SKI 2014/15.滑走記

2015.05.08

●「2014/15」続.滑走後記

えー、昨日に引き続いての「2014/15.スキーシーズン」回顧録その2。

本日は今季「沢山回したヘビロテコース」トップ10を挙げてみる事に致しました。
尤もいちいちカウントとって滑っている訳は無く、訪れた回数×雑把な印象でのランキングでは御座いますが。

因みに今シーズンの滑走日数はトータル42日。
上から「かぐら×8」「八方尾根×7」「五竜&47×6」「石打丸山×6」「戸隠×5」「その他×10」と云った来訪頻度になります。

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番外篇/狭山スキー場/室内ゲレンデ
リフト乗車時間/2:30×四時間券×二日なので、90~110本位は滑ってます。
回した回数だけで云うなら、シーズンベスト5に入るでしょう。
しかしココを「ゲレンデ」っつーのはチト微妙なので、番外篇と云う事にしときます。

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⑩六日町八海山/ダウンヒルコース
今季2度しか訪れて無い八海山からランクイン。
つーか、平日の八海山はコースチョイスの選択肢が殆ど無く、ロープウェー回しでダウンヒルばっかり滑ってます。
1h/3本×7時間で21本、とココは手計算で滑走本数がカウント出来ちゃいますね。
総距離約3㎞の超ロングコース、しかもその全てが中~急斜面。
上級者には垂涎のコースですが、それが故に乳酸の溜まり方も半端無く、ラス一時間は結構オラオラになってしまいます。

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⑨白馬五竜/いいもりゲレンデ
「夕刻五竜」定番の自主トレゲレンデ。
15時以降の日蔭に入る時間帯は、アイシーでテクニカルなコースとなっています。
滑ってる面々も「フリータイムのスクールイントラ」「ポール攻めてるJr」「黙々とトレーニングに勤しむ基礎屋」と、カタギじゃ無い方ばかり。
殆んど「修練場」となっており、「レジャー」の雰囲気はカケラもありません。
スノーマシンが非設置なので、バーンコンディションにムラの多いのが泣き所。

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⑧かぐら/テクニカルコース
4月のかぐらは専らコブ三昧、メインゲレンデから続くテクニカルのコブが8位です。
クッションの利いた春軟コブ、斜度も程々と攻めるには持って来いのコブコース。
ジャイアントのコブが浅い時期は、ココが主戦凸凹バーンとなります。
あとはもーちょい縦目に掘れてくれればなぁ…。

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⑥八方尾根/パノラマコース
午後を過ぎてからの八方尾根、リーゼンにはコース荒れが目立ち、兎のコブ遊びで疲労もピーク、スカイラインや北尾根に出向くにはチト遠い。
そんな15時以降の主戦コースが此処パノラマ~たてっこの縦ライン。
比較的フラットな状態を維持していますし、日蔭に入りバーンも良い按配に硬化。
入りと出口が中斜面、ミドルに緩斜面を挟んだ快適なコースなので、一気下りのミドルターンで気持ち良く回せます。

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⑦戸隠/アドベンチャーコース
アドベンチャー/シルバー/チャンピオン/高妻etc…と、良バーンが多い第3クワッドからの各コース。
万遍無く回している中で、アドベンチャーが戸隠から唯一のランクインです。
やや片斜気味でコース幅も狭いので、カタログスペック(Max24°)以上の傾斜を感じます。
兎に角ココはショートが気持ち良く、コンディションによってカービング/スキッド使い分けての小回りループ。
午後にはコース脇のコブラインも良い按配で掘れてきます。

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⑤Hakuba47/ROUTE-1
コース幅こそ狭いものの、八方リーゼンに比肩する中斜面ロングコース。
特にゲストの少ない日は、ノンストップで延々とラインC回ししております。
飽きてきたり混んできたりすれば、同じラインCでR2.R3を摘み食い出来るのもポイント高し。
眼下に白馬盆地、正面に戸隠連峰を眺めつつのシチュエーションも宜しいです。
弱点はリフト/ゴンドラ接続の不便さで、総距離2500mのうち実質上半分のコースでしか回せない事でしょうか。

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④石打丸山/山頂ゲレンデ
石打のメインゲレンデとも云うべきワイドな一枚バーン。
低標高が故に湿雪質が多いのと、ボトムの緩斜面がかったるいのが難点ですが、石打一番の人気コースだけの事はあるスペックです。
但し荒れ進行が結構速いので、勝負の時間帯はスタートからの一時間。
天気の良い日は眼下に魚沼盆地、右手に巻機山~越後三山のスーパーパノラマも楽しめます。

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③八方尾根/リーゼンスラロームコース
云わずと知れた八方リーゼン、今更説明不要の名物コースですね。
ココの「朝イチ」を滑る為に営業開始30分前からゴンドラ前に並んでいる訳です。
特にウィークエンドともなれば、勝負タイムは最初の2~3本だけ。
早々に始まる混雑とコース荒れで至福の時間は@云う間に終わってしまいます。
午後の「荒れリーゼン」も、それなりに楽しいですけどね。

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②かぐら/メインゲレンデ
正直「滑走の満足度」では他の上位ゲレンデに劣りますが、来訪回数が多いので2位にランクイン。
それにゲレンデの広い割には、かぐら自体ココ以外に回す所処が無いのでして。
まぁそれでも中盤の急斜.後半の中斜はソコソコ面白いですし、春スキー時にはコース脇にコブラインも整います。
その気になればメインゲレンデ.ミドル~テクニカル.ボトム迄の約1.5㎞を延々とコブ三昧する事も可能。
但し幾らアタックし易い斜度と云えど、コブ専念はそれなりに背/腰に堪えますが。

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①白馬五竜/グランプリコース
中急斜面の幅広一枚バーン、そしてカンペキな圧雪。
白馬の数有るスキー場の中でも指折りのビューティフルピステ&ワイドバーン、高速ロングで回すなら「ココが一番」てなコースです。
平日なら荒れも少なく午後でもフラットなコンディションを維持、他のコース状況によっては一日の七割を此処で回す事も。
特にコース幅を目一杯使ってかっ飛ばせるモーニングタイムは至高の時間帯、個人的に「朝イチグランプリ」なぞと呼んでます。
あとはアルプス平のペアリフトが、もーちょい機動力あったらなぁ…。

