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2025.04.29

●2024/25.三十七滑目「八方尾根」前篇

えー、先週4/21(月)~23(水)は「第十一次白馬遠征」3days。
初日のゲレンデは3シーズン振りとなる八方尾根で御座います。

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6ː00、八方口とーちゃく/取敢えず白馬大橋へ。
スキーライフのイントロダクションは「雪国の春」のスーパービュー。
雲一つない春晴れの空に、白銀のスカイラインが煌めく白馬連峰。

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小日向山を前衛に、悠然と佇む白馬三山。

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左手には無骨にて雄々しい佇まいの五龍岳。

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そしてこれより向かう八方尾根のゲレンデ。
既に山麓ゲレンデは全滅、下山コースも全てクローズ。
滑走可能なのはパノラマより上部のみとなっています。

八方口のローソンさんでお買い物を済ませ、ゴンドラ駅に向かいます。

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マウント様。
その昔、冬季八方就労者にとって文字通り「不可欠」な存在だった食品雑貨店。
1990年代後半までは、八方山麓エリアではマウントが唯一のライフライン。
食料/飲料/酒/煙草/日用雑貨…、駅前のコープに行かなくても此処に来れば一通り揃えられる「神様」みたいな存在でした。
亦、旅館やペンション、居酒屋や食堂、レンタルに土産屋にスキー場スタッフ…、
各種アルバイトの出会い(ナンパ)や交流の場だったりも致しました。
1992/93シーズンを八方で雪山籠りしてた私めも、その折は大変御世話になりました。

今ではローソン八方店にその役割を譲り、土産物屋さんとなっています。

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細野諏訪神社。
八方遠征恒例のルーティーン、細野の霜降宮さまで安全滑走祈願。
今日は楽しい「コブ遊び」となります様に♪。

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白馬岳を正面に望みつつ、ゴンドラ坂をてくてく上ります。

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6ː50、ゴンドラ駅とーちゃく。
GW前の平日なので空いてるとは思ってましたが、まさかの「The head」。
国内有数のスキーキ●ガイが集う八方で、一番乗りってのは滅多に無いケースです。
数年前から板デポの場所取りが禁止されたので、その影響もあるんでしょう。

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朝陽の注ぐ下、花唇を綻ばすオオヤマザクラ。
未だ「ちらほら咲き」のゴンドラ桜、満開になるのは今週末頃かな。
(注.この日は4/21です)

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7:50、ゴンドラ営業開始10分前。
今日の朝イチ行列は約50人と、八方としては可也少な目。
しかもそのうちの半数以上が板不所持(アルパイン)のゲストでした。

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8:00、アクティビティスタート。
3シーズン振りの八方滑、何だかワクワクして参りました。

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ゴンドラより望むリーゼンスラローム。
1段目~2段目は雪たっぷり、土も全く出ていません。
まだまだ余裕で滑れそうですが、ウスバから下が雪切れちゃってます。

こうなると昔の「八3」と「八2」が残ってたらな~、なんて思っちゃいます。

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パノラマも雪量豊富、圧雪もコース幅フルに入ってます。
5/6の最終営業日まで、ヨユーで大丈夫そう。

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8:10、🐰とーちゃく。
眼前には無人の兎平、背後には無人のパノラマ。
僅かな時間ですが「ゲレンデ独り占め」出来るのは一番乗りの特権なのです。

アルペンクワッドは8ː30からの営業開始、オープニングはパノラマから。

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手付かずのホワイトカーペットにLanding。

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小谷側もイイっ♬

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大町側もイイっ♬

今日のパノラマは「良いっ♪」「カナリ良いっ♬」。
フラットに均されたバーンは、割れ/轍跡/段差の無いビューティフルコンデション。
「シャラッ」と緩いザラメ雪もスキーの走りは良く、過度な板沈みもありません。
ややルーズ目のカービングが気持ち良く決まる、快適なオープニングタイム。

小谷側/大町側を各2本つづ回し、アルペンクワッドに向かいました。

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アルペンクワッドより、白馬三山.雁行図。

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同、五龍と鹿島槍。

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8ː45、モヒカン左/大町側の圧雪兎に入ります、が…。
大して荒れても無いし、パノラマより標高上なのに、バーンコンデションはイマイチ。
重たく纏わり付く様な雪で、思ってたよりスキーが走りません。
うーん何でだろう?、硫安投下量の差なのかな?。

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だったらこっち回してた方がイイや。
兎を3本で切り上げ、再びパノ回し。

でもって、この日の八方は兎に角「人居ない」。

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写真の様に数える程度の人影しか見当たりません。
お陰でオープニングから1時間経っても、コース荒れは大して進まず。
特に大町側は極上のフラットコンデションを維持していました。

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Q.111番の次は112番、それじゃ112番の次は?。
A.国3の搬器数はAB線共に112基、答えは「1番」なのでした。

大町側のパノを6本回した所処で10時前。
ボチボチとコブ入りの時間なので、再び兎に向かいます。

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10:05、兎からコブ遊び開始。
八方のウサギは肉食猛獣、大好物の獲物は中級スキーヤー。

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最初の一本は安全策、斜度のやや緩いモヒカン側から入ります。
しかし中盤からラインが途切れたり、ピッチ乱れたりの汚いコブ。
クワッド沿いの方がリズム良く整ったコブで滑り易かったです。

兎ピョンを3本回し、続いて黒菱へ。

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10:30、黒菱三角のコブバーン。
10本程並ぶラインは浅いバンクコブ主体。
黒2側から2本目と3本目がしっかり掘れててイイ感じ。

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泣く子も黙る黒菱。
特にアプローチから前半部は、写真以上に「深く」「急」に感じられます。
正直、私めには家賃の高いエキスパートコブ。
前半で弾かれて終了、結局1本入った切りでした。

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嗚呼、三角のコブは平和で楽しいなぁ。
斜度の緩い分、多少オーバースピードになっても身体の下でブーツ操作が可能。
スピードレンジ上げて縦に入れてっても破綻する事は無いので楽チンです。
でもココばっかだと今度は「家賃安すぎる」。

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1120、たまにソデクロを挟みます。
均一なピッチで整った凹凸、やっぱり上手い人が作ったラインはリズムが良い。
ズルドンで削られたりしてないので、変な受けコブにもなっていません。

と、こんな感じの「第十一次白馬遠征」初日.八方尾根前篇。
後篇に続き〼。

 

天を衝くザクの頂白馬鑓雪渓をしゃもじで装う杓子岳

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2025.04.24

●GWの【4/26~5/6】営業案内

えー、瞬く間に「行って」「逃げて」「去った」令和7年の上四半期。
でもって迎えた新年度も@云う間の四月後半。
今週末からはゴールデンウイークに突入です。

尤も今年のGWは完全に前後半分割の「セパレート型」。
まとめて休めば最長11連休も、そんな方は少数派みたいです。

そんな訳で武蔵野口の場末のバァ、今年のGWの運行ダイヤ。
最終日(5/6)だけ未定ですが、概ねこんなトコで確定てす。

4/26(土) 営業
4/27(日) 営業
4/28(月) 〇月曜日だけど営業
4/29(火) △営業(※22時で早仕舞い)
4/30(水) ×オヤスミ
5/01(木) ×オヤスミ
5/02(金) ×オヤスミ
5/03(土) 〇営業
5/04(日) 営業
5/05(月) 月曜日だけど営業
5/06(火) 〇営業
5/07(水) ×連休明け、平日だけどオヤスミ


毎年GWは全休して月山籠り、立夏のスノーライフを満喫していた私め。
しかし今年は諸々の事情で月山詣をキャンセル。
大型連休を東京で過ごすのはコ●ナ禍だった2021年以来です。

と云う訳で今年のGWは久し振りに営業する事に致しました。
但し皆さんが御仕事されている真ん中の三日間はお休み。
比較的混雑の無い日付を選んで、例に由ってのスノーライフです。

あと、連休明けの5月7日(水)は臨休となりますので御留意下さい。

ではこんな所処で宜しくお願い致します。

 

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2025.04.23

●1100日振りの「聖地巡礼」

えー、今週月~水曜日は「第十一次白馬遠征」3days。
今し方東京帰京投、晩酌を飲りつつのエントリーで御座います。

遠征最終日の今日こそ本降りの雨に祟られたものの、初日/二日目は「The 春スキー」的なドピーカンの快晴。
結果的に満足度/充実度の高い遠征になりました。

所処で今回の雪旅、初日は2022年の3月17日以来、3年振となる「八方尾根」。
学生時代に雪山バイトで一冬を過ごした、所縁のあるゲレンデです。

国内有数のゲレンデスケールを有し、上級者にとって魅力的なコースが多い八方。
しかし近年は「白馬の盟主」の肩書を返上すべき様な営業内容、セントラルとたてっこ(オリンピックⅡ)のコースメンテ放棄を始めとする運営の酷さには目を覆うばかり。
年々「無駄に広いだけ」のゲレンデと化しています。
(入り込み客数だけ見れば、数年前から五竜&47がとっくに白馬の盟主です)
そんな訳で此処数シーズンは足も遠のき、今回久し振りの来訪となったのでした。

既にリーゼンもセントラルもたてっこも、そしてスカイラインも今季の営業を終了。
八方最大の「売り」のロングコースは全てクローズ、滑る事が出来ません。

それでも…、

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五龍岳と鹿島槍。

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天狗から白馬三山。

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頚城~戸隠~飯綱~志賀高原。
国内でもトップクラス、圧巻のビックスケール.パノラマ展望や、

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兎にソデクロ、

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グラード、

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無く子も黙って逃げ出す黒菱。

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ハイスペックなコブ畑のオンパレード。
コブ大好きの雪猿にとって、垂涎のステージが選り取り見取りです。

そんな訳で久方振りの聖地「八方尾根」でのアクティビティ。
思う存分、コブ遊びを満喫して参りました。

滑走記&山景記は亦後日にDemo。

 

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2025.04.22

●呉越同舟

えー、昨年11月に「スノーシーズンIN」して以降、雪ネタ一色の弊ブログ。
酒場の二次元日誌の筈が、本来の趣意を大きく逸脱した内容となっています。
(ま、毎年の事なんで御了承下さい)。

そんな訳で逸脱序で、本日は珍しく「ファッション」に就いてのエントリー。
つってもモードは「タウンユース」じゃ無く「ゲレンデユース」。
やっぱりスキー絡みのオハナシなのでした。

