2015.10.28

●「RWC2019」ロゴ決定

えー、つい3時間前程のオハナシ。
次回日本開催の「ラグビーワールドカップ2019」、大会のシンボルとも云えるロゴマークがロンドンにて発表されました。

Logowhitebackground

デザインはラグビーボールの楕円球をモチーフに、富士山と日の丸がシンボライズされたもの。
曲線で構成されつつもシャープなイメージ、中々宜しいんじゃないでしょうか。
まぁサンウルブスのロゴよりは数倍カックイイと思います。
それよりもこのロゴ、盗作云々の心配は大丈夫なんでしょうかね。

とか云ってるうちに「RWC2015」もファイナルと三決を残すのみ、一ヶ月半に亘った「ラグビーマッド愉悦の一時」も終わろうとしています。
ま、祭りっつーものは始まると@云う間に終わってしまうものでして。

尤も来月からTL、そして来春はSRと、楕円球のシーズンはこれからが本番。
ラグビーにマラソン、スキーアルペンと、これからがスポーツ観戦の楽しみが増す季節の到来です。

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2015.10.24

●情報遮断

えー、四年に一度の楕円球の祭典、「RWC2015」も愈々本日より準決勝。
予選プールで早々にイングランドが姿を消し、怪我人続出のアイルランド.ウェールズもクォーターファイナルで脱落。
「ABs-ボグス」「ワラビ―ス-プーマス」、南半球4強のマッチアップとなりました。

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で、今夜の「ニュージーランド-南アフリカ」戦なのですが。
「見れません」…。
理由は明日参加する軽井沢リゾートマラソン。
早朝の新幹線で会場入りするので、泣く泣くレース後の録画観戦となりまして。
何か先月の「越後湯沢秋桜」前日も、同じ様な事云ってましたね…。

そんな訳で明日はPCもモバイルも一切の情報シャットアウト。
何としてでも「結果不存知」の状態で観戦しようと決意しております。
恐らく帰宅は15時過ぎ、嗚呼今から「再生開始」が待ち遠しい…。

因みに予想はABsの順当勝ちかと。
但しこのゲームは、フランスと違って南アにもソコソコ勝機有り。
まぁボグスが勝つにはロースコアの展開しかないでしょうけどね。

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2015.10.19

●レ.ブルー「惨劇」

えー、RWCクオーターファイナル、南北決戦マッチサリーその2。
絶対王者オールブラックスに対するのは、過去何度も黒衣軍に苦汁を舐めさせた「天敵」フランス。
果たしてABsが順当に勝利を収めるのか、将亦トリコロール地雷が爆発するのか。
結果は兎も角、予想だにしない内容とスコアになりました。

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○ニュージーランド62-13フランス●
試合開始から攻め立てるABsに対し、何とかPGの3点のみで凌ぐフランス。
9分にロングPGで同点、トライを取られた後もPGで追いすがりますが、スコアが接近していたのは其処迄。
23.29.38分と立て続けにゴールラインを割られ、勝負の趨勢はほぼ決まります。

後半に入るとフランスは数少なく奮戦していたピカモールがパンチでイエロー、直後にカイノのトライで21点差。
スコアが開いて余裕持ちになると、もう「どーにもならない」のがABですs。
以降はフランスも早々に切れてしまいワンサイドのオフロード&トライショー。
「WCクォータファイナメル最多得点差」「フランスWCワースト失点」のおまけ付となる記録的なゲームとなりました。

天敵相手に「ベスト」の戦いを披露したオールブラックス。
今更ですが個人個人がスキルフルで引き出しも多く、且つ基本に忠実。
前半29分、B.スミスのスーパーなパントキャッチからA.スミスの絶妙なパス、タッチとゴールラインのスペースを念頭に置きつつ力づくで捻じ込んだサベアのトライ。
これ見て「あーぁ、こりゃ今日のABsは止まんないな」、と思いました。

一方のフランス、後半はスコアレスで屈辱的な惨敗。
ミシャラクの負傷退場は確かに痛かったですが、それが無かったとて大勢は変わらなかったでしょう。
今回のフランスはアタックに怖さが無く、活路を開くとしたらブレイクダウンしか無かったのですが、ABsはラックへの二人目寄り.ブローと球出しが早く、TOのチャンスすらありませんでした
「違うことを考えたい」と云うディソトワールの言葉が全てを物語っています。

