SKI 山座同定/ヤマコレ集

2021.03.07

●2020/21.二十六滑目「白馬五竜&47」前篇

えー、先週は例に由って白馬村へSki expedition。
雨後のピーカン快晴☀を狙い撃ち、2/28~3/1は五竜47で滑って参りました。
そんな訳での「第五次白馬遠征」滑走記、初日前篇で御座います。

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6:20、定点観測。
終日快晴の予報ドンピシャ、早朝からして雲一つ無い白馬の空。
この時点で今日の「The day」は約束された様なものです♪。

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「818m地点」より望む「1515m地点」。
とおみゲレンデから、キャビンの山頂駅もくっきりと望めました。

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この日は日曜日、何時もより1時間早めの臨戦態勢。
土日祝のとおみゲレンデは、7時からサンライズ営業が行われています。

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7ː00「サンライズスキー」に望む「ライジングサン」。
つっても日出時刻は6:18、陽は昇り切っちゃってますけどね。
ガッツリ滑るには物足りませんが、ウォームアップには頃合いの緩斜面。

足慣らしで4本流し、キャビン駅へ向かいます。

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7:20、流石日曜日、やっぱり先着様多いな…。
と思ったら、ゴンドラ営業を待つ人の殆どが「板無し」な方々。
今日は絶好のアルパイン日和、大遠見や西遠見に向かわれる山屋さんたちです。

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キャビン運行10分前、駅舎には長蛇の列。
頃中で何処のゲレンデも入り込み数激減の中、こんな風景見るのも久し振り。
約100名の乗車待ちの方々、うち30~40名がアルパインのゲストでした。

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キャビンは8:15に定刻運行開始。
今シーズン9度目の五竜訪にて「初カモシカ」。

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8:25、アル3乗車。
この日はサンライズ滑ってたので5~6番乗り。
コーデュロイの敷き詰められた一枚バーンと共に、朝イチゲストを出迎えたのは…。

Superwide&clearな「絶景パノラマ」です♥。

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四阿山と浅間山。
幾重にも重なる蒼の稜線と、山間に棚ぶ春霞。
幽玄で幻想的な風景は、まるで墨絵の山水画を見ているかの様です。

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浅間山の右裾、最奥には奥秩父の山々までが薄ら望めます。
正面に両神山、真ん中に雲取山を挟んで左端に金峰山と瑞牆山。

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八ヶ岳。
右端に小さく頂を覗かせる権現岳、鋭角な二頂が赤岳(最高峰)と阿弥陀岳。
平べったい頂の横岳を経て中央に硫黄岳。
夏沢峠~峰の松目~根石岳を経て中央やや左のピークが天狗岳。

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南アルプス。
あちゃー、甲斐駒が左端に半分切れちゃってた…。
俊角な頂の北岳から、右に間ノ岳/仙丈ケ岳、鞍部を経て塩見岳。

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勿論こっちも撮らなくちゃ。

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流れる様なピンストが美しいグランプリのワイドバーン。

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右手には朝陽に煌く白馬三山。
上信越の峻岳.雄峰.名山群を眺めていると、5分半のリフト乗車時間が瞬く間に過ぎて行きました。

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アル3回し2本目。
この日のグランプリはソフトな雪面タッチも、雪自体はやや粗め。
「ドライスノー」と「ザラメ雪」の中間位のコンディションでした。
何時ものパーフェクトピステンに較べると、ダマ/掘れの散見するグルーミング。
それでも前日が雨だった事を考えれば、良く仕上げてくれたと感謝です。

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5本目。
やっぱり朝イチグランプリは「高速ロングに尽きるっ♥」
やや硬めにパックされたバーンはコンタクト&グリップ良好、絶好の高速コンデション。
スビートに乗り過ぎて暴走気味、コントロール不如意なゲストも多く見られました。

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流石日曜日、ゲストの出足も早いです。
最盛時に較べれば半分以下の客足も、高速ロングで回すには難くなってきました。
9時を回ると削られたザラメが下地に乗り、シャラシャラとスキーが動くコンデション。
朝イチグランプリは早めに切り上げ、いいもり道場へと向かいます。

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9:15、ダイナミックは絶好調。
「ドフラット」の「ハードパック」でグランプリよりしっかりした斜度。
此処を単体で回せるリフトがあれば、ヘビロテしたいと思わせる程でした。

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9:20、いいもり道場へ。
これだけ暖かいと山麓エリアは正午を待たずに「詰み」。
良コンデションを保っている早めの時間帯に頂いちゃいます。

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この日の主戦コースは線下(ストレートウイスキー)/大町側。
入りのパートはコンベックスに削られていましたが、中~後半はコンデション良。
ザラメの層も薄く、ショートターントレで1時間程回しました。

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11:00、再びグランプリ。
削り溜まりでややモサ気味も、下地はしっかり捉えられます。
早めの角付けから踏み込んでいけば、蹴散らしていける荒れ具合でした。

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アル3は満員御礼。
それでもアル4が動いてるので、乗車待ちは殆どありません。

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荘厳に佇む五龍岳。
今シーズン9回目の五竜滑で、武田菱を拝めたのはこれが2日目。
うーん、今季はヒット率悪いなぁ…。

アル3を6本回しの後は、正午前に47へ向かいました。

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パノラマゲレンデからのスーパーパノラマ。
流石にコレには滑りの足を止め、暫しの撮影タイム。

それでは以下、アルプス平からの「ヤマコレ集」で御座います。

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頚城山塊の西端にて、標高以上の人気と存在感を示す雨飾山。
稜線左の奥向こうには鋸岳~鬼ノ面山~頚城駒ヶ岳と連なる海谷山塊。
右端奥には登山路を有しない海谷渓谷の秘境、昼闇山。

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頚城三山の二峰。
天狗原山を前衛に左が焼山、右には白妙の美しい山容を誇る火打山。

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左に頚城山塊の盟主妙高山、中央火口丘の溶岩ドームが最高峰の南峰。
三日月型に取り巻くカルデラの外輪山西側が三田原山。

右には戸隠連峰の最高峰、高妻山。
十阿弥陀.高妻山頂から尾根伝い、左の頂は十三虚空蔵 .乙妻山。

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険峻絶壁の連なる戸隠屏風。
中央奥が戸隠山を主とする表山群、手前が本院岳~西岳~弁慶岳と続くバリルート。
右手のこんもりとした小山が戸隠連峰南端の一夜山。

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戸隠とは山容一変、穏やかな山並みの飯綱連峰。
左の高デッキ山から奥の稜線は霊仙寺山、手前に瑪瑙山と戸隠スキー場。
右側の頂が飯縄北峰/南峰の双耳主峰。

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ズームにて、戸隠スキー場。
正面に広がるのは中社ゲレンデ、左よりパラダイス/フレッシュ/グランドの各コース。
右端の積雪少ないコースは数年前に破棄された旧.クイックコース。
左はとがっきーA.B、中央上に覗けるのはメノウコース。

で、五竜から戸隠が見えるって事は…、
戸隠からも五竜が見えるのです。

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今年2月、戸隠遠征の際の写真。
戸隠.メノウコーストップより望む五竜47のゲレンデ。

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飯縄山の右奥には、80㎞先の苗場山が望めました。
緩やかに傾斜した平坦冠雪の頂がMt 苗場、左には鳥甲山。

で、白馬から苗場山が見えるって事は…
苗場山からも白馬が見えるのです。

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2018年夏、苗場トレランの際の写真。
苗場山頂の池塘群より望む白馬連峰.山座同定図。

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戸隠一夜山の左裾最奥には、120㎞先の越後三山。
右から越駒/中ノ岳、下って八海山。
一つ手前の左下がりの尾根筋は、野沢温泉スキー場を山麓に抱く毛無山の稜線。

で、白馬から八海山が見えるって事は…
八海山からも白馬が見えるのです。

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2016年、八海山スキー遠征の際の写真。
ダウンヒルコーストップより望む白馬方面.山座同定図。

