こりゃ、今日はいいもりの日だな♫」

以降午前中はいいもりに籠りっ切り。
結果的にアル3(15本)よりコス4(17本)を多く回す、珍しい一日でした。

Dsc03256_20250119222401
12ː10、グランプリは相変わらず白夜の世界。
湿雪が踏まれ更にモサグサ化、しかもフラットライトで雪面状況が目視し辛い。
回せなくもありませんが、快適には程遠いコンデションです。
3本回して再びいいもりに戻り、頃合いな時間でランチレスト。

Dsc03257
13ː30、ランチ後は47へ。
ややモサのコンディションも、グランプリより荒れは少なく抑え込めるレベル。
R1を1時間回してラストはいいもりととおみゲレンデで〆。

と、こんな感じの五竜3days.初日。
バーン状況/天候/滑りの内容、何れも「可も無く不可も無く」と云った一日でした。
つづく。

 

|

2025.01.20

●頭文字D

えー、遅蒔き乍らの年末年始休暇(その2)で本日から三連休の瓦礫坂のBar。
スキー遠征は明日明後日の二日間で、オヤスミ初日の今日は東京在住。
でもって夕刻から令和七年「初飲み」に出掛けて参りました。

Dsc03370
ロマンスカーに乗って向かった先はココ。
秋名の峠…では無く片瀬江ノ島。

Dsc03369_20250120215801
銀座777からお付き合いの「変態Bar」です。
因みに今宵のメニューはホットカクテル4連発。
ホット.ブランデー.トディー/ホット.バター.ド.ラム/グロッグ/ブランデー.エッグノッグ。
でした。

そんな訳でこれより夜間移動、第五次白馬遠征に逝ってきまーす。

 

|

●2024/25.十滑目「石打丸山」

えー、年明けからの年始営業を終え、商い閑散期に入った一月中旬。
漸く溜まっていた滑走記をアップする暇も出来て参りました。

そんな訳で本日は1月6日のDAY-SKI.スノーライフ。
ゲレンデは今季2度目となる石打丸山で御座います。

Dsc03189_20250118162301
8ː00、石打丸山.中央口とーちゃく。
この日の天気は曇り時々晴れ、午後に入ると雲量が多くなり下降線の予報。
朝イチの時点では澄んだ青空が広がっていました。

Dsc03188
サンライズEXより出ずるサンライズ。

Dsc03190
サンライズEXはゴンドラのみの運行。
本来はゴンドラ1基+チェア3基の搬器列で運行されるコンボリフト。
前回もそうでしたが、今季から平日はこの運用方式になってるみたいです。

リゾートセンターで着替えを済ませ、8時半からアクティビティスタート。

Dsc03191_20250118162301
8ː40、オープニングは何時ものコースチョイス、銀座から、

Dsc03195
ダイナミックへ。
湯沢/南魚沼エリアも大雪に恵まれた今季のシーズン序盤。
しかし積雪量は多いものの低標高の悲しさ、ゲレンデミドル~ボトムは日中の融雪が夜間に凍りアイシーなコンディションでした。

Dsc03196
銀座をもう1本回して大丸から山頂へ。
で、この時点で身体の調子がアヤシイ(後述)…。

Dsc03202
9ː10、山頂Q乗車。
一枚バーンには気持ち良さげなシュプールラインが次々に刻まれて行きます。

Dsc03198
山頂Qより望む、上越国境稜線のパノラマ。
左手前の飯士山を前衛に、柄沢山~米子頭山~巻機山~越後三山。
フレームの外には浅草岳と守門岳も見晴らせました。

Dsc03201_20250118162301
同、谷川連峰のパノラマ。
手前の稜線は馬蹄形後半パート、奥には主脈縦走の山々。

Dsc03200
マッキーは例年にも増して深い白妙。

Dsc03204
谷川双耳峰も深雪に覆われています。

Dsc03203
魚沼盆地へドロップイン。
山頂は流石に雪質良、コキュコキュと雪鳴きのする粉雪グルーミング。
しかしソフトなパックで賞味期限は短く、瞬く間に荒れて参りました。

