■「大文字さん」関連

●ミヤコお盆.二題 【08/08/16】

今宵ミヤコでは、お盆恒例の風物詩「送り火」と「灯篭流し」が行われました。
私めも八時過ぎより洛中を愛機(チャリンコ)で勇躍疾走。

「如意ケ嶽」「左大文字」「曼荼羅」の三山と、「広沢池」の灯篭流しを物見遊山宜しく「ハシゴ」して参りました。
リポートは亦明日にでも。


送り火が終われば、目白押しだった「ミヤコ.夏祭催事」も一段落。
あとは地蔵盆が過ぎると、京も初秋を迎える事と成増。
但しミヤコの残暑は厳しいもの。暫く酷暑は続くでしょう。

P2008081600167「大文字」燃え
五山送り火に11万人

京の盛夏を送る伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市内で行われ、市民や観光客が空に浮かび上がった「大文字」や「船形」に見入った。
お盆に迎えた精霊を送る宗教的行事として始まり、室町から江戸時代以降は庶民の年中行事に定着した。
午後8時、左京区如意ケ嶽の「大文字」に火がともった。鴨川公園や賀茂大橋、出町橋は携帯カメラを持った人々であふれた。名古屋市から来た重山治人さん(58)、千恵子さん(59)夫妻は「火を見ながら、ご先祖さまに感謝しました」と話した。
「妙法」や「左大文字」「鳥居形」が見える場所も大勢の人々でにぎわい、計約11万人(京都府警発表)が見物に訪れた。

P2008081600162灯籠、涼風に揺れ
嵐山・渡月橋

先祖の霊を送る「嵐山灯籠(とうろう)流し」が16日夜、京都市右京区の渡月橋付近で営まれた。約8000個の灯籠の炎が桂川のゆるやかな流れに連なり、大勢の観光客や市民がお盆の風情を楽しんだ。
嵯峨、嵐山、広沢地域の住民と寺社でつくる嵯峨仏徒連盟(会長・内藤泰寿徳林寺住職)が、先祖の供養として1949年から毎年続けている。
日が沈み始めた午後7時、地元女性による御詠歌が流れる中、住民たちが先祖の戒名などを記した灯籠を次々と桂川に浮かべた。灯籠は涼風に揺れながら川面をオレンジ色に染め、幻想的な雰囲気を醸し出した。
渡月橋や桂川沿いからは「鳥居形」の送り火も見え、訪れた人たちはカメラを手に見入っていた。
(文.写真共 京都新聞8/16より)

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●「五山送り火」トレイル 【08/08/17】

昨日の「五山送り火」リポートです。
四時半より三件程飲み歩いて、丁度「イイ気分」になったのが八時前。
タイミングも良い頃にて、御池界隈から出町柳へと繰り出す事に致しました。

所処がそれで止めときゃいいものを「酔っぱらった勢い」宜しく、其の儘「鳥居」も見ようと思い立ち、文字通り愚行に「走る」破目に…。
出町柳→(今出川経由)→北野白梅町→(一条通.きぬかけ経由)→広沢池
約八㎞のミヤコ東西行脚、地元「嵯峨」迄自転車で高速移動する事となりました。

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【写真左(20:10)】賀茂大橋から眺める如意ヶ嶽「大文字」。
例に由って周辺は「人.自転車.車」で埋め尽くされておりました。
【写真中(20:25)】西大路は白梅町から眺める「左大文字」。
移動の合間、行き掛けの駄賃みたいなものです。
【写真右(20:45)】大覚寺道より眺める曼荼羅山「鳥居」。
鳥居を見物する方々は殆どが渡月橋か広沢池に行かれており、ここは穴場。
視界を遮る障害物も無く、空いている上に「大きく綺麗に」見えるビュースポットです。

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012「広沢池.灯篭流し」一写。
灯篭流しは嵐山渡月橋の方が著名ですが、周辺がごちゃごちゃ明るすぎるのが難点…、此方の方が幻想的で宜しく。
遍照寺山側の風景はただ漆黒の闇。
数知れぬ程の灯籠が湖面に揺らめく様は、正に御先祖様を彼岸に見送る「送り火」です。

「灯り」を引き立たせるには、矢張り「闇」の存在が不可欠なものにて。 

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深酒した上に急ぎ自転車で移動したものですから、流石に疲れて参りました。
と云う訳で、酔い覚ましを兼ねて珈琲一服。

新丸太町は嵐山高架道路東南にあるこの喫茶店、高校時分より私めの行きつけです。
嵯峨観光にお越しの際、もし見付けられたら寄ってみて下さい。

      
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●消炭拾い 【08/08/18】

昨日は休みにも関わらず、八時頃に早起き致しました。

何故故にかと申しますと、八月十七日は「五山送り火」の翌日。
要するに「消炭拾い」に伺うべく、遠く洛西は嵯峨の地から東山の麓まで馳せ参じる為です。
因みに「消炭」とは前夜り送り火で焚かれた護摩木の残り炭の事でして、半紙に包んで軒先等に吊るすと「厄除けの効」ありと伝えられるもの。
従いまして当日の大文字山は早朝から消炭拾いの人々で賑わうのです。