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デサントさんのアルペン.スイスチームモデル。
私めのハイシーズン用(12月~3月中旬)戦闘服。
此処10年間、ずーと継続使用しているモデルです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/06/post-82efc1.html
 
しかし「上下セット」だと、色褪せやエッジガード回りのダメージでパンツの方が早く痛んでしまいます。
今回のモデルも購入してから4年、ボチボチと耐用年数オーバー。
そんな訳で今シーズン、サロペットだけを新調しました。

で、そのアイテムと云うのがですね…、

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ショッフェルのアルペン.オーストリアチームモデル。
スイスとオーストリア、ワールドカップで覇権を争う欧州の二大スキー大国。
アルペンスキー界に於ける永遠のライバルです。

果たしてスイスのジャケットにオーストリアのボトムスの「禁断の組み合わせ」。
如何してこんなブランドチョイスをしたのかと申しますと…。

「春シーズンになると、却って都合が良いのです」。

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ミドルレイヤーがショッフェルなのでした。
3月も後半に差し掛かると、ゲレンデもポカポカと暖かい日が増えて参ります。
そうなるとジャケットを着る機会が激減、トップスはミドラーで滑る事が多くなるのです。

と云う訳で春スキー期は「オーストリア+オーストリア」のSchoffelコーデ。
「呉越同舟」から「上下一心」のウェアセレクトになるのでした。

以上、アルペンスキーに興味のある方以外には「どーでもいい」ハナシでした。
とさ。



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2025.04.21

●2024/25.三十六滑目「GALA湯沢」

えー、先週3月17日(木)は、澄み切った春晴空に立夏を思わせる陽気。
会社や学校に居るのが勿体無い、室内に居るのが勿体無い。
そう思わせる程の、絶好の行楽日和に恵まれた一日でした。

「こんな日は青空の下、軽い運動してからオシゴトするに限る」。

と云う訳で例に由ってのスノーマッドなキ●ガイ強行軍。
寝不足の身体に鞭打って、始発の「たにがわ」で勇躍湯沢路へ。
向かったゲレンデは「GALA湯沢」で御座います。

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8ː10、駅ビル…じゃ無くGALA湯沢とーちゃく。

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ディリジャンス乗車。
南魚沼の里は未だ残雪たっぷりの白い景色。
尚、下山コースは先週日曜日(4/13)にてクローズとなりました。

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8:30、オープニングはエンタメから。
丁寧なグルームに硫安メンテでカチッと締まったピステン。
緩斜面ながら板の走りは上々、この時期としてはBESTなパックコンディション。

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続いてシジ。
エンタメ同様、朝イチの時間帯はスキーの走る気持ち良いフラットバーン。
両コースを交互に回し5本、9時を過ぎたのでOPEN直後の北エリアに向かいます。

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春霞のレースカーテン越しに降り注ぐ陽光。
この日のGALAはの8時半の時点で気温12℃、日中の昇温は15℃の予報。
朝イチからしてロンT+半袖ポロのレイヤーで充分でした。

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9:05、ブロードウェイ。
此方も抜群のコースメンテ、硬ザラのピステンもエッジを噛ませば「ザクッ」と切れる。
ややルーズ目ながらも快適なCarvingが刻めました。

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ビクトリアより望む谷川さん。

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同、マッキー。
越後三山~上越国境稜線~谷川連峰のパノラマは春霞が掛り、朧なスカイライン。
如何にも「春スキー期」ってな展望でした。

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10:10、続いてグルノーブルへ。
コブの造成具合を下見するも、未だ作り始めの「ミゾ」。
回すのはもーちょいしてから、午後に取っときます。

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10:35、スーパースワンでコブ遊び開始。
谷側のコースはズルドンで削られ洗濯板、ラインも不規則な乱コブ。

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尾根側のコブは序~中盤に掛けて良い感じのピッチ/掘れ具合も、

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後半は深い階段コブ。
約2時間/12本の白鳥コブ遊びで「少し疲れて」「少し飽きた」。
そんな訳で中央エリアに河岸替えします。

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12ː20、エンタメで悪雪遊び。
削られたザラメ層が融雪し「ザブザブ」の重雪コンデション。
それでも下地は充分に捉えられ、まだまだロングターンで回せます。

因みにジジの方はコース幅が狭い分、荒れ放題ダブル。
コース上部はノッキングスノー気味となっていました。

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エンタの花道。
スキーヤーズライトのコブは、スピードの出易いシャローライン。
斜度が緩いので楽に攻めれますが、もーちょい深い方がイイな。

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それにしても、今日はホントに良い天気♪。
アクリル板を貼った様な、雲一つ無いコバルトブルーの空。

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しかし「暖かい」を通り越して「暑い」。
そして「暑い」を通り越して「痛い」。
暴力的な直射日光が照り付け白銀バーンに乱反射、顔面はすっかり逆パンダ(ヒリヒリ)。

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12ː40、お昼は高津倉山でピクニックランチ。
先週は雪に埋もれていた山頂鉄塔の回りも、漸く地べたが露出。

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鉄塔には物置ブースが充実、スキーラックやワックス台もあります(笑)。

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眼下に魚沼盆地を眺めつつのモグモグタイム。
「嗚呼、何て幸せな昼下がり…
(※.この後にオシゴトが無ければもっと幸せです)

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右手には越後三山。

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背後には仙ノ倉山と平標山。

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13ː25、今日のメインディッシュ、グルノーブルでコブ遊び開始。
序盤はやや浅め/短めの忙しいリズムも、

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中盤以降はリズムの整ったピッチ、深さも頃合いです。
グルノーブルのコブを5本回した所処で広背筋と腰がボチボチ疲労溜り。
スーパースワン×12、エンタメ×1と合わせて、此処までのコブ滑は18本。

この後オシゴトもあるので、少し早めにグルノーブルを撤収致しました。

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エンタメトップより、越後三山と巻機山。

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同、谷川連峰馬蹄形稜線から右奥に谷川岳。
14時を回ると霞も引き、上越国境の秀峰群がクリアに望む様になりました。

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疲れた身体に優しいコブ。
ラスト1時間はエンタのコブをメインに回します。
スピードレンジを上げて縦に攻めつつも、雑にならない様にテーマを持っての滑り。
難度が低い事もあり、良いイメージを残して〆られました。

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15ː20、撤収/そして今シーズンの「GALA終戦」。
「安.近.楽」のコンビニエンスゲレンデとしてポイントの高いGALA。
しかしハイシーズンに訪れるには規模/難度共にスペック不足、雪質もイマイチ。
そして小回りですら滑走ラインの取れない、キャパオーバーの「鬼畜混雑」。
でも春のお気楽滑&コブ遊びなら充分に「有り」です。

どーせ何処行っても「ザブザブ雪」な春スキーシーズン。
コブ(スーパースワン&グルノーブル)さえ健在ならそれなりに楽しめます。
それにGALAは丁寧な圧雪と硫安の大量投下で、オンピステのコンデションが良。
何より4月の平日はハイシーズンの混雑が嘘の様、兎に角「空いているっ♪」。
個人的に「GALA湯沢」のハイシーズンは、春スキー期だと思っています。

そんな訳で今シーズンも「四月専」で二度の来場。
来季もまたこの時期に訪れる事でしょう(※.但し雪があれば、ですが)。
おしまい。

 

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2025.04.20

●今週の【4/21(月)~4/23(水)】定休日

えー、スキーシーズン中はお店の営業日が「冬型シフト」に変更。
月曜の定休日に加え「雪曜日」がオヤスミ。
要するに「不定休」となる武蔵野口の場末の酒場で御座います。
そんな訳で今週の営業案内&オヤスミ案内は以下の通り。

※.本日、4/20(日)は22時までの営業となります。
※.4/21(月)~4/23(水)はオヤスミとなります。

三週間振りの信州路は「第十一次白馬遠征」。
ホームゲレンデ五竜に加え、久し振りに八方尾根で滑って参ります。

と云う訳で御迷惑をお掛けしますが、宜しくお願い致します。
<(_ _)>ペコリ

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2025.04.19

●2024/25.三十五滑目「かぐら」

えー、月曜日はオシゴトオヤスミにて例に由ってのスキーライフ。
四月も半ばを迎え、春スキー本番の季節になって参りました。
先週のGALA/神立でコブ滑の試運転を終え、そろそろ「神楽鼓舞」奉納へ。

そんな訳で「春は たしろ かぐら みつまた」。
昨12月以来、四ヶ月振りのかぐら詣で御座います。

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720、湯沢駅とーちゃく。
この日の南越バス一便は約20名とやや少な目のカグリスト。

四月に入り、湯沢エリアのゲレンデは苗場/石打/神立と次々と今季の営業を終了。
営業しているゲレンデはもう「かぐら」と「GALA」しかありません。
今週末くらいから土日は「激混みかぐら」になるんでしょうね。

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8ː00、みつまたステーションは糸引く細雨模様。
本降りにはならなさそうなので、インスペクションコートで雨対策。
二便に乗り込みアクティビティスタート。

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8ː15、みつまたは軽くガスってます。
これじゃメインゲレンデは濃霧で視界不良っぽく、急いで上がっても仕方無し。
ファミリーと大会バーンを1本づつ回してからゴンドラに向かいました。

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855、かぐらメインゲレンデとーちゃく。
はい、やっぱり腐れガスです。

この日のかぐらは「午前中/曇り小雨」→「午後/快晴」の予報。
しかしコレ、ホントに晴れるのかしら…。

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でも、ゲレンデトップは「抜けてます」。
標高1350mから上だけが(1高降り場周辺のみ)晴れてました。

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メインゲレンデは全域こんな感じ。
「濃霧」と云うより「重霧」「湿霧」の超ウェットコンディション。
まるでエアブラシを散布している様なヘヴィガスが滞留しています。
ガス自体はそれ程濃くないのですが、ゴーグルに霧煙の粒子が付着。
磨りガラスみたくなり視界を妨げ、可視コンディションが可也悪い…。

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しかも瞬く間にザブザブグサグサの砂浜バーンに。
4月からは春コブ用のマテリアルにチェンジしている私め。
板はメタルのヘタった2ndスラ機、ブーツはフニャフニャのフレックス90。
視界不良の上に「強度の弱いギア」+「重層ザラメ雪」は足元が覚束無くて辛い…。

