2016.12.01

●「奥多摩三大急坂」考.後篇

山行勇気が 必要だ

ヘバると誰かが 先に行く

あとから来たのに 追い越され

泣くのがいやなら さあ登れ


「ああ、人生に涙あり(水戸黄門OP曲)」二番.改

えー、前日に引き続いての「奥多摩三大急登」考察、後篇。
「三強」の有力候補に名の挙がる、下記8コースの傾向と対策リポで御座います。

・日原から鷹ノ巣山を結ぶ「稲村岩尾根」。
・小河内ダムから惣岳山(御前山)を結ぶ「大ブナ尾根」。
・安寺沢集落から本仁田山を結ぶ「大休場尾根」。
・八丁橋から天祖山を結ぶ「天祖山表参道」。
・ドラム缶橋登山口から入小沢ノ峰(三頭山)を結ぶ「ヌカザス尾根」。
・唐松橋から小雲取山を結ぶ「野陣尾根(富田新道)」。 
・水根集落からトオノクボ(六ツ石山)を結ぶ「棒ノ木尾根」。
・深山橋登山口からツネ泣峠を経由、ヌカザス尾根に合流する「ムロクボ尾根」。

今回は「大ブナ尾根」「ヌカザス尾根」「ムロクボ尾根」「野陣尾根」、+おまけの1コースの解説になりまする。

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●大ブナ尾根 (小河内ダム登山口~惣岳山)
・コーススペック  距離3.7㎞ 標高差約810m 
・昭文社山地図CT/上り2
時間20分 下り1時間30分
奥多摩湖/小河内ダムから御前山へのメイン登山路、大ブナ尾根。
尤もその利用頻度は御前山からの下山路として使われる方が多いみたいです。

このコースの肝となるのは「登山口~サス沢山」間の前半部、約1.6㎞。
小ガレと根道の露出するヤセ尾根を直登するパートは結構ハードな上り。
但し勾配Maxとなる区間の距離が短いので、一気に上り切る事が可能です。

サス沢山以降は勾配もある程度収まり、一部点在する岩稜帯を遣り過ごすと落ち着いた幅広尾根の上りに変化。
最後の惣岳山直下パートは再びソコソコの急坂となりますが、ダートメインの山路コンディションで前半部程の悪路ではありません。

「頭」と「尻」に急坂がある事を認知しておけば「フツーにキツい」程度の登坂ルート。
但しボトムに降りていくに従い、悪路/急坂傾向が強まり膝への負担も階乗的に増加するので、個人的には「山行終盤の下りで使う方がヤだな」と云った印象でした。 

参考山行ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/10/3-ecd0.html

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●ヌカザス尾根 (ヌカザス尾根登山口
入小沢ノ峰)
・コーススペック 距離3.2㎞ 標高差730m 
(参考/登山口~三頭山 距離4.6㎞ 標高差960m)
・昭文社山地図CT/上り2時間45分 下り2時間15分

奥多摩湖側から三頭山にアプローチする主戦登山道。
その核心部がツネ泣峠~入小沢ノ峰に待ち構えている「オツネの泣坂」です。
上りではトラロープ伝いによじ登るヒルクライム、下りでは一直線に転げ落ちるかの様なダウンヒル。
狭い尾根をダイレクトに取る直登激坂は、数ある「奥多摩三大急登候補」の中でも指折りの勾配レベルでしょう。
梅雨時期や雨後の「マッドコンデションの日には使いたくない」と云う点では、上位にランクインするパートです。

尤も凶悪なパートは「ヌカザス山直下~入小沢ノ峰」の区間のみ。
登山口からイヨ山.ヌカザス山への上り行程アップダウンは一般登山路レベルですし、鶴峠分岐から三頭山へは緩勾配の穏やかな上り。
登坂ハイライトパートのオツネの泣坂が余りにも強烈なので、その印象が登山路全体のハードルを上げてる感じです。

にしてもおツネさん、世が世なら日本を代表するトレイルランナーになってたかもね。

参考山行ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2015/06/post-616a.html

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●ムロクボ尾根 (ムロクボ尾根登山口~鶴峠分岐)
・コーススペック 距離3.0㎞ 標高差760m
(参考/登山口~三頭山 距離4.8㎞ 標高差990m)

・山地図CT/上り2時間50分 下り2時間15分   

三頭橋を登山口に取り、途中からヌカザス尾根に合流する登山コース
奥多摩湖から三頭山への急坂登山路と云えば上掲ヌカザス尾根が有名ですが、急坂パートのみに限っては、こっちの方がより「タチが悪い」です。

その性悪さを決定づけているのが、ツネ泣峠(ヌカザス/ムロクボ尾根の合流地点)の前に現れる「ツネ泣坂/ムロクボ尾根版」の存在。
そう、実は「オツネの泣坂」は両尾根に其々1箇所づつあるのでして。

最大勾配は正に「見上げる」が如くの鬼急斜、しかも歪曲な崖斜面の「ムロクボ泣坂」をやっとの思いでよじ上ってヌカザス尾根に合流。
しかし間髪入れず待っているのが、ヌカザス尾根の「本家ツネ泣坂」。
うーん、極悪急登パートのダブルブッキングなんて全く嬉しくない…。

但し泣坂に至る迄のコース難度はムロクボ尾根<ヌカザス尾根。
イヨ山/ヌカザス山と2ビークのアップダウンがあるヌカザス尾根に対し、ムロクボ尾根は一定斜度の中勾配ヒルクライム。
総合的にどっちがキツい登坂コースかは、両方登ってみて各々で判断して下さい。

参考山行ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2015/06/post-616a.html

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●野陣尾根(富田新道) (唐松橋~小雲取山)

・コーススペック 距離3.9㎞ 標高差990m 平均勾配% 26.1 14.6
昭文社山地図CT/上り3時間30分 下り/2時間30分 
スミマセン、此処だけ未走破コースなのでコメント出来ません。
だってアクセス無茶苦茶悪いんですもの…。
そのうち使う事があったら、加筆補正でアップ致します。

あと、ムテキの「三大急坂」には及ばないものの、「悲運の五将」クラスには挙げてもイイかな、と思う個人的急坂を1つ挙げときます。

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●都県境尾根 (長尾丸山日向沢ノ峰)
・コーススペック 距離3.5㎞ 標高差420m 
・昭文社山地図CT/上り2時間 下り/1時間30分

奥多摩エリアと奥武蔵エリアの北境を走る、東京都.埼玉県の国境尾根。
日向沢ノ峰と棒ノ嶺を繋ぐ、地味~なマイナー尾根コースです。

棒ノ嶺~槙ノ尾山~長尾丸山の2.4㎞行程は、小さなアップダウンが繰り返されるものの何て事ないフツーの上り。
しかし長尾丸山を下ってから始まる登坂パートがこのコースの核心部。
尾根を忠実に伝う直登急坂と露岩帯のヤセ尾根を交互に取る山路構成で、樹林帯に囲まれた単調なヒルクライムが延々と続きます。
そして日向沢ノ峰直下の0.6㎞に待っているのは、殆ど「崖」…。
マイナールートが故の「脆い軟土の足場」に「踏みの浅い山路」と、トレイルコンディションもあまり良くありません。

スペック自体は標高差400m強/距離約3㎞程度も、その数値よりもタフなコース。
もし「奥武蔵三大急登」なんてのがあったなら「山伏峠~前武川岳」「妻坂峠~大持山」「芦ヶ久保~二子山」等のコース共々、間違い無くその候補に入るでしょう。

参考山行ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2015/08/post-d2da.html

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と、こんな感じの「奥多摩三大急坂.考」、前後篇。
因みに個人的な三大急登「BEST3」はと申しますと…。
①稲村岩尾根 ②大休場尾根 ③天祖山表参道
てなランク付けですかね。

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2016.11.28

●「奥多摩三大急坂」考.前篇

山行勇気が 必要だ

ヘバると誰かが 先に行く

あとから来たのに 追い越され

泣くのがいやなら さあ登れ


「ああ、人生に涙あり(水戸黄門OP曲)」二番.改

そんな訳で本日のテーマは人生にも山にも付きもの、「坂」のオハナシです。

都心から約2時間の好アクセス地に位置し、首都圏在住のハイカー、トレイルランナーから多くの支持を集める「奥多摩」。
一都二県に跨る35000ha超の山林面積を誇り、「雲取山」「奥多摩三山」を筆頭に「御嶽山」「川苔山」「日ノ出山」「高水三山」「浅間嶺」などの人気山が無数に立ち並ぶ広大な山岳エリアです。

山域全体が低~中級山からなり、亜高山帯の雲取山(2017m)が最高峰。
登山路の整備は行き届いており、道標板も数多く設置。
また各所に山村集落が点在するので、一部を除いてエスケープルートも豊富。
と、ハイク入門者でも充分楽しめるレベルの登山路がその殆んどを占めています。

しかし主稜線と渓谷部が交互に東西を縦断する山岳形状から、その谷合より尾根路/山頂に出るルートには幾つかの急坂コースも存在。
中でも屈指の急登パートを有し、その難度を比謳されるのが「奥多摩三大急登」。
尤も「三大急登」に明確な定義は無く、人によって挙げられる候補はまちまち。
名前の出る頻度が高いのは、概ね以下の6~7つになります(五十音順)。

・日原から鷹ノ巣山を結ぶ「稲村岩尾根」。
・小河内ダムから惣岳山(御前山)を結ぶ「大ブナ尾根」。
・安寺沢集落から本仁田山を結ぶ「大休場尾根」。
・八丁橋から天祖山を結ぶ「天祖山表参道」。
・ドラム缶橋登山口から入小沢ノ峰(三頭山)を結ぶ「ヌカザス尾根」。
・唐松橋から小雲取山を結ぶ「野陣尾根(富田新道)」。 
・水根集落からトオノクボ(六ツ石山)を結ぶ「棒ノ木尾根」。
・深山橋登山口からツネ泣峠を経由、ヌカザス尾根に合流する「ムロクボ尾根」。

