トレラン リポ.f奥秩父.大菩薩

2016.11.25

●「丹波道~大菩薩嶺~小菅道」旧街道縦走トレラン.④

えー、先日11/6の「大菩薩嶺」山走記、最終篇になります。

丹波山村より紅葉彩る丹波大菩薩道を往路に取り、大菩薩峠に到着。
大菩薩嶺登頂後は雷岩でパノラマビューを愛でつつのランチレスト、復路は石丸峠を経て牛ノ寝通りを東進、棚倉/小菅の湯へと向かいました。

そんな訳での「小菅村~大菩薩嶺~丹波山村」トレランリポ、その④。
「石丸峠~棚倉~小菅の湯」篇になりまする。

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【写真上】13:50、石丸峠から少し上り返すと牛ノ寝通りへの分岐。
大菩薩/小金沢連嶺縦走路に別れを告げ、此処から「牛の背中」に下りていきます。

因みに「大菩薩連嶺」の山系的区分呼称は以下の通り。
小金沢連嶺/石丸峠~小金沢山~湯ノ丸峠に至る稜線路。
南大菩薩連嶺/湯ノ丸峠~大谷ヶ丸~滝子山に至る稜線路。
大菩薩連嶺/鶏冠山~大菩薩嶺~石丸峠に上記二連嶺を加えた稜線路。

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【写真上】牛ノ寝通りの全容は、大菩薩峠の東側から俯瞰出来ます。
その名の通り、重厚且つ幅広でなだらかな起伏の尾根路。
多分この名前を付けたのは、甲州側の人なんでしょうね。

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【写真上】分岐から牛ノ寝通りの取っ掛かり。
体部に例えると「牛の頭」辺り。
長峰分岐(米代)までは比較的穏やかな下り山路です。

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【写真上】長峰分岐を過ぎると、次第に下り勾配勾配が増して参ります。
この辺り、玉蝶山のピークを南に巻く山路が「牛の首」辺りのパート。
尾根腹をジグザグに切った中~急斜面と…、

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【写真上】巻き気味の緩勾配路を交互に繰り返します。
小金沢連嶺の分岐から榧ノ尾山へは約2.9㎞で500m弱高度を落としていきます。

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【写真上】15:09、作業路との三叉分岐。
ここを過ぎれば榧ノ尾山へは約0.7㎞、勾配も緩やかに落ち着きます。

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【写真上】尾根上の小平地に出ると榧ノ尾山。
左右が伐採され明るく開けた頂、ピーク感はあまりありません。

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【写真上】14:15、榧ノ尾山通過。(Time/3:57:41 DST/21.82㎞)
この「石丸峠~榧ノ尾山」の区間、上りの際には多少手を焼く登坂パート。
もう少し急勾配の印象だったのですが、下りで使うとそうでもありませんでした。
やっぱり上り/下りではイメージ変わるもんですね。

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【写真上】榧ノ尾山より、南面の眺望。
紅葉の樹間より、「五百円札山」雁ヶ腹摺山の見晴らしが利きます。

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【写真上】右の頂が雁ヶ腹摺山、吊形状の尾根を挟んで左に大樺ノ頭。
こうして見ると、一つの外輪山火口丘みたいなシルエットです。

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【写真上】この日の終盤トレランパート、メインディシュに突入。
榧ノ尾山~棚倉の約4㎞行程は、山走に持って来いのトレランコース。
柔らかく長いピッチの勾配を繰り返す幅広尾根は、まさに「牛の背中」を思わせる大らかな起伏。
勾配自体は極めて大人しいもので、高度上昇100m/下降200m程度。
標高1300m前後を緩やかに推移する山路構成となっています。

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【写真上】落葉クッションの利いた、極上の山路コンディション。
牛ノ寝通りの「肩ロース~リブロース」のパート。
榧ノ尾山から暫く下って、微上りと微下りが2度程繰り返されます。

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【写真上】そして紅葉ロケーションも絶好調。
ブナ、ナラ、カエデが織り成する暖色彩に包まれた尾根路。
往路の丹波大菩薩道に負けず劣らず、牛ノ寝通りの紅葉も見頃酣♪。

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【写真上】晩秋ならではの彩葉山行が続きます。
暖かい陽光の照らす中、穏やかなトレイルを「快適ラン♪」。

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【写真上】ショナメ辺りからは下り基調がはっきりしてきます。
牛ノ寝通りの「サーロイン」のパート。
広い尾根路を極上のスピードラン、しかも紅葉狩りトレイル、更に尾根貸切。
「トレランやってて良かった~♥」と思わずにはいられない、至福の一時でした。

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【写真上】落葉の落ち積もったトレイル。
地面を踏み締める度に「ガサガサ」「パリパリ」と、耳に心地よい破葉音。
これも晩秋トレイルならではの醍醐味です。

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【写真上】14:45、棚倉(大ダワ)通過。(Time/4:25:25 DST/25.82㎞)
榧ノ尾山から30分掛らず、4㎞強の行程が@云う間に終了。
「えっ、もう着いちゃったの…」と残念に感じる位の良質トレイルでした。

牛ノ寝通り自体はこの先も「大マテイ山~鶴寝山~松姫峠~奈良倉山~鶴峠」と続きますが、この日は此処まで。
分岐を左に取り、小菅の湯方面へ向かいます。

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【写真上】棚倉を過ぎてもグッドトレイルはマダマダ続きます。
「棚倉~モロクボ平分岐」間は大マテイ山と高指山の北西を巻く山路構成、やや下り勾配の平坦シングルトラック。
このパート、上りで使っても走れるゾーンの多い平坦トレイルなのです。

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【写真上】そしてこのパートに待ってたのも…。
最高の紅葉シチュエーション♪♪♪
暖色彩で覆い尽くされた落葉樹の斜面は空気すらも色付いてるかの様。
思わず引き込まれてしまいそうな紅葉風景です。
まぁホントにココを下りてくと、トンでも無い方向に逝っちゃうんですけどね。

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【写真上】樹間より覗く山肌も見事な錦秋色付き。
実際はもっと色彩のキルトが鮮やかで美しかったのですが…。
コンデジクラスのカメラではこのレベルのフォーカスが限界です。

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【写真上】15:10、モロクボ平/小菅方面の分岐。
山地図ではこの分岐が「モロクボ平」となっていますが、実際のモロクボ平はもう少し先に下った場所の小平地です。

落葉樹林の広い平坦地からなるモロクボ平では更なる「紅葉シーン」が期待出来るのですが、この日は右手に進路を取り「小菅の湯」へ直に向かいます。

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【写真上】分岐を過ぎても暫くはラン向きのトレイル。
ミズナラ.コナラやカシ系の雑木疎林の中、緩やかな幅広トラックの下り山路。
榧ノ尾山を発ってから続いている絶好のトレランパート。
彼是6㎞以上、ずーっと走りっ放しです。

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【写真上】小菅の湯/田元の分岐。
緩やかな下りから九十九折の中斜面を過ぎると、三叉分岐を通過。
「棚倉~山沢川登山口」間の中間地点辺りとなります。

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【写真上】あとは杉の植林帯をジグザグに進んでいきます。
下山パートとしては穏やかな九十九折勾配。

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【写真上】15:25、山沢登山口。
小菅川支流の山沢川に架かる小橋を渡るとトレイル終了。
約400mの舗装道を経て、小菅の湯に至ります。

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【写真上】長閑な山村集落をテクテク軽走。
登山口から♨へは、要所に道標板が立ってるので迷う事は無いでしょう。

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【写真上】15:30、小菅の湯到着.フィニッシュ。
因みに「小菅の湯」は今回初利用。
これで「もえぎの湯」「瀬音の湯」「つるつる温泉」「さわらびの湯」「三条の湯」「のめこいの湯」「数馬の湯」と、奥多摩エリア日帰り温泉コンプリートに王手が掛りました。
あとは三峯神社「三峰神の湯」を残すだけです。

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【写真上】小菅の湯の隣には「道の駅こすげ」が併設。
でっかい岩魚がお出迎え。

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【写真上】♨の前に先ずは「オツカレビール」。
この日の山行距離はジャスト30㎞、日没の時間帯も考えて余裕持ちの設定です。
体力的にもピンピンしており、ビールの進むのが早い事。

尚、今回の山行スタッツは以下の通り。

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・走行時間/5:02:52 ・走行距離/30.53㎞(㎞/10:15av) ・獲得標高/2494m

丹波大菩薩道/牛ノ寝通りを往路復路に取り、大菩薩嶺に至るこの縦走ルート。
首都圏のトレイルランナーに一度は使って欲しい「走り放題」なトレランコースです。

今回初めて「丹波山村→小菅村」の反時計回りルートを使いましたが、どちらを始点/終点にとっても、行程の6~7割が走れるパート。
距離も約30㎞と手頃なミドルディスタンス、正に「山走屋お誂え向き」のコースです。

丹波大菩薩道は殆どが平坦路と穏やかな緩勾配の巻き道メイン、4つある各分岐では石尾根や奥秩父主脈の展望も楽しめます。
大菩薩峠から大菩薩嶺への往復路は説明不要の人気コース、開放的なササ原稜線にはスーパーなパノラマビューが広がっています。
牛ノ寝通りも緩やかなフラットトレイルが支配的、しかも幅広トラック。
多少の起伏はありますが、「上り」「下り」と云うレベルのものではありません。

行程上ヒルクライムらしい区間は「登山口~藤ダワ」「フルコンバ~大菩薩峠」の2パート、ダウンヒルらしい区間は「石丸峠~榧ノ尾山」のみ。
それでも2000m級の登山路としては至って楽な登降レベル、詳細に関しては山行リポを参考にして下さい。

因みにこのコース、小菅村か丹波山村のどっちをスタートにすると楽かと申しますと。
「多分、丹波山村です。」
唯一のしっかりした登坂区間の「榧ノ尾山~石丸峠」を下りで処理出来るのが一つ。
バス停からのアプローチパートとなる「丹波BS~藤ダワ」と「小菅村役場BS~棚倉」を比較すると前者の方が山行時間/距離ともに短いのが一つ。
但し奥多摩駅からのバス時刻表(土日)を比較すると「小菅村役場行/7:25発→8:18着」「丹波行/8:35発→9:29着」。
丹波山村スタートの方が1時間遅い山行開始となってしまうので、その辺はランナーの走力と季節によっての日没時間を考えてのチョイスとなるでしょう。
まぁ、どちらを始点にしても至極快適なコースである事は間違い無いですけどね。

最後に、注意点としては以下の2つ。
①全般を通じてエスケープルートが存在しない。
小菅村/丹波山村~大菩薩峠へは行程周辺に集落が全く存在しない深山部エリア。
天候悪化/体調不良/進捗遅延等でリタイアする方法は大菩薩峠でから上日川峠へ下りてバスで塩山へ逃げるか、介山荘に駆け込み一泊するしかありません。
②奥多摩駅をアクセスのベースとする場合、バス便の少なさ。
奥多摩駅から小菅村or丹波山村へ向かうバスは、日帰りタイムテーブルでは1本だけ。
小菅村or丹波山村から奥多摩駅に戻るバス便も1~2本しかありません。
従い初踏破の場合、CTのプランニングはある程度余裕持ちで。