うーん、今日はホントに「superb」な山景日和だ事♥。

この日、白馬方面からの山景眺望はシーズン十指に入る程。
白馬では過去4年(五竜3/八方1)で一冬過ごしている私めですが「苗場山」「越後三山」「奥秩父」まで全て見晴らせる日は滅多にありません。
あとは「日本海」が見えれば云う事無しでした。

この後は再び雪猿アクティビティ再開、夕刻までガッツリ滑り込みます。
つづく。

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2021.03.05

●2020/21.二十八滑目「石打丸山」

えー、昨日は18時からのお店OPEN前に軽い(?)運動。
朝から新幹線乗って湯沢行、今季6度目の石打丸山滑。
「行って」「滑って」「帰って」、フツーにオシゴトしてました。

そんな訳で例に由っての滑走記で御座います。

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嗚呼、痛恨…。
何でか良く解りませんが、昨夜目覚まし🕕を1時間間違って設定。
6:08の新幹線乗るのに、6時にタイマー合わせるスカポンタンです。

そんな訳で湯沢に着いたのは8:20、当然オープニング(8時半)には間に合わず。
うーん、この時点でテンション20%減⤵。

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8:50、石打中央口とーちゃく。
リフト営業はとっくに始まってます。
まぁ30分のロスで済んだから良しとするか…。

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9:00、サンライズ乗車。
昨日の湯沢/南魚沼は朝の時点で気温3~4℃、やや雲は多いものの冬晴れ☀。
但し3月入ってからのゲレンデは好天過ぎるのも困りモノ、
荒れるの早いし、融雪進むし、板走んなくなるし、特に低標高の石打は猶更。
陽光が覗く程度の曇り空/多少は風立ってる方が宜しいのです。

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大丸で一本足慣らし。
先日の白馬遠征で漸くロングターン復調、昨日も大回りメインのメニューです。
「視線と外手の先行動作」「早い角付けから少しタメての加重」「苦手な右ターンでは内足の畳加減を意識」がテーマでした。

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9:20、山頂ゲレンデへ。
早い人はもう3ローテ目くらいかな。

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昨日の山頂ゲレンデは何時もより少し硬めのグルーミング。
まぁ単に直近の降雪が無いだけです。
個人的はこれ位のパックが好み、荒れ進行も遅くなりますしね。

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山頂Qより、スーパーワイド&クリアなパノラマView。
昨日の石打は気温に反して、クリアで透き通る様な大気。
谷川連峰~上越国境稜線~越後三山、更には守門岳.粟ヶ岳までが見張らせました。
ヤマコレ集はまた後程。

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10:00、山頂が混雑してきたので観光口/ダイナミックへ。
山麓が故にシャバるもの早いですが、バーンはフラットを維持しています。
何より何時も安定の「プライベートバーン」状態なので、コース取りは勝手放題。
ハイスピードのミドル~ロングで一気下りが楽しいっ。

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10ː50、続いてハツカ石に向かうも…。
イタツカミー、跋扈中💀…。
連絡路からして妖怪出現、クルーザーコースは全域ノッキングスノー。
ダイレクトに切り替え/フォールラインで荷重すれば板を走らせられますが「楽しくない」し「疲れる」…。
3本回して切り上げ、大丸から山頂に戻りました。

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11:40、暫く山頂回し。
多少モサグサしてきましたが、ランチタイムなので混雑も少し緩和。
早めの角付けからエッジングすれば、まだミドルで回せる荒れ具合でした。

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山頂トップからのバーティカルパノラマ。
左手には穏やかな低山が連なる魚沼丘陵。
右手には険峻/秀峰/名山の居並ぶ越後山脈。
そして眼下に広がるのはコシヒカリ 魚沼盆地。

そんな訳で以下「今日のヤマレコ集」、先ずは飯士山の北東、越後山脈から。

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マッキー、割引/本峰/ニセ巻。
巻機山四峰の一つ「牛ヶ岳」は本峰の裏、この標高からだと隠れて見えません。

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イワキノ頭の右奥には上越県境稜線、兎岳~丹後山の辺り。
左奥に覗く頂は荒沢岳かな。

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金城山を前衛に、越後三山.中ノ岳。

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越後三山、越後駒ヶ岳。

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越後三山、八海山。
左より薬師岳~ギザギザ八ツ峰(地蔵岳.不動岳.七曜岳.白河岳.釈迦岳.摩利支岳.剣ヶ峰.大日岳)を経て、右手に最高峰の入道岳。

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魚沼盆地の最奥には守門岳。
左より大岳、鞍部を経て中央やや右に青雲岳/最高峰の袴岳の主峰三頂。
弓型の鞍部を経たピークが駒の神、右端は黒姫。

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守門岳の左裾奥には栗ヶ岳、丁度新潟県のヘソ(中央部)に座する山です。
左奥には望めるのは五泉白山、この辺りまでが越後山脈の狭義山域。

続いて飯士山の南東側、谷川連峰へ。

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大栗ノ頭から険しいコルを挟み、上越のマッターホルン大源太山。
背後には冠雪の美しい朝日岳。

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谷川連峰の盟主、谷川岳。
湯沢の里を懐に抱き、オジカ沢ノ頭を右に従えたカメラアングル。
石打から望む谷川岳はコレが一番好きな構図です。

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左に大障子ノ頭を従えて、万太郎山。

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谷川主脈の西端、仙ノ倉山と平標山。
この二峰はゲレンデ/リフトからだと殆ど見えず。
奥基山頂「愛の鐘展望台(恥ズイ名称…)」脇からの撮影になります。

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流石に1時間近く回すと飽きてきました。
そんな訳で一旦銀座辺りまで下りようとすると…。

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12ː30、山頂から下は「全てストップ雪」
パラ沢~グリーンは加速度付けて融雪進行、イタツカミーの占領下に。
ゲレンデミドルでは、大丸だけが辛うじて板の走るコンデションでした。

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以降殆ど山頂回し、時折大丸を摘まみ食いのコースローテ。
昨日の石打は終日見事なパノラマ展望。
西日の時間帯になっても、谷川連峰~越後山脈の山々に雲が掛かる事はありませんでした。

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15ː00、最後はダイナミックを回して〆。
日陰に入り妖怪も退散、ザク雪ながら大回りの楽しめるコンデション。
エッジングの度にザラメ雪が顔に飛沫きイタイイタイ、すっかり春スキーの趣です。

しかし今冬の石打は雪量豊富、此処10年で三指に入るんじゃないでしょうか。
3月でこれだけダイナミックが使えるのは本当に有難い。

尚、昨日も滑走→帰東→オシゴトの基地外スケジュール。
お店入り18時の縛りがあるので、15時半の板収めとなりました。
以前もたま~にやっていた「日帰りスキー/その後オシゴト」。
しかし今シーズンからは常習化、私めの「ニューノーマル」と化しつつあります。
まぁマラソン走った後に較べりゃ楽(?)ですからね。
おしまい。

 

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2021.02.27

●2020/21.二十五滑目「石打丸山」

えー、本日は一昨日(2/25)の滑走記。
例に由ってのスキーライフなエントリーになりまする。

2021/2シーズンも半ばを過ぎ、少し疲労の溜まっていた私め。
「雪バテ」疲れをリセットすべく、一週間もスキーお休みしていました。
そんな訳で7日振りの待ちに待ったSkiday。
向かったゲレンデは湯沢のホームコース「石打丸山」で御座います。

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7:25、湯沢駅とーちゃく。
この日のシャトルバス第一便、石打行きは約20名、苗場/かぐら行きは約50名。
1月中旬~2月中旬の「ドン底」時に較べると、大分客足が戻って来ました。

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シャトルバスにて、ガーラ湯沢辺り。
2月末にてこの雪量、今季の湯沢/南魚沼はホントは雪多い。

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7:55、中央口到着/板デポ。
一昨日の石打は早朝気温-2℃、薄晴れ。
「やっぱり白馬に較べると暖かいなぁ♥」

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8:30、アクティビティスタート。
1本目は銀座からダイナミックの口開けRUN。
例に由ってウエット&ソフトな湯沢雪ですが、板の走りはまずまず。
前夜の少量降雪(約5㎝)が利いてるみたいです。

