●京都東山連峰~比叡山地トレラン.その⑤
えー、もう10日以上前の事ですが、先月ミヤコ帰京時のアクテビティ。
8月27日は「京都東山/北山トレイル」の山行記.最終篇です。
蹴上~大文字山を経て比叡山地.南主稜/雲母坂から大比叡.延暦寺山域へ。
西塔からは峰道を伝い横高/水井/小野/大尾と、比叡山地.北主稜の四座を踏破。
大尾山より大原の里に下山致しました。
14:20、この日のラストピーク.大尾山を出立。(DST/27.98㎞ Time/5:12:28)
川迫谷ル-トを使って大原に下山します。
西に少し進むと小平地、大尾山の肩。
此処で山路は直角に折れ、南下する形となります。
「高々680mの低山で『肩』なんて呼称も大袈裟だなぁ…」
なーんて思っちゃいけません↓。
肩からは檜林帯のヤセ尾根急坂をダイレクトに下ります。
律川の渓流に出るまで0.7㎞を330m降下の激ダウンヒル。
見上げてみるとこんな感じ。
このパートは「下り」より「上り」で使った方が御し易いかも。
ま、どっちにしても激坂です。
しかも尾根は先細りしていくは、林相は荒れてくは…。
馬ノ背の一本尾根なので登山路を外す心配は無いのですが、標識や赤布の類が殆どありません。
初めてココ通る方はルート合ってるか、不安になるだろあなぁ…。
14:30、やっと律川(北谷川)の源流に下りてきました。
激下りのパートは終わったものの、ココからアトラクションの「ステージ2」。
「倒木祭💀」の「崩落祭💀」。
この川迫谷コース、2019年の台風被害を受けて登山路は壊滅的状況。
翌年以降の山地図では破線路扱いとなっています。
倒木流木に土砂崩れなどで山路崩壊、プラス此処数年は此処を通るハイカーも激減。
進行ルートを探すだけでも一苦労です。
渡渉も数知れず繰り返します。
「道がありません…」
沢に下りると袋小路、どっちに進みゃイイの?。
これが登山路です…。
対岸に渡渉した倒木群の向こうにトレイルが続いてます。
去年通った時と何も変わって無い、つーか寧ろ酷くなってる様な…。
律川に下りてから音無の滝まで、ずーっとこんなサバイバルルート。
赤布を見落とさない様、視野を広く取って進みます。
大原方面からのトレイルヘッド案内板。
ここまで来ればもう「安心.安全」。
あーあ、楽しいアトラクションだった(苦笑)…。
14:55、程無くして舗装路に出ます。(DST/30.51㎞ Time/5:49:10)
呂川に沿って大原の天台門前街へ。
京~都 大~原 三千院♬ 。
因みに2番は「京都 栂尾 高山寺」、3番は「京都 嵐山 大覚寺」。
(※注.大覚寺は「嵐山」じゃ無く「嵯峨野」ですよ、デューク.エイセスさん)
門跡前には「恋に破れた女」は疎か、人っ子一人見当たりません。
うーん、幾らお盆明けの平日とは云えど、この過疎っ振りは酷い…。
大原バス停でアクティビティ終了。
この日のスタッツは以下の通りでした。
・山行時間/5:55:35 ・山行距離/31.39㎞ ・獲得標高/上昇1927m 下降/1744m
15:00、何故か大原からバスに乗らず、野村別れへ。
右手に大原三山を眺めつつ、鯖街道を歩きます。
野村別れのファミマさんへ。
アクティビティを終え「打ち上げ前」の「軽い打ち上げ」、オツカレ麦酒🍺で乾杯。
屋外にはテーブル/ベンチが常設され、レスト場所としても重宝。
ハイカーさんの他に、チャリやバイクのライダーさんゲストも多いです。
個人的には「奥比叡」「大原三山」トレランの際に多用するコンビニです。
この後は京都バス乗って三条京阪で途中下車。
孫橋湯で汗を流し、祇園町へ「本チャン」の打ち上げに向かったのでした。
おしまい。