ま、大体この辺りが「三強」の有力候補。
と云う訳で今回は「奥多摩三大急登」の有力候補コース、及びそれに準ずるコースを列挙コメントしてみたいと思います。

尚、今回の表題を「三大急登」では無く「三大急坂」としたのは、単に下りでしか使った事のないコースもあるから。
それに上りでキツいコースは、下りでも「別の意味でキツい」からでして。

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●稲村岩尾根 (巳ノ戸橋~鷹ノ巣山)
・コーススペック 行程距離/約5.1㎞ 標高差/1130m
・昭文社山地図CT 上り/3時間5分 下り/2時間15分

ハイカーによって多少の候補差異がある「奥多摩三大急登」。
しかし10人中10人が必ず名を挙げるのがこの稲村岩尾根、しかも殆んどがその筆頭扱いです。 
「1100m以上標高を上げる高度差」
「山地図で3時間強を要するCT」
「約5㎞、延々と続く中急勾配の上り」
と、そのスペックは奥多摩三大急登の「ボス」に挙げられるに相応しいもの。

序盤こそ巳ノ戸沢沿いの緩やかなトレイルも、沢を離れ稲村岩のコルへ向かう山腹斜面から急坂の洗礼。
そして稲村岩のコルから、本格的な長~いヒルクライムの始まりです。
多少は勾配の緩む区間もありますが、行程の殆どが中斜面以上の上り構成。
特に急坂のハイライトは2箇所、中盤の杉林の右手を進む直登パートとラストの鷹ノ巣山直下パートです。

只、この稲村岩尾根の山路構成、個人的には嫌いじゃないタイプ。
正直云って、然程キツい感じはしませんでした。
理由としては以下の2点が挙げられます。


①コース全域を通して、良好なトレイルコンディション。
殆どがクッションの利いた赤土ダートで占められており、突き上げの強い露岩帯や足場の悪いガレ場、砂利や小石で横滑りする悪路はありません。
精々、出入りの多い木の根道が目立つ程度です。
そしてもう一つ、大きいのが適度な掘りの山路溝。
防火帯ザレ場の様な極浅路や、逆にエグレの深いU字窪路も見られず、必要以上に疲労の増加する力馬場が存在しません。
ヒルクライムの難度は勾配の緩急だけではなく、他の山路状況に由る所も大。
そう云った意味では良質な山路コンディションが、踏破ハードルをある程度下げてくれてると思います。

②均一な斜度をコンスタントに刻んだ山路構成。
確かに一定レベル以上の中~急斜面上りが支配的ですが、逆を云えば登坂リズムを上下させる斜度変化が少なく、均一なペースで上れます。
そして意外な事に、瞬間最大風速「Max」的な極悪パートが無い。
例えば「ヌカザス尾根のツネ泣」や「前飛龍直下の岩稜帯」の様な、「ウゲゲ」と泣き出したくなる激坂区間が存在しないのです。
ヒルクライムの疲労度を最も増加させる「不規則な登坂リズム」「二足歩行の限度を超えた急斜面」、この2要因を考えなくて良いのも大きな救いです。

まぁこれに関してはあくまで個人的な感想。
「噂通りの極悪ヒルクライム」と感じるか、「意外と与し易い」と感じるかは人其々。
取敢えず一回は登ってみる事をお勧めします。

参考山行ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/10/4-3bd5.html

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●大休場尾根 (安寺沢集落~本仁田山)
・コーススペック  行程距離1.9㎞ 標高差700m 

・昭文社山地図CT 上り/1時間40分 下り/50分

上掲「稲村岩尾根」以外は群雄割拠、様々な候補が挙がる「奥多摩三大急登」。
その中でも比較的次位に名前が出るのが、この大休場尾根です。

起点となる奥多摩駅から登山口までは、何てコトない舗装道アクセス。
しかし安寺沢の取っ掛かりから、杉林山腹を左右に振る急坂蛇行路が始まります。
登山口から尾根路に出るまでのアプローチに良く見られる山路取りも、この時点でカナーリの急勾配。
大休場尾根の稜線上に出る以前に、結構体力を消耗します。

で、尾根路に出たら出たで「露岩ゴロゴロ」「木の根ボコボコ」の悪路急坂を直登。
斜度の緩む箇所も殆んど無いヒルクライム、上っても上っても距離が稼げません。
山頂スペック(本仁田山/標高111m)の低山登山路としては、有るまじき極悪ルート。
それにしても、こんな所処に杉林を所有する林業地権者の顔が見てみたい…。

救いは距離が2㎞未満と短いコースである事。
若しこんな急坂が3㎞も4㎞も続いてたら…、うーん想像したく無いですね。

参考山行ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2013/12/post-c6c3.html

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●天祖山表参道 
(八丁橋~天祖山)
・コーススペック  距離/約3.2㎞ 標高差/約1000m
・昭文社山地図CT 上り/2時間45分 下り/1時間50分 

アクセスの悪さは野陣尾根と双璧、「狙って」行かないと使わないコース。
そんな立地も相俟って、長沢背稜からの下山路で利用する方が多いみたいです。

登山口からいきなりの中~急勾配、山腹を九十九に折れつつ上る山路構成。
ロボット雨量計設置所から尾根に乗り大日神社までは一旦斜度が落ち着くも、以降は岩稜帯のヤセ尾根直登パートが連続して現れます。
高度を上げるにつれ、尾根路の露頭石灰岩も大きくなり悪路傾向も進行。
足場の悪さと強烈な突き上げと云う点では、大休場尾根に匹敵します。

「ウゲーッ」てな激坂パートこそ少ないものの、総じて中~急勾配が支配的。
その点では稲村岩尾根同様、バランスの取れた(?)急登コースと云えるでしょう。

あと、途中に幾度か広葉樹林帯の平坦踊り場に出るのが救いなのですが、これはこれで踏み跡が薄くコースを外れる危険有り。
天祖山は座地の悪さから訪れるハイカーも少ないので、路筋の不明瞭な小平地や谷斜面、スイッチバック箇所が多いのです。
特に下りで使う際、「急坂」以上に「路迷い」に気を付けなないといけません。

参考山行ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2014/08/post-337f-1.html

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●棒ノ木尾根 (水根集落~トオノクボ)
・コーススペック  距離1.9
㎞ 標高差660m
(参考/水根集落~六ツ石山 距離3.2㎞
 標高差900)
・昭文社山地図CT 上り/1時間40分 下り/1時間10分
奥多摩湖畔/水根集落から六ツ石山へ向かう登山コースの下半分。
石尾根山行からの下山路で使われる方も多いん
じゃないでしょうか。

水根集落登山口からトオノクボへの登坂距離は1.9㎞。
その中でも核心部はトオノクボ直下、等高線を直登する1㎞弱の区間です。
最大勾配は結構エグく「三大急登」候補に挙がるに相応しいもの、所々で手の補助を必要とする箇所も現れます、
但し極悪パートの距離が短いのが救い、予め1㎞未満の急坂と解っていたら一気に上り切る事が可能です。

寧ろ個人的に嫌だったのは、勾配云々とは別の付加的な要素。
上から下まで「ずーっと」杉林の中を進む単調な山路構成。
見晴らしの利かない植林帯の中を延々と上り続けるロケーションは、疲れるより先に飽きてきちゃいます。
大休場尾根の項でも述べましたが、こんな所処に杉林を所有する林業地権者の顔が見てみたい…。

尤も棒ノ木尾根の上半分(トオノクボ~六ツ石山間)は防火帯の緩勾配路。
急坂パートは尾根下半分の一部、実質0.7㎞と考えれば気は楽かも。

参考山行ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/10/post-2918.html

と、こんな感じの「奥多摩三大急坂」考、前篇。
残りの四候補に就いての解説は、後篇に続きます。

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2016.10.16

●「奥多摩三大急登」縦走トレラン.その④

えー、先日の「奥多摩急登巡り」トレラン記、最終篇。
「稲村岩尾根」「棒ノ木尾根」「大ブナ尾根」の登降を繰り返し、御前山からはハセツネルートを逆走、三頭山へ。
山行ラストパートに控える最後の急坂、ヌカザス/ムロクボ尾根へと向かいました。

そんな訳での山走記その4.「小河内峠~鞘口峠~イレギュラー」篇になりまする。

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【写真上.下】小河内峠を過ぎてもスタコラと快適な走駆パート。
小河内峠~月夜見Pの間には小丘レベルのピークが四つ点在しますが、全て巻いたトレイル構成でランには支障なし。
一応ピーク伝いにも全て山路が通ってるので、アップダウンが好きな方はどーぞ。

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【写真上】昨昼~今朝にかけて行われていた、ハセツネカップの余韻。
文字通り「戦いの足跡」ですね。

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【写真上.下】だら~っとした中勾配の上りになると、間も無く月夜見P。

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【写真上】14:15、月夜見第二P通過。(Time/5:37:47 DST/24.08㎞)
ハセツネカップの第二エイド(水補給所)が設置されていた場所。
レース関連の設備はキレーさっぱり撤去されていました。

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【写真上】風張峠~三頭山方面への取り付き。
月夜見Pから奥多摩周遊道路を右に200m程進んだ所処です。

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【写真上】14:20、月夜見山通過。
取り付きから5分程度、軽くひと上りすると直ぐに到着。
何~んも無い地味山、ちゃっちゃと通過します。

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【写真上】以後、暫くは奥多摩周遊道路に沿ったトレイル。
小さなアップダウン繰り返す歪狭路、高度的には±0といった感じ。

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【写真上】月夜見山~風張峠間は途中に二度、道路沿いに出ます。
何か奥武蔵エリア(特に西武線の西側)的なシチュエーション。

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【写真上】14:35、風張峠通過。(Time/5:57:49 DST/25.98㎞)
小河内峠~風張峠~鞘口峠間の各距離は其々1.8㎞前後の等間隔。
走れるゾーンが結構多く、足が残っていればソコソコ時計を稼げるパートです。
但しトレイル自体は「家の裏山」っぽい詰まんないコース、車やバイクの通行音もひっきりなしに聞こえ、シチュエーション的にもイマイチ。