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【写真上】18:45、バスにて奥多摩駅到着。
今年の奥多摩/奥秩父方面へのトレランはこれが最後の予定。
次に奥多摩駅に降り立つのは、2017年の5~6月頃になるでしょう。
それまで何してるのかと申しますと…。
「ゲレンデで猿の様に滑り狂っておりまする」。

おしまい。

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2016.11.23

●「丹波道~大菩薩嶺~小菅道」旧青梅道縦走トレラン.③

えー、マラソンネタが続いており、少し間が空いてしまいましたが…。
先日11/6は大菩薩嶺.山走記の続々篇になります。

丹波山村から丹波大菩薩道を往路に取り、大菩薩峠に到着。
大菩薩嶺へのスカイトレイルとパノラマビューを堪能した後は、石丸峠より牛ノ寝通りに入り小菅村へと走を進めました。

そんな訳での「丹波山村~大菩薩嶺~小菅村」トレランリポ、その③。
「大菩薩峠↔大菩薩嶺ピストン~石丸峠」篇になりまする。

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【写真上】12:15、大菩薩峠通過。
殆ど一人旅だった丹波大菩薩道の静寂さから一転、登山客やらアウトドア行楽客やらで「ドットコム」状態の大菩薩峠。
視野に入る人の数だけでも、ゆうに100名は超えてます。

しかもトレランのライト&ファスト軽装備(L/Sシャツ+短パン/10ℓレースベスト)は、ハイカーさんの山行ファッションから甚だしく乖離した出で立ち。
そんな「浮きっ振り」もあって、少し引いてしまう私めでした(笑)。

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【写真上】大菩薩峠より、南アルプスのパノラマ眺望。
全体的にエアブラシを掛けた様な、薄く朧げなスカイライン。
もっとクリアな山景シルエットを期待していたのですが…、少し残念。

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【写真上】南アルプス南西部、茶臼岳~塩見岳のパノラマ。
左より上河内岳、中央に聖岳.明石岳.悪沢岳の三頂、右端には塩見岳。

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【写真上】南アルプス北東部、農鳥山~駒ヶ岳のパノラマ。
中央左に薄ら冠雪が見られるのが間ノ岳と北岳。
鳳凰三山と仙丈ヶ岳を挟んで、右のビラミダルな頂が駒ヶ岳。

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【写真上】さーて、大菩薩嶺踏みに行きますか。
西に南アルプス/東に奥多摩の眺望を楽しんだ後、大菩薩峠/介山荘を出立。
大菩薩峠から山頂迄は1.7㎞の短い行程、気分的にも楽なもんです。

尚、此処から先は解説不要の「超メジャー」ハイクコース。
従いコメントは少な目、フォトメインのアップと致します。

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【写真上】尾根路の左手には大菩薩湖。

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【写真上】左背には富士山を見返りつつのスカイトレイル。
この辺りからだと、大菩薩湖と霊峰は未だセパレートの構図です。

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【写真上】親不知ノ頭、直下の岩稜帯。
砂岩質のホルンフェルスからなる露岩群。
岩面には菫青石仮晶の桜花文様も多く見られました。

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【写真上】露頭の頂立ち、遠く天空を見遣る山男子。
フキダシの中にお好きな台詞をどうぞ。

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【写真上】親不知ノ頭を過ぎると大菩薩嶺/神部岩と雷岩が指呼の先に。
見通しの利く尾根路ってのは、目的地が距離以上に近く感じられます。

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【写真上】ちょいズームでもう一写。
「如何にも大菩薩嶺」と云った、ササ原広がる明朗な尾根路風景。

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【写真上】賽の河原手前より、右に妙見ノ頭を望む。
南アの見晴らしがイマイチなので、妙見ノ頭の頂はスルー。
左の山腹路を巻いて進みます。

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【写真上】12:20、賽の河原。
親不知ノ頭~妙見ノ頭の間にある鞍部にて、旧大菩薩峠。
やっばりこっちの方が、「峠」っぽい地形してますよね。

周辺には手積みのケルンがあちこちに作られていますが、どー見ても「水子供養の石積み」にしか見えません。
ま、賽の河原(=三途の川)だから、どっちゃでもイイか。

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【写真上】12:25、神部岩直下の露岩帯。
ひと上りすると神部岩のピーク。

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【写真上】神部岩。
ミレニアムと神部岩の標高を謎って、西暦2000年に立てられた山名標。
今では人気の記念撮影ポイントとなっています。

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【写真上】神部岩周辺は稜線上でも指折りのビュースポット。
富士山と大菩薩湖が一枚の写真に収まる構図になって参りました。

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【写真上】同、ちょいズームにて。
富士の前衛には、御坂峠~御坂山~黒岳と連なる御坂山地。

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【写真上】塩山市街地と南アルプス。
こっちは薄霞が掛かり、遠望はぼやけてしまってます。

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【写真上】12:35、とか云ってるうちに雷岩。
座り具合の良さそうな岩場にレースベストを場所取りデポ。
デジカメだけを片手に、大菩薩嶺へと向かいます。

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【写真上】ガレた足場の薄暗い針葉樹林を3~4分進むと、

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【写真上】12:40、大菩薩嶺。(Time/3:04:06 DST/16.26㎞)
鬱蒼とした樹林帯に囲まれた手狭な山頂、正直あまり長居する場所じゃありません。
それでも流石「百名山」の一だけあって、山名標の周辺は記念撮影待ちのハイカーでごった返し。
遠めから一枚シャッターを切り、早々に雷岩へと引き返しました。

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【写真上】雷岩に戻ってきました。
しかしまぁ…、

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【写真上】エラい賑わい振りです事…。
今日は此処で早めの昼食レスト。
山行開始から約3時間/16㎞程度なので大した疲れもありませんが、休憩入れるならやっぱり展望のイイ所じゃないとね。

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【写真上】西に富嶽秀景を眺めつつ、🍙を頬張ります。
雷岩は大菩薩湖と富士山が同一線上に重なるフォトスポット。

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【写真上】富士山近景。
お鉢右側の突起状頂は八神峰の一つ、大日岳。
須走口/吉田口登山道に沿って、七合目より上部は薄らと積雪が望めます。

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【写真上】珍客、大菩薩狐。
ハイカー混雑を横目に堂々と周辺を闊歩、逃げる気配は微塵もありません。
寧ろ「何か食いモノよこせよ」ってな感じです。
うーん、「雲取鹿」並みに人間に慣れてしまってる…。

陽光が射しているとは云え、流石11月の標高2000m地点。
身体を動かしてないとひんやり肌寒く、2枚レイヤリングしてのランチタイム。
約30分のレスト終え、雷岩を後に致しました。

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【写真上】13:15、アクティビティ再開。
正面に妙見ノ頭と大菩薩峠、奥には熊沢山.天狗棚山.小金沢山を眺めつつのラン。

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【写真上.下】神部岩/親不知ノ頭の岩稜帯。
露岩場の下山パートは両方とも渋滞発生中。
ま、日曜日の下山時間帯ですからしよーが無いですね。

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【写真上】親不知ノ頭より、大菩薩峠と熊沢山を望む。
大菩薩峠~雷岩のピストン尾根路は、ビューポイント&フォトスポットだらけ。
景色を眺めつつの山行は、行きも帰りも@云う間に終わってしまいます。

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【写真上】13:25、大菩薩峠/介山荘通過。
ハイカーの皆様は殆どが「大菩薩峠~雷岩~福ちゃん山荘」のトライアングルコースを周回されてるので、此処から先は急に人影が少なくなって参ります。

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【写真上】熊沢山へはちょい上り返し。
亜高山帯の北斜面らしく、針葉樹林が鬱蒼と生い茂る暗い森。

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【写真上】1340、熊沢山より、石丸峠と山を望む。
薄暗い樹林帯を抜けると景色は一転、眼前には明るく伸びやかなササ原。
これも大菩薩連嶺らしい風景です。

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【写真上】同、熊沢山より西南一写。
ずーっとランデ.ヴーだった富士山とも、此処でお別れ。

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【写真上】石丸峠手前より、見返り熊沢山。
笹叢を更に刈払いした登山路、まるでバリカンで刈ったモヒカン頭凹みたく。

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【写真上】1345、石丸峠通過。(Time/3:36:09 DST/18.95㎞)
正面に望めるのは小金沢山。
一昨年の西暦標高山(2014m)なので、頂を踏んだ方も多いんじゃないでしょうか。
此処からは小金沢山への縦走路を南に取り、天狗棚山手前の分岐から牛ノ寝通りに入ります。

と、こんな感じの「小菅道~大菩薩嶺~丹波道」トレラン.山走記その③。
石丸峠からは紅葉彩る至福のトレランパートが待っているのでした。
つづく。

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2016.11.17

●「丹波道~大菩薩嶺~小菅道」旧青梅道縦走トレラン.②

えー、先日11/6は大菩薩嶺.山走記の続篇。
丹波山村より「村営釣り場/貝沢川ルート」で丹波大菩薩道に入り、藤ダワ~追分~ノーメダワと続く平坦トレイル&紅葉トレイルを快適ラン。
ノーメダワからもハイペースで西進、フルコンバを経て大菩薩峠へと向かいました。

そんな訳での「丹波山村~大菩薩嶺~小菅村」トレランリポ、その②。
「ノーメダワ~フルコンバ~大菩薩峠」篇になりまする。

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【写真上】ノーメダワからフルコンバへは約3.8㎞。
追分から始まった平坦トレイルは継続、ランに持って来いのトレイルが続きます。
只、追分~ノーメダワ間に較べると少し脆弱な山路コンディション、所々で足場の沈む箇所が見受けられました。

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【写真上】ハウチワカエデの落葉トレイル。
「ガッサガサ」「パリッパリ」と、心地良い破葉音を立てながらのラン。

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【写真上.中.下】紅葉風景も引き続き「絶好調っ」。
焼き付ける鮮色の椛葉こそ少ないものの、包み込まれる様な暖色の紅葉トンネル。
ナラ.ブナ.カエデ主体の落葉樹帯はまだ暫く続きます。

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【写真上】ノーメダワ~フルコンバ区間も中間を過ぎると、落葉樹林帯はお終い。
冷害対策の黒腹巻を施された檜林帯に入ります。
これ迄の錦秋トレイルとの色合いギャップが極端で、何だか「お葬式」みたいに見えてしまいました…。

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【写真上】でも、コレはコレで良し♪。
檜葉とウッドチップの堆積した、ソフトクッションのトレイル。
心地良い足裏感覚を楽しみつつの、快適ランパートが続きます。

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【写真上】二連の長い桟橋を過ぎると、フルコンバはもう直ぐ。
フルコンバまで残り1㎞を切った辺りから、上り基調が少しづつ増してきます。
まぁ、それでも「平坦路」って表現しても差支え無いレベルでけど。

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【写真上】11:45、フルコンバ通過。(Time/2:14:47 DST/12.83㎞)
左右両側を広く伐採された、草原状の尾根踊り場。
北面の見晴らしが利く明朗な小平地、ベンチも設置されており一息付くには絶好のポイントです。

