2016.12.03

●「虹の都」へ

えー、昨日ログの続きみたいなものです。

一昨日はちょいとした所用が有り、初めて「蒲田駅」を利用致しました。
まぁ縁も所縁も無い街にて、同地に就いて知っている事柄なんてのは二つのみ。
一つは箱根駅伝の1区/10区名物、走者を阻む「京急蒲田の踏切」があった事。
もう一つは舞台や映画として有名な、「蒲田行進曲」の舞台となった事、位です。

今回、京急蒲田方面に用事は無く「踏切跡地」には行きませんでしたが、JR蒲田駅では「蒲田行進曲」の主題歌が発着メロディに使われており、映画のワンシーンを思い出したりしたものでした。

虹の都 光の港 キネマの天地
花の姿 春の匂い あふるるところ
カメラの眼に映る かりそめの恋にさえ
青春もゆる 生命はおどる
キネマの天地~♪

でも、私めの様な「バブル世代」で「スキーマッド」の輩からすると。
「虹の都」と云って思い出すのは…、

やっぱりコレですよね↓。

・「虹の都へ」高野寛 (1989/90.MIZUNO CMソング)
「ロマンスの神様」と並ぶ、バブル期スキーミュージックの鉄板ツートップ。
うーん、懐かしいやらトシを取ったのを実感するやら…。

そんな訳で私めの2016/17「スノーシーズンイン」も間も無くです。

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2013.05.14

●「FORCE9」回顧録

えー、昨日は憂国杉の琴。

ネットでスキーギア資料の検索をしていると、エラく懐かしい画像に出会わしました。
それは遡る事21年前、私めの愛用していたスキー&ブーツのポスターです。

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・SALOMON SKI / FORCE9 2S (91/92)

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・SALOMON SKI BOOTS / FORCE9 (91/92)

そんな訳でサロモン「フォース9」シリーズの広告媒体ポスターです。
92/93シーズンに購入した私め「三本目の愛機」&「二足目のブーツ」にて、初めての上級者仕様モデル。
エドガー.グロスピロンや我満嘉治(確かモヒカン小林もだったっけ…?)が使用していた事もあり、結構な人気モデルでした。
当時としてはズバ抜けてオサレなデザイン、加えて「ブーツ/FORCE9 & FORCE7」「ビンディング/FORCE‐977」「ポール/P‐FORCE」に至るアイテムをトータルコーディネートしての販売(うーん、バブル末期…)。
他メーカーと一線を画した統一感あるラインナップは、ユーザーの購買意欲を一層擽ったものです。

「ビンディング」+「リアエントリーブーツ」のメーカーだったサロモンさんが、スキー板の販売を開始したのが1990年の事。
「モノコック」なる斬新な響きのテクノロジーをウリに、オレンジカラーの銘機「S9000 Equipeシリーズ(競技系)」をリリース、瞬く間に好評を博しました。
そして翌年からは新たに「Equipe Demoシリーズ(基礎系)」、「Forceシリーズ(モーグル系)」を加えた3路線にセールスを拡張。
スキー板ブランドとしても不動の位置を築き、現在に至っています。

因みにこのフォースシリーズですが、確か三年目からはデザインを一新。
「スーパーフォース」シリーズへとモデルチェンジしていきました。
ブーツの方もサロモン初のフロントバックル「インテグラル」シリーズ(93/94~)にも継続して販売されていたと覚えています。

…と、懐かしさの余り、押入れからアルバムを引っ張り出し、当時の写真資料が無いかと調べておりますと。

「ありました !!!」。

D
【写真上】SALOMON  FORCE9 2S Pr6 (92/93model)
もう20年以上前、私め大学生時(22歳)のハズカシイ写真。
二代目のフォース9.2Sは、初号機に較べ若干緑掛ったコスメでした。
丁度ナイターを終えた際の一枚で、バックルを解放したF9ブーツが覗いています。

