2025.02.27
2025.02.26
●2024/25.二十一滑目「白馬五竜&47」
えー、先週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
この日(2/17)から三連休前半に掛けて、白馬地方は大型寒波襲来との見通し。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっています。
そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征二日日.2月18日(火)の滑走記になりまする。
6:50、エスカル坂は除雪で寄せられた「雪の大谷」。
昨日は村ベースでも日中降雪15~20㎝、プラス夜間降雪訳20㎝。
雪壁の高さは約2.5m、横を流れる犬川は深雪に埋もれて暗渠と化していました。
この日は何時もより遅めのゲレンデイン、キャビン駅待機も無し。
どーせテストスキーでゴンドラの営業開始は大幅に遅れるでしょうしね。
7ː50、とおみゲレンデからスタート。
身内情報で今日のテストは3本、キャビン運行開始は9時半~10時頃の見込み。
朝イチのとおみは「コキュコキュ」と雪鳴きするコットンスノーも斜度不足で板走らず。
2本回して「飽~きた」ので、いいもり道場に向かいました。
8ː20、丁度コス4が動き始めた時刻にいいもり着。
線下は一面の新雪バーン、パウキチ達には垂涎の面ツルが広がっています。
早速スプレー上げての「パウ祭」開幕。
こんな日(ゴンドラ営業大幅遅延日)はいいもりパウを狙うに限る。
この日はパウ板使う予定も取り止め、スラ板でのパウ喰い。
圧雪車の故障で直近の数日、ピステンの入ってないコス4からの各コース。
多分、単日の降雪だとリセットには至らず「底付きガコガコ」と予測。
だったら脇パウの新雪喰った方が良いや、とのマテリアルチョイスです。
右側のサニーから丸山の脇パウを頂いた後は、ポールバーンのシャローパウ喰い。
SL機には丁度良い新雪量(7~10㎝)で、美味しいブレックファーストタイムでした。
しかも時折青空も覗けます。
雪良し/天気良し/滑りの調子も良し。
今日の午前中は「いいもり専」でも良いかなぁ、と思わせる良コンディションでした。
9ː10、キャビンの様子を見に、一旦とおみゲレンデに戻ります。
未だ搬器が射出されていない(=営業開始は当分先)にも関わらず、駅舎にはパウキチ達が長い列を成しています。
今から30分~1時間並ぶ気にはなれず、いいもりへ蜻蛉返り。
9ː40、「そろそろ営業開始かな」と読んで行列参加。
この5分後にキャビン運行スタート、待ち時間は15分程でした。
1005、キャビン乗車。
終日の「雪/曇り予報」に反して、青空の広がっているグランプリ。
蒼天の空に舞い散る粉雪。
此処一ヶ月「大雪」か「豪雪」か「爆雪」か「濃霧」の日ばかりに当たってる白馬遠征。
ゲレンデトップのブルーバードって、思い出せない位久し振りです。
グランプリでは既にパウ祭開催中。
アル3側も何時もよりオフピステを多く残しています。
テクニカルや線下/樹林帯の非圧雪エリアには30㎝のディープパウ。
グランプリの脇パウでも10㎝超の新雪が乗っていました。
パウ祭ゾーンの「パフパフ」とは対照的に、中央の一枚バーンは「ガリガリ」。
この日のアルプス平は予報通りの強風🌀が荒ぶっています。
オンピステに乗った雪は根こそぎ飛ばされて下地が露出。
地吹雪で叩かれたバーンは、ラギッドでアイシーなウインドパックになってました。
10時時点でアル1は運休、アル3/アル2も約5㎞(通常は約7㎞)の減速運転。
体感気温気温はマイナ12~13℃、この気象状況で鈍行運転のリフト乗車は辛い…。
5本回すと「暖を求めて」一旦下山、珈琲タイムを挟んで47に向かいました。
12ː00、R1は大して風立ってません。
爆風祭なのはグランプリとパノラマだけらしく。
先程の晴れ間は何処へやら、予定通りの天候下降線。
13時頃からガスって来ましたが、滑走には支障無いレベル。
多少の荒れはあるものの、R1のコンディションは良好。
下地のガリ感や吹き溜まりのモサ感は無く、雪面コンタクトも安定しています。
以降R1専のアクティビティ、14時半の△バスでいいもりに戻りました
足元と雪面のクリアランスは30㎝。
今夜は20㎝積もるとの予報、下手すると明日のLine-Cは営業遅れるかも…。
(思ってたほどの積雪は無く、無事通常営業でした)
記録的豪雪に恵まれ、そして苛まれている今季の白馬。
各スキー場共、雪大杉で線下の安全確保に四苦八苦されています。
基本的にリフトの線下は重機が入れないので、100%人力での除雪。
パトさんと索道さんにとっては仕事量「三倍増し」のシーズンです。
ミノスの1階は塹壕掘って入口確保。
ゴンドラ降場側のトーチカ(入口)は雪大杉で放棄されていました。
Alps360の1階は完全に埋没。
右奥に塹壕掘って辛うじての入口確保、もう殆ど「雪のトーチカ」です。
結局この日も主戦コースのグランプリは5本しか回さず。
コスモ(15本)とLine-C(11本)をメインに取ったアクティビティでした。
三日目につづく。
2025.02.25
2025.02.24
●2024/25.二十滑目「白馬五竜&47」
えー、先週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
この日(2/17)から三連休前半に掛けて、白馬地方は大型寒波襲来との見通し。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっています。
そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征初日.2月17日(月)の滑走記になりまする。
6ː50、ゲレンデイン。
「晴れてるっ☀」。
今回の白馬遠征は「雨水寒波」の真っ只中、三日間何れも大雪❄❄❄予報。
そんな予報に反して淡青の広がるの冬晴れ。
でもって「太陽の西.月の東」がお出迎えです。
西の空にはムーンセット。
若しかして今日は「大当り🎯」の日かも♪。
しかしそんな期待は、例に由って「糠喜び」となるのでした。
7時半過ぎると次第に雲に覆われ出す空。
キャビン営業時刻には予報通りの曇天模様になってしまいました。
8ː25「業務連絡、トップ93番」。
グランプリはブルーグレーの白黒写真、今季はこんな天気ばっかに当たるなぁ…。
ガスこそ無いものの、コントラストの利かないフラットライト。
鼠色の暗~い曇空、雪面状況の目視がし辛いコンデションです。
Landing…も、
「今日の朝イチグランプリは難イ…」
大雪(立春寒波)と大雪(雨水寒波)の狭間で、直近の降雪が無い白馬地方。
しかも先週の「爆風祭」でウインドパックされたバーンはアイシー&雪玉ゴロゴロ。
ハードパックな高速仕様の上にラギッドなピステ、そしてフラットライト。
雪面コンタクトとスピードコントロールに手を焼くコンデションでした。
でもって2本目に「宙ぶらりんの刑」。
プチトラブルが有ったのか、アル3が10分停止の罰ゲーム。
うーん、幸先の悪いオープニングだ事…。
気分転換にアル2乗車。
本来なら隣のアル4が運行しているのですが、大雪で安全確保が出来ずに運休。
代替でアル2が動いているのでした。
反対側からの眺めは何だか新鮮。
アル4からだとアル2の搬器が邪魔して、バーンの全容が見難いのです。
9時を回ると「ドッカン大雪」スタート。
うーん、本降りになるのは午後からの予報だったんだけどなぁ…。
陽の射さない曇天空に加え、吹雪で視界は更に悪化。
今日はグランプリの日じゃ無いらしく、5本回した所処で早期撤収。
9ː10、ヨンナナ移動。
R1も同様のコンデションですが、廊下を挟んでるのと後半斜度が緩むので攻め易い。
標高下がった分雪も止み、視界もクリアでした。
10時頃から爆雪スタート。
午前中はこのまま47籠りっ切り、専らLine-CとLine-8でR1を回していました。
12ː10、いいもり道場。
基本的に何時も空いているいいもりですが、普段にも増して「過疎って」ます。
その原因はコレ(↓)なのでした。
座礁中のピステンプーリー。
いいもりの圧雪車が故障中、コスモ4側のフィールドは全て非圧雪状態。
ストレートウイスキーの荒れ具合から、2~3日前からだと思われます。
注意喚起のインフォ板。
何れもボコボコのナチュラルバーン、そりゃ一般ゲストが敬遠する訳です。
でもこのトラブルのお陰で「美味しい思い」が出来るのでした。
回すゲストが居ないので、朝方から積もった新雪がストレージ状態。
浅いトコで5~6㎝、深いトコで10㎝強の堆雪、しかも殆ど手付かずです。
そんな訳で比較的荒れの軽微なポールバーンでシャローパウ喰い。
下地の凸凹も柔らかく吸収出来るレベル、「プチPow祭」が楽しめました。
13ː55、再びグランプリ…も。
吹雪とガスで「何~んにも見えません」。
「ガスに強い子」47も御覧の通り。
ただ最低限の視界は確保、中速域のショート~ミドルなら充分回せるレベルです。
結局この日一番回したのはLine-C(13本)、次いでコス4(11本)。
ホームコースのグランプリはコンデション的に敬遠、8本回すに止まりました。
今回遠征でヘビロテしたトライアングル△シャトルバス。
天気悪くて冷え込み厳しい日は、リフトよりもコレ使った方が楽。
Line8→LineC→LineEを乗り継いで五竜側に戻るより、移動時間も圧倒的に早い。
この日は2回/三日間で6回利用と、殆ど「索道扱い」でした(笑)。
いいもり道場も結構ガスってます。
ポールバーンのPowも粗方食い尽くしたので、サニー丸山の脇パウ狙い。
6本回して〆と致しました。
二日目に続く。
2025.02.23
●販売速報【2025.雨水版】
えー、此処武蔵野口では雨水を迎えても冷え込み厳しい日々。
寒威が峠を越すのは、あと数日を待たねばならぬみたいです。
そんな訳で瓦礫坂の場末の酒場、今年最初の「販売速報」。
2ヶ月置きの弊店「傾向と対策」で御座います。
まぁ例に由って何の参考にもならないと思いますが…。
■ 最近よく作っているような気がするカクテル(順不同)
・ロングの部
ジン&トニック
モスコー.ミュール
ウイスキーの水割り (水割りはカクテルです)
‥~‥~‥~ 相変わらずの三強 ~‥~‥~‥
ジン.フィーズ (東京會舘式含ム)
ハイランド.クーラー
ボッチ.ボール
ギムレット.ハイボール
ゴッドファーザー
ブラッディ.メアリ (バノックバーン含む)
マイ.タイ
・ショートの部
マティーニ
スモーキーマティーニ
ギムレット
ホワイトレディ
‥~‥~‥~ 上位戦線異常有り ~‥~‥~‥
マンハッタン(陥落)
スプリング.フィーリング(立春~春分の頃は毎年固め打ち)
ダークラム.ダイキリ(冬場は急上昇)
サイドカー
アレキサンダー(例のアレキサンダー含む)
サイレント.サード
アラウンド.ザ.ワールド
ジャックローズ&ニューヨーク&ブランデーサワー(生ザクロ版は終わりました)
・ホットカクテルの部
ホット.バター.ド.ラム&カウ (レシピ変更、焼いてます)