以下余談。
後半一方的な展開となるとライヴ観戦の楽しみはJスポの解説。
「博士」スティーブ小林と「マニア」大西将太郎の共演のみになってしまいました。
個人的にこの組み合わせ、面白くて好きですね。

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●レッドドラゴン「力尽く」

えー、RWCクオーターファイナル、南北決戦マッチサリーその1。
甚くプライドを踏みにじられた「手負いのボグス」に対するのは、文字通り傷だらけ「満身創痍のレッドドラゴン」。
両者のチームカラーが如実に表れた、白熱した好ゲームとなりました。

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○南アフリカ23-19ウェールズ●
キックでエリアを取りガツガツと「力づく」で攻めるボグス、対して堅守で徹底抗戦のウェールズと云った構図。
ボグスは敵陣で貰ったペナ4つを全てショット選択、手堅く得点に結び付けます。
一方ウェールズはビガーの絶妙なキックからサポートのガレス.デーヴィスがトライ。
ハーフタイム直前にビガーがDGを決め13-12で折り返します。

「攻めるボグス」「耐えるウェールズ」の構図は後半に入りより鮮明に。
ボグスがボール保持/エリアで圧倒しウェールズは自陣に釘付け、しかしスコアはそれに反して膠着状態のまま。
ウォーバートンを筆頭としたFW陣が奮迅、低いタックルと勝負所のターンオーバーで際どいピンチを凌ぎ切ります。
PGの応酬でウェールズ1点リードのままラスト6分を向かえますが、スクラムを基点にデュプレアがサイドのスペースを切り裂きトライ。
この「初トライ」のリードを守り切り、南アがベスト4へと駒を進めました。

ウェールズは序盤から予想以上にキックを多用、これが効果的に作用します。
しかし逆に云えばボールを動かしても、トライに結びつかない事の裏返し。
前戦、13人のワラビ―スに攻めきれなかった後遺症が少なからず感じられました。
タレント不在の影響はシステムの構築されたディフェンス時よりもアタックの際に現れるもの。
ダンビガーとロバーツ以外、ファーストチョイスのBK陣は全て不在のメンバー構成、負傷者続出のツケがモロに出た格好となりました。
それでも最後まで結果の解らない白熱したゲームとなったのは、偏にディフェンス。
バックロウ5人のタックルメイドは何と「92」、うちミスタックル僅か「7」。
ウェールズの真骨頂とも云えるしぶとい守りを見せてくれましたが最後の最後に堪えきれず、文字通り「力尽きた」と云う感じです。
それでもこの野戦病院のチーム状態の中、大健闘の戦いを見せてくれました。

ボグスは不恰好ながらも「いつも通り」の南アラグビーを完遂。
幾度かあったトライチャンスを全て放棄し、確実に3点スコアを狙う徹底振りです。
これ程迄に勝利に固執した戦い方はノックアウトステージと云う以上に、「あの恥辱」があったからこその様に思えます。
歴史的アプセットの不名誉な主役となった汚名は果たして雪がれるのか。

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2015.10.14

●「クォーターファイナル」展望

えー、「RWC2015」もグループリーグ終了、ベスト8が出揃いました。
今週末からは強豪同士のKOステージ、「本当のワールドカップ」が始まります。

そんな訳で益々目の離せないワールドカップ。
決勝トーナメント、クォーターファイナル展望です。0506tournament01
・NZL-FRA(10/17.Cardiff) 「トリコロール地雷、暴発するか」
ダントツの優勝候補オールブラックスに対するのは、アイルランド戦の前半で確変の片鱗を覗かせた「天敵」フランス。
しかし今回、番狂わせの可能性は極めて少ないかと。
デュソトワール.ピカモールのブレイクダウンは脅威ですが、今大会のフランスはTOからのカウンターに然程のフレアを感じません。
そして100キャッパー5人を筆頭にABsメンバーのキャリアの豊富さ、多少のビハインドではパニックになる事もないでしょう。
まぁ今回はABsの順当勝ち、「30-15」くらいかと。