因みにウェアはエレッセのエクストリームモデル、ロケ地は志賀高原。
尚、人前に晒す面でも無いもので、顔は「へのへの絵文字」にしておきました。

D_5【写真左】SUPERFORCE9 2S (95/96model)
次の愛機も見付けたので、おまけでアップしときます。
四台目の板も引き続きサロの「スーパーフォース2S」、懐かしの「PROLINK」が付いてますね。
ブーツはラングのX9エクストリーム、ウェアはフェニックスのマウンテンシリーズ。

因みにロケ地は98/99の五竜とおみ。
この年は「長野五輪イヤー」、同スキー場でワンシーズン仕事しておりました。
尚、上掲同様の理由にて顔は「ホワイトアウト状態」にしときます。

Salomonx3
上は昨々季迄の愛機、「SALOMON/DemoX3(08/09model)」
ディープブルーのベースカラーに、白のブランドロゴと赤のアクセント。
シャープなトップシートデザインは往時の「FORCE9」を彷彿させるもので、正直このコスメも購入動機の一つとなりました。
リリースから22年経った今でも、初期FORCE9は私めにとって「ドンピシャ」好み。
完成形に近いデザインなのです。

と、こんな感じの「ムカシスキー」懐旧録。
話の内容について来れた人は何人いるでしょうかね?。
 

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2013.02.08

●「マスターピース」スキー番外篇⑧

えー、二月も初旬を過ぎ、「2012/13.WINTER」はシーズン真っ只中。
私めの様なスキーマッドの輩にとっては、毎日が「雪曜日」で御座います。
そんな訳での「マスターピース.番外篇」、スキーアイテム特集その⑧になります。

Go_west_cd_2_5・「Pet Shop Boys」のGo West

「何でペット・ショップ・ボーイズとスキー?」。
確かに全く繋がりが無さそうです。
しかし1990年代半ばに「スキー馬鹿になった方」「競技スキーを齧っていた方」なら、将と膝を打たれる筈。
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そう、嘗てフジテレビで放映されていた「FIS.アルペンワールドカップ」のEDに使用されていたのがこの楽曲なのす。
確か93/94年からの使用、数シーズン後(多分…)には「Se A Vida」がOP曲に加わったと覚えています。

クリックひとつで知りたい情報が入手出来る現在と違い、当時はこの番組と「スキージャーナル」「SKIER」等の雑誌だけがW杯の情報源。
録画番組(しかも深夜枠)ではありましたが、「ポーラーショートカット」の向こう側で繰り広げられるスキーサーカスを、夢中になって見ていたものです。

しかもあの頃は「ラ.ボンバ」アルベルト.トンバと「問題児」マーク.ジラルデリを筆頭に、キャラの立ったレーサーが綺羅星の如く活躍、魅力を倍化していました。
懐の深い滑りが印象的な、トーマス.シコーラ。
ノルウェーの生んだ最強のオールラウンダー、チェーティル.アンドレ.オーモット。
セストリエールでヤマハスキーを頂点に導いた、フィン.クリスチャン.ヤーゲ。
ワンシーズンのみ輝いた仇花パウル.アッコーラ。
97志賀で木村の表彰台を阻止したのが恨めしいオーレ.クリスチャン.フルセト。
高速系無敵のターミネーター、ヘルマン.マイヤー
スウェーデン悲運の天才、トーマス.フォグデ。
他にもスタンガッジンガー、エベルハルダー、チュース、グリュニーゲン…、挙げていくとキリがありません。
そして同番組のハイライトと云えば97年のキッツ、木村公初の表彰台ゲット。
深夜にも関わらず、テレビを見ていて大声出して興奮したものでした。
コース後半、片斜面でのクローチング(SLで!)は今でも鮮明に覚えています。

えー、大分脱線しましたが…。
そんな訳で彼らアルペンレーサーの「スーパーラン」ハイライトシーン集を写しつつ、番組エンディングに流れていたのがこの曲。
従い「Go West」はスキーミュージックとして深く脳裏に刷り込まれているのです。
アップがてらに今しがた聴いてみたのですが、矢張り「ウズウズ」「ムラムラ」。
サビが流れると「もう滑りたくなって」仕方ありません。