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【写真上】フルコンバより、北面の眺望。
ヤッホー♪、爽秋の高晴れ「パノラマ日和」。
笠取山から飛龍山、奥秩父主脈.東端の山々が一望の元に見晴らせました。

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【写真上】同、西側より近景。
左端に笠取山(西峰)、鞍部と水干尾根を経た台形状稜線に黒槐山と2044P。
あの辺の奥秩父主脈縦走路も、そのうち走ってみたいなー。

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【写真上】同、ちょい右側をズーム。
中央やや左の頂は唐松尾山、鋸状稜線ピークの真ん中に御殿岩。
右端の稜線下には和名倉山への登山口、牛王院平と山ノ神土。

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【写真上】同、中央東側をズーム。
左端の伐採地手前の鞍部に将監峠、伐採地稜線右の三角に尖がった黒い頂がリンノ峰、その右奥には東仙波が小さく覗きます。
手前の尾根路が奥秩父主脈、中央の頂が竜喰山。
今夏の「奥多摩~和名倉山トレラン」で踏んだ山々です。

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【写真上】同、東側をズーム。
竜喰山より続く尾根筋、左端の解り難いピークが大常木山。
鞍部大ダルを経て一際重厚な山容を誇るのは、奥多摩山域最西端の飛龍山。
その右に附す小頂が前飛龍、右端最奥には三ツ山の頂群稜線。

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【写真上】フルコンバから大菩薩峠へは約1.6㎞の上り行程。
藤ダワへのアプローチ以来、久~し振りの明確な上りパート。
しかし急坂的な登坂は皆無、緩~中勾配中心の与し易いヒルクライム。

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【写真上.下】11:55、ニワタシバ通過。
フルコンバ~大菩薩峠の中間辺りの分岐、漢字に直すとそのまま「荷渡し場」。
武州甲州の交易路として重用されていた、旧街道峠道の趣が残る地名です。

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【写真上】山路にも旧道風情が残っています。
古の「甲州裏街道」の名残、所々に石畳の路面が見られました。

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【写真上】「押して上る」人。
この日の午前中、丹波大菩薩道では5~6人のMTBパーティーを2組見かけました。
会釈しつつ軽く言葉を交わすと、皆さん帰りには牛ノ寝通りを使うとの事。
トレイルランナーとMTBライダーは、互いに山路コンディションの好みが近似。
「絶好のトレランコース」は「絶好のオフロード」でもあるんですよね。

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【写真上】奥多摩方面に三頭山を望む。
大菩薩峠の直下付近では、時折西面の眺望が開けます。

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【写真上】右手に稜線が近づいてくると、上り切った所処が大菩薩峠。
しかし一足登には上り切らず、北東方面に広がる「スーパーパノラマ」を堪能してから大菩薩峠に向かいます。
「峠ちょい下」のこのポイント、奥多摩方面の絶景ビュースポットなのでして↓。

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【写真上】雲取山~七ツ石山~鷹ノ巣山の、石尾根西部パノラマ。
左手前から右に伸びるのは、今まで辿って来た丹波大菩薩道の稜線。
石尾根との間はミカサ尾根~天平尾根の稜線も望めます。

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【写真上】七ツ石山~鷹ノ巣山~六ツ石山の、石尾根東部パノラマ。
丹波大菩薩道の右奥には鹿倉山~大寺山へと続く尾根筋。

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【写真上】奥多摩三山のパノラマ。
手前に伸びるどっしりとした尾根路は帰途で使う牛ノ寝通り。
こうして見ると、ホント「牛の背」って表現がぴったりの重厚さです。

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【写真上】石尾根近景.その1。
パノラマの西端に聳えるは雲取山、右手の小頂が小雲取山。
防火帯の縦走路もくっきりと望めます。

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【写真上】石尾根近景.その2。
左より七ツ石山、平坦部の千本ツツジを挟んで中央のこんもりした頂が高丸山。
右手の日蔭名栗山には伐採跡の草原帯も目視出来ます。

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【写真上】石尾根近景.その3。
日蔭名栗山からの鞍部を挟んで、左手に屹立するのが鷹ノ巣山。
ピーク感の乏しい水根山.城山と平坦部を経て、右手に六ツ石山。
六ツ石山の左にちょっこり頂を覗かせるは川苔山。

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【写真上】奥多摩三山、近景。
左に御前山、中央最奥に大岳山、右手に三頭山、附して大沢山。
手前の広い尾根路は牛ノ寝通りの、大マテイ山~鶴寝山と続く稜線。

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【写真上】12:10、そんな訳で大菩薩峠到着。(Time/2:38:08 DST/14.50㎞)
大菩薩峠から大菩薩嶺へと伸びる稜線は明朗にて雄大。
視界の開けた左手には南に「富士山」と「大菩薩湖」、西には「甲府盆地」と「南アルプス」の絶景パノラマが広がっています。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

で、今回往路で使った丹波大菩薩道に就いての解説です。

丹波大菩薩道(藤ダワ~大菩薩峠)の距離は11㎞強、標高差は約970m。
尾根路とは云いつつも実際は稜線の少し下を巻いた山路取りとなっているので、総じて平坦基調の穏やかなトレイル。
上りらしい上りはフルコンバから大菩薩峠の1.7㎞のみなので、藤ダワ(丹波大菩薩道)に至る迄のアプローチパートが一番しっかりした登坂区間となります。
尚、目安となる各区間毎のデータは以下の通り。

・藤ダワ~追分 (約2.9㎞ ・高度上昇440m/高度下降90m)
緩い上りの中に平坦路が混在、暫くすると谷へ下りマリコ川の清流沢沿いトレイル。
沢を過ぎると追分に向けて中勾配の上り、追分に至ります。
・追分~ノーメダワ (約2.5㎞ ・高度上昇190m/高度下降170m)
前半分が極微の上り、後半分が極微の下りの山路構成。
総じて超フラットの高速トレイル、ほぼ走りっ放しでオケーです。
・ノーメダワ~フルコンバ (約3.9㎞ ・高度上昇510m/高度下降230m)
前半部はフラットで快適なランパート。
中盤を過ぎると少しづつ上り基調となり、最後の1/3は緩やかながらはっきりとした上り勾配、ランオンリーでは辛くなります。
・フルコンバ~大菩薩峠 (約1.7㎞ ・高度上昇270m/高度下降40m)
明確なヒルクライムパート、但し殆んどが緩~中勾配の山路構成。
牛ノ寝通りの「
榧ノ尾山~石丸峠」の上りに較べれば全然楽、健脚ランナーなら20~25分程度で処理出来る上りです。

今回初めて大菩薩嶺への上りルート(往路)として使いましたが、行程の半分が走れるトレイル。
特にそのハイライトと云えるのが「追分からノーメダワ」+「ノーメダワからフルコンバへの中間地点辺り」の約4.5㎞です。
少しずつ高度を上げているのは間違いないものの、そんな事が全く気にならない快適なトレイルが続きます。
因みに丹波大菩薩道を下り(大菩薩峠からの帰路)で使った場合、コレが更なる「極上」のスピードトレイルに変化。
フルコンバ~藤ダワの9.3㎞区間は、行程全てを「走りっ放し」と云っても大袈裟じゃありません。

丹波大菩薩道、唯一の欠点は手軽なエスケープルートが無い事。
あと、強いて云えば水源巡視路が故の巻き道的な単調さ。
まぁこれに就いては今回の「紅葉トレイル」や5月頃の「新緑トレイル」の時期を選べば、周囲の景色も楽しめて飽きる事は無いでしょう。

牛ノ寝通りも同様の穏やかな平坦尾根路ですから、この両コースを大菩薩嶺で結んだ山行プランを組めば、どっちから回っても「走り放題」のスーパーなトレランコース。
しかも年中通してメチャクチャ空いており、今回の紅葉時期ピークの日曜日ですら、見かけたハイカーは往路/丹波大菩薩道で20人弱、復路/牛ノ寝通りで4人。
「山貸切」の気分を味わいたい方には、是非お勧めのコースです。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・

と、こんな感じの「小菅道~大菩薩嶺~丹波道」トレラン.山走記その②。
大菩薩峠からは大菩薩嶺をピストン、スーパービューを楽しんだ後は石丸峠から牛ノ寝通りに向かいました。
つづく。

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2016.11.16

●「丹波道~大菩薩嶺~小菅道」旧青梅道縦走トレラン.①

えー、11月最初の日曜日は例に由っての山走トリップ。
今回のトレランは2年振りとなる「大菩薩嶺」に行って参りました。
往路は丹波山村から藤ダワを経て丹波大菩薩道を西に取り、大菩薩峠へ。
大菩薩峠からは人気の尾根コース、大菩薩嶺へのピストン。
復路は石丸峠から牛ノ寝通りに入り、棚倉より小菅村に至るルートです。

過去、この縦走パターンは何度か使っている私め。
しかしその何れもが「from小菅村to丹波山村」の時計回りコースで、今回は初の「反時計回り」での山行プランで御座います。

 

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因みにこの山路は、古より武州甲州を結んでいた旧青梅街道.主要二道。
牛ノ寝通りは古代.大和飛鳥からの「小菅道(古甲州道)」として、丹波大菩薩道は近世.江戸期よりの「丹波道」として、旅路や交易の往還路となっていました。

 

その旧街道の道筋をほぼそのままに踏襲している両古道、現在に於いては奥多摩山域から大菩薩連嶺を結ぶ絶好のトレランルート。
丹波大菩薩道/牛ノ寝通り共に殆どが平坦基調の山路構成で、山走屋には堪らないコースとなっています。

 

そんな訳での「丹波山村~大菩薩嶺~小菅村」トレランリポ、その①。
「丹波BS~藤ダワ~追分~ノーメダワ」篇になりまする。

 

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【写真上】8:10 奥多摩駅到着。
「秋晴れの山日和」「紅葉の見頃時期」「ウィークエンド」のトリプルクラウンが重なった奥多摩駅は既に結構な人だかり。
この20分後「ホリデー快速おくたま1号」が到着すると、駅前は「バーゲン初日の百貨店」状態となりました。

差し詰め「山」に入る前に「人の山」を扱ぎながらのバス乗車、てな感じ。
西東京バスさんも各方面行きのバスを増発+増発で必死の対応でした。

 

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【写真上】9:25、丹波BS到着。
丹波方面のバスも乗車率150%でしたが、殆どのゲストは鴨沢かお祭で下車。
丹波山村に降り立ったのは私め含め「3パーティ×7名」だけでした。

 

そんな訳で9:30にアクティビティスタート。
この日の行程は約30㎞のお手頃ディスタンス、何時もより遅めの山行開始です。

 

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【写真上】丹波川に架かる吊橋(やまびこ橋)を渡ります。
バス停を30m程西に進むと「民宿ふるさと」の看板があり、そこを左折すると丹波川沿いに降りるショートカットルート。
橋の向こうには「丹波山村営釣り場」の施設があります。

 

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【写真上】村営つり場を真っ直ぐ突っ切って。登山口に向かいます。
取っ掛かりの目印は「雄滝雌滝の案内板」と「使わなくなった水車小屋」。

 

