トレラン リポ.e北都留.道志

2017.11.23

●「北都留三山+上野原里山群」縦走トレラン.その②

えー、先日11月6日の「北都留三山+上野原里山群」縦走記、続篇。
猿橋駅から百蔵山/扇山の二座を踏破し、山行中盤パートに突入。
扇山から浅川峠を経て権現山へと向かいました。

そんな訳での山行記その2、「扇山~権現山」篇+パノラマ山景集になりまする。

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【写真上】10:55、扇山到着。(Time/1:54:29 DST/9.06㎞)
本日のメインテーマ、「北都留三山」の二頂目。
百蔵山から約55分、思っていた以上に「早」「近」「楽」でした。

野芝に覆われた山頂は百蔵山以上に広く、まるで丘陵公園の様な和やかさ。
「秀麗富嶽十二景」に相応しく、富士や道志の見晴らしも秀逸です。

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【写真上】扇山より、南西の眺望。
朱橙に色付いた落葉樹を近景に、道志の山々と富士山。

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【写真上】同、淡青富嶽。
高く澄んだ秋空に「凛」とした佇まい、左右に弓引く美しいシルエット。
これで山頂が雪化粧していたら、「The 富士」ってな佳景だってでしょう。

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【写真上】11:00、扇山から浅川峠/権現山へと向かう山路を下ります。
取っ掛かりの幅広尾根は山路不明瞭な急斜面。
しかもこの時期は落葉が堆積し、踏み跡を完全に「消して」しまってます。
変な方向に下りて行かない様に方向を探りつつ、慎重に下山。

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【写真上】それにしても落葉が深い…。
一歩毎に「ガサゴソ」「パリバリ」、踝高に沈む足元。
急坂ダウンヒルも重なって結構な力馬場です。

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【写真上】尾根が細くなると一発目のコルに出ます。
ヤセ尾根に出ればロストの心配が無いので一安心。
地理院地図の下調べだと、扇山→曽倉山へは二つの小コルを挟みます。

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【写真上】緩やかな上り返しの小ピーク(P967)を一つ過ぎます。
も一つ同じ様なヤセ尾根鞍部を挟み、再び緩やかに上り返すと、

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【写真上】11:20、二つ目の小ピークが曽倉山。
幅広でなだらかな尾根上の小平地に、小っちゃく解り難い山名標有り。
山頂を意識してないと、知らずに通過してしまいそうです。

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【写真上】おっ、こっちにも曽倉山。
何故か少し離れた所処に、も一つ山名標。

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【写真上】曽倉山からは広尾根の緩やかな下り。
ユル~く間延びした幅広い尾根、景色の変わり映えしない落葉樹林帯。
しかも「落葉堆積」「踏み跡薄し」「下り山路」「コースサイン無し」。

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【写真上】あれ、意外と踏み跡がしっかりしてきた。
尾根を外さない様、路筋をトレースして下りていきます。

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【写真上】11:30、だがしかし…。
「こりゃ、間違ってるな…」
扇山~浅川峠へは約1.8㎞の距離、しかし2.4㎞を過ぎても峠に着きません。
どっかで正規の登山路を見落としてしまったらしく…。
仕方無いので曽倉山へ戻ります。

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【写真上】11:45、おっ、こっちに踏み跡伸びている。
曽倉山へ戻る途中、左手に路筋らしきものあり。
取敢えずココを下りてくと…、

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【写真上】今度は細尾根、引き続き踏み跡もあり。
しかしこのルートは途中で山路消失、またまた元の場所に引き返します。

山中でロストした際は「確実に現在地の解るポイントに戻る」のが鉄則。
楽しようとして無分別に動き回るのは傷口を広げただけでした…。
そんな訳で12:05に曽倉山へ戻り、慎重を期して再度下山を開始します。

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【写真上】やっと正規の登山路発見。
曽倉山から僅か3分、進行方向右手に山腹をトラバースするトレイルが枝分かれしていました。
結局この曽倉山~浅川峠間で、約1時間の迷子タイム…。

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今回の路迷い解説図。
山地図で「?」マークの付いているこの箇所、一応地理院地図で下調べしていたにも関わらずこの有様。
結論から云うと、尾根を「忠実」に下りていった事自体が間違いの元でした。

曽倉山から尾根を約150m進むと、右手側に尾根から山腹をトラバース気味に下りて行く山路があり、それが正規の登山路。
只、その周辺が踏み跡不明瞭な幅広尾根、しかも赤テープ/標識の類もありません。
「こりゃスルーしても仕方無いわ…」てな解り難さです。

しかも途中からしっかりとした踏み跡(恐らく旧作業路)が現れる「安心トラップ」付き。
距離的に少し「?」と思いつつ、間違いに気付くタイミングが遅れてしまいました。
まぁ二度目からは何て事無いルートですが、初踏破の場合「下調べ」は必須、コンパスも「必携」です。

尚、この扇山⇔権現山の縦走路ですが「浅川峠~権現山」間は路筋も明確で路迷いの危険性は全くありません。
しかし「扇山~浅川峠」間は全体的に山路不明瞭。
赤テープも一切無く、どーでも良い所処に指示標識が2つ(ヤセ尾根のコル部と浅川峠手前)設置されているだけす。
要するに「あんまり使うな」って事なのでしょうかね…。

尚、今回と逆ルート(浅川峠から曽倉山/扇山へ向かう)の方が、山路構成的に路迷いの心配は少ないです。
浅川峠から幅広尾根に乗り、尾根筋を外さず進めば直ぐに曽倉山。
曽倉山から先は特にロストしそうなポイントはありません。

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【写真上】明確になった山路の途中に道標板が立ってます。
近くには御丁寧に赤テープも結わえてありました。
コレって…「設置する場所、絶対に間違ってる!!!」

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【写真上】12:10、浅川峠通過。(Time/3:05:07 DST/14.25㎞)
約1時間/3.4㎞の路迷いを経てやっと到着。
フラストレーションと安堵感が入り混った、複座な心境です。
ルートミスの直後って気持ちが滅入り、モチベーション低下著しいんですよね…。
しかも此処から待っているのは、この日メインの上りパート。

さっさと権現山に着いてランチタイム、気持ちをリセットしよっと。

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【写真上】浅川峠から暫くは、緩~くなだらかな山路。
直ぐに上りパートに入るのかと思いきや、意外と走れるトレイルが続きます。