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だったらメインゲレンデより標高上げりゃイイのですが…。
「それが出来ません⤵」。

中尾根方面の大規模クラック発生で、5ロマはこの前日(4/13)で今季の営業を終了。
この天候で5ロマが使えないのは本当に痛い…。

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中尾根のクラック(5時間後に撮影)。
此処数十年でも類を見ない記録的豪雪となった、今冬の湯沢や白馬。
しかし大型寒波の連発で積もった雪が締まる前に更に積雪。
それの繰り返しで急斜面は積雪コンデションが脆弱、暖かくなると融雪で雪が動きクラックが発生し易い状況となっています。

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10:05、田代エリアに移動、チャレンジバーンへ。
状況は大して変わらず、ゲストの少ない分コース荒れがマシな程度。

取敢えず予報を信じて勝負タイムは午後。
午前中はお茶を濁した滑りで、天候良化を待ち続けます。

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田代1高へ。
過去何百回滑りに来てる「かぐら」ですが、未だにゲレンデ最南端はココ。
しかも1高まで来る事自体が稀、3年振り4度目のアリエスカです。
因みに今日はトイレ借りに来ただけ、このままかぐらエリアに戻りました。

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11ː00、メインゲレンデ帰投。
うーん、状況変わらず…。
つーか、寧ろ悪くなってる様な…。

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今シーズンの大雪を象徴する風景、その①。
雪没しているのを無理繰り掘り出し、一部のみ露出しているかぐらテラス。

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今シーズンの大雪を象徴する風景、その②。
パウダーステーションも階段が埋もれ、人に優しいバリアフリーに。

11時半を回ってもガスの引く気配は全く無し。
天候良化を待ってられず、濃霧の中をコブ入りします。

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11ː35、メインゲレンデのコブ。
「溝も頭も、何にも見えませーん💀」。
スキッド主体の低速滑で回すも、6~7ターンで弾かれて終了(チーン)。
ラインが目視不如意だと、如何しても後ろに乗っちゃいます。

で、、
この次の、
1本がですね…。

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なんだ、コレは」。
ゲレンデトップからスコーンとガスは抜け、

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眼下には雲海ならぬ「雲霧」の雄大な風景が見渡せます。

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瞬く間にゲレンデ全域が青空モードに。
時計を見ると11時55分、「午後から快晴」の予報がドンピシャです。
うーん、恐るべし.Snow‐Forecast.com…。

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こーなるとテンション↑↑↑、改めてコブ遊び開始。
「見えさえすれば」メインゲレンデのコブレベルなら、

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ガツガツ攻められます。
入りはスキッド多めでリズムを掴み、中盤からはズレを減らして縦に落として行きます。

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テクニカルのコブは未だ造成中。
一段目は忙しいピッチの浅ミゾラインが2つ、二~三段目はライン1本のみ。
だったらこっち(↓)狙った方が得策です。

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モーグルバーンのコブは仕上がっています。
「ピッチ良し」「深さ良し」のキレーなコブラインが4本。
3.7と4.0が個人的に好みのライン、この2本を集中して回します。

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13ː05、コブ作り隊の尽力でパノコブもすっかり出来上がり。
「これが良いっ!」「無茶苦茶良いっ!!」
約400m続く一本道ロングコブはリズム/ピッチ共に整ったライン。
中~緩斜面なので難度が低く、スピードレンジを上げても楽に攻められます。
只、この時間帯は未だシャローなので、回すのはもーちょい掘れてから。

この後30分程ランチレスト、コブ戦再開。

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13:55、ランチ明けはジャイアントへ。
コブラインは未だ1~2本、何れも造成中。

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縦長の浅コブでラインも途切れ途切れ、ピッチも乱れがちの所謂「汚いコブ」。
テクニカル/ジャイアント共、コブが仕上がるのはGW入ってからですね。

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そんな訳で再びメインゲレンデから、

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モーグルバーンを主戦に回します。
しかし休憩明け、コブ滑12本目を数えた辺りで「体力売り切れ」の黄信号。
広背筋/股関節の蓄積疲労が表面化、基本ポジションを保つのが難しくなって来ました。
今シーズン本格的にコブ攻めするのはこれが三日目。
コブ用の体躯はまだまだ出来て無いみたく。

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15時過ぎると厚雲が空を覆い出し「春晴れ」「春スキー日和」終了。
ま、あと30分だからイイや。

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ラス1時間はパノラマ回し。
疲れが顕在化したポンコツ身体でも、パノコブの難度なら縦攻め可能。
スピードレンジ上げつつも「股関節吸収」「外足荷重」「膝割れ」等の基本動作を意識。
雑な滑りにならない様に気を付けました。

そんな訳で11時半以降は殆ど「コブ専」、コブ滑15本を数えた一日でした。

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15ː35、撤収。
下山コースも雪量たっぷり、未だ夏道の起伏も出てません。
GW中は余裕、下手すりゃ営業最終日まで滑走下山可能かも。

最後はみつまたを2本回して〆、街道の湯♨で汗を流して帰途に就きました。
おしまい。

 

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2025.04.18

●「湯沢ウィーク」終了

えー、猿3月10日の白馬遠征にて、広背筋の筋挫傷をやっちゃった私め。
思ってた以上に損傷具合が大きく、ゲレンデ復帰するのに二週間を要しました。
シーズン中にこれ程ブランク空いたのは、此処近年記憶に無い事。
しかも怪我の影響で、復帰後も殆どオンピステしか滑れなかった三月でした。

例年なら春スキー期に備え、コブ遊びを始めている筈の三月中~下旬。
しかし上記事由にて、今季は大幅な滑走スケジュール遅延。
四月に入って漸くコブ滑出来るコンデションに回復した次第です。

そんな訳で先週と今週は遅蒔き乍ら「コブ解禁」の「コブウィーク」。
湯沢エリアのゲレンデを日帰り×4の遠征。
かぐら/GALA/神立で、コブ滑の足慣らしをして参りました。

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此処10日間で上越新幹線に乗車したのは4日。
商社の営業マンレベルの利用頻度です。

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この二週間は殆ど「コブワーク」に費やしていたスノーライフ。
特に今週のかぐら/GALAは良い感じの滑り、コブ攻めの感覚も取り戻しました。

と云う訳で試運転を終え、来週は「第十一次白馬遠征」。
ホームゲレンデ五竜とオヒサシブリの「コブの聖地」八方尾根へ。
兎と黒菱のコブにアタックして参ります。

 

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2025.04.17

●山頂ランチ

えー、本日は春爛漫…つーより立夏の頃を思わせる陽気。
澄んだ大気に 柔らかくそよぐ春風、そして円清の空から燦々と注ぐ陽射し。
平日なのが恨めしく感じられる、絶好の行楽日和です。

こんな日は室内に籠ってたら損々、アウトドアでランチするに限ります。

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そんな訳で今日のお昼は「高津倉山」の頂で頂き♪。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2024/04/post-4dc817.html

例に由っての「オシゴト前の軽い運動」、東京⇔越後湯沢を蜻蛉帰り。
今日のゲレンデはGALA湯沢でした、とさ。

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2025.04.16

●2024/25.三十四滑目「神立」

えー、先週木曜日(4/10)はオシゴト前に軽い運動(スノーライフ)。
神立スノーリゾートへコブ遊びに出掛けて参りました。

ゲレンデ規模/雪質/コーススペック等、ハイシーズンに訪れるにはチト物足りませんが、春スキー期のコブトレには丁度良いゲレンデ。
アクセスの利便性も良く、近隣のGALA同様「4月専」のコブ遊びで良く使っています。
但し湯沢里山のゲレンデ故、標高の低さがネック。
暖冬シーズンの4月は雪不足で使い物にならず、昨季の来訪はありませんでした。

そんな訳で三日前の4月13日を以て今季の営業を終えた「KSR」。
感謝と惜別の念を込めての滑走記で御座います。

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8ː05、湯沢駅とーちゃく。
神立行のシャトルバス乗り場は思っていた以上の賑わいで約50名の行列。
寿司詰めでギリギリ全員が乗車出来る程でした。

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840、グランドベースとーちゃく。
パインリッジ破産/休業/マックアースと湯沢町のゴタゴタ等を経て、現在は分社化した「MEリゾート湯沢」の所有となっている神立。
マックアースさんが経営権取得、施設と経営のテコ入れをして以降は堅調な運営。
コロナ禍でやや落ち込んだものの、、暖冬シーズン以外は概ね22万人超の入り込み客数を堅持しています。
・2018/19 213,290人 ・2019/20 183,530人 ・2020/21 199,390人 
・2021/22 228,530人 ・2022/23 244,220人 ・2023/24 219,510人

尚、今季2024/25シーズンは3月終了時点での来場者数が198,780人。
最終的には22万人程度と、平年並みの入り込み客数となりそうです。

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8ː45、Aリフトでベースからゲレンテへ。
背後には湯沢町のランドマーク、飯士山が雄大に望めます。

この日の湯沢は「午前中/曇り→午後/小雨☂」と、パッとしない天気予報。
そんな予報に反して、早朝時点では薄縹の青空が広がっていました。

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ゲレンデ全容が見えて来ました。
「今年の湯沢は本当に雪多い⛄」。
既に今季の営業を終えた神立ですが、あと10日位はヨユーで持ちそうな雪量です。

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因みに一昨年(2023年)の同時期はこんな感じ。
ポルックスは地表露出でアミダ籤、ペルセウスは雪量不足で圧雪入れられず。
レグルスのモーグルバーンもコブ溝にブッシュが散見していました。
去年(2024年)は記録的な暖冬小雪で「更に酷かった」みたいです。

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855、Cリフト乗車。
眼下にはキレーにピステン入ったペガサス。
先ずはココから入りますか。

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如何にも「春のザラメ雪」と云った、シャラシャラと緩いピステン。
それでも硫安が利いており、多少板は沈むもののスキーの走りも良好。
ややルーズ目のミドルターンが気持ち良く決まりました。

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続いてAリフトへ。
傍から見てるとポルックスがカナーリ良さ気なコンディション。
試しに1本入ってると、これが「楽で気持ちイイっ♪」
緩斜面の一枚バーンもトップから中盤までの最大傾斜部(12°)は板も走ります。
丁寧なグルーミングもあり、早い時間帯は快適なカービングバーンでした。

