●2024/25.二十二滑目「白馬五竜&47」
えー、もう二週間前のハナシですが、遅蒔き乍らの滑走記up。
先々週の月~水曜日は「第七次白馬遠征」五竜&47.3days。
今回の白馬遠征は大型寒波襲来のタイミングとバッティング。
今シーズン、もう何度目か数え切れない大雪予報⛄となっていました。
そんな訳で今回は「パウ祭」を狙っての白馬出陣。
遠征三日日.2月19日(水)の滑走記になりまする。
7ː15、とおみ着/定点観測。
多分(つーか確実に)今日もテスト入るので、ゆっくり目のゲレンデイン。
ガスに覆われた沢の上部から「パーン」と発破の音が聞こえて来ました。
雪は思ってたほど乗ってません。
山麓部で約10㎝程度の新雪堆積、予報よりは大分少な目です。
マテリアルを「パウ板にするか」「スラ板にするか」微妙な積雪量。
シアンクレールの結果、後者をチョイスする事に致しました。
今日もとおみからスタート。
「やぁ、おはよう」と声を掛けて来たのは「TEAM RESCUE」の御主人。
五竜で滑ってると何処や彼処かで知り合いに出会います。
8ː00「業務連絡、トップ15番」。
とおみゲレンデを1本回し、いいもりへGo。
810、コスモ乗車。
「おっ、ストレートウイスキーにピステン入ってる」。
圧雪車の故障で、此処数日ナチュラルバーン状態だったコス4からの各コース。
ピステンプーリー、やっと直ったみたいです。
それじゃ早速パウGet。
放射冷却で「カチン」と締まった圧雪上に約10㎝のシャローパウ。
ノートラックに板を走らせている分には心地良い新雪フィーリングも、二層の雪質が乖離して交わらず「フワッ」と「ガリッ」が混在するコンデション。
アイシーな下地にスキッドする事も屡々でした。
それでも裾広がりのコースボトムにはノートララインがタダ残り。
ポールバーンもイイぞっ。
斜度の緩い後半は減速気味も、タテ目/ルーズ目のパウダーターンが気持ちイイっ。
線下/ポールバーン/丸山を各2本づつ回し、至福の「朝Pow」「浅Pow」タイム終了。
ゴンドラ搬器が流れ出したのを確認し、キャビン駅舎に向かいました。
9ː15、グランプリへ。
キャビン駅舎に着くと、意外やゴンドラ待ちは無くスンナリ乗車。
如何やら今日はゲストの出が少ないみたく。
サイドカントリーには20~25㎝のドライスノーがON。
パウキチ達が狂喜乱舞、雪煙と歓喜の雄叫びを上げてのPowder-carnival。
こっちはスラ板なのでターゲットはグランプリのシャローパウ。
一枚バーンにはピステ上に約10㎝の新雪が乗り、SL機には丁度良い積雪量。
ルーズに浮遊感を楽しむも良し、下地にエッジ噛ましてスプレー上げるも良し。
至福のブレックファーストタイムは約1時間続きました。
こっちは「Powワーク」。
大雪の影響でアル2は運休、パトさんと索道さんが線下の除雪に四苦八苦中。
公式で積雪量「5m超え」の続くアルプス平。
因みにこの時期の平均値は2m後半、3m超えたら大雪の当たり年。
ブナ疎林帯脇の沢もすっかり雪に埋没、フラットスロープと化しています。
10時を回ると風が強くなって来ました。
昨日の爆風祭よりマシなものの体感気温は「寒い」から「冷たい」を経て「痛い」に。
一番美味しい時間帯は堪能した事だし、一旦下山する事に致しました。
いいもりには未だ食べ残しの脇パウ有り。
7本回してほぼ完食、少し早めの休憩取ります。
11ː00、とおみゲレンデより望むダイナミック。
ダイナミックは夜圧雪の深雪コンデション…つーか殆どオフピステ状態。
この時間になると「モッサモサ」「グッサグサ」の修羅バーンと化していました。
遠見から遠目に見ても、動いている豆粒は無く「みんな止まってます…」。
11ː55、ヨンナナ移動。
R1は「ややモサ」レベルの軽微な荒れ。
ゲストの姿も数える程、これなら高速ミドル~ロングで回せるコンデションです。
R1ボトムも絶好調。
動線的に回すゲストが少ないので、殆ど荒れ無しのフラットバーンを維持。
Line-8使って「ボトム専回し」する程でした。
正午を回ると嬉しい誤算。
終日曇り/雪の予報に反して青空が覗き始めました。
さて、何処に居るでしょう。
Line-8では今シーズン初のカモシカちゃん発見。
最後はいいもり、楽~に丸山回し×5で〆
この日は遠征最終日、帰路の都合上15時半での板納め。
この後は松本でアフタースキー、食って飲んでの遠征打ち上げ(↓)に向かうのでした。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/02/post-e775e6.html
と、こんな感じの第七次白馬遠征.3days。
次回の白馬雪旅は二週空けての3/10~12を予定しています。
おしまい。