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【写真上】黄色く色付いた落葉樹林を愛でつつのラン。
梢間より暖かな陽光が射す、明るく朗らかなトレイルです。

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【写真上】雑木の自然林から檜の植林帯を通過。
穏やかな山路を進む事約15分、間も無く権現山への上りパート。

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【写真上】さーて、本格的な上りに突入。
中~急勾配の山腹を小さいスパンで蛇行登坂。

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【写真上】途中からはトラバース気味に高度を上げて行きます。

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【写真上】小尾根に出ました。
此処からは勾配もやや落ち着き、中斜面をダイレクトに上って行きます。

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【写真上】尾根に向かって坦々と高度を上げて行くと、

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【写真上】12:50、稜線に出ました♪。
浅川峠から約40分、本格的な登坂パートに入ってからは約25分。
そのどっしりとした頂稜からもっと急登かと想像していたのですが、意外とスンナリ尾根に出ました。
あとは平坦な尾根路を右手に5分程進むと権現山です。

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【写真上】12:55、権現山到着。(Time/3:47:01 DST/16.75㎞)
これで「北都留三山コンプリート」も、浅川峠の路迷いで予定CTを30分オーバー。
まぁこの位のタイムテーブル遅れなら、走りのペース次第で取り返せます。
そんな訳で予定通り、此処でランチレストを入れる事に致しました。

権現山山頂は然程の広さでは無いものの、兎に角見事なワイドパノラマ♪。
北面には奥多摩/奥秩父の重なり合う山々、南面には道志山塊を前衛に佇む富士山と、フルスクリーンの山景展望が広がっています。
流石「中央線沿線の北側最奥部」、そして「北都留三山の盟主」の面目躍如。

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【写真上】権現山からの見晴らし①、北面遠望。
中央に座す三頭山から右側に伸びる尾根筋は、高尾山まで続く笹尾根。
最奥には雲取山より奥多摩駅近くまで伸びる石尾根。
奥多摩で一.二を争う長大尾根の山々や奥多摩三山などが一望出来ます。

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【写真上】権現山からの見晴らし②、北西面遠望。
中央に見える重厚な尾根筋は奈良倉山~大マテイ山~狩場山と続く牛ノ根通り。
最奥には左に国師ヶ岳、中央右側に甲武信岳/三宝山/破風山/雁坂嶺と居並ぶ奥秩父の山々。

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【写真上】三頭山近景。
奥多摩三山の雄らしく、堂々とした佇まい。
右奥にちょっこり頂を覗かせるのは鷹ノ巣山、同.左奥には高丸山。

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【写真上】三頭山の左手(西側)には、飛龍山~雲取山と続く稜線。
左端に飛龍山、鋸状の三ツ山を経て、右に雲取山と小雲取山。
あの辺は勝手知ったる縦走路、馴染の山々が並んでいます。

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【写真上】三頭山の右手(東側)には、なだらかに伸びる笹尾根と石尾根。
手前中央のピーク感の無い頂が笹尾根の槇寄山。
その一つ奥の狭間にちょこっと頭を見せるのは砥山。
最奥に遠望出来る稜線は、鷹ノ巣山より水根山~城山~将門馬場~六ツ石山~狩倉山~三ノ木戸山と伸びる石尾根。

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【写真上】その東には奥多摩三山の御前山。
小さな鞍部を挟んで左手に支峰の惣岳山、その左奥の山影は川苔山。
手前の平べったい尾根筋は、数馬峠~笛吹峠と続く笹尾根。

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【写真上】権現山からの見晴らし③、北東面遠望。
中央には三頭山より長く穏やかに続く笹尾根の稜線。
左手には大岳山、右手には陣馬山が望めます。

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【写真上】奥多摩三山、大岳山。
山頂より右手に伸びるのが馬頭刈尾根、突起状の小ピークが富士見台。
左手前に見える丘陵状の頂は笹尾根の丸山。

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【写真上】浅間峠から熊倉山へと続く笹尾根。
尾根向こう正面に見えるのが高萱尾根、中央のピークが戸倉三山の臼杵山。

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【写真上】笹尾根東端部から奥高尾へ続く稜線。
左端に連行峰、中央やや右に陣馬山、その間に小さく覗く醍醐丸。

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【写真上】権現山からの見晴らし④、南面遠望。
真南に道志の山々が連なり、右手奥には霊峰富士。

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【写真上】道志山稜、南端の山々。
左より今倉山、御座入山、赤岩、中ノ沢ノ頭。
右端に大きく聳えるのが御正体山。 

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【写真上】左に鹿留.杓子山 右に倉見山を従えた富士山。
秋の淡青に透き通る様な、ライトブルーにグラデーション掛かった富嶽。

こうして「ランチを取りつつ」「写真を撮りつつ」30分のレストタイム。
1300m級の頂とは思えないマウンテンビューを眺めていると、@云う間に時間が過ぎていきました。
気付くとルートミスで凹んでいた気持ちもすっきり晴れやかに。
「今日は最高の山景日和だねっ♪」

と、こんな感じの「北都留三山+上野原里山群トレラン」山行記その②。
権現山からは雨降山/御林峠を経てコヤシロ山/要害山へと向かいました。
つづく。

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2017.11.22

●「北都留三山縦走+上野原里山群」トレラン.その①

えー、今月月初11月6日は中央線沿線へトレラン行脚。
今回は猿橋駅をスタートし、百蔵山/扇山/権現山の北都留三山を縦走。
権現山からは主稜線を二本松に東進、御林峠/鏡渡橋/山風呂を経由して上野原の里山五座を巡って参りました。

因みにこの日のメインテーマは以下の三点。
①に北都留三山コンプリート。
②に冠雪富士と道志/前道志や笹尾根/奥多摩の山景眺望。
③に紅葉を愛でつつのトレラン。
日没時間が早くなり距離を踏めなくなる時期になりましたが、代わりに「晩秋ならではの楽しみ」を持って山に入るのもトレイルランの醍醐味です。

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前月の前道志山稜縦走に続いて、今回の山行も全て初踏破コース。
やっばり「お初」のトレイルは新鮮味があってワクワクするものです。

そんな訳での山走記その1、「猿橋駅~百蔵山~扇山」篇になりまする。

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【写真上】8:45、猿橋駅到着。
丁度一ヶ月前にも訪れたばかりのサルハシ駅。
前回は「上野原駅→猿橋駅」の前道志縦走でしたが、今回は逆のパターンで北都留三山と上野原里山群を走破します。

