トレラン リポ.h信越.東北

2015.10.03

●「ヌクビ沢~巻機山四頂~井戸尾根」ラウンドトレラン.⑥

えー、先日の「巻機山トレラン」、山行記ログの最終篇。
ヌクビ沢コースから「割引岳~本峰~牛ヶ岳~ニセ巻機」の主要4ピークを踏破、井戸尾根コースにて清水へ下山致しました。
そんな訳での山行記その6、「ニセ巻機山~清水BS」篇になりまする。

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【写真上】ニセ巻機山からの下り山路。
チシマザザの繁る高原帯、暫く中斜面の木段が続きます。

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【写真上】程無くして石ゴロ裸地の荒れた斜面に。
この辺りが八合目、朽木段と錆びたアンカーが剥き出しになっています。

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【写真上】八合目道標。
丸太木段には黒ペンキで「復元中」の文字。
植生帯保護と合わせての登山路管理も中々と大変なものです。

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【写真上】八合目より、ニセ巻機山を振り返る。
ほんの数分前迄ガスっていたのに、青空が広がり始めて参りました。
うーん、下山するのが10分早かったかな…。

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【写真上】気を取り直して走を進めます。
八合目から七合目へは露石の目立つガレ路急斜面となっています。

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【写真上】で…、

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【写真上】このパートが…、

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【写真上】井戸尾根コースの…、

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【写真上】紅葉パノラマ…、

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【写真上】ハイライトです。
全体的に三分程度の色付きも、まぁ見事な彩り具合。
「赤」「黄」「橙」色取り取りの暖色にアクセントを添える針葉樹林の濃緑薄緑。
コレ、紅葉ピーク時にはどれだけの絢爛錦秋となっているのでしょう…。

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【写真上】色絵錦の山肌向こうに望めるのは米子沢。
桜坂~米子沢~避難小屋のルートも人気の沢登りコースです。

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【写真上.下】七合目への山路二写。
周囲の植生は高原から灌木帯へと変化。
掘りの深い溝路やゴロ石の目立つ、ジグザグ急斜面の悪路が続きます。

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【写真上】低木が切れ視界が開けると七合目、物見平。
小ガレ縦長の広地、四囲の展望も利き休憩には良い場所です。

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【写真上】物見平からは勾配も落ち着き、中~緩斜面が主体。
尤も露石の多さは相変わらず、トレランにはテクニカルなパートです

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【写真上】12:05、六合目通過。(time/4:25:25 dst/13.11㎞)
ニセ巻機山より約1.8㎞、左手に樹林帯の開けた展望台があります。

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【写真上】六合目展望台より、ヌクビ沢と天狗岩の眺望。
三時間前はあそこをヒーコラ登っていた訳です。
うーん、何か感慨無量…。

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【写真上】同.近景。
場所的には行者ノ滝を少し上がった辺りでしょうか。
流石にこの時間に沢登りしている人は見られませんね。

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【写真上】周囲は何時の間にかブナの植樹帯に。
何れも近寄った樹齢の若いブナ木。
巨木こそありませんが、幹幅が均一で美しい林相です。

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【写真上】五合目を過ぎると尾根筋を離れ、井戸ノ壁へ。
再び急勾配で一気に高度を落とすパート、急坂をジグザグに下ります。

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【写真上】急斜区間を終えると、勾配も比較的緩やかに。
以降、登山口迄は緩~中斜面主体となります。

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【写真上】標高を下げるに従い、粘土質の山路に。
窪みが深くスリッピーなコンディション、この辺りは下りの方が厄介です。

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【写真上】石ゴロ帯も時折出現。
井戸尾根コースの八合目より下は基本的に全てシングルトラック。
歪曲路/ゴロ石/深窪路が殆どで、トレラン下りには中々の難路です。

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【写真上】五合目から約1.4㎞、井戸尾根コース入口を通過。
左に折れてチョイ進むと、最初の沢コース/尾根コース分岐に到達します。

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【写真上】12:50、沢コース/尾根コース分岐。(time/5:05:30 dst/15.55㎞)
4時間50分振りに戻って来ました。
あとは舗装道の2㎞残し、往路来た道を清水BS迄戻るだけです。

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【写真上.下】桜坂駐車場から車道をのんびり走ります。
下り一辺倒の行程なので心肺的には楽チン。
靴のアウトソールと疲れた下肢を労りながらの、のんびりジョグです。

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【写真上】13:00.清水BS到着、フィニッシュ。
予定のタイムテーブルより30分以上早めの山行終了。
まぁ山頂付近でのガスで休憩/山景撮影時間を20分削ったてのもありますが。
因みに今回のスタッツは以下の通り。
・走行時間/5:19:29 ・走行距離/17.61㎞(㎞18:09/av) ・獲得標高/1337m

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【写真上】余った時間でバス停横の巻機神社さんに御参り。
今回の山行無事終了御礼、今度来た時はパノラマ眺望に恵まれます様に…。

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【写真上】南越バス到着、乗車。
今回の山行、最大の障害はコレ、「バスの乗車時刻」。
六日町駅始発便のバスで清水に到着したのが7:20、清水から六日町駅への復路バス時刻が13:45ですから、山行に取れる時間は6時間半ありません。
タイムテーブル的には余裕持ちも、何せ「初踏破」+「破線ルートの沢コース」。
割引沢~ヌクビ沢で路迷いでもしようものなら、即アウトの可能性もあります。
従い今回は何時も以上に入念な下調べをしての山行、お陰でルートミも無く順調に沢登りを終える事が出来ました。

最悪の場合5㎞先の沢口BS迄走ればバス便も多くありますし、いざとなれば御得意のヒッチハイクパターンも御座います。
結果的に45分残しで行程を終えたので良しですが、そんな理由もあって少し慌ただし目の巻機山踏破となりました。

あと、トレラン的見地による「巻機山/ヌクビ沢~井戸尾根ルート」ですが。
基本的にはトレラン不向きの山です。
往路の沢コースで走れるパートは極めて「ゼロ」に近く、主稜線に出ても約半分は木道構成。
復路の井戸尾根もジグザグ幅狭路が殆どで、山路コンディションもテクニカルな難路が大半を占めています。
実際にランで賄えのは「割引岳~御機屋~牛ヶ岳~御機屋」の高原区間と「井戸尾根.下り」の1/2弱程度、あと「清水↔桜坂」のロード区間だけ。
正直、エントリーのタイトルを「トレラン」とするのは、表題詐欺に近いかも。

まぁ今回の計画は単に「巻機山登りたい」と云う目的だけでしたし、体調も「越後湯沢秋桜マラソン」の翌日で疲労蓄積気味。
山行距離も17㎞と超ショートディスタンス、半分ハイクのお気楽トレランでした。

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【写真上】六日町駅到着、さーて湯沢で♨入って帰りますか。
爽秋の青空広がる下の六日町駅、やっぱり何か変な感じ…。
理由はコレ↓。

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【写真上】六日町駅って云ったら、こー云う風景でしょう。
スキーマッドの私めにとって、六日町駅と云えば「六日町八海山スキー場」。
今迄ウインターシーズンにしか訪れた事が無く、雪の積もって無い駅風景ってのは違和感を拭えないのでした。
因みに上掲写真の降雪量は、ピーク時に較べると可也少ない方です。