Dsc03206
9時半を回ると層雲が空を覆い始め、予報通りの雲行きに。
それでも青空が完全に隠れる事は無く、終日陽射しの届く天候を保ってくれました。

Dsc03207
9ː45、やっぱり山頂ゲレンデは荒れるのが早い。
5本回した所処で賞味期限切れで一旦下山。
パラ尾根~グリーン~銀座~ダイナミックのロングランに向かいます。

Dsc03208
10ː05、サンライズは思いの外リフト待ちの行列。
この日はお隣のGALA湯沢が強風で営業中止、振替で多くのゲストが石打に流れて来ました。
コンボリフトは前述の通りチェアリフト間引きで「非.コンボ」の運行。
10人乗りとは云え搬器間隔は45秒、そりゃ直ぐに乗車行列が出来ますわね。

Dsc03209
1030、続いてハツカ石へ。
年々圧雪幅が狭くなるハツカ石スーパー、でも雪質はまずまず。

で、この時間になると危惧していた「体調不調が完全に表面化💀」
此処数日風邪の初期症状で体調イマイチだったのが更に悪化傾向。
身体は重いは、関節ギシギシするは、集中力は散漫だわ。
疲労の蓄積具合も加速度付けて進行、うーん今日は早仕舞いかな…。

Dsc03210
そんな訳で騙し騙しのアクティビティ継続。
日中の主戦ゲレンデを中斜面のハツカ石に取り、中速域でのトレーニング。
ブーツバックルの上2つを解放、基本姿勢とポジション確認のバリトリ滑。

Dsc03217
体調良化の見込みは無く、最後の方は更に軟弱なコースチョイス。
中央高速T使って、パラ沢~グリーン~中央斜回し。

早く切り上げようと思いつつ、ダラダラと滑って16時に板仕舞い。
結局41本回してました、とさ。
おしまい。

 

|

2025.01.19

●今週の【1/20(月)~1/22(水)】定休日

えー、スキーシーズン中はお店のオヤスミが「冬型シフト」に変更。
「月曜日+雪曜日」が定休日の武蔵野口の場末の酒場で御座います。
そんな訳での今週の店休案内.インフォメーション。

※1/20(月)~1/22(水)はオヤスミとなります。

年末年始にオシゴトしていた分、先週と今週は三連休を頂いています。
そんな訳で宜しくお願い致します _(._.)_ペコリ。

 

|

2025.01.18

●2024/25.九滑目「戸隠」

えー、本日は遅れ馳せ乍ら「2025年.事始め」のエントリー。

大晦日/元日の二日間は例によっての年跨ぎスノーライフ。
1月1日は毎年恒例、戸隠での初滑りをして参りました。
そんな訳での「令和七年.滑り初め」、滑走記で御座います。

Dsc03086_20250101235401
8ː55、宿の都合上、ちょい遅めのゲレンデ入り。
怪無山の稜線から出ずる令和七年「初日の出」。
群青の影に覆われたスロープに新春の曙光が注ぎ始めました。

Dsc03088_20250105155001
2025年.1st‐run。
正面に戸隠屏風を眺めつつの「初滑り」Landing。

Dsc03092_20250105155001
1本目/2本目はしらかばで足慣らし。
前夜に約5㎝の雪が降り、ピステンは新雪由来の程好いソフトさを持ったコンタクト。
フラットにグルーミングされたバーンはグリップ/板の走り共に絶好調です。

Dsc03093
そして3本目は「崖」へ。

Dsc03095_20250105155001
チャンピオン。
最大斜度31°/ 平均斜度28°、戸隠の誇る急斜面1枚バーン。
此方もコキュコキュと雪鳴きする上質のドライスノー。
流石「魔法の粉雪」戸隠、昨日滑った白馬と比べても格段上の雪質です。

各2本づつ回した所処で、第3が多少混み出し3~4分のリフト待ち。
一旦越水エリアを離れ、瑪瑙エリアに向かいました。

Dsc03107
9ː50、第6Q下車、取敢えず御約束の一写。
瑪瑙山頂より望む飯縄山。

Dsc03110
西岳~表山~高妻山の戸隠連峰ワイドパノラマ。
瑪瑙山からは昨日滑っていた白馬五竜のゲレンデも望めました(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/01/post-a0b608.html