所処でこの日は、何時もに較べ可也遅めの山行スタート。
今回のコースは特にハードな登坂区間や激下りも無く、ディスタンスも32㎞程度。
これでも結構「余裕持たせ」のタイムテーブルです。

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【写真上】アップを終え、9時に山走開始。
駅北口から国道20号に出て右を進みセブンイレブンを左折、中央自動車道を頭上に宮下橋と百蔵橋を渡ります。
正面にはこの日の一発目ピーク、百蔵山。

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【写真上】宮下橋より、これより向かう二座。
この日は絶好の山行日和、エナメル彩の様な秋晴れが空一面に広がっています。
百蔵山から扇山への稜線がクリアに望めました。

こりゃ富士山や秋川/道志の山景パノラマもソートー期待出来そうです♪。

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【写真上】同、橋下は見事な紅葉風景。
美しく色付いた色取り取りの樹々と、深碧に澄んだ桂川川面。
暖寒色のコントラストが見事で、錦秋の彩りが一層映えて映りました。

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【写真上】百蔵橋より、正面に望む百蔵山。
「宮下橋」「百蔵橋」といきなり目を奪われるビュースポット連発。
もっと落ち着いて撮影したいのですが、スタートしてからまだ「3分」。
後ろ髪引かれつつ、先を急ぐ事に致しました。

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【写真上】岩殿山の眺めも見事。
山の南面は天然の断崖要害、如何にも「お城」作りたくなる岩山ですよね。

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【写真上】猿橋駅からトレイルヘッドへは約2.8㎞。
ちょい長めのアプローチ、緩い上りのアスファルト車道を進んで行きます。

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【写真上】9:15、一発目の車道分岐。
大月市総合グラウンド/百蔵山登山口BSの三叉路。
此処は左手を進みます。

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【写真上】この辺りから、少し上り勾配が増して参ります。
駅から登山口へは幾つも標識が立っており、迷う事は無いでしょう。

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【写真上】9:20、もう一つ分岐。
「右に進んでも百蔵山」「左に進んでも百蔵山」、百蔵山周遊コースの起点/終点となるポイント。
水場に立ち寄りたいので、この日は左手コースをチョイスします。

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【写真上】道幅が狭まり民家が途切れがちになると、間も無く登山口。

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【写真上】9:25、トレイルヘッドに到着。(Time/25:17 DST/2.75㎞)
和田美術館の二脚門前が山路取り付き。
猿橋駅から約270mの高度上昇、舗装道でこれだけ標高稼げるのは助かります。

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【写真上】取り付きから1~2分で百蔵山水場。
この日の山行ストックは此処で補充。
水量は豊富過ぎるほど豊富、まぁ夏場でも涸れる心配は無いでしょう。

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【写真上】暫くは薄暗い檜林を進みます。
登山口から百蔵山へは総じて与し易いヒルクライム。
山腹を大きく蛇行した山路取りなので、緩~中勾配基調の上りとなっています。
ゴロゴロ散乱する浮石が小うるさい程度。

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【写真上】9:40、中腹の展望地。
檜林帯を上り切ると樹々の影が切れ、空の広がる踊り場に出ます。
標高800m弱ながら見事な見晴らし、特に前道志/道志方面は展望を遮る樹々も無くワイドなパノラマ風景が広がっていました。

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【写真上】展望地より、南面の眺望。
眼下には桂川と大月市街、正面には前道志と道志山稜。
一ヶ月前に辿って来た山々が一望の元に見晴らせました。

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【写真上】倉岳山。
あそこは立野峠からの上りがキツかった…。

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【写真上】高畑山と大桑山。
あの辺りは比較的マシなアップダウンでした。

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【写真上】九鬼山から馬立山~御前山~神楽山と連なる山々。
あの辺りは快適なトレイル、御前山からのパノラマは見事でした。

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【写真上】富士山もクリアに望めます。
倉見山と菊花山を前衛に従えた富嶽。
冠雪した白い鉢頂を見るには時期が早かった様で、ちょい残念。 

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【写真上】展望地からは林相が一変。
陽光の射し込む落葉樹林帯、明るく朗らかな登山路です。

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【写真上】9:50、稜線分岐に出ました。
「えっ、もう上りパート終わり?」。
登山口から約1.2㎞/25分、簡単過ぎて却って肩透かし食ったくらいです。

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【写真上】尾根に出ると、平坦基調のアカマツ林トレイル。
小走りで10分程進んでくと、

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【写真上】10:00、百蔵山到着。(Time/58:43 DST/4.76㎞)
「広々とした山頂」「立派な山名標やベンチも有り」「展望良好」。
そして「アクセスも楽チン」と四拍子揃った山頂。
登山入門者やお子様連れのピクニックハイクには最適の山、と云った感じです。

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【写真上】百蔵山からは南面の展望が利いています。
でも梢枝のある分、さっきの展望地の方が眺めはイイかな。

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【写真上】枝間富士。
コレはコレで晩秋っぽくてイイ鴨。

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【写真上】百蔵山から1~2分下ると、コタラ山分岐。
右は猿橋駅方面へと下る百蔵山周回コース、扇山へは左を進みます。

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【写真上】分岐からは山頂直下の急坂パート。
距離は短いですがソコソコの勾配、一部露岩の目立つ箇所もあります。

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【写真上】急坂を処理すると、暫くはフラットトレイル。
うん、中々イイ感じのトレランパート。

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【写真上】「パリパリ」と落葉を踏み締めてのラン。
この間、コタラ山を右に巻く山路取りとなりますが、大した勾配は無し。
つーか何処でコタラ山を巻いてたのか解りませんでした。

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【写真上】10:15、@云う間に宮谷分岐を通過。(Time/1:14:01 DST/6.24㎞)
百蔵山~扇山の鞍部に当たる場所。
どっちから来ても此処が上り返しの目安ポイントとなります。

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【写真上】宮谷分岐を過ぎても、暫くは穏やかなトレイルが続きます。
多少緩急を付けた上り基調となりますが、「登坂してる」と云う感じは希少。
途中に長尾峰(P800)を越え、カンバノ頭(P818)を巻いているらしく。

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【写真上】10:35、この辺りからが本格的な登坂パート。
大久保山/扇山に向けてヒルクライムの始まり。

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【写真上】だらだら~とした長い上り。
特に急坂と云う感じでは無く、直登/蛇行織り交ぜた中坂が続くイメージ。