と、こんな感じの「巻機山山行記」六部作。
今度来る時は「巻機山~米子頭山~柄沢山~朝日岳」の国境稜線縦走にでもチャレンジしてみたいと思います。
おしまい。

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●「ヌクビ沢~巻機山四頂~井戸尾根」ラウンドトレラン.⑤

えー、先日の「巻機山トレラン」、山行記ログの続々々々篇。
ヌクビ沢コースから巻機山主稜線に到達、「割引岳~本峰~牛ヶ岳~ニセ巻機」の主要4ピークへと向かいました。
そんな訳での山行記その5、「割引岳~ニセ巻機山」篇になりまする。

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【写真上】割引岳より、東面の眺望。
草原帯の開放的な尾根筋、左手に牛ヶ岳、右手に巻機山主峰。
冬場は真っ白に染まる雪付きの理由が、良く解るなだらかさです

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【写真上】同.割引岳より北西の眺望。
割引岳北側に伸びるのは神字山~古峰山と続く裏巻機登山道。
正面の双耳岩稜頂が1781mピークの神字山、その奥には巻機山/越後三山の前衛、金城山の山影も望めます。

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【写真上】同.割引岳より西方の眺望。
黄金色の田園風景も鮮やかな魚沼盆地、眼下に流れるのは魚野川支流の登川。
正面魚沼丘陵の左端には、薄らと石打丸山スキー場が覗けます。
天候に恵まれれば彼方に妙高連峰や高妻山も望めるのですが…、残念。

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【写真上】さーて、山行再開。
伸びやかで心地良い主稜線を巻機山へ向かって走ります。
沢登りでは殆んど走れるパートが無かったので、実質此処からトレラン開始。
手前左下に伸びる分岐路が往路辿って来たヌクビ沢コース、このルートは下山禁止となっています。

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【写真上】割引岳~巻機山間の小コルより、見返り割引岳。
この後こっち側には戻って来ませんので、割引岳はこれで見納め。

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【写真上】小コルを過ぎると緩やかに上り返し。
尾根筋やや北側を取る緩やかな山路、勾配の負担は殆どありません。

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【写真上】左手の草原帯に池塘を見つつ、走を進めます。
割引岳~牛ヶ岳間の山路はダート/木段/木道が混在、先に進むに従い木道比が多くなって参ります。

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【写真上】巻機山北斜面、紅葉風景。
【写真下】牛ヶ岳北西斜面、紅葉風景。
この日(9/29)時点で巻機山山頂付近の紅葉具合は「色付き始め~三分」程度。
それでもこの彩りなのですから、錦秋ピーク時はそりゃスゴい絶景なんでしょうね。

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【写真上】草紅葉を眺めつつ山腹を斜上、木段を進みます。
御機屋はこれを上り付いた所処。
巻機山主稜線は遠くの往く手も一望出来るので、距離の目鼻立ちが付け易いです。

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【写真上】10:45、御機屋(巻機山山名標)到着。(time/3:20:09 dst/8.28㎞)
割引岳から10分程度、小コルから軽~く上った小広場。
巻機山山頂の山名標がありますが最高点はもう少し北側、しかし御機屋の方がベンチも多く設置され一息付くには絶好の場所です。
私めも此処でこの日初の小休止、10分程のシリアルタイム。

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【写真上】御機屋からはフラットなコース。
あくせく走るのも勿体無く、景色をのんびり楽しみながらのラン。
クマザサの高原を北へと進みます。

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【写真上】巻機山.最高点通過。
御機屋から5分程度、簡素な手作りケルンのある地点が「リアル巻機山」。
厳密に云うと最高点はこの左手の丘陵ピークですが、植生保護ロープで立ち入り禁止となっています。

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【写真上】尾根筋を直進、牛ヶ岳へと向かいます。
左手に池塘群、右手に草原帯の快適平坦路。

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【写真上】東向こうには奥利根湖も望めます。
天気が良ければ笠ヶ岳/武尊山/皇海山も望めるのですが…、返す返すも残念。

尚、巻機山からの四囲パノラマ/山座同定はコチラのサイト参照の事↓。
凄く楽しみにしてたんですけどね…。
http://junst.biz/sub008.htm

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【写真上】朝日岳縦走路の分岐より、牛ヶ岳を望む。
牛ヶ岳山頂は平べったい台形頂の右端、因みにこの辺り数百mだけが県境を越え群馬県となります。
それにしてもホント、色付き始めと云うのに見事な草紅葉。

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【写真上】牛ヶ岳右横の1813mピーク。
針葉樹の濃緑も却って良いアクセント、深紅の紅葉が美しく映えます。
靄漂う山頂隠れの山風景も、荘厳さが表されて却って良い感じ。

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【写真上】浅い鞍部を経て軽く上り返し、@云う間に牛ヶ岳直下。
しかしこの辺りから靄が濃化、風も強くなって参りました。

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【写真上】11:10牛ヶ岳到着。(time/3:33:22 dst/9.51㎞)
山頂と云うより、単に尾根筋の通り道と云った感。
縦走路が先に伸びている上に山名標は剥げて解読不能、知らない方は牛ヶ岳と気付かずに通り過ぎちゃうかも知れません。

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【写真上】牛ヶ岳から折り返し、御機屋へピストン。
一面にクマザサとシラビソ、高原帯の開放的な尾根路。
これで青空だったらなぁ…。

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【写真上】と思っていると、やおらガス発生。
横殴りの風で北東側のガスがどんどんと流れてきます。
山行視野には問題無いレベルですが、只でさえ見晴らしが利かないのに…。
これで「パノラマ眺望」は完全にアウトです。

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【写真上】御機屋に戻ってきました。(time/3:41:27 dst/10.33㎞)
嗚呼痛恨、此処も濃ガス化「往路で写真撮っときゃ良かった…」。
こんな状況で滞在しても仕方無いので、このまま井戸尾根を下山します。

因みに巻機山主稜線の各頂距離は以下の通り。
割引岳←(0.74㎞)→御機屋←(0.44㎞)→巻機山最高点←(0.79㎞)→牛ヶ岳
何れも一足歩の距離で目立つ勾配も皆無です。
御機屋↔牛ヶ岳の往復も、健脚者の方ならハイクで40分位でしょう。

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【写真上】御機屋から避難小屋へは中勾配の下り。
クマザサ繁る高原帯から池塘群へと進みます。

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【写真上】木道左手に池塘群を見つつ、高原帯を緩やかに蛇行。
一部木道が池塘と一体化しています。

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【写真上】巻機山避難小屋を通過。(time/3:48:47 dst/10.99㎞)
御機屋から約0.7㎞、この辺り迄下りると、ガスはすっかりと晴れていました。
近くに水場があるらしいですがストックは充分なのでスルー、先を進みます。

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【写真上】避難小屋からは一旦上り返し。
井戸尾根の下山コース中、唯一の上りパート。
木段/木道の登山路が緩やかに山腹を伝って行きます。

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【写真上】11:30、ニセ巻機山通過。(time/3:53:36 dst/11.29㎞)
割引/本峰/牛/ニセ巻と、これで巻機山主要四座は全て踏破。
あとは大した目的地も無く下るだけ…と思いきや、この後8合目から予想外の佳景と出くわすのでした。

と、こんな感じの巻機山山行記その5。
ニセ巻機山からは井戸尾根をひたすら下山、清水BSに向かうのでした。
つづく。

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2015.10.02

●「ヌクビ沢~巻機山四頂~井戸尾根」ラウンドトレラン.④

えー、先日の「巻機山トレラン」、山行記ログの続々々篇。
割引沢よりヌクビ沢へ続く沢登りを経て尾根筋に進出、割引岳へと向かいました。
そんな訳での山行記その4、「行者ノ滝~割引岳」篇になりまする。