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あれっ、ダイナミックAに圧雪入ってる。
何時も放ったらかし 非圧雪なのに珍しい、後から入ってみよっ。
と思ったらスロープ入口には「滑走禁止」の看板とネット、如何やら大会か検定用に養生させてるみたいです。

ダイナミックを3本回し、サンライズ/大丸経由で山頂に向かいます。

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9:05、山頂高速乗車。
石打の看板コース、取敢えず朝イチの時間帯はココ滑っとかなきゃ。

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「うっひょー、気持ち良さそう♬」。

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コーデュロイのスロープには、

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次々とターンの軌跡が刻まれていきます。
しかし湿軟で足場の脆い湯沢雪、強く荷重すると板が沈んでバランス崩してしまいます。
深回りでカービング利かせようとすると、却って減速要素の強いターン。
スキーの返りをタメて待つ大回りより、タテ目のミドルの方が気持ち良くスピードに乗れました。

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2本目。
でもって山頂ゲレンデは…。

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4本目。
賞味期限がヒジョーに短いのです。
ソフトパックのバーンは深いターン跡が刻まれ、みるみるうちに荒化。
快適なフラットピステが楽しめるのは最初の30分だけです。

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しかも中途半端な荒れ具合。
削られた雪が吹き溜まり、湿柔雪なので荷重すると沈む/無視して突っ込むには重い。
兎に角ターン初動時のバランスが取り難い「モサモサソフト」なコンデション。
こりゃ、もーちょい踏まれた方が良くなるな…

そんな訳で7本回して一時山頂撤収、ゲレンデボトムへ河岸替えしました。

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10:10、観光第1でダイナミック回し×5本。
低標高ゲレンデが故、既にシャバ気味もスキーはまだ走ってくれます。
何よりプライベートゲレンデ状態なので、荒れも少なく滑走ラインも取り放題。
ココはミドル~ロング回しが気持ち良いっ♪。

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銀座もイイ感じなので1本挟みます。

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バイパス使ってハツカ石へ。

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10:50、ハツカ石トリプルでスーパー回し×7。
こっちも「水溶き片栗粉」状態も、人影皆無な貸切バーン状態。
ザブザブの湿雪を力で抑え込みつつ、ややルーズ目のロングターンが楽しめました。

でも今シーズンは中央トリプルが休眠中。
リフト乗り継ぎのロスが多く、ジャイアントを回せないのがチト辛い…。

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チロル下で「あれっ、何で?」。
何故か石打丸山でハンタマのスキースクールのウェア。
出張でレッスン?、それとも自前のウェアと間違ってパッキングしたの?。

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11:30、観光第3で大丸回し×3。
コースは短いものの、荒れも少なくコンディション良好。
山麓ボトムからあちこち摘まみ食いしつつ、山頂ゲレンデに戻ります。

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11:55、2時間振りに山頂カムバック。
予想通り、良い意味で荒れ具合進行。
全体的に踏まれたバーンは良い按配の硬さ、しっかり足場が作れる様になっていました。

それではこれより本日の石打丸山「ヤマコレ集」で御座います。

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飯士山の北側、上越国境稜線~越後三山のパノラマ。
先ずはコチラ側から山座同定、フォト集。

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飯士山の北(左)側に伸びる上越国境稜線。
右端より柄沢山~居頭山~米子頭山となだらかな尾根筋か続きます。

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白妙に煌くマッキー。
左端より南入ノ頭、中央やや左の三角形状の頂が割引岳。
中央のなだらかな頂が巻機山本峰、その下の尾根上ピークがニセ巻機山。

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右端の金城山を前衛に、越後三山。
左より八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳。

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越駒(左)から天狗平~檜廊下を経て中ノ岳(右)。

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八海山。
左の小頂が薬師岳、中央のギザギザ八峰の右端に大日岳。
少し上り返した右手の頂が最高峰の入道岳、右端奥は越駒。

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続いて飯士山の南側、谷川連峰のパノラマフォト。

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飯士山の稜線越し、中央奥に一際冠雪が映えるのは朝日岳。
手前の尾根筋は大栗ノ頭から険峻鞍部を経てピラミダルな頂が大源太山。
尾根を右に伝いに七ツ小屋山。

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奥の稜線は朝日岳の右に伸びる笠ヶ岳~白毛門の馬蹄縦走路
重なる様にして一つ手前の尾根筋は七ツ小屋山から蓬峠~右端に武能岳。

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うーん、カックイイぜ谷川の双耳。
谷川岳の右に伸びるのは谷川岳主脈、オジカ沢ノ頭と小障子ノ頭。
右端にはもう一つ奥の稜線の頂、川棚ノ頭。

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谷川岳主脈を右に辿ると大障子ノ頭を経て万太郎山。
谷川岳に負けず劣らずの山容、見事な佇まいです。

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万太郎山から稜線を右に辿ると、谷川岳主脈の西端へ。
左に仙ノ倉山、右端に平標山、共に穏やかな山容です。

上越秀峰のワイドパノラマを眺めつつ、山頂回し。
こんな山景日和はリフト乗ってる時間も短く感じられるものです。
12時半にランチ取った後は観光口/銀座/ハツカ石/大丸をツアーするコースローテ。
最後は三たび山頂回しです。

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14:50、山頂ゲレンデの凸凹も大分目立ってきました。
でもコレ位の微コブなら、却ってターンの切っ掛けが掴み易い。
15時回るとバーンはトップ部を残して日陰化。
フラットライト気味で目視のし辛いコンデションになっていきました。

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それでも谷川連峰~上越国境稜線~越後三山のパノラマはクリア。
中ノ岳と八海山の雄姿、左端には六日町八海山スキー場のゲレンデ。

頃中の感染者発生でプリンスさん傘下の苗場/かぐら/八海山は一時営業中止。
特に八海山は休止期間が長く(1/13~2/26)、シーズンの1/3がクローズしていました。
これだけ雪が多いのに、八海山がハイシーズン閉まってたのは痛い…。

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〆はお約束の構図、魚沼盆地と影自撮。
レイトアフタヌーンになっても「山頂は微コブで楽しいし」「大丸はミドルで十分回せるし」「銀座は硫安利いてフラットを維持」。
2月末の時期を考えると、上々のコンディションです。
「こんな日はラストまで滑り込みたいなぁ」
なーんて思うのですが、残念ながらこの日はオシゴトお休みではありません。

後ろ髪引かれつつ15時半にゲレンデ撤収。
3時間後には武蔵野口に戻りお店開けてるのでした。
おしまい。

 

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2021.02.13

●2020/21.二十一滑目「戸隠」後篇

えー、本日も例に由ってスキー絡みのエントリー。
先週「第三次信州遠征」最終日の戸隠滑走記で御座います。

清澄な高空に陽光の射す冬晴れも、高度3000m以下はどんよりとした下層雲に覆われたオープニング。
そして「カラカラ」に乾いた大気は気温(-8℃)以下の体感温度。
凍て付く寒さと戦いながらのアクティビティとなりました。

正午を過ぎると層雲が引き始め、次第にパノラマ日和の好天に。
そんな訳での滑走記…つーか山景記、後篇になりまする。

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13:00、第3Qで瑪瑙山へ「Goto Panorama!!」。

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瑪瑙山から望む北アルプス。
白馬連峰より常念山脈へと連なる後立山連峰と、その奥に飛騨山脈主稜線。

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白馬三山は未だの中。
右端の白馬岳が少し頂を覗かせている程度。

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右手に唐松岳、中央に五龍岳。
それぞれの尾根を伝った山麓には、白馬を代表する2つのゲレンデ。

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一夜山の向こうには八方尾根。

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ちょいズーム。
リーゼングラードを頂点として左に兎~リーゼン、真下にソデグロ~パノラマ、
右に黒菱とおむすび~スカイライン、と扇状に広がるビッグゲレンデ。
各リフトの索道線やうさぎ平テラス、八方池山荘までくっきりと見晴らせました。

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遠見尾根の下には五竜47。
左には地蔵ノ頭~グランプリ~ダイナミック~エキスパート上部。
右斜めに細く伸びるのは五竜パノラマ~47R8~R1、右下には47パーク。
中央下にはいいもりゲレンデ、R1へと続くコースも確認出来ます。

