●立夏の観桜
えー、昨日は臨休のオヤスミを頂いてた武蔵野口の場末のバァ。
五月晴れの行楽日和に恵まれた一日、少し遠出しての物見遊山。
時宜遅れの風流は「立夏の観桜」に出掛けて参りました。
向かった先は越後湯沢の温泉街から芝原峠を越え、三国街道を南に上る事約8㎞。
越後と関東を結ぶ古よりの往還路、山中三宿の一「三俣」で御座います。
道の駅みつまた。
雪国湯沢から峠を越え、更に雪の深い山中。
遅い春を迎えた街道筋ではまだまだ桜が見頃です。
例年ならとっくに葉桜となっている三俣の桜ですが、記録的な豪雪だった今冬の湯沢。
今年は10日ほど遅れての「春の訪れ」となっています。
「桜の木の満開の下🌸」
三俣名物、淡紅の傘に覆われた公衆電話。
こんな公衆電話なら、ついつい長話してしまいますね。
さぞかしコイバナも進む事でしょう。
夕月を背景に「月見桜」。
これで「雪月花」コンプリート。
雪国の春ならではの贅沢なお花見ロケーションです。
最後は蕎麦飲みして〆。
季節を巻き戻した風流韻事に遊び、湯治で心と身体を癒し、地場の味に舌鼓を打つ。
愉しく充実した一日でした。
あ、それと一応…、
滑っても来ました。
嗚呼、長い前振りだった事(チャンチャン)。