●2024/25.十三滑目「白馬五竜&47」
えー、例に由ってスノーシーズンは目眩くSKI-MADの日々。
月×8~9日ペースで雪山に出掛けている場末の酒場の主で御座います。
そんな訳で先週の「第四次白馬遠征」五竜&47.3daysの滑走記up。
遠征最終日は1/16(木)のエントリーになりまする
6ː00、起床の気象。
「塩の道」の歩道は大人の背丈程ある「雪壁バリケード」。
昨日からの豪雪は落ち着いたものの、未だ降り止む気配はありません。
スノキャス予報だと今日は晴れる☀筈なんですけどね…。
6ː55、ゲレンデイン。
例に由ってのキャビン駅待機、しかし今朝のパトさんは何か慌ただしそう。
チケセンの元同僚から情報入手、理由判明。
今シーズン1.2の「ドッカン振り」となった昨日の災害級爆雪。
その影響で今朝もテストスキー(アバランチコントロール)、しかも3本。
「キャビンの営業開始は多分9時半~10時頃になるよ」との事です。
所処で7時半になっても降り止まぬ雪「今日、ホントに晴れるの?」。
7ː55、仕方無いのでスカイ4からのオープニング。
昨日「たっぷり」積もった雪で、とおみゲレンデはアルプス平並みの良雪質。
しかし如何せん緩斜面、3本回して「もう飽きた…」。
キャビンの運行開始に色目を使いつつのアクティビティも、これじゃ時間の無駄。
スカイ4を後にしていいもりに向かいました
8ː30、コス4でいいもり道場回し。
で、この選択が大当たり。
線下大町側(DISCOVERY)。
しっかりパックされたバーンは昨日の大雪が利いて適度にソフトな雪面タッチ。
グリップ/コンタクト/スキーの走り、何れも抜群のコンディションです。
両コースを交互に回し5本、キャビンの搬器が流れ出したので駅舎に戻りました。
9ː00、駅舎には既に60~70人の行列、皆さん殆どがパウキチです。
キャビンの営業開始は思っていたより早く、約1時間遅れでのスタートとなりました。
9ː30、グランプリはブルーグレーの世界も視界はクリア。
オンピステは5㎝程度の新雪、オフピステは昨日の残り福がドッサリ。
今日はスラ板なので圧雪バーン狙いです。
オープニング早々、お困りなインバウンド。
6番線下の非圧雪エリアで転倒、スキー板が外れて行方知れず。
40分程の捜索を経て、何とか発見出来たみたいです。
一枚バーンにはピステ上に5㎝程度のドライスノーがトッピング。
前日が50~60㎝の豪雪だったので、ヤワくて脆いパックかと思いきや、意外としっかり固めのグルーミング。
ルーズにスキッド入れてソフトな新雪タッチを楽しむも良し。
ガッチリ荷重してフルカービング噛ますも良し。
絶好の高速ロング回しコンディションの朝イチグランプリでした。
所処でこの日は、Powder‐dayのグランプリ「あるある」。
パウキチさんたちはオフピステの面ツルがターゲット。
サイドカントリーやテクニカルに向かわれ、ゲストが程好く分散。
一枚バーンを回すゲストは少なく、フラットコンデションは意外と長持ちしました。
線下ではパトさんがオシゴト中。
記録的な大雪となった今シーズン前半戦の白馬。
防護マットの巻き直しも例年の倍以上の回数となっている事でしょう。
因みに青いヘルメットはレッドブル副隊長。
10ː20、小一時間もするとオンピステも混み合って参りました。
回すラインが取り辛くなり、12本回した所処で河岸替え。
パノから47に向かいました、
10ː50、R1。
ソコソコ混み合っていますが、これなら許容範囲内。
何よりグランプリに較べ陽射しが入り、雪面情報が目視で拾い易い。
マージン取った速度域でのミドル~ショートターンならストレス無く回せました。
12ː00、4本回して最後はR1ボトムまでダウンヒル。
ゴンドラ/リフト3本乗り継ぐのも面倒なので。△バス乗ってエスカルに帰投。
ランチタイムに入り、空いてる(であろう)グランプリに向かいます。
12ː25、グランプリは相変わらずの「白夜の森」。
如何やらスノキャス予報(晴れ)は大外れ。
今季の白馬遠征はこんな日ばっかりに当たってます。
瞬く間に晴れ基調になって来ました。
うーん、こうなるのが4時間遅い。
完全に抜けたっ♡。
天候良化/ゲストは数える程/バーンコンディションも上々。
時間帯的にはランチレストを取る頃ですが、こーなると止めるに止められない。
飯食ってるバヤイじゃ無く、遮二無二グランプリを回します。
「THIS IS GRAND‐PRIX ♪♪♪」。
スタート時刻が遅れた事とゲストがオフピステに分散した事で、この時間帯になってもバーンの荒れは軽微。
午後イチグランプリは絶好の「ロングターン祭」タイムとなりました。
13ː50、下山/やっと飯。
とおみゲレンデも青空広がるスキー日和に。
キッズや初心者さんの楽しそうな声があちこちから聞こえてきました。
(※.但し殆ど英語)
14ː35、戦線再開/レイトアフタヌーン.グランプリの部。
日が落ちるのが早いこの時期、30分待たずにグランプリは日陰化。
遠征最終日のこの日は15時半のゲレンデ撤収。
グランプリ×3、コス4×2、スカ4×1を回して〆と致しました。
最後の最後になって、雲間より覗き見えた武田菱。
今シーズンは大雪か豪雪か爆雪に当たる事の多い白馬遠征。
武田さんの御尊顔を拝するのも久し振りです。
と、こんな感じの第四次白馬遠征.3days。
半日だけでしたが、やっと(一ヶ月振り)冬晴れの五竜に当たった最終日でした、とさ。
おしまい。