しかし標高2000m付近には所々に雲が掛り、クリアな見晴らしとは参らず。
それでもこの雲量なら、午後には切れてくれるかな?。

Dsc03103
メノウコースは中~緩斜面構成の快適なロングコース。
早い時間帯は空いている瑪瑙エリアの各コース。
カービング利かせたミドル~ロングターンで気持ち良く回せました。

Dsc03112
続いてしゃくなげへ。
こっちはピステ上に4~5㎝の新雪が乗ったコンデション。
それでも雪質は軽く、トップからしっかりターンを入れてのカービング。
踏まれてモサっとした雪を蹴散らして行けました。

Dsc03115
戸隠索道小ネタ.その①。
今季から第5の握索機が新しくなっていました。
コバルトブルーのローラーって珍しいカラーリングです。

Dsc03123
戸隠索道小ネタ.その②。
第3の握索機も新調、こっちはノーマルの白いローラー。

Dsc03124
10ː35、久し振りに中社ゲレンデへ。
パラダイス(オンピステ)に入る心算が、間違ってグランド(オフピステ)へ。
乗ってる雪は軽いものの、底付きガッコンガッコン。

因みにこれが2015年以来、9年振りの「中社滑」。
中社エリアは土/日/祝限定のオープンなので、滅多に滑る機会が無いのでした。

Dsc03125
本当に「無人」の中社ゲレンデ.ボトム。
他のスキー場に較べ圧倒的に上級者比の高い戸隠、中社の緩斜面を回すゲストは皆無です。
山麓には戸隠中社の民宿.旅館街、ゲレンデから徒歩圏内で温泉と蕎麦屋有り。

Dsc03126
でもってアクセスリフトが「長~くて」「遅~い」第2ペア。
中社エリアに入ったのは結局コレ1本だけでした。

Dsc03129_20250105155001
再び越水エリア回し、オフピステのアドベンチャーへ。
この日の戸隠は高妻が非圧雪、シルバーがコース規制。
そーなるとオンピステは「チャンピオン/しらかば」の二択になってしまいます。
以前みたいにアドベンチャーの右半分と高妻には圧雪入れて欲しいなぁ。

この後、正午前になると吹き上げの風が強く立ち始め、体感温度が急激に低下。
強風の影響の少ない瑪瑙エリアに移動します。

Dsc03133_20250105155001
12時を回ると北信五岳を覆っていた層雲が引き始めます。
雲に隠れていた高妻山もその雄姿を現しました。

Dsc03134_20250105155001
続てい黒姫山。

Dsc03137_20250105155001
頚城の山々も少し望める様になって来ました。
メノウを4本/しゃくなげを3本回して越水エリアに戻ります。

Dsc03151
チャンピオンは若干荒れて来ました。
徐々に日陰に入りバーンも硬化、こーなると私めの足前では厳チイ…。

Dsc03154_20250105155001
そんな訳で安全策、しらかばをメインに回します。
今年の元日は思っていたよりゲストの入りが少ない戸隠。
各コースとも然程荒れは進まず、良コンディションを保っていました。

Dsc03127
13ː30、やっと飯。
シャルマンの軒端には「殺人兵器」がお出迎え。
落ちて来たのが刺さったら間違い無く死ぬな、こりゃ。

Dsc03158
14ː30、戦線再開、ラスト1時間半は「楽にスキー」。
主戦ゲレンデを緩斜面のメノウと中斜面のしゃくなげに取ります。
疲れも溜まって来たので基礎トレやバリトリをメインにした滑り。
ターン前半.ニュートラルからの重心移動を意識(特に腰と膝の返し)したトレーニングに費やしていました。

Dsc03133_20250105155001
第5より望む高妻山。
ソリッドでエッジの利いた山容、やっぱり高妻はカックイイ。

Dsc03152
第3より望む黒姫、左奥には妙高のツインカルデラ。
この日は斑尾山が望めず終い。
残念ながら北信五岳コンプリートとは参りませんでした。

Dsc03163
16ː00、ラスト1本。
此処半月は滑走日が悉く大雪に当たり「パウダー」ばかり食っていたアクティビティ。
久し振りにカチッと締まったパックバーンを堪能、しかも上質の戸隠粉雪です。
「いゃあ、今日は充実した一日だった♫」

と、こんな感じの令和七年.元日の滑り初めでした。
おしまい。

 