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ポルックス.トップより。
春霞の掛かるしスカイラインも、飯士山と上越国境稜線がクリア望めます。

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Aリフトより見遣る、レグルスとポルックスのコブ。
あそこにはもーちょい後から向かいます。

当初はとっととコブ入りする心算も、オンピステのコンディションが何れも良。
予定を変更して、暫くグルームバーンを回す事に致しました。
以降、ペガサス/ベルゼウス/シリウス/ポルックスをランダムに取るローテーション。

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ペルセウス。
中~急斜のフラットバーン、エッジが入り難くやや落とされ気味。

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シリウス。
通称「裏ペガサス」、コース幅が狭いものの地形変化の多い中斜面でまぁまぁ面白い。
此処を回すゲストは殆ど居らず、快適に回せました。

9時半を過ぎると予報通り天候は下降線。
次第に雲が多くなり、鉛灰空の曇天模様になって参りました。

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天気の良いうちに撮るもん撮っときます。
所謂神立の「映えスポット」、Cリフト降り場#KSRのモニュメント。

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額縁借景、「D」の窓より望む飯士山。
圧雪バーンを2時間/13本回した所処で、この日のメインターゲットへ。
レグルス~ポルックスのコブに向かいます。

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10:50、コブ遊びを始めると、

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その直後から「晴れて来ました」。
雲こそ切れないものの、再び薄青空の広がる春スキー日和に。
陽が射すと凸凹の陰影がクリアに見え、コブが攻め易くなるのです。

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レグルスのコブラインは7~8本。
斜度は大した事無いのですが、ピッチが狭く忙しいラインが多い。
比較的リズムと掘れ具合の良い、中央右のラインを攻めてました。

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ボルックス。
こっちは緩斜特有の浅い擂鉢形状、コブと云うより「単なるミゾ」。
シャローバンクは却ってスピードコントロールが難しい。

暫くはCリフトでレグルス~ポルックス回し「コブ専のアクティビティ」、

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ヘラクレスにも入ってみます。
縦に間延びした浅バンクコブ、面白味に欠けるので2本回すに止まりました。

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そして日中「大当たり」だったのがペルセウス。
朝イチはややアイシーな硬ザラメコンデションも、程好く緩んで良い按配に。
コース荒れ/グサグサ具合も許容範囲で、未だフラットを維持しています。
入りは緩斜から入るものの次第に中~急斜に移行、傾斜の緩みのない一枚バーン。
Max28°/av17°と、フルカービングで回すには丁度良い難度です。

コブ遊びを一旦切り上げ、ペルセウスを1時間集中回し。
春スキー期で高速ミドル~ロングで回せるコンデションは貴重なのです。

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13ː30、そして「遂に降って来ました☂」。
ポツポツと濡つ程度だった降り足は、瞬く間に本降りに。
午後は雨予報だったので対策は万全、レインウェアに換装してアクティビティ継続。
しかし「インスペクションコートだとコブは滑りにくい…」。

以降レグルス/ポルックスのコブとペルセウスをランダムに取る雨中滑走タイム。
「これ以上雨足強くなったら切り上げようかな」なんて思ってたら…、

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14ː40「雨、上がりました♪」。

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でもって、また「晴れて来ました♪」。
雨の中、1時間粘って滑ってた御褒美かしら?。
本降りとなった14時以降、大半のゲストがゲレンデ撤収。
人影疎らなエンディングタイムのKSRでした。

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雨上りし後、ラスト1時間のアクティビティ。
レグルスのコブと、今日一番の「当たりコース」ペルセウスを交互に回して〆。
尚、この日の滑走データはこんな感じ(↓)でした。

Screenshot-20250411-at-145410-garmin-con
・ゲレンデ滞在時間/7ː19ː19 ・滑走時間/2.27.36
・滑走距離/59.15km ・滑走本数/40本 ・高度下降累計11812m
・平均滑走速度/24.5kph ・最高速度/57.2kph

・滑走コース レグルス(コブ)~ポルックス(コブ)×14
 ペルセウス×11 ポルックス×5 ペガサス×4
 シリウス×3 ペガサス~ヘラクレス(コブ)×2 ベガ(下山路)×1

いゃあ、良く滑った。
小規模ゲレンデ/ロングコースの無い神立で、ほぼ60㎞のアクティビティ。
やっぱりデチャッタヴルだけで回すと滑走距離、伸びますね。

でも「今日、何か忘れてる様な…」。
はい、例に由って良く有る話、昼食取るのを忘れてたのでした。
おしまい。

 

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2025.04.15

●深志の休日

えー、本日は3/25~26の「第九次白馬遠征」アフタースキー.拾遺集。

遠征二日目の白馬村は全域で猛威を振るう「春嵐暴風🌀」
五竜/八方/岩岳/栂池…、ハクババレーほぼ全てのスキー場が全リフト運休。
ゲレンデの機能を喪失すると云う、嵐禍に祟られた一日となってしまいました。

リフトが動かないんじゃ、然しものスノーマッドも無条件降伏。
正午にアクティビティを切り上げ、大糸線で帰東の途へ。
しかし折角の遠征で、殆ど滑らず終いつーのも何だか癪に障る…。

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そんな訳で楽都(岳都/学都)に途中下車。
久し振りに「昼の松本」を物見遊山する事に致しました。

白馬遠征の帰路に立ち寄る事の多い松本ですが、その殆どが17時半頃の到着。
最終あずさの発車時刻(20ː10)までの時間を慌ただしく「飲んで」「食って」の利用。
従い日中の松本を訪れるのは滅多に無いのでした。

ま、取敢えず松本城まで行ってみますか。

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松本城…じゃ無く「旧.青翰堂書店」さん。
以前は古書店でしたが、知らない間(2020年3月)に閉店されてました。
現在は中村漆器産業さんが経営する和物雑貨店「わびさび」となっています。

因みに築城(?)は昭和25年.三層三階、実物の「1/20スケール」だそうです。

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リアル松本城。
平日にも関わらず、松本城公園(二の丸跡)には結構な観光客の姿。
インバウンドゲスト/日本人比は6ː4くらいでした。

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膨蕾する白梅と天守。

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恵風に靡く柳と天守。

お日様の出てる時間に松本城を訪れるのも久し振り。
思い返してみれば2017年、この時以来でした(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2017/04/post-d119.html

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本丸入場、折角なので天守に登ってみます。
(大丈夫、石垣には登りません)

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天守最上階(六階)より、東面の眺望。
右奥には斑雪の残る王ヶ頭と茶臼山、美ヶ原の二峰が望めます。

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同、西面の眺望。
中央から右奥に掛けて連なるのは北アルプスの前衛、常念山脈。

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月見櫓の花頭窓。

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下城、逆光に影る天守群。
あとは蕎麦屋で昼飲みして、18:40のあずさで帰宅します。

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しかし今日の松本平は「暑い…」。
長袖のアウターを羽織ってると汗ばむ陽気、ロンT一枚で丁度良い位。
16時半を回ってももこの温度、日中の最高気温は23℃でした。

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18ː30、帰東(※.これはスーパーあずさではありません)。
あずさ出発ホームの対面に停車していた旧式列車。
鉄男さん鉄子さんがパシャパシャ車両撮影されていたので、一枚収めてみました。

と、こんな感じの「予定外の松本観光」。
まぁツイテない時にはツイテない事が重なるものです。
おしまい。

 

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2025.04.14

●「神楽演舞」「鼓舞奉納」

えー、本日は月曜日にてオシゴトオヤスミにてスノーライフの日。
今日のゲレンデは「春スキー」、そして「コブ遊び」のメッカに出掛けて参りました。

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四月ばかり いみじうをかしけるもの

たしろ かぐら みつまた。 
花ぞうち散るころになりても み雪の多くなれしど いとめづらし。
うらうらとのどかに照りたる日に 若菜などつむも よろし。
(枕草子 130段より)

平安の御代より歌枕にも詠われている様に、春と云えば「かぐら」。
そんな訳で、春は「たしろ  かぐら  みつまた」。
白妙の舞台を赤装束にて「雪神楽」、鼓舞(コブ)を舞って参りました。

滑走記は亦後日にDemo。

 

 

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2025.04.13

●2024/25.三十滑目「白馬五竜&47」

えー、「今月は天中殺か?」と疑う程に災難続きだった令和7年の三月。
公私共に踏んだり蹴ったり、碌な事のなかった一ヶ月で御座いました。

果たして三つも四つも不測の事態が重なると、何をするにも気が乗らず「後回し」。
二次元日誌もおざなりの日々が続いておりました。

でもって四月になって漸く諸々のトラブルも解決。
溜りに溜まっていた滑走日誌も順次Upして参ります。
そんな訳で本日は3/25~26の「第九次白馬遠征」五竜&47.2days。
二日目は3月26日(水)の滑走記エントリーになりまする。

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7ː15、ゲレンデイン…も。
「うーん、風🌀強い…」。
上空に漂う雲はダイナミックに動き、千切れては流れ、立ち昇る。
この日の五竜47、ゲレンデトッブでは15~20km/hの強風予報となっています。

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旧知の索道スタッフさんを捕まえて情報収集。
Q「今日、キャビン動きそうですか?」。
A「うーん、これじゃムリっぽいね」。
A「それにキャビンが動いても、上は全滅だね」。


テレキャビンが運休だと、とおみ/いいもりで回すしか手は無し。
しかしスカイ4がアバランチ休暇で、とおみは鈍行リフト(とおみ1.2)のみの営業。
実質いいもりの「コスモ4一択」を強いられてしまいそうです。
(結局、それすら叶いませんでした…)

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8:15、そんな杞憂に反してキャビンは定刻スタート。
但しアルプス平のリフトは全滅、山頂駅から下山コースのみが滑走可です。

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ゴンドラ搬器は空中ブランコ状態(少し大袈裟)。
強風で減速運転を強いられますが、それでも運行速度は10~11㎞を維持。
流石「風に強い子テレキャビン」、47のLine‐8と大して変わらないスピードです。

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8ː30、山頂駅は想像以上の「春嵐モード🌀」。
常時10~15km/h、瞬間最大では20km/h超の強風が咆哮。
巻き込む様な吹き下ろしに身体が煽られ、スキーが勝手に加速して行きました。