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【写真上】貝沢川を石渡り、目の前にある階段を上ります。
因みにこの遊歩道を真っ直ぐ進むと「雄滝/雌滝」。
確か道志村にも同じ名前の滝がありましたっけ。

 

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【写真上】階段を上ると、暫くは舗装道の林道走り。
村営釣り場から登山口へは7~8分程度の距離。

 

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【写真上】9:35、林道の突き当たりがトレイルヘッド。
と、丹波大菩薩道への取り付きは、下調べしとかないとちょっと解り難いかも。
村営釣り場に係員の方が常駐されてるので、困ったらそこで聞くと良いでしょう。

 

そんな訳で、これよりトレイル突入です。

 

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【写真上】森林公園の遊歩道っぽい、緩やかな登山路。

序盤は良く整備されたトレイルなのですが…。

 

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【写真上】暫く進むと、地崩れ跡の片斜路が断続的に現れます。
殆んど路肩が消えかかっている歪狭トレイル、足場取りには注意が必要。

 

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【写真上】高尾天平/藤タワ方面の分岐標識。
この辺りまでは至って穏やかな勾配、ハイキングコースの延長と云った感。

 

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【写真上】鉄階段が現れると、本格的な上りパートに。
貝沢川沿いから山腹に進路を取り、尾根路に向けての山路となります。

所処が此処でスカポンタンな事態発覚。
途中でキャップに乗っけてたサングラスを落としていた事に気付き、約15分/往復0.9㎞引き返す羽目となりました。
落し物は無事見つかったので、まぁ良しとしますか…。

 

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【写真上】九十九折の路端には路肩柵が敷設。
疎林帯の急斜面ですから、多分降雨時の崩落に弱いんでしょうね。

 

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【写真上】落葉雑木林の山腹斜面を尾根筋に向かいます。
頭上には藤ダワの稜線が見えているのですが、左右に巻いた蛇行路なので意外と距離が詰りません。

 

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【写真上】10:10、藤ダワ通過。(Time/45:58 DST/3.63㎞)
と、此処迄が丹波BSから丹波大菩薩道へ入るアプローチルート。
このコースは今回初めて使ったのですが、「越ダワ~高尾天平」のコースから入るより「ちょい楽」で「ちょい早」てな感じでした。

グラサン探しのロスを差っ引けば、「丹波BS~藤ダワ」の実質スタッツは約30分/2.7㎞と云った所でしょう。

 

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【写真上】藤ダワから丹波大菩薩道に侵入。
序盤は枝打ちの行き届いた杉林のトレイル。

 

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【写真上】程無くしてブナやナラの落葉樹帯に入ります。
藤ダワ~追分間は緩勾配の上りと平坦路の混在するトレイル。
ラン&ウォークを織り交ぜながら、お気楽ペースの山行です。

 

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【写真上】10:30、軽く高度を下げるとマリコ川源流のワサビ谷。
清流の潺をBGMに、フィトンチッド溢れる沢沿いトレイル。
因みに漢字表記だと「真理子」でも「万里子」でも無く、「鞠(毬)子」です。

 

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【写真上】但し踏み跡が薄いので、進行方向には多少の注意が必要。
このワサビ谷のパート、リボンもあんまり掛かっておらずやや不明瞭な路筋。
以前下りで使った際はスムーズに通過出来たのですが、上りで使う方が多少ロストし易いかも。
目安としては木橋を三度渡った後、左右両手に分かれている渓流の左手側を意識して進むと良いでしょう。
すると正面に水源林道の白い標識が立っているのでそれをやや左方向に、です。

 

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【写真上】ワサビ谷を離れると再びオスギの植林帯。
沢沿いから尾根に向かう山腹路、軽くひと上りすると追分です。

 

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【写真上】10:45、追分通過。(Time/1:19:35 DST/6.54㎞)
北西に視界の開けた尾根上の小平地、一息付くには良い場所です。
追分からは石尾根の眺めが見事。↓

 

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【写真上】追分より、石尾根の西半分。
左より雲取山/小雲取山、平坦部を経て右に七ツ石山/千本ツツジ/高丸山。

 

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【写真上】同、石尾根の東半分。
左より高丸山/日陰名栗峰、鞍部の巳ノ戸ノ大クビレを挟んで鋭角な頂が鷹ノ巣山。
殆どピーク感の無い水根山/城山を経て、狩倉山/六ツ石山/三ノ木戸山。
先々月の「石尾根ピークハントピストン」で踏んで来た山々です。

 

で、追分からが丹波大菩薩道.西進ルートのトレラン「ハイライトパート」。

 

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【写真上】落葉絨毯の敷き詰められた「痛快フラットトレイル」。
基本的に平坦路中心の丹波大菩薩道ですが、その中でも更にフラット比が高いのが「追分~ノーメダワ」のパート。
山路コンデションも御覧の様に極上、㎞/6分台のスピードトレイルが続きます。

 

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【写真上】丹波大菩薩道避難小屋(一人用)。
尾根路と云っても稜線の「ちょい下」を巻いてる山路取り。
石尾根や奥秩父主脈同様、水源巡視路ならではの快適トレイル。

 

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【写真上】その上、周りの風景がコレ♪。
追分~ノーメダワ~フルコンバの植生は自然林の落葉樹林が主体。
彩葉を愛でつつの錦秋トレイルが、アゲアゲ↑気分の山走に拍車を掛けます。

 

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【写真上.下】朱に橙に黄緑、色取り取りの暖色グラデーション。
ミズナラ、ブナにヤマモミジ、ハウチワカエデ…。
この日の丹波大菩薩道と牛ノ寝通りは、正に紅葉「見頃酣」でした。

 

寺社や公園の植樹紅葉とは違い、人の手が入って無い自然林の彩葉風情。
それが却って、深山ならではの素朴な雰囲気を醸し出していました。

 

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【写真上】梢間より望む、大菩薩連嶺.熊沢山。
紅葉最盛の極上トレイル、しかも「秋晴れ空」の「山景日和」。
もー、走るのか楽しくって仕方無いっ♪
ってなシチュエーション。

 

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【写真上】11:05、ノーメダワ通過。(Time/1:37:17  DST/8.98㎞)
追分からの2.5㎞を17分で処理、「えっ、もう着いちゃったの」てな感じ。
此処も追分同様、尾根上の小広い小平地。
間伐もされており、南側と北側の展望が多少利きます。

 

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【写真上】ノーメダワ付近から、南面の眺望。
指呼の距離に見晴らせるのは、この日「お帰り」コースで使う牛ノ寝通り。
左の頂が大マテイ山、右のピーク感が無いのが狩場山…かな?。
山膚の色合いを見ると、あっちの紅葉トレランも可也期待出来そうです。

と、こんな感じの「小菅道~大菩薩嶺~丹波道」トレラン.山走記その①。
ノーメダワからも平坦トレイルを経てフルコンバ、そして大菩薩峠へと向かいました。
つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2016.08.24

●「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.⑥

えー、8月9~10日は一泊二日の奥多摩/奥秩父トレラン記、最終篇。
山行二日目は前泊山小屋の三条の湯をスタート、飛龍山から将監峠に到着。
和名倉山をピストン+竜喰山踏破の後、奥秩父主脈縦走路を復路に取り飛龍権現を経て前飛龍に到着しました。

そんな訳での「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍トレラン」山走記その6。
「前飛龍~岩岳尾根~余慶橋」篇になりまする。

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【写真上】15:10、前飛龍の巨岩上で、15分程の小レスト。
さーて、今日のトレラン山行も残す所処あと9㎞程度。
最後のミカサ尾根~天平尾根は快適なトレランパートが待っています。

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【写真上】前飛龍からの眺望は、ガスで真っ白…。
此処からの見晴らしは幾重にも重なる稜線の山海原。
奥多摩深奥部らしい雄大さで好きなんですけどね…。

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【写真上】因みに晴れてるとこんな感じ。
昨秋の山行で撮った写真、正面に伸びてる稜線がミカサ尾根。

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【写真上】1525、山行再開。
前飛龍直下のヤセ尾根露岩帯、例の激下りパートです。

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【写真上】鬼急坂。
グングンと高度を下げていきます。

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【写真上】ヤセ尾根のアップダウンが連続。
もうそろそろ平坦パートに入る筈なんだけと…。

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【写真上】あれ、以前こんなシャクナゲのヤブ群生帯あったっけ?。

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【写真上】あれ、以前こんな倒木あったっけ?。

…、

で…、

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【写真上】ミカサ尾根にしては余りに荒涼としている…。
この辺りでやっと気づきました。
「道、間違ってる…」
地図とコンパスを確認してやっと現状把握。
前飛龍からミカサ尾根では無く、破線ルートの岩岳尾根を進んでいたのでした。

この初歩的なミスの原因は…。
①過去踏んでたルートなので、油断からテケトーに下りていってしまった。
②前飛龍が分岐(ミカサ尾根/岩岳尾根)のポイントだった事を忘れてた。
③ミカサ尾根方面に青ワイヤーが張ってあり、それを避けて西に進んでしまった。
④前飛龍からの露岩帯下りが、余りにもミカサ尾根のそれと酷似していた。
⑤ガーミンくんが電池切れで、熊倉山へのGPS実測距離が測れなかった。

要するに山行後半の油断と集中力散漫からきた、単純なスカポンタン。
気付いた時には40分経過、もう3㎞以上下ってしまってます。
うーん、時間的にもこのまま進むしかありません…。

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【写真上】しかも最悪な事にコレ。
まさかこの辺りで路間違いするとは思ってなかったので、手持ちの山地図コピーは岩岳ルートの下部が切れてしまってます。
「山を下る時、ルートも距離もわからん ! 下山口がどこにあるかもわからんでは遭難は確実なんじゃ !」
「確実!そうコーラを飲んだらゲップが出るっていうくらい確実じゃッ!」


うーん、まさにジョセフ.ジョースター「ザ.ワールド」な状態…。

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【写真上】15:55、前飛龍から約35分経過。
路筋の判然としない露岩帯&シャクナゲ群生のヤセ尾根下りから、山路コンディションの落ち着いた小平地に出ました。
多少荒れているものの定期的にリボンが結わえてあり、慎重に進めば路迷いの心配は少なさそう。
因み帰宅後に調べたら、この窪地がハシカキノタルでした。

この先に岩岳山頂に至る山路を見掛けましたが、踏んでる余裕は無くスルー。
日没は18:35頃、山の中の2時間なんぞあっと云う間に経ってしまいます。

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【写真上】16:05、ハシカキノタルからトレイル状況は劇的に良化。
荒れた尾根路から山腹の北~西を緩やかに回り込む巻き道。
如何やら破線ルートの不明瞭なパートは過ぎたらしく、一安心です。

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【写真上】心の支えは東京都水道局の林班界標。
山路構成と残り距離がさっぱり解らないので、コレだけが頼りです。

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【写真上.下】一般登山路と変わりない整備されたが続きます。
高度を下げていく感じがあまりしない、山腹を大きく回り込む緩勾配トレイル。
ガーミンくんが死亡中(電池切れ)なので、どの位下りてってるのか距離も高度も解らないのが辛い…。