 

|

2025.01.17

●第四次白馬遠征

えー、少し遅めの年末年始休暇(分割/その1)を頂いての白馬雪旅。
三日間の五竜遠征を終え、本日からオシゴト再開です。

今回の遠征は今シーズン初の「三連滑」。
日平均45本/50㎞を数えたハードなスノーライフで身体はガタガタのヘロヘロ。
それでも三日間ガッツリのアクティビティ。
ハイシーズンに入り、スキー仕様の体躯も出来上がりつつある所処です。

Dsc03307
今季の白馬は本当に雪多い。
1月16日の積雪量、五竜アルプス平では395㎝。
あとちょいで4mに届こうかと云う勢いです。

但し今日から暫くの間、纏まった降雪は無い見込み。
2~3月は例年並みor暖かいとの長期予報です。
果たして4mを超える日は来るのかな?。

そんな訳でオシゴト逝って来ます。

 

|

2025.01.14

●第一次年始休暇/第四次白馬遠征

えー、北安は白い朝の底からオハヨウゴザイマス。

既述ですが今日から明後日まで(1/14~17)、武蔵野口の場末のバァは三連休。
年末年始を真面目にオシゴトしていた分の代替休暇.その①を頂いてます。

そんな訳で御留意の程を。

 

|

2025.01.13

●睦びの月

えー、年末年始の九連休明けの三連休も本日が末日。
世間一般の方々からすれば「あーあ、正月気分もこれで本当にお終いかぁ...」
てな心持ちでしょうか。

因みに年末年始を(ほぼ)通しで商いしていた私めからすると、
「嗚呼、年末年始のロングラン営業もやっと最終日」とほっと一息。
連休明けの明日より、少し遅めの年末年始休暇(三連休)を頂きます。

なーんてエントリーとは全く関係無いですが、今日の夕方Photo。
オシゴトに向かう薄暮刻の一コマです。

Dsc03221

Dsc03224_20250113210101
あづまの東より出る圓月。
満月未満のお月さまですが、綺麗に望めたもので撮ってみた次第でした。
はい。

|

2025.01.11

●三連休~小正月の【1/11(土)~1/16(木)】営業日と定休日

えー、スキーシーズンに入り、お店のオヤスミが「冬型シフト」に変更。
定休日が「月曜日+雪曜日」となった武蔵野口の場末の酒場で御座います。

そんな訳でのオヤスミ案内.インフォメーション。
今週から来週に掛けての営業日と定休日になりまする。

1/11(土) 通常営業
1/12(日) 通常営業

1/13(月) 時短営業(18:00~22:30)
1/14(火) オヤスミ
1/15(水) オヤスミ
1/16(木) オヤスミ
1/17(金) 通常営業

来週は三連休/ハッピーマンデーの絡みで変則営業。
本来なら定休日の月曜日は短い時間ですがお店開けてます。

でもって三連休明けから、遅蒔きながらの「New Year holidays」。
年末年始を真面目にオシゴトしていた分の代替休暇。
来週と再来週に分割して、各三連休づつ頂きます。

そんな訳で宜しくお願い致します _(._.)_ペコリ。

 

|

2025.01.10

●「元日」より顧みる「大晦日」

えー、何だか思惟的な含蓄を含んでそうな本日の表題。
しかし甚深な意味合いは全く無く、そのまんま言葉通りの内容だったり致します。

Dsc03122
2025年.1月1日は戸隠にて年迎えの私め。
年初めに相応しい冬晴れに恵まれての初滑りで御座います。

Dsc03100_20250104013001
ゲレンデトップより望む、北アルプスの大パノラマ。

Dsc03101
一夜山の左奥には遠見尾根~天狗尾根の稜線。
そして山腹に広がるゲレンデが白馬五竜、昨日(大晦日)はあそこで滑ってました。

 Dsc03102
ズームで見るとこんな感じ。
そんな訳で例に由ってのスキーマッド的迎春風景。
「元日より顧みる大晦日」なのでした、とさ。

 

|

2025.01.09

●交通封鎖(※中野区中央2丁目/1月9日 14~15時頃)

えー、今週より仕事始め、松の内も昨日で明け「正月呆け」も一区切り。
と思ってたら今週末からは成人の日絡みの三連休。
もう暫くの間、新春気分のユル~い心持ちは続くのかも知れませんね。

