« ●深志の休日 | Main | ●山頂ランチ »

2025.04.16

●2024/25.三十四滑目「神立」

えー、先週木曜日(4/10)はオシゴト前に軽い運動(スノーライフ)。
神立スノーリゾートへコブ遊びに出掛けて参りました。

ゲレンデ規模/雪質/コーススペック等、ハイシーズンに訪れるにはチト物足りませんが、春スキー期のコブトレには丁度良いゲレンデ。
アクセスの利便性も良く、近隣のGALA同様「4月専」のコブ遊びで良く使っています。
但し湯沢里山のゲレンデ故、標高の低さがネック。
暖冬シーズンの4月は雪不足で使い物にならず、昨季の来訪はありませんでした。

そんな訳で三日前の4月13日を以て今季の営業を終えた「KSR」。
感謝と惜別の念を込めての滑走記で御座います。

Dsc04594
8ː05、湯沢駅とーちゃく。
神立行のシャトルバス乗り場は思っていた以上の賑わいで約50名の行列。
寿司詰めでギリギリ全員が乗車出来る程でした。

Dsc04595
840、グランドベースとーちゃく。
パインリッジ破産/休業/マックアースと湯沢町のゴタゴタ等を経て、現在は分社化した「MEリゾート湯沢」の所有となっている神立。
マックアースさんが経営権取得、施設と経営のテコ入れをして以降は堅調な運営。
コロナ禍でやや落ち込んだものの、、暖冬シーズン以外は概ね22万人超の入り込み客数を堅持しています。
・2018/19 213,290人 ・2019/20 183,530人 ・2020/21 199,390人 
・2021/22 228,530人 ・2022/23 244,220人 ・2023/24 219,510人

尚、今季2024/25シーズンは3月終了時点での来場者数が198,780人。
最終的には22万人程度と、平年並みの入り込み客数となりそうです。

Dsc04597
8ː45、Aリフトでベースからゲレンテへ。
背後には湯沢町のランドマーク、飯士山が雄大に望めます。

この日の湯沢は「午前中/曇り→午後/小雨☂」と、パッとしない天気予報。
そんな予報に反して、早朝時点では薄縹の青空が広がっていました。

Dsc04598
ゲレンデ全容が見えて来ました。
「今年の湯沢は本当に雪多い⛄」。
既に今季の営業を終えた神立ですが、あと10日位はヨユーで持ちそうな雪量です。

Dsc05139
因みに一昨年(2023年)の同時期はこんな感じ。
ポルックスは地表露出でアミダ籤、ペルセウスは雪量不足で圧雪入れられず。
レグルスのモーグルバーンもコブ溝にブッシュが散見していました。
去年(2024年)は記録的な暖冬小雪で「更に酷かった」みたいです。

Dsc04600_20250411151101
855、Cリフト乗車。
眼下にはキレーにピステン入ったペガサス。
先ずはココから入りますか。

Dsc04602_20250411151101
如何にも「春のザラメ雪」と云った、シャラシャラと緩いピステン。
それでも硫安が利いており、多少板は沈むもののスキーの走りも良好。
ややルーズ目のミドルターンが気持ち良く決まりました。

Dsc04605
続いてAリフトへ。
傍から見てるとポルックスがカナーリ良さ気なコンディション。
試しに1本入ってると、これが「楽で気持ちイイっ♪」
緩斜面の一枚バーンもトップから中盤までの最大傾斜部(12°)は板も走ります。
丁寧なグルーミングもあり、早い時間帯は快適なカービングバーンでした。

Dsc04608_20250411151101
ポルックス.トップより。
春霞の掛かるしスカイラインも、飯士山と上越国境稜線がクリア望めます。

Dsc04604
Aリフトより見遣る、レグルスとポルックスのコブ。
あそこにはもーちょい後から向かいます。

当初はとっととコブ入りする心算も、オンピステのコンディションが何れも良。
予定を変更して、暫くグルームバーンを回す事に致しました。
以降、ペガサス/ベルゼウス/シリウス/ポルックスをランダムに取るローテーション。

Dsc04613 
ペルセウス。
中~急斜のフラットバーン、エッジが入り難くやや落とされ気味。

Dsc04615_20250411151801
シリウス。
通称「裏ペガサス」、コース幅が狭いものの地形変化の多い中斜面でまぁまぁ面白い。
此処を回すゲストは殆ど居らず、快適に回せました。