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多少の誤差はあるでしょうが、まぁ大体こんな感じになりました。
意外と入って無いのが下記の各コース。
「八方尾根/セントラル」→ゴンドラ以外にアクセスが無いので、効率的に回せない。
「八方尾根/兎平」→今季は109より上がガスガスな事が多く、利用頻度少なし。
「石打丸山/観光口」→今季はモサ雪コンディションばかりで、利用頻度少なし。
「戸隠/チャンピオン」→越水エリアは殆ど均等回し、チャンピオン.高妻は次点辺り。

と云う訳で、おしまい。

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2015.05.07

●「2014/15」滑走後記

「嗚呼、今冬も終わってしまった... つД`)・゚・。・゚゚・*:.。

先週5月1日を以て、私めの「2014/15スキーライフ」も遂に終了。
七ヶ月間の長~いオフシーズンに突入致しております。
そんな訳で本日は「死児ノ齢ヲ数ウ」が如く、今季の滑走遍歴を振り返ってみたいと思います。

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今季の滑走日数は「43日」、室内(狭山)を除くと41日と云うスタッツ。
諸々の事情で、昨季に較べ8日減となってしまいました。
「嘗ての住み込み仕事先/白馬エリア」と「安近楽のデイリーユーズ/湯沢エリア」「隠れた実力派スキー場/戸隠」に偏ったゲレンデチョイスとなっております。

滑走日が一番多いのは今季も「かぐら」となりました。
尤もその立ち位置は「シーズンイン&シーズンエンド」専用スキー場。
特に春スキー時期にはお世話になっているものの、ハイシーズンの遠征が皆無な為に「主戦ゲレンデ」と云う感じは致しません。
せめてメインゲレンデクラスのコースがあと一本有ればなぁ…。

「白馬五竜」「八方尾根」には今季3度の遠征。
共に何百日も滑ってるスキー場、時間帯に応じたゲレンデコンディションや混み具合は熟知しているので、コースチョイスの失敗も無く効率的に滑れます。
規模/難易度から滑り応えの満足感があるのは矢張りこの2つ、出来れば再び長期スティしてみたいものでして。
因みに五竜は「予備校」、八方は「道場」てなイメージでしょうか。

此処数年来の日帰りホームゲレンデ、「石打丸山」は頻度が年々減少傾向。
「近いし」「朝イチから滑れるし」「コースはソコソコ面白いし」と、デイリーユーズとしてのポイントは高いのですが、ネックは低標高と地域特性からくる湿潤モサグサ雪。
スノーコンディションの当たり外れが大きいのと、ハイシーズン期間が短いのが弱点です。

来訪回数が年々微増中の戸隠は、3月中旬以降でも良雪なのが強い。
湯沢/水上沼田エリアの雪質が悪くなった時期の日帰りファーストチョイス、しかもスーパーパノラマのおまけ付き。
あと恒例のタナベスポーツさん試乗会もありますしね。
上級者向け主体のコース構成と競技志向の硬派な雰囲気も非常に好みです。

八海山はもうちょい行きたいのですが、新幹線ユーズだと交通がやや不便。
川場は三年振りの来訪、今季初めて「二月のピーカン」に当りました。
狭山は11月のプレ滑で毎年お世話になってます。

因みに今季初めて足を運んだゲレンデは「アルツ磐梯」「黒姫高原」の2つ。
アルツはHPのゲレンデスペックを鵜呑みにして失敗した典型的パターン、恐らく再訪は無いでしょう。
黒姫はニューモデルの試乗会が目当て、目的のベクトルが鼻っから違います。

何て事を色々と振り返っていると、胸に去来するのは「雪愁の念」。
冬はとっくの昔に過ぎ去った筈なのに、私めの心には冬到来てな感じです。
と、「未練タラタラ」「後ろ髪引かれまくり」な回顧録でした。

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2015.05.04

●2014/15.四十三滑目「エピローグ」

えー、5月1日を以て「ファイナル」となった私めの2014/15スノーシーズン。
「最終日」「最後の一滑」を未練タラタラにログ立てする事に板しました。

因みに本ログをアップしているのはこの翌々日深夜ですが、未だ「スキーシーズン終了」の現実感がありません。
恐らくギアのメンテと片付けを済ませ、部屋よりすっかりスキーアイテムが消えてから「じわじわ~」と実感が湧いてくるのでしょうね。

そんな訳での名残雪エントリー、2014/15.最終滑「エピローグ」で御座います。

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【写真上】16:05、かぐらゲレンデトップにて。
かぐらゲレンデ/1高の営業は16時で終了。
従いこれより「かぐら」から「みつまた」へ、シーズン最後の1本です。

しかし日没時刻が18時半以降となるこの時期、もうちょいリフト稼働時間が長くても良いと思うのですが…。
せめて4月以降は16:30迄動かしてくれませんかねぇ、プリンスさん。

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【写真上】ラス1本もメインゲレンデ~テクニカルとコブ遊び。
嫌なイメージを残してシーズンを終えたく無いので、タイトに攻めつつもスピードは「8割5分」に抑えてのコフ戦。
やっぱり〆はノーミスじゃないと寝覚めが悪いものでして。

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【写真上】16:10、かぐらゲレンデとお別れの時。
これより先は平べったい下山コース、実質的な滑走はこれでお終いです。

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【写真上】鯉幟ゲートを越え、ゴンドラコースへ。
眼前に聳える越後三山も、この日は春霞に覆われ望む事は叶いませんでした。

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【写真上】ゴンドラコースにて下山開始。
「滑る」と云うより「移動する」だけのフラットな連絡コース。
特にボーダーさん達にとっては鬼の様なコースレイアウト、一度止まると延々扱ぎ続ける羽目となってしまいます。

シーズン最後の日、此処を滑り下りてくのって凄く寂しいんですよね…。

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【写真上】16:25、みつまたゲレンデ到着。
スクールレッスンで良く使われていたゴンドララインも、地表の露出が目立ちます。
あとは「2ロマ乗って」「みつまた下って」お終いです。

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【写真上】みつまたゲレンデ、ファミリーコース。
このままロープウェーに向かう心算でしたが、みつまた1高に一本乗れそうです。

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【写真上】16:30、みつまた1高にて。
16時半の営業終了に滑り込みセーフ、名残のラストランへ。

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【写真上】16:30、みつまた1高にて。
みつまたエリアの落葉樹は目にも眩しい新緑、すっかりと春の彩りとなっています。

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【写真上】16:40、ファミリーコースを「板仕舞い滑」。
汚雪の緩斜面、板は全~然走りませんがシーズンを締め括る万感の一滑。

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【写真上】16:37、2014/15シーズン終了。
「あーあ、終っちゃった…」。
ロープウェイ乗車の為、ビンディングからブーツを外した瞬間。
これにて本当の「終戦」、次に板を履くのは6ヶ月先となってしまいます。