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無人の下山コースにLanding。
春のザラメ雪が風に叩かれ「カチッ」としたウインドパック。
締まったバーンは雪面コンタクト/エッジグリップ/板の走り、何れも3月下旬とは思えない良コンディション。
ダイナミック~とおみゲレンデもフラットピステでコース状況は上々です。
「From山頂to山麓」まで、ノンストップでの一気下りダウンヒル。

これならコースが荒れるまで、7~8本は下山コースのロングランが楽しめそう。
但し、これ以上風が強くならなければ…ですが。

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835、キャビン回し2本目、も…。
一本目の乗車に較べ、明らかに強風度合が増して参りました。

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コレは大袈裟で無く、ホントに搬器が傾いてます。
こりゃ、どー考えても近いうちに運休に入るかな…。

果たして山頂駅に着くと索道さんとパトさんがお出迎え、ゲストに口頭インフォ。
「強風の為、これよりテレキャビンは運転見合となります」。

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「下山コース2本目」が、結果的にこの日最後の1本。
グランプリから、

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ダイナミック、

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9時を待たずに山麓エリアも爆風の勢力圏下。
既に「とおみ1」も「とおみ2」も止まってます。

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とおみ2からいいもり6へ。
一縷の望みを繋いでコスモ4に向かいますが…。

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ま、「やっぱり」ね…。
コスモ4は営業開始する事すら無く、運転見合わせ中。
とおみゲレンデ&いいもりゲレンデ&47、全てのリフトが運休状態です。
要するに稼働しているリフトは一基も無し。
五竜&47、心肺停止です(チーン)。

この日はハクババレーの全域が春嵐爆風でゲレンデの機能を喪失。
唯一、乗鞍&コルチナだけが数本のリフトを稼働させていました。

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天気晴朗ナレド春ノ嵐。
結局、この1本が今シーズン「いいもり最後の1本」となってしまいました。
(いいもりゲレンデはこの4日後、3/30に今季の営業終了です)

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9ː30、△バス使ってエスカルプラザ帰投。
フラッグはマイナス角度にバッタバッタ。

ゲレンデボトムですら「台風レベル」の荒ぶる暴風。
トタン屋根の板、コースサインやネット、ラックに立て掛けている板、折れた杉の枝。
色んなモノが紙屑の様に吹き飛ばされる「トンデモ」な爆風祭です。

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ああ 空はこんなに青いのに♪ 太陽はとってもあかるいのに♪
どうしてこんなに 風強いの⤵。


キテレツ大百科/すいみん不足を口遊みつつ、無人のとおみゲレンデを眺める。
リフトが動かなきゃ、スキーヤーは陸に上がった河童。
どーしよーも有馬線。

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10時半を回ると皆さん「諦めモード」。
地元ゲストはとっとと帰宅、残ってるのはバスツアーで来られたゲストでしょう。
ハイクアップして滑る方と、雪遊びに勤しむ方と二極化。

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こー云う日に「風に強い子」スカイ‐4が運休しているのが痛い。
エキスパートのクラックのとばっちりで、3/12より休眠状態(↓)。
まぁ雪崩対策/ゲレンデの安全確保上、仕方ありません。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/03/post-da8a42.html

11時まで待ってみるも、リフト営業再開の見込みは全くナッシング。

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11ː30、そんな訳で撤収。
今季節目の三十滑目は、こうして敢え無く幕を閉じました。

因みに今日のアクティビティは「滑走本数2本/滑走時間11分/滑走距離6.3㎞」。
まぁ長いシーズン中、こんな日も1~2回はあるものです(諦)。

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12:30、余った時間を利用して厄払い。
神城駅近くの飯田神明社へ参詣。
そー云えば今年神社を詣でるのはこれが初めて、つー事は=「初詣」です。

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ガラガラ→チャリーン→パンパン→ペコリ。
お願いその①「お店の躯体トラブルが早く解決します様に」。
お願いその②「広背筋の筋挫傷が早く完治します様に」。

切実な誓願が利いたのか、その①は4/2に、その②は4/10に概ね解消しました。

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枕草子 第547段
えうなしもの
ついゐる倚子が雪うづもる、ゆさはり。

(現代語訳 役に立たないもの / 座椅子が雪に埋もれているブランコ)

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飯田の田園地帯より望む五竜ゲレンデ。
雲一つない春晴れの澄み渡ったブルーバード、こんな日に爆風祭なんて、
「何の嫌がらせだ…」。

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グランプリ/ダイナミックには人影無し。
ゴンドラが止まってるんで、回し様がありません。

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とおみ1/とおみ2も未だ運休中。
テレキャビンの搬器はとっくに格納済み。

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いいもりもコスモ4他、全リフト運休中。
因みに14時頃から、とおみ/いいもりで数本のリフトが営業再開したとの事でした。

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そんな訳でまさかの「松本の休日」。
12ː53の大糸線に乗って松本着、このまま帰東するのもストレスフル。
久し振りに松本観光して帰途に就く事に致しました、とさ。
おしまい。

 

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2025.04.12

●2024/25.二十九滑目「白馬五竜&47」

えー、「今月は天中殺か?」と疑う程に災難続きだった令和7年の三月。
公私共に踏んだり蹴ったり、碌な事のなかった一ヶ月で御座いました。

果たして三つも四つも不測の事態が重なると、何をするにも気が乗らず「後回し」。
二次元日誌もおざなりの日々が続いておりました。

でもって四月になって漸く諸々のトラブルも解決。
溜りに溜まっていた滑走日誌も順次Upして参ります。
そんな訳で本日は3/25~26の「第九次白馬遠征」五竜&47.2days。
初日は3月25日(火)の滑走記エントリーになりまする。

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6ː50、ゲレンデイン。
今日のスノキャス予報は午前/曇り時々晴れ、午後/晴れ。
早朝時点で既に6~7℃の温暖な気候、日中は確実に10℃超えそうです。

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春霞の朧な大気に注ぐ朝陽。

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そして踏んだら「ザブッ」と足の沈むザラメ雪。
白馬もすっかりと「春朝の景趣」「春の雪」になってますね~。

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例に由っての朝イチキャビン待機。
駅舎の二階からとおみゲレンデを📷パシャリ。
3月25日とは思えない雪量の多さ、まるでハイシーズン並み…つーかそれ以上。

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例に由っての朝イチキャビン待機。
しかし「懸念」「危惧」「憂慮」…、不安感が心を覆うモーニングタイム。
先々週の白馬遠征で広背筋の筋挫傷をやっちゃい、板を履くのは二週間振り。
そして何より「まだ完治してませーん」

でも完全回復を待ってたら「スキーシーズン、終わっちゃう…」。
「湿布+コルセット+鎮痛剤」で怪我部位をガードしてのスノーライフ強行再開。
しかしこの負傷持ちの身で、ちゃんと滑れるのかしら。

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7ː25、「業務連絡、トップ107番」。
アルプス平も澄んだ春晴れの空、そして朝イチの時点からして温い大気。
今日の日中は暑さとの戦いになりそうです。

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取敢えず「コレ全部、オレのものっ♬」。
一番乗りの特権、無人の朝イチグランプリ貸切タイム。

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Landing!。
標高1400mのグランプリですら、放射冷却のカケラも感じられない緩いバーン。
それでもシャラシャラとしたコーンスノーは、ソフトでノイズの無い雪面コンタクト。
流石に足場は脆いものの下地にしっかりグリップする「正義のザラメ」です。
スキーの走り/操作性共に良好で、雪飛沫を上げてのロングターンが楽しめました。

あれっ?、今日結構イイじゃん♡

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流石にお彼岸明けのウィークデイ、滑走者の姿は疎らです。
その少ないゲストもグランプリとパノラマに程好く分散。
滑走ラインもターンサイズも「好き放題」の朝イチタイムが続きました。

若しかして、今日は「当たりの日」かもっ♬

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9ː20、グランプリ回し1時間で一旦下山。
この時間帯ならダイナミックも荒れは無く「正義のザラメ」のフラットコンディション。
「嗚呼、ココだけ回すリフトがあったらなぁ」と思わせる程でした。

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しかしとおみ2まで下りてくると…、
9時半の時点でザクザクのグラニュー糖バーンに進化(?)中。

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9:25、いいもり道場。
例年ならコースの至る所処にブッシュ露出、ハリネズミだらけのこの時期。
それがこの豊富な積雪量、今季の記録的多雪を現す様なゲレンデ風景です。

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しかし標高下がった分、悪雪化は免れ様も無くザブザブのサブマリンスノー。
こりゃ今日は上専で回した方が得策だな。

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9:50、そんな訳で即座にグランプリRETURN。
今日の武田さんは10時からの出勤シフト。

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白馬三山は11時からのお出ましです。

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SUNSUNと振り注ぐSUNLIGHT、照り付けるSUNSHINE。
暑い…、つーより照射で顔が「痛い…」。

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濃紺の広い空の下、長閑な春スキー日和。
春スキー期ならではの閑散としたゲレンデ、そして緩~い雰囲気。
「嗚呼、何て穏やかで幸せな時間…」。

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こっちは汗だくでオシゴト中の中部電力さん。
五竜アルプス平では、近年類例を見ない大雪で送電電柱が雪重に負け傾斜。
「停電=ゲレンデトップ心肺停止」の危険性が出ています(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/03/post-da8a42.html

そんな訳で電柱の安全確保/送電の保全に努められている中電スタッフさん。
ゲレンデ内とは云え、送電柱の管理は電力会社さんの管轄なのです。

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11ː05、河岸替えて47.R1。
北斜面で多少は締まったバーンを期待するも、流石にこの時間帯だと完売御礼。
コース幅が狭い事もあって、吹き溜まりだらけの深ザラメコンディション。
これならグランプリ回してた方が得策だな。

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Line‐8より望む五龍岳。
結局R1は3本回しただけでグランプリに蜻蛉返り。

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13ː15、三たびグランプリ。
多少ザブって来たものの、まだまだ回せるレベル。

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スーパーから下は線下のコブで遊びます。
怪我持ちの身+マテリアルもコブ仕様じゃ無いので、優しいライン狙い。
テクニカルのコブは次回の遠征にお預けです。

14時に下山してランチレスト、でもってラストもグランプリ。

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15時回るとグランプリもフルボッコの砂浜雪。
ザブザブでグサグサ、ノイジー&ラギットな雪面コンタクト。
この時間帯でもゲレンデの冷え込みは弱く、クラスト化してないのが救いです。

