トレラン リポ.b丹沢.箱根

2015.10.18

●「箱根外輪山」時計回りラウンドトレラン.その⑤

えー、先週木曜日は1年2ヶ月振りの箱根外輪山トレイルラン。
今回のルートは箱根湯本からの「時計回りコース」、湯坂路から元箱根.箱根峠を経由、湖西外輪山を北上し金時山.明神ヶ岳方面に周回して参りました。

そんな訳での山行記その5.オーラス「明神ヶ岳~宮城野BS」篇になりまする。

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【写真上】東西に長く伸びる明神ヶ岳の主稜線。
時刻は16時過ぎ、山肌の緑も西日に照らされ橙黄色に染まって参りました。

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【写真上】明神ヶ岳、頂尾根筋の南側崩落地。
此処を通り過ぎると、山頂は目の前です。

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【写真上】明神ヶ岳到着。(time/7:59:28 dst/44.89㎞)
金時山と並ぶ箱根外輪山コースの人気山ですが、誰~も居ません。
まぁ、流石に日没一時間半前(16:10)ですからね。

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【写真上】富士山と金時山もすっかりと影絵状態。
「3776m」を後ろにすると「1213m」は小山みたいなもんです。

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【写真上】左手には小田原市街と酒匂川。
弓弦の如く美しいカーヴを描く相模湾、彼方には薄らと三浦半島も望めます。

西日に照らされ眩く光る高原帯、四囲は極上のパノラマ、そして貸切の山頂。
ゆっくり腰を落ち着けたい気分ですが、太陽は大分山の端に近づいています。
タイムテーブルと日の入り時刻を天秤に掛け、20分の余裕残しで明神ヶ岳を後にする事と致しました。

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【写真上】じゃ、ボチボチ下山開始。
この日の行程ファイナルパート、あとは下り一辺倒なので気持ちもやや緩み気味。
ランだと宮城野へは一時間足らずの行程です。

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【写真上】薄原に囲まれた穏やかな下り山路。
視界の広けたパノラマトレイルとも、もうお別れ。

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【写真上】低木の樹林群に入ると本格的な下山パート。
次第に露岩の目立つ急斜面へと変わっていきます。

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【写真上】V字窪状に抉れた歪曲路。
火成岩露岩が散乱するテクニカルな急坂です。

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【写真上】明神ヶ岳と明星ヶ岳の鞍部。(time/8:16:39 dst/46.42㎞)
分岐を右に折れ、宮城野方面へ下ります。
当初のプランでは明星ヶ岳~塔ノ岳から箱根湯本に向かう予定も、時間が押しておりフルラウンド走は断念。
体力的には余力残しだっただけに、少し悔しいショートカットでした。

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【写真上.下】鞍部分岐からの下りトレイル.二写。
引き続き露岩帯の歪曲路、高度を落とす急斜パート。
山路が南向き斜面なので、日没前でも日蔭にならないのが救いです。

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【写真上.下】0.8㎞程の岩ゴロ区間を過ぎると勾配は緩やかに。
木の根の目立つダートトレイルを過ぎ、程無くして別荘街に突き当ります。

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【写真上】鞍部分岐から約1.2㎞で、宮城野別荘地区の北端に出ます。
右手には舗装道が伸びており、もう「山」の雰囲気は致しません。
で、此処から先が意外と「かったる~っい」…。

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【写真上.下】別荘家屋を右手に見つつ、面白味の無い日蔭溝路。
住宅地の敷地横を通る裏道、緊張感も走り甲斐もありません。
こんなのが1㎞弱続くと流石に飽きて参ります。

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【写真上】宮城野の登山口通過。(8:44:31 48.33)
これにてトレイル終了、あとは0.8㎞の舗装道走りとなります。

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【写真上.下】宮城野BS迄は、緩やかな下りとなります。
要所要所にはバス停への案内板があり、住宅街迷子の心配は無し。

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【写真上】宮城野BS到着、フィニッシュ
箱根湯本/小田原方面のバス便は10分間隔、待ち時間も殆んどありません。
あとは湯本でスーパードライと♨が待っています。
因みに今回のスタッツは以下の通りとなりました。 
・走行時間/8:50:57 ・走行距離/49.14㎞(㎞/10.48av) ・獲得標高/3153m

で、以下「箱根外輪山トレラン」の傾向と対策。
外輪山周回コースの中でトレイルコンディションやシチュエーション等、骨子となるトレイル区間は「明神ヶ岳~金時山~丸岳~三国山~海ノ平」の約24㎞。
一周/馬蹄縦走を問わず、このパートは山行に組み込んでおく事をお勧めします。

亦、箱根外輪山を「一周する事」に固執しないのなら、正直云って湯坂路は「パス」してしまった方が良しいかと。
標高/景観/コース内容/何れも面白味の無い凡百のトレイルですし、何よりコースを繋ぐ上で長めのロード走を余儀無くされます。
湯坂路と箱根峠(外輪山西周コースの取り付き)を繋ぐ舗装道(約8㎞.一部石畳古道有り)は、トレイルランナーにとっては蛇足とも云える「かったるさ」。
「海ノ平の薄原」「黒岳~丸岳の景観とハコネダケ路」「金時山のパノラマ風景」「明神ヶ岳の薄野トレイルと眺望」と云った箱根トレイルの白眉パートを漏らす事無く、且つ中弛みのしないコースを組むなら、上掲の約24㎞を走破するだけで充分です。
そうなると山行プランは必然的に「箱根峠⇔明神ヶ岳」+αと云う設定が軸。
因みに「箱根峠~三国山~金時山~明神ヶ岳~明星ヶ岳~塔ノ峰~箱根湯本駅」だと約33㎞、「箱根峠~三国山~金時山~明神ヶ岳~宮城野」だと約28㎞の行程となります。

それだけだと距離不足で詰まらないと云う方は湯本発.反時計回りで箱根峠迄を走破、其処から「芦ノ湖西岸歩道」を北上して桃源台BSでフィニッシュする手も。
湖岸路なので全くのフラットコースですが景観は良好、ダート.砂浜.砂利道(一部舗装道)と、ソコソコ楽しめる平坦トレイルが10㎞以上続きます。
但し基本的にはハイキングコースなので、一般散策者の迷惑にならない心遣いは必要ですが。

あと余談になりますが、箱根外輪山周回コースの「時計回り」と「反時計回り」、どっちが楽かと申しますと…。
「間違い無く時計回りの方が楽チン」です。
コースの中でソコソコしっかりした急坂上りパートは「明星ヶ岳登山口~明星ヶ岳」「矢倉沢峠~金時山」の二ヶ所。
この2つを下りで処理出来るのが大きいですし、時計回りでのこの二頂アプローチは反時計回りに較べ大した事ありません。
それに芦ノ湖西側に連なる外輪山群も北上ルートの方が楽。
標高的には上り基調となるのですが、小中ピークの形状と並び方なんでしょうね。
因みに昨夏の「反時計回り」山行記は下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/08/post-0e45.html

最後に、獲得標高は意外と大き目の数値になります。
ディスタンスが40㎞を超えると恐らく3000mは超えるかと。
標高Maxが金時山(1212m)、その他主だった頂も三国山(1102m).丸岳(1156m).明神ヶ岳(1169m)程度の低山ばかりですが、スタート標高(箱根湯本)も100m強。
奥多摩エリアを物差しにすると「奥多摩駅/約340m」「鴨沢BS/540m」「東日原BS/約660m」「数馬BS/約690m」ですから、ボトムの低さ=トップへの実質標高差が解ると思います。

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【写真上】帰途に着く前にひとっ風呂♨。
バスに乗って箱根湯本に着く迄の30分で、辺りはすっかりと真っ暗に。
「秋の夕日は釣瓶落とし」とはよ良く云ったもの、だから10~12月の山行は時間が押すと怖いのです。

と、こんな感じの「箱根外輪山ラウンドトレラン(未完)」、5部作。
次の山行はハセツネが終わって静かになった奥多摩にでも行ってみようかと。
おしまい。

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2015.10.17

●「箱根外輪山」時計回りラウンドトレラン.その④

えー、先週木曜日は1年2ヶ月振りの箱根外輪山トレイルラン。
今回のルートは箱根湯本からの「時計回りコース」、湯坂路から元箱根.箱根峠を経由、湖西外輪山を北上し金時山.明神ヶ岳方面に周回して参りました。