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五龍岳。
白岳からG0~G2と続く稜線には雲が掛かり、クリアな見晴らしとは参りません。

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爺ヶ岳。
あ、鹿島槍撮るの忘れてた…。

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鉢ノ木岳.蓮華岳.北葛岳。
この日照具合だと、コンデジでちゃんと山容が撮れるのはこの辺位まで。

尚、この日は正午を過ぎて「やっと」のパノラマ日和、
陽もやや西に傾き山々には影が落ち、展望ポイントは70点と云った所処でした。
そんな訳で以下、少し前のパノラマ「Jackpot」の戸隠フォトです。

2
「当たった」日の

1_4
戸隠からの北アルプス眺望は、

13
これ位クリアな見晴らしの、
白馬三山。

18
スーパーパノラマが
武田菱.五竜。

19_2
延々と、
双耳の鹿島槍と三峰の爺。

20
続き、
爺.鉢ノ木.蓮華、この辺りが丁度北アルプスの中央部。

21
北アルプス主稜線までが
右より烏帽子岳~三ッ岳~野口五郎岳の裏銀座縦走路。

22
くっきりと、
唐沢岳.餓鬼岳.燕岳を前衛に、左奥に槍ヶ岳。 

23
見渡せるのです。
槍ヶ岳.大天井岳.穂高岳。

序でなので2015年3月のスーパーView、8景でした。

P1060640
眼前に戸隠屏風を眺めつつ、快適なミドル回し
しゃくなげを3本回してランチレスト。

P1060641
13:50、シャルマンで昼食を。
五龍~鹿島槍~爺~蓮華の稜線を眺めつつの戸隠蕎麦、嗚呼何て贅沢♥。

P1060647
14:25、アクティビティ再開。
昼食を終えると、戸隠連峰は雲一つ無いクリアな展望に。
「戸隠屏風、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

P1060648
戸隠連峰.西岳群。
右より順に本院岳、鋭角なピークを挟んで西岳。
少し下がってP1(弁慶岳).P2.P3と峻険急崖なバリルートが続きます。

P1060649
戸隠連峰中心部.表山群。
中央の台形状部ピークが九頭龍山、稜線を左に沿ったピークが戸隠山。
左橋には八方睨。

P1060651
そして「待ってましたっ、高妻!!!」
この時間になって漸く雲の切れた高妻山。
右手に五地蔵山を従え凛然とした佇まい、剣の如く鋭敏な頂が一際目を惹きます。
尾根を右奥に少し下がった小ビークが乙妻山。

P1060654
アドベンチャーより望む黒姫と頚城の山々。
妙高/火打/焼の三山もクリアに望める様になってきました。
山頂の笠雲未だ切れず、御機嫌斜めなのは右手の黒姫だけ。

P1060658
おっと、コレを忘れちゃいけません。
戸隠お約束フォト、瑪瑙山頂より望む飯縄山。

因みに北信五岳(戸隠.飯縄.黒姫.妙高.斑尾)を全て望めるゲレンデは戸隠だけ。
個人的には「斑尾out、高妻in」です。

P1060661
瑪瑙山より北方の眺望。
手前の霊仙寺山越しに望めるのはナウマン野尻湖、左奥には鍋倉山。
そして湖面より右に伸びる頂が北信五岳の一、斑尾山。
更に右端奥に薄ら望めるのが守門岳。
守門岳って、晴れてると石打やかぐらからも見えるんですよね。

P1060664
三たび瑪瑙山。
西日に影を落とす北アルプスの山々。
白馬連峰を覆っていた雲もすっかり引いてくれました。

P1060665
戸隠西岳越しに、白馬三山。

P1060667
天狗尾根から大下り、不帰キレを経て唐松岳。

P1060673_20210212161001
お仙水より望む、黒姫山~頚城山塊~高妻のパノラマ。
15時になってやっと黒姫山の笠雲も切れました。

P1060675
黒姫山と背後に妙高山。
成層火山特有の円錐状頂と左右に拡がる山裾は「信濃富士」の名に相応しく。

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真白に冠雪した火打山、左に焼山。

P1060677
クール&ビューティー、高妻。
ホント、惚れ惚れするソリッドな山容。

P1060688
お仙水。
黒姫山~頚城三山の眺望はこのコースからのアングルがベスト。
写真撮るだけに入った様なものです。

P1060696
16:00、紫昏に染まる北アルプスの山々。
あーあ、今日も残り30分かぁ…。
この日は午後に入ってチャンピオン/アドベンチャーが想定以上にコース荒れ進行。
13時以降、殆ど瑪瑙エリアで回してました。

P1060697
しゃくなげトップより、黒姫/妙高の雁行。
カルデラ外輪山の揃い踏み。

P1060701
怪無山頂より望む、黒姫/妙高の雁行。
こっちからの方が両峰の山容が解り易いですね。

今回の山フォトは、最後まで御機嫌斜めだった黒姫ちゃんで〆ました。

P1060698
戸隠神社.奥社越水宮。
折からの豪雪で社殿が倒壊埋没、現在ご覧の様に仮宮が建てられています。
…てな訳は無く、コレはキッズパークの雪遊び施設「忍者スロープ」のゲート。
因みに御時世柄(?)か、茅の輪も設けられていました。

と、こんな感じの戸隠滑走記.前後篇。
後篇は殆ど山フォト集だけになっちゃいましたとさ。
おしまい。

 

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2021.02.03

●2020/21.十七滑目「びわ湖バレイ」前篇

えー、先月1月25日は例に由ってのスキスキ「スキーライフ」。
只、何時もと違うのは向かったゲレンデ。
湯沢でも白馬でも水上.沼田でも戸隠でもありません。
「緊Q事態」に伴うお上のスカポンタンな施策のとばっちり。
やる事無いので1月22日より帰京、実家に寄生生活している私めのなのでした。

そんなイレギュラーが災い(幸い?)して、この日は関西圏でのゲレンデチョイス。
私め東下前は学生時分以来、四半世紀を超える「27年振り」の来訪。
お久しブリブリの「びわ湖バレイ」で御座います。

P10601
7:40、志賀駅とーちゃく。
この駅下りるのも27年振り、昔と何~んにも変わってません。
バスの出発には未だ時間があるので、時間潰しがてら物見「游」山。

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琵琶湖の御来光を眺めに湖畔へ。

P1060137
「淡海は広い~な 大き~いな~♪」
因みに志賀駅は蓬莱/近江舞子と並んで琵琶湖に一番近い駅、2分歩くと湖畔です。

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志賀駅より望む、蓬莱山/びわ湖バレイ。
山頂には雲が掛かってますが、まぁあれ位なら直ぐ引くでしょう。

8:15の江若バスに乗ってゲレンデ(の下)に向かいます。

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8:25、27年振りの「びわ湖バレイ」。
昔の面影は微塵も無し、すっかり近代的な駅舎に生まれ変わっています。
つーか、私めが訪れてた頃はロープウェイじゃ無くゴンドラ(しかも古い)でした。

因みにココ、関西では略して「びわバレ」と呼ばれてます。

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ロープウェイ営業開始時刻には100人程の乗車行列。
それでも流石121人乗りの大型ロープウェイ、第一便に乗り込めました。

P1060150
ロープウェイより眺むロープウェイ。
全長1783m/高低差782.23m/秒速12m/乗車定員121名、と最新式のスペック。
360度クリアガラスなのも展望が利いてポイント高いです。
因みに山麓から山頂迄は約5分、早っ。

P1060154
8:45、山頂とーちゃく。
ロープウェイ山頂駅は、そのまま打見山の山頂。
でもって27年振りなのに「全然久し振りと云う気が致しません」。
その理由はグリーンシーズン(トレラン)で何度も訪れているからでして。

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山頂右手には南比良~北比良へと延びる縦走路パノラマ。
最奥に座するのは比良山地の盟主、武奈ヶ岳。

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一本目はジャイアントから。
打見山から汁谷へ下りるコース、比良山地縦走の登山路でもあります。