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【写真上】16:4、みつまたロープウェーにて下山。
最終時刻間近にも関わらず、ロープウェーは9割の乗車率。
多分この中にも「滑り納め」の方、結構居られるんでしょうね。

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【写真上】水場にて板洗いし後、見返り一写。
そー云や私め、「雪のみつまた駐車場」風景を殆ど見た事がありません。
何故ならかぐらは「シーズンイン(12月)&シーズンアウト(4月)」の時期にしか訪れないスキー場だからなのでした。

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【写真上】17:15、かぐらシャトルバス到着。
田代発みつまた経由.越後湯沢駅行き。
そして「シーズンオフ直行便」となる帰途バスです。

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【写真上】越後湯沢駅、井仙前に到着。
扨、帰ると致しましょうか…。
五ヶ月半に亘る「2014/15.スキーシーズン」もこれにて幕となりました。
つい先日シーズンインした計りだと思っていたのに、気付けばもう立夏の季節。
毎年の事ですが、至福の季節は@云う間に過ぎ去って往くものです。

そんな訳にて今季のゲレンデリポもお終い。
次回の滑走記は「プレ初滑り/狭山」、恐らく11月中頃になるでしょう。

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2015.05.03

●2014/15.四十三滑目「アンコール/かぐら」

えー、一昨日より月替わり五月、ゴールデンウイークも愈々本番突入です。
そんな薫風そよぐ立夏の砌、私めは今季最後のスノーライフ。
2014/15シーズン「本当の滑り納め」、かぐらへと行って参りました。

と云う訳で毎度恒例、そしてシーズン〆となるゲレンデリポートで御座います。

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【写真上】8:15、例に由って井仙前。
かぐら行きのシャトルバスに乗るのもこれが今季最後。
この日の第一便乗客は30名ちょい、GW中と云っても端境の平日金曜ですから少な目でした。
コレが連休本番になると200名程の大行列、みつまたロープウェイは一時間以上の乗車待ちを食らう事になります。

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【写真上】8:55、みつまたロープウェイより清津川を望む。
白い雪が融け、碧い川になり、秋には黄金色の美味しいコシヒカリとなるのです。

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【写真上】みつまた1高より、ロープウェイ降り場を見遣る。
ラス日も元気に、そして一寸寂しく「逝ってきまーす」。

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【写真上】みつまた1高より、ゴンドララインへ。
かぐらゴンドラコース~ゴンドラライン~みつまたゲレンデは、先週から「寄せて」「上げて」の二段構成。
この時期恒例、下山連絡路確保のコース整備仕様となっています。

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【写真上】ゴンドララインより、かぐらゲレンデを見遣る。
ラス日もピーカン、この時点で気温は12~13℃程。
「春スキー日和」と云うより「海水浴日和」の方が近いかも。

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【写真上】9:20、かぐらメインゲレンデ到着。
連休合間の平日とは云え流石にゴールデンウイーク。
スタートからゲストの出足は速く、結構な賑わい振りです。
ゲレンデコンディションは例に由ってのザブザブ雪、「妖怪イタシズミ」が至る所処に跋扈しておりました。

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【写真上】好天下の春かぐら風物詩、バックパック展示即売所。
…では無く、BPのデポ棚。
私め到着時には既に満員御礼、「ぽかぽか春スキー」の幕柵に吊りデポしているドイター/RaceがMyBPです。

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【写真上】10:35、雪岸を変えパノラマコースへ。
10時半を過ぎると1高が人出ピークタイム、2分前後の乗車待ちとなりました。
混雑を避け一旦パノラマへ移動するも、皆さん同様のお考え。
リフト待ちは無いにせよ、ソコソコ混み合っていました。

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【写真上】パノラマコースより、田代湖と平標山。
田代湖の氷結も殆んど融け、湖面全容を現していました。
エメラルドグリーンと云うより、空の青が投影してターコイスブルーな色調です。

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【写真上.下】11:00、ジャイアントからコブ遊びスタート。
ジャイアントは相変わらず「溝浅」「幅広」「縦長」のバンクコブ。
一部縦に落とし込める箇所もありましたが、凸凹形状からして殆んどバンク滑りするしか無い間延びコブでした。
特に中間から下は「スーパーバンク」と云うか「メガバンク」と云うか…。
単にウェーブ掛った蛇行ライン、正直面白味はありませんでした。

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【写真上】メインゲレンデのコブライン。
リズム.形状.深さは程々も、ライン中に地表の露出した箇所が2.3あり「注意ポール」が突き刺してありました。
前半部はスキーヤーズライト、後半部はレフト側が按配良かったです。

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【写真上】13:00、この日は少し早めのランチタイム。

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【写真上】こんな日は、

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【写真上】屋内で昼食取るのが勿体無く、

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【写真上】ゲストの皆様も、

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【写真上】殆んど屋外で、

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【写真上】スノーランチアワー。

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【写真上】「好天」…、と云うか「炎天」に恵まれた(苛まれた?)スキー日和。
皆さんこの時期ならではの「緩~い」感じで楽しまれており、 何だか雪上ピクニック的な雰囲気でした。
因みに最後の写真、左に屯されているのは「K2 SNOWBOARDING(メイドさん含)」御一同様。

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【写真上】モロオカ.ショベルローダ/MS-40V
かぐらPARK前にあるCLIF広場もベンチ代わりのパイプレールも満席なので、私めのランチ場所は此処にしました。
丁度日蔭に入っており火照った身体を休めるにはお誂え向き、キャタピラが肉厚ゴム製なので座り心地は悪くありません。
差し詰め「重機ランチ」と云った所処でしょうか。

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【写真上】ゴムクローラに寝っ転がって、天空一写。
ハイシーズンには20分程の休憩で再びゲレンデに飛び出すのですが、の~んびり40分程の「森林浴」「日光浴」タイム。
まぁ春スキーならではの寛ぎ方、てな感じです。

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【写真上】葉蕾が綻び、新緑を芽吹く白樺。
雪国湯沢の標高1400m地点にも、春の訪れは日に日に近づいて参ります。

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【写真上】13:45、再び戦闘開始。
11~14時頃の1高は太陽に正対して進むので、兎に角「マブチイ」「イタイ」。
この日のかぐらは最高気温19℃、私めも11時からはロンT一枚で滑ってました。

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【写真上】コブには向かわず、右手5ロマへと向かいます。
この日5ロマはパスする予定でしたが、上掲1高乗車中に「間も無くかぐら第5ロマンスリフトは営業終了の時刻となります…」のアナウンス。
折角のラス滑なので、一本だけ上っとく事と致しました。