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【写真上】風張峠からは暫く明確な上り基調。
風張峠~鞘口峠間はピークこそ踏まないものの、途中に砥山を挟んでいます。
その為、大まかに「上り→頂を巻いた平坦路→下り」の山路構成。

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【写真上.下】上り切ると小勾配と平坦路を短いピッチで繰り返し。
この辺りで標高1300mを越え、再び濃霧帯に入ります。

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【写真上】一応、砥山への尾根路分岐もあります。
踏む気は無いのでちゃっちゃとスルー。

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【写真上】砥山付近の巻き道を終えると、今度は下り。
風張峠から上った分を下り返すと、鞘口峠に至ります。

が…、

この辺りから…、

心の片隅で…、

恐れていた事態が…、

発生し始めます…。

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【写真上】15:00、鞘口峠通過。(Time/6:19:58 DST/27.93㎞)
御前山から少し押してペースアップの山走、予定CTの10分貯金で到着。
鞘口峠から三頭山へは40分、三頭山からヨコスズ/ムロクボ尾根を下って深山橋へは60分、山頂で10分レストを入れても下山時刻は16:50目処。
日没40分前でヨユーの山行タイムテーブルです。

しかし、山行終盤のココに来て「まさかの雨」…。

ガーン。

降り足自体は「ポツポツ」と濡つ程度、これが夏季の山行ならノータイムで山行継続するレベルです。
しかしこの日の奥多摩エリアは11月上~中旬並みの冷え込み。
これから300m標高を上げてく中、天候は悪化こそすれ良化の見込みはありません。
体温低下で身体が動かなくなる恐れがある上、ラストの行程は「激下り」の泣坂を含むロングの下山パート。
ウェット&スリッピーなコンディションで大幅タイムロスしようものなら、日没前の下山すら危うくなります。
「強行」か「撤退」か、思案を重ねる事約3分…。

「やっぱり撤収するしかないか…down」。

そんな訳で泣く泣く山行中止。
三頭山から奥多摩湖への山行は諦め、都民の森へ下山する事となりました。

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【写真上】15:10、都民の森を出て、奥多摩周遊道路へ。
「画竜点睛を欠く」途中撤退、写真を撮る気も失せテケトーな下山。
数馬の湯♨に寄って、サッパリして帰ろっと。

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【写真上】三頭沢沿いのマイナールートの取り付き。
舗装道走りで数馬方面に向かうのも腹立たしく、このトレイルを使います。

尚、「数馬~大平地区~都民の森~三頭山」ルートの詳細はコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/06/post-8bc4.html

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【写真上】三頭沢の源流沿いをチンタラ走り…、

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【写真上】薄ブッシュをタラタラ走り…、

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【写真上】15:30、大平旅館街地区の登山口到着、フィニッシュ。
此処から数馬の湯へは約2㎞、普段なら〆の軽ジョグで向かう距離ですが…。
目的を失った消化不良の山行終了で、もう「ヤル気」も何も無し。
途中の酒屋で買った缶ビールを飲りつつ、大人気なく不貞腐れモード。

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【写真上】兜屋さん。

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【写真上】九頭龍神社さん。

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【写真上】15:50数馬の湯到着。
さーて、「ヤな気分」と「山走の汗」は♨で流してしまおっと。
因みに私め、この「数馬の湯」はこの日が初めての入浴利用。
檜原街道の登山口は「笹尾根」や「奥多摩三山」でコースを組む際に良く使うのですが、その何れもがアプローチユーズ。
意外と「灯台下暗し」の温泉なのでした。

まぁイレギュラーな結果とは云え、「もえぎの湯」「瀬音の湯」「つるつる温泉」「さわらびの湯」「三条の湯」「のめこいの湯」と、奥多摩日帰り温泉コンプリートに一歩近づきました。
あと残すは「三峰神の湯」と「小菅の湯」くらいですね。

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【写真上】17:30、武蔵五日市駅行のバスに乗車。
待ち時間中、バス停で浅間尾根帰りのご夫妻と暫し談笑。
この日の山行ルートを説明していると「キ●ガイ」扱いされてしまいました。
だってハイカーと違って、背中の荷物が軽いんですもの…。

尚、この日の山行マップと走破スタッツは以下の通り。

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・走行時間/6:38:46 ・走行距離/30.69㎞(㎞/13:31av) ・獲得標高/2739m

この日のテーマは「奥多摩三大急登」巡りでしたから、やっばり最後のヌカザス/ムロクボ尾根を外したのが悔やまれる…。
まぁヌカザス尾根.ムロクボ尾根ともに既に踏破済のルート、お初コースだった「棒ノ木尾根」と「大ブナ尾根」をクリアしたので良しとしときましょうか。
おしまい。

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2016.10.15

●「奥多摩三大急登」縦走トレラン.その③

えー、先日の「奥多摩急登巡り」トレイルラン、続々篇リポ。

東日原より山行開始、稲村岩尾根から鷹ノ巣山へヒルクライム。
石尾根~六ツ石山を経て、棒ノ木尾根を水根集落へダウンヒル。
奥多摩湖からは大ブナ尾根を御前山へヒルクライム。
御前山からはハセツネコースを逆走、三頭山方面へ向かいました。

そんな訳での山走記その3、「大ブナ尾根~御前山~小河内峠」篇になりまする。

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【写真上】11:40、小河内ダムから御前山の取り付きへ。
堰堤の正面には、これより向かう大ブナ尾根。
サス沢山より上部はガスに隠れて何~んも見えません。

Img_8371
【写真上】右手に広がる奥多摩湖。
こんな近くに奥多摩湖を望むのは、一昨年にドラム缶橋を渡った時以来。
「石尾根」「長沢背稜」をツートップに「奥多摩三山主脈」「笹尾根」辺りが奥多摩.主戦コースの私め、湖岸沿いに降りてくる機会は少ないのです。

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【写真上】ダム堰堤を渡ると、T字路左手の藤棚広場へ。
小河内ダムから御前山登山口へは、案内標識も無く意外と解り難く。
この藤棚広場の奥がトレイルヘッドになります。

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【写真上】11:50、大ブナ尾根の取り付き。(Time/3:32:58 DST/15.52㎞)
取っ掛かりから暫くは小河内ダム頂上広場/展望広場への散策路を兼ねており、整備された丸太階段の登山路。
展望広場への分岐を右に分けると尾根に乗り、本格的なトレイルに入ります。

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【写真上】で、尾根に出ると…、

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【写真上】即、急勾配ヒルクライムの始まり…、

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【写真上】直登急坂が延々と続きます…。
木の根露出が目立つ幅狭尾根をダイレクト&ストレートな山路取り、所々で手の補助が必要な上り箇所もありました。
正直、机上スペックで想像してたよりタフな登坂パートです。

2箇所ある縄場を過ぎると勾配はやや落ち着き、結果的にはこの序盤パートが大ブナ尾根の「キモ」的な急坂区間でした。
まぁコレ位の難度が無いと「三大急登」候補には挙がってこないでしょうけどね。

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【写真上】11:20、サス沢山通過。(Time/4:07:11 DST/17.13㎞)
約35分/1.6㎞の上りを終えると、フェンスに囲まれた監視塔が建つ小平地に。
道標矢板に小っさく、山名が記されています。

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【写真上】サス沢山から西面の眺望は、大ブナ尾根随一のビューポイント。
標高900m地点にガスは掛かっておらず、奥多摩湖が一望の元に見晴らせました。
天気が良けりゃ大菩薩連嶺~奥秩父山塊のワイドパノラマが望めたでしょうに…。
残念。

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【写真上】サス沢山からは短い下り返しからプチコルへ。
ほんのちょっとのラン区間を経て、再び上り行程に入ります。

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【写真上】石灰岩質の露岩帯もチラホラ出現。
相変わらずの狭い尾根路ですが、序盤の急坂に較べるとマシな勾配具合。
フツーの登坂パートと云った感です。

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【写真上】露岩帯の上りを終えると、緩やかな傾斜の幅広尾根に。
「このレベルの勾配で惣岳山まで辿り着けりゃ、さぞ楽な事だろう…」。
ま、そんな都合良いハナシはありゃしません。

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【写真上】コレ、多分防火帯なんでしょうね…。
標高1100m超になると濃霧帯に突入。
ガスが濃いので視野が狭く、変わり映えのしない山路風景にしか見えません。

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【写真上】大ブナ尾根避難小屋(一人用)。
さっき上った稲村岩尾根にも、同じようなウロの避難小屋がありました。

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【写真上】倒木と巨石露頭。
やや荒れた樹林帯を通り過ぎると、落ち着いた勾配の上りパートも終了。
惣岳山の直下区間に差し掛かります。

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【写真上】尾根終盤、やや疎林帯っぽい急坂パート。
尾根と云うより山腹っぽい幅広路を、左右に蛇行しつつ高度を上げていきます。

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【写真上】振り返って見るとこんな感じ。
まぁ特筆する様な激坂では無いのですが、「ヒルクライム1100m↗(稲村岩尾根)」の後の「ダウンヒル900m↘(棒の木尾根)」の後の「800mヒルクライム↗」。
大ブナ尾根の後半部では、流石に大腿部に疲労が蓄積して参りました。

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【写真上】13:00、惣岳山通過。(Time/4:46:12 DST/19.28㎞)
直下ラストの1.1㎞/約10分は結構堪えました…。
此処から御前山へは0.6㎞、折角なので上り切ってから休憩する事に。

・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・

で、今回初コースとなる大ブナ尾根の感想です。
リポートコメント通り、核心パートとなるのは「登山口~サス沢山」間の前半部。
小ガレと根道の露出するヤセ尾根を「鉄砲上り」する約1.6㎞は結構ハードな上りパート、但し勾配Maxとなる区間の距離が短いので一気に上り切る事が可能です。

サス沢山以降は急勾配もある程度収まり、一部点在する岩稜帯を遣り過ごすと落ち着いた幅広尾根の上りに変化。
最後の惣岳山直下パートは再びソコソコの急坂となりますが、ダートメインの山路コンディションで前半部程の悪路ではありません。