そんな訳での山行記その4「金時山~明神ヶ岳」篇になりまする。

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【写真上】14:10、金時山到着。(time/6:40:19 dst/38.24㎞)
流石にこの時間、山頂は人影疎らです。

此処でCT再計算、日没迄に残された時間は3時間20分。
直ぐ出立すれば「ギリギリ」塔ノ峰を経て湯本駅に間に合います、が…。
「秋の日は釣瓶落とし」、ヘッデン不所持での日没間際の山行は避けたいですし、何より「少し休憩したい」。

そんな訳で山行計画変更、「箱根湯本to箱根湯本」のフルラウンド走は断念、明神ヶ岳鞍部より宮城野に下りる事と致しました。
嗚呼、序盤のスカポンタンなルートミスがこんな形で響くとは…。
まぁ明星ヶ岳から先のコースは大した面白味も無いしイイや。

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【写真上】金時山頂より、走破してきた湖西外輪山を望む。
右手前より長尾山~丸岳~黒岳~三国山の古期外輪山稜線。
なだらかな尾根筋ですが、こうして見ると無名小ピークが多いのが解ります。

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【写真上】同、富士山。
この時間帯、金時山から西南方面は西日で逆光。
あんまり良い写真は撮れませんでした。

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【写真上】富士の北裾向こうには、薄らと南アルプス。
右端に塩見岳、中央に農鳥岳.間ノ岳.北岳の白峰三山、その右手前に鳳凰三山。
冠雪していればもっと山座同定し易いんですけどね。

因みに前衛には大洞山~畑尾山の三国山稜。
先月に走って来た「丹沢主稜.甲相国境尾根縦走」のラストパートです。

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【写真上】玄武岩塊越しに望む第三新東京市 仙石原と中央火口丘。
プラン変更でタイムテーブルにも余裕が出来たので、ゆっくり長めのレスト。
40分程の山頂滞在の後、明神ヶ岳を目指す事と致しました。

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【写真上.下】さーて、下山開始。
山頂直下は玄武岩や砕屑岩のゴロゴロとした急斜面悪路。
所々に縄場も設置されています。

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【写真上】急斜の樹林帯を抜けると、見晴らしの利く赤土ザレ場。
手前に小塚山.大涌谷.台ヶ岳を従えるが如く、悠然と聳える箱根山火口丘群。
右奥には三国山が望めます。

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【写真上】中盤以降は見晴らしの利く低木帯、多少勾配も落ち着いてきます。
正面にはこれより向かう963mピーク、その向こうには火打石岳。
ハコネダケの生い茂る中にトレイルが伸びているのが見て取れます。

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【写真上】二ヶ所目の赤土ザレ場。
例の大岩、トカゲするには良い場所。
此処迄来るとあとひと下り、うぐいす茶屋/矢倉沢峠はもうチョイです。

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【写真上】矢倉沢峠通過。(time/6:58:52 dst/39.53㎞)
うぐいす茶屋を左にスイッチバックした小コル、T字分岐が矢倉沢峠。
此処を右折、ハコネダケに覆われた山路に入ります。

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【写真上】3mを超すハコネダケのトンネル。
963mの小ピークへは、0.4㎞程度の上りとなります。

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【写真上】小ピークのトップより、見返り金時山。
先程の金時山中腹ザレ場からの写真と、裏返しの構図。
しかし「猪鼻嶽」とは良く云った異名です、フガフガ。

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【写真上】引き続きハコネダケのトンネル。
矢倉沢峠から上った分を、そのまま下るイメージ。
下り切った所が苅川峠ですが、特に峠名標はありません。

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【写真上】苅川峠からは再び緩やかな上り。
無名の946mピークからは、正面に明神ヶ岳が望める様になります。

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【写真上】で、再び緩やかな下り。
山路がコの字に掘ってあるので、一寸走り辛い…。

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【写真上】ハコネダケのトンネルに別れを告げ、樹林帯に入ります。
火打石岳を北に巻く山路、矢倉沢峠~明神ヶ岳の中間くらいの場所です。

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【写真上】北斜面らしい薄暗い山路は、小さな勾配の繰り返し。
上り基調が増してくると、再び尾根筋に出ます。

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【写真上】樹林帯を抜け、尾根筋へ。
以降、左手に樹林帯、右手を薄野に挟まれたフラットトレイル。
0.8㎞と距離こそ短いものの、快適なラン区間となります。

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【写真上】次第に明神ヶ岳が近づいて参りました。
明神ヶ岳のピークは平べったい主稜線の南端、崩落崖地帯の右奥です。

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【写真上.下】フラットパートを終えると、明神ヶ岳直下の上り。
距離は短いですが等高線を直登する形の中~急斜面。
岩ゴロのジグザグ悪路が続きます

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【写真上】ガレ路を上り切ると、緩やかな勾配の尾根筋に。
此処からが「箱根外輪山.時計回りコース」、最後の美味しいトレイルです。

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【写真上】箱根外輪山のハイライトパート.その3、「明神ヶ岳の主稜線」。
1000m強の標高とは思えない様な、草原帯のオープントレイル。
「The箱根」とも云うべき、伸びやかで見晴らしの利くエリアです。

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【写真上】左手に望めるのは丹沢山地。
左より檜洞丸、鞍部を挟んで蛭ヶ岳~不動峰~丹沢山~塔ノ岳~大山。
丹沢主脈と表尾根の山々が一望の元に見渡せました。

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【写真上】右手には駒ヶ岳.神山.冠ヶ岳の内輪山三峰。
午前中には芦ノ湖南端から眺めていた中央火口丘も、何時の間にか反対側に。
外輪山ラウンド走にはこういう楽しみも御座います。

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【写真上】西日射す中、逆光の「見返り富士」。
前衛には金時山~長尾山~丸岳と、これ迄辿って来た山々。
と、この辺りは四囲の眺望が素晴らしいのです。
但し光源の都合上、撮影目的なら午前中のアクセスをお勧めします。

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【写真上】180度いっぱいに広がる青空と、幅広で伸びやかな尾根路。
全体的に上り基調も、走るのには差し支えないグッドトレイル。
絶好のロケーションの中、明神ヶ岳頂へと距離を詰めて行きます。

と、こんな感じの「箱根外輪山ラウンドトレラン」その4。
明神ヶ岳踏破の後は鞍部分岐を右に取り、宮城野にてフィニッシュとなりました。
つづく。

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2015.10.16

●「箱根外輪山」時計回りラウンドトレラン.その③

えー、先週木曜日は1年2ヶ月振りの箱根外輪山トレイルラン。
今回のルートは箱根湯本からの「時計回りコース」、湯坂路から元箱根.箱根峠を経由、湖西外輪山を北上し金時山.明神ヶ岳方面に周回して参りました。

そんな訳での山行記その3「黒岳~金時山」篇になりまする。

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【写真上】黒岳からは大人の背丈倍程もある、ハコネダケのトレイル。
海ノ平辺りから目に付き出したハコネダケですが、黒岳を過ぎるとその群生度合が極端に多くなって参ります。
以降、丸岳迄はずーっとハコネダケとのランデ.ヴーが続きます。

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【写真上】黒岳から5分と掛らずに芦ノ湖展望公園に。
此処も芦ノ湖と箱根山のビュースポットですが、眺望自体は山伏峠のレストハウスと似た様なもの。
従いスルーして先を急ぎます。

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【写真上】芦ノ湖を一枚だけ収めときました。
丁度この辺りが芦ノ湖岸の北端です。
しかし考えてみると湖の「てっぺん」なのに名前は「湖尻」。
平安御世の富士山噴火以降、ミヤコ→あづまへの駅路は箱根峠だったのが偲ばれる地名ですね。

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【写真上】引き続きハコネダケの垣間トレイルを邁進します。
芦ノ湖展望公園から長尾峠へは、明確なアップダウンが二つ続きます。
写真は一つ目、1063mピーク(地理院地図)への直登パート。