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【写真上】見返り5ロマ、一写。
この日の三国山脈~越後山脈は全体的に薄霞が掛り、ぼんやりとした眺望。
残念ながらクリアなスーパーパノラマとは参りませんでした。

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【写真上】5ロマより左手一写。
武能山~一ノ倉岳.茂倉岳~オジカ沢ノ頭~万太郎山~仙ノ倉山.平標山と続く谷川連峰主脈。
朝方に較べると、田代湖の融氷も一層進んでいます。

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【写真上】田代エリアへと向かう南斜面。
パウダーの日以外は、何時も殆んど人影の無いエリア。
広大なオフピステを独り占めしている様な満足感が得られます。
しかもココ、結構板走りが良かったりするのでして…。

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【写真上】南斜面から再びパノラマコースへ。
この日意外と当たりだったのが、パノラマ脇のコブコース。
序盤~中盤迄はピッチが狭く掘れも縦目、しか斜度が程々なので思い切りスピード出して攻められます。
緩斜面となる後半部は殆どストレートラインとなってしまいますが、ガツガツとコブ腹を蹴り溝飛ばしで遊んでいました。

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【写真上.下】15:40、メインゲレンデ.二写。
15時を回るとメインゲレンデのミドル部はお花畑に。
但し春下ウィークエンドのかぐらとしては未だカワイイ方、GW中にはもっとエグイ凸凹状態となっている事でしょう。

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【写真上.下】今シーズン最後の一時間は1高回し。
メインゲレンデ~テクニカルと、コブ戦を続けます。
楽しさよりも寂しさが増してくるセンチメンタルなスキータイム、今季もラス4本。

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【写真上】16:25、みつまたゲレンデに下山。
シーズンラストの一本はみつまたゲレンデ。
板の殆ど走らない緩斜面ですが、万感の想いを込め渾身の一滑。
こうして私めの「2014/15.スノーライフ」も遂にピリオドとなったのでした。

と、こんな感じの今季最終滑.ゲレンデリポ。
今回は続篇があるので明日に「続く」と。

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2015.04.28

●2014/15.四十二滑目「ファイナル/かぐら」

えー、昨日は今季「ラス滑」雪山行脚。
昨年11月からの「2014/15.スキーシーズン」も愈々最後の日となってしまいました。
オーラスのゲレンデは「かぐら」、今季最後のゲレンデリポで御座います。

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【写真上】早朝6:20の東京駅、新幹線中央乗車口。
数えてみると今季16度目の上越新幹線乗車。
ハイシーズンには数え切れない程のスキーヤー.ボーダーが屯していましたが、今やそれらしき人は殆ど見当たりません。
昨日は私め以外、たった1人の「板持ち人」を見掛けただけでした。

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【写真上】8:10、越後湯沢駅西口.井仙前。
「えっ、誰も居ない…」。
GWの飛び石平日期間にしてもゲレンデの選択肢が殆ど無いこの時期には珍しい風景、昨日のシャトルバス第一便.カグリストは20名程でした。
因みにGW休日中は、200名程の乗車待ち行列になります…。

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【写真上】8:40、みつまたステーション到着。
ゴンドラ乗り場では水仙の花がお出迎え、もうすっすり春本番の陽気。
ラス日も元気に、そしてちょっぴり寂しく「逝って来ま~す」。

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【写真上】同.みつまたステーション、レンタルショップ裏にて。
片付けの準備に入ったスノボブーツ、ずら~っと天日干しされていましす。
こんな風景からもシーズンエンドの寂しさを感じるものでして。

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【写真上】9:20、かぐらゲレンデ1高乗車。
空の色相は「春」を通り越し「夏本番」のそれ。
突き抜ける様なディープブルーが空一面に広がっておりました。

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【写真上】メインゲレンデ、その1。
クワッド側のコース半分は不整地、2本のコブラインが並んでいます。

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【写真上】メインゲレンデ、その2。
四月になって矢鱈と賑いを見せるのがコブキャンプを始めとするスクール。
ビデオ撮影にも打って付けの天気です。

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【写真上】メインゲレンデ、その3。
スタート時からして既に緩んだ層が厚く、「妖怪イタシズミ」が襲ってくる砂浜雪。
呪文「ザブザブ」を魔の手に掛り、バランスを失う滑走者が多く見られました。
「意識し過ぎると沈んで足場を崩し」「意識が薄いと足を取られ」と、内足の使い方に苦労するコンディション。
「ラディウスに逆らわない」「ターン中盤は長めに」「後半は遊びと待ち多め」「両脚同調」を意識した悪雪遊びを楽しんでいました。

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【写真上】11:10、最後の5ロマ乗車。
オフピステゾーンは汚れの目立つブレーキ雪で人影も数える程。
中尾根方面に向かわれるゲストは殆どがBCカントリーの方々でした。

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【写真上】5ロマ田代側の南斜面。
昨日の5ロマは此処を一本滑って終わり。
まぁ三国山脈のパノラマ風景を眺めに来ただけです。

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【写真上】同.平標山~谷川連峰中核部~巻機山のパノラマ風景。
南には三国山~北には越後三山と、ファインダーの左右にも壮大な眺望が広がっています。
しかし巻機山以北は春霞が掛り、クリアな山景色とは参りませんでした。

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【写真上】かぐら/田代連絡路合流地点にて、かぐら側を望む。
額縁巻機山。

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【写真上】同.連絡路合流地点にて、田代側を望む。
額縁平標山。
何時も同じ構図計りなので、たまには趣を変えての山景フォト。

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【写真上】11:30、パノラマコースへ。
例年に較べ氷融が遅い田代湖、漸く湖面の1/3が望める様になってきました。
先月迄は「真っ白」だった平標山の頂も、ほんの僅かな斑雪を残すだけです。

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【写真上】11:55、コブタイムスタート。
ジャイアントのコブ群はラインこそ増えたものの、掘り.形状.リズム全てイマイチ。
溝の外と山が削り取られた浅ミゾ状態が多く、中には殆んどウェーブラインとなっているものもありました。

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【写真上】メインゲレンデ脇のコブコース。
中盤にクイックが必要な乱れ箇所がありましたが、先週に引き続き此処のラインが一番整っていました。

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【写真上】テクニカル.2段目。
テクニカルのコブもピッチ.横幅広めの間延びバンク状態。
しかもラインの入口は横滑りの削れで踊り場となってしまってます。
そんな中、2段目のコブコースが比較論マシなコンディションを維持していました。