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【写真上】左手北東には、樹間より覗く権現山。
北都留三山の中で最も深山部に座すピーク、次の次に向かう頂です。
浅川峠からあそこへの上りの方が大変そうだな…。

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【写真上】おっ、やっと空が見えてきた。
ダラダラとした上りを終えたピークが大久保山。

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【写真上】10:50、大久保山通過。(Time/1:48:27 DST/8.51㎞)
扇山への上りパートは実質これで終了。
此処から扇山へは目と鼻の先です。

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【写真上】大久保山のコルを経て扇山へ。
大久保山から扇山へは幅広尾根の穏やかなトレイル。
木漏れ日の射す気持ちの良い山路を少し上ると、

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【写真上】10:55、扇山到着。(Time/1:54:29 DST/9.06㎞)
百蔵山以上に広々とした山頂は、野芝に覆われ穏やかな雰囲気。
中央線沿線でも有数の人気を誇る山らしく、立派な山名標や沢山の丸太ベンチが設置されていました。

と、こんな感じの「北都留三山+上野原里山群トレラン」山行記その①。
扇山からは浅川峠を経て権現山に向かいました。
つづく。

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2017.11.08

●前道志山稜縦走トレラン.その⑤

えー、先月は10月10日の「前道志縦走」トレラン記、最終篇。
上野原駅をスタートし鶴島御前山~九鬼山の前道志山稜をコンプリート。
九鬼山からは馬立山/御前山/神楽山を経て下山、〆となりました。

そんな訳での山走記その5、「紺屋休場~猿橋駅」篇になりまする。 

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【写真上】14:25、紺屋休場を通過
九鬼山~札金峠間の中間地点にある尾根上の小平地。
西側の展望が開けており、休憩には最適なポイントです。

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【写真上】紺屋休場より、西面の眺望。
コレが結構良い構図、高川山を中央に笹子川周辺の人気山が「揃い踏み」。
左より本社ヶ丸と鶴ヶ鳥屋山、高川山を挟んで右に笹子雁ガ腹摺山とお坊山、右端には大きく滝子山。

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【写真上】紺屋休場から小鉄塔の脇を通過。

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【写真上.下】絶好のランパートが続きます♪。
九鬼山~紺屋休場~札金峠への2㎞区間は殆ど走りっ放しでオケー。
緩やかな下りトレイルをスタコラ駆けてくと、

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【写真上】14:55、@云う間に札金峠。(Time/6:20:43 DST/26.01㎞)
山合の谷地形鞍部に位置、檜林と松が鬱蒼と繁る薄暗い峠です。

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【写真上】ココ、九鬼山からの北進ルートだと少し迷うかも。
札金峠から右手山腹にトラバース気味の踏み跡がありますが、札金沢/漆原へと下りて行く作業路なので×。
赤テープが結わえてある正面(真北)を上ってくのが正解です。

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【写真上.下】札金峠からは馬立山への上り。
檜林から広葉樹の雑木帯へ、1.1㎞で高度を210m上げる直登パート。
尤も特筆する急坂では無く、ホドホドの中勾配が続きます。

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【写真上】15:15、馬立山通過。(Time/6:41:25 DST/27.18㎞)
縦走路中の通過点と云った感のピーク。
取り立てて何も無いので、ちゃっちゃと先に進みます。

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【写真上】馬立山から御前山へは概ね下り基調。
穏やかな勾配はありますが、然して気にならないレベル。

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【写真上】15:23、沢井沢ノ頭を通過。
途中、小さな上り返しにある一ピーク。
馬立山以上に何のコメントも無し、ちゃっちゃと御前山に向かいます。

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【写真上】沢井沢ノ頭付近にて。
樹間より覗くのは、これより向かう御前山。
絵の通り、一回下り切った鞍部から少し上り返す行程となります。

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【写真上】馬立山/御前山の鞍部付近では、時折北西の展望が覗けます。
眼下には菊花山、奥には小金沢連嶺。

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【写真上】岩壁の露出する山容が特徴的な岩殿山。
奥には宮地山、最奥の稜線は楢ノ木尾根。

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【写真上】大月駅方面の分岐を二度程分けると御前山。
鞍部からの上り返しは緩やか勾配、大した事ありません。

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【写真上】15:35、御前山到着。(Time/7:01:30 DST/28.55㎞)
ゴツゴツとした露岩に覆われた山頂は抜群の展望。
700m級低山とは思えないパノラマが東面180度に広がっており、これ迄辿って来た前道志の山々が一望の元に見晴らせました。

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【写真上】御前山より、真南の眺望。
直近一時間前より辿って来た山々。
手前より雁行形に並ぶ沢井沢ノ頭/馬立山、山間を挟んで九鬼山。
空気が澄んでたら、ホントは中央奥に富嶽が望める筈なんですけどね。

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【写真上】同、南東の眺望。
大桑山~桐木差山~遅沢山~大ビラ山と続く前道志山稜.西端部。
最奥には道志山稜の山々もはっきりと望めます。

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【写真上】同、東面の眺望。
御前山から高柄山~大丸~矢平山と続く、前道志の東端パート。
7時間前にはあの辺りをヒーヒー云って上ってました。

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【写真上】前道志と道志、並列の図。
中央の尾根筋は前道志西端部のズーム。
P830-P871(遅沢山)-大ビラ山-P900-P914と連なる極悪アップダウン。
その奥には今倉山~御座入山~赤岩~中ノ沢ノ頭~二十六夜山と続く道志山稜。
あっちにトライするのは来年6月頃の予定です。

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【写真上】南東方面、ちょいズーム。
中央左の支尾根頂は今回踏まなかった鈴ヶ尾山、右には桐木差山と高指。
奥には赤鞍ワラビタタキ~赤鞍朝日山~岩戸ノ峰~ブドウ岩ノ頭~菜畑山の道志山稜中核部。

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【写真上】南東方面、その左側ちょいズーム。
右に大桑山、その左横にちょい頂を覗かせる高畑山、左に倉岳山。
あの辺のアップダウンもキツかったな…。

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【写真上】真東方面、ちょいズーム。
少し薄靄が掛っていますが、御前山~高柄山と続くこの日の序盤パート。

と、御前山からは見事な迄の「前道志山稜」見晴らし。
目に映る山々の殆どが辿って来た山々ばかりですから、そりゃ感慨も一入です。
この日のタフな山行も、何だかこれで報われた気が致しました。

