●「第16回 南魚沼グルメマラソン」後篇
えー、6月8日に出走して参りました「南魚沼グルメマラソン」の続篇ログ。
レース完走の御褒美はお待ちかねの「生ビール痛飲」そして「米の食欲魔人」。
「最強の破壊力」を誇るグルメ村&コシヒカリブース突入です。
「さーて、飲むぞー🍺」。
毎年トンデモな盛り上がり、40店以上のブースが軒を連ねるグルメ村。
ぱっと見「お祭りの屋台風景」、マラソン大会と云う感じが全く致しません。
これでも頃名禍前のピーク時に較べると、大分ブースは減ってるんですけどね。
(特に深谷漬物さんが撤退してしまったのが残念…)
レース前に下見して、グルメ村の屋台配置は確認済。
人波かき分けてお目当てのブースに向かいます。
先ずは毎年の鉄板メニュー。
「いくら醬油漬け×2」と「牛サーロイン.かぐら南蛮ソース焼き」。
走った後のオツカレ麦酒は「一杯目/瞬殺」。
黄金色の液体は「ストンストン」と喉下に落ち、体内を素通りして消えていきます。
二杯目からアテを摘まみつつ、至福のアフターラン飲み。
追加メニューを購入に出陣。
ビールと云えば餃子、五日町餃子.味噌ダレ(二人前)。
序でに猪も頂いちゃいます。
でもって八海山ブースでドラフトIPAをもう2杯。
グルメ村の混雑具合も次第に増して来ました。
1/8マラソンに加えハーフの部の完走ランナーが続々とグルメ村に参戦。
人気ブースには10~20名以上の行列となっています。
ビール4杯飲んで漸く喉も潤った事だし、ボチボチ飯にします。
お茶碗持って「南魚沼産コシヒカリ」食べ放題ブースへ。
切り盛りするのは「地元のおばちゃん」有志。
令和の米不足とは無縁の世界。
御櫃から銀シャリが「わっさわっさ」と盛られていきます。
会場のあちこちでこんな風景を目にします。
老若男女問わず、手にした御飯茶碗にはコシヒカリが決壊寸前。
此処では「大盛り」の既存概念が吹っ飛びそうになってしまいます。
八色の森公園の敷地内では至る所処で「宴会スタート」。
早朝時にはどんよりとした曇天の空も、何時の間にか淡青広がるピクニック日和に。
マラソン大会と云うより、すっかりアウトドア飲み会の態となっています。
そう、「コシヒカリ食べ放題/グルメ村」と並ぶ同大会の名物ツートップ。
大会の華(一部仇花)、「仮装ランナー」の皆様です。
他大会に較べ圧倒的に多い人数も然る事ながら、手の込んだ衣装と創意工夫。
中には「仮装」を通り越して「着ぐるみ」と化している方々もおられました。
メインステージでは仮装コンテストの表彰台。
特別賞は「忍たま」。
メインステージではレースアフターのイベントが進行中。
レース表彰式/仮装コンテスト表彰台/チャリティーオークションを終えた後は、福田六花氏と松任谷正隆氏、浅井えり子氏のトークショー。
松任谷氏は何時もながらのユル~くトボけたトーク。
「来年こそはカミさんと来るかも」と、来る来る詐欺ネタを今年も継続中。
一般ランナーの皆さんも、福田六花氏の声掛けで続々とステージ壇上へ。
フツーのマラソンイベントだったら、絶対に「立ち入り禁止」のエリアです。
南魚沼グルメマラソの魅力の一つが、このユル~い雰囲気。
開催者と参加者の垣根ってものが存在せず(極めて低く)、大らかで和やか。
みんなで「大会作って」、みんなで「楽しんでる」感が心地良いのです。
大会ソング「RUN FOR TOMORROW」の後は、Yumingの「卒業写真」「やさしさに包まれたなら」を合唱します。
JUST DIG IN.
大会の〆photoは、背中姿の福田「シンガー&ランニングドクター」六花氏。
同大会のレースプロデューサー、所謂「南グル」生みの親です。
こんな「オモシロオカシク」「美味しい」大会を作って頂き、感謝の至りです。
以下、簡単に大会雑感。
今年で16回目を数えますが、開催当初から既に独自の個性を確立している異色(?)の大会。
レースアフターの満足度では「最強の破壊力」を誇る大会と云って良いでしょう。
マラソン大会の枠に収まらないグルメパーティのイベント力には只感服、地域特性&独自色が充分に生かされたグッドアイデア。
南魚沼産コシヒカリ食べ放題と地場の特産グルメ、南魚沼グルメマラソン「オンリーワン」の魅力に溢れています。
勿論それだけでは無く(これも強烈)レベルの高い仮装ランナーや、福田六花&松任谷氏のライブ、地域挙げてのロコなホスピタリティ等々、運営者.参加者一体となった大会の共有感と盛り上がりは特筆モノ。
ステージイベントは程良い力の入れ具合で、良い按配での聴衆任せな「ユルい」雰囲気も、ツポの所処ではしっかり「乗せ」てくれます。
大会規模も丁度良い位(参加者約4000名)、会場のキャパ的にも余裕があり人気大会にしては混雑具合も然程ありません。
個人的にはこれ以上メジャーになって欲しく無い大会ですね。
と、「走って」「食べて」「見て」「唄って」「聴いて」と、色んな角度から楽しめる最高のエンターテイメントマラソンイベント。
しかしマラソン大会なのにマラソン自体は前座扱い(?)。
うーん、強烈過ぎる。
と、こんな感じの「南魚沼グルメマラソン」二部作でした。
おしまい。