えー、本日は3/17ログの続篇…、つーか本篇となるエントリー。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/03/post-587f48.html
先々週はオシゴト終えた深更刻、晩酌を飲りつつ楽天さんで「ポチッ🔘」。
サイズ的にも金額的にも「大きいお買い物」をしてしまいました。
でもって荷物が届いたのが8日前の事、以下本題で御座います。
DYNASTAR/SPEED OMEGLASS MASTER SL
(LIMITED EDTION CLEMENT NOEL OLYMPIC GAMES)
・SIZE/168㎝ ・SIDECUT/122-68-104 ・RADIUS/13m
昨年のニューモデル試乗会(戸隠/八方)で一等気に入った板。
マスターズ仕様の2ndスラローム機とは云え、身の締まった赤身肉のフィーリング。
「流石ディナスター」と云った秀逸な出来のスキーです。
ディナらしからぬ(?)軽量なスキーウェイトから取り回しは容易。
それに反して滑走時の安定感は抜群、68㎝のセンター幅が80㎝に感じる程です。
本分の「キレキレ」小回りは勿論の事、中~大回りまで対応可。
ラディウスの縛りはFĪSモデルより穏便、ターンサイズの融通幅も広い。
際立った(解り易い)特徴は無いものの、真面目で硬派なブランドの真価発揮。
強い板でありながら素性は素直でマイルドな乗り味です。
レースでの使用は扨置き、ゲレンデユーズとして考えれば欠点らしい欠点は無し。
ゲタき履板じゃないので、コブでの使用もイケそうです。
強いて挙げるなら「スシャシャシャ…」と独特の滑走音が好みの別れる所処でしょうか。
トップシートのカラーリングは「2022.Beijing」のリミテッドエディション。
SLゴールドメダリスト、クレモント.ノエルのシグニチャーモデルです。
ディナスターと云えば、数年前ならブラルドーネやジュリアン.リゼルー。
大昔だとオーモットやラッセ.チュース、ジラルデリの名が思い出されます。
そー云えば岡部哲也も晩年に数シーズン履いてたっけ。
今季のWCアルペンシーンではジノ.カビーゼルが過去最高の成績。
GS/SG共に第1シードに定着しています。
トマス.サラも安定の中位力でコツコツとポイント、何とかSLの第1シードを死守。
しかしトップレーサーのノエルが思いもよらぬ不調。
シュラドミングでは優勝を飾ったものの、DNFが5回と出入りの激しい出来。
シーズン終盤にはトップシードから陥落してしまいました。
ビンディングは「Look/SPX 12 KONECT」。
齢も齢なので非.R22プレート搭載のコネクトチョイスに致しました。
ウエイトは約3200g「嗚呼、ゲタ履いてないスキーは軽いなぁ」。
でも前回ディナ買った際も、購入時のビンはSPX12。
結局翌シーズンにプレート(R18)履かせたんですよね…。
所処で何故、この時期に今季モデルを購入したのかと申しmust。
理由は「ロシアのウクライナ進攻のとばっちりです」。
北欧の政情不安定な現在、ヨーロッパのスキー製造工場では戦争の影響により生産計画が慢性的に遅延/減産。
今季からスキーギアの値段が爆上がりしましたが、来季も同様かそれ以上との話。
情報筋に由ると来季のハイエンドモデル板は価格が20万近くになるとの見込みです。
元々タマ数の少ないディナスター、上位機種は旧モデル市場で拾える事も稀。
実質的には1年型落ちでも今季/来季と大幅なブラッシュアップはありません。
流通相場のマイナ5万(12万)のSALE価格なら、間違い無く「買い」なのでした。
そんな訳での来季の愛機、明後日からの五竜遠征で「初デート」して参ります。
しかし出荷状態そのままの未チューンなので、軽くお見合いレベルのランデ.ヴー。
そのまま500マイルさんにプレチューン出して半年間の養生。
本格的なお付き合いは来シーズン、2023/24.WINTERからとなりまする。