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【写真上】暫くは1高にてテクニカル回し。
燦々と…と云うより、最早カンカン照り。
午前中は左肩越しにある太陽が位置するのですが、正午からはリフト進行方向に正対する形で陽射しが降り注ぎます。
従い直射日光をモロに浴び「暑い」を通り越して「痛い」状態、因みに昨日の湯沢は7月並みの陽気との事でした。

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【写真上】12:40、スノーピクニックランチ。
昨日は室内でランチとるのも勿体無い陽気、かぐらPARK前にあるCLIF広場で昼食を取る事に致しました。
陽射しは極悪でしたが、気温自体はミドラーを脱ぎTシャツ一枚で丁度良い位。
時折そそぐ微風が、熱を持った肌に心地良い涼をもたらしてくれました。

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【写真上】15:40、メインゲレンデ脇のコブコース。
この日のかぐらでは唯一縦っぽいラインで、溝の掘りも深めです。
基本的には此処をメイン回し、テクニカルには入ったり入らなかったり。
ジャイアントはコブラインに良化の兆しが見られず、計3本で入って終わりでした。

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【写真上】15:40、メインゲレンデ。
ゲストが然程多くないので、整地側はコブの芽が出来るに止まっていました。
ゴールデンウイーク本番には、午後を待たずに一面のお花畑となる事でしょう。

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【写真上】16:00、最後の1高乗車。
田代側への連絡コースは既にクローズ、間違って入り込まない様にスタッフの方が常駐されています。
「営業終了」の案内板が私めの「シーズンファイナル滑」と相俟って、何だかモノ悲しくなってしまいました。

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【写真上】16:05、かぐらゲレンデ撤収。
あとは「滑る」と云うより「移動する」だけの連絡コース、西日射す中をみつまたゲレンデへと下ります。
シーズン最後の滑走日、此処を滑り下りるのって凄く寂しいんですよね…。

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【写真上】16:35、みつまたロープウェイ.山頂駅にて。
ビンディングからブーツを外したその時、私めの「2014/15シーズン」にピリオド(仮)が打たれました。

と、こんな感じの2014/15「最終滑/ファイナル」。
その気なら五月末迄は滑れるのですが、「雪も雪だし」「GW期間は鬼畜混みだし」…。
まぁこの辺りがキリの良い所処でして、毎年四月末の連休前を「板仕舞い」としている私めで御座います。

…、の筈なのですが、
…、うーん、
…、如何しよう。
昨日が殊の外楽しいアクティビティ、何だかもう一回滑りたくなってしまいました。
そんな訳で只今思案中、若しかしたら「アンコール」があるかも知れません。
何れにせよ、行ってもあと一度でしょうけどね。
おしまい。

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2015.04.25

●「Nice to meet you !」

えー、本日は間も無く去り往く「2014/15スキーシーズン」の回顧録。
今季初めて訪れたスキー場を振り返ってみる事と致します。

今シーズンの滑走日数は4/25現在で41日、そのうち「はじめまして」のゲレンデは「アルツ磐梯」と「黒姫高原」の二つでした。

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「職人圧雪」と「上級者向けコース多し」の謳い文句につられて足を運んだアルツ磐梯ですが、満足度は65%位。
HPのコースマップが下駄を履かせ過ぎ、実質殆んどが初級/中級向けのコース。
ウリの圧雪も手の回って無い箇所が多く、正直期待通りとは参りませんでした。
緩斜面のロングコースが多く、コースレイアウトとリフト配置は悪く無いので、中級者には良いスキー場だと思います。

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黒姫高原は遠征の目的がニューモデルスキーの試乗会。
近隣の妙高/戸隠程ではありませんが、流石に雪質は良かったです。
緩斜面比が多い割には数少ない中斜コースもソコソコ面白く(しらかば/レルヒ/シルバー)、デイリーユーズ&試乗イベントの利用で丁度良い位。
但し「終日ガッツリ」滑るには物足りないスペックでした。

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あと番外篇として「かぐらスキー場.田代エリア、アリエスカ/田代湖コース」。
かぐら自体には百回以上訪れているのですがコースの面白味と移動の面倒臭さから、今迄田代7ロマ(チャレンジバーン/ダイナミックコース)より南側に行った事がありませんでした。
それが漸く滑走区域拡張、今年初めて田代1高迄足を伸ばしました。
従い実質的には初来訪のゲレンデみたいなものでして。
しかしこの調子だと、「田代1ロマ」に乗る日は何時になるのでしょうか…。

と、こんな感じの2014/15初滑走スキー場、回顧録。
もう四半世紀もスキーやってると、足繁く通うオキニゲレンデも「鉄板」となってきております。
総合力で「八方尾根」「五竜&47」、利便性で「石打丸山」「八海山」、雪質とスーパーパノラマで「戸隠」、シーズンイン/アウト専用で「かぐら」。
この面子、もう変わんないでしょうね。

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2015.04.23

●2014/15.四十一滑目「かぐら」

えー、昨日のアクティビティも例によ由っての春スキー。
ゲレンデはこの時期お決まりの「かぐら」で御座います。

そんな訳で以下、恒例のゲレンデリポになりまする。

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【写真上】9:00、みつまたゲレンデ到着。
昨日のかぐらは青空広がる春スキー日和。
早朝より気温10℃のポカポカ陽気、如何にも「四月のゲレンデ」ってな好天です。

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【写真上】9:.30、かぐらゲレンデ到着。
前々回.前回と極悪濃靄の視界不良に祟られていたので、「見えるメインゲレンデ」は久し振り。
山側よりそよぐ風が肌に心地好く、幾分か暑さを和らげてくれました。

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【写真上】かぐらメインゲレンデ、三写。
まあこの時期ですから雪質のコメントしても仕方ありません。
思っていたよりコース荒れの進行は遅く、暫くはメインゲレンデで回していました。

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【写真上】11:10、5ロマから中尾根方面林間へ。
流石に汚雪が目立ち、板が全く走りません。
ま、三国~越後山脈のパノラマ見に来ただけなので構いませんけどね。

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【写真上】平標山と仙ノ倉山。
山頂の残雪も殆ど無くなって参りました。

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【写真上】巻機山。
こっちも一ヶ月前迄は「真っ白」だったんですけどね。

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【写真上】越後三山。
越駒より北東の山々には薄らと春霞が掛かり、クリアな山景とは参りませんでした。
5ロマを二本回し、南斜面からパノラマへと向かいます。