尚、その他「消炭」事由詳細に就いてはグーグル様にでも訊いて下さい。

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今出川白川より眺める如意ヶ嶽。
写真では解り難いですが日曜朝の九時半、既に数多の人影が見受けられます。

銀閣寺を左に折れ愛機を駐輪し、二十分計りの「小登山」。
十時過ぎに火床の場処に到着致しました。

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【写真左】一番大きい火床「金尾」。
「大」の字の二画天部に位置する所処で、送り火の際最初に点火される火床です。
【写真中】「大」の字の左足止メより、上部を眺む。
【写真右】「大」の字中心部より、右足「払イ」を眺む。

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大文字山の標高は466m。火床のある辺りは頂上ではありませんが、それでも此処からのミヤコ見晴らしは中々のもの。
実は洛中洛外が一望できる景勝地でもあります。
左より「左大文字」「舟形(船山)」「妙.法(松ヶ崎・西山)」。
流石に最西端「鳥居(曼荼羅山)」迄は見渡せませんが…。

023_4と云う訳で、戴いてきた今年の消炭にて。
明後日帰東後、半紙と水引を捲いて早速軒先に奉る事に致しませう。

因みに余った消炭は、厄払いを兼ねて冬場の「炭床開き」で焼べてしまいます。

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●軒先の守護 【08/08/19】

えー、只今帰東した所処です。
いやぁ、トーキョーもミヤコに負けず劣らず暑いものにて。

そんな訳で赤坂帰宅後、先ずは取り急ぎ行う事が御座います。
一昨日、如意ヶ嶽で頂いてきた「送り火.消し炭」を軒先に奉飾せねばなりません。

080817_027「蘇民将来」粽と合わせて「二重の厄除け」。
ウチの防犯設備も是れで万全にて。


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●「如意ヶ嶽」傾向と対策 【09/08/10】

愈々今日から「お盆ウィーク」本番。
皆々様に於かれましては「帰省」やら「旅行」やら、準備支度に慌しい事でしょう。

所処でミヤコのお盆と云えば、「五山送り火」迄あと一週間。
因みに私め、送り火の翌日は毎年の如く「消炭拾い」に如意ヶ嶽に登っておりまする。

そんな訳で今夏初めて「消炭拾い」に行かれる方の参考迄に、「如意ヶ嶽登頂」リポートなぞを。
高々「466m」の山にて半ばピクニック気分でも大丈夫なのですが、「真夏のミヤコ」ともなると一寸計り気を付けなくてはならない事もあったりするのでして。

尚、初めて「消炭拾い」に行かれる方から「何処から上ったらいいのか」と云う質問をされますが、これより紹介する「銀閣寺北側ルート」で宜しいでしょう。
「山科区は毘沙門堂奥」からの登頂ルートもありますが、此方は少し本格的な登山道にて一般向けでは有馬線

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【写真左】銀閣寺門前正面を左折すると「八神社」が伺えますので、その儘道なりに右折すると直ぐ山道に出れます。
【写真右】三分程で自販機が一台。
水筒なぞを持ち忘れた方は此方が購入のラストチャンスです。
以後、自販機や売店の類は「全く」有りませんので御注意を。

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【写真左】暫くは緩斜面の舗装道が続き、「山登り」の気配は致しません。
【写真右】自販機の辺りから五分程で「お助け水」登場。

017_2【写真左】
湧水処から数分で川を渡り、登山道に入ります。
愈々本格的に「山登り」の雰囲気になってきました。

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【写真上】登山道三態。
低難易の山とは云え、其也に足場が悪いので御注意を。

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【写真左】千人塚。
前述の橋を渡ってから10~15分位で見渡しの良い広場が見えてきます。

この辺りで工程の七割程は登破済み。
「もう一息」ですので頑張って登り切っちゃいましょう。
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012_2【写真左】最後の石段。
切石組の階段が見えてくれば大文字の火床はもう目の前です。
因みにこの階段、数えてみたら151段でした。
何か意味が有るのかどうかは不明。

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【写真上】と云う訳で火床到着、火床より京都盆地を望む。

尚、今年初めて「消炭拾い」に臨まれる方へ。
注意点は以下の通りです。

①水分は多めに持って行きましょう。
 特にお弁当なぞ食べる場合、500mlペットボトルくらいぢゃ「全然」足りません
②着替えは必須持参。
 文字通り汗で「びしょびしょ」に成増。少なくとも下着の替え位は持って行きましょう。
③ハンカチは要りません。
 と云うか「役に立ちません」。スポーツタオル必携です。
④消炭拾いは意外と手が汚れます。
 山頂には手を洗う施設もありませんので、「要」軍手にて。