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それに悪雪は悪雪で滑り慣れて来ると楽しいもの。
クローズスタンスで両足同調、上半身のポジションはキープしつつノイズは下半身で吸収、落下を大きく取って短く強いエッジング。
スピードコントロールは山回りの多少で調整してリカバー。

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ボトムはコブ入り、これ位の緩コブだと楽~に遊べます。

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15ː50、今日もキッチリ最後まで回し切りました。
この日は殆どがグランプリ専のアクティビティ。
アル3回しは午前中15本/午後16本を数えましたとさ。

それで、危惧心配していた筋挫傷の按配なのですが…。
右外足で外傾取ると時折「ピリッ」と神経痛が走るものの、何とか我慢出来るレベル。
滑りに影響無い訳じゃありませんが、何せ待ちに待った二週間振りのスキーライフ。
「痛み」より「楽しさ」の方が勝っちゃうのです。

てな感じの「第九次白馬遠征」初日の滑走記。
遠征2日目に続き〼。

 

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2025.04.11

●「月山」はじまりました

えー、本日は四月上旬恒例、みちのくは出羽三山の麓より雪の便り
今日「ゲレンデオープンを迎えた」スキー場のニュースです

👦一般人A  「ゲレンデオープンって、今日は『4月11日』だよ」。

👩一般人B  「春も本番、雪なんてもう降らないんだけど」。

👨一般人C  「ゲレンデ『クローズ』の間違いでしょ??」。

否々、間違い無く「ゲレンデオープン」のお知らせ。
「こんな時期」に「こんな話題」を提供してくれるのは、勿論「西川町姥沢」のあそこ。
6~7月までスノーシーズンを続ける雪猿にとって、馴染みの場所で御座います。

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祝.月山スキー場、2025シーズン.オープン♪

国内有数の豪雪地帯が故に、冬季は「雪大杉」の月山。
最盛時の1~2月は積雪量が12~15mと、人の立ち入れる環境じゃありません。
唯一の交通インフラである県道114号(月山姥沢線)も11~3月まで閉鎖。
果たして冬を終えた3月下旬になって、県道やゲレンデ施設の除雪を開始。
やっとオープン出来るのが「月山スキー場」なのです。

今年は記録的豪雪で志津~姥沢の「雪の回廊」も、去年より5m/平年より3m高。
ゲレンデの積雪量も本日時点で約12mと、例年より2~3m程豊富です。
https://www.yts.co.jp/news/news-203799/
https://www.yts.co.jp/news/news-205207/

尚「春⇒夏スキー」移行の節目となる「ペアリフト架け替え」。
今年は6月9日(月)~13日(金)、概ね例年通りのスケジュールとなっいてます。


因みに2018シーズン、同地でワンシーズン雪山就労生活していた私め。
以後、毎年GW期間中は助っ人ワーク&スノーライフで月山籠りしておりました。
しかし今年は諸々の都合で断念、立夏の月山を滑る事は叶いません。

ま、それでも「白馬」「かぐら」を終えた5月下旬以降に「滑り納め」の遠征。
大斜面のコブと戯れるのは2か月後になりそうです。

 

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2025.04.10

●「神立ツ丘」にて

えー、本日は木曜日にてフツーにオシゴトの日。
でもって冬場(春場?)恒例、早朝より「オシゴト前の軽い運動」へLet's go
夕方までこんな所処(↓)でアクティビティしていました。

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K . S . R !

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K . S . R !

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K . S . R !

K  今日も、
S  スキーで、
R  リフレッシュ。

そんな訳で今日のゲレンデは「KSR/神立スノーリゾート」でした。
とさ。

 

 

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2025.04.09

●明日の【4/10(木)】営業案内

えー、スキーシーズン中は月曜日に加え「雪曜日」が定休日。
要するに「不定休」の頻度が増す、武蔵野口の場末のバァで御座います。
でもって同様の理由に伴い、開店時間の遅くなる事もたまに(?)ありまする。
そんな訳で明日、4月10日(木)の営業案内。

※ 開店時間が1時間遅れ、20時からのOPENとなります。

神立つ丘で鼓舞を舞って参ります。
御迷惑をお掛けしますが宜しくお願い致します。
<(_ _)> ペコリ

 

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2025.04.08

●2024/25.三十三滑目「GALA湯沢」

えー、昨日はお店定休日にて「=スキーマッド」の日。
でもって暦も四月に入りすっかり春スキー「=コブ三昧」の季節。

てな訳で私めのスノーライフも本格的にコブメインのアクティビティに突入。
コブ滑の足慣らしに向かったゲレンデは「GALA湯沢」で御座います。

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6ː30、東京駅しゅっぱーつ。
3月のスノーライフは殆ど白馬遠征、プラス筋挫傷で二週間スキーお休み。
そんな訳で2月末の石打丸山以来、久し振りの上越新幹線乗車です。

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8ː10、GALA湯沢とーちゃく。
ゴンドラへのエントランスを歩く時の脳内BGMは、globe「DEPARTURES」。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/04/post-e8d0cc.html

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ゲレンデ到着「CHEERZ!」
ブーツ装着してウォームアップして、8時半よりアクティビティスタート。

因みに昨日(4/7)から春季営業体制に入ったGALA。
運行リフトはバルージュ/コーチ(中央エリア)、ビクトリア(北エリア)の3本のみ。
メロディ/エーデルワイス/ローマンホリデー等のコースは今季の営業を終了してます。
尚、冬季営業最終日の4/6(日)は「強風で営業中止」のGALAでした。

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先ずはジジを足慣らし3本。
春独特のコーンスノーですが、丁寧な圧雪と硫安メンテでしっかりとパック。
早朝の陽が射さない時間帯は雪の目が粗く、ややエッジの入りにくいコンディション。
ピステンの利いてる時間帯はスピードコントロールにやや苦戦する程でした。

このコースメンテクオリティ、どっかのかぐらスキー場も見習って欲しいものです。

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9ː00、続いてブロードウェイへ。
春スキー期のピステバーンは@云う間にザクザク荒れ進行、賞味期限が短いのでコースオープン直後を狙い撃ちするに限ります。
ブロードウェイもフラットを維持しているのは30分前後。
スーパーブロードウェイが思いの外、良コンディションの時間を長く保っていました。

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Mt.三山の盟友、石打丸山は昨日(4/6)で今シーズンの営業終了。
ティルバリー/バギーの向こう、奥基山頂には石打の山頂クワッドが望めます。

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10時過ぎると次第に晴れて来まして。
陽射しと昇温に従い、バーンは次第にザブ化。
営業スタートの早いジジ/エンタメは既にザブザブのグラニュー糖。

昨日は基本的に曇り基調も、晴れたり/小雨降ったりと二転三転の天候推移。
その度に「脱いだり」「着たり」と、レイヤー調整を余儀なくされた一日でした。

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ビクトリアより望む飯士山と湯沢の町並み。
ブロードウェイも荒れ進行、雪も緩々になって来た事だし…。

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10:20、スーパースワンでコブ遊び開始。
入りはズルドンで削られウダウダなラインも、中盤からは整ったコブ。
コブ滑の感触を思い出しつつスキッドメインでの試運転、徐々に縦攻めへと移行。
以降、小レストを挟みつつの「コブ専」アクティビティです。

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エンタメのコースサイドにもコブライン形成(約350m)。
但し緩斜面特有、「溝」程度の超シャローライン。
此処はもうちょい掘られた後が良さそうです。

とかやってると「12時からファルコン(下山コース)がOPENします」の場内インフォ。
オープン直後はコンディション良さそうだし、ファルコンに向かいました。

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しかし下山コースへの接続リフト(シャリオ)は昨日で営業終了。
「ゆきあそびパーク」脇の連絡トンネルからのアクセスとなります。

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で、連絡トンネルが結構歩く。
このルート使って下山コース使うのはこの日が初めて。
つーか春スキー期にしか訪れないGALA、下山コースを滑るの自体が4年振りです。

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下山コースのダウンヒルへGo。
OPEN直後のファルコンは滑走者も少なくガラ空き、そして手付かずのピステン。
コース幅はやや狭いものの斜度変化に富んだ中斜面構成、そして4~5発あるヘアピンとレイアウトも楽しい。
多少の安全マージンは取りつつの、DH滑が楽しめました。

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そんな訳で、

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予定外の、

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ゴンドラでのファルコン回し×3本。

https://bar-triplesec.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc00688.jpg?_gl=1*zwicm4*_ga*MjA0NTM4NDI0OC4xNzM0MDEyOTMx*_ga_G0E5KFVGZM*MTc0NDEyOTIzMS4yMDIuMS4xNzQ0MTMwMDA5LjUxLjAuMA..#_ga=2.256550281.342595898.1743699010-2045384248.1734012931
因みに去年の同時期はこんな感じでした(勿論コースクローズ)。

昨日の時点でGALA積雪量は290㎝とハイシーズン並みを維持。
例年ならとっくにクローズしている下山コースも、来週位までは持ちそうです。

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しかし時間を追うにつれ、ミドル~ボトム部がノッキングスノー化。
人も増えて来たしコースも荒れて来たし、3本でゴンドラ回しを終了。

30分のランチレストを入れ、13ː45からアクティビティ再開です。

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レスト後も専らコブ遊び。
スーパースワンは沢側より尾根側の方がコンディション良。

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14ː40、遅蒔き乍らグルノーブルへ。
遅くて長い固定循環式なので日中は敬遠、この時間になって初のコーチ乗車。

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グルノーブル。
トップ~ボトムに掛けて、450mのコブラインが1本出来ています。

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で、このコブラインが結構「良いっ」。
深さ/ピッチ/形状、何れも滑り易いコブで縦にも攻められます。
しかしコーチは15ː20で営業終了、4本回す時間しか残ってません。
「嗚呼、これならもっと早く此処回しときゃ良かった…」。

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因みにグルノーブルは、GALAゲレンデトッブ「高津倉山山頂」。
「いゃあ、今季はホントに雪多い」。
鉄柱回りにの小丘も積雪に埋まり、殆どドフラットです。

https://bar-triplesec.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/dsc00678_20240413121201.jpg?_gl=1*kqu4lg*_ga*MjA0NTM4NDI0OC4xNzM0MDEyOTMx*_ga_G0E5KFVGZM*MTc0NDEyOTIzMS4yMDIuMS4xNzQ0MTMwMDA5LjUxLjAuMA..#_ga=2.106679681.342595898.1743699010-2045384248.1734012931
去年の同時期はこんな感じでした。