因みにこのルートは水源林巡視道及び林業用の作業路。
だから正規の登山路では無く破線ルート扱いになってるんですね。

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【写真上】落葉樹林が広がる谷側斜面には、下界のカケラも窺えず。
川の流れる音が「すごーく遠くから」「ほんの微かに」聞こえて参ります。
うーん、こりゃ暫くこの状況が続くな…。

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【写真上】16:45、おっ、人の手が入った杉林。
何か、少し人里の近づいてきた雰囲気。

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【写真上】林班界標も定期的に建ってます。
取敢えずこのまま進んでいくと下山出来るのは間違い無し。
但し「あと」「どれくらい」掛かるのかはサッパリ不明。

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【写真上】16:50、長く続いた大巻き道から、山腹をジグザクに下る山路に。
「こっ、これは終わりが近いかも」。
兎に角、視野がしっかり利く時間帯以内には下山したい…。

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【写真上】17:00、潺音が聞こえ始めて1時間、やっと沢沿いに出ました。
これはもう直ぐ下山出来そうなパターン。

帰宅後に調べてみると、この清流は小常木谷と火打石谷の出合でした。

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【写真上】しかし清流沿いを暫く進むと…。
「えっ、また上りっ(ガーン)」。
この風景を見た時の焦燥感と絶望感ったら…、言葉に表せませんでした。

結果的にはココが山路取り付きから1㎞程入った地点なのですが、何せ地図持たずの初踏破線ルート、しかも日没カウントダウン。
「万が一、これからまた深山部に入っていったら如何しよう…」。
一瞬ですが、山中露営一泊の覚悟をせざるを得ませんでした。

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【写真上】小広い樹林帯を緩やかに上ると、暫くして下りに。
「あれ、若しかして聞こえてくるのは車の通行音?」。

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【写真上】すると、眼下に車道が見えて参りました。
おぉっ、

やっと、

下界だぁっ♥。

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【写真上】1710、山行終了。
「所処で、ココは何処?」
まぁ大菩薩来ライン(青梅街道)のどっかである事は間違い無いんでしょうけど…。
後から調べたら余慶橋の水源林巡視路の取り付き、丹波山村中心部から西に2.5㎞位の地点でした。

で、ものは序でなので、今回使った岩岳尾根.破線ルートのコメントです。
・前飛龍から余慶橋の距離は約7.2㎞。
・前半は露岩帯の急坂下り、やや進むとシャクナゲ藪のヤセ尾根アップダウン。
・岩岳周辺の中盤は、整備された大巻き道の微勾配パート。
・後半は杉林帯の林道作業路から短い九十九折を経て小常木谷の沢沿い路。
・ラスト㎞1は軽い上り返しの後、直ぐに青梅街道に至る。

前半部の尾根伝いトレイルは道幅が狭く、アップダウンも多し。
うるさいシャクナゲ喬木の藪パートや倒木帯もあり、このルートが破線扱いである事の所以となっているパートです。
一部進行方向の不明瞭な箇所もありますが、要所に道標テープあり。
全体を通して慎重に進めば変な方向に下りて行く心配はありません。

ハシカキノタル以降の中~後半は緩勾配の大巻き路ダートトラック。
路面コンディションも良好な一本道で、一般登山路以上にしっかり整備されてます。
メリハリの無いだらだら長いパートですが、黒腹巻のされた杉林に差し掛かれば小常木谷も近いです。

杉林をジグザクに短く下りると後半パートの清流沿い。
林業用のバラック小屋を過ぎれば直ぐに小常木谷に出ます。
あとは小さいピークを一つ越えると、程無くして余慶橋に出ます。

基本的にハシカキノタル以降は、極めて安全な登山路。
山地図で破線扱いとなっているのは、その目的が山林業務用(水源林巡視/林業作業)として存在しているからなのでしょう。
従い道標板や簡易矢羽といった標識的なものは一つもありません。

と、振り返ってみれば「何て事無い」下山路でしたが、山行中は全く余裕無し。
距離とルートが全く解らないって、ホント時間が読めずに冷や汗モノでした。

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【写真上】大菩薩来ラインを丹波山村方面にてくてく歩きます。
何時もならちゃっちゃと走る距離ですが、ロードランする気力は無し。
体力以上にメンタル面での消耗が激しく、歩くのすら億劫です。

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【写真上】数分後、何故か軽トラの荷台に乗ってる私め。
困った時は得意のヒッチハイク。
サムサイン6台目で、仕事を終えた地元工務店の車に拾って貰えました。

因みにこのドライバーのお兄さんが、この日初めて会った「人」。
12時間強の山行中、結局一人のハイカーとも出会わず終いの一日でした。

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【写真上】17:25、「道の駅.たばやま」。
此処で下ろしてもらい、あとは奥多摩駅行の最終便バス(17:22)待ち。
「のめこいの湯」で一汗流したいものの、バス乗車まで1時間しかありません。
仕方無いので♨は、奥多摩駅「もえぎの湯」までお預けです。

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【写真上】バス待ちの間は「道の駅.たばやま」一服。
無事下山出来た事に心から安堵。
不注意から来る自業自得とは云え、ラストの2時間は散々な山行でした。

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尚、この日のスタッツと山行ルート。
・走行時間/11:06:10 ・走行距離/44.42㎞(㎞/14:41av) ・獲得標高/3543m

と、こんな感じの「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン。
全六部作で御座いました。
おしまい。

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2016.08.20

●「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.⑤

えー、8月9~10日は一泊二日の奥多摩/奥秩父トレラン記、続々々々篇。
山行二日目は前泊山小屋の三条の湯をスタート、飛龍山から奥秩父主脈縦走路を経て将監峠/山ノ神土に到着。
和名倉山をピストンの後、竜喰山へと向かいました。。

そんな訳での「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍トレラン」山走記その4。
「将監峠~竜喰山~前飛龍」篇になりまする。

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【写真上】11:25、将監峠でランチタイム。
伸びやかなで開放的な防火帯の広がる峠、まるでオフ期のスキー場みたく。
ゲレンデにするにはチト緩斜面過ぎますけどね。

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【写真上】三条の湯で作って貰ったちらし寿司♪。
山行スタートから6時間半、このお弁当が最初のマトモな食事。
シリアルやジェルは幾ら摂っても所詮栄養補給の域、やっばりちゃんと「食べた気」にはなりません。
そんな訳でソッコー完食。

と、30分程休憩しつつ、タイムテーブルの確認。
此処迄の山行時間は予定プランを50分貯金、結構余裕なCTです。
カツカツの進捗だったら、このまま奥秩父主脈縦走路を戻り飛龍権現に向かう心算でしたが、予定通り竜喰山を「摘み食い」する事に致しました。

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【写真上】11:55、山行再開。
将監峠の東側ササ原が竜喰山の取り付きですが、一面のクマザサ群生帯。
踏み跡を探す以前の問題で、笹叢の育成が激しく地面が目視出来ない状態。

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【写真上】進行方向右手、害獣ネット側にやや濃いめの踏み跡有り。
しかし急斜面をダイレクトに直登する山路取り、コレはチト辛い。
結局クマザサ帯を右に左に蛇行進軍、道無き道を笹漕ぎして上る破目に。

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【写真上】登坂中、見返り一写。
眼下の鮮やかな水色屋根は将監小屋。

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【写真上】クマザサ帯の急勾配を上り切ると、一発目のピーク。
時間にして10分に満たない上りですが、山路状況の悪さもあり苦戦のパート。
露岩を越えてほっと一息です。

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【写真上】笹原から尾根筋に出ました。
正面には竜喰山…では無く、も一つ越えるピーク。
後ろの右側に並んでいるのが竜喰山です。

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【写真上】一旦勾配は緩み、平坦な尾根路を進みます。
将監峠~竜喰山のコースは距離こそ短いものの、一応破線ルート扱い。
但し最初の笹ブッシュ地帯さえ過ぎれば、後は比較的容易な登山路です。

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【写真上】二発目ピークへの上り。
此処も急斜面の笹原を直登。
まぁ踏み跡がしっかりしてる分、取り付きのパートよりはマシです。

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【写真上】二発目のピークを処理。
将監峠から竜喰山へは二つのクマザサ急坂を越えて、次のピークです。

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【写真上】二発目のピークを過ぎると、カラマツ帯の穏やかな上り。
以後大した勾配は無く、尾根筋を進むと竜喰山に至ります。

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【写真上】12:20、竜喰山到着。
将監峠から約1.3㎞、25分程度で到着。
手狭な山頂付近は樹林帯に覆われ展望ゼロ、山名標は真っ二つに割れてます。
破線ルート上の頂らしい地味ピークですが、一応2000m超の中級山。
因みにこの日のサブテーマ「ドラゴン三匹捕獲作戦」の二峰目です。

で、此処で一思案。
竜喰山から尾根路を南東に伝えば大常木山を経由して大ダウ付近に下りれるらしいのですが、下調べはしておらず地形図も用意してません。
でも尾根筋外さなきゃ行けそうですし、タイムテーブルも余裕持ち。
そんな訳で「40分進んで大常木山に辿り着かなかったら撤収」と決め、先を進む事に致しました。

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【写真上】コンパスと尾根筋を頼りに、稜線路を東南進。
痩せた岩稜帯のトレイルは小さなアップダウンを繰り返します。

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【写真上】途中、変な山腹を下りて行きそうに…、アブナイアブナイ。
困った際は兎に角尾根伝い、数は少ないですが黄テープも断続的に枝木に結わえられています。
しかし多少のタイムロスを食った事も響き、道半ばにしてリミットの40分を経過。
仕方無く元来た山路を将監峠に引き返しました。

で、帰宅後にGPSの軌跡ルートを確認すると。
「あと150m位で大常木山でした(ガーン)…」
安全策を取って失敗した典型的なパターンも、まぁ初踏破の非.登山路。
行程の残り距離と時間、それに深奥山域の現在地を考えれば仕方ありません。

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【写真上】13:40、最初の笹ブッシュ急斜面に戻ってきました。
真下に下り切ると将監峠ですが、途中から左手にトラバース。

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【写真上】少し斜めにショートカット、奥秩父主脈縦走路に合流。
あとは飛龍権現に向けて、水源林道の巻き道を東進。
このコースは往路でも使ってるので、解説は省略致します。

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【写真上】小さいアップダウンはあるものの、平坦基調のトレイル。
この奥秩父主脈縦走路の飛龍権現↔将監峠間、どっちを基点にしても中盤のフラットパートは同じ様な高低差。
但し飛龍権現直下の露岩帯上りがある分、東進ルートの方がちょい楽です。

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【写真上】樹間に覗く飛龍山も、少しずつ大きく見えて参りました。
しかし東に進むにつれ、空模様が怪しくなってる様な…。

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【写真上】14:30、大ダル/P1847を通過。
平坦基調の巻き道は此処迄、これより先は中勾配の上りパートに入ります。

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【写真上】大ダル過ぎの水場。
ストックは充分なので軽く口を濯ぎ通過。

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【写真上】P1847~飛龍権現へはこんな感じの山路。
特に厄介な急斜パートはありませんが、中小の堆積岩と針葉樹の根が露出したテクニカルなトレイル、足の上下動もやや大きくなります。
流石に山行スタートから10時間近くともなると、少し堪える…。

