●2024/25.十六滑目「石打丸山」
えー、本日は昨日ログの続きみたいなもの。
月曜日はオシゴトオヤスミにて、例に由ってのスキーライフ。
今週は白馬遠征Bye-weekで日帰りスキー、向かうゲレンデは石打丸山です。
しかし目を覚ましたのは予定より3時間半遅れの8時30分。
「やってしまた、痛恨のお寝坊さん…」
急ぎ新幹線とバスの時刻表を調べ直し出立も、ゲレンデに着いたのは正午前。
そんな訳でアフタヌーンのみの「半日スキー」滑走記で御座います。
12ː00、アクティビティスタート。
今季3度目の石打滑ですが、過去二回のサンライズEXは何れもゴンドラのみの運用。
やっとチェアが掛って本来の「コンボリフト」仕様になっていました。
そんな訳で今季初めてのチェアリフト乗車。
ゴンドラを使うと乗降車場でスキーの着脱するのが面倒。
やっぱり板履いたまま乗れるチェアの方が有難いのです。
ゲレンデボトムの日中気温は約5℃、「暖かい」を通り越して「暑い」。
で、バーンコンデションは銀座~サンライズラインも、
ダイナミックも既に「ザブザブ」の「グサグサ」。
削られたザラメの層が下地に分厚く乗る、融雪×湿雪×重雪のサブマリンスノー。
まぁ到着したのが正午だから仕方ありません。
マトモな雪を求めて山頂に向かいます。
中央高速Tより望む湯沢の温泉街、背後には里山を前衛に谷川連峰主脈。
この角度からだと万太郎山が映えて望めます。
パラ尾根は結構良さそう。
でも此処は山頂からの下山路、「回す」コースじゃないんですよね。
大丸はザラメ層も乗っておらず、荒れも少なめ。
ゲレンデボトム~ミドルに較べると雪質もドライに変わり、結構イイ感じ。
如何やら今日は「グリーンより上」が主戦エリアかな。
12ː40、山頂とーちゃく。
銀座エリアから遠目に見ても、コース荒れの目立っていた山頂ゲレンデ。
果たしてコンディションは如何に?。
案の定それなりにボコボコ。
浅い起伏が不規則に形成、中途半端な荒れ具合。
その上挙動不審なゲストが多く、ロングターンで回すには厳しいコンデションです。
ま、それでも山麓部に較べると雪質は良く、融雪ザラメもありません。
上の急斜部はリフト沿いのラインを短いエッジングでのショート。
踊り場からボトムの緩斜面はカービング利かせてのミドルで回しました。
今日は山景眺望が絶好調。
気温の割に湿度は低く清澄な大気。
上越国境稜線~越後三山~守門岳のワイドパノラマがクリアに望めました。
ランチタイムの時間帯でも結構な賑わいです。
13時半を回ると太陽が雲に隠れ日陰化、バーンも少しカリッとして来ます。
9本回した所処で河岸替え、ハツカ石に向かいました。
13ː50、ハツカ石はザブザブの融雪ザラメ。
「やっぱり今日は標高下げるとダメだな…」。
ハイシーズンに春雪のトレーニングなんぞしたく無く、3本回して撤収。
続いて大丸へ。
14時を過ぎると、雲に隠れていた太陽が再び姿を現しました。
終日「曇り/時々晴れ」だったこの日の天気予報、良い方向に外れてくれました。
この時間帯の大丸はまだ日向、影がスロープを覆うまでロングターンで回します。
15:25、再び山頂ゲレンデ。
こっちは既に完全日陰化、コース荒れに加えクラスト化。
雪面コンタクトの難しいテクニカルなコンディションになって来ました。
守門岳の左裾奥には栗ヶ岳(左)と五泉白山(右)が望めます。
丁度新潟県のヘソ(中央部)に座する山、この辺りまでが越後山脈の狭義山域。
130㎞の北方彼方には飯豊山地も望めました。
石打から飯豊山が見えるのはシーズン中数える程、大気の澄んだ晴日だけです。
白妙に輝く主稜線は、左より大日岳~御西岳~飯豊本峰。
4本回したところ16時、山頂Qは営業終了。
標高を一段下げ、再び大丸に向かいます。
夜の帳が下り~て、街に灯~が点る♬。
ナイター照明が点灯、ブルーグレーのスロープに光が射しました。
これ位の照射でも「有る」と「無し」じゃ大違い。
バーン情報が目視で拾え、滑り易さが格段に上がります。
ラスト1時間は大丸でショートターン特講、7本回して〆と致しました。
17ː10、「コレ、ちゃんと全員乗れるの?」。
リゾートセンター前では、湯沢駅行のシャトルバス乗り場に長蛇の列、
行列に日本人の姿は少なく、大半はインバウンドのゲストです。
でも白馬に較べるとそれ程「異国感」がありません。
理由は「殆どがアジア圏の方々」だからです。
スキー/スノボを目的に日本に来られる欧米ゲストは殆どが「JAPOW狙い」。
ドライスノーが売りの北海道や白馬.野沢などに向かわれます。
従い湿重雪の湯沢エリアは白人さんの選択肢に無く、レジャー/リゾート目的の東アジアゲストを中心とした構成になるのてした。
因みにこの日の言語比率は「中国語/6 日本語/3 その他言語/1」てな具合。
春節の大型連休が始まった事も有り「チャイナタウン」と化していました。
と、こんな感じの一月最終滑、惰眠の所為で不完全燃焼の一日でしたとさ。
おしまい。