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【写真上】11:35、パノラマコース。
ゲストの少ない分荒れは少なく、メインゲレンデに較べるとフラットなコンディション。
3本程回していると…。

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【写真上】皆さんも同じ事をお考えらしく…。
気付くとやおらゲストが増えて参りました。
田代湖の氷解も大分進み、エメラルドグリーンの湖面が1/4程現れています。

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【写真上】12時からはテクニカル「コブ回し」スタート。
テクニカルのコブは何時も通り。
上段/浅めのバンク、中段/程良い掘れ具合、下段/不規則な乱れコブ、てな具合。
基本的には1高側のラインの方が整っていました。

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【写真上】メインゲレンデ端のコブライン。
この日、意外と「当たり」だったのがココ。
何時もは間延びした溝バンクなのですが、昨日は縦目のラインが整っています。
掘りもソコソコ深く、並びのリズムも良く、と攻めるには絶好のコンディション。
スピードに乗った滑りで一気にテクニカル迄下りる事が出来ました。

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【写真上】ジャイアントのコブも順調に育成中。
正午頃には「一寸浅いな~」と思っていましたが、14時を過ぎると良い按配に掘れてきました。
GWには立派なコブ畑になっている事でしょう。

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【写真上】15:40、かぐらエリア撤収。
矢張り「コブ専念ループ滑」は3時間が限界。
上体の支えにリカバーにと、腰と後背筋が云う事を聞いてくれなくなりました。

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【写真上】かぐらゴンドラコース。
連絡コースも積雪は充分、今季も5月末の最終日迄大丈夫そう。
因みにみつまたげれんでの積雪量は目に見えて減少傾向でしたが、「寄せて上げて」しているのでGW迄は持ってくれると思います。

と、こんな感じの4/22.滑走記。
そして恐らく次のかぐらで、今季も滑り収め。
あーあ、2014/15シーズンも愈々「マジック1」となってしまいました。
おしまい。

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2015.04.18

●2014/15.四十滑目「かぐら」

えー、昨日は節目となる今シーズン40滑目forかぐら。
天候には恵まれませんでしたが色々と「初体験」、結構楽しい一日となりました。

以下、例に由ってのゲレンデリポになりまする。

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【写真上】8:15、例に由って井仙前。
昨日の湯沢は早朝から小雨模様。
降り足こそ弱いものの、止みそうにない細雨です。

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【写真上】8:50.みつまたロープウェイより、清津川一写。
みつまたステーションに着くと、雨は次第に大粒になって参りました。
しかしこんな天気の場合、春のかぐらで本当に心配なのは「雨」では無いのです。

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【写真上】みつまた1高にて。
あちゃー、みつまたゲレンデからして軽いガスってます。
多分「不安的中」だな、こりゃ…。

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【写真上】9:20、かぐらメインゲレンデ到着。
矢張り「真っ白…」。
可視範囲は10m前後、この時期の荒軟雪でバーン状況が目で拾えないのは辛い。

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【写真上】メインゲレンデ.トップも当然真っ白…。
先週来た時もこんな状態、此処んトコかぐらでは天候には恵まれません。
雨のお陰で板の走りは良いのに…、惜しい、悔しい。

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【写真上】同、全く必要の無い山座同定盤。
「何が見えるっつーんだっ!!! ヽ( )`ε´( )ノ ゴルァッ
と思ってたら、30分後に撤去されておりました。

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【写真上】10:30、「2015/16 K2 ニューモデル試乗会」へ。
昨年迄の「KAMP K2」から、解り易く「試乗会」と云うイベント名に変わりました。
午後からの参加を前倒しして、早めの試乗会エントリー。
こんな悪条件でガツガツ滑ってても余り楽しく無いもの、スキーテストでモチベーションアップを狙います。

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【写真上】かぐら1高。
こんな日、フード付きクワッドは本当に有難い。
10時を過ぎると雨は雹混じりの小雪へと変わり、ウェザーコンディションはやや良化して来ました。
しかし濃靄は引く気配無く視界は極不良、ザク雪バーンも早々に荒れが進みます。
その上14時からは、再び大粒の雨が降って参りました。

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【写真上】14:20、試乗会撤収。
当初の予定では「ボルト」「チャージャー」「ベロシティ」の三機だけを試す心算でしたが、ゲレンデコンディションは「視界不良」「雨雪雨」「荒れ放題のザク雪」三重苦。
もうこの日のスキーは「お遊びシフト」に路線変更、未体験ゾーンだったファットスキーを片っ端から試乗して楽しむ事と致しました。

そんな訳で2015/16ニューモデルインプレ番外篇「オールマウンテンモデル」。
何本かテストした中で気に入った板のみのリポートとなります。

但し私め、これ迄競技板と基礎板しか履いた事が無く「初のファット/セミファットモデル試乗」、この手のジャンルには経験値/予備知識が全く無いテスターコメントと云う事を御了承下さい。

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・LINE/SUPERNATURAL 92(179cm) SC/127-92-115
・LINE/SUPERNATURAL 100(179cm) SC/132-100-121

先ずは「乗り手のスペック」と「初オールマウンテンモデル試乗」の旨をサービスマンさんに伝え相談。
そんなオーダーに出て来たのがコレ、ラインのスーパーナチュラル92です

もっとセンター幅の太さを感じるかと思っていたら、滑走フィーリングに違和感は無くフツーのスキー履いてるのと然程変わりません。
質感もペラッとした中にメタルの板張り感、意外としっかりとした乗り味でした。

トップの入りはスィーッと滑らか、テールは半分が消えてる様な引っ掛かりの無さ。
そして圧倒的なズラし易さ、アーリーライズとは云え流石のロッカー仕様です。
エッジの捕えもイージー、且つブーツ回りだけで無くその前後もしっかりグリップしている感覚、部分的に効率良く配入されたメタルマトリックスが効いてます。
ラディウスは20m程との事も、そのカタログスペックからは想像出来ないスムーズさ、素直でなめらかな操作感でした。
ノーズのバタバタ感は、この路線の板ならまぁこんなモノなのでしょう。

線で走らす事も可能でしたが、やっばり滑走ラインがブレ気味。
前半ズレズレ、後半エッジを使って遊びを取りつつ走らせた方が楽しいです。

続いてもーちょい幅太のスーパーナチュラル100。
フィーリングは92と殆んど同様も、速度域を上げて角付けを強めに取ると多少ブレ幅が増し、トーションの弱さを感じました。
あと流石に100㎜、切り替えからターン初動時にはセンターのもっさりさも感じます。
とは云ってもセンター支点の回し易さに弊害が出るレベルではありませんでした。
まぁその代わり浮力は増すので、オフピステ適正はアップするんでしょう。 
正直、確かにこの板乗るとパウダー食べたくなりますね。

