●2024/25.三十六滑目「GALA湯沢」
えー、先週3月17日(木)は、澄み切った春晴空に立夏を思わせる陽気。
会社や学校に居るのが勿体無い、室内に居るのが勿体無い。
そう思わせる程の、絶好の行楽日和に恵まれた一日でした。
「こんな日は青空の下、軽い運動してからオシゴトするに限る」。
と云う訳で例に由ってのスノーマッドなキ●ガイ強行軍。
寝不足の身体に鞭打って、始発の「たにがわ」で勇躍湯沢路へ。
向かったゲレンデは「GALA湯沢」で御座います。
ディリジャンス乗車。
南魚沼の里は未だ残雪たっぷりの白い景色。
尚、下山コースは先週日曜日(4/13)にてクローズとなりました。
8:30、オープニングはエンタメから。
丁寧なグルームに硫安メンテでカチッと締まったピステン。
緩斜面ながら板の走りは上々、この時期としてはBESTなパックコンディション。
続いてシジ。
エンタメ同様、朝イチの時間帯はスキーの走る気持ち良いフラットバーン。
両コースを交互に回し5本、9時を過ぎたのでOPEN直後の北エリアに向かいます。
春霞のレースカーテン越しに降り注ぐ陽光。
この日のGALAはの8時半の時点で気温12℃、日中の昇温は15℃の予報。
朝イチからしてロンT+半袖ポロのレイヤーで充分でした。
9:05、ブロードウェイ。
此方も抜群のコースメンテ、硬ザラのピステンもエッジを噛ませば「ザクッ」と切れる。
ややルーズ目ながらも快適なCarvingが刻めました。
同、マッキー。
越後三山~上越国境稜線~谷川連峰のパノラマは春霞が掛り、朧なスカイライン。
如何にも「春スキー期」ってな展望でした。
10:10、続いてグルノーブルへ。
コブの造成具合を下見するも、未だ作り始めの「ミゾ」。
回すのはもーちょいしてから、午後に取っときます。
10:35、スーパースワンでコブ遊び開始。
谷側のコースはズルドンで削られ洗濯板、ラインも不規則な乱コブ。
尾根側のコブは序~中盤に掛けて良い感じのピッチ/掘れ具合も、
後半は深い階段コブ。
約2時間/12本の白鳥コブ遊びで「少し疲れて」「少し飽きた」。
そんな訳で中央エリアに河岸替えします。
12ː20、エンタメで悪雪遊び。
削られたザラメ層が融雪し「ザブザブ」の重雪コンデション。
それでも下地は充分に捉えられ、まだまだロングターンで回せます。
因みにジジの方はコース幅が狭い分、荒れ放題ダブル。
コース上部はノッキングスノー気味となっていました。
エンタの花道。
スキーヤーズライトのコブは、スピードの出易いシャローライン。
斜度が緩いので楽に攻めれますが、もーちょい深い方がイイな。
それにしても、今日はホントに良い天気♪。
アクリル板を貼った様な、雲一つ無いコバルトブルーの空。
しかし「暖かい」を通り越して「暑い」。
そして「暑い」を通り越して「痛い」。
暴力的な直射日光が照り付け白銀バーンに乱反射、顔面はすっかり逆パンダ(ヒリヒリ)。
12ː40、お昼は高津倉山でピクニックランチ。
先週は雪に埋もれていた山頂鉄塔の回りも、漸く地べたが露出。
鉄塔には物置ブースが充実、スキーラックやワックス台もあります(笑)。
眼下に魚沼盆地を眺めつつのモグモグタイム。
「嗚呼、何て幸せな昼下がり…」
(※.この後にオシゴトが無ければもっと幸せです)
13ː25、今日のメインディッシュ、グルノーブルでコブ遊び開始。
序盤はやや浅め/短めの忙しいリズムも、
中盤以降はリズムの整ったピッチ、深さも頃合いです。
グルノーブルのコブを5本回した所処で広背筋と腰がボチボチ疲労溜り。
スーパースワン×12、エンタメ×1と合わせて、此処までのコブ滑は18本。
この後オシゴトもあるので、少し早めにグルノーブルを撤収致しました。
同、谷川連峰馬蹄形稜線から右奥に谷川岳。
14時を回ると霞も引き、上越国境の秀峰群がクリアに望む様になりました。
疲れた身体に優しいコブ。
ラスト1時間はエンタのコブをメインに回します。
スピードレンジを上げて縦に攻めつつも、雑にならない様にテーマを持っての滑り。
難度が低い事もあり、良いイメージを残して〆られました。
15ː20、撤収/そして今シーズンの「GALA終戦」。
「安.近.楽」のコンビニエンスゲレンデとしてポイントの高いGALA。
しかしハイシーズンに訪れるには規模/難度共にスペック不足、雪質もイマイチ。
そして小回りですら滑走ラインの取れない、キャパオーバーの「鬼畜混雑」。
でも春のお気楽滑&コブ遊びなら充分に「有り」です。
どーせ何処行っても「ザブザブ雪」な春スキーシーズン。
コブ(スーパースワン&グルノーブル)さえ健在ならそれなりに楽しめます。
それにGALAは丁寧な圧雪と硫安の大量投下で、オンピステのコンデションが良。
何より4月の平日はハイシーズンの混雑が嘘の様、兎に角「空いているっ♪」。
個人的に「GALA湯沢」のハイシーズンは、春スキー期だと思っています。
そんな訳で今シーズンも「四月専」で二度の来場。
来季もまたこの時期に訪れる事でしょう(※.但し雪があれば、ですが)。
おしまい。