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【写真上】行者ノ滝を左手に見つつ、右岸崖路を登ります。
気分は「鯉の滝登り」、否々「鮭の遡上」てな感じ。
尤も上流に産卵相手が居る訳で無し…、おっと下ネタ失礼。

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【写真上】滝を登り切ると、再びゴーロ帯を遡上します。
ゴーロゴーロ、岩ゴーロ♪

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【写真上】左手上空には天狗ノ頭。
スタート時はあれ程遠かった天狗岩ですが、何時の間にか通り過ぎていました。

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【写真上】行者ノ滝から10分程度で、ヌクビ沢最後の大滝を通過。
二段構えのトイ滝、落差約20m。
左手側から滝を回り込み、高巻き道に入ります。

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【写真上】再び、と云うか何度目でしょう…、沢を外れ高巻き道へ。
此処からの先の山路構成はシンプル、然程道迷いの心配もありません。
右岸(進行左手)の高巻き道から一旦沢に下り横断、左岸(進行右手)の高巻き道を経て再度沢に下り、以降ずーっと沢進みとなります。

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【写真上】割引岳も大分近づいて参りました。
山頂へと伸びる滝筋も確認出来、大まかな距離感/踏破高度も把握出来ます。
よーし、もうチョイ。

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【写真上】高巻き道から一旦沢へと下ります。
しかしホント踏み跡薄い、そして浅い…。
沢ルートの巻き道は「濡れ露岩」か「足場の取っ掛かりの無い片斜」のどちらか。
特に急斜箇所の「上り」「下り」は、共にテクニカルで慎重さを要します。

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【写真上】右岸から左岸へ移る横断パート、渡り切った所で撮影。
高巻き道から沢に下りるのが赤軟土の垂直縄場、高度差3m。
ロープだけで身体を支えてると、そのまま「ズルズル」「ドボン」。
尻から沢壺に落っこちてしまうので御注意を。

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【写真上】そして左岸に取り付くと、待っているのが鬼トラバース。
「コレ、道ですか?」。
単に岩斜面の凹み部にしか見えないんですけど…。
しかも御覧の様にスリッピーな濡岩、鎖も縄も有りません。

斜面上部の土付のある箇所に足場を求め慎重にグリップを確認、根付の良さそうなブッシュを束にして手の支点確保、ヒヤヒヤものの通過です。
足を踏み外せば即.沢底へ滑落、個人的には「割引沢~ヌクビ沢ルート」最大の危険パートに思えました。

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【写真上】極悪岩場トラバースを通り抜けると、フツーの難路巻道(?)に。
この時間帯から空色は次第に曇り気配に。
早朝の爽秋青空は、すっかり見られなくなってしまいました。

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【写真上】最後の高巻き道を終え、沢登りも愈々フィナーレパート。
沢を流れる水量も少なくなり、沢と河床もフラットに。
渡渉幅も小さくなり、沢歩き自体は大分楽になって参ります。

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【写真上】「ででーん」、とタワシ巨岩出現。
若しコレが転がってきたら、…間違い無くペッチャンコでしょう。

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【写真上】巨岩の上より、ヌクビ沢鳥瞰。
嗚呼、天気が良ければ谷川岳が望めるのに…。
大源太山の山容も薄らと窺えるに止まってしまいました。

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【写真上】流れる水量はどんどん少なくなり、涸れ沢っぽくなってきます。
沢登りと云うよりは、もう殆んどガレ場登山路の感。
沢岩も次第に赤褐色の火成岩が目立って参りました。

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【写真上】涸れ沢っぽくなると、程無くして小尾根の取り付きに到達します。
階段状の細渓には赤ペンキ印の「×」マーク、此処を右手の崖路に入ります。
ヌクビ沢とも此処でお別れ、あー楽しかった。

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【写真上】小尾根取り付きは初っ端から直登の急斜面。
ダイレクトな山路取りの上、例に由っての浅い踏み跡、しかも鎖無し。
露岩部を足場の頼りに、四肢を使って「よじ登り」ます。

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【写真上】直登部を過ぎ、支尾根に入ると主稜線も間近。
標高1900m弱で早くも森林限界、流石日本有数の豪雪地帯です。

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【写真上】支尾根上より、見返りヌクビ沢。
左手に威守松山が覗ける程度、谷川連峰は靄に覆われ眺望は利きません。

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【写真上】支尾根に出ても急斜難路は続きます。
ザレで足場のグリップが覚束ない上、所々に結合の脆い火成岩。
露石と灌木の幹、時にはブッシュを手掛かりにしての三点確保で登坂します。

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【写真上】ラス100mになって、登山路の掘りも漸くもしっかりしてきます。
取り付きから15分程度の急斜パートでしたが、前日「越後湯沢秋桜マラソン」の疲労から足取りも重くなり、結構キツい直下上りでした。

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【写真上】10:25、ヌクビ沢分岐到着。
「主稜線、来ターッ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
右手に見えるは巻機山本峰。
それにしても、何と穏やかで開放的な尾根路でしょう。

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【写真上】左手には割引岳。
御覧の様にヌクビ沢分岐から割引岳は目と鼻の先。
取敢えず割引岳を踏んでから巻機山を目指す事と致しました。

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【写真上】10:30ジャスト、割引岳到着。(time/3:04:49 dst/7.36㎞)
タイムテーブルより10分早めの登頂、その分眺望を楽しむ事と致しました。
因みに山頂には割引で有名な茶屋が…、ある訳無いですよね。

と、こんな感じの巻機山山行記その4。
割引岳からは御機屋.巻機山.牛ヶ岳をピストンして井戸尾根から下山します。
つづく。

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2015.10.01

●「ヌクビ沢~巻機山四頂~井戸尾根」ラウンドトレラン.③

えー、先日の「巻機山トレラン」、山行記ログの続々篇。
吹上ノ滝/アイナメノ滝を通過して、割引沢よりヌクビ沢へ沢登りを続けます。
そんな訳での山行記その3、「アイガメノ滝~行者ノ滝」篇になりまする。

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【写真上】アイナメノ滝、左手の縄場を通過。
そのまま沢岸の高巻山路に入ります。

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【写真上】この日初めてのまとまった上り。ダイレクトな急坂。
前日「越後湯沢秋桜マラソン」の筋肉疲労がじわじわと表面化、下腿三頭筋に堪えるパートです。

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【写真上】歪狭な崖路を経て、再び沢へ下ります。

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【写真上.下】ゴーロの沢路を遡上。
沢に下ると10分程で割引沢の分岐。
この辺りは沢幅も狭く赤ペンキ印も豊富、路迷いの心配はありません。

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【写真上】行く手を遮るタワシ大岩。
天狗岩も大分近くに見える様になって参りました。

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【写真上】8:40、割引沢/ヌクビ沢分岐に到着。
右手に進むとヌクビ沢~稜線のヌクビ沢分岐、左手に進むと割引沢~割引岳。
因みに天狗岩/天狗ノ頭に向かうのも割引沢コースからになります。
桜坂登山口から1:05、大凡タイムテーブル通りの通過。

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【写真上】分岐の三叉ポイントにある、道標ペンキ岩。
今回はヌクビ沢コースを進むので右手に向かいます。