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【写真上】小ピークを一つ超えると、正面に丸岳が見えて参りました。
目印は山頂のパラボラアンテナ、解り易くて良いですね。

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【写真上】同、ハコネダケの切れ間からは富士山。
海ノ平からの眺めより、随分大きく見える様になって参りました。

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【写真上】正面に見えるのが二つ目の小ピーク、1044m。
緩やかな下りを経て、再び上り返します。

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【写真上】視界を遮るハコネダケの群生トンネル。
コレ、この時期だから良いんですが、夏季下刈前の生育ピーク時はとんでもない「竹ブッシュ状態」になってるんですよね…。
つーか、これ若しかするとハコネダケじゃなくてシノダケ?。

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【写真上】参考資料、下刈してない時の同じ場所。
昨夏の箱根外輪山トレランのもの、コレが延々続く訳です…。

因みに前回の「反時計回り」山行記は下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/08/post-0e45.html

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【写真上】二つ目のピークを過ぎると、短い樹林帯パート。
以後、暫くは緩やかな下りと平坦路の続く走り良いトレイルとなります。

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【写真上】長尾峠通過。(time/5:33:34 dst/33.05㎞)
長尾峠の前後は平坦基調、距離を稼ぐには程好いランパートです。

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【写真上】長尾峠を越えると、丸岳に向けて緩やかな上りに入ります。
山路脇のササ群も背低のクマザサが見られる様になって参りました。
丸岳山頂のパラボラは目の前なのですが、見た目程早くは距離が詰まりません。

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【写真上】クマザサ越しに見返り一写。
何時の間にか芦ノ湖があんな遠くに…。

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【写真上.下】丸岳への直下上り。
ややV字窪路の赤土トレイル、短い中斜区間を終えると最後は緩斜面となります。

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【写真上】丸岳到着。(time/5:53:52 dst/34.58㎞)
走破距離も35㎞近く、そしてこれからが金時山直下の上り。
そんな訳で此処で10分間の小休止を取る事に致しました。

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【写真上】丸岳より眺む冠ヶ岳。
芦ノ湖方面からは山裏で覗けなかった大涌谷崩壊地も、真横に望める様になって参りました。

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【写真上】同.仙石原と芦ノ湖。
こうして見るとカルデラと外輪山地形の特徴が良く解ります。

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【写真上】丸岳からは小ピーク(1141m)一つを越えて乙女峠へ。
この辺りから山路の様相が少しづつ変化、地表にはチラホラと安山岩と玄武岩が見られる様になって参りました。

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【写真上】乙女峠通過。(time/6:08:09 dst/36.12㎞)
ロマンチックな名称と裏腹に、朽ち果てた茶屋跡が一軒あるだけ。
正面の展望台には「山女子(乙女か否かは不明)」が二人陣取っておられました。

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【写真上.下】乙女峠からは本格的なヒルクライムに突入。
取っ掛かりから朽木段と岩ゴロ路の中.急勾配。
乙女峠~長尾山間は金時山への序盤パートなのですが、下記数字での解る様に後半部に較べこっちの方が厳しい上りとなっています。
従い、長尾山迄は一気に上り切っちゃいましょう。
(乙女峠~長尾山/0.66㎞で140m上昇  長尾山~金時山/1.46㎞で149m上昇)

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【写真上】長尾山通過。
「山」と云うより縦走路中の踊り場、と云った感。
小広いだけで何~んも無いので、ちゃっちゃと通り過ぎるのが正解です。

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【写真上.下】長尾山から金時山へのトレイル.二写。
確かに安山岩や礫岩の目立つ岩ゴロ悪路が続きますが、斜度自体は中斜面が主体で然程苦にはなりません。
縄場も多く設置されてますが、あくまで補助的に使う程度です。

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【写真上】しかも中盤にはフラットパートと下りすらあります。
山頂直下で走れる区間があるのですから、まぁ楽な事。
仙石原ルートからの登頂に較べりゃ、乙女峠ルートの疲労度は半分以下です。

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【写真上】最後に露岩縄場をひと上り。
樹林帯が切れ、空が覗いてくると山頂はもう直ぐ。

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【写真上】乙女峠から30分強、山頂が見えて参りました。
梢間より覗く金時茶屋(左)と金太郎茶屋(右)、私めの行き付けは右手の方です。
取敢えず冷たいジュース飲もっと。

と、こんな感じの「箱根外輪山ラウンドトレラン」その3。
金時山踏破の後は矢倉沢峠に下山、明神ヶ岳へと走を進めました。
つづく。

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2015.10.15

●「箱根外輪山」時計回りラウンドトレラン.その②

えー、先週木曜日は1年2ヶ月振りの箱根外輪山トレイルラン。
今回のルートは箱根湯本からの「時計回りコース」、湯坂路から元箱根.箱根峠を経由、湖西外輪山を北上し金時山.明神ヶ岳方面に周回して参りました。

そんな訳での山行記その2「箱根峠~黒岳」篇になりまする。

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【写真上】箱根峠のトレイルヘッドより十二丁園地に入ります。
貧相な杉林の中を緩~中斜面の上り、余り面白味のあるトレイルではありません。

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【写真上】樹林帯のアップダウンを数回経て、ハコネダケの群生帯へ。
木段を上り切ると、外輪山の尾根に出ます。

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【写真上】薄暗い山路を抜けると一転、視界の開けた薄原へ。
あとちょい上ると「薄の海」の伸びやかな佳景が待っています。

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【写真上】箱根外輪山のハイライトパート.その1、「海ノ平」。
モーゼの十戒の如く、薄海原が切り開かれた開放的な草原トレイル。
如何にも「The ハコネ」と云った風景が、空との端境迄広がっています。

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【写真上】広々とした丘陵線の向こうに富士山を望みつつのラン。
薄穂が色付く晩秋頃には、一面黄金色の絶景となってるんでしょうね。
次は11月頃に来てみたいなー。

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【写真上】ちょいズームで富士山。
因みに富士の初冠雪はこの山行の4日後でした。
あと半月もすれば、頂に白化粧を施した霊峰が見られる事でしょう。

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【写真上】海ノ平を過ぎると、一旦檜林に入ります。
薄暗い山路を軽くアップダウンすると、再び視界の開けたトレイルに出ます。

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【写真上】芦ノ湖スカイライン沿いのトレイル。
目の前には芦ノ湖スカイライン.レストハウスが見えて参りました。

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【写真上】芦ノ湖スカイライン.レストハウス到着。(time/3:44:55 dst/24.06㎞)
海ノ平から約2㎞、芦ノ湖と箱根山の展望に優れたビュースポットです。
あとレストハウス前にはジュース類の自販機有り、水分ストックが危うい方は此処が本当のラストチャンス。
この後は金時山の茶屋迄、補充場所はありません。

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【写真上】レストハウス前の展望台より、東正面の眺望。
ディープブルーに映える芦ノ湖対岸には、左に箱根山中央火口丘、右に二子山。

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【写真上】箱根山.近景。
左手に神山、右手に駒ヶ岳。
左端にちょこっと覗く山影は、西丹沢の檜洞丸。

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【写真上】二子山.近景。
左の線香串刺し状態なのが上二子山、右の丸っこいのが下二子山。
右端に覗くのは、大観山と共に古期外輪山の南端を形成する白銀山。

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【写真上】レストハウス横の見晴らし所より、南西の眺望。
駿河湾と三島市街地が一望の元、左奥の山影は伊豆半島の大瀬崎。

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【写真上】同、西方の眺望。
左手に霊峰富士、南側の山塊は右より越前岳.位牌岳.袴腰岳.愛鷹山と頂を連ねる愛鷹連峰。

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【写真上】レストハウスを後にして、山伏峠を通過。
レストハウスからは一旦下りと平坦路を経て緩やかな上り返し。
三国山に近づくに従い明確な上り基調となって参ります。
尚、外輪山周回コース中の山伏峠は山路脇に小さい峠名標が立っているだけで、峠の面持ちは全くありません。