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【写真上】14:50、飛龍権現到着。
「うーん、ガスってる…」。
約8時間振りに戻って来た飛龍山の直下は怪しげな靄掛かり。
まぁ此処からサオラ尾根~丹波天平のコースは使った事あるので大丈夫かと。

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【写真上】飛龍権現からは岩稜帯のヤセ尾根を越え、

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【写真上】シャクナゲ繁る根道尾根を行き、

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【写真上】幾つかの小ピークを右に巻いて進みます。
飛龍権現から前飛龍へは約1.1㎞を100m程度の高度下降。
しかしこんな悪路続なので、あんまり標高を下げてる感じが致しません。

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【写真上】一際大きい巨岩群を通過すると、このピークが前飛龍です。

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【写真上】標高的には此処が前飛龍(仮)。
三角点も表示板も無いので、単なる尾根上の一ピークにしか見えません
山名標は此処から数十m下った先の露岩帯にあります。

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【写真上】15:10、前飛龍到着。
この日のサブテーマは「飛龍山」「竜喰山」「前飛龍」と三匹の龍退治。
「奥秩父トリプルドラゴン🐉踏破」もこれにてノルマ達成です。
尤も前飛龍に関しては「頂」と云うより、尾根縦走路の「通過点」てな感じですけどね。

と、こんな感じの「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.その⑤。
前飛龍で一息付いた後はサオラ尾根~丹波天平を経て丹波山村に下山、の筈だったのですが…。
最後の最後で「トンデモ」なスカポンタンをやらかしてしまう私めなのでした。
つづく。

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2016.08.19

●「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.④

えー、8月9~10日は一泊二日の奥多摩/奥秩父トレラン記、続々々篇。
山行二日目は前泊山小屋の三条の湯をスタート、飛龍山から奥秩父主脈縦走路を経て将監峠に到着。
山ノ神土.登山口より仙波尾根ルートで和名倉山に向かいました。

そんな訳での「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍トレラン」山走記その4。
「和名倉山ピストン.下山篇」になりまする。

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【写真上】9:50、暫し滞在の後、静寂が支配する薄暗い頂を出立。
トレラン的にはこれからの下山パート、将監峠への復路がそのハイライト。
往路(上り)でも走れるパートが多かった仙波尾根ルートのピストン、復路(下り)は更に走のピッチが上がる事間違い無しです。

尚、復路は往路の裏返しですので、解説コメントや写真は割愛気味。
山路詳細に就いては往路ログを参照にして下さい。

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【写真上】山頂風景、おまけ①。
三峰方面に伸びるバリルート、仁田小屋尾根方面への下山路。
しかし仙波尾根ルートに較べ、明らかに不明瞭で怪しげな山路です。
今度は仁田小屋尾根から上って二ノ瀬尾根に下る馬蹄縦走、画策してみよっと。

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【写真上】山頂風景、おまけ②。
周囲のシラビソは、熊さんの「爪砥ぎ跡」と鹿さんの「角研ぎ跡」だらけ。
多くの樹皮は完全に削られ、無残な白木となっていました。
完全に過剰気味の頭数、思いっ切り生態系崩れてますね…。

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【写真上】山頂風景、おまけ③。
倒木と朽株が散乱する黒木の森は、苔蘇が支配する暗緑の色彩。
「スタジオジブリ的」な世界が広がっています。

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【写真上】荒涼としたカラマツ/シラビソ帯を通り抜けると、

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【写真上】二ノ瀬分岐への右折路ポイント。
この辺はやや踏み跡の薄い小平地、指示テープに注意して進行方向を定めます。

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【写真上】千代蔵休ン場の「マツ漕ぎ帯」を掻き分け、

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【写真上】ユル~い山腹斜面をトラバース進軍、

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【写真上】10:00、二ノ瀬分岐を通過。
山頂から10分弱、やっぱり復路はCTが早いです。

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【写真上】西の肩の小平地。
踏み跡を見失いがちな幅広トラック、林相も同じで進行方向も判然としません。
リボンを目印に6割走行、路迷いの危険があるバートは安全運転で進みます。

尚ピストンの復路、此処を過ぎれば路間違いの心配は殆どありません。

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【写真上】10:10、八百平通過。(Time/4:57:17 DST/20.69㎞)
往路ではやや路間違いの危険性がある箇所ですが、復路に関しては問題無し。
落葉を「ガサゴソ」、小枝を「パリパリ」と踏み分けランを進めます。

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【写真上】吹上ノ頭の西巻き路。
と、殆んど走りっ放しでオケーな快適トレイルが続きます。

駄菓子菓子…、

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【写真上】あっちゃぁ~…。
カラマツ樹林帯の切れ間から見えるのは「白一色」のガス風景。
往路は見事なパノラマが広がっていたのに、ややテンションダウン。
あーあ、復路山行の楽しみの1/3位は無くなっちゃったなぁ…。

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【写真上】10:25、シャクナゲ畑&露岩帯を通過。
二ノ瀬分岐~東仙波の間で、唯一の岩場パート。
尤も100m未満の距離にユルユルの勾配、行程途中のアクセントと云ったレベル。

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【写真上】焼小屋ノ頭の稜線路。
左右に広がるワイドな眺望も、完全にガスの中…。

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【写真上】東仙波の北側直下。
まぁ考えて様によっちゃ、往路だけでも山景眺望を満喫出来たのはラッキーでした。
若しも山行開始時からこんな天候だったなら…、
「多分、泣いてた( ;∀;)でしょう」。

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【写真上】10:35、東仙波通過。(Time/5:25:58 DST/22.85㎞)
「嗚呼、ホワイトアウト…」
しかしホント、往路は晴れてくれてて助かった…。
「西の肩」とか「山頂直下の針葉樹林帯」でこんな視界だったらと考えると、ちょい冷や汗。

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【写真上】あ、少しガスが引いてきた♪。
正面の岩稜帯は、東仙波~西仙波の中間にある小ピーク。

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【写真上】ガスは切れ始めると速いもの。
南東には、リンノ峰と西御殿岩の頂が覗き始め…、

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【写真上】東南には竜喰山も見え隠れ。
上空には晴れ間すら覗いて来ました♪。

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【写真上】岩稜帯のピークにて。
僅か3~4分の間に、仙波尾根のガスは跡形も無く引いてくれました。
「ラッキー♪」。

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【写真上】10:50、西仙波通過。

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【写真上】西仙波からは下り基調、小さいアップダウン多少有り〼。

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【写真上】仙波ノコルを通過。
此処からはリンノ峰の西巻き路。

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【写真上】巻き道の小さいアップダウンを経て、

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【写真上】リンノ峰手前の稜線トレイル。
おっ、正面に薄ら望めるのは北奥仙丈ヶ岳かな。
雲こそ多いものの、天候はすっかりと回復基調です。

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【写真上】稜線路から正面の樹林帯に入っていきます。
和名倉山トレランも愈々ファイナルパート。
達成感と安堵感が心を満たす反面、何だかチョット寂しいな…。

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【写真上】11:10、井戸沢源頭の水場。
此処で増槽のドリンクボトル2本を満タンに。
ランチ用+残り15㎞山行用のストック水を補給します。

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【写真上】序盤の笹漕ぎ路に入れば、山ノ神土へは@云う間。

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【写真上】11:20、山ノ神土。(Time/6:04:23 25.42㎞)
これにて「和名倉山ピストン」終了、登山口に戻って来ました。

結局今回の和名倉山、一人のハイカーにも出会わず終い。
つーか、スタートの三条の湯からずーっと「奥秩父貸切状態」でして…。

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【写真上】11:25、将監峠到着。(Time/6:10:34 DST/26.28㎞)
スタートからのアクティビティも6時間を越え、時刻も丁度お昼刻。
此処でランチタイムを取る事に致しました。

で、以下は例に由っての「傾向と対策」。
和名倉山仙波尾根ルート.山行マニュアルになります。

2
【図上】和名倉山ピストン、標高グラフ。
ガーミンくん計測による山行データは以下の通り。
・行程距離/片道約7.3㎞(往復14.6㎞)
・獲得標高(往路)/高度上昇530m、高度下降380m
・獲得標高(復路)/高度上昇380m、高度下降530m
・走破時間/往路1時間49分 復路1時間32分

・区間距離と獲得標高
将監峠~山ノ神土 0.9㎞ (高度上昇80m 高度下降0m)
山ノ神土~西仙波 2.1㎞
山ノ神土~東仙波 0.5㎞ (高度上昇200m 高度下降110m)
東仙波~八百平 2.1㎞
八百平~川又分岐 0.4㎞
川又分岐~二ノ瀬 0.6㎞ (高度上昇210m 高度下降170m)
二ノ瀬~和名倉山頂 0.7㎞ (高度上昇40m 高度下降20m)

標高グラフが表す通り、「平べった~い」和名倉山。
登山口である山ノ神土から山頂迄は、6.4㎞で450mと非常に緩やかな高度上昇。
「上りらしい上り」は全く無く、心肺や下肢筋力の負担も極めて軽微です。
リンノ峰や吹上ノ頭と云った途中のピークは巻いてしまい、二ノ瀬分岐からの直下パートもトラバース路。
実質尾根筋に沿ってピークを踏むのは西仙波/東仙波/焼小屋ノ頭だけ。
将監峠を基点に計算しても片道7.3㎞のショートトレイル、山頂へは@云う間です。

山路自体も変化に富んだ、飽きの来ない構成。
「小うるさい笹漕ぎ路」から始まり「展望の利く稜線路」「カラマツ/ダケカンバ/シャクナゲと樹々取り取りの巻き道」を交互に取り、「カラマツ帯のトラバース路」を経て、山頂直下は「秘峰の趣が残る鬱蒼とした針葉樹林帯」。
まぁこの辺は山行リポを参考にして頂ければと思います。

で、初踏破の方が一番気になる「路迷い」の心配ですが。
正直、特筆すべき危険箇所はありません。
恐らく「秘峰」と謳われた往時に較べ標識設置も整えられており、何より来訪者が増えている事から踏み跡もしっかりしてます。
強いて云うなら往路の八百平と西の肩、あと復路の山頂付近に注意を要する位。
一般レベルのハイカーなら特に問題は無いレベルかと思います。
但し、ガスってて視界不如意な際、西の肩より上部はチト怪しいかも。

あと、トレラン的見地からのコメントは以下の通り。
上りが軸となる往路からして、既に結構走れるパート多し。
そのハイライトは「東仙波~焼小屋ノ頭~八百平~西の肩」のパート。
復路は一部の上り返し区画を除いて、7~8割方ランで賄えます。
但し山路自体が殆どトラバース路/巻き道のシングルトラック、高速でかっ飛ばすには不向きなトレイルとなっています。

尚、個人的には往路はパノラマ眺望を愛でつつ半ばハイク気分、復路で目一杯ランを楽しむと云ったプランが宜しいかと。
それでも走破タイムはネットで3時間半、グロスで4時間弱かと思います。

と、こんな感じの「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.その④。
この後は竜喰山を摘み食い、奥秩父主脈縦走路から前飛龍へと向かいました。
つづく。