因みにガーミンくん計測による実地データは以下の通り。
・登山口~サス沢山/距離1.60㎞ 高度上昇404m
・サス沢山~惣岳山/距離2.16㎞ 高度上昇455m
やっぱり前半部の方が勾配キツいですね。

奥多摩三大急登の候補として「稲村岩尾根」「大休場尾根」の次位クラスで名前の挙がる同尾根ですが、「頭」と「尻」に急坂がある事を念頭に置いておけばフツーに処理出来るハイクルートかと。
ボトムに行く程悪路/急坂傾向が強まり、個人的には「下りで使う方がヤだな」と云った印象でした。

・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・

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【写真上】13:10、御前山到着。(Time/4:55:05 DST/19.91㎞)
山行スタートから約5時間、此処で遅蒔きながらのランチタイム。
しかし大ブナ尾根の踏破が意外と手間取ってしまい、予定のタイムテーブルを10分超過。
30分のレストを5分短縮し、13:35に山行再開です。

10月に入ると夕刻時の暗闇は加速度付けて進行、しかもこの曇天&濃霧天候。
取敢えず日没30分前(17時)までの下山は「マスト」です。

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【写真上】御前山から元来た路を戻り、惣岳山へ。
前日に(正確にはこの日の早朝まで)行われていた「ハセツネカップ」の名残。
約2000名のトレイルランナーが駆け抜けたトレイルは、降雨の影響もあって「泥濘トレイル」と化していました。
「奥多摩や 兵どもが 夢の跡」ってな感じ。

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【写真上】惣岳山からは短いパートながら、ソコソコの下り急坂。
植物保護ロープの張られた、振り幅の大きい九十九折が続きます。

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【写真上】ハセツネルートに入ると、至る所処でコレを目にします。
ロスト防止のコース案内標識。
因みにこの日、コースにトレイルランナーの姿は一人も見られませんでした。
ま、レース翌日(つっか当日終了直後)ですから、当たり前ですかね。

そんな訳で、ちょいとした「一人ハセツネ」気分を楽しめました。

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【写真上.下】惣岳山直下の下りを終えると、落ち着いた勾配のトレイルに。
巻き道とヤセ尾根を交互に取る山路構成、久し振りのまとまったランパート。

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【写真上】下り基調の緩勾配/平坦トレイルが続きます。
この「惣岳山~小河内峠~月夜見P」は、ハセツネコースを逆走(御前山→三頭山)に取ると至極快適なトレラン区間。
しかし正規のレースコース(三頭山→御前山)を進むと「地味~に上り基調」、じわじわと体力を消耗する嫌なパートです。

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【写真上】14:00、小河内峠通過。(Time/5:20:23 DST/21.87㎞)
少しランペース上げ、タイムテーブルもプラン通りに戻せました。
残す行程は「小河内峠~鞘口峠~三頭山~ヌカザス/モロクボ尾根~深山橋」の16㎞弱、10分の小レストを2回入れても16:50には下山出来るCTです。

と、こんな感じの「奥多摩三大急登」山走記.その3。
小河内峠からも引き続きハセツネコースを逆走、この日のラストピーク「三頭山」とラスト急坂「ヌカザス尾根」に向かいました。
つづく。

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2016.10.14

●「奥多摩三大急登」縦走トレラン.その②

えー、先日「タイイクノヒ」の奥多摩急登巡り、トレラン記続篇。
東日原より奥多摩三大急登の筆頭、稲村岩尾根ルートで鷹ノ巣山に到着。
石尾根~六ツ石山を経て棒ノ木尾根を奥多摩湖に下山、大ブナ尾根から御前山へと向かいました。

そんな訳での山走記その2「鷹ノ巣山~棒ノ木尾根~奥多摩湖」篇になりまする。

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【写真上】9:55、鷹ノ巣山到着も「即」出立。
石尾根随一のパノラマ眺望を誇る鷹ノ巣山、しかし山頂は濃霧で真っ白闇…。
これじゃ山行の楽しさも半減、ハイカーの皆さんも心なしかテンション低めでした。

此処から奥多摩湖へは平坦路~下り行程なのでレイヤリング変更。
ウィンドシェルと膝丈パンツのレイヤリングを重ね着しての山行です。

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【写真上】鷹ノ巣山、東肩直下の防火帯路。
晴天なら近くに御前山.大岳山、遠くに丹沢連峰や富士山を望む絶好のパノラマスポット&ランシチュエーション。
「晴天確率の高い体育の日(10/10)」でこの天候、何かエラく損した気分…。

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【写真上】石尾根巻き道との合流地点。
走れるパート「皆無」だった稲村岩尾根から一転、鷹ノ巣山から六ツ石山へはフラットトレイルの続く快適トレラン区間です。

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【写真上】水根山付近の防火帯トレイル。
スタコラ♪ 👟 👟 👟。

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【写真上】城山~付近のむくり尾根トレイル。
スタコラ♪ 👟 👟 👟 👟 👟。

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【写真上】将門馬場付近の疎林帯トレイル。
スタコラサッサ♪ 👟 👟 👟 👟 👟。

以上、鷹ノ巣山~六ツ石山間の石尾根は、タイムを稼げる絶好のランパート。
此処は先月走ったばかりなのでコメント/フォトは割愛しときます。
参考過去ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2016/09/post-0280.html

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【写真上】10:35、六ツ石山通過。(Time/2:33:00  DST/10.23㎞)
標高を250m下げてもガス気配は変わらず、「尾根通し」の「ガス通し」。
5分のシリアルレストを挟んで、トレイル再開。

尚、此処からの「六ツ石山~水根集落」の棒ノ木尾根と、「奥多摩湖~惣岳山」への大ブナ尾根は私め初踏破のコース。
奥多摩でロングの山行組むのに、この二尾根は少し使い難いルートなんですよね。

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【写真上】六ツ石山から水根方面に向け、棒ノ木尾根を下ります。
棒ノ木尾根の前半部(上半分)は防火帯の緩勾配トレイル。
一部左片斜の幅狭路で足場に注意する箇所がありますが、概ねランで処理出来る下りが続きます。

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【写真上】六ツ石山~トオノクボの防火帯トレイルは約1.3㎞。
マルバダケブキの群生帯辺りから、少しづつ勾配が強くなってきます。

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【写真上】10:55、トオノクボ通過。(Time/2:43:43 DST/11.51㎞)
さーて、これからが急坂ダウンヒルパート。
「奥多摩三大急登」候補に名の挙がる、棒ノ木尾根の核心部に入ります。

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【写真上】「鉄砲下り」のダウンヒル、スタート。
ミズナラ.ブナの樹林帯を「落ちていく」様な下り勾配。
前日の雨もあって腐葉土の足場が脆弱、踏み込みで足場が崩れてコワい…。

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【写真上】程無くして落葉樹林から杉の植林帯に入ります。
等高線をダイレクトに取る山路構成。
幅狭ピッチの九十九折を小刻みに下りて行きます。

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【写真上】見上げるとこんな感じ。
トオノクボからの直下序盤はソフトクレイ、まだ膝に優しいダートなのですが…。

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【写真上】次第に露石の目立つ山路コンディションに。
この激坂、果たしてどれくらい続くのかしら…。

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【写真上】下からハイカーさんが上ってきました。
手の補助を使いながら悪戦苦闘のヒルクライム。
やっぱり写真に人が写ってる方が、勾配のエグさが解り易いですね。

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【写真上】高度を下げるに従い、ガレの支配度が高くなって参ります。
うーん、突き上げがビシバシ膝に響く…。

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【写真上】トオノクボから10分強、急坂ダウンヒル終了。
難所の鬼下り(鬼上り)パートは約700m。
小さな無名祠を右手に通り過ぎると、勾配は落ち着いて参ります。

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【写真上】最後にも一回、短い急坂。
これを遣り過ごすと、棒ノ木尾根の難所パートもお終い。

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【写真上】あとは尾根筋を外れ、山腹路に入ります。
キレーに枝打ちされた杉林の中、高巻き気味の緩~中勾配路。

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【写真上】林業用の作業小屋を通り過ぎます。

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【写真上】と思ってたら失礼…、産土神社さんでした。
下から見ると、ちゃんと鳥居と燈篭が立ってます。
此処から登山口へは小走りで5分程度。

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【写真上】植林越しに奥多摩湖が覗けて参りました。
さーて、棒ノ木尾根の下り行程も残り僅か。

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【写真上】11:30、水根集落を通過。(Time/3:18:39 DST/13.42㎞)
民家脇の取り付きを過ぎるとトレイルは一旦終了。
舗装道に入り奥多摩湖へ向かいます。

・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・

で、今回初めて使った棒ノ木尾根の感想。
トオノクボから水根集落登山口への総距離は1.9㎞、標高差660m。
急坂パートの核心部はトオノクボから尾根を直下りする約0.7㎞の区間です。

今回は下りで使いましたが上りのハイカーと数組行き違い、皆さん「ヒィヒィ」云っておらりれました。
最大勾配は結構エグいものの、上記の通り極悪パートの距離が短いのが救い。
予め1㎞未満の急坂と解っていたら、一気に上り切る事が可能です。

寧ろ個人的に嫌だったのは、勾配云々とは別の付加的な要素。
上から下まで「ずーっと」杉林の中を進む単調なシチュエーションで、中弛みするって云うか飽きると云うか…。
山麓に近づくにつれ、車の通行音がガンガン聞こえてくるのも興醒めです。

机上スペック(CT/登坂距離)は他の三大急坂候補に較べ与し易い感。
但し上りに関しては、実際に使ってみたら多少印象は変わるかも。

・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・

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【写真上】左手眼下に奥多摩湖を眺めつつの車道ラン。

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【写真上】これより向かう大ブナ尾根。
サス沢山の頂は目視出来ますが、惣岳山と御前山はガスの中。

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【写真上】終盤パートの三頭山も、濃霧に隠れてしまってます。
山行の中~後半戦も「ガスとのランデ.ヴー」確定だな、こりゃ。

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【写真上.下】水根集落から奥多摩湖へは、振り幅の大きいヘアピン道。
直線距離だと300m無いのに、左右にワインディングして中々距離が詰りません。