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【写真上】ヌクビ沢に侵入、遡上。
うーん、何だか「鮭」の気持ちが解る気がしてきました…。

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【写真上】分岐から5分程で左岸(進行右手)の高巻き道に入ります。
ココの取り付き、少し見落とし易いので注意。

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【写真上】左手に沢を見遣りつつ、高巻山路を6~7分程進みます。

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【写真上】8:50、布干岩のナメ滝に到着。
沢幅一杯に広がる花崗岩スラブは落差30m以上の大ナメ。
嫋やかにて荘厳な滝容は、宛ら「岩のカーテン」の様です。

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【写真上】布干岩の右手にある、三俣別れのガレ沢。
注意、こっちに行ってはいけません。

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【写真上】布干岩の登りに取っ掛かります。
布干岩周辺には鎖場や赤ペンキ印が無く、コース初踏破の方は何処から取っ掛かかって良いのか迷われると思います。
一応基本ルートとしては右岸側(滝の左手)から登るのが正解の様です。

私めは撮影のアングル都合で滝右手側から斜め横断して左側に回り込みましたが、結構な急斜&濡岩路で悪戦苦闘致しました。

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【写真上】布干岩、瀑布近景。
水流はスラブの右手寄り、従い滝の右側の方がフォトポイントなのです。
非.正規ルート側を選んだ甲斐があったと云うもの。

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【写真上】布干岩、上部。
迫力満点の幅広一枚岩、流石「行者ノ滝」と並ぶヌクビ沢最大の見所。
時間があったら岩上に寝っ転がり、ゆっくりしたい場所です。

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【写真上】見返り布干岩。
好天で乾いたスラブは気持ち良い歩き易さ。
しかしコレがもし雨中雨後だったら…、多分ツンツルテンで上れないでしょう。

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【写真上】布干岩を過ぎると数分で三嵓沢出合に差し掛かります。
左岸(進行右手)の小滝が三嵓沢方面、右岸(進行左手)がヌクビ沢方面です。

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【写真上】分岐ポイントの岩崖にある赤ペンキ印。
しかし「♂」って…、ヌクビ沢は男なんですね。

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【写真上】9:05、行者ノ滝(落差15m)を通過。
三嵓沢出合を過ぎると直ぐに到達、登山ルートは滝右手の赤土崖路です。

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【写真上】行者ノ滝.近景。
落差こそ小さいものの険峻な岩組と直線的な瀑流は男性的、壺相も良。
先程の布干岩ナメ滝とは対照的な滝容です。

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【写真上】滝右手の直登ガレ場。
イメージとしては垂直に近い急斜面、足場の赤土も脆く崩れ気味。
しかし鋭角的な露岩が豊富でホールドは取り易いです。

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【写真上】岩崖ホールド中に一写。
水飛沫の煌めく中には美しい虹が掛っていました。
写真だと飛んじゃって解り難いですけどね…。

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【写真上】同.ホールド中に崖下一写。
この日は比較的乾いたコンディションで容易に上れましたが、雨後のウェットな状況では危険度倍増だと思います。

と、こんな感じの巻機山山行記その3。
沢登りも愈々佳境、巻機山の稜線はもう直ぐです。
つづく。

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●「ヌクビ沢~巻機山四頂~井戸尾根」ラウンドトレラン.②

えー、先日の「巻機山トレラン」、山行記ログの続篇。
清水BS~桜坂を経て割引沢に入渓、愈々沢登りスタート。
そんな訳での山行記その2「割引沢出合~アイガメノ滝」篇になりまする。

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【写真上.下】割引沢に突入。
花崗岩ゴーロの中、暫くは歩き易い岩場を選んでの沢登り。
幾つかのナメや小壺を通過、渡岩を繰り返し進んで行きます。

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【写真上】やがて右岸(進行左手)の岩場へ取り付き。
淵を避け、赤ペンキに従い縄場沿いを進みます。

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【写真上】大岩の縄場をよじ登り通過。
この辺は足場もしっかりしており、特に危険箇所と云う程では無し。

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【写真上】ペンキ印に従い、そのまま左手の高巻き山路に入ります。

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【写真上】沢を右手に見つつ、高巻路を進みます。
勾配は緩やかで、心肺/下肢筋力の負担は殆どありません。

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【写真上】濡れた露岩に…、

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【写真上】掘りの極めて浅い幅狭片斜路…。
スリッピーで足を踏み外し易い悪路の連続、足場を慎重に選び歩を進めます。

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【写真上】8:10、最初に出会う大滝、吹上ノ滝(落差約10m)。
落差よりも幅広の開けた感じが強い滝。
左岸(進行右手)に乾いたスラブあるので、トラバース気味に通過します。

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【写真上】左岸より、吹上ノ滝上部。
花崗岩の乳白色が美しく映えるナメ部、沢登屋さんには堪らないパートでしょう。

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【写真上】再び右岸の高巻路に入ります。
露岩は苔と湧水でツルンツルン、トレラン靴では可也難儀します。

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【写真上】露岩が切れるとグヂャグヂャの泥濘路。
歪曲/片斜/狭路の上に緩い足場、浸水がどーこーと云ってられません。

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【写真上】縄があっても滑るモンは滑ります。
割引沢出合から行者ノ滝の両岸を巻く山路は、殆ど全てこんな感じ。
高度感は然程でも無いのですが、ガレ/露岩が多い上に沢側への狭幅片斜路。
そして兎に角「滑る」。
転倒した場合は即.滑落の箇所も多く、沢は殆どがゴーロがスラブなので重度打撲/骨折は必至でしょう。
尚、割引沢出合からヌクビ沢出合の右岸路パートは、縄場が多く設置されてます。

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【写真上】漸く高巻き道を終え、沢へと下ります。
丸みを帯びた巨石露岩はピッカピカのツルンツルン。

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【写真上】沢に下りるとアイガメの滝手前の岩場。
赤ペンキに従い、トラバース気味に右手方面へと進みます。

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【写真上】薄い赤ペンキ印を見失わない様、広めの視野を意識して進みます。
細いトイを幾つかやり過ごしての横断。
沢に下りれば乾いた大岩を選んで歩けるので、寧ろ高巻き道の方が厄介でした。

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【写真上】此処は岩面にステップ代わりの凹凸が多いので、比較的歩き易いです。
でも、雨中雨後だったら…大苦戦必至でしょうね。

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【写真上】トラバース途中、岩上より見返り割引沢。
沢登り行程は、この辺で未だ1/3未満です。

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【写真上】同、少しズームで。
左に七ツ小屋山、右に大具里ノ頭を従えて、中央に鋭角な岩峰を誇るのは「上越のマッターホルン」大源太山。

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【写真上】8:20、アイガメの滝(落差20m)に差し掛かりました。
右岸の高巻き路から一旦左岸側へトラバース、再び滝の左手に回り込む形。

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【写真上】アイガメの滝.近景。
上部はナメ状、中盤から水流が一気に滝壺に流れ落ちる構成。
割引沢~ヌクビ沢の中でも、最も迫力ある滝の一つです。

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【写真上】滝壺左手(右岸)の鎖場に取り付きます。

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【写真上】高度/直登距離は少なく、鎖場としての難度は然程ではありません。
但し濡岩と苔でスリッピーなので足場確保は要.慎重。
此処も落ちると滝壺周りの岩群直撃、少なくとも骨折は必至です。