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・K2/PINNACLE 95(177㎝) SC/132-95-115
・K2/PINNACLE 105(177㎝) SC/137-105-121

幅太スキーのテストも4~5台をこなし、乗り方も解って来た所処で「ファット/セミファットで今売れスジの人気機種」と云うオーダーでチョイスして貰いました。
で、出て来たのがK2のピナクル95、アドバイスは「乗り位置後ろ目意識で」。
パッと見「サロモンBBRもこんなトップ形状してたなー」て思い出しました。
テスターはオールマウンテンモデルにはこの程度の認識しか無いのです…。

手に取って「軽っ」、走らせてみて「軽っ」。
LINEよりも更に軽量でフレックス/トーションともソフト、甚だ軽快な操作性です。
そしてロッカー機らしい「浮いた感じ」の雪面タッチ、軽く足元で荷重するだけで、スキーが敏感に反応してくれます。

ノーズの柔らかさ反してテール剛性はしっかりしたもの、エッジホールドもしなやか且つしっかりとしています。
「ズラし」「いなし」系の滑りが上手い反面「たわみ」も取り易く「キレ」も同居、ショートでのカービングもビシバシ決まりました。
この板もフルレングスでは無く、エッジサイドにメタルを使っているのですが、それが上手く効いています。
軽量と安定性と剛性のバランスが絶妙な按配でした。
と、オフピステ志向のユーザーに独占させとくのが勿体無いスキー。
中級クラスの女子や軽量男子ならファーストチョイスの板としても良い鴨。

ピナクル105に関しても基本同じ乗り味。
シチュエーションのペクトルがよりオフピステ寄りになるので、95に較べると上記「フツーのスキー」的な乗り方の融通性は狭まりました。
軽量.柔軟さに秀でている為、「LINE/SUPERNATURAL92/100」の対比よりスキー自体の弱さも目立つ様になります。
矢張り105の真骨頂は「より」オフピステ。
膝上の深雪パウダーなんか入ったら、浮力感抜群で無茶苦茶楽しいでしょうね。

尚個人的にはセンター95ならK2/PINNACLE。
100オーバーならLINE/SUPERNATURALてな嗜好になりました。

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【写真上】14:40、かぐらゴンドラ連絡コース。
視界の利かないかぐらゲレンデに見切りを付け、みつまたゲレンデへと移動。
ガスは山麓へと下り始めており、連絡路も御覧の濃靄となっています。
因みに5時間振りに履いた自分の板(ディナ.スピードグルーヴ)の感想は、「短っ」「細っ」「足下狭っ」でした。

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【写真上】16:00、かぐら↔越後湯沢駅シャトルバス内にて一写。
結局昨日は15:30と異例の早期撤収、早々に帰途へと着きました。
湯沢駅近辺は路傍の雪も消え、山間の残雪も斑に見えるのみです。
こんな風景を見ると、雪国にも「春」が近づいて来た事を改めて実感するのでして。

私めの湯沢行脚も恐らくあと2~3回。
2014/15シーズン「スキーライフ」も、もう数える程で御座います。

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2015.04.15

●2014/15.三十九滑目「丸沼」

えー、昨日の滑走先は上毛片品、春スキーの御約束ゲレンデ「丸沼高原」。
何時もは試乗会絡みのウィークエンドに訪れるゲレンデですが、今回は珍しく平日の遠征で御座います。

そんな訳で、以下恒例の「ゲレンデリポ」になりまする。

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【写真上】日光白根山ロープウェーより、丸沼を望む。
丸沼御約束の「Photographic subject」その①、取敢えず撮っとかないとね。

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【写真上】同.ロープウェーより、武尊山を望む。
丸沼御約束の「Photographic subject」その②、取敢えず撮っとかないとね。

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【写真上】ゲレンデ山頂展望台からのパノラマビュー。
この日は午前中から「どんより」「じんめり」とした鉛雲の曇天模様。
山景パノラマは全く期待してなかったのですが、意外と眺望が利いています。
ラッキー♥。

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【写真上】右手には白く冠雪した至仏山と小至仏山~尾根伝いに笠ヶ岳.小笠。

5
【写真上】中央奥には朝日岳.谷川岳らの谷川連峰、左端には沖武尊。

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【写真上】右より沖武尊.中ノ岳.家ノ串.剣ヶ峰.前武尊とピークを連ねる武尊山。

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【写真上】武尊山南裾越しに薄らと仙ノ倉.平標山、草津白根山、四阿山。

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【写真上】浅間山、標高1200m付近の東南には雲海が広がっています。

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【写真上】そして展望台を振り返ると、丸沼のランドマーク日光白根山。
丸沼御約束の「Photographic subject」その③、取敢えず撮っとかないとね。

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【写真上】からくらコース~ローズコース上部。
足場の脆い春のザク雪でしたが、前夜の雨もあって板は結構走ります。
ゲレンデ上部を回せるリフトはロープウェーしか無いので滑走荒れも少なめ。
からくら/しらねコースはゲレンデミドル~ボトムに較べると、終日良好コンディションでした。

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【写真上】第5リフトより、ローズコース下部(右)とバイオレットコース(左)。
ゲレンデミドルに位置する丸沼のメインコース。
流石に11時頃から荒れが目立ち始め、時間を追うに従い板沈みの激しいザクザクコンディションに。
「早めのターン前半仕上げ」「中後半は落差を取った走り」「両脚同調」「ラディウスに逆らわない回転弧」を心掛けた滑りとなりました。

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【写真上】】第5リフト降り場付近。
ローズコース側では入りの部分で地表の露出が目立ち始めていました。
集中的にスノーマシン使わないと、あと数日で滑走自体が危うくなりそうです。

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【写真上】ゴールドコース。
バイオレットと共に午前中のメインコース。
実はゴールドコース滑るのは4、5年振りだったり致します。

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【写真上】ゴールドコースに掛かるのは、今や絶滅危惧種のシングルリフト。
久し振りの第7リフト、今季は石打丸山.チロル以来のシングル乗車です。
私めが丸沼に来るのはニューモデルスキーの試乗会絡みが殆どで、何時も「FIS公認丸沼スプリングカップ」とカチ合うのです。
従い大会コースのゴールドは何時もコースクローズ、滑る機会が無かったのでした。