そんなON/OFFスイッチの狭間のミッドウィーク、私めはお昼過ぎより「アイロン掛け」。
つってもアイテムは「ワイシャツ」や「スラックス」ぢゃ御座いません。

スノーマッドがアイロンと云えば「WAXING」。
来週の「第四次白馬遠征」に向けて、愛機の手入れをしておりました。

Dsc02578
中野坂上某マンション.冬の風物詩(?)、通路の一時封鎖。
今日はワックス入れだけじゃ無く、エッジも研磨しての「フルチューン」。
明鏡止水の境地で「心」と「スキー」の刃を研いでいた昼最中でした。
とさ。

|

2025.01.07

●通常運行

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス八日目。
なーんてお決まりの端書きも今日が最後。

昨日は仕事始め、でもって明日は松の内の明け。
迎春気分に正月呆けも此処までで御座います。

そんな訳でウチの商いも「年末年始ダイヤ」終了。
今宵より通常の営業時間になっております。

では改めて「本年も宜しくお願い致します」ペコリ。

 

|

2025.01.06

●仕事始めの日、湯沢始め

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス六日目。

9連休の年末年始休暇も@云う間の「光陰如箭 」。
世間一般、常識的なお勤めの方々は本日より仕事始め。
皆様「重い足取り」「暗い心持ち」で、すし詰めの満員電車に揺られている事でしょう。

そんな新春.初仕事の日に反して、武蔵野口の場末のバァは定休日の月曜日。
5日振りのスノーライフは始発の上越新幹線にて一路雪国へ。
湯沢/南魚沼エリアの主戦ゲレンデ、石打丸山へ逝って参りました。

Dsc03214
今日はお隣のGALA湯沢が強風の為、終日営業休止。
振替客の多くが石打に来られた為、ウィークディとしては結構な賑わいでした。

皆さんが仕事始めの日にスノーリゾートってのは自由業ならではの特権。
ま、一般の方々に先駆けて1月2日からオシゴトしていた御褒美、と云う事で。

 

|

2025.01.05

●2024/25.八滑目「白馬五竜&47」

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス五日目。
年始休みも本日が最終日、明日からは平熱の日常が訪れる年明けです。
ま、ウチは1月2日から仕事始め、とっくに日常に戻ってるんですけどね。

所処で大晦日/元日の二日間は例によっての年跨ぎ信州遠征。
12月31日は嘗ての職場、白馬五竜で滑っておりました。
そんな訳での「令和六年.滑り納め」、滑走記で御座います。

Dsc03031
5ː30、白馬入り。
前日の冬晴れは何処へやら、大晦日未明からドッカンドッカン降り出した大雪。
スノキャス予報では午後に入ると更に降り足強くなるとの事。
日中だけで30㎝以上積もるとの予報です。

Dsc03032
6ː40、ゲレンデイン。
ワイドバーンに敷き詰められたコーデュロイカーペットがお出迎え。
年末年始のとおみゲレンデはサンライズ営業、7時からのゲレンデオープン。

Dsc03035
とおみゲレンデには特に執着無し、ゆっくりとゲレンデイン。
スカイ4前には既に5~6名の先着ゲストが陣取っておられました。

Dsc03036
7ː00、2024年「最後の一日」スタート。
新品の圧雪バーンは気持ち良いソフトタッチも湿雪で板走りはイマイチ。
あとLED照明は陰影が平べったくで雪面の目視がし難い…。

Dsc03038
曇天の灰空に覗く2024年「ラス日の出」。
大晦日の白馬、日照時間はこの4分間だけでした。

サンライズ営業はフィーリングの確認&身体を解す程度で充分。
3本回してサンライズ切り上げ、キャビン駅舎に向かいます。

Dsc03040_20250103120301
720、例に由っての朝イチキャビン待機。
因みに大晦日の五竜、営業時間前のゴンドラ行列は100~150名程度。
今シーズンは件の大雪で村内県内のスキー場は何れもフル滑走可。
ゲストの分散が掛かった所為か、朝イチのゴンドラ待ちは昨年の1/2程度でした。