と、こんな感じの巻機山山行記その2。
沢登りはマダマダ続きます。

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2015.09.30

●「ヌクビ沢~巻機山四頂~井戸尾根」ラウンドトレラン.①

えー、「越後湯沢秋桜ハーフマラソン」の9/28、何故か南魚沼に後泊した私め。
折角湯沢に来た事ですし、物は序でと山行と抱き合わせのプラン決行。
翌日月曜日に「巻機山トレラン」へ向かう為で御座います。

所処でスキーマッドの私め、巻機山には以前から並々ならぬ執着がありまして。
その理由はと申しますと、⇓の通り。

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【写真上】六日町八海山スキー場、ダウンヒルコーストップより望む巻機山。

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【写真上】かぐらスキー場、メインゲレンデより望む巻機山。

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【写真上】石打丸山スキー場、山頂ゲレンデより望む巻機山。

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【写真上】同、近景。
湯沢周辺のゲレンデは、白馬(八方尾根.五竜47)と並んで主戦エリアのツートップ。
そしてその雪付きの良さから、このエリアの山景ランドマークと云えるのがこの巻機山なのです。
特に私めのメインゲレンデ「石打丸山」から眺める巻機山国境稜線は、飯士山と並んでアイコンとも云うべき美しさ。
一度は踏んでみたいと切望していたのでした。

しかし巻機山の登頂距離は約12㎞、態々遠征して迄上りに来る程ではありません。
そんな訳で今回「越後湯沢秋桜マラソン」とセットでの山行計画。
短距離なのも却って幸い、マラソン疲れの身体には丁度手頃な距離でもあります。

そんな訳での勇躍決行「巻機山トレラン」、山行リポその1で御座います。

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【写真上】早朝6:40、六日町駅にて一写。
例に由って「スキーシーズン」以外に訪れた事の無い私め、防雪ネットの張ってない六日町駅ってのは初めてです。
正面に望めるのは前衛の金城山、巻機山はあの奥に聳えております。

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【写真上】7:15、清水BS到着。
非.マイカーユーズの方々にとって唯一の巻機山登山口アプローチ手段、南越バス「六日町~清水線」。
尤も便数は一日に三本、登山に使えるのは六日町駅/6:50発だけです。

因みにトイレはBS前に設置、万一水分ストックに不安のある場合は上田屋さんにジュース類の自販機が有り〼。

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【写真上】7:22、清水BSより山行開始。
トレイルヘッドの桜坂駐車場までは丁度2㎞、緩やかな舗装道の上りが続きます。
何だか昨日の「越後湯沢秋桜マラソン」の続きやってるみたい…。

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【写真上】桜坂駐車場通過。
キャンプ場の駐車場を通過すると程なくして到着します。

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【写真上.下】扨と、トレイル開始。
駐車場奥に登山道入口、数十mで沢上り/井戸尾根の分岐。
ヌクビ沢コースに向かうので左手を進みます。

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【写真上】コテージ前の薄野。
九月も末、上越の山野はもうすっかりと秋気配本番。
左奥には天狗岩の頂が望めます。

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【写真上】暫くは低木とブッシュ帯の緩やかな上り。
極めて細路のシングルトラックにはブッシュとクマザサがもさもさ繁っています。
朝露と湿濡路で、トレラン靴は既に浸水寸前。

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【写真上】山路と細流が合わさった小さい渡渉箇所
此処を過ぎると、直ぐに沢コース/避難道の分岐。

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【写真上】7:50、登山口より約1㎞で巻道分岐。(tim/32:06 dst/3.10㎞)
右の避難道を進むと割引沢前半部をショートカット、吹上の滝/アイガメノ滝を迂回して布干岩付近に出ます。
進路を左に取り、沢登りコースに向かいます。

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【写真上】割引沢出合。
足場の悪い露石急坂をひと下りすると、沢に出ます。

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【写真上】入渓、さーて愈々沢登り開始。
此処からヌクビ沢上部の小尾根取り付き迄の4㎞強、沢と岩とのランデ.ヴー。
楽しくスリリング/少しルートファインディングで慎重な「沢タイム」が続きます。

と、こんな感じの巻機山トレラン/ヌクビ沢.イントロダクション。
核心部の沢登りは次ログにつづく。

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2015.08.08

●「戸隠山~黒姫山~飯縄山」.北信3/5岳トレラン.⑦

えー、先日の「北信三岳トレラン記」、七部作の最終篇。
戸隠山黒姫山の二頂を踏破し、目指す頂もあと一つ。
戸隠スキー場から瑪瑙山経由で飯縄山に登頂、西登山道を経て中社へと下山致しました。

そんな訳での山走リポ.その⑦「瑪瑙山~飯縄山~中社」篇になりまする。

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【写真上】瑪瑙山からは中~急坂の下り。
シラビソとクマザサの繁る広い尾根路を、小刻みにカーブして下って行きます。

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【写真上】下り切るとボトムの1639m地点、少しの間平坦路を進みます。
鞍部はガス溜まり、晴れてりゃ明朗な草原トレイルでしょうに…。

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【写真上】瑪瑙山~飯縄山の1.7㎞は解り易いV字地形。
瑪瑙山(1748m)↖3:←(鞍部)1→:6↗飯縄山(1917m)てなアップダウン比率。
飯縄から瑪瑙に向かうルートの方が少し楽かな。

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【写真上】程無くすると上り返しに入ります。
クマザサの草原帯から見通しの利かない樹林帯に。
鞍部から飯縄山の間には中ピークあり、一度アップダウンを繰り返します。

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【写真上】一つ目のアップダウン最中、見返り一写。
急に陽が照ってきたので振り返ると、雲間より瑪瑙山が覗ける様になってきました。
眼下には通って来た鞍部笹原も望めます。

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【写真上】やがて正面には飯縄山も山容を現しました。
うーん、何だか遅きに失した感じ。
「嬉しいやら」「腹立たしいやら」、複雑な心境です…。

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【写真上】飯縄山直下、最後の上りパート。
距離も短く、斜度や荒れ具合もフツーの登坂レベル。
しかし山行の終盤パートにして疲労Max地点、此処に来て「上りの足」は全部使い切ってしまいました。
以降、悪戦苦闘のヒルクライムが十数分が続きます。

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【写真上】飯縄山到着。(time/9:02:09 dst/43.33㎞)
「北信3/5岳」トレラン、遂に三つ目の頂を踏破。
満足感と達成感に浸りつつ、5分程度のラス休憩を挟みます。
しかし例に由っての厚雲とガス、戸隠連峰~頸城三山~黒姫山のパノラマは全く望めませんでした。
ホント、今回は山景眺望に恵まれなかったのが悔やまれます、残念…。

因みに「いいづなやま」の山名表記ですが、一頂単独を指す場合は「飯縄山」。
霊仙寺山や瑪瑙山.笠山ら周辺の支峰を含めた呼び名が「飯綱山」です。

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【写真上】飯縄山よりミカエル、瑪瑙山と高デッキ山。
向こうは1748mと1716m、やっぱりこっちの方が高いですね。

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【写真上】同.逆方面東側には眼下に広がる善光寺平。
左手下には長野市トレッキングコースで人気の三登山が望めます。

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【写真上】一息入れた後、下山開始。
正面に笠山を眺めつつ、広い笹原尾根を緩やかに下っていきます。

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【写真上】ニセ飯縄山、否々失礼、飯縄山南峰。
ちょいとした勾配を経て通過、飯綱権現に一礼して先を進みます。