P1060157
二本目は打見ゲレンデから、

P1060158
アルペンコースに入ります。
「ぱっ」と見、ビューティフル♥なグルームピステン。
しかしその実「カチンコチン」な氷のコーデュロイです。

只でさえ稜線上で比良颪の強風が吹き付けるゲレンデ立地。
その上直近の3日間は雨に叩かれ、放射冷却ですっかり氷化しています。
緩斜面過ぎてバーンの表面を舐めるだけの滑りではエッジも入らず、ストライプ模様が「カガガ…」と滑走ノイズの発生源となっていました。
うーん、何だか洗濯板の上を滑ってるみたい…。

2本回して丁度ホーライペアの営業開始時刻。
ホーライゲレンデに向かいました。

P1060161
9:00、ホーライペア乗車。
リフトより見返る打見山と打見ゲレンデ。
隣のホーライクワッドは知らない間に破棄されていました。

P1060162
近江八景「比良暮雪」
左に白く冠雪した頂が武奈ヶ岳、右手前に重なるのがコヤマノ山。
手前稜線の平な頂が比良岳、中央のピラミダルな頂が烏谷山、鞍部を経て堂満岳。
右手の穏やかな山容は釈迦岳、最奥の小っちゃいのがヤケオ山とヤケ山。

踏んだ事の有る山ばかりだと、山座同定が楽で助かります。

P1060163
北東彼方に佇むのはイブキマイカグラ。
折々に  伊吹を見てや  冬籠(芭蕉)
山腹にあった「伊吹山スキー場」が閉鎖され、早や10年が経過。
まぁ真裏の「グランスノー奥伊吹」が頑張ってるから良しとしますか。

P1060165
ではランディング。
あれ?、ホーライだけソフトタッチなザラメピステン。
びわバレの看板コースだけあって、大量に人工雪撒いてるみたいです。

P1060166
但し滑り甲斐はビミョー。
公式では「中級コース」とありますが、殆ど「初級コース」みたいな緩スロープ。
数か所あるクニックで、スピードもあんまり乗りません。
まぁ此処の「売り」はコースの面白味じゃ無いからイイんですけど。

「びわバレ」ホーライゲレンデ、最大のSelling pointは、

P1060167
国内ゲレンデで唯一無二のロケーション、

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眼下に広大な琵琶湖を見下ろしてのSKIING!!

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見渡す限り「淡海原」と「天ノ原」のパノラマっ♥

「田沢湖」「猪苗代」「旧青木湖」「かぐら田代湖」etc…。
湖を展望出来るゲレンデは幾つかありますが、其等とはスケールが段違い。
何たって眼下に広がるのはの日本一の湖面積を誇る琵琶湖。
そりゃもうレベルが「別格総本山」なスーパーレイクビューなのです♪。

逆に云うと晴れてない日のびわバレは「殆ど魅力ありません…」。

P1060176
9:50、ホーライを6本回してジャイアントへ。
高速リフトで単体回し出来るコースとしては、此処が一番まとも(マシ)。
つーかデチャタブルはジャイアントクワッドしかありません。

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ジャイアントコース上部より、琵琶湖越しに奥伊吹~両白山地を眺む。
眼下には湖西汀線と近江舞子.内湖が望めます。

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北東には「神ノ宿リシ山」伊吹山。
その左奥には御嶽山も薄ら望めます。

でもって「伊吹山」と云ったら、やっぱり51番.実方朝臣。
詞書  女に初めて遣はしける
かくとだに えやは伊吹の さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
百人一首の一、藤原実方が清少納言に送ったとされる恋歌。
但し技巧使い過ぎで殆ど暗号解読、現代語への直訳は不可能です。

あと、こんなのもあります。
枕草子 第302段 「まことにや、やがては下る」と言ひたる人に、
思ひだに かからぬ山の させも草  たれか伊吹の 里は告げしぞ
清女が想い人に送った惜別(怨嗟)の歌。
時系列からして実方陸奥下向の際の返歌ではありません。
にしても二段階右折挟んで、何か実方に含みを感じさせる歌です。

P1060180
伊吹山に次ぐ滋賀県第2の高峰(1317m)、金糞岳。
美し過ぎる名称からか、詠われた詩歌は古来より御座いません。

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越美山地の最高峰、能郷白山(左)と前山(右)。
右端の金糞岳には雲が掛かっちいました。

P1060181
日本三霊山の一、白山。
左より四塚山/七倉山~白山大汝峰/最高峰の白山御前峰、鞍部を経て別山/三ノ峰。
「白山五峰」のうち4つの頂がクリアに見晴らせました。

紫式部集72  水うみにて、伊吹の山の雪いと白く見ゆるを
名に高き 越の白山 ゆきなれて 伊吹の嶽を なにとこそ見ね
白山(2702m)の冠雪美を称えつつ、強烈に伊吹山(1377m)をディスってます。
晩年は「否定姫」全開の頃の作、底意地の悪さが窺える歌です。

と、「ヤマコレ」だか「ウタコレ」だか「滑走記」だか、訳解んないエントリー。
後篇に続きます。

 

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2021.01.28

●2020/21.十五滑目「八方尾根」前篇

えー、もう一週間前の話に成増が…。
先週1/20~22は第二次白馬遠征、二日目/三日目のスキー場は八方尾根です。
「白馬の盟主」にて「スキーヤーの聖地」の名に恥じぬビックスケールのゲレンデ。
しかしコース面積が広過ぎるのも却って「仇」、索道動線やコース整備の面では困った事も多かったりするものでして。

そんな訳で1月21日滑走記.前篇になりまする。

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7:45、ゴンドラ乗り場到着。
この日はモルゲンロート狙いで7時過ぎまで白馬大橋で「張り込み」。
何時もより少し遅れてのゲレンデインとなりました。

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それでも前から10番目位。
ハイシーズン中の晴天日、通時なら30~40人の朝イチ行列となっている時間帯。
此処八方も「腐れ伝染病」の影響で、例年比半分程度の客足減となっています。
(しかもスタッフに缶栓車が数名出ちゃいましたしね…)

因みに私めと八方は学生時代の住み込みバイトがその初縁。
以来30年近いお付き合い、人生の中で二番目にヘヴィユーズなゲレンデです。

しかし昨季は記録的な暖冬小雪で、たてっこ/セントラルが殆ど滑走不可の状態。
個人的にはこの2コースが使えないと、さしもの八方も魅力半減です。
「だったらフルオープンのお隣(五竜47)の方がイイや」
てな理由で昨シーズンは一度も八方尾根には訪れず終い。
因みにその前の冬は社会復帰準備(失笑)の為に「禁.スキー」のワンシーズンでした。

と云う訳で2018年3月以来となる八方来訪。
3シーズン振りのアクティビティ、スタートです。

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8:00、アクティビティスタート。
「突き抜ける」…つーか「吸い込まれる」様な青空、狙い通りの超ピーカンです。
煌く白銀と蒼天のツートンカラーは、冬山最強のコントラスト。
あと霧氷群が満開だったら、云う事無しでした。

それではゴンドラの車窓より望む、現状八方の営業状況リポート。
(但し1/25以降は更に変更掛かっています)

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白樺は下山路扱い。
唯一の稼働リフト、第1ペアは頃中縮小営業の為運休。
ココをトップから滑るにはセントラル降りてこないといけません。
うーん、こんな美しいピステバーンが殆ど使えないのは勿体無い。

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セントラルは不整地/ナチュラルバーン化。
あとたてっこも圧雪エリアから除外、国際(オリンピックⅠ)に至っては閉鎖です。

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リーゼンは通常営業。
でも以前に比べると1/3は痩せてるなぁ…。

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パノラマも国3が運休。
動線上、パノラマペアとの選択でこっちが営業休止。
ココが動いて無いのは何気に痛い(特に午後)…。

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8:15「let's do this !!!」
3シーズン振りの「朝イチリーゼン♥」は極上のバーンコンディション。
程良い硬さのピステンに上質雪のコンタクト&グリップ、そして板の走り。
「ヴォォン」とコーデュロイストライプを切り裂く足裏感覚がエクスタシィ。
もー、堪んなく官能的でした♪。

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2本目。
「happy hour」ならぬ「happo hour」♡。
至高のオープニングタイムは、当然リーゼンクワッド回し。