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【写真上】さーて、この日の山行も〆間近。
クマザサブッシュのトレイルを下って行くと、

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【写真上】15:50、猿橋駅/神楽山の分岐。
神楽山は縦走路からちょい外れた所処に座してます。
折角なので寄り道して踏んでく事に。

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【写真上】分岐から3分掛らずに神楽山。(Time/7:08:37 DST/29.07㎞)
樹林に覆われ展望無し、アンテナが立ってるだけの地味頂。

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【写真上】神楽山からはショートパートの岩場有り。
ま、トラロープ無しでも大丈夫なレベル。

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【写真上】雑木林から杉/檜の混成林を下ってくと…、

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【写真上】おっ、下界が見えて来た。

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【写真上】16:05、御前山/九鬼山登山口通過。(Time/7:23:28 DST/30.27㎞)
あとは猿橋駅まで舗装道、クールダウン的にのんびりジョグ。

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【写真上】左手に百蔵山と扇山を眺めつつのラン。
北都留三山はこの翌月(11/6)に走りに行ったのでした。

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【写真上】16:10、猿橋駅とーちゃく、フィニッシュ。
いゃあ、今日は本当に疲れました。
因みにこの日の山行スタッツは以下の通り。

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走行距離/7:27:56 走破距離/31.02㎞(うちロード3.8㎞)

獲得標高/上昇3050m 下降2789m

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上記CT表と標高グラフが物語る様に、非常にタフなトレランとなりました。
「上って↗」「上った分チャラする下り↘」「で、また上る↗」の繰り返し。
各区間毎のスタッツを見ても、「上りのみ」「下りのみ」のパートが殆どありません。
1000m未満の低山尾根路とは思えないハードな修行縦走。
否々、寧ろ典型的な里山低山の山行パターンと云うべきでしょうか。
個人的には「新矢野峠~高柄山~矢平山」と「立野峠~倉岳.高畑山.大桑山」、そして「鈴ヶ音峠~高指~富士見平」のパートが辛く感じました。

特に中盤の倉岳山/高畑山から九鬼山へは、主だった人気山や展望地も無し。
地味ピーク/無名ピークが連続するアップダウンにメンタルも折られっ放しです。
若しも夏場にトライしていたら「暑さ」と「水不足」で、早々にショートカットリタイアしていた事でしょう。
取敢えず何とかモチベを維持しての走破 踏破、率直な感想は
「ホントに今回は走れなかった…」

山行距離僅か31㎞で獲得標高が3000mを越える低山尾根路ってのも異例。
メジャーコースを物差しとして例に挙げると、
「高尾山口~陣馬山ピストン(稲荷山コース使用)」約28㎞で1800m。
「ハセツネ30K(2016年版コース)」約33㎞で1750m。
「奥多摩駅~石尾根~雲取山ピストン(巻き道通し)」約41㎞で2900m。

因みにこの前道志山稜縦走、上野原/猿橋のどっちからスタートした方が楽かと申しますと、「猿橋→上野原ルート」の方がマシかと思われます。
中盤の「矢平山~倉岳.高畑.大桑山~突坂峠」パートは五十歩百歩ですが、序盤の「上野原駅~鶴島御前山~高柄山」と「猿橋駅~九鬼山~鈴ヶ音峠」を比較すると後者の方が圧倒的に楽。
累積標高も250m位少なく見積もれます。
但し激下りで「膝ガタガタ」になる恐れはありますが…。

と、金輪際トライしたくない前道志ですが、其処はマゾヒステックな山走屋の性。
多分1~2年後にはまた「リベンジ走」してるんでしょうね。
でも今度は猿橋駅スタートにしよっと。

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【写真上】17:10、何故か京王高尾温泉「極楽の湯」。
中央沿線には駅チカの手頃な♨がありません。
仕方無いのでJR高尾からスイッチバック(笑)、高尾山口で下車したのでした。
しかし高尾山登って無いのに此処に来るって、カナーリの少数派でしょうね。

と、こんな感じの「前道志山稜縦走トレラン」五部作の終。
次の山行は11月初旬、北都留三山と上野原里山を組み合わせてのプランを予定しています。
…つーか3日前に行ってきました。
おしまい。


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2017.11.07

●前道志山稜縦走トレラン.その④

えー、先月は10月10日の「前道志縦走」トレラン記、続々々篇。
上野原駅をスタートし鶴島御前山~高柄山~倉岳山~高畑山~大桑山と踏破。
突坂峠/鈴ヶ音峠から前道志の西端となる九鬼山へと向かいました。

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そんな訳での山走記その4、「突坂峠~九鬼山」篇になりまする。 

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【写真上】13:00、突坂峠を通過。(Time/4:43:43 DST/18.86㎞)
突坂峠から鈴ヶ音峠の取り付きへは、暫く舗装林道を進みます。
送電線に寄り掛かった倒木が、除去されず横倒しになっていました。

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【写真上】鎖場ゲートの三叉分岐。
チェーンを越えて直進、左折すると大月ガーデンゴルフに下りてっちゃうので注意。
「鎖=一般車両通行禁止」「赤テープ=登山道の表示」な訳です。

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【写真上】13:05、鈴ヶ音峠の山路取り付き。
チェーンゲートから舗装道をワインディング、少し上った所処。
ガードレールの切れ目がトレイルヘッドです。

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【写真上】入口には矢羽標識。
コレが無いと通り過ぎるトコでした、危ない危ない。

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【写真上】取り付きから暫くは緩~中勾配の上り。
「山路明瞭」も「倒木多し」、大桑山の西稜パート以上に荒れてます。
特に鈴ヶ音峠~高指の間は、荒廃とした感じの登山路です。

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【写真上】13:20、桐木差山通過。(Time/5:03:32 DST/20.38㎞)
特にコメントも無い地味山、つーかあんまり「山」つー感じも致しません。

しかし5時間掛かってやっと20㎞って「今日はどんだけ走れてないんだ…」。
そんな低調なランピッチをに反して、この時点で獲得標高2300m超え。
1000m未満の低山尾根路でこの数値、エグいアップダウンを雄弁に物語ってます。

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【写真上】小さな矢羽標識。
鈴ヶ音峠~九鬼山間には小っさい私設道標が幾つかあるだけ。
ま、ロストしそうな箇所は無いので不都合はありません。