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【写真上】ゴールドコース、トップにて。
スキーヤーズレフトがやや片下がり、途中で軽く一段折れる一枚バーンです。
平均斜度も22度と頃合いで面白味はあるのですが460mしか無いのが難点、滑り出したら10秒足らずで終わってしまいます。

この日の天気予報は午前/曇り→午後/雨。
天候の持っている間は「ロープウェー→からくら→バイオレット3本→ゴールド2本→ロープウェー」で一時間ワンセット、これを延々繰り返しておりました。

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【写真上】シルバーコース。
シルバーのコブは下部になるに従い浅溝状態に。
緩々のザク雪でミドル回しているのが楽しくなり、コブは数本つまむ程度でした。

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【写真上】13時を過ぎ、空模様は予報通り本降りに。
朝から今にも降り出しそうな重たげな空だったので、意外と持ってくれた方。
と云うか、この日はウェザーニュースとにらめっこした上での「小雨狙い」遠征。
今の時期は下手に冷え込むより、雨天下の方が板の滑走性が良いのです。

お陰で思惑通り、ゲレンデ全域で予想以上のスキーの走り。
イエロー、グリーンと云った緩斜面でもブレーキ雪とはならず、ソコソコの滑走バーンとなってくれていました。

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【写真上】14時以降は雨足が強くなったり弱くなったりの繰り返し。
ゲレンデには影響無いものの、四囲の山々にはガスが掛って参りました。
武尊山もすっかりと濃霧に消えてしまいました。

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【写真上】16時前、雲間より再び姿を現せた武尊山。
山頂には笠雲、山麓には棚ぶ濃靄と云った山姿も、深山幽谷の趣があって宜しく。

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【写真上】帰途の折、おまけ一写。
今季で開業40周年を迎えられた丸沼高原さん、どーもオメデトウゴザイマス。
丸沼には毎年数回は必ず滑りに来るのですが、その何れもが全て「四月」の来訪。
要するに「100%春スキー専用」のスキー場なのでして。

今シーズンは恐らくこれが最初で最後、次回は来年のこの時期になるでしょう。
おしまい。

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2015.04.09

●2014/15.三十八滑目「かぐら」

えー、昨日もマダマダイケル「春スキー」。
今月二度目となる「かぐら」へと逝って参りました。

四月も二週目を迎えると、首都圏日帰り圏内のゲレンデも続々とクローズ。
従いこの時期になると、如何しても「かぐら一択」なチョイスになってしまいます。
そんな訳で先週に引き続いての、かぐらゲレンデリポになりまする。

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【写真上】8:20、越後湯沢駅.井仙前。
湯沢温泉街からして既にチラホラと白いものが舞い散っています。
この日のスノーマッド第一便は総勢約40名。
神立に向かった雪馬が約10名、かぐらに向かった雪鹿が約30名と云う内訳でした。

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【写真上】9:05、みつまたエリアの霧氷。
山麓での気温は-1℃程度、小さく芽吹いた新蕾も寒そうです。

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【写真上】9:10、1stランは珍しくみつまたゲレンデで。
「この時期」に「この気温」と「この天候」ですから、ゲレンデ上部のコンディションはおおよそ見当が付きます。
まぁ急いで上ってもしょーが無いでしょうから、ウォームアップをしっかりと。

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【写真上】9:40、かぐらゲレンデ到着。
「あーぁ、やっぱり…」、予想通り、ガスってます。
しかも天気予報の天候推移からして、終日この儘っぽいですね。

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【写真上】かぐら.メインゲレンデ。
ザラメ氷結の下地に5㎝程度のトッピング湿雪、ベース自体に細かな起伏が多い上、モサモサ新雪が滑走寄せでギャップ化。
「ゲレンデ全体が斑ら雪質の多層状態」+「雪面情報はガスで目視出来ずと」、可也テクニカルなコース状況です。
思い通りの滑りには程遠く、正直フラストレーションの溜まるコンディションでした。

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【写真上】続いて5ロマ。
メインゲレンデから上部は、基本的に視界が利きません。

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【写真上】神楽ヶ峰/霧ノ塔方面への登山口。
標高1845mのゲレンデトップ(一応)。
5ロマを降りると濃靄帯を抜け、ブルーグレーの曇り空が広がっていました。

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【写真上】取敢えず中尾根/中ノ芝沢辺りへドロップイン。
コンディションはメインゲレンデに輪を掛けて酷くした様な状態。
始終突き上げを食らうバンピーな下地に、スキー操作のし難い湿雪堆積。
春のオフピステ特有の難コンディションでした。

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【写真上】田代湖側.南斜面。
こっちは下地のギャップが少なく、意外と滑り良いコンディション。
このまま田代エリアへと向かいます。

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【写真上】7ロマ下、この辺迄来るとガスが薄まって参りました。
8ロマ、ダイナミック、7ロマを通り過ぎ…、

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【写真上】チャレンジコース/田代湖コース/連絡路への分岐。
過去150回位はかぐらに来ている私めですが、未だにココがゲレンデ最南端。
移動の手間暇やコースの面白味から、これより田代側に行った事がないのです。

で、ウェザー/ゲレンデコンディションがコレですから、この日は先に進む事に。
気分転換を兼ね、ツアースキー的にあちこち徘徊すると致しました。

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【写真上】11:00、田代1高とアリエスカ。
始めて見る風景ですが、何かそーでも無い様な。
まぁ「プリンス経営のスキー場」に良く有る建物とレイアウトですからね。

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【写真上】田代1高降り場。
田代のクワッドもかぐら1高同様、フード付き。
この天候ではトテモ有難かったり致します。

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【写真上】アリエスカコース。
みつまたゲレンデをそのまま長くした様な、初級者向けコース。
下地は然程アイシーな感じもせず起伏も目立たないフラットバーン、意外とグッドコンディションでした。
只、緩斜面中心のコースって、スピード繋げるのにアクション取りっ放し。
結構疲れるんですよね…。

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【写真上】12:20、再びかぐらメインゲレンデへ。
「ガス、酷くなっている…」。
しかも時間を追う毎に濃靄の密度は酷くなり、14時前には「可視範囲3m」程となってしまいました。
そんな訳で止む無くかぐら撤収、みつまたゲレンデへと向かいました。

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【写真上】14:50、みつまた3ロマにて。 
ゲレンデ上部があの状況ですから、みつまたゲレンデは大盛況。
特にかぐらゴンドラ前のゴンドララインは賑わっていました。
コンパクトとは云え、みつまたには此処位しか中斜コースありませんからね。

と、春靄に祟られたかぐら滑。
この日は私めも15:30でゲレンデ撤収となりました。
おしまい。

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