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ラストはエンタメのコブを4本回して〆。
緩斜のストレートコブですが、大分掘れて来たのでソコソコ楽しめました。
この日のアクティビティは実質滑走7時間で46本/44㎞、うち半分がコブ滑。
「今日も沢山回しました」

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16ː15、何故か「ゴン下」。
中央エリアは16時までの営業なのに、下山コースは15ː30にクローズ。
何の為の下山コースなのか良く解りません…。

因みにこの日より愛機も春仕様。
ハイシーズン用「ディナSL」から、春コブ用「ブリザードSRC」にマテリアルチェンジ。
5シーズン前の型落ち機でメタルは大分ヘタっており、整地では心許ない安定感。
それが却ってコブでは丁度良い按配のフレックス、ゲタ(プレート)履きじゃ無いのもライトウェイトでコブ向きです。

と、こんな感じの春スキー&コブスキー「GALA滑走記」。
若しかするとGALAにはも一回位訪れるかも知れません。
おしまい。

 

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2025.04.07

●「白と熱。」 「白に染まれ」

えー、本日は月曜日にてオシゴトオヤスミの武蔵野口の場末のバァ。
先月にやっちゃった広背筋の筋挫傷も概ね回復、例に由ってのスキーライフです。 
で、今日のゲレンデはコチラ(↓)でした。

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「白と熱。」
2024/25シーズン、「JR SKISKI」キャンペーンのキャッチコピー。
今冬のキャストは出口夏希嬢と青木柚氏(不存知…)。
CMのタイアップ曲はPablo Haikuの「you're my」(不存知…)。

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「白に染まれ」
2024/25シーズン、「GALA湯沢」キービジュアルのキャッチコピー。
ポスターのイラストはaz_waldさん、美系の学校に通う高校3年生との事です。

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そんな訳でのGALA湯沢。
ハイシーズンには雪質/ゲレンデスペック共に役不足。
そして何より小回りですら滑走ラインの取れないキャパオーバーの「鬼畜混み」。
1~3月は訪れる気がしませんが、春のお気楽滑&コブ遊びなら充分に「有り」です。

どーせ何処行っても「ザブザブ雪」な春スキーシーズン。
コブ(スーパースワン&グルノーブル)さえあればそれなりに楽しめるのです。
それにガーラのピステンは硫安の大量投下でコンデションも意外と良。
あと「安.近.楽」のコンビニエンスゲレンデとしてのポイントも高いです。

2020/21シーズンの4月、遠征の繋ぎで何となく滑りに来たGALA(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/04/post-a23de3.html
これが思いの外「当たり」でして、以来毎年この時期「専」で訪れています。
そんな訳で「GALA湯沢」のハイシーズンは、実は春スキー時期なのでした。

滑走記は亦後日にDemo。

 

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2025.04.06

●営業時間【令和7年度より】微変更

えー、お店の躯体トラブルで3月半ばより臨時休業中だった瓦礫坂のバァ。
応急措置の突貫工事を終え、今週より通常営業となっておりまする。

所処で今月より四月、日ノ本国では一般的に「年度替わり」の月で御座います。
そんな節目の時節を利用して、今年度より営業時間を変更する事に致しました。
変更内容は以下の通りとなります

●改正前(2025年3月31まで)
火~土曜日 19:00~Good time (入店〆の目安/24時)
日祝日   18:00~Good time (入店〆の目安/23時)

●改正後(2025年4月1日より)
火~土曜日 19:00~Good time (入店〆の目安/24時)
日祝日   19:00~Good time (入店〆の目安/23時)

今まで1時間早く開けていた日祝日のOPENを、平日と同じ時刻(19時)にしました。
「だって18~19時の間に、全~然人来ないんだもん」。
報わる努力は惜しまないけど、報われない努力は極力しない。
そんな理由での営業時間.微変更とした次第です。

あと一応、閉店時間に就いて再度の御説明。
平日は24時までは必ず開いてますが、24時以降ノーゲストになった時点でクローズ。
24時までに入店して頂ければ、最長26時までは飲んでって下さい。
日祝はそれが1時間前倒し、23時/25時になるだけです。

それ以外は特に変更無し、定休日等の御案内はコチラ(↓)になります。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2019/05/post-2173c8.html

と云う訳で本日が新年度初めての日曜日。
営業ダイヤ改正後、初の商いなのでした、とさ。

 

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2025.04.05

●2024/25.三十二滑目「白馬五竜&47」

えー、建物の躯体トラブルで3月18日より暫くお休みしていた瓦礫坂のバァ。
何とか応急措置を終え、4月2日より通常営業再開しております。

そんなお店のイレギュラーに加え、3月半ばの白馬遠征で広背筋の筋挫傷を罹傷。
スキーもランニングも出来ず、安静の日々を送る我慢の半月間。
更には通勤用のママチャリがぶっ壊れるは、春風邪引くはと「踏んだり蹴ったり」。
兎に角「碌な事」の無かった三月中~下旬で御座いました。

と云う訳で何をするにもヤル気が起こらず、二次元日誌もほったらかし。
スノーライフの滑走記もまるまる一ヶ月分滞っておりまする。

そんな訳で直近のアクティビティから巻き戻してのエントリー。
3/31~4/1は年度跨ぎの「第十次白馬遠征」、五竜&47.2days。
二日日は4月1日の滑走記upで御座います。

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7ː15、4月最初の朝にゲレンデイン。
早朝のエスカルテラスは無人の静寂、ハイシーズンの賑わいが嘘の様です。

「3月30日」と「3月31日」は何も変わらない。
「4月1日」と「4月2日」も何も変わらない。
でも「3月31日」と「4月1日」は大きく様変わりする、五竜スキー場の風景。

ベースセンターのエスカルプラザはこの日より春シーズン仕様に営業形態変更。
24時間営業を終了し、8~17時の施設オープンとなっています。
フロントのスタッフさん、101日/2424時間の昼夜勤お疲れ様でした。

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館内もひっそり静まり返っています。
2Fのサブウェイとヨゴリーノも昨日で今季の営業を終了。
レンタル等のショップも営業開始時刻が遅くなっています。

山脈寮の住み込みクルーも大半が3月末で任期満了し、順次下山。
また、都市部からの夜行バスも終了し、ツアー客の姿もありません。
そんな訳でゲストもスタッフも、目に見えて(目に見えず)姿の減っている朝なのでした。

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例に由ってキャビン駅待機。
記録的な大雪に恵まれた今冬ですが、流石に四月ともなると山麓部は融雪進行。
ゴンドラ駅舎の腰掛岩も顔を出していました。

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第2もガラガラ。
月初めの年度初め、でもって平日の4月1日、でもって雨予報。
流石にこんな日に滑りに来ている雪猿は数える程です。

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8:00、朝イチのゴンドラ待ちも20人程度(うち五竜オールスターズ5名)。
この日の白馬は午前中/小雪、午後/小雨の予報。
「今日はエイプリルフール、実は本当の予報は終日ピーカンだよっ」。
なーんて春の空模様を期待したのですが、そんな都合の良い話は無し。
8時前には予報通り、チラホラと小雪が舞い始めました。

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8ː25「業務連絡、トップ41番」。
今日はアル3二番乗り、一番乗りはユーマくんと五竜オールスターズの主。

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朝イチのグランプリ、下1/3は視界クリアですが、

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上2/3はガスガスフルフル。
それでもホワイトアウトと云う程じゃ無く、20m程度の視界は確保。
安全マージン取っての滑りなら充分回せるレベルです。

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オープニングタイムからして重馬場のグランプリ。
昨夜の冷え込みが緩かった所為で、朝イチの時点でウェットな雪質。
まるでムースの上を滑っている様なシャバ雪コンディションです。

R深めに取ったカービングだと減速要素が強く、マキシマムで板が沈みがち。
縦に落下取っての短いエッジングでスピードを殺さない滑りを心掛けました。

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9:30、ダイナミック~とおみ2。
林道から下は早々にザク雪化の兆候。
「重い」「沈む」「引っ掛かる」「抜けない」「走らない」の春雪五重奏。
スキーヤーズライトのコースサイドが比較的マシなコンデションでした。

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9ː50、ほんの一瞬覗いた青空(3分持ちませんでした…)。
この日のグランプリ、午前中はガスが切れたり籠ったりの繰り返し。
クリアな視界の時間帯が続く事はありませんでした。

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最低鞍部と大黒岳。
この日、唯一望めた後立山の頂です。

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10:30、補食チャージでもう一回下山。
この時間帯から山麓部ではポツポツ雨模様。
フリージングレベルは1100m(タクガ沢堰堤)辺り。
アルプス平では相変わらず雪模様も、日中は雨に変わりそうだな…。

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11ː10、ガスに強い子、47ルート1。
フラットライト気味も視界はクリア、雨もピンストライプで気にならない程度。
ただ、この時間帯から「疲労蓄積ドットcom」
昨日の基地外アクティビティ(回した本数51本)に加え、今日の湿雪重馬場。
腰と広背筋のダメージが顕在化、基本ポジションを保つだけで辛い…。

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12ː10、47を6本回してランチレストに向かいます。
アルプス平はパノラマ/グランプリ共「ガス祭」、濃霧の占領下。
LineEからアル1は朧にしか見えず、Alps360は影すら覗けませーん。

一旦下山し飯休憩、重い身体を引き摺ってアクティビティ再開。

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13ː30、グランプリはスーパー過疎。
ワイドバーンに動くモノ(滑走者)は見られません。

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アル3にも人影無し。

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アル4にも人影無し。

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ホントに「人、居ません」。
まぁ午前中ガスガスで、昼前から雨が降り出し、雪はモサモサのグサグサ。
地元のズン券皆さんは午前中で切り上げたみたいです。
暇してるスクールスタッフとコブレッスンの方々が僅かに回しているだけでした。

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14ː00「嗚呼、満月が綺麗だなぁ」。
今日の日照時間は1時間、有っても無くても変わんない陽射しでした(苦笑)。
午後に入るとガスは薄まったものの、落ちてくるモノが雪から霙、そして雨に。