アイリッシュ&ゲーリックコーヒー
トディー.シリーズ(ウイスキー/ブランデー/カルバドス)
今冬は寒波到来の多いトーキョー、Hotカクテルが例年より好調。
特にホットバター系が人気、良く出ています。
■最近よく出るような気がするウイスキー(順不同)
・フツーのウイスキーの部
アイラ全般
グレンアラヒ12年&15年
サントリー季 (ハイボール専)
グレンキース(ほぼハイボール専)
余市 (NV+蒸留所限定合算)
宮城峡 (NV+蒸留所限定合算)
タリスカー.ダークストーム (冬のタリスカー)
グレンドロナック12年
モートラック12年
アバフェルディ12年
・フツーのウイスキーの部/主にカクテルベース
グレングラント10年
タリスカー10年
マッカラン12年
ラガヴーリン8年
フェイマスグラウス.ネイキッド
ジョニ黒
ブレット.ライ
ワイルドターキー12年
ジェムソン
・少し古いウイスキー
お店でお問い合わせ下さい。
以上、こんな所処にて。
次回の月報は4月下旬、GW前の頃になると思います。
擱筆。
2025.02.22
●三連休~月末の【2/22~2/28】営業案内
えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
でもって同様の理由に伴い、閉店時間の早まる事もたまに(?)あります。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅れる事もたまに(?)あります。
そんな訳で以下、三連休から月末に掛けての営業案内になります。
2/22(土) 通常営業
2/23(日) 通常営業
2/24(月) 臨時営業
2/25(火) ※開店時間が少し遅れます(OPEN/20ː00)
2/26(水) 通常営業
2/27(木) ※開店時間が少し遅れます(OPEN/20ː00)
2/28(金) 通常営業
三連休はフツーに営業+、珍しく定休の月曜日も営業致します。
その代わり、火曜日と木曜日の看板出しが1時間程遅れます。
御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
理由はまぁ…お察し下さい⛄。
●パトさんの背中
えー、本日はお店のオーナメント(内装)、模様替えに就いてのオハナシ。
でもって季節柄、やっぱりスキー絡みのオハナシでもあったり致します。
2024/25シーズン、白馬五竜&47のポスター。
五竜と云えばテストスキー、テストスキーと云えばパトロールスタッフ。
そんな訳で今季の主役はパトさんなのでした。
五竜パトさんの戦闘服は、クラシカルでいて威厳を感じさせるユニフォーム。
赤黒ツートンウェアの肩と胸には、パトロールの矜持を示す白十字。
ゲレンデを巡回する背中からは、遠目からでも強いオーラが漂っています。
で、例年より少し遅くなりましたが、ウチのお店にも今季のポスターを貼付。
先日の第七次白馬遠征の際、エスカルさんで貰って参りました。
嘗て3シーズンに亘り、雪山就労生活で一冬を過ごした白馬五竜スキー場。
当店は東京唯一の白馬五竜「公認アンテナショップBar」でもあるのでした。
2025.02.21
●サヨナラ「PARCO」
えー、今週月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜47.3days。
三日間の滑走本数118本/滑走距離164㎞と、例に由っての基地外スノーライフ。
流石に昨日は疲労困憊の五肢滅裂でオシゴトこなすのが精一杯。
二次元日誌をupする余力は残っていませんでした。
所処で遠征最終日、白馬からの帰途は大糸線で松本経由/あずさで新宿へ。
アルピコさんと新幹線使って長野経由で帰った方が楽だし早いのですが、やっぱり松本市と長野市じゃ「スキーの後のお楽しみ(=飲み食い)」のオプションが段違い。
それに今回が2月最後の信州スキー遠征。
今月末で閉館するあの施設に、最後のお別れをしなきゃいけませんしね。
18ː10、そんな訳で松本駅とーちゃく。
構内には惜別の横断幕「松本PARCO 40年間ありがとう」。
流行/文化/情報の発信地として松本市民に愛されてきた松本パルコ。
しかしショッピングがオンライン主流になった事や、長期不況(消費力低下)や人口減少(市場縮小)等、百貨店や大型商業施設にとっては運営の継続が厳しい御時勢です。
そんな時代の趨勢には抗えず、40年の歴史に幕を下ろす事となりました。
ネオンの灯っているPARCOを見るのもこれが最後です。
一年を通じてスキーにトレランにマラソンにと、数多訪れている松本。
地元民の方々ほど思い入れは無いパルコですが、当たり前にあった「町のランドマーク」が消えてしまうのは矢張り寂しいものです。
折角なので最後のPARCO利用。
遠征打ち上げは1階のテナント(みよ田さん)で蕎麦飲み。
メニューはわさび菜/野沢菜天ぷら/馬刺し+赤星2本、かけで〆でした。
でもって二軒目「松本夜の部.メインディッシュ」。
駒ヶ岳DS(シェリー)/ネゴシアンのカリラ/ブリティッシュマーチ。
2時間2軒勝負の慌ただしい「松本飲み」を終え、急ぎ駅に戻ります。
それにつけても恨めしく思うのは、最終あずさの時刻の早さよ。
終電(あずさ60号)は松本発20:10、せめてあと30分遅ければなぁ…。
と、こんな感じの第七次白馬遠征.後記。
サヨナラ「PARCO」、とさ。
2025.02.17
●今週の【2/17(月)~2/19(水)】定休日
えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
そんな訳でのインフォメーション、今週のオヤスミ案内です。
※2/17(月)~2/19(水)は三連休となります。
今月二発目の大型寒波襲来にて、明日~明後日の白馬は「POW祭」気配濃厚。
狙うは面ツルのオフピステ「第七次白馬遠征」に出掛けて参ります。
2025.02.16
●本日の【2/16(日)】営業案内
えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
でもって同様の理由に伴い、閉店時間の早まる事もたまに(?)ありまする。
そんな訳で本日、2月16日(日)の営業案内。
※ 入店ラスト21時半/ラストオーダー22時/クローズ22時半となります。
「第七次白馬遠征」の為、今夜は早仕舞いとなります。
御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
<(_ _)> ペコリ
2025.02.15
●余り物の愛
えー、昨日はウレシハズカシ「Valentine-day」。
親愛のシルシを「贈った人」「貰った人」はSweetで睦まじい一日を。
「贈らなかった人」「貰えなかった人」もBitterで静穏な一日を過ごされた事でしょう。
でもって武蔵野口の場末の酒場も、昨夜はちょっぴり「バレンタイン仕様」。
お通しにお出ししているチャームをチョコレートにしていました。
金曜日と云う事もあり多めに購入したものの、商い自体は「中の上」程度の忙しさ。
用意していたチョコが少し余ってしまいました。
そんな訳で…、
今宵のチャームも引き続きチョコレート。
ま、大して有難くも無い「余り物の愛」。
Sweetに味わうも良し、Bitterに味わうも良し、と云う事で。
2025.02.14
●「春嵐」「春RUN」「春覧」
えー、昨日のトーキョーは春嵐の「爆風祭」。
都心では7~10m/sの北西風が荒び、瞬間最大風速は16m/sを記録。
至る所処で「自転車」や「鉢植え」や「看板」が横倒しになっておりました。
そんな春荒の昼最中、家の近所をランニングしていた私め。
尤もスノーシーズン中は「スキー専」のアクティビティで「走活ライフ」はお休み中。
軽~く汗を流す程度のピクニックランで御座います。
デイリーランのホームコース、新宿新都心。
新宿公園の土手縁では紅白の寒梅が花盛りを迎えています。
で、その横では、
河津桜が綻び始めていました。
毎年、2月下旬~3月初旬に見頃を迎える都庁裏の河津桜並木。
満開になるとこんな感じです(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/03/post-54ac2e.html
冬場は「雪景色=スキーライフ」一色の二次元日誌。
たまには立春ぽいエントリーを試みた次第でした、とさ。
2025.02.13
2025.02.12
●2024/25.十九滑目「石打丸山」
えー、一昨日2月10日は月曜日にてオシゴトオヤスミの日。
この日は日帰り遠征にて湯沢エリアの主戦ゲレンデ、石打丸山に逝って参りました。
そんな訳で例に由っての滑走記で御座います。
725、越後湯沢駅とーちゃく。
今季より駅東口にはウインターシーズンの「新兵器」が登場。
各ゲレンデ行のシャトルバスを案内するデジタルビジョンが設置されています。
流石湯沢町、県内屈指の豊かな財政力を背景に惜しみない設備投資。
埋もれた駅に涔々と降り続く雪。
白馬程では無いにせよ、今冬の湯沢は近年例を見ない記録的な大雪。
昨夜~今朝に掛けて山麓部でも約20㎝の積雪。
雪に強い在来線(上越線)が終日運休とのインフォメーションが流れていました。
755、中央口とーちゃく。
こっちも大雪の影響でリフトの営業開始が遅れるとのアナウンス。
サンライズの搬器は流れていますが、上部の除雪と安全確認には時間が掛かりそう。
この日の石打、スノキャス予報では前夜の積雪/5㎝、当日午前中の積雪/5㎝程度。
多少の積雪は有るものの、ソコソコ締まったオンピステを期待しての来訪でした。
しかし実際の降雪量は予報の「遥か斜め上↗↗↗」のドッカン豪雪。
目当てのグルームバーンは深~い雪の底に沈んでいます。
サンライズEXは定刻通り(8ː30)に営業開始。
しかしその他のリフトは観光3(大丸)/観光2(銀座)/チロルが営業見合わ中。
そしてまさかの観光1(ダイナミック)も動いておらず、銀座~サンライズラインでEX回しするしかありませんが、この積雪量だと「斜度不足で板走んない…」。
因みにバーンコンディションは「非圧雪(20㎝超)」「夜圧雪(10~15㎝)」「朝圧雪(2~3㎝)」が混在、しかも薄ガスとゴーグルに付着するボタ雪でバーン状況の目視が不能と云うカオスな状況でした。
2本目からは観光1が動き始めました。
ダイナミックをチョイスするも上記理由で、圧雪/非圧雪の境目が全く見えません。
ピステンのレーン幅を確認しつつのスクーリング滑が精一杯。
9ː25、中央高速が営業開始。
しかし山頂高速は未だ止まったまま、選択肢はパラ尾根か大丸の二択。
大丸のファーストトラックを頂きます。
圧雪上に7~8㎝の新雪が積もったコンディション。
湿重な湯沢雪ですが、面ツルに板を走らせている分には心地良い浮遊感です。
未だ観光1(左上)は未だ動いておらず、中央高速で大丸を回すと云う非効率…。
9ː40、山頂高速が営業開始。
列を成していたゲストは15人程度「これなら3本は持つかなぁ~」。
なーんて希望的観測も空しく、山頂ゲレンデの賞味期限は僅か2本。