よーするに、夏のミヤコは「アツイ」のでした。

尚「送り火」の点される五山のうち、一般人が入山出来るのは唯一「如意ヶ嶽」だけ。
従って他の山で「消炭拾い」は出来ません。
是御注意迄。

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●「送り火」翌朝のこと 【09/08/18】

昨日「八月十七日」は朝より山登り。

洛西は嵯峨の地より自転車を扱ぎ出でて、到着したのは東山銀閣寺山麓。
「五山送り火」翌日の恒例ルーティーン、「消炭拾い」に馳せ参じた次第でありました。
そんな訳で466mの小登山、10時頃に「大文字」火床に到着致しました。

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【写真上】大文字火床よりミヤコ市街を望む。
火床のある辺りは大文字山の頂上ではありませんが、それでも此処からのミヤコ見晴らしは中々のもの。
実は洛中洛外が一望できる一等の「景勝地」だったりするのです。

090817_004【写真左】一番大きい火床「金尾」。
「大」の字の二画天部に位置する所処で、送り火の際最初に点火される火床です。

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【写真左】「大」の字の左足止メより、天部を眺む。
【写真右】「大」の字中心部より、右足「払イ」を眺む。

090817_009【写真左】と云う訳で今年も戴いて参りました。

因みに「消炭」とは前夜り送り火で焚かれた護摩木の残り炭の事でして、半紙に包んで軒先等に吊るすと「厄除けの効」ありと伝えられるもの。

尚、その他「消炭」事由詳細に就いてはグーグル様にでも訊いて下さい。

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●軒先の守護 【09/08/18】

えー、只今東下した所処です。
ミヤコに較べ、矢張りトーキョーは涼しく感じるものにて。

そんな訳で今日から「お仕事お仕事」なのですが、赤坂帰宅後に先ずは「取り急ぎ」行う事が御座います。
そう、一昨日如意ヶ嶽で戴いた「送り火.消し炭」を軒先に奉飾せねばなりません。

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「蘇民将来」粽と合わせて「二重の厄除け」。
弊亭玄関の「防犯設備」も是れで万全です。
因みに「お取換え」した昨年の消炭は、厄払いを兼ねて冬場の「炭床開き」で焼べてしまいます。

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●「鴨川ラン」&「如意ケ岳トレック」 【10/08/31】

えー、先日帰京の後日談。

日曜日は昼前より自転車を漕ぎ出でて「鴨川」へ。
一ヶ月後に控えたマラソン大会の調整を兼ねて、軽くジョギングして参りました。

コースは「荒神橋」から「御薗橋(上賀茂神社)」間の片道4.5㎞を二往復。
18㎞程走って帰宅する予定でした。

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【写真上】ベース地の荒神橋周辺.二景。
残暑と云うには余りに酷暑の真昼間、流石に人影も疎らです。
鴨川「飛び石」辺りでは川游びの親子連れがチラホラ。

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【写真左】荒神橋西南詰。
喫茶(&露店)リバーバンク。
昔から「ずーっ」と変わらぬ荒神口の原風景。
今年で創業51年目、だそうです。

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【写真上】荒神橋より眺む鴨川.洛北連峰。

扨、ウォーミングアップを済ませてジョグ開始。
プランでは上記コースを1時間半位走る筈だったのですが…。

暑すぎて無理でした… (;;;´Д`)ゝ。

想像以上の灼熱地獄にて発汗量.体力消費が半端なものでは無く、急遽「荒神橋~北大路橋」間2.6㎞×2セットに短縮。
そんな訳で余った時間をトレッキングに変更、急遽「如意ヶ岳」へと向かいました。

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【写真左】今出川白川より眺める如意ヶ嶽。
所謂「大文字山」です。

因みに登頂時間の目安は、八神社から大文字火床(標高465.44m)迄、健脚男子がフツーに登って20~25分位。

今回私めは16分程でした。

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【写真上】火床「金尾」より眺め京都盆地。
市街を一望出来る、と云う点では此処がミヤコ最高の場所かも。
上洛客の方にもオススメな「裏.ミヤコ観光スポット」です。

因みに如意ヶ嶽登頂「傾向と対策」は下記参照の事。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/08/post-d8aa.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/08/post_980d.html

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【写真上】おまけ。二コマ漫画
鴨川ジョグの後、休憩中の事。
ヤブヤンマがペットボトルに泊まった儘、ずーっと離れません。
表面の水滴を啜っているのか、涼を取っているのか…。
写真を撮った挙句、片手で簡単に捕まえられてしまいました。

そんな訳で蜻蛉も朦朧とするミヤコの暑さでした、とさ。