で、明日も滑りに行って来ます。

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2012.05.11

●続々々々.スキーソング「懐旧録」

えー、先日.先々日.先々々日ログの続きです。

今となっては懐かしさだけが残る「スキーバブル」な頃のCMソング。
スキーな音楽を求めての「YouTube検索の旅」、続々々々篇です。

・「Shy Shy Japanese」東京少年 (1991.Alpen CMソング)
・「スキスキ有頂天国」フェアチャイルド (1992.Alpen CMソング)

アルペンのスキーCMと云えば、如何しても広瀬香美の印象が強いですが「そうそう」、こんなバージョンのもありました。
女優さんが松本典子から田中律子に代わり、おきゃんで活発的な内容にイメチェン。
これはこれでイイ感じの雰囲気です。
因みに上掲動画はアルペンCMのオムニバス集、中盤以降の収録にて。


・「湾岸スキーヤー」山下達郎 (1994.ららぽーとSSAWS CMソング)
・「湾岸スキーヤー」山下達郎 (1995.ららぽーとSSAWS CMソング)

「Spring Summer Autumn Winter in Snow」、略してSSAWSな訳です。
ザウスには94年に一度行きましたが、当時は結構な混雑具合の上「スキー場」と云うより「テーマパーク」的な印象でした。
まぁ、今から思うと一回だけでも滑っといて良かったなと。
因みにこの曲は3年後、「フジテレビの長野オリンピック.テーマソング(by少年隊)」として、再度ブラウン管に流れるのでした。


・「もう一度めぐり会えたら」frasco (1996.SKI NOW 96' OP)


・「この瞬間を抱きしめて」frasco (1996.SKI NOW 96' ED)
「すきぃなぁうぅ~!」オーラス二年のオープニング&エンディングテーマ。
この辺り迄来ると「つい最近」の様な気がしたのですが、それでも16年前…。
多分番組末期の曲なのでそう勘違いしてたのでしょう。
ガマン、ゆかりたん、モヒカン小林…、懐かしいですね。
クリス.ペプラーのナレーションも画像と曲にジャストミートでカック良かったです。
そー云えば八方で住み込みしてた頃「モヒカン小林」は良く見かけたものでした。

と、こんな感じの「ナツカシ」スキーソング回顧録。
調子に乗って5ログを費やしましたが、これにて最後となります。
嗚呼、早く冬にならないかしら…。

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2012.05.10

●続々々.スキーソング「懐旧録」

えー、昨日.一昨日ログの続きにて。

今となっては懐かしさだけが残る「スキーバブル」な頃のCMソング。
「スキーな音楽.YouTube検索の旅」続々々篇、今回は「JR東日本 ski ski」特集です。

・「Choo Choo TRAIN」ZOO (1991/92.JR東日本 ski ski CMソング)
・「YA-YA-YA」ZOO (1992/93.JR東日本 ski ski CMソング)
・「Ding Dong Express」ZOO (1993/94.JR東日本 ski ski CMソング)
・「Angelic Dream」ZOO (1994/95.JR東日本 ski ski CMソング)

「雪男.雪女」のキャッチコピーも懐かしい「JR ski ski」のコマーシャル四年分。
曲&出演はこの頃全盛のZOO、何故スキー場で踊り狂っているのは意味不明ですが、陽気でノリノリのテンションは理屈抜きでスキーに行きたくなるもの。
闇間のアウトフォーカスから現れる、0系新幹線も幻想的で印象に残ってます。

9
・「DEPARTURES」globe (1996.JR東日本 ski ski CMソング)
この年辺りからバブル残り火もすっかり消え失せ、不況は愈々深刻化。
それが原因かは扨知らず、選曲や内容は一転「アダルトテイスト」になってきました。
にしても相変わらずオサレな雰囲気に、竹野内豊&江角マキコのキャスティング。
「バブルの残香」が至る所処から漂っています

こうして見ると「ガーラ湯沢」、ムチャ大人っぽくてカックイイスキー場に見えますね。

 