・RSA-WEL(10/17.Twickenham) 「手負いの暴君」vs「満身創痍の龍」
もう説明するのも可哀想な位、主力に怪我人続出のウェールズ。
離脱メンバーだけでワールドクラスのBKがワンセット作れてしまいます。
一方此方も説明不要、予選ラウンドでチームの尊厳を甚く傷つけられたボグス。
「ジャージィの威厳」を取り戻すには優勝しか残されていません。
ウェールズは元々セットピースで不利が予想される上、核となるBK陣タレントがごっそり不在、得点力はダンビガーの右足頼みなのが現状です。
持前のタックルで奮戦するも、「力づく」でボグス勝ち抜けか。

・IRE-ARG(10/18.Cardiff) 「キック合戦」「ラック対オフロード」
弱点らしい弱点が見当たらず、全方位地味~にしてスキの無いアイルランド。
片やディフェンスに軸を置き、ハイパントと強力FWで活路を見出すアルゼンチン。
互いにキック主体でゲームを作りますが全く芸風の異なる両チーム、チーム熟成度と地力に勝るアイルランドの優位は動かない筈でした。
しかしオコンネルとセクストン不在なら話は別。
FWの運動量を省エネに抑えリードしてラス20分を迎えられたら…アルゼンチンにも「一発」のチャンスは広がります。
それでも「25-15」位でアイルランドでしょうか。

・AUS-SCT(10/18.Twickenham) 「活路はセットピースとブレイクダウン」
期待されたタレントは額面通りの活躍、弱点だったセットピースは目を見張る改善、懸念のフライハーフはフォーリーがブレイクスルー、と充実一途のワラビ―ス。
対するスコッツは二年前からプレースタイルを変革中、積極的にボールを展開しトライを狙う「脱.3の倍数」チームに変わってきています。
若い選手も多く数年後には楽しみですが未だ発展途上、この分野でワラビ―スに太刀打ちするのは難しく。
勝機を見出すならロースコアの展開、前提としてセットピースと局地戦の制圧。
しかしイングランドを物差しとするとそれも難しく、ワラビ―スの優位は動きません。
スコアが動きだすと、20点差オーバーの大差も有り得るでしょう。

とこんな感じの準々決勝レビュー。
セミファイナルは「ABs-ボグス」「アイリッシュ-ワラビ―ス」の予想です。

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2015.10.13

●「グループリーグ」ベストゲーム10

えー、「RWC.2015」もグループリーグ終了、残すゲームも8試合となりました。
次のクォーターファイナル迄は中5日ノーゲーム、「全試合ライヴ観戦」に忙殺されていた24日間から開放されて、私めもやっと一息付けた所処です。
そんな訳で予選プール40試合の中から私的「ベストゲーム」を振り返ってみる事に致しました。

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⑩ジャパン26-5サモア(グループB)
ジャパンがサモア相手にフィジカルで引けを取らず、危なげない完勝。
嗚呼、WCの大舞台でこんな安心したゲームが見られるなんて、何て胸アツ。

⑨ルーマニア17-15カナダ(グループD)
決してハイレベルとは云えないものの、ティア2同士のプライドを掛けた一戦。
殆んど流れを掴んでいたカナダがラス20分でスクラム/モールウェポンに屈する。

⑧イタリア23-18カナダ(グループD) 
今回のカナダは好ゲーム続き、ティア1末席のイタリア相手に見事な戦い振り。
しかしパリセの居ないイタリアって、殆どティア2のチームです…。

⑦ジョージア17-10トンガ(グループC)
毛色は違うものの、お互いにフィジカル全開のコンタクト大好きラグビー。
選択肢の少なさが功を奏した好例、WCで勝つにはフォーカスし切る事も大切です。

⑥スコットランド36-33サモア(グループB)
サモアがサモアらしかった唯一の試合、特に前半はパワーでスコッツを圧倒します。
しかし最後にモノを云ったのは、強豪相手に揉まれている試合経験の差でした。

⑤オーストラリア15-6ウェールズ(グループA)
ワラビ―スの堅守、と云うよりウェールズの決定力不足が露呈したゲーム。
特にBK陣の攻めが単調、怪我人続出で気の利いたプレーヤー不在が響きました。
対するワラビ―スは充実一途、現状打倒ABsの一番手です。

