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2025.02.11

●2024/25.十八滑目「白馬五竜&47」

えー、先週の水曜日(2/5)から「怒涛の爆雪週間」となった白馬村。
ハクババレーの各ゲレンデも1~2mの新雪が積もり、八方と五竜は数十年振りの積雪量「5m」超えとなりました。

そんな記録的豪雪の始まる前、先週の火曜日は2月4日。
私めは「第六次白馬遠征」二日目、五竜&47で滑っておりました。
そんな訳で一週間遅れでの滑走記エントリーで御座います。

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700、ゲレンデイン。
早朝のとおみゲレンデは-4℃と程好い冷え込み、雪無し/風無しの澄んだ大気。
しかしアルプス平には腰の重そうな濃霧が「どっしり」と居座っています。
うーん、グランプリは昨日に引き続いて「ガス祭」の悪寒…。

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東南の空からは朝陽が覗き、

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小谷方面には薄青空も見られるんですけどね…。

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圧雪と非圧雪の端境。
とおみゲレンデにはピステ上に数ミリのトッピングスノー。
昨夜~今朝に掛けては思ってた程降ってません。

この日(2/5)から今冬最強の「大型寒波」襲来の白馬地方。
本格的な降雪は午後から始まるとの予報です。

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8ː25「業務連絡、トップ6番」。
朝イチのグランプリは予想通りのガス祭も、ホワイトアウトと云う程では無し。
極不良の視界も平衡感覚は失われず、三半規管は健在(苦笑)。
そして何より「雪❄が良い」

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2本目「今日は意外と楽しいゾ♡」。
この日のグランプリは約5㎝のドライスノーがトッピングしたコンディション。
ソフト&フロートなシャローパウタッチが気持ちイイっ♬。

こんな日は内傾角とかフルカービングは完全放棄、新雪フィーリングを楽しむに限る。
ターン前半はスキッド入れて新雪を撒き散らし、ストレートラインのルーズ滑。
後半は短く強いエッジングで下地を削り、スプレー舞い上げてのカービング。

スラ板だとコレくらい(5~10㎝)がPow滑に丁度良い積雪量。
グルーム/パウダーの美味しいトコ取りの滑りが楽しめました。

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アルプス平では軽く乾いた粉雪が降り続いてます。
気温はマイナ5~6℃、そして何より無風のコンデションなので体感気温も同程度。
ハイシーズンの冷え込みとしては許容範囲、特に寒さも感じませんでした。

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たまーに視界の開ける時間帯も有ります。

(楽しいぞっ)

良雪の恩恵か、それとも昨夕のバリトレ反復練習が利いたのか、前日の絶不調モードからは脱出。
但し新雪の気持ち良さに感けて「サボった滑り」してると、悪いクセ(特に苦手の右ターン)が顔を覗かせるので「油断禁物」「緊褌一番」。

1時間半回した所処で面ツルは粗方食い尽くされ、バーンは次第にモサ化。
一番美味しいハッピーアワーは堪能した事だし、一旦グランプリを離れました。

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9ː55、いいもり道場。
ゲレンデボトムでは未だ青空が覗き、

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陽光の射す時間もありました。
上は「モサモサ(雪)」の「ガスガス(霧)」だし、暫くはココで回そっと。

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昨日に引き続き、ポールバーンを主戦に取ります。
削られた雪が吹き溜まりを形成、プラス所々で割れも散見。
滑走ノイズが大きく、雪面コンタクトの安定しないコンディションです。

1時間程いいもりを回した後、47へ向かいました。

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1110、47。
R1も吹き溜まりで荒れたモサ雪、しかもゲストが多く滑走ラインが取り辛い。
スキーヤーズライトのコースサイドにラインを絞り、小回り特講。

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何時もながら47は外人さん比率が高い。
写ってるのは9割方インバウンドゲスト、言語比は「英語5ː中国語3ː日本語1ːその他1」。

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R1ボトムはアイシーでガリッとしたコンデション。
動線的に回すゲストが少ないのでバーンはフラットを維持、意外と楽しました。

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13ː15、再びグランプリ。
バーンは期待していた「プチリセット」に至らず、モサ雪の上に2~3㎝乗ってる程度。
しかも朝イチに較べガスは濃化、このナチュラルバーンコンディションで雪面情報が目で拾えないのは厳チイ…。

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47もガスが深くなって来ました。
今日はもう上「投了」だな。

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ゲレンデトップがこんな感じなので、必然的にとおみゲレンデの混雑は増します。
うーん、こんなトコで回したく無い…。

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お隣のいいもり6は安定の過疎っ振り。
コース自体はフラットバーンで程好い中斜面、荒れも少ないのですが…。
だって回すリフトが「長い」「遅い」なんだもん。

因みにとおみ側からいいもり6に滑り込み、テレキャビン駅上の林道からとおみに戻れば「スカイ4でいいもり6を回す」事が出来ます。
効率は悪いですがとおみゲレンデの混雑を避け、快適に回す裏技です。

ラストはとおみ/いいもり6でバリトリして終了。
この日は帰途の都合上、15時半での早仕舞いです。

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15ː35、国道では除雪車と排雪車がフル稼働中。
今夜から5~6日続く豪雪を前に、道路脇の雪山を雪捨て場に廃棄中。
しかしこの数時間後には道路も歩道も「雪ドッサリ」。
「毎朝」「毎昼」「毎夜」除雪の日々が続く白馬村なのでした。

と、こんな感じの「第六次白馬遠征」滑走記。
次回の遠征は2月17日からの予定です、おしまい。

 

 

 

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