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左手には五龍と鹿島槍の頂も望めます。

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3本目。
「ヤバい、ヤバい、ヤバい程楽しすぎるっ♥」
中斜面主体のワイドバーン、そして約2.1㎞のロングコース。
スタートからの数本はゲストも少なく、高速ロングで回すには絶好のシチュエーション。
リーゼンの一番美味しい「朝イチタイム」を堪能しまくった30分でした。

やっぱりコレがあるから、八方は止められないのです。

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8:55、続いてパノラマ。

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「ウッヒャー♪♪」
パノラマは9時になってもコーデュロイ「タダ残り」。
誰かココにクワッド一本架けてくれっ、てな感じ♥。

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その勢いのままたてっこへ。
荒れた不整地ですが雪が良いので意外と攻め易い。
因みに馬止め以降はキレーにピステン入ってました。

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ゴンドラからリーゼン、もう2本回して、

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9:30、アルペンクワッドへ。
兎平はまだ「子ウサギ」の状態、因みに八方の兎は肉食(笑)です。

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アルペンクワッドより、右手に望む白馬三山。
縦目で撮る白馬三山の構図はこのアングルがお気に入り。

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しかし上部は「以外と風が立ってます」。
荒ぶ地吹雪がピステの表雪を根こそぎ巻き上げていきました。
風の強さは雪面見るとお解りでしょうか。

P1050755
強風に叩かれ/表雪の飛ばされた整地兎は、ガリガリくん一歩手前。
下地雪が良いのでグリップは利いてくれますが、可也の高速バーン状態です。

外足の雪面タッチが疎かになる片斜面構成、前半はスキッド多様のコントロール滑。
斜度の緩む後半部からカービングで回しました。

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10:20、まぁこれ以上風は強くならないと思いますが…。
しかしこんなドピーカンの山景日和、グラードが止まったら泣くに名木山です。

そんな訳で早めにグラード乗車、「山を愛で」にゲレンデトップへ。

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グラードクワッドより背後に佇むのは四阿山(左)と浅間山(右)。
眼下を流れているのは北城と神城の境界川、GWの鯉幟で知られる平川。
因みに読み方は何故か「ほくじょう」と「かみしろ」です。

で、これからがスーパーなパノラマタイム。

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コレで、

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コレで、

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コレで、

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コレですよっ!!!。

うーん、全部PCの壁紙にしたい位♥(一部してます)。
この「圧巻」「壮大」なパノラマ風景にはスキーを止めて暫しの山ウォッチング。
以下、リーゼングラードからの「ヤマコレ」集になります。

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北正面には左より海谷山塊を伝い雨飾山、稜線鞍部の奥に昼闇山。

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焼山から天狗原山を挟み一際冠雪の美しい火打山の頚城三山.二峰。

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火打山より天狗の庭を経た小ピークが黒沢岳。
中央にはカルデラ外輪山と溶岩ドームの威容を誇る頚城山塊の盟主、妙高山。

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頚城山塊から戸隠連峰へ。
妙高山の右側に一際高く聳えるのは戸隠連峰北端の乙妻山と秀峰.高妻山。
因みにに飯綱側から見る高妻はシャープなピラミダル△山容。
白馬側から見ると御覧の様に台形状です。

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高妻山から鞍部の五地蔵山を経て、険峻絶壁の戸隠屏風。
戸隠山.本院岳.西岳と連なる表山/西山険峻群。

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飯綱山とその支峰群。
左から高デッキ山~霊仙霊寺山を経て、中央に飯縄山北峰と南峰。
手前の瑪瑙山山麓に広がるのが戸隠スキー場。
右手前の三角錐形頂が戸隠連峰最南端の一夜山です。

P1050762
グラードクワッドより望む、五龍と鹿島槍。

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五龍岳.近景。
荘厳にて無骨、それでいて気品を感じさせる白馬連峰の雄。
山頂からG2を経て白岳に至る稜線がクリアに見晴らせまました。

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鹿島槍.近景。
優美さと険峻さを併せ持った双耳峰。
北峰直下の鞍部に連なる岩稜帯は、難所「八峰キレット」。

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最後は白馬三山.雁行図。
左より白馬鑓ヶ岳.杓子岳.白馬岳。
後立山の名山群がこんな間近で望めるゲレンデは八方尾根だけです。

いゃあ、

今日はホントに、

Superbな山景日和だ事♥。

ゲレンデ営業開始から此処まで未だ2時間半。
しかしこの時点で「今日一日分のモトは取った」てな感じのモーニングタイムでした。
つっても、勿論この後も「ガッツリ」滑るんですけどね。
と云う訳で滑走記.後篇に続きます。

 

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2021.01.27

●2020/21.十五滑目「八方尾根」イントロダクション

えー、先週は第二次白馬遠征二日目、1月21日の朝。
目覚ましが鳴ったのは5時50分。外は未だ漆黒の闇に包まれておりまする。
リフト営業開始迄まだ2時間以上、幾ら何でもゲレンデインにはチト早い…。

この日の白馬は早朝から終日快晴☀の天気予報。
若しかすると「アレ」が見られるかも知れないので、滑りの前の「山見遊山」。
アップジョグの序でがてら、カメラ片手に夜明け前の細野を駆け出すのでした。

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6:15、宿を出て八方口へ。
冷え込み具合はマイナ6~7℃くらい、「アレ」には少し気温高いかな…。

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薄闇の空に白く浮かび上がる白馬三山。
八方口を左折、サクサク走ります。

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岩岳方面に右折、防風林の樹林帯を過ぎると目的地。

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6:30、白馬大橋とーちゃく。
数有る白馬連峰のビュースポットの中でも一番人気の場所。
メディアでも数多紹介されているので、説明の必要も無いでしょう。
白馬村中心部から徒歩圏内で行けるロケーションもポイント高いです。
個人的にも「蕨平橋」と並ぶ、お気に入りの展望ポイントでして。

そんな訳でこの朝の目的は、朝陽に焼ける深紅の白馬三山。
「モルゲンロート」を狙っての早起きなのでした。

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橋上には7~8名のカメラマンさんが待機。
スノーナビさんによるとこの日(1/21)が今年初めてとなる「朝晴れの日」。
流石に皆さん狙っておられますね。

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橋の下にもカメラマン。
足元から防水防寒装備も万全、川沿いに三脚立てておられます。

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トワイライトの空に浮かび上がる、白馬三山と八方尾根。

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同、八方尾根と五龍岳。

10_20210123101201
カメラマンの皆さんはチラチラと背後を気にされてます。
山の端より陽光が漏れ出す頃が絶好のモルゲンタイム。
朝焼けピークの時間は、早いと数分で終わってしまいますからね。

12_20210123101301 
橋下のカメラマンも増えてきました。
先に来た人はベストポジション、後から来た人はラッセル泥棒。

11_20210123101201
空はすっかり白んで来ました。
さーてボチボチ始まるかな? ワクワク((o(゙ε゙)o))ウズウズ。

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小蓮華山。
穏やかな日射しを受け、

P1050705
白馬岳。
白妙を湛えた山膚は、

P1050706
白馬鑓ヶ岳と杓子岳。
少しづつ赤味を増してきましたが、

P1050707
天狗ノ頭~天狗尾根。
今朝はこれが精一杯…。

P1050708
五龍岳。
残念ながらモルゲンタイム終了。

P1050713
7:05、この日の朝焼けはこれがピーク。
白雪にほんの少し鴇を足した薄桜色。
「深紅のアルペングリューエン」とは参りませんでした。

時期的に少し早かったのと、朝の気温が余り下がらなかったのが理由でしょう。
当たった時はコレ位↓に染まるんですけどね。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/02/201516-2ccd.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/02/201516-d8ad.html

P1050711
で、この50分後はあそこで朝イチ滑ってる訳です。
幾ら冷え込み大人し目(白馬としては)と云っても、-7℃の中を30分以上の立ちん坊。
気付くと身体の芯まですっかり冷え切っておりました。
うーん、あんまり「ウォームアップ」にはなりませんでしたね。

本チャンの滑走記につづく。

 

