●2024/25.三十一滑目「白馬五竜&47」
えー、建物の躯体トラブルで3月18日より暫くお休みしていた瓦礫坂のバァ。
何とか応急措置を終え、4月2日より通常営業再開しております。
そんなお店のイレギュラーに加え、3/10~11の白馬遠征で広背筋を筋挫傷。
これが思ってた以上の重症で、日常生活にも差し支える始末です。
勿論、スキーもランニングも出来ず、安静の日々を送る我慢の半月間。
更には通勤用のママチャリがぶっ壊れるは、春風邪引くはと「踏んだり蹴ったり」。
兎に角「碌な事」の無かった三月中~下旬で御座いました。
こんな状況下では何をするにもヤル気が起こらず、二次元日誌もほったらかし。
スノーライフの滑走記もまるまる一ヶ月分滞っておりまする。
と云う訳で直近のアクティビティから巻き戻してのエントリー。
3/31~4/1は年度跨ぎの「第十次白馬遠征」、五竜&47.2days。
初日3月31日の滑走記upで御座います。

6:40、3月最後の朝にゲレンデイン。
早朝の白馬は青空広がる好天も-4℃の冷え込み。
明日から4月とは思えない「キン」と冷冴な大気です。
夜間に少し降ったらしく、山麓ベースでも1㎝の雪が乗っていました。
但しこの晴れ模様も午前中だけ、午後から天候下り坂の予報です。

本日を以て24時間営業を終了するエスカルプラザ。
4月1日からは春シーズン仕様の営業時間(8~17時)へ変更。
サブウェイさんもヨゴリーノさんも今日が営業最終日となります。

五竜が運行するシャトルバス/トライアングルバスも今日で営業終了。
色々なモノが「終わり」を迎える三月最終日なのでした。

8ː00、あらら、上部は雲が掛かってきちゃった…。
スカイ4が動いてないので、オープニングはゴンドラにゲストが「一極集中」。
気付けばキャビン駅は50人程の行列となっていました。

8ː15、キャビン乗車。
眼下には前日(3月30日)を以て今季の営業を終えたいいもりゲレンデ。
今シーズンはまだ「雪たっぷり」なのに勿体無いなぁ…。
ま、来シーズンから五竜と塩嶺さんが合併、営業形態は少し変わるかも知れません。

8ː25、「業務連絡トップ77番」。
下界の晴天に反して、アルプス平は曇天の覆うブルーグレーの空。
おいおい、天候下降線の前倒しは勘弁してクレヨン。

無人のスロープにLanding。
この日のグランプリは氷結ザラメの上に3㎝程度の新雪がトッピング。
深夜の冷え込みで下地はガリッと硬いものの、エッジが入らない程では無し。
何より乗った雪が程好くクッションとなり、雪面タッチが柔らかい。
ま、それでも高速仕様のハードパックコンディション。
最初の数本はバーンのスクーリングを兼ね、7割速度域のミドルで回しました。

2~3本回しているうちに、天候は次第に好転。
一枚バーンに陽射しが届く様になって来ました。
視界も良化、滑りの方も次第にバーンコンディションにアジャスト。

ブナの梢枝には霧氷が満開。
「桜」ならぬ「銀花」をお花見しつつのアル3乗車。
今シーズン、白馬で霧氷を愛でるのはこれが最後かなぁ。

今日はアル2も併用してのグランプリ回し。
アル2はこの日(3/31)で今季の営業最終日、折角だから乗っとかないとね。

アル3と逆アングルで眺めてるグランプリ、ちょっと新鮮な構図です。
10時を回ると信越国境稜線を覆っていた層雲帯が切れ、頚城~戸隠~飯綱のパノラマが望める様になって来ました。

「The day!!!」
気付けば絶好の春スキー日和。
この日の勝負タイムは午前中(午後から曇り~小雪/小雨予報)。
早い時間にエネルギーチャージ(補食)を済ませ、遮二無二にグランプリを回します。

11時を過ぎると、白馬連峰の山々もクリアに望める様になりました。
白馬三山に、

エナメルブルーの空にコントレイル。
クリアな春晴空の下、爽快なスキーライフが続きます。

で、嬉しい誤算。
この時期は1時間持たずに「ザクザク」「グサグサ」になるグランプリ。
しかし快晴で陽射しの強いの割に気温は上がらず、日中でも0~1℃程度。
平日でゲストの少ない事も幸い、削られたザラメの層は然程厚くなりません。
正午過ぎまでは雪面をしっかり捉えられる良コンディションをキープ。
三月末でこれだけフラットバーンが長く続くのは「大当りの日♬」です。
そんな訳でオープニングから13時頃までグランプリ専のアクティビティ。
アル3&アル2回しは34本を数えました。

13ː15、河岸替え47へ。
午後になっても天候悪化の気配は無く、終日快晴を保ちそう。
こんな天気予報の外れ方なら「大歓迎」です。

LineCより、御約束の見返りphoto。
眼下に白馬村、遠望に戸隠と飯綱の北信名山群。

一夜山の向こうには飯縄/瑪瑙/霊仙寺/高デッキと連なる飯綱連峰。
中腹には昨日(3月31日)で今季の営業を終えた戸隠スキー場。
今季、戸隠には1回しか滑れなかったのが悔やまれる…。

R1はザブったコンディション。
削られたザラメが陽に当たり融雪、重馬場のグラニュー糖。
それでもしっかりエッジを噛ませば、下地に届くコンディションでした。

R2の急斜パートは未だフラット、バーンも硬さを保っています。
ただ、急斜面から下はザブザブのグサグサ。
これならR1メインで回した方が良いかな。

南沢ノ頭(通称.イチヨンゴーゼロ)より、御約束photo。
それじゃ今日の47、〆の1本へ。

この日が最終営業日のトライアングルバス。
特に大雪や雨やガスの日には重宝、今シーズンも沢山お世話になりました。

14ː50、最後は再びグランプリへ。
大分荒れて来ましたが、まだまだ回せるレベル。
3月以降のグランプリは夕刻になっても日陰化しないので、クラスト進行も軽微です。

ラス1時間はアル2サイドの「線下~ノリ面」を回します。
リフトの間近で乗車客に「ガン見」されるが恥ずかしいのか、それとも左下がりの片斜が嫌われてか。
このラインを回すゲストは殆ど居らず、オープンバーンに較べフラットを維持。
雪面コンタクト/エッジグリップ/スキーの走り、何れもオーラスタイムとは思えない良コンディションを保っていました。

「業務連絡、アル2最終37番」。
アル2(15ː40終了)を回し終え、最後はアル3(15ː50終了)でフィニッシュ。
営業終了時刻までしっかり回し切りました。
因みにアル2はこの日(3/31)が今シーズンの営業最終日。
2024/25シーズン、最後の乗客となったのでした。
と、こんな感じの3月〆、そして年度末の〆滑。
遠征二日目はエイプリルフール滑に続きます。










































































