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【写真上】右手に芦ノ湖と箱根山を見つつのトレイル。
木々の間より時折覗ける程度、三国山の前後は基本的に展望は利きません。

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【写真上】ブナの植生が目立ち始めると山頂も間近。
大した急斜パートも無く、鞍部から1㎞程度の上りで到達します。

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【写真上】三国山通過。(time/4:22:53 dst/27.10㎞)
箱根外輪山では比較的少ないブナ林の頂。
樹林帯に囲まれ、ベンチが数基ある程度の地味~な山です。

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【写真上】三国山から湖尻峠への下りトレイル.二写。
中斜面と平坦路を交互に取った様な山路構成、上りパートと同様で特に急斜.悪路はありません。
湖尻峠から三国山に向かうルートの方が、少ししっかりとした上りでしょうか。

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【写真上】ブナの樹林帯が切れると眼下に湖尻峠が見えて参ります。
約2.2㎞の下り行程、コレもすんなりと到着。

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【写真上】湖尻峠通過。(time/4:46:58 dst/29.25㎞)
県道337号線を横断して取り付きに入ります。

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【写真上】箱根外輪山のハイライトパートその2、「湖尻峠~黒岳」。
うーん、秋晴れの青空と草原の緑、二色のコントラストが美しい。
なだらかな防火帯尾根筋に伸びる一本道の高原トレイル、上りパートである事を忘れさせてくれる爽快さです。

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【写真上】そして此処での楽しみ方は「適度に振り返る事」。
左手には爽秋の晴空が投影、深藍に映える芦ノ湖。

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【写真上】真後ろにはさっき踏んで来た三国山。

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【写真上】右手には弓型のカーヴも美しい駿河湾。

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【写真上】そして正面にはススキとハコネダケの緑が眩しい尾根トレイル。
約0.8㎞の上り行程ですが、こんなヒルクライムパートなら「幾らで続いてもイイや」。
そう思わせてくれる程の開放感溢れるグッドトレイル、首都圏近郊でこんなトレランコースは箱根と丹沢の一部くらいのもんでしょう。

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【写真上】黒岳通過。(time/5:00:25 dst/30.01㎞)
至福の草原トレイルの終着点、但し山名標はありません。
山地図でも山名は記されておらず、単に「1018mピーク」となっています。

と、こんな感じの「箱根外輪山ラウンドトレラン」その2。
この後も引き続き湖西周廻コースを北上、金時山方面へ走を進めました。
つづく。

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●「箱根外輪山」時計回りラウンドトレラン.その①

えー、先週木曜日は早朝より箱根路へ。
14ヶ月振りのハコネ来訪、目的は勿論トレイルランで御座います。
今回はオーソドックスな箱根外輪山コースを逆走する「時計回りルート」をチョイス。
湯本から湯坂路から元箱根.箱根峠を経由、湖西外輪山を北上し金時山.明神ヶ岳方面に周回して参りました。

そんな訳での箱根山行記その1「箱根湯本~箱根峠」篇になりまする。

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【写真上】7:20、箱根湯本駅スタート。
都心からだと始発乗車でも、この時間に到着するのが目一杯。
日没が17時半のこの時期、フルラウンド一周にはカツカツのタイムテーブルです。
あと一時間スタートが早ければ、余裕の行程が組めるのですが…。

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【写真上】人っ気の無い駅前商店街を西進。
今回は時計回りの環状走、従い塔ノ峰方面では無く湯坂路へ向かいます。
しかし何時来ても、ハコネは「朝遅く」「夜早い」事…。

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【写真上】湯坂路のトレイルヘッド。
駅から500m程度、早川に架かる旭橋を越え「和楽の湯」のちょい先です。

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【写真上.下】取り付きから暫くは切石組や石畳の中斜面上り。
湯坂路は新期外輪山列の東端に位置する緩やかな丘陵地。
標高は500~840m程度ですが箱根湯本自体が低標高の為(約110m)、序盤は多少の上りが続きます。

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【写真上】尾根路に出ると勾配パート終了。
あとは浅間山~鷹巣山まで、穏やかなハイキングコース。
箱根湯本からだと、ちょっぴり上り基調です。

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【写真上】以降、暫くは概ねこんな感じの山路。
流石「湯」坂路だけあって、♨の硫黄臭がする中の里山路ラン。
湯坂山/城山のピークは特に山名標も無し。

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【写真上】大平台分岐。
此処を過ぎると10分弱で鷹巣山。

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【写真上】浅間山通過。(time/1:05:11 dst/5.70㎞)
先は長いのでちゃっちゃと通り過ぎます。

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【写真上】浅間山から鷹巣山へは軽く下って上り返し。
取り立ててコメントする程でも無し。

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【写真上】鷹巣山通過。
浅間山から約1㎞の行程、写真一枚撮って先を進みます。

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【写真上】鷹巣山からは緩やかな下り、走り良いトレイル。
朝陽の射す薄道をスタコラ進みます。

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【写真上】湯坂路入口通過。(time/1:21:36 dst/7.60㎞)
これにて一旦トレイル終了。
以後箱根峠まではお玉ヶ池の旧道パートを除いてロード区間となります。

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【写真上】この日のスカポンタン。
語るのも莫迦らしいですが国道1号線を小涌園方面に逆走、千条の滝手前で漸く間違いに気付きます…。
このド阿呆なルートミス、原因は単に「湯坂路入口から芦ノ湖迄は下り」と脳内で勝手に決めつけて下り路を進んでしまったからです。
仕方無く、元来た道を延々上る羽目に…。

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【写真上】やっと湯坂路入口へ戻って来ました。
嗚呼、何て云うスカポンタン振り。
カツカツのタイムテーブルでこのロス(往復4.6㎞/38分)は痛い…。

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【写真上】気を取り直して芦ノ湖へロード走。
湯坂路入口からは暫く上り、精進池辺りでフラットなロードに変わります。

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【写真上】精進池駐車場の正面小路からお玉ヶ池遊歩道に入ります。
苔生す石畳を1.1㎞程下って行くとお玉ヶ池。

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【写真上】お玉ヶ池通過、写真撮ってスルー。
タイムテーブルに余裕がなくなったので、古道ランは此処で取り止め。
県道732号から国道1号に入り元箱根へと急ぎます。

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【写真上】9:50、やっと元箱根。
正面には芦ノ湖と湖西外輪山が見えて参りました。

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【写真上】取敢えず「お約束」一写。
箱根神社.一ノ鳥居を通り過ぎ、関所方面へ走を進めます。

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【写真上】も一つ「お約束」一写、箱根旧街道.杉並木。
元箱根から恩賜箱根公園迄はこっちの道をチョイス、約500mの砂利道走。

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【写真上】箱根関所南交差点を通過。
も一つ向こうの交差点を、駒形神社.毘沙門天方面に右折します。

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【写真上】住宅街を抜け、箱根峠への旧道入口。
此処から約600mの石畳路に入ります。

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【写真上】石畳一写。
1㎞に満たない短い旧道ですが、それぞれの区間に「向坂‐赤石坂‐釜石坂‐風越坂‐挟石坂」と名称が付けられています。

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【写真上】旧街道出口。
再び国道1号線に出、右手を進みます。

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【写真上】道沿いを右手に進むと、直ぐに「道の駅.箱根峠」。
箱根外輪山には殆んど水場がありませんので、時計回りルートの場合は此処で水分補充を済ませときましょう。

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【写真上】外輪山周回コースのトレイルヘッド。(time/2:56:25 dst20.29㎞)
取り付きは「道の駅」の正面、道標板も出ているので直ぐに解るでしょう。
まぁ此処迄はアプローチルートみたいなもの、これより本格的な山路に入ります。

と、こんな感じの「箱根外輪山ラウンドトレラン」その1。
箱根峠からは外輪山湖西を北上、金時山方面に向かいました。
つづく。

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2015.09.10

●「西丹沢~山中湖」丹沢主稜.甲相国境尾根パート縦走トレラン⑤

えー、先日の「丹沢主稜/甲相国境尾根パート縦走」トレラン記、最終篇。
西丹沢自然教室から畦ヶ丸~菰釣山~高指山~明神山を経て三国山に到着、三国山稜を西進して籠坂峠.山中湖へと向かいました。