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2020.03.18

●2019/20.十八滑目アウトロダクション「地蔵詣」

えー、今週は「第四次白馬遠征」でしたが、まだ先週の「第三次白馬遠征」のお話。
エントリーの更新スピードが滑走回数に全然追い付いておりません。

3月9日は初夏を思わせるピーカン快晴、絶好の山景日和。
そしてこんな日は絶好のお地蔵さん日和です。
と云う訳でゲレンデクローズ20分前、遅蒔き乍ら五竜の道祖神へ御挨拶。
今シーズン初となる「地蔵詣」へ向かったのでした。

P3090156
16:10、アル4乗って地蔵の肩へ。
この時間になるとグランプリの一枚バーンも全て日陰に入ります。
ただ気温が下がり切らない温暖な天候が幸い、鬼クラスト化は避けられました。

P3090159
法政小屋。
夕暮れ刻になっても八ヶ岳~美ヶ原~南アルプスの稜線が望めます。

P3090160
アル4下車、此処からアシで上ります。
8時間滑りっ放しの中でも、この日一番疲れたアクティビティ(笑)。
スキーブーツで「ズボズボ」ツボ足行軍。
しかも緩々の雪なのでラッセル泥棒しても沈む沈む...。

因みに地蔵ノ頭へは、アル4降り場から最短直線距離を取ると結構な急斜面。
小遠見側から左手を軽くトラバースした方が大分楽に上れます。
因みに距離的に最短なのはアル1からの直登路ですが「一番急」で「一番疲れる」。
そんな訳で「急がば回れ」の典型なのでした。

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16:15、地蔵ノ頭、とーちゃく。
日中は多くの地蔵詣ゲストで賑わっていましたが、この時間は流石に誰もいません。
恐らく私めが最後の参拝客、あとはゲレンデクローズ後にパトさんが巡視に来られるだけです。

P3090165
「ケルンの窓」より覗き見る、額縁白馬三山。
個人的に好きなフォトアングル。

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後ろ回って「額縁八ヶ岳」。

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西日を背に受け、紫影の覆う五龍岳と唐松岳。

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五龍近景。

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白馬三山近景。

P3090173
地蔵より北方を望む。
白馬連峰~頚城/戸隠/飯綱連峰のワイドパノラマ。

P3090172
同、東方を望む。
頚城/戸隠/飯綱~志賀高原~四阿山~浅間山~八ヶ岳~美ヶ原のワイドパノラマ。

P3090176
頚城山塊の西端にて、標高以上の人気と存在感を示す雨飾山。
稜線左の奥向こうには鋸岳~鬼ノ面山~頚城駒ヶ岳と連なる海谷山塊。
右奥には登山路を有しない海谷渓谷の秘境、昼闇山。

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頚城三山の二峰、左より焼山と火打山。
天狗原山を前衛に、今でも活発に火山活動を繰り返す焼山。
嫋やかな稜線で雪付きが良く、白妙の美しい山容を誇る火打山。

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左に黒沢岳を従え、頚城の盟主.妙高山。
中央火口丘の溶岩ドームが最高峰の南峰。
三日月型に取り巻くカルデラの外輪山西側が三田原山。

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乙妻.高妻山から稜線を下り五地蔵山、右手に戸隠連峰の盟主戸隠山。
前衛には小谷三山の黒鼻山。

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険峻絶壁の連なる戸隠屏風。
左が戸隠山を主とする表山群、中央が本院岳~西岳~弁慶岳と続くバリルート。
右手のこんもりとした小山が戸隠連峰南端の一夜山。

P3090186
戸隠とは山容一変、穏やかな山並みの飯綱連峰。
左の高デッキ山から奥の稜線は霊仙寺山、手前に瑪瑙山と戸隠スキー場。
左に主峰の飯縄北峰と南峰、その右奥には苗場山が覗けます。
飯縄山の裏側南斜面には飯綱高原スキー場がありますが、今シーズン限りで閉鎖。

P3090188
飯綱の右奥には志賀高原の山々。
ヤケビ~岩菅山~横手山と連なる志賀高原の稜線。

流石に夕刻のこの時間、南東の眺望は春靄で少し霞んでしまいました。
そんな訳であまり良い写真が撮れず、草津白根/四阿/浅間山以南は割愛。

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遠見尾根、そして地蔵ケルンに沈む3月9日。

P3090201
さて、下りますか。
地蔵ノ頭はグランプリのトップから僅か60m程の標高差、しかし眼下に広がるパノラマ風景はより雄大に感じます。
特に戸隠や飯綱を「見下ろす」感が全然違うのでして。
(実際には向こうの方が高いんですけどね)

と、こんな感じの「地蔵詣」。
因みにお地蔵さんにお願いした事は1つでした。
「来年の冬はマトモに雪⛄、降らせて下さいっ(切実)...」
今シーズンに関しては「もう諦めてます⤵...」
おしまい。

 

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2020.03.15

●2019/20.十八滑目「五竜&47」後篇

えー、先週は第三次白馬遠征、3/9の滑走記.続篇。
初日は初夏を思わせるドピーカンの晴天☀に恵まれた(苛まれた?)一日。
クラウドビューの絶景広がる朝イチグランプリを堪能した後は47へ移動。
妖怪が現れた正午過ぎに再びアルプス平に戻りました。

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12:10、LineEにて
五龍岳から白岳~最低鞍部~大黒岳~牛首を経て唐松岳と続く縦走路。
無雪期のTTは健脚者なら約2時間。

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武田菱からG2/G0を経て白岳、白岳から遠見尾根へ。
白妙を湛えたソリッドな稜線カーヴが美しい。

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パノラマコースより、眼前に広がるのは規格外のワイドパノラマ♪。
この日は日中12℃を超える高温となりましたが、それでも湿度は低くカラッとした暑さ。
北東~東南のスーパービューは終日クリアな見晴らしを保ってくれました。

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左より海谷山塊を伝い最初の頂が雨飾山、稜線鞍部の奥に昼闇山。
右手には焼山と一際冠雪の美しい火打山の頚城三山.二峰。

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火打山より天狗の庭を経て小ピークが黒沢岳。
中央にはカルデラ外輪山と溶岩ドームの威容を誇る頚城山塊の盟主、妙高山。
右手に一際高く聳えるのは戸隠連峰北端の乙妻山と秀峰.高妻山

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高妻山から鞍部の五地蔵山を経て、険峻絶壁の戸隠屏風.表山と西岳群。
下がって中央の三角錐小山が戸隠連峰最南端の一夜山。
右奥には高デッキ山~霊仙寺山~飯縄北峰~南峰、穏やかな山容の飯綱連峰。
写真では解りにくいですが、一夜山の遙か彼方には苗場山も望めました。

P3090116
戸隠/飯綱の南側には長野の里山、荒倉山~新倉山~虫倉山の西山群。
奥には焼額山~岩茸山~東館山~横手山と続く志賀高原。
右には草津白根山の雄姿も望めます。

P3090120
説明不要、白馬方面から望める東方ランドマークの二峰。
左に四阿山/菅平高原、右に浅間山の上信国境名山。

ホントに今日は「superb」な山景日和だ事♥。

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12:20、3時間振りにグランプリに戻ってくるも...。
此処にも「妖怪イタツカミー」跋扈...。
「沈む」「抜けない」「走らない」「止まる」、序でに「クソ暑い」の五重苦。
ゲレンデトップでコレですから、ダイナミック~とおみの状況は推して知るべし...。

P3090126 
とおみゲレンデは...(お察し下さい)。
こーなるとオンピステ(ナチュラルバーン)は午後の日陰化を待つしか無し。
予定より少し早めですが、コブ遊びに入る事と致しました。

P3090128
13:05、板チェンジ。
WCプレート履いたSRCから5年前のノーマルSRCへ。
メタルの張り具合も良い按配にヘタっており、春コブの主戦板にしています。