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【写真上】1140、奥多摩湖/小河内ダムを通過。
小河内ダムの堰堤を進み、御前山のトレイルヘッドに向かいます。

と、こんな感じの「奥多摩三大急登」山走記.その2。
奥多摩湖からは大ブナ尾根を登坂、惣岳山.御前山へと向かいました。
つづく。

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2016.10.11

●「奥多摩三大急登」縦走トレラン.その①

えー、今年はすっかりと「月イチ」ペースとなってしまってる山走トリップ。
昨日は奥多摩を北から南へS字縦断、急登で著名な尾根を縦走して参りました。

山行ルートは東日原BSより「稲村岩尾根」を上り鷹ノ巣山を踏み、石尾根/六ツ石山経由で「棒ノ木尾根」を奥多摩湖に下山。
小河内ダムより再び上り行程、「大ブナ尾根」から惣岳山.御前山を経てハセツネ逆走ルートで三頭山へ。
最後は「ヌカザス/ムロクボ尾根」を下り、奥多摩湖深山橋に至るプランです。

と、「ロングヒルクライム×2」「ロングダウンヒル×2」のマゾヒスティックルート。
トレランとは云いつつ、走れるパートは10㎞未満の自虐コースです。

そんな訳での山走記その1、「東日原~稲村岩尾根~鷹ノ巣山」篇になりまする。

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【写真上】7:45、東日原BS到着。
降雨続きの三連休最終日、唯一のsunマーク日と云う事もあり結構な人出。
奥多摩駅から東日原行きのバスは増発対応となっていました。
ま、ハイカーの殆どは川苔山登山口で下りられちゃいましたけどね。

アップを済ませ、7:55にアクティビティスタートです。

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【写真上】正面に稲村岩を眺めつつ、トレイルヘッドに向かいます。。
この日の奥多摩地方は時々の予報、しかし山間部の天候良化は望み薄な空模様です。
うーん、今年の山行はこんな天気ばっかり…。

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【写真上】日原街道を西に進むと、稲村岩尾根への取り付き。
これから標高を1000m上げるのに、巳ノ戸橋へは一旦高度を下げるトレイル。
何だか勿体無いやら面倒臭いやら…。

因みに私め、稲村岩尾根コースは数年前下山ルートで使ったのみ。
上りで使うのは今回が初めてとなります。

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【写真上】8:00、巳ノ戸橋通過。
「奥多摩三大急登」の筆頭と謳われる、稲村岩尾根へのスタート地点です。

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【写真上】暫くは何て事無いフツーの登坂路。
別段、急坂って感じのしない上りが続きます。

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【写真上】堰堤が見えると、巳ノ戸谷の沢沿いトレイルに入ります。

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【写真上.下】フィトンチッド溢れる渓流沿いトレイル。
木橋を二度三度と渡り、沢の左右岸を緩やかに上って行きます。
沢沿いの登山路は景色の変化が楽しめるので、あっと云う間に通過。
因みに鷹ノ巣谷から入渓し大滝を経て鷹ノ巣山に向かうコースは、沢屋さんに人気の沢登りルートです。

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【写真上】8:20、巳ノ戸谷の右岸に取り付くと急坂パートの始まり。
まぁココ迄は軽いイントロダクション。
これより本格的な上り行程スタート、と云った感じ。

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【写真上】尾根筋に向け山腹をジグザクに取った山路。
稲村岩尾根、序盤の急登区間ハイライト。
尤も距離自体は短く、健脚者なら10分程度で処理出来るでしょう。

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【写真上】縄場に差し掛かると、頭上には稲村岩尾根のコル。
トラロープは特に必要無し、精々補助的な使用で充分です。

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【写真上】8:30、稲村岩尾根のコル。(Time/34:52 DST/2.72㎞)
巳ノ戸橋から約1.9㎞、35分程で到着。
此処でウインドジャケットと七分丈パンツを脱ぎ、Tシャツとアームウォーマー+ランパンの「上り仕様ウェアリング」に。
この日は標高差(気温差)の大きい山行、しかも上り/下りのパート区分が明確なのでレイヤーの変更に忙しい一日となりました。

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【写真上】左手は稲村岩へ向かう岩稜帯コース。
今日の天気では展望も期待出来無さそう、スルーします。

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【写真上】右手を鷹ノ巣山方面へ進みます。
コルから尾根の取っ掛かりにして、木の根道の急坂。
いきなり「嫌~」な気分になる風景です。

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【写真上】中~急斜のを坦々と上っていく尾根筋トレイル。
確かにソコソコの勾配ですが、「クッションの利いた赤土」「一定斜度を刻んだ勾配」「ガレや露岩は無し」「適度な掘りのトレイル溝」と山路コンディションは良好。

個人的には好きなタイプの上りで、特に「急登」の苦労は致しませんでした。

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【写真上】瑞々しいブナ林が一服の清涼剤。
稲村岩尾根は比較的低い高度から、ブナの植生が目立ちます。
このコースを使うなら、ベストシーズンは新緑の映える五月かも。

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【写真上】おっ、愈々「稲村岩尾根」っぽい上りに。
行く手に杉林が見えると、その右側から直登の急坂パートに突入。

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【写真上】幅狭の急勾配路を短いピッチで九十九折。
稲村岩尾根、中盤部で一番の急登パート。
但し「うげげ」と泣きたくなる極悪激坂ではなく、登坂リズムも取り易かったです。

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【写真上】9:15、急坂パートを上り切ると勾配の落ち着いた小平地に。
ガーミンくんを見ると標高約1300m、次第にガス気配が濃くなって参りました。

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【写真上】この辺りから、巨木のブナも目に付き始めます。
濃霧とブナの組み合わせって、何だか西丹沢の山風景っぽく。

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【写真上】しかし、倒木や立ち枯れも目立ちます。
ブナ自体、病菌や害虫にはあまり強くないですからね…。

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【写真上】寝転ぶタコ足ブナ。
文字通り「根こそぎ」ぶっ倒れてます。

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【写真上】緩やかな幅広尾根路を終えると、再び上り基調が強くなります。
まぁそれでもこんなレベル、さして辛い登坂でも無し。

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【写真上】ニセピークっぽい稜線に向けて一足登。
短い急登パートを処理すると、ヒルメシクイノタワに出ます。

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【写真上】9:35、ヒルメシクイノタワを通過。
やや幅狭の平坦尾根路、地名の書かれた道標板もあり〼。
天気が良ければ正面に鷹ノ巣山が望めるのですが、この濃霧では…。
あーあ、山景ロケーション「全滅」な一日、確定です。

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【写真上.下】ヒルメシクイノタワを過ぎ、最後の上りパート。
鷹ノ巣山へのラス0.6㎞は「如何にも山頂直下っぽい」急登が続きます。
稲村岩尾根全体を通し、個人的にはこの区間が一番辛く感じました。

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【写真上】カヤトの育成が見られ始めると、鷹ノ巣山はもう直ぐ。

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【写真上】9:50、鷹ノ巣山通過。(Time/1:55:39 DST/5.87㎞)
「ガスガス フルフル ガスワンダフル♪」
「見晴しの山」として石尾根随一のパノラマ眺望を誇る鷹ノ巣山ですが、予想通りのブルーグレー一色。
まぁスタート時点の曇天&濃霧で、山景は鼻っから諦めてましたけどね…。

・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・

で、以下は今回初めて上りで使った「稲村岩尾根」に就いてのコメントです。
「1100m以上標高を上げる高度差」「山地図で3時間強を要するCT」「約5㎞、延々と続く中急勾配の上り」。
確かに奥多摩三大急登の一に挙げられるスペックは実感しました、が…。

「正直、想像よりキツい感じはしませんでした」

以前下りで使った際も「ソコまで云う程のエグい上りかな~?」てなイメージでしたが、実際上りで使ってみてもそのまんまの感想。
まぁハイカー/ランナー其々、多少なりとも「得手不得手」なタイプの登山路ってのがあるかとは思いますが、稲村岩尾根は個人的に嫌いじゃないタイプのトレイル構成。
その理由は以下の通りです。

①コース全域を通して、良好なトレイルコンディション。
登山路の殆どがクッションの利いた赤土ダートで占められており、突き上げの強い露岩帯や足場の悪いガレ場、砂利や小石で横滑りする悪路はありません。
精々、出入りの多い木の根道が目立つ程度です。
そしてもう一つ、大きいのが適度な掘りの山路溝。
防火帯ザレ場の様な極浅路、逆にエグレの深いU字窪路も見られず、必要以上に疲労の増加する力馬場が存在しません。
ヒルクライムの難度は勾配の緩急だけではなく、他の山路状況に由る所も大。
そう云った意味では良質な山路コンディションが、踏破ハードルをある程度下げてくれてると思います。

②均一な斜度をコンスタントに刻んだ山路構成。
確かに一定レベル以上の中~急斜面上りが支配的ですが、逆を云えば登坂リズムを上下させる斜度変化が少なく、均一なペースで上れます(特に中盤パート)。
そして意外な事に、瞬間最大風速「Max」的な極悪パートが無い。
例えば「ヌカザス尾根のツネ泣」や「前飛龍直下の岩稜帯」の様な、「ウゲゲ」と泣き出したくなる激坂区間が存在しないのです。
ヒルクライムの疲労度を最も増加させる「不規則な登坂リズム」「二足歩行の限度を超えた急斜面」、この2要因を考えなくて良いのも大きな救いです。

③アクセスとコース位置からして、スタート地点として設定される。
要するに「体力十分」な状態で取っ掛かれる事。
何だかんだ云ってコレも大きいです。
正直、山行の中~後半で稲村岩尾根を上るとなったら…、やっぱり可也の苦労を伴う難ルートでしょうね。

但し上記コメントは個人的な感想ですので、鵜呑み参考にはしないで下さい。
一応念の為。

因みにガーミンくん計測による実地データは以下の通りです。
・巳ノ戸橋~稲村岩のコル/距離1.91㎞ 高度上昇348m
・稲村岩のコル~鷹ノ巣山/距離3.16㎞ 高度上昇858m