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【写真上】トレイルを防ぐ倒木の数々。
「跨いで進むか」「迂回して進むか」は貴方のお好みで♥。

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【写真上】山路は荒れているものの、勾配自体は穏やか。

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【写真上】13:25、高指(高指山)です。(Time/5:08:18 DST/20.69㎞)
桐木差山から約0.3㎞、朽木帯の小ピークが高指。
鈴ヶ音峠からの合算でも1㎞強、意外とスンナリ到達です。

しかしココからが「前道志西端パート」、本当の苦行の始まりなのでした…。

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【写真上】解っちゃいたけど「嗚呼(溜め息)…」。
例に由ってのアップダウン、∞ループが始まります。

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【写真上】下って、上り返して、下って…。
「高指→九鬼山」間の山地図コースタイムは2時間、トレランなので4割CTで見積もっても約50分の行程。
その3.3㎞区間、上り基調のアップダウンが延々と繰り返されます。

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【写真上】数度の登下降を経て、ススキのブッシュ帯を通過。
夏場だと「ヤブ漕ぎ」必至の場所だな、こりゃ。
ココを上り切るとP871峰.遅沢山、細やかなベンチの置かれた展望地です。

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【写真上】遅沢山通過。
うーん、ココで未だ「高指→九鬼山」の半分行程。
山名標を探すのも面倒臭く、先を進みます。

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【写真上】嗚呼、もうアップダウンぱ飽きた…。
区間中盤は害獣ネットとランデヴー。
まぁ網沿いに進んどきゃルートミスの心配も無いですから、便利っちゃ便利。

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【写真上】更に無名ピークのアップダウンを繰り返します。
鈴ヶ音峠から九鬼山へは718m→958mと、240mの高度上昇。
しかし実際の獲得標高は上昇500m強(下降300m弱)と、倍以上の数値です。

うーん、確かに計算は合ってるのだが…。
「もう勘弁して下さい」

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【写真上】14:05、大ビラ山通過。
P900のドマイナーピーク、運良く山名標を見付けられました。
でもココまで来れば、九鬼山へはあと1㎞ちょい。

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【写真上】しかしアップダウンはまだまだ続きます。
大ビラ山からは明確な小ピークを二発処理。

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【写真上】左手眼下に大旅川沿いの集落を望む。
樹間より覗く山村風景が一服の清涼剤…、にもなりません。
「嗚呼、この区間早く終わって欲しい…」。

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【写真上】トレイルもずーっとこんな感じ。
行く手を遮る倒木も多く、迂回するのが鬱陶しい…。
この荒行コース、唯一の救いは殆ど一本道で路間違いの心配が無い事。
若しもこんな所処でロストしたら…、「進むも地獄」「戻るも地獄」の典型です。

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【写真上】おっ、何だか終わりの気配。
P914を越えると、トレイルは緩やかな直登路に変化。

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【写真上】笹の林床が目立ち始めると、修行パートも終わり間近。

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【写真上】1420、「やっと終わった~」
杉山新道と合流、富士見平(久美山)に出ました。

今回の「前道志縦走.西進ルート(上野原駅→猿橋駅)」で一番キツかったのが、この「鈴ヶ音峠~富士見平」の区間。
特に高指以降のアップダウンが激しく、幾つピークを越えたのか解らない位です。

登下降の数値的には「新矢野峠~高柄山~大丸~矢平山」「立野峠~倉岳山~高畑山~大桑山」の方が厳しいのですが、疲れを倍化させたのが「展望無し」「目的ピーク無し」「荒れた林相の樹林帯」と、面白味皆無な山路シチュエーション。
体力面に加えメンタル面の疲労が激しく、モチベーション維持の辛いパートでした。

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【写真上】富士見平から九鬼山へは目鼻の距離。
平坦トレイルをちょい進むと、

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【写真上】14:25、九鬼山到着。(Time/6:01:54 DST/24.02㎞)
やっとの事で「前道志コンプリート♪」。
いゃあ、ホントにキツい低山尾根縦走だった💀…

今回のお題目「前道志山稜」縦走は此処で達成したし、疲労度的にもこのまま禾生駅へ下山したい気分。
でも「時間は余ってるし」「殆んど走ってないし」「此処から先は楽になりそうだし」。
予定通り馬立山/御前山経由で猿橋駅に向かう事と致しました。

でもその前にちょい休憩。
10分程のパノラマレストで心身の疲れをプチリセットします。

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【写真上】九鬼山より望む富士山。
この日の富嶽はずーとこんな感じ、結局鉢頂は見れず終い。
残念ながら「爽秋の富士見日和」とは参りませんでした。

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【写真上】同、北西の眺望。
左端の滝子山よりハマイバ丸/大蔵高丸/湯ノ沢峠/白谷丸/黒岳/牛奥ノ雁ガ腹摺山/小金沢山と連なる南大菩薩連嶺~小金沢連嶺。

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【写真上】同、北面の眺望。
左に百蔵山、中央に権現山、左に扇山の北都留三山。
左手最奥には三頭山の頂も望めました。

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【写真上】同、北東の眺望。
なだらかな稜線の笹尾根 、中央に熊倉山.生藤山.連行峰。

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【写真上】14:40、小レストを終え山行再開。
九鬼山直下の急坂には、一部ロープ場のプチ露岩帯。
まぁ鶴島御前や矢平山に較べりゃ距離は短く軽難度。
トラ縄無しでもオケーなレベルです。

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【写真上】急坂を終えると、快適なトレランパート。
下り基調のフラットコースが札金峠まで続きます。
こんなに纏まったラン区間は、この日初めて♪。

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【写真上】尾根巻きの片斜トラバース路。
路肩が一寸脆いですが、安全運行ならフツーに走れます。

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【写真上】14:50、紺屋休場を通過。
尾根上の広々とした踊り場。
西面の展望が広がっており、丁度良い休憩地です。

と、こんな感じの「前道志縦走トレラン」山行記その⑤。
九鬼山/紺屋休場からは馬立山~御前山~神楽山を経て下山。
猿橋駅にてフィニッシュとなりました。
つづく。

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2017.11.03

●前道志山稜縦走トレラン.その③

えー、先月は10月10日の「前道志縦走」トレラン記、続々篇。
上野原駅をスタートし鶴島御前山~高柄山~大丸~矢平山~立野峠と踏破。
倉岳山/高畑山/大桑山の三頂を経て、鈴ヶ音峠方面へと向かいました。