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2016.08.16

●「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.③

えー、8月9~10日は一泊二日の奥多摩/奥秩父トレラン記、続々篇。
山行二日目は前泊山小屋の三条の湯をスタート、飛龍山から奥秩父主脈縦走路を経て将監峠に到着。
山ノ神土.登山口より仙波尾根ルートで和名倉山に向かいました。

そんな訳での「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍トレラン」山走記その3。
「東仙波~和名倉山」篇になりまする。

1
【写真上】東仙波からは360度に広がるスーパーパノラマ。
手前にはこれまで辿ってきた仙波尾根の前半部、リンノ峰の向こうには西御殿岩~唐松尾山の雄姿。
流石にこの場を「走り過ぎる」のは勿体無く、10分程小休止する事に致しました。
こりゃ復路の眺望も楽しみだな♪。

2
【写真上】8:50、東仙波からは一旦原生林の下り。
これ迄の東進ルートから90度左折、山名標の裏より真北に山路を取ります。

3
【写真上】短い急坂を終えると、明朗な稜線路に。
ダケカンバの疎林を通り過ぎると、再び絶好のビューポイント。
尾根の左右にはスーパーワイドなパノラマが待っているのでした♥。

5
【写真上】右手に雲取三峰縦走路の稜線シルエット。
カバアノ頭の向こうに連なるのは雲取山~芋ノ木ドッケ.白岩山~前白岩山。

4
【写真上】左手には奥秩父の山々。
左より燕山~古礼山~水晶山、雁坂峠を経て雁坂嶺。

6
【写真上】東仙波の東に聳える、カバアの頭。
今回あっちを踏むプランは考えてなかったのですが、このコースタイムなら余裕で立ち寄れたな…。
と、ルートの下調べしてこなかった事を少し後悔。

7
【写真上】右手近景。
右に雲取山、鞍部の大ダワを挟んで左に芋ノ木ドッケ。
大ダワの向こうにちょこっと頂を覗かせるのは天祖山。

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【写真上】左手近景。
中央の鞍部が雁坂峠、右に雁坂嶺、左に水晶山。
雁坂嶺の頂は層積雲に覆われ、右奥に望める筈の木賊山.甲武信岳.三宝山も夏雲に隠れてしまってます。
まぁ高温多湿の夏期だけあって、コレ計りはしょーが無し。

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【写真上】焼小屋ノ頭に向けての緩やかな丘陵帯上り。
夏空の青、湧き立つ雲の白、ササ原の薄緑、カラマツの濃緑。
コレはコレで如何にも「夏山」ってな佳景です。

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【写真上】9:00、焼小屋ノ頭を通過。
東仙波から約10分、殆どピーク感のない稜線上の小丘頂と云った感じ。

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【写真上】焼小屋ノ頭より、正面に吹上ノ頭を望む。
吹上ノ頭は尾根路を通らず、ピークの西側を巻いて進みます。

焼小屋ノ頭はその名の通り、嘗て山火事のあった地帯らしく。
陽当たりの良い稜線路にも関わらず、朽ちた枝木や根株が荒乱しているのはその所為でしょうか。

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【写真上】焼小屋ノ頭からは一旦下り、
シャクナゲの群生する岩稜帯を通過。
然して難路と云う程でも無く、山路も巨石露岩の横を迂回して通っています。

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【写真上】以降、吹上ノ頭の西を巻く平坦貴重のトレイル。
この辺りから、林業用の放置ワイヤーが多く目に付く様になってきます。

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【写真上】スタコラと走の進むフラットな巻き道。
カラマツを主とした針葉樹とミズナラ.ダケカンバなどの広葉樹が混在する樹林帯。
吹上ノ頭の西巻き道は眺望が利かないので、却ってランに専念出来ます。
見晴らしの良い尾根路では、景色に見とれて足が止まっちゃいますからね。

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【写真上】しかし足元のコレには注意。
まるで「対トレイルランナー」用のトラップみたく…。

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【写真上】赤色チャートの地表が目立ち始めると、間も無く八百平。

尚、山ノ神土からの和名倉山ピストンをトレラン的見地から解説すると、往路はこの「東仙波~八百平~西の肩」区間がハイライトパート。
「絶景の稜線路」から「平坦巻き道」を経て「針葉樹林帯のソフトトラック」とシチュエーション変化に富んだ山路構成。
目立った勾配も殆ど無く、「トレラン美味しいトコ取り」の約3㎞となっています。

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【写真上】9:20、八百平通過。
樹間の間延びした小平地に出ると、其処が八百平。

で、ココが路迷いのし易いポイント、その1。
シングルトラックの巻き道から開けた踊り場に出て来ると、ついそのまま直進してしまいがちですが、登山路は進行方向の左手側に通ってます。↓

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【写真上】コレが和名倉山へ続く登山路。
八百平の左端、赤テープの左手に踏み跡のしっかりした山路が伸びています。
ハイクレベルの山行速度なら見落とす心配も少ないでしょうが、トレイルランナーは勢いに乗って通り過ぎがちなので注意。

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【写真上】八百平を過ぎても快適なフラットトレイル。
幅広でクッション良好なウッドチップダート、しかもやや下り基調。
スタコラと足の回転が進みます。

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【写真上】9:30、川又分岐を通過。(Time/4:20:52 DST/17.95㎞)
八百平から道なりに10分程で通過、左手は川俣方面に伸びるヒルメシ尾根。
山地図で廃道扱いですが、バリルートとして結構使われているみたいです。

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【写真上】川又分岐を過ぎると、直ぐに西の肩に差し掛かります。
西の肩からは写真の様に穏やかな上り勾配、序盤は踏み跡もしっかりしてます。

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【写真上】途中、白石山(和名倉山)への標識プレートがあり〼。
この辺りは路筋の判然としない、ただっ広~い踊り場尾根。
しかも全方位殆んど見分けの付かない似通った勾配と樹林帯が広がっています。

で、ココが路迷いのし易いポイント、その2。
破線ルート程の難度では無いですが、方向勘の無い方はどっちに進んでイイのか一瞬戸惑われるかも知れません。
ポイントとしてはこの標識を見付けたら、やや右手側に意識を向けて進路を取る事。
そうすると頭上に二ノ瀬分岐の指示標識が見えてきます。
地理院の地形図見れば解りますが、等高線がビミョーに北東向きなのです。

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【写真上】9:35、二ノ瀬分岐を通過。(Time/4:28:12 DST/18.37㎞)
山路は東へ90度右折、トラバース路に入ります。
和名倉山へは残す所処、約0.7㎞。

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【写真上】カラマツ帯のトラバース路を東へ横断。
しっかり踏まれた山路に、一定距離毎に結えられた道標テープ。
特に問題無く進めます。

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【写真上.下】千代蔵ノ休場。
樹林帯が切れ視界が開けると、一面にはカラマツの幼木群。
山肌斜面の風景が広がると、其処が千代蔵ノ休場です。

埼玉県史上最大規模の山火事が発生した火災元がココ(らしい)との事。
同じ樹齢のカラマツばかりと云う事は、山林回復の植林に由るものでしょう。

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【写真上】しかしトレイルはブッシュ状態。
背丈以上のカラマツを掻き分け進みますが、チクチクと痛い痛い…。

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【写真上】千代蔵ノ休場を過ぎると、再び鬱蒼とした樹林帯へ。
指示標識に沿って、シラビソの繁る原生林を真北に取ります。

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【写真上】苔生す朽木と倒木の中、山頂へ伸びるトレイル。
ある意味「如何にも和名倉山」ってな登山路風景。
嘗て謳われた「秘境」の雰囲気が、山頂付近には未だ色濃く残っています。

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【写真上】苔に覆われた山路を踏み締め…、

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【写真上】数え切れない倒木(+ワイヤー)を跨ぎ越えていくと…、

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【写真上】9:45、和名倉山到着。(Time/4:38:20 DST/19.06㎞)
暗く深い針葉樹の森の中に、ポツンと広がる円形の狭小な空間。
欝蒼と繁るシラビソに朽木の重なる荒涼感、噂通りのスピリチュアルな頂でした。
まぁ「何もナイ」ちゃ「何もナイ」深峰、なんですけとね。

と、こんな感じの「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.その③。
次のエントリーはピストン下山篇+「和名倉山.傾向と対策」になります。
つづく。

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2016.08.15

●「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.②

えー、8月9~10日は一泊二日の奥多摩/奥秩父トレラン記になります。
山行二日目は前泊山小屋の三条の湯をスタート、飛龍山から奥秩父主脈縦走路を経て将監峠に到着。
山ノ神土.登山口より仙波尾根ルートで和名倉山に向かいました。

そんな訳での「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍トレラン」山走記その2。
「将監峠~東仙波」篇になりまする。

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【写真上】将監峠から山ノ神土へは、1㎞弱の至近距離。
下刈りのされた快適なダブルトラックのササ路を微上り。
左手には牛王院平の防火帯が広がっています。

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【写真上】牛王院平の分岐を通過。
左に折れると七ツ石尾根方面への下山路。

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【写真上】8:00、山ノ神土。(Time/2:58:45 DST/12.49㎞)
白石山(和名倉山)を示すの標識矢羽に従い、三叉分岐を右進。
さーて、遂に念願の和名倉山チャレンジです、ワクワク♪。

因みに事前の机上調査では「山ノ神土→東仙波/約2.4㎞」「東仙波→二ノ瀬分岐/約3.0㎞」「二ノ瀬分岐→和名倉山/約0.6㎞」と、片道約6㎞の走破距離。
高度差も「標高1880m~2000m」間を推移する、穏やかな勾配のトレイル。
まぁ路迷いさえ無ければ、3時間半程度でピストン出来るマップスベックです。

取敢えずは東仙波を直近の目的地として目指す事に。

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【写真上】山ノ神土.登山口からは笹叢ブッシュのトレイル。
それまでの下刈された幅広路から、笹漕ぎの続くクマザサ細路に。

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【写真上】兎に角うるさい笹漕ぎパート。
腰~胸高に生い茂るクマザサを掻き分け進軍します。
尚、勾配自体は、西御殿岩の南東を巻いている極々緩やかな上りパート。
高度を稼いでる感じは殆ど致しません。

Img_7613_3
【写真上】8:10、井戸沢源頭の水場。
水量も多く、汲み出しも容易な計算出来る水場。
和名倉山ピストン分のストック水は、此処での補給だけで充分でしょう。

Img_7615
【写真上】水場を過ぎると数分で稜線路に近づいていきます。
落葉樹林に覆われた頭上の梢群が切れ、開けた視界に。

Img_7616
【写真上】リンノ峰の鞍部/仙波尾根の稜線に出ました。
右手南斜面には草原帯の笹原谷、1950年代の森林伐採跡でしょうか。
眼前に聳える「とんがり帽子」がリンノ峰。