・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・…・

と、こんな感じの「奥多摩三大急登」山走記.その1。
鷹ノ巣山からは石尾根を経て六ツ石山、棒ノ木尾根を奥多摩湖に下山致しました。
つづく。

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2016.09.18

●「奥多摩~石尾根~雲取山」尾根通しピストントレラン.⑤

えー、先日の「奥多摩~石尾根~雲取山ピストン」トレランリポ、最終篇。

往路に石尾根上の全15ピークを踏破する「尾根通し」ルートを走破、雲取山に到着。
復路は何時も通りの巻き道メインをチョイス、一路奥多摩駅へ向かいました。

と云う訳での山走記その⑤、「雲取山~奥多摩町」篇になりまする。

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【写真上】雲取山で30分弱のランチタイム。
奥多摩駅からの石尾根ピストン「尾根通しコース」往路、走破距離は23.1㎞。
しかし尾根ルートと云っても大半が穏やかな勾配の山路構成。
下肢にダメージの残る急坂/アップダウンは無く、大した疲労も溜まってません。

そして復路には「巻き道通し」の極上トレイル&高速ランが待っているのでして♪。

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【写真上】13:30、山走再開。
伸びやかな防火帯の元、絶景ビューが広がる稜線トレイルなのですが…。
四囲展望はガスで白闇の中、折角の「雲取ロード」もこれでは楽しみ半減。

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【写真上】人気ルートらしく、カチッと踏み固められたトレイル。
小雲取山~ヨモギノ頭直下の急坂を除けば、ブナダウ迄は快適なラン区間。
一部、突き上げの強い露石の硬路面があるので注意する程度。

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【写真上】ブナダウから七ツ石山への急坂。
この日の山行、最後の登坂パート。
コレを片付けると、後は「至高のトレランタイム」が待っています。

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【写真上】14:05、七ツ石山通過。(Time/5:33:14 DST/26.93㎞)
標高を下げてもガスの引く気配は無し、こればっかは季節柄仕方ありません。
まぁ往路でソコソコ山景眺望に恵まれたので、良しとしますか。

さーて、それでは「極上のランパート」の始まりです。

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【写真上】アレドナリン全開のハイウェイトレイル、

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【写真上】5㎞近いフラットコースをひたすら疾走、

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【写真上】加速度つけての高速ラン、

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【写真上】いゃあ、トレイルランナー冥利に尽きるパートです。
七ツ石山~鷹ノ巣避難小屋間は、減速するのも勿体無い「疾駆トレイル」。
従い全てこんな写真になっちゃいました。

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【写真上】14:35、@云う間に鷹ノ巣山避難小屋。(Time/6:02:19 DST/31.45㎞)
七ツ石山からの約4.5㎞を約30分、㎞/6分台前半の高速ピッチで到着。
ココで最後の小レスト、小屋前のベンチで10分程腰を落ち着けます。

巻き道(水源管理道)を使えば「平坦基調+直線構成」の山路が大半を占める石尾根、しかも雲取山側からの東進ルートは、極々軽度な下りベース。
平坦路に較べ明らかに足の運びが軽く、加速度付いて「グイグイ」とランペースの上がります。
そのハイライトと云えるのが「七ツ石山~鷹ノ巣避難小屋~六ツ石ノ肩」の9.5㎞。
ほぼ100%走りっ放しでオケー、「超」ロングなトレランパートです。

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【写真上】避難小屋からも、引き続き快適な高速トレイル。
全般的に良く踏まれている石尾根ですが、「金比羅尾根」「高尾陣馬縦走路」の様な行き過ぎたカチコチ感も無し。
土の感触が程良く残る山路コンディションです。

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【写真上】鷹ノ巣山~水根山鞍部の尾根路/巻き道合流ポイント。
予定では巻き道通しの山行プランでしたがタイムテーブルは余裕綽々、足も結構余ってます。
そんな訳で往路に使った「水根山~将門馬場」の尾根路を使って進む事に。

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【写真上】水根山から城山へは、広々としたフラットトレイル。
暫く山腹の巻き道ばかりだったので、幅広の防火帯がキモチイイ。

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【写真上】城山からカラ沢ノ頭へは、柔らかい勾配の尾根筋。
ランに支障無い起伏が続くトレイル、メリハリがある分巻き道よりオモシロイ。

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【写真上】カラ沢ノ頭から、チョッピリ勾配の強い坂を下って、

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【写真上】将門馬場付近の、広々とした落葉樹林帯。
落葉とウッドチップが堆積した、ソフトクッションのトレイル。
枯葉を「ザクザク」と、落枝を「パチパチ」と踏み締めての快適ラン。

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【写真上】15:30、巻き道と合流。
これよりは尾根路/巻き道の枝分かれが無い一本道。
軽~い下りと軽~い上りを経て、六ツ石山直下に至ります。

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【写真上】15:40、六ツ石山ノ肩を通過。(Time/6:43:48 DST/36.26㎞)
石尾根のまとまったフラットパートは此処で終了。
平坦路を暫く進むと、狩倉山直下の急坂に差し掛かります。

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【写真上】ラスボス出現。
石尾根ピストン最後の難路パート、狩倉山直下に突入。
1.1㎞で約280m高度を落とすダウンヒル区間です。

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【写真上】膝に負担を掛けない様、小刻みなストライドで九十九折。
掘りの薄いザレた急坂山路、石片ゴロゴロの硬路面で突き上げも強い。
往路の上りでも厄介なのですが、落下重力が掛かる分+山行終盤の疲労蓄積を考えると、下りの方がツラいパート。

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【写真上】15:50、三木戸山/石尾根縦走路の分岐を通過。
登山口まで残り3.4㎞、この日の山行も愈々ファイナルパート。
あとはまとまった平坦路も少なく、「下山するだけ」って感じです。

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【写真上】例の檜林帯、マッドトレイルを通過。

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【写真上】この下(登)山路区間、走れるパートもソコソコあるのですが…。
勾配自体は中~緩斜面主体の構成も、山路コンディションがあんまり宜しく無く。
「泥濘な腐葉土帯」や「表土の抉られたU字窪路」、後半には「露石帯のシングルトラック」が断続的に現れます。
結果「減速&加速」の繰り返しとなり、膝に堪えるんですよね…。

これは往路(上り)よりも復路(下り)で顕著に感じる事。
従いこのパートはあんまり楽しく無く、毎回「凌ぐだけ」になってしまうのでした。

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【写真上】16:20、石尾根縦走路登山口。
本日のトレイルも9分9厘終了。
あとは奥多摩駅に向かって、ロード流して〆。

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【写真上】羽黒三田神社を抜けた辺りにて、キバナコスモス。
南氷川の路傍では、至る所処で多くのコスモス群生を目にしました。
初秋気配を愛でつつのラン、フィニッシュに向かいます。

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【写真上】16:35、今日も一日楽しかった♪。
タイムズマートの脇を下り、右手のデイリーストアで山行終了。
因みにこの「DSヤマザキ奥多摩店」さん、東京都最西端で営業されているコンビニとして有名(?)です。

尚、この日の山行スタッツは以下の通り。
・走行時間/7:41:02 ・走行距離/42.66㎞(㎞/av10.48) ・獲得標高/3307m

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【写真上】奥氷川神社さんで「オツカレビール」。
ヤマザキさんでスーパードライを2本購入、山行終了のソロ乾杯。
嗚呼、トレラン後のビールは何でこんなに美味いんでしょう。
この後は「もえぎの湯」で山行の疲れを癒し、帰途に着いたのでした。

と、こんな感じの「石尾根ピストン.尾根通しトレラン」山走記、五部作の終。
次回の奥多摩山走は9月下旬~10月初旬頃、奥多摩三大急坂をハシゴする「マゾヒスティック」ルートを予定しています。
おしまい。

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2016.09.15

●「奥多摩~石尾根~雲取山」尾根通しピストントレラン.④

えー、先日の「奥多摩~石尾根~雲取山ピストン」トレランリポ、続々々篇。

往路は石尾根上の全15ピークを踏破する「尾根通し」コース。
奥多摩駅をスタートし、三ノ木戸山/狩倉山/六ツ石山/将門馬場/カラ沢ノ頭/城山/水根山/鷹ノ巣山/日蔭名栗山/高丸山/千本ツツジと、予定通り順調にピークハントを進捗。
残す行程は巻き道でコースもお馴染、七ツ石山~雲取山のみです。

と云う訳での山走記その④、「千本ツツジ~雲取山」篇になりまする。

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【写真上】千本ツツジより、高丸山を振り返る。
山頂付近こそソコソコの急勾配でしたが、直下パート以外は与し易い山路です。

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【写真上】同、高丸山との鞍部から日蔭名栗山。
こっちは終始穏やかな防火帯山路、南面に広がる見晴らしも絶好でした。

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【写真上】千本ツツジを後にし、七ツ石山に向かいます。
山地図では真っ直ぐな尾根路ですが、実際は右手に90度折れて伸びるイメージ。
まぁ他に枝分かれ路は無いので、間違うコトも無いでしょうが。

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【写真上】千本ツツジからは下り基調の防火帯トレイル。
御覧の様な緩やかな勾配、走の進む絶好のランパート。
ホント、石尾根は尾根通しでもアップダウンが少なく走れるパートが多いです。

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【写真上】スタコラと快適なストレートラインが続きます。
尾根路と巻き道が合流した後は、毎度お馴染の縦走路。
左より七ツ石小屋からの道を合わせ、七ツ石山直下に入ります。

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【写真上】殆んど廃屋状態、七ツ石神社。
七ツ石山への上りパートは短く、ココを過ぎると一足登。

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【写真上】火成岩の露岩場を上り切ったら七ツ石山です。

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【写真上】1215、七ツ石山通過。(Time/4:12:14 DST/19.16㎞)
この日の石尾根ピークハント、十二頂め。
七ツ石山と雲取山は今年三度目の登頂なので、取り立ててコメントは無し。

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【写真上】七ツ石山より、雲取山への石尾根縦走路を見遣る。
御約束の構図を一写、七ツ石山を後にします。