Dsc03042
8ː15、キャビン乗車。
ルビコンから望むグランプリ、如何やらガス祭りは避けられそうで一安心。
(※.以下、暫く白黒写真が続きます)

Dsc03045
8ː25「業務連絡、トップ51番」。
最低限の視界は利くものの、やっぱり薄靄でフラットライトのグランプリ。
放射冷却で氷化したピステンに5㎝程度の湿雪が乗る二層構造。
モサッとした積雪が下地に交わらず、スキーの挙動が決まらない難しいコンデション。
とても高速ロングで回せるコンデションじゃありません。

Dsc03047_20250103120301
しかも2本目からガスが濃くなって参りました。
今日は気温高いし(マイナ1~2℃)風無いし、こりゃ回復の見込み薄だな…。

Dsc03050
ガスとドカ雪のコラボで視界不良はどんどん惨くなって来ます。
遂に12番から降車場が見えなくなってしまった(アル3の鉄塔は13本です)…。

如何やら今日はグランプリの日じゃ無いらしく。

Dsc03053
9ː25、そんな訳でいいもり道場へ。
前回の白馬遠征では未だクローズ中、今季初のいいもり滑です。

Dsc03054_20250103120401
ゲレンデボトムでもドカ雪です。
しかもゴーグルに付着して視界を遮るボタ雪、レンズにワイパーが欲しいくらい。
ゲレンデトップとは別の意味で「視界不如意」なのでした。

Dsc03056_20250103120401
10ː40、47に向かうと地吹雪🌀がお出迎え。
おいおい、今日はドコ滑りゃイイの?。

Dsc03059_20250103120401
北斜面なのでガスは籠り難く、視界はまずまず。
モサグサ雪なのは諦めて、暫くR1で回そっと。

Dsc03062_20250103120401
12ː10、久し振りのカラー写真。
エスカルに帰投しランチレスト。
予報通り、午後に入ると雪の降り足が増して来ました。

Dsc03063_20250103120401
13ː00、戦線復帰。
午後のグランプリは拡散波動砲的豪雪。
気温もマイナ6~7℃に急低下、その分雪も軽くなりました。

Dsc03074
踏まれたモサバーンの上に15㎝くらい乗ってます。
で、視界不良+冷え込みが嫌われてか、大晦日とは思えない過疎っ振りのグランプリ。
ワイドバーンの上半分は「面ツル」のノートラックがタダ残りです。

そんな訳でまさかの「POW祭り.午後の部」開幕。

Dsc03067
しかしこの爆雪はビギナー~中級者には厳しいコンデション。
「見辛い」「雪深い」「板止まる」の三重苦。
写真の皆さん、殆ど動いてません。

Dsc03072
写真の皆さん、全員「止まってる」か「座ってる」です。

この日の午後はグランプリ専、パウ喰いオンリーのアクティビティ。
しかし15時を過ぎると流石に食い荒らされて、モサグサのナチュラルバーン化。
体力を要するタフなコンデションとなって参りました。

Dsc03076 
撤収。
明日もあるので16時に早めの板仕舞い、白馬を後にして戸隠に向かいました。

と、結局モサ雪とパウばかり滑っていた大晦日。
此処半月、カチッと締まったピステとは無縁なスノーライフばかりです。
そんな訳で「明日はパックバーン滑りたいなぁ」と念じつつの移動なのでた、とさ。

元日の戸隠につづく。

 

|

2025.01.04

●お年玉

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス四日目。

年明けは例年通り一昨日(1/2)から仕事始めの武蔵野口の場末のバァ。
でもって昨日より店先で「新春.お年玉フェア」やってます。

Dsc03185_20250103180501
捨てる神あれば拾う神あり。
余り物には福がある。

そんな訳での「Take this free」、空箱フェア。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/09/post-ff06e7.html
御入り用の方は御自由にお持帰り下さい。

|

2025.01.03

●初詣「未遂」

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス三日目.その弐。

大晦日~元日は毎年恒例の信州遠征、新年初滑りは戸隠。
折角なので「早めに板仕舞いして、中社に初詣しようかな」
なーんて思いつつのスキーライフで御座います。

しかし毎年毎年「朝イチ~夕刻」までガッツリと雪猿タイム。
結局今年もお参りする時間は取れませんでした。

Dsc03173
そんな訳での「バス詣」。
アルピコさんの車窓より戸隠中社にペコリ。
「今年も良い年でありますように」、でした。

 

|

●「まめに暮らせる」様に

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス三日目。

2025年の「注ぎ始め」はアベラワー12年(ノンチル)、「作り始め」はジン&トニック。
昨夜の仕事始めは「忙し過ぎず」「暇過ぎず」と、まぁ頃合いな商いの入りでした。