④オーストラリア33-13イングランド(グループA)
内容云々と云うより、待っていた結末が兎に角ショッキング。
後の無いイングランドが後手を踏み続け、見せ場を作るのが精一杯の敗戦。
ワラビ―スのしたたかささ、スクラムの改善が目立ったゲームでした。

③アイルランド24-9フランス(グループD)
確変モードを思わせるかの様な激しいタックルとブレイクダウンを見せたフランス。
しかし地力に勝るアイリッシュは慌てる事無く、キックを巧く使い分け試合の流れを手放しません。
緊迫したゲームも後半に入ると、次第に天秤はアイルランドに傾きます。
集中力と規律の乱れ始めたフランスに対しじわじわと差を広げ安全圏のスコアに。
最後は危なげなくゲームを纏めました。

②ウェールズ28-25イングランド(グループA)
死のグループの三つ巴戦第一ラウンド。
手の内を知り尽くした両雄だけあってPG応酬の固い展開、二転三転の僅差スコアでゲームは流れていきます。
残り10分を切り試合を決めたのは2つのキック、ロイドウィリアムズの芸術的グラバーとダンビガーのパーフェクトなPG。
80分通して緊張感の途切れない好ゲームでした。

①ジャパン34-32南アフリカ(グループB)
世界中満場一致、「ラグビー史最大のアプセット」。
「145」の悪夢以来、20年の歳月を経てユニオンの誇りを取り戻してくれました。
このゲームに関してはもう散々コメントしてますので、今更書く事も御座いません。
それに何百何千の言葉を並べようが、語り尽せない偉業ですしね。

と、こんな感じになりました。
グループ別には「グループA/3」「グループB/3」「グループC/1」「グループD/3」。
別の角度から見ると「ティア1-ティア1/4」「ティア1-ティア2/3」「ティア2-ティア2/3」と云う内訳になりました。
「死のグループ三つ巴」の3ゲームは何れも決勝ラウンド並みの緊迫感。
ジャパンを始めカナダ、ジョージアのティア2チームも好ゲームを見せてくれました。
逆に期待外れだったのはパシフィックアイランダー3国、あと予想通り期待外れだったのは毎度のイタリア。
オールブラックスはグループ内で実力が頭抜けている上に出来もやや低調、一つも入りませんでした。

あと個人的には2015大会を象徴する様な「ニュースター」が未だ現れていない様に感じました。
強いて云うならバーナード.フォーリーとイズラエル.フォラウのワラビ―ス勢、あとはミルナースカッダー(NZ)位。
スター候補最右翼のマイク.ブラウン(ENG)も消えちゃいましたし…。
そう云う意味では今回は世代交代の少ないワールドカップとも云えます。

寧ろ衝撃の大きさで話題を掻っ攫ったのは「Ayumu Goromaru」。
若しかすると今大会最大の「ニューカマー」は彼なのかも知れませんね。

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●RWC2015予選プール.トピックス「ベスト10」

えー、四年に一度の楕円球祭典「ラグビーワールドカップ2015」も予選プール終了。
今週末からは愈々強豪同士のガチ対決、ノックアウトステージに入ります。
そんな訳で本日は予選リーグ中に起こったニュースをピックアップ。
「.グループリーグトピックス」私的ベスト10なぞを挙げてみたいと思います。

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⑪(次点) TMO多過ぎ。
ピッチの全方位を映し出すカメラがレフリーの死角を完全に網羅、もう「こっそり」悪い事をする隙間はありません。
誤認トライや悪質ファールの見逃しが無くなったのは良い事ですが、プレーがブツ切りになり過ぎるのは一寸興醒めかも。

⑩充実のカナダ、イタリアとフランス相手に善戦するもあと一歩及ばず。
ティア2ユニオンとは思えない魅力的な展開ラグビーを見せたカナダですが、残念ながら金星には届かず。
ファンデルメルバとハーンを中心に、バランスの取れたチームでした。
しかしその充実を以てしてもルーマニアの8メンラグビーに敗れるのですから、ワールドカップで勝つ事は難しい…。