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【写真上】ブナダウを過ぎ、「雲取ロード」へ入ります。
七ツ石山から雲取山へは約3.9㎞の行程。
序盤の2㎞は平坦基調の山路構成、時間と距離を稼げるランパートです。

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【写真上】奥多摩小屋を通過。
距離的には七ツ石山~雲取山の丁度中間地点。
但し此処までは殆ど平坦路、雲取山への上り行程はこれから本格化。

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【写真上】奥多摩小屋を過ぎると、直ぐに一発目の上りバート。
ヨモギノ頭の直下、小ザレの短い急坂区間。
薄い石積み路を蛇行しつつ進んで行きます。

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【写真上】見返り石尾根/七ツ石山。
南東面の展望はソコソコ利くのですが…、

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【写真上】北東方面はガスに覆われサッパリ。
あーあ、せめて三ツ山~飛龍山の雄姿くらいは見たかったなぁ…。

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【写真上】12:40、ヨモギノ頭通過。
この日の石尾根ピークハント、十三頂め。
つーか実際は、雲取山へ向かう縦走路中の通り道的なP。
まぁ固有名の付いた頂なので、ピークの一つに数えときます。

周囲樹林のどれかに手書きの山名標が掛ってるらしいのですが、探すのも面倒。
境界標石を山頂標識代わりに一枚撮って、先を進みます。

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【写真上】続いて小雲取山直下、九十九折のザレた急斜面。
距離こそ短いものの、雲取山直下では最もしっかりした登坂パートです。

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【写真上】上り切った所が小雲取山。
ヨモギノ頭と同じく、雲取山への通過過程ピーク。
山名標はササ林床の小丘の中、踏み跡を辿ると直ぐに見付けられます。

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【写真上.下】小雲取山通過。
この日の石尾根ピークハント、十四頂め。
小雲取山の山頂標識見るのって、何年振りかしら…。

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【写真上】小雲取山を過ぎると、フィニッシュはもう目前。
カチッと固めのドライなダート路、ランのピッチを早めて雲取山を目指します。

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【写真上】山頂直下の上りと雲取山避難小屋。
ココのパート、一時に較べると目に見えて植生回復が進んでいます。

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【写真上】13:05、雲取山到着。(Time/5:00:08 DST/23.08㎞)
この日の石尾根ピークハント、十五頂め、
タイムテーブルも概ね予定通り、先ずは順調なピストン往路フィニッシュです。

到着して暫くすると雲間より青空が覗き出しましたが、僅か15~20分程の間。
下山を開始する頃には再び鉛色の重たい空に戻ってしまいました…。

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【図上】奥多摩駅~雲取山尾根通しピストン、往路標高グラフ。
まぁ想像してたより、可也穏やかな山路構成。
尾根伝いでありながら目立った急坂やアップダウンの繰り返しも無く、総じて楽チンな行程でした。
全般的に緩やかな起伏が支配的で平坦路も多く、走れるパートが半分以上。
しっかりした中急斜度でのまとまった投下降区間は鷹ノ巣山と高丸山直下の上りと下りのみ、あとは精々水根山直下の上りを付け加える程度でしょうか。
特に将門馬場~水根山の区間は、尾根路独特の登下降は殆どありません。
結局は尾根路/巻き道関係無く使うパートの「狩倉山直下の激坂」、次位に「ヨモギノ頭~小雲取山のザレ場上り」が難所の1.2を占めると云った所でした。

と、こんな感じの「石尾根ピストン.尾根通しトレラン」山走記、その⑤。
雲取山から巻き道メインのピストン復路、高速トレイルをかっ飛ばして一路奥多摩駅へと向かいました。

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2016.09.14

●「奥多摩~石尾根~雲取山」尾根通しピストントレラン.③

えー、先日の「奥多摩~石尾根~雲取山ピストン」トレランリポ、続々篇に成増。

往路は石尾根上の全15ピークを踏破する「尾根通し」コース。
奥多摩駅をスタートし、三ノ木戸山/狩倉山/六ツ石山/将門馬場/カラ沢ノ頭/城山/水根山/鷹ノ巣山と、前半部のピークハント走を終えました。

と云う訳での山走記その③、「巳ノ戸ノ大クビレ~千本ツツジ」篇になりまする。

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【写真上】11:15、巳ノ戸ノ大クビレから日蔭名栗山へ向かうトレイル。
カラマツ等の針葉樹、ダケカンバやミズナラの広葉樹が混在する防火帯林間。
真っ直ぐ伸びる尾根路を、緩やか~上っていきます。

因みにこの「巳ノ戸ノ大クビレ~日蔭名栗山~高丸山」は今回初走破となるコース。
トレランでヘビロテ使用の石尾根ですが、意外と「灯台下暗し」ですね。

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【写真上】少し進むと中勾配の短い登坂。
日蔭名栗山への行程中、明確な上りはこのパートだけ。

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【写真上】上り切ると草原帯の広々とした尾根路に。
奥多摩っぽくない開放的な稜線トレイル、これで林床がササ原だったら箱根や丹沢っぽい雰囲気です。
もし青空が広がっていりゃ、更に爽快な風景だったでしょうに…。

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【写真上】尾根の南面は、ワイドなパノラマが広がっています。
鷹ノ巣山の東側直下に負けず劣らず、見事な見晴らし。
重い湿度の季節なので、富士山や大菩薩、南アルプスの遠望は望めませんでした。
今度は空気の冴えた晩秋頃に訪れてみたいですね。

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【写真上】ちょいズームで、三頭山。
鷹ノ巣山からは山影に隠れている奥多摩湖も、此方からだと望めます。

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【写真上】もうちょいズームで、奥多摩湖。
湖畔の南には「山ふる」こと奥多摩湖畔公園、右下の赤いトラス橋は深山橋。

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【写真上】尾根路にはカラマツ幼木の植樹群。
防火帯と山腹南面の伐採跡には、植生回復が試みられています。

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【写真上】とか云ってるうちに、左手に日蔭名栗山の山名標。
気持ち良い草原帯を軽走していると、あっけない程にあっさり到着。
もっと尾根筋っぽいアップダウンを想像していたので、意外と拍子抜け。

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【写真上】11:30、日蔭名栗山通過。(Time/3:30:10 DST/15.59㎞)
この日の石尾根ピークハント、九頂め。
平穏でなだらかな、東西に長い小丘状のピークです。

尚、「巳ノ戸ノ大クビレ~日蔭名栗山」間の山行データは以下の通り。
距離/1.02㎞ 高度上昇/166m 高度下降/6m 移動時間/15:34

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【写真上】日蔭名栗山より、手前に七ツ石山、奥に雲取山。
これより向かう二頂、あっちはガスが濃いみたいです…。

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【写真上】日蔭名栗山からは一旦下り。
つっても中~緩斜面程度の穏やかな勾配。
巳ノ戸ノ大クビレから上った分を半分程下り返すイメージ。

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【写真上】日蔭名栗山/高丸山の鞍部に差し掛かります。
此処からの上り返しが、久し振りのまとまった急坂パート。

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【写真上】高丸山直下の直登急坂。
結構な急勾配ですが400m程度の短い登坂。
石尾根縦走路序盤に通過した、狩倉山直下の上りの方がよっぽどキツいです。

因みに正面上部に設置されている丸太組は土砂崩れ防止用の木柵工。
只でさえ地表が野晒しの防火帯山路、しかも急斜面となれば降雨時の土壌流出が激しいですから。

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【写真上】登坂を終え、見返る急坂。
確かに急坂でしたが、思ってたよりは与しやすい直下パートでした。
まぁ山行の前半戦で、ヨユー持ちの体力ってのもありますけどね。

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【写真上】11:45、上り切った所が高丸山。
三角錐の山容っぽい、こんもりとした頂。
山名標は進行方向左手(奥多摩湖側)のミズナラに立て掛けられています。

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【写真上】11:45、高丸山通過。(Time/3:44:17 DST/16.68㎞)
この日の石尾根ピークハント、十頂め。
山行開始から3時間、このペースなら予定通り13時頃に雲取山に着きそうです。

尚、「日蔭名栗山~高丸山」間の山行データは以下の通り。
距離/1.10㎞ 高度下降/90m 高度上昇/88m 移動時間/13:27

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【写真上】高丸山を後にし、千本ツツジへ向かいます。
短いながらも急勾配の下りパート。
高丸山は鷹ノ巣山側/七ツ石山側のどっちからアクセスしても同じ様なアップダウン構成となっています。

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【写真上】急坂を下り切ると、鞍部に向けては再び穏やかな尾根路。

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【写真上】南面に山景パノラマを愛でつつのラン。
鹿倉山の尾根筋、牛ノ寝通りと重なる稜線の最奥には楢ノ木尾根。
右端の雁ヶ腹摺山の頂は、残念ながら雲に覆われていました。

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【写真上】下り切ると高丸山/千本ツツジの鞍部。
高丸山から約10分で通過、左から巻き道の縦走路を合わせます。

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【写真上】巻き道はスルーして直進。
羊歯の群生する尾根路を千本ツツジへ向かいます。

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【写真上】鞍部からは穏やかな勾配の上り返し。
防火帯の林床には、立ち枯れの目立つワラビ。

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【写真上】上るに従い一面真っ茶色、殆んどが枯れてます。
やっぱり大気汚染や土壌の酸性化が原因なんでしょうかね…。

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【写真上】足元こそ殺風景も、広々と伸びやかなトレイル。
一定勾配のユル~い防火帯尾根。
「巳ノ戸ノ大クビレ~日蔭名栗山」の上りパートと同様、心肺や下肢の負荷疲労は殆ど感じません。

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【写真上.下】左手に奥多摩三山を眺めつつの山行。
どんよりと層雲の覆う空模様、三頭山/御前山/大岳山より遠くの山々を望む事は叶いませんでした。

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【写真上】12:00、千本ツツジ(蝟谷ノ峰)通過。(Time/3:58:35 DST/17.80㎞)
この日の石尾根ピークハント、十一頂め。
穏やかに丸みを帯びた丘陵地のピーク、と云った面持ちの頂。
山名標は無く、山路の真ん中にに杭たれている境界標石が目印です。