でもってオシゴト終えてのオツカレ麦酒。
アテはお正月の為に取っておいた「コレ」で御座います。

Dsc03183
黒豆の蜜煮。
一人暮らしなので流石におせちを拵えたりはしませんが、其処はお正月。
新年ぽい摘みで晩酌するのも宜しいものでして。

因みにモノはミヤコ竹屋町、はらだくん謹製。
ノイリーさんの紹介で木屋町の忘吾に伺ったのが確かミレニアムの頃。
彼是四半世紀のお付き合いになる、腕利きの料理人さんです。

 

|

2025.01.02

●「滑り納め」「滑り初め」

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス二日目.その弐。
本日より仕事始めの武蔵野口の酒場の主で御座います。

所処で大晦日~元日は毎年恒例、信州遠征に出掛けていた私め。
そんな訳で新年のエントリーらしく、雪国の迎春フォトを幾つかup。
ゲレンデの「年越し」「年迎え」風景になりまする。

Dsc03078_20250101235401
2024年.大晦日のゲレンデは白馬五竜。
エスカルプラザでは門松がお出迎え。

Dsc03038
スカイ4より望む暁光。
2024年「ラス日の出」です。

Dsc03080_20250101235401
大晦日の白馬は朝から晩までこんな感じ。
ドッカンドッカン降り続く豪雪と濃ガスで、ゲレンデ全域が視界不良の一日でした。

でもって日付が変わっての年替わり。

Dsc03166
2025年.元日のゲレンデは戸隠。
ゲストハウス岩戸では戸隠神社の注連縄がお出迎え。

Dsc03086_20250101235401
第3Qより望む暁光。
2025年「初日の出」です。

Dsc03147
元日の戸隠は終日こんな感じ。
雲こそ多いものの、天気予報の斜め上をいく好天の一日。
冬晴れスキー日和の下「魔法の粉雪」を思う存分楽しめました。

Dsc03170_20250101235401
迎春仕様の方向幕(ロールサイン)、アルピコさんも芸が細かい。

因みにこの二日間で滑った本数は79本/滑走距離は102㎞。
歳が歳(55歳)なので30~40代の頃には及びませんが、それでもタイト&タフ&クレイジーなスノーライフ。
流石に今夜のオシゴトは定時で終わってほしいなぁ…。

滑走記は亦後日にDemo。

 

|

●仕事始め

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス二日目。
大晦日~元日は毎年恒例の白馬/戸隠遠征を終え、昨夜帰投致しました。

疲労困憊の身体にビシバシと鞭打って今朝は早起き。
箱根駅伝と大学ラグビー準決勝の観戦を終え、そろそろお店入りの時刻。
たとう紙の紙紐を解き、お正月用の仕事着を取り出します。

Dsc03180
そんな訳で「令和七年.初仕事」、本日から松の内までは和装営業。
袖底にグラス引っ掛けて「パリーン」しない様に気を付けよっと。

 

|

2025.01.01

●令和七年「賀正」


        謹賀新年

   謹んで新春のお慶びを申し上げます。

   良き新年をお迎えのことと存じます。
   旧年中は並々ならぬ御厚情を賜り、
   厚く御礼申し上げます。
   本年も宜しく御願い申し上げます。

                TRIPLE-SEC 店主敬白 


えー、アケマシテオメデトウゴザイマス。

Dsc03082
令和七年.年始の御挨拶は信州の銀世界から「ハッピーニューイヤー」。
大晦日の「2024.滑り納め」はホームゲレンデの白馬五竜。
元日の「2025.初滑り」は毎年恒例の戸隠。
「年越し」も「年明け」も例に由ってのスノーマッドな日々で御座います。

そんな訳(?)で、本年も宜しくお願い致します。

|

« December 2024 | Main | February 2025 »