⑨今大会のジャッジング傾向、ペナルティの厳格化が益々顕著に。
ノットロールアウェイとネックロール、特に厳しく取られていました。
大会二週目に入ると、流石にティア1のチーム殆んどがジャッジに対応。
しかしティア2では順応出来ているチームとそうでないチームの差が如
実に現れていました。

⑧デヴィリアス骨折、WC二戦目にして無念のリタイア
ジャパン戦の汚名返上を期す矢先、サモア戦でまさかの顎骨折。
デュプレアに後を託しチーム離脱、代表引退となってしまいました。
怪我に泣かされ続けたボグスの苦労人スキッパー、お疲れさまです。

⑦「ワールドカップの悪魔」、ウェールズの次はアイルランドに憑り付く。
初のエリスカップ戴冠を狙うアイリッシュに、悪夢のWアクシデント。
予選プール最終日に主将と司令塔、チームの両輪がまさかの負傷退場。
下手をすると決勝ラウンドでオコンネル.セクストンを欠く最悪のシナリオです。
絶好のチャンスだったアイルランド悲願の初優勝、これで今回も厳しいか…。

⑥ジョージアもビックイーター、格上トンガから金星。
「ブライトンの衝撃」の陰に隠れてしまった感はありますが、こちらも番狂わせ。
予選プール3位フィニッシュで、目標の次大会出場権を手にしました。
前大会を上回るゴルゴゼの充実振りに、炸裂のパワーフィジカル、そしてリーサルウェポンのスクラム。
大差で敗れたとは云え、プーマス.ABsにも堂々の戦い振りでした。

⑤不振のパシフィックアイランダー3国、何れも2019の出場権を逃す。
死のグループに入ったフィジーは兎も角、トンガ.サモアもがグループリーグ4位。
オセアニア地区とプレーオフの予選フォーマット次第では、この3国のうち何れかが「2019RWC」に出場出来ない可能性も出て来ました。
只でさえテストマッチ数が少ない上に、ベストメンバーが揃うのが四年に一度。
矢張り現代ラグビーではチームの熟成期間が短いのは致命傷です。

④ジャパン、3勝を挙げるも決勝ラウンドに進めず。
ワールドカップ史上初、「グループリーグ3勝で予選プール敗退」となったジャパン。
「名誉有る敗退」に、おまけの勲章が付いた形です。
しかし贔屓目に見ても、選手層を考えれば予選プール4試合で目一杯。
選手も心身共に疲弊し戦い切った感で、もう糊代は残っていません。
ここから先の楽しみは「2019」迄取っとくと致しましょう。
「誇りを持てるユニオン」になったのは、自他共に認めている事ですし。

③「WCの悪魔」、今大会はウェールズに憑り付く。
大会直前の主力メンバー怪我人続出では収まらず、WCに入ってもコリー.アレンに始まり、スコット.ウィリアムズ、ハラム.アモス…。
更にプールマッチ最終戦でリーアム.ウィリアムズ迄もがチーム離脱。
ジョナサン.デーヴィスから数えると、BKだけで7人目のスコッドアウト、最早祟られているとしか思えません。
漸く「WCの悪魔」がアイルランドに乗り換えた気配も、払った代償が大き過ぎます。
この現有戦力でボグス相手に戦うのは厳しいかと…。

②ホスト国イングランド、屈辱のグループリーグ敗退。
イングランドにとっては「まさか」の結果も、グループの面子と対戦成績を考えれば有り得たストーリー。
「詰まらないけど固く勝つラグビー」をするにはFW陣の絶対的優位性も無く、「オールレンジ戦う」には創造力不足のBK陣。
確かに才能あるタレントは揃っていましたが、スコッド31名中WC経験者が7名と云う若さが露呈した形となってしまいました。
しかしグッズとビールの売り上げなど諸々の損失利益を考えると、ホスト国にとっては頭の痛い結果でしょうね。

①「ブライトンの衝撃」ジャパン、南ア相手に史上最大のアプセット。
多分どの国のメディアも「コレ」をヘッドラインのトップに置くでしょう。
つーか、オールブラックスがティア1下位~ティア2上位の国に敗れない限り、このアプセットを上回るニュースは出てこないと思います。
ワールドラグビーのHPでも、予選プール中にジャパンのニュースが途切れる事がありませんでした。
「ラグビー」と云う球技が続く限り、今後永久に語り継がれる事間違い無い偉業。
嗚呼、ライヴで見てて良かった…。
そして25年間ラグビーファンやってて良かった…。