重く湿った「湯沢雪」は、数本踏まれただけで荒れ進行。
瞬く間にモサグサのナチュラルバーンと化してしまいました。
まぁ、平日つっても飛び石四連休の中日ですからね。
特に中国人のインバウンドと休みに入った学生さんの姿を多く目にしました。
山頂を回した後は銀座/ダイナミック/サンライズ/ハツカ石とザッピング。
しかし何処を滑っても…、
「モサモサ」の「グサグサ」の腐れ雪です。
「うーん、全く楽しく無い…」。
で、止めを刺したのがコレ(↓)。
ガスガス爆発。
11時を回ると山頂付近の濃霧がゲレンデ中腹まで勢力範囲を拡大。
視界が利くのはハツカ石下部/観光口下部/サンライズ下部のボトムエリアのみ。
人混みと腐れ雪と視界不良のトリプルコンボ。
「何処滑っても」「何やっても」得るものは一つもありません。
積もる雪に正比例してフラストレーションが溜まる一方です。
そんな訳で…、
「まさかの半日スキー」。
正午にゲレンデ撤収、湯沢駅で蕎麦食って野沢菜買って帰りました。
まぁ長いシーズン、こんな日もたまには有りますわね。
おしまい。
2025.02.11
●2024/25.十八滑目「白馬五竜&47」
えー、先週の水曜日(2/5)から「怒涛の爆雪週間」となった白馬村。
ハクババレーの各ゲレンデも1~2mの新雪が積もり、八方と五竜は数十年振りの積雪量「5m」超えとなりました。
そんな記録的豪雪の始まる前、先週の火曜日は2月4日。
私めは「第六次白馬遠征」二日目、五竜&47で滑っておりました。
そんな訳で一週間遅れでの滑走記エントリーで御座います。
700、ゲレンデイン。
早朝のとおみゲレンデは-4℃と程好い冷え込み、雪無し/風無しの澄んだ大気。
しかしアルプス平には腰の重そうな濃霧が「どっしり」と居座っています。
うーん、グランプリは昨日に引き続いて「ガス祭」の悪寒…。
圧雪と非圧雪の端境。
とおみゲレンデにはピステ上に数ミリのトッピングスノー。
昨夜~今朝に掛けては思ってた程降ってません。
この日(2/5)から今冬最強の「大型寒波」襲来の白馬地方。
本格的な降雪は午後から始まるとの予報です。
8ː25「業務連絡、トップ6番」。
朝イチのグランプリは予想通りのガス祭も、ホワイトアウトと云う程では無し。
極不良の視界も平衡感覚は失われず、三半規管は健在(苦笑)。
そして何より「雪❄が良い」。
2本目「今日は意外と楽しいゾ♡」。
この日のグランプリは約5㎝のドライスノーがトッピングしたコンディション。
ソフト&フロートなシャローパウタッチが気持ちイイっ♬。
こんな日は内傾角とかフルカービングは完全放棄、新雪フィーリングを楽しむに限る。
ターン前半はスキッド入れて新雪を撒き散らし、ストレートラインのルーズ滑。
後半は短く強いエッジングで下地を削り、スプレー舞い上げてのカービング。
スラ板だとコレくらい(5~10㎝)がPow滑に丁度良い積雪量。
グルーム/パウダーの美味しいトコ取りの滑りが楽しめました。
アルプス平では軽く乾いた粉雪が降り続いてます。
気温はマイナ5~6℃、そして何より無風のコンデションなので体感気温も同程度。
ハイシーズンの冷え込みとしては許容範囲、特に寒さも感じませんでした。
♬(楽しいぞっ)
良雪の恩恵か、それとも昨夕のバリトレ反復練習が利いたのか、前日の絶不調モードからは脱出。
但し新雪の気持ち良さに感けて「サボった滑り」してると、悪いクセ(特に苦手の右ターン)が顔を覗かせるので「油断禁物」「緊褌一番」。
1時間半回した所処で面ツルは粗方食い尽くされ、バーンは次第にモサ化。
一番美味しいハッピーアワーは堪能した事だし、一旦グランプリを離れました。
陽光の射す時間もありました。
上は「モサモサ(雪)」の「ガスガス(霧)」だし、暫くはココで回そっと。
昨日に引き続き、ポールバーンを主戦に取ります。
削られた雪が吹き溜まりを形成、プラス所々で割れも散見。
滑走ノイズが大きく、雪面コンタクトの安定しないコンディションです。
1時間程いいもりを回した後、47へ向かいました。
1110、47。
R1も吹き溜まりで荒れたモサ雪、しかもゲストが多く滑走ラインが取り辛い。
スキーヤーズライトのコースサイドにラインを絞り、小回り特講。
何時もながら47は外人さん比率が高い。
写ってるのは9割方インバウンドゲスト、言語比は「英語5ː中国語3ː日本語1ːその他1」。
R1ボトムはアイシーでガリッとしたコンデション。
動線的に回すゲストが少ないのでバーンはフラットを維持、意外と楽しました。
13ː15、再びグランプリ。
バーンは期待していた「プチリセット」に至らず、モサ雪の上に2~3㎝乗ってる程度。
しかも朝イチに較べガスは濃化、このナチュラルバーンコンディションで雪面情報が目で拾えないのは厳チイ…。
ゲレンデトップがこんな感じなので、必然的にとおみゲレンデの混雑は増します。
うーん、こんなトコで回したく無い…。
お隣のいいもり6は安定の過疎っ振り。
コース自体はフラットバーンで程好い中斜面、荒れも少ないのですが…。
だって回すリフトが「長い」「遅い」なんだもん。
因みにとおみ側からいいもり6に滑り込み、テレキャビン駅上の林道からとおみに戻れば「スカイ4でいいもり6を回す」事が出来ます。
効率は悪いですがとおみゲレンデの混雑を避け、快適に回す裏技です。
ラストはとおみ/いいもり6でバリトリして終了。
この日は帰途の都合上、15時半での早仕舞いです。
15ː35、国道では除雪車と排雪車がフル稼働中。
今夜から5~6日続く豪雪を前に、道路脇の雪山を雪捨て場に廃棄中。
