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2025.01.18

●2024/25.九滑目「戸隠」

えー、本日は遅れ馳せ乍ら「2025年.事始め」のエントリー。

大晦日/元日の二日間は例によっての年跨ぎスノーライフ。
1月1日は毎年恒例、戸隠での初滑りをして参りました。
そんな訳での「令和七年.滑り初め」、滑走記で御座います。

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8ː55、宿の都合上、ちょい遅めのゲレンデ入り。
怪無山の稜線から出ずる令和七年「初日の出」。
群青の影に覆われたスロープに新春の曙光が注ぎ始めました。

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2025年.1st‐run。
正面に戸隠屏風を眺めつつの「初滑り」Landing。

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1本目/2本目はしらかばで足慣らし。
前夜に約5㎝の雪が降り、ピステンは新雪由来の程好いソフトさを持ったコンタクト。
フラットにグルーミングされたバーンはグリップ/板の走り共に絶好調です。

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そして3本目は「崖」へ。

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チャンピオン。
最大斜度31°/ 平均斜度28°、戸隠の誇る急斜面1枚バーン。
此方もコキュコキュと雪鳴きする上質のドライスノー。
流石「魔法の粉雪」戸隠、昨日滑った白馬と比べても格段上の雪質です。

各2本づつ回した所処で、第3が多少混み出し3~4分のリフト待ち。
一旦越水エリアを離れ、瑪瑙エリアに向かいました。

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9ː50、第6Q下車、取敢えず御約束の一写。
瑪瑙山頂より望む飯縄山。

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西岳~表山~高妻山の戸隠連峰ワイドパノラマ。
瑪瑙山からは昨日滑っていた白馬五竜のゲレンデも望めました(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/01/post-a0b608.html

しかし標高2000m付近には所々に雲が掛り、クリアな見晴らしとは参らず。
それでもこの雲量なら、午後には切れてくれるかな?。

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メノウコースは中~緩斜面構成の快適なロングコース。
早い時間帯は空いている瑪瑙エリアの各コース。
カービング利かせたミドル~ロングターンで気持ち良く回せました。

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続いてしゃくなげへ。
こっちはピステ上に4~5㎝の新雪が乗ったコンデション。
それでも雪質は軽く、トップからしっかりターンを入れてのカービング。
踏まれてモサっとした雪を蹴散らして行けました。

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戸隠索道小ネタ.その①。
今季から第5の握索機が新しくなっていました。
コバルトブルーのローラーって珍しいカラーリングです。

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戸隠索道小ネタ.その②。
第3の握索機も新調、こっちはノーマルの白いローラー。

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10ː35、久し振りに中社ゲレンデへ。
パラダイス(オンピステ)に入る心算が、間違ってグランド(オフピステ)へ。
乗ってる雪は軽いものの、底付きガッコンガッコン。

因みにこれが2015年以来、9年振りの「中社滑」。
中社エリアは土/日/祝限定のオープンなので、滅多に滑る機会が無いのでした。

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本当に「無人」の中社ゲレンデ.ボトム。
他のスキー場に較べ圧倒的に上級者比の高い戸隠、中社の緩斜面を回すゲストは皆無です。
山麓には戸隠中社の民宿.旅館街、ゲレンデから徒歩圏内で温泉と蕎麦屋有り。

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でもってアクセスリフトが「長~くて」「遅~い」第2ペア。
中社エリアに入ったのは結局コレ1本だけでした。

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再び越水エリア回し、オフピステのアドベンチャーへ。
この日の戸隠は高妻が非圧雪、シルバーがコース規制。
そーなるとオンピステは「チャンピオン/しらかば」の二択になってしまいます。
以前みたいにアドベンチャーの右半分と高妻には圧雪入れて欲しいなぁ。

この後、正午前になると吹き上げの風が強く立ち始め、体感温度が急激に低下。
強風の影響の少ない瑪瑙エリアに移動します。

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12時を回ると北信五岳を覆っていた層雲が引き始めます。
雲に隠れていた高妻山もその雄姿を現しました。

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続てい黒姫山。

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頚城の山々も少し望める様になって来ました。
メノウを4本/しゃくなげを3本回して越水エリアに戻ります。

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チャンピオンは若干荒れて来ました。
徐々に日陰に入りバーンも硬化、こーなると私めの足前では厳チイ…。

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そんな訳で安全策、しらかばをメインに回します。
今年の元日は思っていたよりゲストの入りが少ない戸隠。
各コースとも然程荒れは進まず、良コンディションを保っていました。

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13ː30、やっと飯。
シャルマンの軒端には「殺人兵器」がお出迎え。
落ちて来たのが刺さったら間違い無く死ぬな、こりゃ。

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14ː30、戦線再開、ラスト1時間半は「楽にスキー」。
主戦ゲレンデを緩斜面のメノウと中斜面のしゃくなげに取ります。
疲れも溜まって来たので基礎トレやバリトリをメインにした滑り。
ターン前半.ニュートラルからの重心移動を意識(特に腰と膝の返し)したトレーニングに費やしていました。

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第5より望む高妻山。
ソリッドでエッジの利いた山容、やっぱり高妻はカックイイ。

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第3より望む黒姫、左奥には妙高のツインカルデラ。
この日は斑尾山が望めず終い。
残念ながら北信五岳コンプリートとは参りませんでした。

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16ː00、ラスト1本。
此処半月は滑走日が悉く大雪に当たり「パウダー」ばかり食っていたアクティビティ。
久し振りにカチッと締まったパックバーンを堪能、しかも上質の戸隠粉雪です。
「いゃあ、今日は充実した一日だった♫」

と、こんな感じの令和七年.元日の滑り初めでした。
おしまい。

 

 

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