尚、「高丸山~千本ツツジ」間の山行データは以下の通り。
距離/1.12㎞ 高度下降/83m 高度上昇/65m 移動時間/13:25

因みに「日蔭名栗山~高丸山~千本ツツジ」の山路構成ですが、基本的には同じパターンの繰り返し。
大凡標高1630m~1730mを推移、ピークから下って上り返し次のピークへ。
急斜面と云える箇所は高丸山直下の登下降のみ、それ以外のパートは概ね穏やかな緩~中勾配、其々の距離も約1㎞と殆ど同じ等間隔になっています。

何より山腹を伝う薄暗い巻き道とは異なり、南面の展望が開けたシチュエーション抜群の防火帯山路。
気持ちも軽やかになる明朗な稜線トレイルが楽しめます。

と、こんな感じの「石尾根ピストン.尾根通しトレラン」山走記、その③。
千本ツツジからは往路行程もラストパート、七ツ石山を経て雲取山に向かいました。
つづく。

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2016.09.12

●「奥多摩~石尾根~雲取山」尾根通しピストントレラン.②

えー、一昨日の「奥多摩~石尾根~雲取山ピストン」トレランリポ、続篇に成増。

私めにとって石尾根は、奥多摩エリアの中で1.2の「ヘヴィユーズ」な山行コース。
其処で今回はマンネリ化を防ぐ意味も含め、何時もと趣を変えたプランニングでピストンに望む事に致しました。

往路は水源林路を使わず、石尾根上の全15頂を踏破する「尾根通し」チョイス。
復路は極上のフラットコースで高速ランを満喫する「巻き道通し」チョイス。
「ピークハント」と「スピードトレイル」、一粒で二度美味しいトレランプランです。

と云う訳での山走記その②、「六ツ石山~巳ノ戸ノ大クビレ」篇になりまする。

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【写真上】六ツ石山の山名標も今夏から「モノリス」に。
7月下旬頃に新しく設置、何だか無機質と云うか味気無いと云うか…。
因みに石尾根の三角点ピーク4座(六.鷹.七.雲)は、全てこの御影石になっています。

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【写真上】六ツ石山からは快適なフラットトレイル。
やや下り基調の直線路巻き道、走の進むランパートです。

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【写真上】左右に折曲する、微勾配の上りパートを過ぎると、

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【写真上】将門馬場への取り付きに差し掛かります。
六ツ石山の分岐から約0.9㎞、小枝に差し立てた青リボンが目印。
水源林路の巻き道を左に分け、右手の尾根沿いを辿っていきます。

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【写真上】落葉樹の疎林帯を進みます。
尾根沿いとは云いながら穏やかで広々とした小平地。
ウノタウとか丹波天平とかの雰囲気に近い感じです。
薄いながらに踏み跡はしっかりしており、赤リボンも定期的に結わえられてます。

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【写真上】境界石杭+プラ杭+赤リボン+菱形標識。
尾根の取り付きから3~4分で、やたらと自己主張の激しい道標群。
此処が将門馬場のピークです。

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【写真上】10:05、将門馬場通過。(Time/2:15:18 DST/10.06㎞)
この日の石尾根ピークハント、四頂め。
山頂らしさは全く無く、ただっ広い台地尾根路の一地点と云った感じ。

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【写真上】将門馬場周辺の疎林帯を抜けると、尾根っぽい山路に。
将門馬場の取り付きからずーっと続く、ほぼ平坦と云って良い緩やかな勾配。
山路コンディションもウッドチップや落葉クッションの利いた赤土トレイル、絶好のランパートが続いてます。
「尾根路なのに、こんな楽でイイのかしら?」と逆に不安に思える程です。

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【写真上】将門馬場から5~6分走ると現れる、プチ急坂パート。
距離こそ極々短いものの、狭いピッチでソコソコの勾配。
「これからはこんなアップダウンが続くのかな?」とヤな感じが脳裏を過りましたが、そんな心配は全くの杞憂に終わるのでした。

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【写真上】10:15、カラ沢ノ頭通過。
この日の石尾根ピークハント、五頂め。
前述の短い登坂を上り切った所がカラ沢ノ頭、日原側から伸びるカラ沢尾根とネズミサス尾根が石尾根と合流するポイントのピークです。
石尾根縦走路を使う際より、寧ろカラ沢/ネズミサス尾根のバリルート山行で石尾根合路の目的地点となる頂。
マイナーピークらしく山名標は無く、白い矢羽道標が目印です。

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【写真上】カラ沢ノ頭を過ぎても、至極穏やかな尾根筋。
疎らに茂る落葉樹間より注ぐ陽光、柔らかな丸みを帯びたむくり尾根。
見晴らしこそ利かないものの、朗らかで快適な山路が続きます。

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【写真上】コレ、フツーは見落とすよなぁ…。
カラ沢ノ頭から200m程度、右手側に小さく山名標。

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【写真上】10:20、城山通過。
この日の石尾根ピークハント、六頂め。
ピーク感皆無、城山の存在を意識してないと「絶対に」スルーしてしまいます。
イメージとしてはカラ沢ノ頭から2つ目の間延びしたピーク、それを遣り過ごす寸前の右手に山頂標識が掛っています。

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【写真上】城山以降は、次第に防火帯山路の色合いが濃くなって参ります。
多少の勾配は点在するものの、走りっ放しでオケーな小起伏レベル。
一本道なので路迷いの心配も無し。

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【写真上】但し、倒木もゴロゴロ。
水根山に近づくにつれ、こんなのが増えてきます。

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【写真上】程無くして、400m程の緩~中斜面上り。
水根山の直下パート、でも精々こんな程度の勾配です。

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【写真上】登坂パートを上り切った左手側に小さく山名標。
まるで「見落とせ」と云わんばかりの小っちゃい標識、しかも同系色。
城山から約1.3㎞、此処も「山頂」と意識していないと絶対スルーするでしょう…。

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【写真上】10:35、水根山通過。(Time/2:44:09 DST/12.11㎞)
この日の石尾根ピークハント、七頂め。
城山よりはピーク感がありますが、それでも尾根上に間延びした小丘レベル。

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【写真上】水根山から200m程進むと、見慣れた風景に。
鷹ノ巣山直下、巻き道と尾根路の合流地点。

因みに此処迄の石尾根縦走路「尾根通しルート」前半部、将門馬場手前の取り付き~この合流ポイント迄の実測地は以下の通り。
・距離/約2.4㎞ ・高度上昇/約230m ・高度下降/100m
上り基調の尾根路でありながら終始なだらかな勾配、走れるパートも7割近くあり至極快適なトレイルでした。

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【写真上】眼前に鷹ノ巣山を望みつつの防火帯トレイル。
上空の開けた開放的な稜線路、左手にはワイドパノラマが広がっています。

因みにこの日は天候の変化が大きい、典型的な夏の山天気。
「晴れたり」「曇ったり」「ガスったり」と、コロコロと空模様の変わる一日でした。

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【写真上】鷹ノ巣山に近づくにつれ、天候は回復モードに。
標高1500mを越えると、薄穂も少し開き始めていました。
雲の顔は未だ夏のそれも、色調淡めの青空は秋のそれ。
晩夏と初秋の気配が混じり合った、9月っぽい山景色です。

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【写真上】鷹ノ巣山直下より、見返り石尾根。
手前には城山~将門馬場と続く尾根筋、右手奥には六ツ石山。
明朗で見晴らしの利く防火帯山路、右に後ろにに展望を楽しみつつ鷹ノ巣山への距離を詰めていきます。

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【写真上】10:50、鷹ノ巣山到着。(Time/2:58:31 DST/13.16㎞)
この日の石尾根ピークハント、八頂め。
鷹ノ巣山の山名標も「御影石モノリス」に立て替えられてました。

取敢えず此処で10分程の小レスト、BPを背から降ろし身体を休めます。

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【写真上】鷹ノ巣山より、正面の眺望。
石尾根随一の見晴らしを誇る鷹ノ巣山ですが、夏場はまぁこんな感じ。
大気が冴えてくれれば、左右に弓を引いた富士山が正面に望めるんですけどね。

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【写真上】鷹ノ巣山右手に伸びる榧の木尾根。
稜線中央のピークが榧ノ木山、右奥雲間に覗くのは三頭山。

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【写真上】同、左手に伸びる浅間尾根。
中央の尾根筋は千本ツツジより伸びる赤指尾根、真ん中の頂はウエンタワ。

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【写真上】正面、ちょい寄り目で。
眼下に望めるのは「天界の村」こと峰谷集落。
中央の白い点は小寺山頂に建つ仏舎利塔。

ポリポリとシリアルを齧りつつ、写真撮ってると@云う間に10分経過。
11時ジャストに山行再開です。

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【写真上】鷹ノ巣山からの下山途中、一写。
正面にはこれより向かう日蔭名栗山、その左奥に重並なって高丸山、右奥には小さく七ツ石山。
日蔭名栗山の山肌南面には、伐採跡の草原帯が目立ちます。

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【写真上】鷹ノ巣山から約1㎞の下りを処理すると避難小屋に。
日蔭名栗山/高丸山へ向かう前に、此処から浅間尾根方面にちょい寄り道します。

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【写真上】鷹ノ巣山避難小屋から3分程下った所にある水場。
山行出発時は鷹ノ巣山までのストック水のみを所持、此処で残り往路分の水を補充。
基本的にトレランの荷物は「ライト&ファスト」が理想的、中でも一番の重量物はやっばり「水」ですからね。

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【写真上】11:15、巳ノ戸ノ大クビレ。
鷹ノ巣山と日蔭名栗山の鞍部にて、尾根路/巻き道の交差ポイント。
何時もなら左手の巻き道を進むのですが、今回はピークハントメインなので正面の尾根路を直進します。

と、こんな感じの「石尾根ピストン.尾根通しトレラン」山走記、その②。
鷹ノ巣山からは日蔭名栗山~高丸山~千本ツツジを経て、七ツ石山に向かいました。
つづく。

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