しかしこの数時間後には道路も歩道も「雪ドッサリ」。
「毎朝」「毎昼」「毎夜」除雪の日々が続く白馬村なのでした。
と、こんな感じの「第六次白馬遠征」滑走記。
次回の遠征は2月17日からの予定です、おしまい。
2025.02.08
●来週の【2/10(月)】オヤスミ案内
えー、「逃げる二月」も@云う間の一週間経過。
月曜日を休めたら四連休となるウィークエンドの始まりです。
でもって来週末で今月も折り返し、気付けば三月を迎えてそうな悪寒。
やっぱり年初めの1~3月は時間が1.5倍速で流れているみたく。
そんな訳で武蔵野口の場末のバァ、来週の店休日御案内。
オヤスミは定休日の月曜日、2月10日のみで御座います。
来週は白馬遠征「Bye-week」なので通時通りの営業。
但し若しかすると週ナカで一日、営業時間の微変があるかもしれません。
そんな訳で宜しくお願い致します。
2025.02.07
●2024/25.十七滑目「白馬五竜&47」
えー、今週月~火曜日は「第六次白馬遠征」。
そんな訳で例に由っての滑走記エントリー。
遠征初日は2月3日のアクティビティで御座います。
6ː55、立春の朝にゲレンデイン。
高曇りの空には雪/風/ガス無し、気温は0℃と緩~い冷え込み。
白馬の天候はこの日より下り坂、2/4~2/9は今季一番の寒波襲来との予報。
「嵐(豪雪)の前の静けさ」を感じさせる、穏やかな朝でした。
※実際、予想以上の爆雪でこの三日間(2/4~6)の積雪量は70㎝オーバー。
雪大杉でリフト動かせない等、スゴイ事になってるみたく。
パトさんものんびりと御出勤。
氷に岩に山にのクライマー、@DE氏。
早朝時点では澄んだ空だったアルプス平。
しかし7時半頃からガスが掛り始め「嫌~な予感」がして参りました。
8ː25「業務連絡、トップ34番」。
朝イチ到着のグランプリは籠った濃霧が引き始め、
リフトから見返ると、神城の里は雲の底。
波頭立ち、荒ぶる時化の海が広がっています。
Landing。
見るからに硬めのバーンは予想以上の高速ハードパック。
アイシーな雪面タッチと板の加速に身体が置いて行かれ気味、スピードコントロールに手を焼くコンデションです。
そして…。
先程のクリアな視界は何処へやら、コースの下半分はガスが覆い始めていました。
「うーん、何も見えん…」
アル3乗車2本目、グランプリの下半分はガスの完全支配下。
2本目は雲海とガスに向かって突っ込みます。
これじゃ攻めるに攻められず、マージン取った速度域でのミドル回し。
で、この辺から滑りの調子が変テコになって来ました。
以降、ガスは籠ったり切れたりの繰り返し。
時折キレーに抜けたりするのですが…、
それも束の間。
特に中盤から下が酷く、クリアな視界は殆ど望めません。
グランプリ最大の弱点は、兎に角「ガスに弱い事」。
天狗岳~犬川源頭の深い沢に滞留した濃霧が流れ込む何時ものパターンです。
それでもゲレンデトップ部「だけ」は視界の利く時間帯多し。
八ヶ岳方面には雄大な「sea of clouds」、雲海も八ヶ岳の形をしています(笑)。
暫く粘ってみるも、ガスの勢力範囲はJOJOに拡大。
「うーん、こりゃキレーに抜ける見込みは無いな…」。
そんな訳でグランプリは1時間で切り上げ、47に向かいます。
9ː40、R1。
コーデュロイが削られてモサッとした吹き溜まりとアイシーな下地が混在。
雪面コンタクトが安定しない荒れたコンデションですが、まぁ見えるだけマシ。
因みにパノラマから47全域は視界良好。
要するにガスってるのはグランプリだけなのでした。
暖かい気候の影響で、標高1100m付近から雪質が一変。
R1ボトムは腐れ雪、水溶き片栗粉がダマ化して層になってます。
10ː40、ミノス(ゴンドラ山頂駅)で休憩。
1階のアプローチは雪に埋没、日本陸軍の塹壕状態です。
しかも明日(2/4)からの5日間で積雪量は2m超えの予報。
果たして来週はどーなってるんてだろ?。
正午前には小雪がチラ付き始めました。
因みにこの日のLine-Cは「日本で一番遅いクワッドリフト」。
平日としては珍しく余剰搬器を全て回しての営業で、リフト待ち自体は3~5分程度。
しかし乗車場でリフトを止めるゲストが続出、「止まる」「低速運行」「動く」「止まる」「定刻運行」の繰り返し。
巡航速度(約11㎞)で動いてる時間は殆どありませんでした。
1205、グランプリ帰投、も…。
滑りの方は相変わらず調子上がらず。
しかもチラホラ舞う粉雪にブルーグレーの曇り空で、視界はフラットライト。
削られた湿雪がモサモサと吹き溜まり、荒れたバーンが追い打ちを掛けます。
「今日のグランプリ~ダイナミックは本当にムズい…」。
そんな訳で遁走 戦略的撤退。
いいもりゲレンデに向かいます。
12ː20、いいもりポールバーン。
とおみ2より下は水溶き片栗粉、引っ掛かる/沈むのモッサリ雪。
でもバーン状況が目視出来るだけマシ、兎に角滑りの調子取り戻さなきゃ。
暫くコス4回ししてランチレスト、その後は再び47へ向かいました。
1420、47から五竜へは△シャトルバス利用。
悪天日のゲレンデボトム移動はこれ使うに限ります。
(尚、バスのメーカーは「ランドローバー」ではありません)
ラストはとおみゲレンデといいもり6回し。
楽しく滑るのは一旦封印、ストックを正対平行に持ってのバリトレ。
腰と肩の平行ラインを保ちローテーションと内傾矯正、股関節を使っての外足荷重を再確認、後半の緩斜パートでは内足リフト。
地味な反復作業が利いたのか、翌日の滑りは多少持ち直しました。
と、こんな感じの遠征初日アクティビティ。