Img_7618
【写真上】南東方面の眺望。
鋸状のギザギザ稜線は三ツ山、その左奥には雲取山。
昨日に前座トレランで辿って来た山々です。

Img_7619
【写真上】正面には将監峠より続く竜喰山。
和名倉山ピストンの後、あそこにも立ち寄る予定。

と、いきなりテンションの上がるビュースポット。
山ノ神土.登山口から僅か10分、こんなに早く展望ポイントが訪れるとは思っていませんでした。

Img_7620
【写真上】リンノ峰への稜線トレイル。
トレイルはピークに向かわず、左手の樹林帯を巻いて進みます。

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【写真上】軽いアップダウンを経て、リンノ峰の西腹を通過。

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【写真上】下り切った鞍部が仙波のタル。
正面には西仙波、緩やかな上り勾配を経てピークに向かいます。

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【写真上.下】西仙波への山路。
カラマツ繁る赤土トレイルとクマザサ林床を交互に取ったトレイル。
小さいアップダウンを経て、緩やかに高度を上げていきます。

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【写真上】直下に差し掛かると、シャクナゲの群生トレイル。
喬木群のトンネルを掻き分け進むと、

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【写真上.下】8:30、西仙波に到着。(Time/3:31:47 DST/14.55㎞)
ピーク感は全く無く、尾根筋の小躍り岩場と云った感。
落葉の進んだ時期は多少見晴らしが利くらしいのですが、夏場ド真ん中では四囲樹葉に覆われ、全く眺望が利きません。
特に長居する場所でも無く、ちゃっちゃと先を進みます。

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【写真上】西仙波からもシャクナゲの灌木帯。
トラバース路を少し下ると、再び稜線上に出ます。

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【写真上】うーん、伸びやかな稜線トレイル♥。
西仙波の北裾鞍部から東仙波にかけての尾根路は、和名倉山登頂の「前半戦ハイライト」パート。
距離こそ500m程度ですが、絶好のパノラマビューが広がっています。

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【写真上】東仙波へは岩稜帯の小ピークを一つ通過。
多少ガレた岩路ですが、短いパートなので一足登。

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【写真上】岩稜帯の上りより、西方一写。
正面右手には三ツ山から続く飛龍山、2時間20分前はあそこの頂に居ました。
結構遠くまでやってきましたね~。

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【写真上】同、岩稜帯より見返り一写。
とんがり帽子は巻いてきたリンノ峰、その右手は西御殿岩へと続く稜線。

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【写真上】同、これより向かう東仙波を見遣る。
北面は自然林の針葉樹林帯、南面は森林伐採跡の草原帯。
仙波尾根はこんな植生風景がデフォになってます。

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【写真上】東仙波直下のササ路。
岩稜帯の小ピークを下って、軽く上り返すと東仙波に至ル。

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【写真上】東仙波直下より、見返り一写。
西仙波から辿ってきた仙波尾根稜線路、復路のパノラマも楽しみです。
奥のなだらかな山容は右に古礼山、左に水晶山。

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【写真上】同、そのちょい左。
仙波尾根の向こうには、西御殿岩~唐松尾山へと続く奥秩父主脈。

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【写真上】8:40、東仙波到着。(Time/3:41:12 DST/15.07㎞)
山ノ神土から2.6㎞で120mの高度上昇と至極楽チンな行程。
短い距離の上、山路構成も緩やかなアップダウンのみで心肺/筋力的な負荷は殆んどありません。
因みに山ノ神土→東仙波のCTは、トレイルランナーのペースで30~35分程度。
尚、「和名倉山トレラン」の傾向と対策は後項で述べる事に致します。

と、こんな感じの「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.その②。
この後は仙波尾根を北進、和名倉山の頂を目指します。
つづく。

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2016.08.14

●「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.①

えー、8月9~10日は一泊二日の奥多摩/奥秩父トレラン行脚。
初日は鴨沢BSから雲取山~北天ノタルを経由して前泊地の三条の湯へ。
二日目に奥秩父主脈縦走路を伝い和名倉山に向かいました。

数年前に何かの雑誌で読んで以来、ずーっと気になっていた「和名倉山」。
しかしこの「奥秩父の秘峰」、移動手段が交通機関ユーズの私めにはどー考えても日帰り圏外の位置に座しています。

で、思い付いたのが山中泊。
三条の湯で一泊すれば、翌日に奥秩父主脈縦走路から和名倉山をピストン。
ミカサ尾根を経て丹波山村に下りれば、余裕持ちのディスタンス行程が組めます。
(しかし想定外のイレギュラー、終盤「トンデモ」な自体に陥ってしまうんですけどね…)

そんな訳での「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍トレラン」山走記その1。
「三条の湯~飛龍山~将監峠」篇になりまする。

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【写真上】4:55、日の出時刻ジャストに三条の湯を出立。
この日の山行プランは約11時間/41㎞の設定。
タイムテーブルに余裕持たせ、アーリータイムのスタートです。

早朝の三条沢は8月とは思えない、ひんやり冷涼な大気。
谷間の清流沿いと云う事もあり、NSシャツでは肌寒さを感じる程でした。

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【写真上】中ノ尾根を伝い北天ノタルへ向かいます。
三条の湯から最初の0.7㎞は急坂の上り。
等高線をダイレクト&ジグザグに取る形の直登パートです。

肌寒さを感じたのも束の間、登坂で身体も直ぐに温まって参りました。
前日のトレラン疲れも殆んど残っておらず、体調コンディションは上々。

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【写真上】序盤の急坂を片付けると、落ち着いた勾配に。
中ノ尾根の南西面を巻いた山路取り。
一定斜度の歩き良い緩~中斜面トレイルが続きます。

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【写真上】崩壊気味の山路が所々に有り〼。
特に危険箇所と云う程では有りませんが、路肩が殆ど流れちゃってます。
地盤もチト緩めなので足場には多少注意、てな程度。

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【写真上】5:40、カンバ谷の源頭部水場。
この上部にももう一つ水場がありますが、水量が少なく汲み出し不便。
此処で増槽ボトルに水補充を済ませます。

これより先は孫左衛門尾根尾根に回り込む山路構成。
緩やかな上りパートがずーっと続きます。

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【写真上】朝陽に照らされる飛龍山。
スタートから約1時間、穏やかな水色空が広がって参りました。
今日も絶好の山行日和の気配。

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【写真上】6:10、北天ノタルを通過。(Time/1:14:17 DST/4.55㎞)
分岐を右に取り、これより奥秩父主脈縦走路に侵入。
先ずは飛龍山に向かいます。

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【写真上】北天ノタルにて一写。
朝陽射す東空に、雲取山を望む。

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【写真上.下】飛龍山直下の登山路は露岩帯と桟道の繰り返し。
前日の19時頃から、結構まとまった雨が降った雲取.飛龍山周辺。
その所為で濡れた山路となっており、苔や露岩に足場を取るとスリッピーなコンディションとなっていました。

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【写真上】北天のタルから約0.8㎞、飛龍山へのショートカットコース。
文字の消えた表示板と林班界標が目印。
山地図では破線路扱いとなっていますが、意外と簡単な登頂ルートです。

因みに飛龍山へのアクセスは後述の飛龍権現からスイッチバックして向かうのが一般的ですが、こっちから入った方が「圧倒的に楽」。
所用時間も軽く20分は短縮出来ます。

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【写真上】破線コース、取っ掛かり。
一面クマザサブッシュですが、踏み跡はしっかりしています。
登坂距離も至極短く、途中からは頭上にに稜線も覗けるので、尾根に向かって進んでいけば路迷いの心配は殆ど無いかと。
イメージとしては直登しつつ、途中からやや左手側に蛇行していく感じ。

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【写真上】立ち枯れや倒木が目立つ、荒れ気味の針葉樹林帯。
稜線に出ると、もう路迷いの心配は無し。
尾根筋に沿って左手を進むと直ぐに三角点通過、龍の頂に至ル。

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【写真上】6:25、飛龍山通過。(Time/1:31:56 DST/5.60㎞)
ショートカットの取り付きから、あっけない程簡単に到着。
針葉樹の原生林に囲まれ展望無し、鬱蒼とした地味山頂です。

因みにこの日のメインテーマは「和名倉山」踏破ですが、サブテーマは「飛龍/竜喰/前飛龍」のトリプルドラゴン撃破。
先ず一匹捕獲ってな感じで。

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【写真上】飛龍山より南に続く下山路。
倒木や朽木株の目立つ、荒涼としたピーク付近から…、

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【写真上】針葉樹林を過ぎると、シャクナゲの群生帯に。
灌木.低木に行く手を遮られ、枝葉を掻き分けて進みます。
視界が覚束かない箇所が多いので、足元の根道や露石には要注意。
一部不明瞭な山路もありますが、赤テープに沿って進めば問題無いでしょう。

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【写真上】6:35、飛龍権現分岐を通過。(Time/1:43:58 DST/6.29㎞)
0.7㎞程の荒山路を下り、奥秩父主脈縦走路に合流。
此処から先は将監峠方面へ西進、初踏破コースに入ります。

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【写真上】禿岩。
飛龍権現から西に約20m進んだ崖上にある、有名な展望ポイント。
しかし南西の山々には全体に靄掛かり、パッとしない見晴らし。
やっぱり夏の夜雨後はこんな感じの見晴らしになっちゃいますよね…。

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【写真上】飛龍権現からは一旦高度を落とす下り山路。
一旦真北に進路をスイッチバック、飛龍山の南腹をトラバースして行きます。

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【写真上】6:50、大タル手前の水場通過。
岩下の浅溜まりからチロチロと流れる湧水、落差とスペースが無いので汲み出しのし難い水場です。
此処で水補給を考えてる方、コップ持参は必須にて。

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【写真上】水場を過ぎると、露岩帯の下りから上り返し。
P1847mの小ピークを通過すると、直ぐに大ダルです。

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【写真上】大ダル通過。
飛龍山~将監峠間の奥秩父主脈縦走路で、唯一南面の眺望が開けた小平地。
此処から将監峠へは、路面コンディションの落ち着いたトレイルが続きます。

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【写真上】大ダルより、南西面の眺望。

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【写真上.下】奥秩父主脈縦走路、二写。
多少のアップダウンはあるものの、尾根の南西腹を巻いた平坦基調の水源林道。
路面状況も露岩が姿を消し、足場の良いダート主体のトラックとなります。

と、大ダルから将監峠の約4㎞はずっとこんな感じのトレイル。
山路構成がやや単調ななきらいはありますが走れるパートが多く、トレラン向けのコースと云えるでしょう。

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【写真上】無名の源頭沢に架かる桟道を幾つか通過。

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【写真上.下】将監峠に近づくにつれ、涸れ沢ガレ場や露岩帯が出現。

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【写真上】小うるさいササ路に差し掛かかると、将監峠は目と鼻の先。
将監小屋の分岐をやり過ごし、西へ直進します。

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【写真上.下】7:40、将監峠通過。(Time/2:47:37 DST/11.58㎞)
山ノ神土/竜喰山間の鞍部分岐、開放的で広々とした高原帯の峠です。
此処から先は和名倉山へピストン山行なので、レースベストから不必要な荷物を取り出し道脇にデポ。
最小限のライト&ファスト装備で和名倉山を目指します。

と、こんな感じの「和名倉山ピストン+飛龍.竜喰.前飛龍」縦走トレラン.その①。
この後は山ノ神土を経て仙波尾根~和名倉山へと向かいました。
続く。

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