ウェアもミドラーの軽装に着替え、今シーズン初の「春コブ祭り」開始。
どーせ明日は100%雨予報、今日で体力使い切っちゃってもイイや。

P3090134
先ずは足慣らしでテクニカルから、

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アル3線下のコブラインを攻めてみます。
テクニカルのコブは序盤/ピッチの狭い忙しコブ、斜度の緩む中盤以降は受けコブ。
線下のコブはやや間延びも程良い間隔と掘れ具合、コブ初めには丁度良い難度でした。

足慣らしを終え、チャンピオンに向かいます。

P3090136
1345、今季初のチャンピオンエキスパート。
序盤の緩斜パートからやや左にヘアピン、一段折れて急斜パートへ。

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雪が緩んで意外とアタックし易いコンディション。
最大傾斜部は受けコブも無く、コブの凹凸自体も浅いです。
「コブ攻め初日にしてはソコソコ攻めれて楽しい♪」。

P3090138
ただ、コースコンデションがコレです...。
中盤以降は殆どのコブ溝凹が雪不足で地表露出。
特に大きいコブ頭だと、上から向こう(溝部)が見えないので怖い...。

流石にこの状況でエキスパート回しは躊躇われ、2本回して断念。
ライン自体は攻め易いコブだったので残念でした。

P3090140
14:10、やっと昼食タイム。
ゲレンデボトムの気温はMAX14℃、「春スキー」を通り越して「GWスキー」の陽気。
とおみゲレンデの融雪も最大船速で進んでいます。
果たして3末まで雪、持つのかしら...。

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14:50、戦線復帰。
この時間になると陽射しも弱くなり、気温もやや低下。
妖怪は姿を消し、スキーの走るコンデションとなってきました。

こーなってくれればコブ遊びはお終い。
主戦板に乗り換えて「アフタヌーングランプリ」午後の大回りタイム.スタート。

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コース荒れもマシな方、全然ロングで回せます。
融雪の進んだザラメ層は冷え込みで「カリッ」と軽くパックされているも、ポジショニングと角付け~荷重をしっかりしていれば蹴散らしていけるレベル。
何より滑走者が少ないのでライン取り放題、安全マージン取る必要もありません。
中央から入ってやや小谷側へ移動、再び中央に戻るコース取りがベストでした。

P3090149
15:40、ボチボチ日陰に入ってきました。
幾ら暖かいとは云え、次第にクラスト化進行。
バーンの難度は次第に上がり、下肢と広背筋の疲労も蓄積してきました。

P3090150
うーん、滑走の雪煙が全く上がって無い...。
皆さん「止まってるか」「座ってるか」のどちらかです。
16時前まではコースの上半分が未だ日向、何とかロングで回せました。

P3090152
16:00、日が「暮れ」そして途方に「暮れる」人々。
無理しないでゴンドラ下山しましょうね。

最後はアル4乗って地蔵詣、ラス1のアル3乗って〆と致しました。

P3090204
16:30、撤収。
いゃあ、今日もガッツリ楽しかった♥
しかし「コブ遊び」の後に、タイトなコンデションでの「午後グランプリ回し」。
下山後とおみを回す体力は残っておらず、このままアクティビティ終了と致しました。

と、こんな感じの3月9日.五竜滑走記。
翌日は天気予報通り、終日の雨中滑走☂となるのでした。
おしまいのつづく。

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2019.05.14

●2018/19.四滑目「月山」

えー、今年のGWは月山にて短期山籠もり。
入山五日目、5月4日の滑走記で御座います。

連休後半の月山は天気予報通りの「THE DAY」続き。
特に5/4と5/5は「couldn't be better」てな五月晴れ、初夏を思わせる好天に恵まれました。

Img_2733
10:30、アクティビティスタート♪。
ペアリフトより見返る月山湖と朝日連峰。
しかしこの絶景もまだまだ「序の口」「露払い」だったり致します。

Img_2738
この日の月山は文字通り「雲一つ無い」紺碧の青空。
うおぉっ、何てスーパーな滑走日和っ!、そして山景日和っ!!。

Img_2744
上駅から大斜面ミドルに向かうトラバース路。
今年はGWになっても未だ走路の薄いトラバース路、しかも少し上り基調になってます。

Img_2746
トラバース路から沢に下りる斜面にはコブラインが3本出来上がり。
ココのコブは難度が低いのでスクールには持って来い。

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一本目はトラバース路使って大斜面中腹部へ。
残雪を湛えた朝日連峰のパノラマを横目にしつつ…「漕ぎます」。

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大斜面のミドル~ボトムにて一写。
ゲレンデ空いているとは云え流石にゴールデンウィーク後半。
ボトム部では荒れとザク雪化が目立つ様になって参りました。

Img_2760
二本目はTバー使って姥ヶ岳へ。
この日は観光Tバー大人気、15分の乗線待ち。
「初Tバー」ですっ転ぶゲストも続出、鶴さん大忙しでした。

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白銀と青空の「雪山最強ツートン」。
このままエナメル彩の天空に吸い込まれていきそうです。

Img_2764
右手には霊峰月山、そして担ぎ上げする人。
BCにもお誂え向きの快晴、牛首へハイクアップするゲストも多く見られました。

Img_2766
トラバースして小原Tバーに乗り換え。
こんな絶好のパノラマ日和は、やっぱり姥に行かなくっちゃ。

Img_2769
小原Tバー降り場から5分程ハイクアップすると姥ヶ岳。
なだらかな緩斜面なので、姥沢から下駅に上るのより全然楽です。
積雪量が多いので山名標もまだ雪の下。

姥の頂には「遠クニ浩々ト」「近クハ荘厳二」。
360℃全方位に広がるスーパーパノラマが広がっているのでした。

Img_2778
右手には指呼の先に牛首、そして月山。

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背後の朝日連峰もより雄大に。
左より御影森山/小朝日岳/大朝日岳/西朝日岳の主峰群。

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朝日連峰の南西奥には飯豊/吾妻/の国境稜線連峰、そして磐梯山までもが微かに望めました。

Img_2771_1
ZAOの稜線もくっきりと望めます。
刈田岳/熊野岳を中核とする蔵王連峰主稜群。
そして二口山塊~船形連峰~鬼首~栗駒と連なる宮城山形国境山群。

うぉぉっ、

何て桁外れな、

ビッグスケールパノラマ♥。

Img_2772_1
そして庄内方面、北東の彼方には、

Img_2772
天空に佇む冠雪の頂。

Img_2775
鳥海山♪
この日の鳥海はシーズンでも五指に入る、美しい佇まい。
まるで蜃気楼の中に浮かんでいるかの様、神々しく幻想的な山姿でした。

Img_2777
庄内平野と日本海の見晴らしも見事。

Img_2778_1
姥山頂はスノーマッドと山屋さんで大賑わい。
湿度も低く山景眺望には持って来いの日、皆さんバシャバシャ📷撮っておられます。

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湯殿側のベンチも絶好のビュースポット。

 Img_2779 
左手には出羽三山の一、湯殿山。

Img_2781
右手には薬師岳と仙人岳。

Img_2788
1670.1m、三等三角点より望む以東岳。
木道の突き当りにある三角点、去年からお気に入りのレスト&ビューポイントです。

「AWESOME!!」

「AMAZING!!」


「FANTASTIC!!」


そんな言葉を幾つ並べても表現し切れない「SUPER VIEW」。
月山のビックスケールを「これでもかっ」てな位に堪能しました。

Img_2799
「I'm on cloud nine!」
朝日の山々を眺めつつ、まるで西川町.月山湖に滑り下りていく様なシチュエーション。
これより至福のロングラン下山、大斜面大回りタイム.スタートです。

Img_2800
この日の大斜面も「ゼッコーチョー♥」
小原Tバー付近からミドル部まではアクセスの面倒な事が幸い、殆んど荒れのないフラットフィールド。
ターンコントロールも自在で「落差」「横幅」取った大回りがビシバシと決まりました。
「ウヒョー、チョー気持ちイイィィィっ(黄色い声♪♪♪)」

以後ペア→Tバー乗り継いでの大斜面回し、∞ループ。
ハッピーアワーは瞬く間に過ぎ、@云う間に3時間経過です。
夕方からは助っ人オシゴトがあるので、後ろ髪引かれつつの撤収となりました。

嗚呼、この日は本当に楽しかったなぁ…。

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