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【写真上】南峰を過ぎると下りは急坂モードに。
山路を埋め尽くす様なゴロ岩群、疲れの溜まった足にコレは辛い。
戸隠.黒姫に較べ陽当たりが良い分、濡れ露岩で無いのが救い…。

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【写真上】西登山道/南登山道分岐。
北峰山頂から0.7㎞で到達、右に折れ萱ノ宮経由で中社方面に向かいます。

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【写真上.下】分岐を過ぎても、暫くは稜線沿いの明るいトレイル。
左手に長野市街の見晴らしが利く好展望の尾根路。
但し浮石の多い岩ゴロ路、足場には注意が必要です。

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【写真上】南東方面、長野市街の眺望。
中央は富士ノ塔山、左手は陣場平山でしょうか。

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【写真上】尾根を外れ樹林帯に突入。
日陰の湿地帯に入り、やや滑り易い露岩帯になって来ました。
スリップケアと同時に突き上げにも注意、脚部のダメージは最小限に。

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【写真上】樹林帯の中急坂パートでは、高度をどんどん下げていきます。
テクニカルなジグザク路を繰り返し、露石ガレ場から小ガレの石片帯に。
勾配が落ち着きダート路面が目立ち始めると、間も無く萱ノ宮です。

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【写真上】萱ノ宮を通過。(9:36:31 45.70)
この日の山行も愈々〆に入ります。

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【写真上】萱ノ宮を境に、山路状況は劇的に変わります。
それ迄の歪曲ガレ路から、ストレート&フラットなダブルトラックのダートトレイルに。
やや泥濘っぽい箇所もありますが、絶好のランコンディションです。

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【写真上】以降、カラマツ林の中を快適なトレイル。
萱ノ宮から西登山口へは1.9㎞で170m高度を下げる緩やかな下り。
ウッドチップの利いたダート路はクッションも良好、しかも直線基調。
最後の最後で美味しいトレランパートが楽しめました。

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【写真上】西登山口通過。(time/9:55:18 dst/47.65㎞)
ロングトレイルもこれにて終了、あとは1㎞少々のロードを残すのみ。

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【写真上】中社旅館街に向けて、車道を走る事1㎞強。
脳裏に浮かぶのは「スーパードライ」と「戸隠蕎麦」。
今日の打ち上げ麦酒は格別美味だろーな…。

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【写真上】17:25.中社到着、フィニッシュ。
途中タイムテーブルが怪しくなったりも致しましたが、無事プラン完遂。
当初の予定通り「戸隠」「黒姫」「飯縄」の三岳踏破する事が出来ました。

今回のスタッツは以下の通り。
・走行時間/10:06:03 ・走行距離/49.10㎞(㎞/12:21av) ・獲得標高/2970m

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標高図の示す通り、今回の山行は三座を「上り切って」「下り切って」の×3。
中途半端なアップダウンの繰り返し箇所も無くメリハリの利いた行程だったので、初踏破のコースとしては「足の使い所処」と「気持ちの入れ所処」も解り易かったです。
あと、極悪なダウンヒルパートが少なかったのも幸い、膝も余力残しで凌ぐ事が出来ました。
全体的にラン区間は少な目でしたが、黒姫山の「大橋登山口~しなの木広場」「笹ヶ峰分岐~大橋林道登山口」、戸隠スキー場の「越水ゲレンデ~第6クワッド」、飯縄山の「萱ノ宮~西登山口」、それに繋ぎ区間の「戸隠古道」「旧越後道」などがグッドトレイル。
但し全体的に余裕の無い山行でしたので、今度は「高妻.乙妻山」メインで40㎞前後の距離設定、もう少しのんびりした縦走プランを組んでみたいと思います。

以上、こんな感じにて、おしまい。

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2015.08.07

●「戸隠山~黒姫山~飯縄山」.北信3/5岳トレラン.⑥

えー、先日の「北信三岳トレラン記」、続々々々々篇。
早朝からの山行も戸隠山.黒姫山の二頂を踏破し、次の目頂地は飯縄山。
旧越後道から戸隠スキー場に向かい、瑪瑙山経由で飯縄山へと向かいました。

そんな訳での山走リポ.その⑥「旧越後道/戸隠スキー場~瑪瑙山」篇になりまする。

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【写真上】戸隠キャンプ場前の駐車場より、旧越後道に入ります。
このルートは「モントレイル 戸隠マウンテントレイル」の18㎞~FINISH地点コース。
一見フラットトレイルも極々僅かな上り勾配、まぁ走るのには支障ありません。

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【写真上】一旦車道を経て、せせらぎの小径へ。
旧越後道同様にビミョーな上り、なまじ走り易い分つい足を使ってしまいます。
しかしこの時点で37㎞超行程、じわりじわりと疲労が蓄積していきます。

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【写真上】遊歩道の突き当り駐車場を左に進むと、再び車道に合流。
正面に戸隠スキー場、第3クワッド乗り場/シャルマン戸隠が見えて参りました。

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【写真上】戸隠スキー場.越水ゲレンデ到着。(time/7:36:39 dst/37.79㎞)
ウインターシーズンには足繁く通っている同スキー場ですが、グリーンシーズンに訪れるのは初めての事。
濃緑×草緑のコントラストが新鮮に感じてしまいます。

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【写真上】冬場はこんな感じ。
うん、やっぱりこっちの方が見慣れているのでしっくり来ますね。

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【写真上】ゲストハウス岩戸。
取敢えずゲレンデ側に移動して15分程小休止。
下り/舗装道/遊歩道とは云え、12㎞走りっ放しはチト疲れました。

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【写真上】ゲストハウス岩戸より、ゲレンデ一写。
右よりアドベンチャー.チャレンジ.チャンピオンの各コース。
嗚呼、早く雪降んないかなー。

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【写真上】左手には岩戸.高妻コース。
この時点で時刻は14:50、山行進捗の予定タイムはあと二時間半。
時間も押している事だし、ボチボチ出立致しますか。

因みにこの「戸隠スキー場.越水ゲレンデ→瑪瑙山」ルートは、全てが林道構成。
ハイク/トレランの視点で見ると、大して面白味のある山路ではありません。
しかし冬のホームゲレンデをオフシーズンに再訪し、別の角度から楽しむってのはスキーヤーならではの特権。
そんな訳でのコースチョイス、ウキウキ心弾ませての山行です。

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【写真上】ゲレンデ下部は至って平坦。
気持ち良い高原帯をサクサク走ります。

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【写真上】冬場はこんな感じ。
越水ゲレンデの下部はファミリー向けコースなので、「超」の付く緩斜面。

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【写真上】第3クワッド沿いからに左手に斜行する砂利林道。
越水ゲレンデからドリームコース/第6クワッドに向かって進みます。

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【写真上】左に第5ペア乗り場、右に第4ペア降り場。
越水ヶ原~瑪瑙山の登山道自体は初めてですが、何せ良く通ってるゲレンデ。
距離勘と高低勘は充分過ぎる位に解ってます。

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【写真上】第4ペア降り場越しに望む、とがっきーAコース。
アクセス不便なのであんまり滑らないコース、パウダーの際に時折狙う程度です。

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【写真上】左手にしゃくなげコースを分け、ドリームコースを右進。
しゃくなげコースはメインゲレンデ混雑時に良く使います。

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【写真上】第6クワッド乗り場に到着。(time/7:55:55 dst/39.40㎞)
此処迄は至って平坦な林道、上り勾配の疲れも全くありません。