そんな訳での山行記その⑤「三国山~山中湖旭日丘」篇になりまする。

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【写真上】三国山から進路を西に取り、篭坂峠を目指します。
三国山~楢木山~大洞山~籠坂峠と連なる三国山稜は全長約6㎞。
「山中湖ハイキングコース」の三国山コースパート、及び「富士箱根トレイル」の前半部にもなっています。

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【写真上.下】濃靄立ち込める中、ブナの樹林帯を進みます。
フラットパートの幅広トラック、山路コンディションも良く絶好のラン区間。
三国山稜は一旦尾根路に乗ってしまえば、穏やかなトレイルが続きます。

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【写真上】楢木山通過。(time/6:39:53 dst/29.34㎞)
三国山から約1.5㎞、樹林帯に囲まれたおだやかな小ピーク。
ガスで視界が殆ど利かず幽玄深山の雰囲気を醸していますが、遠くの富士スピードウェイから車のエギゾースト音が聞こえて少し興醒めです。

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【写真上】楢木山からは火山礫の下りトレイル
クッションとグリップに秀でた黒色スコリア礫層、そして程良い下り勾配。
絶好の「高速トレイルパート」を飛ぶ様にして駆け抜けます。

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【写真上】楢木山から一旦下ると、緩やかな上り返し。
ボトムから大洞山へは100m程高度を上げますが、殆ど負担の無いレベル。
走って賄える程度の緩勾配、広々としたダートトレイルとなっています。

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【写真上】大洞山通過。(time/6:52:58 dst/30.73㎞)
ブナに覆われ鬱蒼とした樹林帯ピーク、三国山稜の頂はみんなこんな感じです。

因みに甲相国境尾根の最高峰は菰釣山では無く此処なんですね、意外。
大した高さには感じないのですが、考えてみると山中湖の標高が982m。
山麓ベースが棒ノ嶺より高い場所なんですから、納得です。

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【写真上】大洞山からは、ずーっと緩やかな下りが続きます。
一箇所だけ微勾配がありますが、殆ど下りと云って構いません。
そしてこのパートが、飛びっきりのトレラン「ハイライトコース」となります。

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【写真上】兎に角走り易いスコリア礫層のトレイル。
火山礫特有のソフトなクッション、U字窪バンクの山路は走幅にもジャストフィット。
グングンと加速の増す高速トレイルは、もう「痛快」の一言です。
写真を撮るのに減速するのが勿体無い位でした。

そんな訳でトレイルランナーの方、三国山稜を走る場合は絶対に「三国山→籠坂峠」ルートの方をお勧めします。

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【写真上】アザミ平東~アザミ平通過。
ブナ林から視界の開けた草原帯に出ると、其処がアザミ平東。
環境保全地域の為、植生保護のロープが張られています。

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【写真上】アザミ平に出ると、山路は一旦ストレートラインのフラットパートに。
天気が良ければ、さぞかし明朗な景観なんでしょうが、まぁこんな天候。
足を緩めずにちゃっちゃと走り過ぎます。

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【写真上】アザミ平分岐。
高原帯から再び樹林帯に入ると、直ぐにアザミ分岐。
左手を進むと畑尾山.立山方面、右手を進むと籠坂峠に至ります。
ガスで見晴らしの期待は「ゼロ」なので立山の展望台はパス、そのまま籠坂峠へ向かいました。

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【写真上】で、再び至福のトレランパート。
黒色火山礫地層の窪路下りトレイル、スピードに乗って駆け下りて行きます。
大洞山からは殆どこんな感じの極楽ダウンヒル、もー楽しくって堪りません。

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【写真上】分岐を過ぎると、所々荒れた林相に。
立ち枯れや倒木が目立ちます、ある意味これも西丹沢的。

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【写真上】スコリア礫層の山路近景。
左右にステップ切ってコース取りとスピード調整、そしてグイグイ加速。
地質がコレなので膝への負担も殆んど感じません。
数日前の雨も幸いしてか礫粒の目も程良く締まっており、足抜きも良好でした。

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【写真上】三国山登山口を通過。
「えっ、もう終わっちゃったの…」と思う程の高速トレイル、大洞山からの3.4㎞を20分強で下り切っちゃいました。
こんな極楽トレランパートなら、あと30分位続いても良かったのに…。

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【写真上】トレイルヘッドは霊園敷地内の脇にあります。
ぼちぼちと墓地を横切ります、なっつって。

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【写真上】籠坂峠通過。(time/7:16:24 dst/34.21㎞)
墓地を抜けると、目の前には国道138号/富士パノラマライン。
籠坂峠には山中湖方面のバス停もありますが、時間待ちが面倒なので走って向かいます。

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【写真上】山中湖畔へは約2㎞の行程。
序盤ワインディングロード、中後半はストレートの緩やかな下り。
心肺の負担は殆どゼロ、ダウン走がてらのロードランです。

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【写真上】17:03.山中湖旭日丘BS到着、フィニッシュ。 
尚、今回のスタッツは以下の通りとなりました。
・走行時間/7:27:33 ・走行距離/36.28㎞(㎞/12:20av) ・獲得標高/2889m

で、以下「丹沢主稜(甲相国境尾根パート)」トレランの傾向と対策。
縦走路のパートをざっくり分けると以下の四つとなります。

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①西丹沢自然教室~畦ヶ丸(約5.7㎞)
スタート地点から標高を稼ぐ、甲相国境尾根アプローチパート。
約720mの高度上昇となりますが高低差よりは与し易い登坂区間です。
序盤は穏やか沢歩き、終盤は勾配の緩い尾根路となっているので、中急坂区間は中盤パートのみとなっています。

②畦ヶ丸~石保土山(約10.5㎞)
標高1200~1400m間を推移、細かな上り下りを繰り返すパート。
上掲走破グラフでも、そのギザギザ具合が解ると思います。
緩やかな尾根路で急坂.難路はありませんが、代わりに纏まったラン区間も無し。
短い距離の平坦路と上りを如何に走り繋ぐかが、距離を稼ぐ要諦となります。
その中でも前半部(畦ヶ丸~菰釣山)は登降のメリハリがソコソコあるのですが、後半部(菰釣山~石保土山)はアップダウンのスパンが短く、ショートランとショートハイクの繰り返し。
文字通り「ヤマ場」が無く、体力的難度よりメンタル面でのモチベーション維持するのが厄介です。


③石保土山~三国山(約8.5㎞)
基本的に下り基調のトレラン区間、甲相国境尾根の行程中では唯一展望の開けた箇所が多いパートともなります。
幾つかある上り返しもなだらかでランで処理出来るレベル、特に富士岬平以降は路幅の広いトレイルが多く、良コンディションのブナ林トレイルが続きます。
明確な上りパートは切通峠/三国峠の二ヶ所、両者共に殆んどが緩勾配で下肢.心肺の負担も大してありません。

④三国山~籠坂峠(約6.3㎞)
行程中、ハイライトとも云える高速ラン区間。
火山礫の良クッション良グリップ、路幅も広く、総じて平坦/下り基調のトレイル。
兎に角快適、殆んど走りっ放しでオケー。
そして大洞山から籠坂峠へは、至高のダウンヒルランが楽しめます。

総じて後半パートに進む程、難度が易しくなるコース設定。
それに比例して走れる区間も増え、石保土山以降はランペースが上がります。
あと、全体的に急坂/難路/迷路が殆ど無いのも特徴。
特に下りパートで膝に堪える様な箇所が皆無なので、終盤の三国山稜でも充分に足を残せているでしょう。
頻繁に35㎞以上のディスタンスをこなしている方なら、ネット6時間半前後で走破出来るレベルだと思います。

唯一不安があるとすれば山中湖エリアに入る迄、エスケープルートが全く無い事。
あと縦走路近場の水場もゼロなので、夏場の山行は多めの水分ストックを心掛ける位です。

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【写真上】おまけその①、週末山中湖岸名物、マイカー数珠繋ぎ。
旭日丘よりホテルマウント富士入口に向かうバスに乗車も、御覧の様な大渋滞。
1㎞進むのに20分以上掛かる「トンデモ」振りです。