・「Can't Stop Fallin' in Love」globe (1996/97.JR東日本 ski ski CMソング)
上記「ラクに行こう」シリーズの続篇、キャストは田辺誠一&青山恭子に変更。
前年作品に較べ、可也スケベったらしい内容になっています。
加えて何故か背徳感溢れるムードなのは、噂通りテーマが「不倫旅行」だから?。
因みに乗車しているのは「やまびこ」、行き先は「雫石」「安比」辺りですかね。
それにしてもこのJR東日本CMシリーズ、総じて新幹線映像の挿入具合が秀逸。

因みに当時の私めは社会人2~3年目。
流石に学生時分(80年代後半~90年代前半)のCM程、「こそばゆったい」懐かしさは感じませんが、でもそれなりに過ぎ去った若かりし日のノルスタジーは覚えるのでして。

そんな訳でこのシリーズ、まだまだ続きます。

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2012.05.09

●続々.スキーソング「懐旧録」

えー、先日ログの続きにて。

今となっては懐かしさだけが残る「スキーバブル」な頃のCMソング。
「スキーな音楽.YouTube検索の旅」続々篇、「松本典子.真木蔵人」特集です。


・「あいにきて I・NEED・YOU!」GO-BANG'S (1989/90.Alpen CMソング)
その①/始まっちゃうかもしれない篇

 

・「あいにきて I・NEED・YOU!」GO-BANG'S (1989/90.Alpen CMソング)
その②/行けちゃうかもしれない篇



・「あいにきて I・NEED・YOU!」GO-BANG'S (1989/90.Alpen CMソング)
その③/チャンスかもしれない篇


・「あいにきて I・NEED・YOU!」GO-BANG'S (1989/90.Alpen CMソング)
その④/決まりかもしれない篇

高野寛「虹の都へ」と同シーズンに放送されたアルペンのコマーシャル。
上記の様に四部作.物語仕立ての内容になっていました。
然乍ら今見直してみると…。
どー考えてもスキーを「スポーツ」でも無く「レジャー」でも無く「ナンパの手段」、もっと直接的に云うと「すけべぇの手段」として描写しているとしか思えません。
それでも結果的には販促効果と共に「スキー人口増大」にも大きく寄与されており、悪いと計りは云えません。

まぁバブルに加え「POPEYE」「Hot-Dog PRESS」のマニュアル♂全盛期、あの御時勢だからこそ「アリ」だったのかも知れませんね。
何れにせよ、この時代に20代を迎えたバブル末期世代にとっては懐かしい事に変わりは無いのでして。

そんな訳でこのシリーズ、まだまだ続きます。

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●続.スキーソング「懐旧録」

えー、前日ログの続きにて。

一昨日「YouTube」を漂流していると「FIS WORLD CUP SKI」のオープニング曲、PET SHOP BOYSの「Go West」と「Se A Vida」に出くわしました。
そんな訳で懐かしさ序で、「スキーバブル」な頃へネットシュプール。
スキーな音楽を探すべく、「ようつべ検索の旅」へ出掛けたのでした。


・「虹の都へ」高野寛 (1989/90.MIZUNO CMソング)
所謂「スキーミュージック」の嚆矢みたいなものですね。
「オサレ感」「バブル感」「ナンパ感」溢れる内容に加え、「ねるとん紅鯨団」のコマーシャル枠、そりゃ若者(死語)が飛びつく筈です。
未だこの頃のミズノはスキーもブーツも作っていました。


・「ベステンダンク」高野寛 (1990/91.MIZUNO CMソング)
同上「ミズノスキーウェア.ケルビンサーモ2」の翌年版、同じくねるとん枠。
「ゲレンデ太陽族」のコピーも懐かしいです。
因みに私めはこの年の冬からスキー場で住み込みバイト開始、人生の道筋を踏み外し始めた頃です。
それにしても、この琴線を擽られる様なノルスタジック感は何なんでしょうか…。