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【写真上】第6クワッドの左手から、お仙水コースに入ります。
このコースも緩斜面の初心者ゲレンデ、楽な上り勾配が続きます。

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【写真上】お仙水コース中盤の短い中斜面、林道は迂回しています。
「板履いて滑ると10秒」「靴履いて登ると20分」てな感じですね。

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【写真上】お仙水コースの中間鞍部に到着。
正面に薄ら見えるのがゲレンデ最頂部。
このまま直進すれば瑪瑙山方面ですが、何故か逆送.寄り道致します。
その訳はと申しますと、コレ↓でして。

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【写真上】しゃくなげコース.トップより、真正面にお仙水コーストップを望む。
真ん中のU字林道から寄り道して、こっち側に来た訳です。

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【写真上】冬場はこんな感じ。

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【写真上】同じくしゃくなげコース.トップから、反対側を一写。
中央下の草原帯がスタート地点のゲレンデボトム、越水ゲレンデ。
ホントは正面に戸隠屏風が望めます。

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【写真上】冬場はこんな感じ。
寄り道の理由は、単にこの二つの構図で写真撮りたかっただけでした。
しかしまるで測ったかの様に同じアングル、御見事(自写自賛)。

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【写真上】再び鞍部に戻り、お仙水コースを上ります。
ゲレンデ内のコースは此処からが本格的な上りパート、距離は0.7㎞ですが尾根筋をダイレクトに直登します。
滑走時には緩斜面にしか感じなかったものの、足で登ると意外に勾配強い…。

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【写真上】第6クワッド降り場が近づいて参りました。
もーちょいもーちょい。

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【写真上】第6クワッド降り場/ゲレンデトップに到着。
リフト乗り継ぎだと15分弱で着きますが、足で登ると約50分。
コース案内板裏の小崖をひと上りすると瑪瑙山です。

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【写真上】瑪瑙山到着。(time/8:29:03 dst/41.59㎞)
おお、山名標が全部見える。
しかし真正面の飯縄山はカケラも望めません…。

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【写真上】冬場バージョン、ホントはこんな感じ…なんですよねぇ。
因みにハイシーズンの積雪ピーク時、山名標は全て埋まってます。

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【写真上】北面に斑尾山.野尻湖、遠くに志賀高原の眺望。
何~んも見えません…。

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【写真上】冬場バージョン、ホントはこんな感じ。
ホント、次来るときは見晴らしの計算出来る晩秋にしよっと…。
この日の山行も愈々ラストパート、瑪瑙山より飯縄山を経て西登山道を下山します。

そんな訳で7ログに亘った北信三岳山走記も、次章でやっと最終章。
「瑪瑙山~飯縄山~中社」篇に続く。

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2015.08.06

●「戸隠山~黒姫山~飯縄山」.北信3/5岳トレラン.⑤

えー、先日の「北信三岳トレラン記」、続々々々篇。
戸隠連峰下山の後は大橋登山口より黒姫山登頂、一息休憩を入れてから西登山道ルートで下山、戸隠スキー場.越水ゲレンデと向かいました。

そんな訳での山走リポ.その⑤「黒姫山~旧越後道」篇になりまする。

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【写真上】黒姫山より下山開始。
チクマザサとハイマツの繁る露岩急坂を下り、鞍部の峰ノ大池分岐へ戻ります。

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【写真上】峰ノ大池分岐。
外輪山尾根とは此処でお別れ、三叉路を右に取り中央火口丘へと下ります。
で、此処からのショートパートが結構な難路でして…。

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【写真上】巨石ゴロゴロ。

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【写真上】】倒木バタバタ。

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【写真上】露石ヌルヌル。
蘚苔羊歯の生い茂る薄暗い原生林を、露岩と朽木を縫うようにしての下り。
路筋自体はしっかりしていますが、荒れている上に滑り易いテクニカルな山路。
分岐から峰ノ大池迄、0.5㎞の間に170m高度を落とします。

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【写真上】峰ノ大池通過。(time/5:44:32 dst/26.11㎞)
火口原の湿原群に点在する池塘の中で、最も大きな池沼です。
右の分岐を進むと七ツ池池塘群があるのですが、時間が押しており今回はパス。

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【写真上】峰ノ大池の正面には御巣鷹山こと小黒姫山。
黒姫山の中央火口丘、登山路は通って無いらしく。
ブッシュの薄い残雪期や晩秋なら、扱いで上れそうな気もしますね。

峰ノ大池からは火口原を西に進みます。

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【写真上】峰ノ大池からも湿地帯の荒路が続きます。
滑り易い路面に倒木の山に不明瞭な踏み跡。
赤リボンを辿って行けば路迷いの心配はありませんが、にしても荒れてる…。

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【写真上】続いて安山石の見本市。

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【写真上】「大岩多いわ~」。
もう駄洒落でも云わないとやってられません。
北斜面ルート独特の荒涼具合に加え、行く手を遮る様に積み重なる火成岩。
兎に角足の上げ下げ運動が大きく、下手な上り以上に下肢を消耗します。

峰ノ大池から笹ヶ峰分岐へは高低差だけ見ると「2.5㎞で270m高度を落とす」緩やかな下り、しかしそんなマップデータを嘲笑う様な障害物ルート。
「往路の西新道、そのままピストンで下っときゃ良かった…」なんて、チラッと思ったりもしたのでした。

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【写真上】「岩路は続く~よ~ 何処までも~♪」。
更に巨大な露岩帯、天狗岩に突入。
大人の背丈の倍くらいある岩塊がゴロンゴロンしています。

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【写真上】ひたすら岩の上を渡り歩きます。
殆んど土を踏んでません…。
下手に岩の隙間に足場を求めると、ツボ足で股が裂けるので御注意を。

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【写真上】漸く外輪山内側の火口原を抜けました。
コンパスが南を指すと荒れた岩ゴロ路も落ち着きます。
周りの風景もシラビソなどの針葉樹林から、ブナの多い落葉樹帯へ。

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【写真上】すると直ぐに笹ヶ峰分岐(西登山口分岐)。(time/6:23:16 dst/28.62㎞)
峰ノ大池から此処迄の2.51㎞、下り行程であるにも関わらず38分掛っての通過。
「㎞/15:25」avって、殆ど中坂上りパートのペースです。

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【写真上】笹ヶ峰分岐から先に待っていたのは「極上トレイル」。
笹道に通るは下り基調のフラットトレイル。ダートクッションも良好で抜群の山走コンディションです。
まぁこれ迄の外輪山内側沿い悪路とギャップが激し過ぎる事。
「これホントに同じ山?」と勘ぐっちゃう程でした。

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【写真上】鼻歌まじりの快適ラン、大ダルミ通過。
笹ヶ峰分岐~新道分岐の大凡中間地点。
登山路の左には湿地帯が広がっており、外輪山の眺めが良いらしいのですが…。
この日の濃ガスでは大した期待も出来ず、チラ見しただけで先を進みます。

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【写真上】微下り&直線基調の快速トレイルが続きます。
イャッホゥ♪、スーパーグッドなトレランコース。
「やっぱり復路に西登山道選んで正解だった」なぞと、現金に思い直すのでした。

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【写真上】3時間振りの新道分岐通過。(time/6:40:05 dst/30.66㎞)
残す行程もあと20㎞弱、チャッチャと通過します。