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そんな訳での山走記その3、「立野峠~突坂峠」篇になりまする。

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【写真上】11:15、水場を往復して再び立野峠。 (Time/3:31:28 DST/14.21㎞)
この立野峠~倉岳山~高畑山のコースは前道志で一番の人気エリア。
扇山/百蔵山/高川山/九鬼山などの「駅チカ山」に較べると登山者数は落ちますが、中央沿線山域のハイクコースとしてもポピュラーなルートです。
三連休明けの平日にも関わらず、約15組のハイカーと出会いました。

因みに「鶴島御前山~高柄山~立野峠」間で見掛けた登山者は「0」。
序で云うと「大桑山~鈴ヶ音峠~九鬼山」の間でも「0」でした。

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【写真上】立野峠から倉岳山へは約200mの高度上昇。
例に由って檜と雑木の混成林を直登、取っ掛かりから急坂が続きます。

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【写真上】最初の急坂を終えると、一旦斜度が緩みます。
この間、小ピークを2つ越えて行きます。

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【写真上】で、倉岳山直下に突入。
斜度だけで云うと前道志の中でも最強レベル。
可也の急斜面、つーか上の方が「逆弓なり」に反り上がって見える…。

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【写真上】流石にココは直登無理…。
途中から左手側に山路が流れ、やや巻き気味の登坂路となります。
それでも急坂であるには変わり無し。

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【写真上】でも、やっぱり最後は直登。
嗚呼、やっと山頂が見えて来た…。

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【写真上】11:35、倉岳山通過。(Time/3:49:32 DST/15.19㎞)
前道志の最高峰(990m)は、秋川山系の中で一番の展望を誇ります。
明るく広やかな頂は休憩するのに持って来いの頂、多くのハイカーさんが屯されておられました。

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【写真上】倉岳山より、南西の眺望。
前衛に二十六夜山と鹿留.杓子山を従えた富嶽。
中々良い構図なのですが富士の頂は笠雲に隠れたままでした、残念。

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【写真上】同、北面の眺望。
扇山を中央に、奥には上野原から佐野.松姫峠へと続く稜線。
中央右奥の小さな突起頂が権現山、扇山を挟んで左手には麻生山と三ツ森北峰。

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【写真上】同、北西には小金沢~南大菩薩連嶺。
左端より大蔵高山 鞍部の湯ノ丸峠を挟んで白谷丸と黒岳、山頂に雲が掛かっているのが牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山。
尾根が重複して解り辛いですが、その手前には雁ヶ腹摺山。

約3分のパノラマタイムを終えると、足早に倉岳山を下山。
ランチレストの予定地、高畑山へと向かいました。

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【写真上】倉岳山から穴路峠へは大した難路は無し。
山頂直下の一部を除けば比較的与し易い下り。
そして前道志としては極めて珍しく、「上り返し」が一つもありません。
ま、逆に云うと穴路峠からは「上り一辺倒」なんですけどね。

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【写真上】11:45、穴路峠通過。(Time/3:58:05 DST/15.97㎞)
この日の山行、取敢えずの中間ポイント。
しかし16㎞を4時間近く掛かっての踏破って、殆ど走れてない証拠です…。

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【写真上】穴路峠を過ぎると、北面展望の開けた箇所有り。
北都留三山揃い踏みの図。
あの山々は11月中に走りに行く予定です。

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【写真上】11:50、穴路峠から5分程て天神山。
ピーク感の殆ど無い、尾根上の小頂。
秀麗富嶽十二景の倉岳山/高畑山に挟まれた、マイナーピーク扱いの山。
しかし富士山こそ見えないものの、北都留三山などの北面展望が利いています。

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【写真上】天神山より、百蔵山近景。
左奥には楢ノ木尾根の二峰、泣坂ノ頭(左)と大峰(右)。

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【写真上】同、扇山近景。
その名の通り、ででーんと幅広い尾根を広げる特徴的な山容。
右奥には権現山、左奥には麻生山。

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【写真上】天神山から高畑山へと向かうトレイル。
明確な小ピーク/アップダウンは一発のみ。

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【写真上】あとは穏やかなトレイルが続きます。
「このまま高畑山に着かないかな~」なぞと思いつつの山行。
しかしそんな虫の良いハナシは…、勿論有りません。

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【写真上】で、高畑山直下の登坂パートに突入。
倉岳山と高畑山の標高は殆どトントン。
つー事は、やっぱり下った分は上らねばならないのでして…。

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【写真上】ソコソコの中急坂が続きます。
けど立野峠~倉岳山の急坂に較べれば、距離/勾配共に全然マシ。
標高自体も100m程度上がるだけです。

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【写真上】12:05、高畑山到着。(Time/4:16:01 DST/17.12㎞)
同じ秀麗富嶽十二景の倉岳山に較べると、手狭で展望の限られた頂。
これなら倉岳山でもっとゆっくりしときゃ良かった、てな感じです。

取敢えず此処で予定のランチレスト、日陰を探して腰を下ろします。

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【写真上】高畑山からは南西の展望が開けているのみ。
でもその真正面には富士山、富嶽十二景に選ばれている所以です。
前衛の二十六夜山と鹿留.杓子山ははっきりと見晴らせましたが、湿度と棚雲で富士は朧に窺える程度でした。

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【写真上】12:30、25分のレストタイムを終え山行再開。
高畑山からは中勾配の下りを経て緩やかなトレイルに。

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【写真上】12:35、高畑山~大桑山間にある岩稜。
長さ15m程の露頭岩橋、一応右側にはロープ場の迂回路があります。
しかしこのアングルで写すと、何か「寝ているモアイ像」みたい。

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【写真上】右も左もスッパリと切れ落ちてます。
尤も高度感は殆ど無く、岩路自体も足場の安定した平坦面。
ま、「猫の子渡し」ってレベルの岩場ですね。

この後、小ピークを一発挟んで大桑山直下の上りに入ります。

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【写真上】大桑山直下の上りパート。
高畑山と大桑山の標高は殆どトントン。
つー事は、やっぱり下った分は上らねばならないのでして…。

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【写真上】距離こそ短いものの、直登の中急坂。
もう何十回目になるでしょう、ピークから一度標高を下げてからの上り返し。

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【写真上】12:45、大桑山通過、(Time/4:30:19 DST/17.93㎞)
高畑山に較べ小広い頂も、代わりに展望は全く無し。
やっばりこの周辺で休憩するなら倉岳山がベストですね。