・「ロマンスの神様」広瀬香美 (1993/94.Alpen CMソング)
今でも冬場に良く流れる、ウインターソング定番曲。
従い耳慣れている筈なのですが、映像付きで聴くと「懐かしさ全開」です。
このアルペンCMシリーズのお陰で、夏~秋の神保町は冬に向けてのナンパの場となっておりました。
しかし「髪型」「服装」「メイク」…、90年代って遠い昔なのですね…。

因みに翌年以降のバージョン(「幸せをつかみたい」「ゲレンデがとけるほど恋したい」etc…)は見付からず、上記動画もそのうち削除されるかも知れません。

そんな訳でこのシリーズ、まだまだ続きます。

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2012.05.08

●スキーソング「懐旧録」

えー、昨日は深夜の事。
大昔に聴いた音楽のタイトルが思い出せず、取敢えず「YouTube」へ。
目的の曲は早々に解明したのですが、暫くサイト内を漂流していると、とても懐かしい歌に出くわしました。

PET SHOP BOYSの「Go West」と「Se A Vida」。
共に90年代中~後半、フジテレビで放映されていた「FIS WORLD CUP SKI」のオープニン&エンディングテーマです。
特に「Go West」は往時スキーに行く際の車中必聴曲、ゲレンデに着く前から「血沸き肉踊る」テンションになっていたものでした。

昨晩は久し振りの試聴でしたが、矢張り「ウズウズ」「ムラムラ」。
イントロだけで高揚感溢れまくり、サビが流れると「もう滑りたくなって」仕方ありません。

そんな訳で、結局この後も「YouTube」ネットシュプール。
スキーな音楽、「検索の旅」へ出掛けたのでした。
続く。

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2009.03.22

●ゲレンデの「或る」風景

春盆中日も終わり三月も数える所処あと僅か、巷では桜蕾も綻び始め「春本番」を迎えようとしています。
然乍らそんな時節にも関わらず、私めはと云うと例に由ってのスキー三昧。
三連休は今季最後の白馬遠征、八方尾根.五竜とおみ&47。

By the way…。

学生時代の私め、冬場は毎年山籠もりしており殆ど地元に居りませんでした。
何せ大学の卒業式にですら当日早朝に下山帰京、遅刻した経歴を持っております。

そんな私の「冬の職場」だった八方尾根も二十年近く経つと色々と様変わりするもの。
リフト券がIDチップになったり、
イントラのウェアが紫から赤になったり、
みそら野、エコーランドの繁華街がゴーストタウン化したり、
スノボが解禁になったり、オリンピックの整備でコースが多少変わったり、
リーゼンの斜度が多少緩くなったり、
「チャンピオンスカイリフト」が破棄されたり、
「レストランうすば」が閉店したり、
…等々。

しかし幾世星刻を経ても変わらないものも有りまして。 
それはゲレンデの「或る」一風景。

例えば其れは午後の黒菱…。
三時を過ぎるとコブ斜面は鈍い青光りを伴った不気味な氷山群と化し、宛ら「修錬場」の様相を呈して来ます。
鉛墨色の曇天が重苦しい雰囲気を倍加させ、更には濃霧が視界を遮る。
そんなピステンでは「何時もの」情景が…。

01「ギ.ギギギ...ギギ…」 
黒菱ペアリフトの怪鈍な稼動音
「♪♪♪~ ○△×♪…」 
「カフェテリア黒菱」から聞こえる間の抜けたBGM音漏れ
「ザガガガガ… ドス 
エッジズレで内倒、コブの谷間に転倒する音
「パァァーァン ガシャャ…ザァン 
ビンディングが外れ、人と板の転がり落ちる音
「ガゴン キャアァ」 
転倒者に衝突され、更に転落していくおねーさんの悲鳴
「………。」 
コース1/4程で後悔と途方に暮れて佇む中級者の沈黙
「ジャッ、ザザッ、ガッ、ザッ」 
その横を高速で滑り降りていく無慈悲なインストラクター

…。正に悲喜交々、「午後黒菱」ならではの様々な「音」が交錯しています。

と云う訳で、「過ぎ去りし往く」スキーシーズンの回顧録でした。

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