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【写真上】新道分岐を過ぎても快適快適♥。
幅広ダブルトラックのウッドチップダート路、そして微下り。
「THE BEST」なトレランコースが続きます。

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【写真上】林道をショートカットすると、ブッシュの目立つシングルトラックに。
道幅は狭くなりますが、露石や泥濘も少なくランが進みます。

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【写真上】登山路から林道に出ると、登山道終了。
あとは砂利道林道をひたすら下ります。

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【写真上】大橋林道登山口に到着。(time/7:01:22 dst/33.73㎞)
笹ヶ峰分岐から林道口の5.1㎞は、ほぼ100%ランで賄える快適な下山路。
最後の2㎞弱が単調な砂利林道走りですが、それを割引いてもトレイルラン仕様として良好なコースでした。

黒姫山ともこれでお別れ、次なる目頂地「瑪瑙山/飯縄山」へと向かいます。

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【写真上】大橋林道登山口からは県道36号線を走ります。
往路は緩やかな下りでしたので、復路は当然その「逆」。
トレイルの繋ぎロードはモチベーションも上がらず、少し中弛み気味。

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【写真上】やっとロードラン終了。
戸隠キャンプ場対面の駐車場から、旧越後道に入ります。
因みにこの駐車場にはもう一つ、高デッキ山を巻いて瑪瑙山に向かう山路の入口もあり間違い注意。
旧越後道の入口は駐車場南の案内看板が立っている脇にあります。

そんな訳での山走記、次章「旧越後道/戸隠スキー場~瑪瑙山」篇に続く。

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2015.08.05

●「戸隠山~黒姫山~飯縄山」.北信3/5岳トレラン.④

えー、先日の「北信三岳トレラン記」、続々々篇。
奥社登山口から鎖場/ナイフリッジの難所を越えて戸隠表山を縦走、一不動より大洞沢沿いを下山の後は県道36号を経て黒姫山へと向かいました。

そんな訳での山走リポ.その④「戸隠キャンプ場~黒姫山」篇になりまする。

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【写真上】戸隠キャンプ場から黒姫山登山口へは舗装道走り。
県道36号線から信濃町方面に北進、1.8㎞先の大橋登山口に向かいます。

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【写真上】大橋登山口到着。(time/3:40:40 dst/17.59㎞)
標高1140m地点、さーて900m上りますか。
往路は西新道より山頂へ、復路は西登山道から大橋林道への8の字ルート。

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【写真上】登山口からのアプローチは、チシマザサの繁る笹道を通ります。
下刈の澄んだ快適なフラットトレイル、走るのには持って来い。
戸隠連峰では殆んど走れなかったので、やっとトレランに来ている気分。

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【写真上】程無くして種池。

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【写真上】続いて古池を通過。
相変わらず黒姫山頂は雲に覆われたまま。
標高1200~1300m付近では陽射しも明るい青空なのですが…。

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【写真上】池岸左側をぐるっと回る木道。
周辺はウェットな湿地帯となっています。

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【写真上】古池を左に分け、樹林帯に入ります
緩斜面と平坦路を繰り返し、少しづつ高度を上げていきます。

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【写真上】姫清水の水場。
滝壺から生じる水飛沫はまるでミストシャワーの様、マイナスイオン全開です。
山地図では水場扱いになっていませんが、飲用に使っても問題無い清流(多分)。
私めもグビグビ頂きましたが、特に問題ありませんでした。

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【写真上】引き続き緩やかな上り。
姫清水周辺からはブナやダケカンバの植生が目立ち始めます。

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【写真上】足元はずっとこんな感じ。
苔生して黒光りする露石、湿っぽく滑り易い路面が続きます。

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【写真上】新道分岐。(time/4:25:15 dst/21.29㎞)
大橋登山口~黒姫山頂の中間地点、「あれっ」と思う程すんなりと到着。
登山口から約320m高度を上げましたが距離も3.7㎞あり、至極快適な上り行程。
勾配自体は非常に緩やかな印象でした。

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【写真上】新道分岐からも穏やかな平坦路が続きます。
上り基調も走り易いウッドチップダート、ブナ林の中を快適なトレイル。
しかし登山口からずーっと易しい山路が続いており、却って不安になって参ります。
確か「新道分岐~しらたま平」は2.6㎞/470mの標高差だったよな…。

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【写真上】と思ってるうちに、本格的なヒルクライムへ突入。
ブナ林を過ぎると山路は緩やかに蛇行しつつ、高度を上げていきます。
勾配も次第に強くなり、ランパートはお終い。

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【写真上】以降、露石.根道の目立つ窪地状の山路。
取り立てて急坂悪路と云う程ではありませんが、硬い石路面にスリッピーな足場。
一部木の根や樹枝を掴んで上って行くパートも散見。
見通しの利かない樹林帯を延々と続く単調な上り、体力面より寧ろメンタル維持の方が難しかったです。

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【写真上】漸く空が開けて参りました。
チシマザサと低木帯の山路を何度か折り返しつつ、視界が広がってきます。
此処迄来れば、外輪山の尾根筋はもう直ぐ。

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【写真上】標高1998m地点、しらたま平到着。
白くて柔らかそうな名前とは裏腹に、ゴツゴツとした黒色火山岩の散乱する広場。
因みにしらたま平には有名な甘味処が…、ある筈無いですね。

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【写真上】しらたま平より、ホワイトパノラマ…。
『高妻山.戸隠山.飯綱山の眺め良い。森の中の古池が印象的』。
(山と高原地図18より)

まぁ八方睨と戸隠山過ぎた時点で諦めてたから、別にイイですけど…。

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【写真上】しらたま平からは、展望の開けた明るいトレイル。
外輪山の南縁に沿って黒姫山を目指します。
森林限界には標高が低いですが、高山的な灌木主体の植生帯。
チクマザサの生い茂る中、ポツポツとシラビソが伸びています。

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【写真上】尾根下南側にも、一面に笹原が広がっています。
黒姫山らしい、穏やかで女性的な稜線ライン。
三時間前の戸隠山岩稜とのギャップが凄い…。

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【写真上】中間に小ピークと中ピークを挟んで黒姫山へ。
「ニセ黒姫」っぽいのが一つあり。

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【写真上】2つ目のピークを過ぎると正面に黒姫山の頂が望めます。
再び下って鞍部の峰ノ大池分岐をやり過ごし、山頂へと歩を進めます。

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【写真上】峰ノ大池分岐を過ぎると、山頂直下のラス上り。
この急坂パートに入ると、やおら岩塊がゴロゴロしてきます。

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【写真上】更に進むと人の背丈程ある安山岩巨石帯へ。
頂を望みつつ、あとひと踏ん張り。

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【写真上】黒姫山到着。(time/5:26:45 dst/25.09㎞)
今年の山行最高峰(暫定)、2053m。
ガーミン見るとこの日行程の半分強を終え、あとは飯縄山を残すのみ。
主だった難路パートは殆ど終えており、何とか北信三岳制覇は叶いそうです。

取敢えず山頂でこの日初めての纏まった休憩タイム、ランチを摂りつつ疲労回復に努めました。

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【写真上】流石独立峰、周囲の山々も一望の元に見晴らせま…せん。
『北に頸城山系の火打山や妙高山を望み、眼下には野尻湖など北信濃の穏やかな風景も一望できる』。(ヤマケイアルペンガイド14より)
くそー、近いうちに必ず捲土重来してやる…。

そんな訳での山走記、次章「黒姫山~旧越後道」篇に続く。

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