と、こんな感じの「ベスト10+1」になりました。
身贔屓的視点では「ジャパン.サモアに完勝」「リーチ.予選ラウンド中のゲイン数トップ」「あの五郎丸が人前で号泣」なんぞも入れたかったのですが、一応「ワールドカップトピックス」と云う事で選外に。
尚、一位と二位以外、異論は多いに認めまする。

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2015.10.12

●プールマッチ終了

えー、「RWC2015.イングランド大会」も本日にて予選プール全試合終了。
ラストマッチのジャパン-アメリカ戦を観終え、すっかり日の明けた三連休最終日の早朝を迎えておりまする。

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予選ラウンド中の24日間は文字通り「ラグビー漬け」。
全40ゲーム中、ライヴ観戦数33/録画観戦6/録画済未観戦1、とタイトな日々を過ごしておりました。
四年に一度の楕円球祭典も、残す所処あと8試合。
尤もこれからが「ガチの」ワールドカップの始まりで御座います。

そんな訳で雀囀る爽秋の朝、これより床に就く私め。
取敢えず「昼夜逆転」のラグビーマッドな日々も一段落、にて。
オヤスミナサイ。

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2015.10.10

●「JPN-USA」プレビュー

えー、明後日は我らがジャパン、RWC予選プール最終戦「対アメリカ」戦。
本日そのメンバーが発表されました。

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1稲垣啓太 2堀江翔太 3山下裕史、
4トンプソン.ルーク 5アイブス.ジャスティン
⑥リーチ マイケル 7マイケル.ブロードハースト 8ホラニ龍コリニアシ
9田中史朗 10小野晃征
11松島幸太朗 12クレイグ.ウィング 13立川理道、14藤田慶和
15五郎丸歩

16木津武士 17三上正貴 18畠山健介 19真壁伸弥 20アマナキ.レレイ.マフィ
21ツイ.ヘンドリック 22日和佐篤 23カーン.ヘスケス

スタメンに今大会初出場のウイング/藤田が名を連ねました。
ウイングは怪我がなければ主戦扱いのCTB、そして米国に相性の良い藤田。
プールマッチも四試合目で出ずっぱりの選手は満身創痍、フレッシュレッグは貴重な戦力です。
「替えの利かない」選手達にとってはコンディション的に厳しいゲーム(特にリーチ.トンプソン.ブロードハーストのハードワークFW陣)、接戦になるとリザーブ投入のタイミングもキーポイントとなりそうです。

対するアメリカは南ア戦から中三日。
主力を温存していたとは云えダメージは残っているでしょう。
アタックオプションには特に怖さを感じないチームなので、今迄のディフェンス/ディシプリンを保ったゲームが出来れば失点は15点前後に抑えられる筈。
現状チームの力関係と勢い、培われたフィットネスとセットピースでジャパン優位は動かない所処です。

勝利への鍵は矢張り「内に有り」、まともなフィジカル戦で不利は否めませんのでハンドリングとタックルの精度が下がると危ういゲームともなりかねません。
ディフェンスでペナを犯さず粘っていれば恐らく相手側がミスしてくれますから、取れる所処ではしっかりPGスコアし、セットピースからのアタックで突き放すクレバーな試合展開を期待したいものです。
まぁ長年ラグビーファンをやっていると「25年」続いたネガティブ思考は中々払拭されないもの、アメリカ戦には2003年の苦い敗戦も記憶に新しく。
取敢えずは「マストウィン」のゲームプランで。

尤もこのゲームがベスト8に向けての大一番となるのか、消化試合となるのかは今夜の「スコッツ-サモア」戦の結果如何です。
スコッツ優位は動きませんが、僅かな他力本願に望みを掛けてのゲーム観戦。
その「運命のキックオフ」迄、あと5時間です。