荒れた湿雪バーンは手に負えない程じゃ無いものの、滑り手の体力がボチボチ限界。
32本/40㎞回した所処で「うーん、今日は此処迄かなぁ…」。

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14ː30、撤収。
悪雪化に歯止めが掛からないし、重馬場雪で腰と広背筋はレッドゾーンだし。
予定より30分早めの板仕舞い、♨で湯治して帰途に就く事と致しました。

と、こんな感じの「第十次白馬遠征」五竜&47.2days。
白馬にはシーズン中、あと1~2回は訪れる予定です。
おしまい。

 

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2025.04.04

●2024/25.三十一滑目「白馬五竜&47」

えー、建物の躯体トラブルで3月18日より暫くお休みしていた瓦礫坂のバァ。
何とか応急措置を終え、4月2日より通常営業再開しております。

そんなお店のイレギュラーに加え、3/10~11の白馬遠征で広背筋を筋挫傷。
これが思ってた以上の重症で、日常生活にも差し支える始末です。
勿論、スキーもランニングも出来ず、安静の日々を送る我慢の半月間。
更には通勤用のママチャリがぶっ壊れるは、春風邪引くはと「踏んだり蹴ったり」。
兎に角「碌な事」の無かった三月中~下旬で御座いました。

こんな状況下では何をするにもヤル気が起こらず、二次元日誌もほったらかし。
スノーライフの滑走記もまるまる一ヶ月分滞っておりまする。

と云う訳で直近のアクティビティから巻き戻してのエントリー。
3/31~4/1は年度跨ぎの「第十次白馬遠征」、五竜&47.2days。
初日3月31日の滑走記upで御座います。

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6:40、3月最後の朝にゲレンデイン。
早朝の白馬は青空広がる好天も-4℃の冷え込み。
明日から4月とは思えない「キン」と冷冴な大気です。
夜間に少し降ったらしく、山麓ベースでも1㎝の雪が乗っていました。

但しこの晴れ模様も午前中だけ、午後から天候下り坂の予報です。

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本日を以て24時間営業を終了するエスカルプラザ。
4月1日からは春シーズン仕様の営業時間(8~17時)へ変更。
サブウェイさんもヨゴリーノさんも今日が営業最終日となります。

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五竜が運行するシャトルバス/トライアングルバスも今日で営業終了。
色々なモノが「終わり」を迎える三月最終日なのでした。

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8ː00、あらら、上部は雲が掛かってきちゃった…。
スカイ4が動いてないので、オープニングはゴンドラにゲストが「一極集中」。
気付けばキャビン駅は50人程の行列となっていました。

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8ː15、キャビン乗車。
眼下には前日(3月30日)を以て今季の営業を終えたいいもりゲレンデ。
今シーズンはまだ「雪たっぷり」なのに勿体無いなぁ…。
ま、来シーズンから五竜と塩嶺さんが合併、営業形態は少し変わるかも知れません。

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8ː25、「業務連絡トップ77番」。
下界の晴天に反して、アルプス平は曇天の覆うブルーグレーの空。
おいおい、天候下降線の前倒しは勘弁してクレヨン。

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無人のスロープにLanding。
この日のグランプリは氷結ザラメの上に3㎝程度の新雪がトッピング。
深夜の冷え込みで下地はガリッと硬いものの、エッジが入らない程では無し。
何より乗った雪が程好くクッションとなり、雪面タッチが柔らかい。

ま、それでも高速仕様のハードパックコンディション。
最初の数本はバーンのスクーリングを兼ね、7割速度域のミドルで回しました。

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2~3本回しているうちに、天候は次第に好転。
一枚バーンに陽射しが届く様になって来ました。
視界も良化、滑りの方も次第にバーンコンディションにアジャスト。

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ブナの梢枝には霧氷が満開。
「桜」ならぬ「銀花」をお花見しつつのアル3乗車。
今シーズン、白馬で霧氷を愛でるのはこれが最後かなぁ。

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今日はアル2も併用してのグランプリ回し。
アル2はこの日(3/31)で今季の営業最終日、折角だから乗っとかないとね。

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アル3と逆アングルで眺めてるグランプリ、ちょっと新鮮な構図です。
10時を回ると信越国境稜線を覆っていた層雲帯が切れ、頚城~戸隠~飯綱のパノラマが望める様になって来ました。

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「The day!!!」
気付けば絶好の春スキー日和。
この日の勝負タイムは午前中(午後から曇り~小雪/小雨予報)。
早い時間にエネルギーチャージ(補食)を済ませ、遮二無二にグランプリを回します。

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11時を過ぎると、白馬連峰の山々もクリアに望める様になりました。
白馬三山に、

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五龍の武田菱も顕現

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エナメルブルーの空にコントレイル。
クリアな春晴空の下、爽快なスキーライフが続きます。

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で、嬉しい誤算。
この時期は1時間持たずに「ザクザク」「グサグサ」になるグランプリ。
しかし快晴で陽射しの強いの割に気温は上がらず、日中でも0~1℃程度。
平日でゲストの少ない事も幸い、削られたザラメの層は然程厚くなりません。
正午過ぎまでは雪面をしっかり捉えられる良コンディションをキープ。
三月末でこれだけフラットバーンが長く続くのは「大当りの日♬」です。

そんな訳でオープニングから13時頃までグランプリ専のアクティビティ。
アル3&アル2回しは34本を数えました。

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13ː15、河岸替え47へ。
午後になっても天候悪化の気配は無く、終日快晴を保ちそう。
こんな天気予報の外れ方なら「大歓迎」です。

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LineCより、御約束の見返りphoto。
眼下に白馬村、遠望に戸隠と飯綱の北信名山群。

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一夜山の向こうには飯縄/瑪瑙/霊仙寺/高デッキと連なる飯綱連峰。
中腹には昨日(3月31日)で今季の営業を終えた戸隠スキー場。
今季、戸隠には1回しか滑れなかったのが悔やまれる…。

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R1はザブったコンディション。
削られたザラメが陽に当たり融雪、重馬場のグラニュー糖。
それでもしっかりエッジを噛ませば、下地に届くコンディションでした。

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R2の急斜パートは未だフラット、バーンも硬さを保っています。
ただ、急斜面から下はザブザブのグサグサ。
これならR1メインで回した方が良いかな。

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南沢ノ頭(通称.イチヨンゴーゼロ)より、御約束photo。
それじゃ今日の47、〆の1本へ。

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R1フルパート、2.3㎞のダウンヒル。

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47ベースから五竜へは、コレ乗って戻ります。

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この日が最終営業日のトライアングルバス。
特に大雪や雨やガスの日には重宝、今シーズンも沢山お世話になりました。

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14ː50、最後は再びグランプリへ。
大分荒れて来ましたが、まだまだ回せるレベル。
3月以降のグランプリは夕刻になっても日陰化しないので、クラスト進行も軽微です。

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ラス1時間はアル2サイドの「線下~ノリ面」を回します。
リフトの間近で乗車客に「ガン見」されるが恥ずかしいのか、それとも左下がりの片斜が嫌われてか。
このラインを回すゲストは殆ど居らず、オープンバーンに較べフラットを維持。
雪面コンタクト/エッジグリップ/スキーの走り、何れもオーラスタイムとは思えない良コンディションを保っていました。

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「業務連絡、アル2最終37番」。
アル2(15ː40終了)を回し終え、最後はアル3(15ː50終了)でフィニッシュ。
営業終了時刻までしっかり回し切りました。
因みにアル2はこの日(3/31)が今シーズンの営業最終日。
2024/25シーズン、最後の乗客となったのでした。

と、こんな感じの3月〆、そして年度末の〆滑。
遠征二日目はエイプリルフール滑に続きます。

 

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2025.04.03

●地階の「フロアモルティング」

えー、建物の躯体トラブルで3月半ばより暫くお休みしていた瓦礫坂のバァ。
何とか応急措置を終え、昨日より通常営業再開しております。

所処で暇を持て余した約二週間の臨時休業中。
降って湧いた閑暇を利用して、自宅の大掃除に着手しておりました。
でもって押入れに貯め込んだ古酒ウイスキーのストック整理を試みるも…。
「量が多過ぎて早々に断念」。
段ボールを数箱開けただけで「無かった事」にしときました。

で、その際にこんなもの(↓)を発見。

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PEAT(泥炭)。
数十年前、スコットランドで蒸留所巡りをしていた際に貰ったもの。
アイラじゃ無くハイランドのビート、確かギリーかベンリアックだったかな。
(何せ大昔の事なんで覚えてません…)

まぁ折角「掘り出した」ピート。
このままお蔵入りさせとくのも勿体無いので、お店に持って来る事に致しました。

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そんな訳でのフロアモルティング。
気が向いた時だけですが、商い前にピート焚いてます。
昔、青山のヘルムで村澤さんがやってた遊びですね。

そんな訳で厄払いのお焚き上げ。
「Peaty&Smoky」な薫香の漂う、武蔵野口の地階のBarなのでした。

 

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2025.04.02

●本日より【4/2(水)~】営業再開します

えー、建物の躯体トラブルで3月18日より予期せぬ臨時休業。
「春のお彼岸」連休に入っていた武蔵野口の場末のバァの主で御座います。

でもって何とかその場凌ぎの応急措置は終了。
本日、4月2日より通常営業再開致します。
ただ根本的な瑕疵の解決には至っておらず、見切り発車のリスタート。
万が一、また同様の事態になったらゴメンナサイです。

あと、今後本格的に造作業者を入れる可能性もあります。
その際にはまた一定期間休業となるかも知れません。

そんな訳で引き続き御愛顧の方、宜しくお願い致します。

 

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2025.04.01

●「月跨ぎ」「年度跨ぎ」

えー、本日より「季節替わり」「月替わり」「年度替わり」の四月。
月初一発目の二次元日誌更新は、例に由っての雪ネタで御座います。
(※.今日のエントリーにエイプリルフールネタは仕込んでいません。)

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昨日、

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3月31日は、

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終日のピーカン、絶好のスキー日和。
カチッと締まった春のザラメバーン、この時期としては極上のコンディション。

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今日、

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4月1日は、

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ガスガスフルフル視界不良、更に午後から小雨。
ま、そんな悪天の割にはソコソコ楽しめました。

そんな訳での「第十次白馬遠征」五竜2days。
「月跨ぎ」「年度跨ぎ」のスノーライフでしたとさ。

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