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2025.02.26

●2024/25.二十一滑目「白馬五竜&47」

えー、先週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
この日(2/17)から三連休前半に掛けて、白馬地方は大型寒波襲来との見通し。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっています。

そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征二日日.2月18日(火)の滑走記になりまする。

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6:50、エスカル坂は除雪で寄せられた「雪の大谷」。
昨日は村ベースでも日中降雪15~20㎝、プラス夜間降雪訳20㎝。
雪壁の高さは約2.5m、横を流れる犬川は深雪に埋もれて暗渠と化していました。

この日は何時もより遅めのゲレンデイン、キャビン駅待機も無し。
どーせテストスキーでゴンドラの営業開始は大幅に遅れるでしょうしね。

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7ː50、とおみゲレンデからスタート。
身内情報で今日のテストは3本、キャビン運行開始は9時半~10時頃の見込み。

朝イチのとおみは「コキュコキュ」と雪鳴きするコットンスノーも斜度不足で板走らず。
2本回して「飽~きた」ので、いいもり道場に向かいました。

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8ː20、丁度コス4が動き始めた時刻にいいもり着。
線下は一面の新雪バーン、パウキチ達には垂涎の面ツルが広がっています。

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早速スプレー上げての「パウ祭」開幕。
こんな日(ゴンドラ営業大幅遅延日)はいいもりパウを狙うに限る。

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この日はパウ板使う予定も取り止め、スラ板でのパウ喰い。
圧雪車の故障で直近の数日、ピステンの入ってないコス4からの各コース。
多分、単日の降雪だとリセットには至らず「底付きガコガコ」と予測。
だったら脇パウの新雪喰った方が良いや、とのマテリアルチョイスです。

右側のサニーから丸山の脇パウを頂いた後は、ポールバーンのシャローパウ喰い。
SL機には丁度良い新雪量(7~10㎝)で、美味しいブレックファーストタイムでした。

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しかも時折青空も覗けます。
雪良し/天気良し/滑りの調子も良し。
今日の午前中は「いいもり専」でも良いかなぁ、と思わせる良コンディションでした。

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9ː10、キャビンの様子を見に、一旦とおみゲレンデに戻ります。
未だ搬器が射出されていない(=営業開始は当分先)にも関わらず、駅舎にはパウキチ達が長い列を成しています。
今から30分~1時間並ぶ気にはなれず、いいもりへ蜻蛉返り。

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9ː40、「そろそろ営業開始かな」と読んで行列参加。
この5分後にキャビン運行スタート、待ち時間は15分程でした。

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1005、キャビン乗車。
終日の「雪/曇り予報」に反して、青空の広がっているグランプリ。

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蒼天の空に舞い散る粉雪。
此処一ヶ月「大雪」か「豪雪」か「爆雪」か「濃霧」の日ばかりに当たってる白馬遠征。
ゲレンデトップのブルーバードって、思い出せない位久し振りです。

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グランプリでは既にパウ祭開催中。
アル3側も何時もよりオフピステを多く残しています。

テクニカルや線下/樹林帯の非圧雪エリアには30㎝のディープパウ。
グランプリの脇パウでも10㎝超の新雪が乗っていました。

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パウ祭ゾーンの「パフパフ」とは対照的に、中央の一枚バーンは「ガリガリ」。
この日のアルプス平は予報通りの強風🌀が荒ぶっています。
オンピステに乗った雪は根こそぎ飛ばされて下地が露出。
地吹雪で叩かれたバーンは、ラギッドでアイシーなウインドパックになってました。

10時時点でアル1は運休、アル3/アル2も約5㎞(通常は約7㎞)の減速運転。
体感気温気温はマイナ12~13℃、この気象状況で鈍行運転のリフト乗車は辛い…。

5本回すと「暖を求めて」一旦下山、珈琲タイムを挟んで47に向かいました。

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12ː00、R1は大して風立ってません。
爆風祭なのはグランプリとパノラマだけらしく。
先程の晴れ間は何処へやら、予定通りの天候下降線。

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13時頃からガスって来ましたが、滑走には支障無いレベル。
多少の荒れはあるものの、R1のコンディションは良好。
下地のガリ感や吹き溜まりのモサ感は無く、雪面コンタクトも安定しています。

以降R1専のアクティビティ、14時半の△バスでいいもりに戻りました

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足元と雪面のクリアランスは30㎝。
今夜は20㎝積もるとの予報、下手すると明日のLine-Cは営業遅れるかも…。
(思ってたほどの積雪は無く、無事通常営業でした)

記録的豪雪に恵まれ、そして苛まれている今季の白馬。
各スキー場共、雪大杉で線下の安全確保に四苦八苦されています。
基本的にリフトの線下は重機が入れないので、100%人力での除雪。
パトさんと索道さんにとっては仕事量「三倍増し」のシーズンです。

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ミノスの1階は塹壕掘って入口確保。
ゴンドラ降場側のトーチカ(入口)は雪大杉で放棄されていました。

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Alps360の1階は完全に埋没。
右奥に塹壕掘って辛うじての入口確保、もう殆ど「雪のトーチカ」です。

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タクガ沢の堰堤も埋まりかけです。

結局この日も主戦コースのグランプリは5本しか回さず。
コスモ(15本)とLine-C(11本)をメインに取ったアクティビティでした。
三日目につづく。

 

 

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