二日目に続き〼。
2025.02.05
●「残り豆」に「残り福」
えー、昨夜白馬から帰東、本日よりオシゴト再開の武蔵野口のバァ。
来週は白馬遠征(臨休)無しなので、暫くは通時シフトでの商いで御座います。
所処で一昨日は2月3日の事。
中野坂上はウチのご近所、宝仙寺さんでは「節分追儺会」が開催。
祭事の最後には盛大に豆撒きが行われました。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/02/post-346f32.html
そんな訳での「鬼払い」。
頂いた節分豆が結構残っているので、引き続きお通しで出しています。
扨、「残り豆に福」は有るかな?。
2025.02.04
●「第六次白馬遠征」
えー、表題通りのスノーリゾート 荒行合宿を終え、只今帰投した23時杉。
風呂上り、寝酒のウヰスキーを飲りつつのエントリーで御座います。
今回の遠征、滑りの内容はトップフォームに程遠い「イマ三」の出来。
特に初日はシーズン中に1~2度ある「不調のツボ」にどっぷり嵌った感じ。
それでも二日目には多少は持ち直し、悪い也の滑りは出来た…かな?。
所処で昨日/今日の白馬五竜、お天気の方は如何だったかと申しmust。
ガスに苛また二日間でした…。
ま、それでもドライスノーのシャローパウを鱈腹喰ったし、
壮大な雲海パノラマも望めのたので、ギリギリ「及第点」てなトコで。
そんな訳で日付変更線ギリギリのエントリー。
滑走記は亦後日にDemo。
2025.02.03
2025.02.02
●立春節分
「鬼は外~」 「福は内~」
えー、本日は立春節分。
豆を撒いて鬼や邪気を祓い、玄関や室内を散らかす日です。
所処で散らかした後は、当然掃除をせねばなりません。
しかしながら「豆」と云うものは丸っこい形をしております。
従い撒いた豆は至る場所へ転がっていきます。
「リビングボードやソファーの下」「下駄箱の奥」「廊下や階段の隅」etc…。
そうなると、日頃掃除が等閑になっている所処にも手を入れねばなりません。
結果「家の中」は節分前日より綺麗になっております。
と云う訳で「掃除はマメにしましょう」、と云うオハナシでした。
チャンチャン。
私め自宅のお隣、中野坂上の宝仙寺さんでは恒例の「節分会」が開催。
今年は雨天の為、僧兵行列は中止になったみたいです。
過去何度もエントリーしている催事なので、今回は写真一枚のみで割愛。
大体毎年こんな感じ(↓)です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/02/post-118cfb.html
そんな訳で今宵のお通しは、節分会で頂いた(ばら撒かれた)南京豆。
果たして「炒り豆に花が咲く」商いになるの…かな?。
2025.02.01
●2024/25.十五滑目「白馬五竜」
えー、本日より月替わり如月。
年明けから温暖な日が続いているトーキョーですが、立春を前にしての寒波到来。
明日の節分は今冬一番の冷え込みになるとの予報です。
なーんて時候の挨拶もソコソコに、今日のエントリーも例に由ってのスキー話。
と云う訳で先週は第五次白馬遠征2日目、1月21日(火)の滑走記。
今季節目の「15」滑目は、五竜での「10」滑目で御座います。
6ː55、ゲレンデイン/キャビン駅待機。
朝圧雪を終えたピステンプーリーが、入れ違いで車庫に戻って行きました。
この日は昨日に較べ「キン」と冷えた、ハイシーズンらしい白馬の朝。
とおみゲレンデではスノーマシンがフル稼働していました。
黎明の空を「パシャリ📷」しているパトさんを「パシャリ📷」。
今日、ブログ当番の隊員さんかしら?。
昨日と同じ風景(その1)、有明の空に浮かぶ残月。
有明の 明るく見えし 浮きの月 暁ばかり 嬉きものはなし。
昨日と同じ風景(その2)、神城の里山より出ずる朝陽。
冬はあけぼの。
やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこし明かりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。
昨日と同じ風景(その3)、朝イチキャビン.五竜オールスターズ。
以上、人工降雪機が動いてた以外は全く昨朝のデジャ.ヴ。
殆ど間違い探しのレベルです。
8ː15、キャビン乗車。
此処6日間、目立った降雪が無い白馬村。
雪質の悪化(硬化)が心配でしたが、其処は五竜圧雪職人の「神業オペレーション」。
今朝の圧雪はティラー(ミル)を深めに掘ったみたく、バーンはソフトタッチのコーデュロイにリセット。
とおみゲレンデには気持ち良さげなシュプールが刻まれていました。
※注.この日は1/21、一昨日の1/30はドッカン爆雪で明後日からも大雪の予報です。
昨日と同じ風景(その4)、「業務連絡、トップ29番」。
口明けの朝イチグランプリ、搬器№以外はこれまた昨日のデジャ.ヴ。
四連写。
降雪不足の心配も何のその、グランプリのコンデションは良さそうです。
昨日と同じ風景(その5)、白馬三山は眺望利かず。
晴れ模様の青空ですが、唐松も鑓も杓子も白馬も雲の中。
昨日と同じじゃ無い風景。
層雲の切れ間より辛うじて覗く武田菱、しかしそれも早朝の30分だけ。
9時以降は厚雲に隠れ、山容を現す事は有りませんでした。
Landing。
前日同様、降雪不足の影響でバーンは「カッチリ」締まったコーデュロイ。
雪日照りの影響からか、所々でレーン段差や轍跡も見られます。
それでも直近の天候推移でを考えると「良く仕上げてくれた方」。