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【写真上】おまけその②、数分後、何故か湖岸を走っている私め。
鬼渋滞に我慢出来ず、山中湖村役場を過ぎた辺りで途中下車。
マウント富士入口へは走って向かう事に致しました。
嗚呼、こんな事なら旭日丘から直接走った方が早かった…。

因みに此処を走るのは四年前の「山中湖ロードレース」以来。
以前はずーっと参加していたレースですが、此処三年は「軽井沢ハーフ」に浮気中。
そんな訳で久し振りの山中湖走なのでした。

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【写真上】「山中湖温泉.紅富士の湯」到着。
明神前のセブンイレブンでロードランを切り上げ、スーパードライタイム。
缶ビール二本をチビチビ飲りながら歩いてると、10分程度で到着しました。
此処も山中湖ロードレース以来、四年振りの♨来訪です。

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【写真上】飛んで19:50、富士山駅。
山中湖から都心に戻るには高速バスが一番手っ取り早く楽なのですが、この日は3日前から予約満席で切符取れませんでした。
仕方無く路線バスで富士山駅に向かい「大月」~「高尾」~「新宿」と乗り継ぎ。
3時間以上掛けて漸くの帰宅、こっちの方が疲れた…。

と、こんな感じの西丹沢~山中湖「国境走」。
丹沢には今年あと一度来るか来ないかですが、若し訪れるんだったら今回スルーした丹沢主稜の中核部「加入道山/大室山/檜洞丸」辺りを馬蹄縦走してみたいと思います。
おしまい。

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2015.09.09

●「西丹沢~山中湖」丹沢主稜.甲相国境尾根パート縦走トレラン④

えー、先日の「丹沢主稜/甲相国境尾根パート縦走」トレラン記、続々篇。
西丹沢自然教室から畦ヶ丸.菰釣山.大棚ノ頭を経て山中湖東稜に到達、国境尾根西端の三国山に向かいました。

そんな訳での山行記その④「富士岬平~三国山」篇になりまする。

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【写真上】富士岬平から高指山へは0.6㎞の行程。
ブナ樹林帯の中、軽く下って緩やかな上り返し。
富士岬平以北の甲相国境尾根は山中湖ハイキングコースに組み込まれています。

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【写真上】赤土と黒色火山礫の混じったトレイル。
上り返しはなだらかな勾配、落葉とウッドチップのクッションが利いた幅広路。

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【写真上】高指山到着。(time/5:31:19 dst/23.07㎞)
時計は14:40、菰釣山でのタイムロスも少し挽回出来ました。
そんな訳でこの日初めての休憩、20分の固形食タイムです。

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【写真上】高指山より、山中湖を望む。
うーん、何だか西に進むにつれガスが濃くなってる様な…。
因みに高指「山」と云うよりは縦走路中の「丘」、ピーク感は全くありません。

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【写真上】さーて充電終了、出立。
ブッシュの繁る薄原を下り、鞍部の切通峠へと向かいます。

Img_8175
【写真上】富士岬平以降、トレイルは黒色火山礫が主体。
程良いウェットさとクッション、ランには絶好の山路地層です。

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【写真上】下り切った所が切通峠。
分岐の右手を進むと平野方面、直進して明神山を目指します。

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【写真上】切通峠からは緩~い上り返し。
2.2㎞で230m高度を上げますが、然程本格的な上りの感じは致しません。
自生のサンショウバラとブナの樹林帯、引き続き幅広トラックが続きます。

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【写真上】鉄砲木ノ頭が近づくにつれ、益々靄っぽくなって参ります。
因みにこの日の天気予報は「晴れ」だったんですけどね…。

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【写真上】鬱蒼としたブナ林を抜け、再び空の広がる草原帯に。
直下っぽい登坂パートもなく、すんなり明神山へ至ります。

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【写真上】明神山(鉄砲木ノ頭)通過。(time/6:10:27 dst/26.52)
広くなだらかな丘陵ピークは西面の展望も開けて開放的な雰囲気。
尤もこの日はこんな天候で眺望「ゼロ」、富士山も望めませんでした…。

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【写真上】山頂に祀られてている山中諏訪神社.奥宮。
因みに山中諏訪神社.本宮は山中湖の西南端に鎮座。
この日の山行を終え、♨に向かう際に素通りしました。

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【写真上】明神山頂より、ガス間に覗く山中湖。
この時点で時計は15:40、一応時間が無い際のエスケープルートとして三国峠から湖畔に下りる事も考えていましたが、予定通り篭坂峠まで行けそうです。
それにこの展望じゃ長居しても仕方無し、ちゃっちゃと先を急ぐと致しました。

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【写真上】明神山から草原ブッシュ帯を南進、三国峠へ。
この時期は未だ穂を閉じている尾花、深秋頃には見事な黄金色に染まっているんでしょうね。

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【写真上】三国峠へはU字に抉れた火山礫のトレイル。
この下り、トレランにはムチャ楽しいパートです。

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【写真上】程良い緩~中勾配のダウンヒル。
バンクの利いた窪路トレイルは最高のクッションでグリップも抜群、シングルトラックの路幅も却って良い按配。
左右のU字路壁を蹴跳して速度とライン調整、ハイスピードランが楽しめました。

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【写真上】三国峠通過。
明神山から0.7㎞、舗装道を横切り正面のトレイルヘッドに取り付きます。

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【写真上】三国峠、「山梨県山中湖村」の標識看板。
さーて、甲相国境尾根もラストパートです。

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【写真上】この日の山行、最後の登坂区間に入ります。
序盤はクマザサの繁る落ち着いた上り。
三国峠から三国山へは0.7㎞程度、約150m高度を上げていきます。

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【写真上.下】ブナ林の中、次第に勾配が増して参ります。
木の根が目立つ直登区間、尤も急坂/難路と云う程のパートは有りません。
しかし山頂が近づくに従い、ガスの掛り具合が酷くなる一方です。

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【写真上】三国山通過。(time/6:27:53 dst/27.88㎞)
その名の通り神奈川県/山梨県/静岡県の国境山にて甲相国境尾根の始終点。
そして丹沢山地の最西端に位置する山でもあります。
取敢えず三国山を踏んだ事で今回山行のお題目「丹沢主稜/甲相国境尾根パート縦走」は達成。
残す山行は三国山稜のファイナルパート、あと9㎞程度です。

と、こんな感じの「丹沢主稜.甲相国境尾根パート」縦走記その④。
三国山からは大洞山を経て、籠坂峠/山中湖旭日丘にてフィニッシュとなりました。
つづく。

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2015.09.08

●「西丹沢~山中湖」丹沢主稜.甲相国境尾根パート縦走トレラン③

えー、先日の「丹沢主稜/甲相国境尾根パート縦走」トレラン記、続々々篇。
西丹沢自然教室から東海自然歩道に進路を取り、畦ヶ丸を経て菰釣山に到着。
甲相国境尾根を西進、山中湖方面へと向かいました。

そんな訳での山行記その③「菰釣山~富士岬平」篇になりまする。

1
【写真上】菰釣山をちゃっちゃと通過。
左手の樹林帯に伸びる山路を進みます。
何故「赤文字」かと申しますと…、後程解ります。

02
【写真上】進むに従い、踏み跡の薄い不明瞭な山路に。

2
【写真上】ま、一定距離毎に赤布があるので大丈夫でしょう。

5
【写真上】リボンを伝って怪しげなトレイルを進みます。

7
【写真上】山腹の荒路から小広い尾根筋に出ました。

6
【写真上】赤布を頼りに踏み跡の無い山路を下降し続けます、が…。

9
【写真上】進行方向は全て崖路の行き止まり…。
辺りをうろうろする事約40分、山路らしきものは全く見当たりません。
………。
若しかするとこりゃ「取っ掛かり」の時点で大間違いしてるんじゃ無いでしょうか。
元来た荒路を引き返し、果たして菰釣山へと戻ってみると…。