9時半を過ぎると予報通り天候は下降線。
次第に雲が多くなり、鉛灰空の曇天模様になって参りました。

Dsc04609_20250410210301
天気の良いうちに撮るもん撮っときます。
所謂神立の「映えスポット」、Cリフト降り場#KSRのモニュメント。

Dsc04611_20250411151101
額縁借景、「D」の窓より望む飯士山。
圧雪バーンを2時間/13本回した所処で、この日のメインターゲットへ。
レグルス~ポルックスのコブに向かいます。

Dsc04621
10:50、コブ遊びを始めると、

Dsc04625
その直後から「晴れて来ました」。
雲こそ切れないものの、再び薄青空の広がる春スキー日和に。
陽が射すと凸凹の陰影がクリアに見え、コブが攻め易くなるのです。

Dsc04629_20250411151801
レグルスのコブラインは7~8本。
斜度は大した事無いのですが、ピッチが狭く忙しいラインが多い。
比較的リズムと掘れ具合の良い、中央右のラインを攻めてました。

Dsc04630
ボルックス。
こっちは緩斜特有の浅い擂鉢形状、コブと云うより「単なるミゾ」。
シャローバンクは却ってスピードコントロールが難しい。

暫くはCリフトでレグルス~ポルックス回し「コブ専のアクティビティ」、

Dsc04642_20250411151801
ヘラクレスにも入ってみます。
縦に間延びした浅バンクコブ、面白味に欠けるので2本回すに止まりました。

Dsc04632
そして日中「大当たり」だったのがペルセウス。
朝イチはややアイシーな硬ザラメコンデションも、程好く緩んで良い按配に。
コース荒れ/グサグサ具合も許容範囲で、未だフラットを維持しています。
入りは緩斜から入るものの次第に中~急斜に移行、傾斜の緩みのない一枚バーン。
Max28°/av17°と、フルカービングで回すには丁度良い難度です。

コブ遊びを一旦切り上げ、ペルセウスを1時間集中回し。
春スキー期で高速ミドル~ロングで回せるコンデションは貴重なのです。

Dsc04638
13ː30、そして「遂に降って来ました☂」。
ポツポツと濡つ程度だった降り足は、瞬く間に本降りに。
午後は雨予報だったので対策は万全、レインウェアに換装してアクティビティ継続。
しかし「インスペクションコートだとコブは滑りにくい…」。

以降レグルス/ポルックスのコブとペルセウスをランダムに取る雨中滑走タイム。
「これ以上雨足強くなったら切り上げようかな」なんて思ってたら…、

Dsc04644 
14ː40「雨、上がりました♪」。

Dsc04648_20250410210301
でもって、また「晴れて来ました♪」。
雨の中、1時間粘って滑ってた御褒美かしら?。
本降りとなった14時以降、大半のゲストがゲレンデ撤収。
人影疎らなエンディングタイムのKSRでした。

Dsc04653
雨上りし後、ラスト1時間のアクティビティ。
レグルスのコブと、今日一番の「当たりコース」ペルセウスを交互に回して〆。
尚、この日の滑走データはこんな感じ(↓)でした。

Screenshot-20250411-at-145410-garmin-con
・ゲレンデ滞在時間/7ː19ː19 ・滑走時間/2.27.36
・滑走距離/59.15km ・滑走本数/40本 ・高度下降累計11812m
・平均滑走速度/24.5kph ・最高速度/57.2kph

・滑走コース レグルス(コブ)~ポルックス(コブ)×14
 ペルセウス×11 ポルックス×5 ペガサス×4
 シリウス×3 ペガサス~ヘラクレス(コブ)×2 ベガ(下山路)×1

いゃあ、良く滑った。
小規模ゲレンデ/ロングコースの無い神立で、ほぼ60㎞のアクティビティ。
やっぱりデチャッタヴルだけで回すと滑走距離、伸びますね。

でも「今日、何か忘れてる様な…」。
はい、例に由って良く有る話、昼食取るのを忘れてたのでした。
おしまい。

 

|

« ●深志の休日 | Main | ●山頂ランチ »