現状出来うる限り最上のコンデション、五竜の圧雪職人さんには只々感謝です。
昨日と同じ風景(その6)。
コーデュロイのカーペット刻まれるCarvingの軌跡。
グランプリは昨日同様、ハードパックの高速コーデュロイ。
それでもアイシーな硬さは感じられない圧雪オペレーション、絶妙の攪拌具合です。
グリップ/コンタクト共、充分に担保されたパーンでした。
9ː10、地蔵ノ頭に沈む「残んの月」。
因みにこの6時間半後、
地蔵の頭に沈む「太陽」を目にするのでした。
よーするに「朝イチ(Moonset)」から「ラスイチ(Sunset)」まで滑って訳です。
この日のグランプリは混み出すのが早い。
トップギアの高速ロングで回せたのは40~50分。
9時半を過ぎると滑走ラインを取るのも難しくなって来ました。
うーん、朝イチのキャビンにはそれ程行列出来てなかったんだけどなぁ…。
10ː00、そんな訳でグランプリは1時間半/12本で切り上げ。
混雑を避け47に向かいます、が...。
通せん坊… Σ(゚д゚lll)ガーン。
47はLine-Cが故障で終日運休、それに伴いLine-Eもとばっちりで営業休止。
五竜から47に滑り込む事は出来ませーん。
(Line-Cは翌日も運休、営業再開したのは1/23の午後でした)
この時点で漸くグランプリの混雑理由が判明。
五竜のゲストは閉じ込められ、47のゲストが五竜に移動して来たんですね。
週末並みのグランプリを回す気にはなれず、一旦下山。
いいもり道場に向かうと致しました。
Dカーブ付近ではパトさんが怪我人の搬送中。
Line-C運休のイレギュラー+スピードの出易い(暴走し易い)バーンコンディション。
そんな外的要因が重なってか、この日は滑走中の事故が多発。
午前中だけでアキヤボートの出動を3度も目にしました。
10ː15、いいもり道場は線下大町側が「大当たり」。
ギャップの無いグルーミングに程好い湿り気を伴った雪、そして予想通り過疎ってます。
因みに正式のコース名は「DISCOVERY」、3年前までは「ストレートウイスキー」。
しかしそんな長ったらしい名称を使うゲストは過去現在殆ど居らず、大体「コス4の左側」とか「コス4の圧雪側」とか呼ばれています。
入りがコンケーブ、中間部がむくりと片斜を伴ったコンベックス。
しかも斜面構成に緩みが少なく、スペック以上にテクニカルなバーンです。
安全策取って、前半スキッド入れつつスピードコントロールしてのショート回し。
此処を速度域上限のロングターンで回すには、私めの方がスペック不足です。
今日は線下大町側の日。
それにしても今シーズンのいいもりゲレンデは本当に「平和」。
理由は「迷惑な方々=ギセンの基礎屋」が居ないからです。
「全日本スキー技術選手権大会.甲信越ブロック予選」が頻繫に行われるいいもり。
1月中旬頃からトレーニングと試滑を兼ねて、大会参加者が大挙来場されます。
それは別段構わないのですが「セパレートされていない一般バーンを」「大勢で屯って」「コース幅目一杯にかっ飛ばして」「一人づつビデオ撮り」されるのは迷惑以外の何物でもありません。
コースを占有するならお金払ってバーン借し切って下さいな、てな感じです(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/01/post-e62f20.html
で、幸いな事に今年の甲信越大会は戸隠で開催。
お陰で頭の痛い基礎屋の姿は殆ど見られないのでした。
索道小ネタ集.いいもりコスモ4篇。
今シーズンから吹き流しが新調されてました。
11時半を回ると太陽が隠れ、日陰に入る時間が長くなって来ました。
コスモ4を14本回した所処で時計は12時前。
ランチタイムの閑散刻を狙って「グランプリRETURN」です。
12:10、混雑は解消してませんでした…。
これじゃ滑走ラインも儘なりません。
そんな時にはココ。
グランプリの端っこ、アル2/4沿いのラインでショートターン回し。
スキーヤーズライトはノリ面なので左側からの滑走者だけを注意していれば、スピードレンジ上げて攻めた滑り出来るのです。
しかし暫くするとこのラインも混雑で使えなくなってしまいました。
索道小ネタ集.アル3篇。
5番と8番の風速計が新調されていました。
因みに正式名称は「風杯型風速計(ロビンソン風速計)」。
天候も晴れ基調となって参りました。
こーなると「止めるに止められない」グランプリ回し。
昨日同様昼食を取るタイミングを失してしまいます。
高速ロング「ブン回しタイム」。
結局朝イチの時間より多く回したアフタヌーングランプリ。
14本をカウントした所処で「やっと飯」です。
14ː00、ランチレストは20分。
昼食…と云うより単なる栄養補給、もう殆ど「合宿」のノリ。
14ː35、三たびグランプリ。
アル3の営業終了までラスト1時間、7~8本は回せるかな。
しかし相変わらずの混雑具合にゲンナリ。
コース荒れと気温低下によるバーン氷化でコンディションは悪化。
コントロール不如意なゲストも多く、マージン取った中速域での小回りが精一杯です。
でもって15時を回ると天候急変。
日中の晴れ間は何処へやら、一気にブルーグレーの曇天模様に。
チラホラと舞っていた粉雪は、何時の間にか本降りとなって参りました。
15ː35、ラスト1時間半は楽~にとおみ回し。
ノンストックのバリトリ×8本で〆。
と、こんな感じの「第五次白馬遠征」最終日アクティビティ。
この日は久し振りに滑走距離60㎞オーバー、イレギュラー的混雑の割にはガッツリと滑り込んだ一日でした。
おしまい。