10
【写真上】やっぱり…。
菰釣山頂から、別方面にちゃんとした縦走路が伸びていました…。

何でこんな初歩的ミスを犯したかと云うと、山地図で「甲相国境尾根」は一本道。
菰釣山到頂後、何も考えず目に付いた山路を下ってしまった訳でして。
因みに間違った方のトレイルは菰釣山三角点を経て大栂(1204mピーク)に向かう作業路らしき山路でした。

このスカポンタンで時刻は13:05、1時間10分のタイムロスは痛い…。
うーん、山中湖迄無事に辿り着けるのかしら。

11
【写真上】正しいルートに入ると、極々フツーのトレイル。
考えてみりゃ甲相国境尾根は、「東海自然歩道」に属するポピュラーコース。
破線ルート的な不明瞭山路がある筈もないですよね…。

14
【写真上】で、山路構成は「畦ヶ丸~菰釣山」間と殆んど変わりません。
菰釣山から次の小ピークその①、ブナノ丸を通過。
緩やかに下って…、

15
【写真上】平坦パートを経て…、

16
【写真上】緩やかな上り返し…。
以降、大棚ノ頭迄はずーっとコレが続きます。

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【写真上】菰釣山からの小ピークその②、油沢ノ頭。
ブナノ丸からランで約10分、甲相国境尾根的な地味ピーク。

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【写真上】小ピークその③、樅ノ木沢の頭。
油沢ノ頭からランで7~8分、地味ピーク。

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【写真上】小ピークその④、西沢ノ頭。
樅ノ木沢の頭からランで約10分、地味ピーク。

Img_8144
【写真上】小ピークその⑤、石保土山。
西沢ノ頭からランで約10分、地味ピーク。

「畦ヶ丸~三国山」間の丹沢主稜.西南パート(甲相国境尾根)は、標高は1100~1300m前後を推移する、緩やかで高低差が少ない尾根縦走路です。
しかし難所や急坂の無い代わりに小さなアップダウンが繰り返される単調な構成、その典型と云えるのがこの「菰釣山~大棚ノ頭」間の8.3㎞。
上掲五つの小ピーク+無名小ピークを小刻みに登降して進んで行きます。

Img_8145

Img_8146
【写真上.下】石保土山を過ぎると、ド単調だった尾根路に少し変化が。
アップダウンの繰り返しから、緩勾配の下り基調トレイルに。
やがて尾根筋を右手に90度折れ、木段コースの下りに入ります。

Img_8149
【写真上】短い木段パートを遣り過ごすと、鉄塔脇を通過。
突如見晴らしの開けた南斜面、薄の群生した草原帯に出ます。

Img_8151
【写真上】薄っ原より、南東面の見晴らし。
うーん、天気良けりゃ箱根外輪山が見渡せる筈なんですが…。

Img_8153
【写真上】以降、地味ながらも快適なフラットパート。

Img_8154
【写真上】大棚ノ頭分岐通過。(time/5:04:34 dst/20.63㎞)
案内板裏手を進むと数分で大棚ノ頭。
しかし先程の路迷いで時間が押しているのでスルー、先を急ぎます。

Img_8157
【写真上】大棚ノ頭からは明確な下りが続きます。
畦ヶ丸周辺で良く目にした、石英閃緑岩/花崗岩帯の路面復活。
白石沢~河内川以西の丹沢西部と山中湖東岸は同じ深成岩地質なのです。

Img_8158
【写真上】カワイイ鎖場有り。
甲相国境尾根に鎖場は2箇所だけ、何れも使わなくても問題無いレベル。
基本的に悪路難路は皆無、整備の行き届いた縦走路です。

Img_8160

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【写真上.下】ブナの植樹帯を進みます。
緩やかな下り勾配でクッションも良、走り易い黒土トレイルです。
石保土山以降は一部を除き大部分が快適な山路、この日初めてロングラン区間。

Img_8165
【写真上】ちょっぴり上り返すと富士岬平。(time/5:24:33 dst/22.46㎞)
さーて、丹沢主稜(甲相国境尾根)も山中湖エリアに入ってきました。

Img_8166
【写真上】富士岬平からは山中湖が望めます。
正面の入り江は丁度クジラの尻尾辺り。
そー云えば山中湖を見たのって、四年前の山中湖ロードレース以来です。

と、こんな感じの「丹沢主稜.甲相国境尾根パート」縦走記その③。
富士岬平からは山中湖エリアに侵入、三国山へと走を進めました。
つづく。

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2015.09.07

●「西丹沢~山中湖」丹沢主稜.甲相国境尾根パート縦走トレラン②

えー、先日の「丹沢主稜/甲相国境尾根パート縦走」トレラン記、続篇。
西丹沢自然教室から東海自然歩道サブコースを使って畦ヶ丸に到着。
進路を西に取り、甲相国境尾根を菰釣山方面へと向かいました。

そんな訳での山行記その②「畦ヶ丸~菰釣山」篇になりまする。

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【写真上】畦ヶ丸から100m下ると避難小屋。
三叉路を右に取り、甲相国境尾根.縦走コースへ。
この小ピーク、マイナーな呼称では「畦ヶ丸.南峰」なぞと云ったりもします。

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【写真上】畦ヶ丸からの下りトレイル。
シングルトラックの尾根筋、立ち枯れしたササヤブ群の中を進みます。

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【写真上】途中一ヶ所鎖場有り。
花崗岩の浸食した歪曲窪路、まぁ極々短いパートで大した事ありません。
西丹沢自然教室~高指山の東海遊歩道間、唯一の鎖場なので撮ってみました。

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【写真上】モロクボ沢ノ頭の手前より、南西の眺望。
尾根を幾重にも挟み、最奥に佇む山容は三国山。
この日は丹沢山地最西端のあそこ迄向かう訳ですが、マダマダ遠い…。

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【写真上】モロクボ沢ノ頭.通過。
畦ヶ丸から0.7㎞、尾根上の一ピーク。
尚、「甲相国境尾根」の正確な分水嶺上定義は、大室山を東端とし三国山へと続く稜線で、畦ヶ丸は含まれていません。
と云う訳で、此処モロクボ沢ノ頭より甲相国境尾根.突入です。

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【写真上】ブナやミズナラの樹林帯の中、立ち枯れの目立つササヤブ路。
モロクボ沢ノ頭からは、ダラダラと続くアップダウンの始まり。
尾根起伏をなぞった緩勾配の登降、その繋ぎパートに短い吊尾根の平坦路と云った山路構成です。

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【写真上.下】モロクボ沢ノ頭からプチ鞍部(1144m)を経て大界木山へ。
一応「恋路峠」なんてロマンチックな名前が付いてますが、峠名標は無し。
勿論ステキな出逢いもありませんでした。

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【写真上】花崗岩の地崩れ跡。
特に滑落の危険はありませんが、こう云った風景が尾根下に何度も見られます。

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【写真上】大界木山通過。(time/1:56:17 dst/7.61㎞)
モロクボ沢ノ頭より1.3㎞、多少の登坂パートを経ての尾根筋ピーク。
以降、菰釣山迄はずーっとこんなパターン。

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【写真上】大界木山を過ぎると山路周辺の植生が少し変化。
立ち枯れの目立つ背高のササから、低い林床のササ路となって参ります。

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【写真上】城ヶ尾峠通過。
大界木山から0.9㎞、小さな登下降の後に到達する鞍部。
嘗ての甲斐/相模を結んだ往環路の趣を残す古道峠です。

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【写真上】城ヶ尾峠から、再び緩やかな上り。
暫く路幅を取ったトレイル、ハイク向けの穏やかな山路です。

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【写真上】ユル~いアップダウンと平坦路を繰り返します。
うーん、単調過ぎてコメントのし様が無い…。
走れるパートも多いのですが、「上り」「下り」「平坦路」の各区間が短くコマ切れ。
中々スピードとリズムに乗り切れません。

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【写真上】左手、樹間より望む権現山。
基本的に甲相国境尾根は行程中の眺望が殆ど利きません。
極々たま~に樹林隙間から山景が覗ける程度です。

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【写真上】続いての小ピーク、中ノ丸。(time/2:26:23 dst/10.17㎞)
城ヶ尾峠から1.6㎞、城ヶ尾山を挟んで二つ目のピーク。
「畦ヶ丸~菰釣山」の中間目安となる地点です。