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2015.10.06

●「JPN26-5SAM」 レビュー

えー、一寸遅くなりましたが、「ジャパン-サモア」戦のレビューになります。

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ジャパンのゲームプランがこれ以上無く「カタに嵌った」試合展開。
まさかワールドカップの大舞台で、これ程安心して観られる試合になるとは思ってもいませんでした。

前半40分は、ジャパンが完全にゲームを支配。
テリトリー75%/ボール保持70%と云う数字が全てを物語っていると思います。
接点では押し込まれる事無くマイボー確保、ハンドリングエラーも数える程、セットプレーは盤石(スクラムは圧倒)。
若干の判断ミスはありましたが、サモア側のミスでピンチには至らず。
が、それに反してスコアは硬直、前半7分にPGで先制するも「3-0」と僅かなリードの儘時間が流れていきました。
「敵陣でペナ貰うもタッチ選択」「取り切れそうで取り切れない」「狙ったイージーなPGを外す」と、優位に立ちながらもチグハグな攻撃が続きます。

「何時かゲームの流れがひっくり返るんじゃ無いか」とヒヤヒヤものの15分間でしたが、それ以上に乗り切れないサモアが自滅の形。
カレー券二枚(しかも両方FW)からスクラム圧倒、PTを貰い待望の追加点。
そして終了間際、ヤーマダの技有り「らしいトライ」と、難しいCG成功で「20‐0」。
この7点が試合の趨勢を7割方決める「大きい追加点」でした。

後半に入ってもゲームの流れは殆ど変わらず。
アタックでは順目にラックを繰り返せば、そのうち相手がペナを犯してくれます。
PG二本追加で58分には「26‐0」、残り時間を考えて勝利はほぼ手中。
あとは「ボーナスポイント狙い」に焦点が絞られたのですが、逆にジャパンもガス欠。
幾ら上手く戦ってたと云っても相手は武闘派ラグビーサモア、矢張りコンタクトで相当ダメージを受けています。
ラスト15分は両チーム共、試合後半の疲れと予選三戦目の蓄積疲労が表面化。
スタミナ切れのボクサー同士の殴り合いみたいな戦いとなり、手一杯の状態でのノーサイドとなりました。

サモアはキックオフからガンガン身体を当ててフィジカルで圧倒してくるかと思いきや、「格闘技」路線では無く「球技」路線のラグビー、何だかフツーのティア2チームみたい。
まぁその遠因となったのは前半6分の「幻のトライ」。
スコアこそ認められませんでしたが(フォワードパス)、試合早々ディフェンスを完璧に崩し切ったアタックは相当ショックを与えた筈です。
只でさえボグス戦の勝利で警戒を強めている中でのあの先制パンチ、サモアが必要以上にナイーブな戦い方になったのは否めません。

そんなサモアらしくない戦いをしているうちにゲームはジャパンペース、攻めてはハンドリングエラー、守ってはブレイクダウンで反則とイライラが募ります。
こうなるとパシフィックアイランダー特有の荒いプレーとムラっ気を抑え切れず、反則を繰り返した挙句にイエロー2枚。
後半に入っても悪い連鎖は止められず、結局サモアらしさは殆ど見られず終い。
「19」と云うペナルティの数が全てを物語っています。
多分、80分「何~んにもしてないまま」気付けばゲームが終わった、てな感じじゃないでしょうか。

あと後半ジャパンのゲーム運びについてですが(PG選択)、個人的にはあれで良かったと思います。
残り20分で3T3G差付けてたのは予想外(出木杉)でしたが、目に見えてフィットネスが落ちていましたし、元々コンタクトでは相手の方が優勢。
逆転されない点差にせよ、ゲームを〆に掛ったのは正解でした。
確かにスコッツ-サモア戦がドローになった場合にこの-1は響きますが、取敢えず当面最優先の目的は勝つ事。
「あの一勝」で勘違いしがちも、未だジャパンは圧倒的に格下なのですから。

尚、このゲームのMOMは五郎丸。
安易なPG二本外したのは減点ですが、まぁ文句無しの選出。
個人的には強気の突っ掛けが効き捲り、見事にラインを躍動させた小野コーセー。
相変わらず頭の下がる献身プレー、黙々と自らの職務を遂行するトンプソン。
ワールドクラスのペネトレート&鬼ワークレートのリーチの三名を次点に挙げときます。

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