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【写真上】中ノ丸からも緩やかなアップダウン+一部フラットパート。
途中、漕がないと進めないクマザサ帯があります。

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【写真上】ブナ沢乗越の分岐を右に分けると、直ぐに菰釣避難小屋。
此処から菰釣山へは160mの高度アップ、久し振りに明確な上りパートとなります。

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【写真上】菰釣山への上り山路、二写。
ブナを中心とした落葉樹林のトレイル。
1㎞に満たない中斜勾配、比較的容易な登坂パートです。

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【写真上】15分と掛らず山頂が見えて参りました。
直下の急坂やピーク手前の上り返しも無く、スムーズに登頂。

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【写真上】菰釣山通過。
甲相国境尾根の最高標高にて、丹沢山地西部主峰の一つ。
手狭い山頂には木製テーブルと案内地図板、気象観測ソーラパネルが二基設置されています。

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【写真上】甲相国境尾根の山としては、唯一見晴らしの利く頂です。
西南方面に開けた展望には、これより向かう縦走路尾根筋。
ブナノ丸~油沢ノ頭~樅ノ木沢ノ頭~西沢ノ頭~石保土山の丹沢主稜.西端パートが望めます。

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【写真上】正面右手、北西方面の眺望。
右奥に鎮座するのは道志山塊の盟主、御正体山。

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【写真上】正面左手、西南方面の眺望。
薄らと弓引く稜線が窺える富士山、中腹から山頂付近は靄って見えません。

と、こんな感じの「丹沢主稜.甲相国境尾根パート」縦走記その②。
菰釣山からは延々と続くアップダウン経て、高指山~山中湖へ向かいました。
つづく。

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2015.09.06

●「西丹沢~山中湖」丹沢主稜.甲相国境尾根パート縦走トレラン①

えー、昨日は「秋の長雨」の合間を縫っての山走行脚。
向かった先は西丹沢、一年近く振りの丹沢山行で御座います。

年15回以上トレランに出向く私めですが、丹沢山地は「ヒル多く」「木道多く」「人多く」と、どっちかっつーと余り足を運ばないエリア。
今回はヒルの生息が薄く、且つハイカーの少ない不人気コース通好みな「丹沢主稜.西半分コース」をチョイス。

Nishitanzawa

西丹沢自然教室から東海自然歩道/甲相国境尾根/三国山ハイキングコースを経て山中湖に至るルートを走って参りました。
因みに全て初走破コースなので新鮮味もあり、楽しみなプランニングとなりまして。

そんな訳での山行記その①「西丹沢自然教室~畦ヶ丸」篇になりまする。

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【写真上】8:30、西丹沢自然教室BS到着。。
久し振りの晴れ予報ウィークエンドですが、始発バスのハイカーは約20名と少な目。
やっぱり皆さん「表尾根」「主脈」方面の人気コースへお出掛けなんでしょうね。

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【写真上.下】8:45、アップを済ませ山行スタート。
畦ヶ丸へのトレイルヘッドはBSの真横、探す心配は全くありません。
吊り橋を渡り、西沢沿いへ向かいます。

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【写真上】ただっ広い白ザレの中、山懐を進みます。
西沢は花崗閃緑岩が風化、砂状になった真砂河原。
正面に望めるのはショチクボノ頭。

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【写真上】清流沿いは岩ゴロのガレた山路。
丸太や石堤の渡渉を繰り返し、何度も木橋を渡ります。

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【写真上】ザレ河原を進むと、正面に畦ヶ丸が望めます。
取敢えずこの日の第一目標はアレ。
西丹沢自然教室から山頂へは700m近く高度を上げていきます。

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【写真上】西沢の原流風景.二写。
露岩も川底もみーんな花崗岩。
透明度が高いにも関わらず、岩色の所為で川色が白っぽく見えてしまいます。

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【写真上】引き続き木橋渡りを繰り返し、

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【写真上】堰堤越えも二度程繰り返し、

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【写真上】西沢沿いの岩ゴロを越えて行きます。
序盤はフィトンチッド溢れる渡渉パートの繰り返し。
花崗岩の「白」.苔の「緑」.西沢の「透」が清々しく、如何にも西丹沢的な風景美です。

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【写真上】旧権現山/下棚の分岐を通過。
以後、本棚分岐へも同様の清流沿いトレイルが続きます。
因みに下棚.本棚の瀑布見物はスルー、亦の機会にお預け。

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【写真上】本棚/畦ヶ丸の分岐。(time/27:34 dst/2.37㎞)
此処迄が畦ヶ丸の序盤パート、緩勾配の沢沿いトレイル区間。
登山口~本棚分岐は極々緩やか上りで殆んど平坦に近いイメージ、心肺/下肢負担は殆どゼロです。
但し露岩/浮石/渡渉が多いので、初心者の方はプロテクションとゴア防水のしっかりしたシューズが良いかも知れません。

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【写真上】分岐をひと上りすると、V字地形の涸れ沢トレイル。
傾斜は中坂レベルも花崗岩の岩ゴロ帯、浮石も多く足場の選択には注意。

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【写真上】涸れ沢を上り切ると本格的な登坂パートに突入。
谷から左手の山腹に取り付き、九十九折の中.急坂が始まります。

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【写真上.下】杉林をジグザクに縫って、高度を上げて行きます。
概ね25度前後の一定した登坂勾配、特に難所と云ったパートは有りません。

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【写真上.下】花崗閃緑岩、山路風景.二写。
風化.浸食により崩れた路端や、溝状になった山路が多く見られます。
そしてこの花崗岩地質は西丹沢から山中湖東岸迄続いていくのでした。

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【写真上】中盤、一旦軽い下りを経て再び上りへ。
この鞍部を流れる沢を最後に、清流とはお別れ。
顔と手を洗い、口を漱いで先を進みます。

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【写真上】山腹から尾根沿い山路に進出。
勾配具合は変わらず、木段パートが断続的に続きます。

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【写真上】やや痩せ気味の尾根筋を進みます。
地質が花崗岩な上に狭尾根なものですから、必然的に木の根道となります。

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【写真上】尾根路を上り切ると善六のダワ。(time/59:15 dst/4.08㎞)
大まかなコースタイムは「登山口~本棚」で1/3、「本棚~善六のダワ」で2/3。
畦ヶ丸へのクライムパートはあと1/3の目安となります。

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【写真上】善六のダワ付近から、左手に望む権現山。
行程中に四囲眺望は殆ど得れませんが、時折樹間より南東方面が覗けます。
落葉を終えた初冬頃には、もう少し見晴らしが望めるかと思われます。

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【写真上】善六のダワから程無くすると、ブナの樹林帯に入ります。
ブナ帯に入ると勾配も落ち着き、緩~中斜面主体の山路構成に。
柔らかい落葉緑葉と白斑の幹色を眺めつつ、歩き良いトレイル。

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【写真上】巨木こそ少ないものの、林相の美しいブナの森。
走れるパートもチラホラ出て参ります。

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【写真上】稜線と空の境が見えてくると、間も無く山頂。
直下の急坂や偽ピークも無く、穏やかな登坂のまま畦ヶ丸に至ります。

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【写真上】畦ヶ丸通過(time/1:26:19 dst/5.65㎞)
樹林帯に覆われ眺望の利かない頂、まぁ西丹沢っぽい山。
1300m級の低山としては珍しくケルンが立っています。

スタート標高(西丹沢自然教室)の低い分、高度差は大きく約700m。
まぁこれも丹沢っぽい標高差ですが、数字よりは楽な登頂行程でした。
序盤の緩やかな沢上りパートで約200m高度を稼げるので、本格的な登坂区間は実質500m弱。
中盤の山腹九十九折~善六のダワをしっかり処理してしまえば、終盤のブナ林区間は落ち着いた上りとなっているので快適なヒルクライムが楽しめました。

と、こんな感じの「丹沢主稜.甲相国境尾根パート」縦走記その①。
畦ヶ丸からは幾つかの小中ピークを経て菰釣山へと向かいました。
つづく。

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