これで前道志山稜の中央パート、三頂をクリア。
標高自体も倉岳山(990m).高畑山(982m).大桑山(980m)と稜線のピークエリアです。
しかし標高の高さが走破難度の指標にならない前道志。
アップダウン苦行の醍醐味(?)は、この後にも「たっぷり」と味わえるのでした…。

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【写真上】大桑山直下の下り。
直下の短い急坂を過ぎると、あとは一定斜度の続く中勾配の下り。
露岩やロープ場などの悪路は無いものの、倒木が多く荒廃気味な登山路。
あと、迷うレベルではありませんが踏み跡の薄いパートもあります。

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【写真上】マツやミズナラの荒れた樹林帯。
登山者の多くは高畑山以西に進まず「高畑山→鳥沢」か「雛鶴峠分岐→雛鶴峠」へ下山(登山)されるコースをチョイスされます。
従い「大桑山~鈴ヶ音峠~九鬼山」のパートは山路整備も手薄で荒れ気味。
指示標識の類も一気に少なくなります。

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【写真上】12:55、突坂山通過。
途中に一つある小ピーク、大桑山~突坂峠間の上り返しはコレ一発だけ。
地図上ではP865と記されていますが、一応山名は付けられてるらしく。
因みに山名標の類は設置されていません。

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【写真上】あとは尾根路をダイレクトに下っていくと、

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【写真上】13:00、突坂峠。(Time/4:43:43 DST/18.86㎞)。
前道志縦走の際、二ヶ所現れる舗装道パートの一つ。
一つ目の大地林道では少し横断する程度でしたが、突坂峠から鈴ヶ音峠へは暫く林道走りが続きます。

と、こんな感じの「前道志縦走トレラン」山行記その③。
突坂峠/鈴ヶ音峠からは桐木差山.高指を経て九鬼山に向かいました。
つづく。

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2017.11.02

●「前道志山稜」縦走トレラン.その②

えー、先月は10月10日の「前道志縦走」トレラン記、続篇。
上野原駅をスタートし、鶴島御前山~千足峠~高柄山~大丸と西進。
大丸からは矢平山/舟山/鳥屋山を経て倉岳山方面へと向かいました。

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そんな訳での山走記その2、「大丸~立野峠」篇になりまする。

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【写真上】9:10、大丸通過。(Time/1:46:47 DST/7.35㎞)
三叉分岐の頂で、道標が解り易く設置されています。
「山頂」って云うよりは「峠」っぽい雰囲気。

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【写真上】「火気に注意 (山梨県森林保険)」。
林野庁と消防庁の山火事防止シンボル「纏リス」くん。
前道志山中にはやたらとこの標識が立っており、何十匹も捕獲(?)しました。

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【写真上】大丸から軽く下って↘軽く上ると↗、

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【写真上】9:20、旧大地峠。(Time/1:56:11 DST/8.07㎞)
此処で山路は三方に分岐、しかし肝心の矢羽標識が損壊寸前…。

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【写真上】壊れた「矢平山⇒」の矢羽が路脇に放置されてます。
矢平山~倉岳山方面へは、峠に出て右手(北)の登坂路を進むのが正解。
間違っても正面の下りには進まない様に注意です。

ですから矢羽の示す方向は、一応合ってるんですよね…。

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【写真上】旧大地峠から、右手檜林の中勾配路を直登。

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【写真上】小ピークを2つ処理すると、

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【写真上】9:35、矢平山通過。(Time/2:06:54 DST/8.73㎞)
広さはソコソコも、ペンチも三角点も見晴らしも「何~んも無い」地味ピーク。
基本的に前道志の山頂はこんなのが多いです。

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【写真上】矢平山からは周囲の植生が一変。
檜と杉の薄暗い植林帯から、クヌギやコナラの明朗な広葉樹林に変わります。

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【写真上】で、矢平山からのダウンヒルが結構な急坂。
浮石の多い露岩帯急斜面をジグザグに下って行きます。

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【写真上】急斜+トラロープ+ガレ場のコラボレーション。
0.4㎞程度の短いパートながら、一気に100m近く高度下降。
矢平山へはこっちから上って来る方が大変だな…。

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【写真上】樹間より覗くのは、これより向かう丸ツヅク山。

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【写真上】矢平山直下の急坂を遣り過ごすと、暫く穏やかなトレイル。
緩勾配の尾根路をユル~く上っていくと、

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【写真上】9:45、丸ツヅク山通過。
やや小平地っぽい、丸みを帯びた広い山頂。
しかし落葉で踏み跡が薄くなっており、道標も無く山路が判然としません。
山名標を見付けたら少し右手方向に進路を取ると、寺下峠へ向かう下りトレイルの赤テープが結わえてあります。
上り切ってから真っ直ぐ進まない様に注意、にしてもココは標識が欲しいな…。

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【写真上】丸ツヅク山からは北斜面の薄暗い樹林帯。
ソフトクッションの落葉トレイル、中勾配の斜面を下ります。
小さなアップダウンを一つ挟んで高度を下げてくと、

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【写真上】9:55、下り切った鞍部が寺下峠。(Time/2:27:29 DST/10.00㎞)
大丸から寺下峠へは約250mの標高獲得も、下降も殆んど同じ数値。
上った分の高度を景気良く下りで吐き出し、結局標高は「チャラ」。
この登下降ループは、これからマダマダ続きます…。

尚、山稜座地的に矢鱈と「峠」の多い前道志。
これらの峠径は桂川/甲州街道沿いの宿場町と、秋山川沿いの集落を結ぶ古くからの往還路、交易の路として重要な役割を担っていました。
要するに「山」より「峠」の方がメインの尾根だったんですよね。

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【写真上】寺下峠からはまたこのパターン…。
丸ツヅク山から下りて来た分を1.5倍上り返し。
檜と杉の混在する植林帯、枝打ちもされておらず少し荒れた感じ。

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【写真上】10:10、上り切ると舟山。
ピーク感はあるものの、取り立ててコメントの無い頂。

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【写真上】舟山からは…(お察し下さい)。
はい、寺下峠から上った分を「チャラ」にする下りです。
まぁこの辺りのアップダウンは前道志では大人し目、登降疲労も然程ありません。

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【写真上】舟山を下り切ると、緩勾配の尾根路を進み、

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【写真上】10:30、鳥屋山通過。(Time/2:57:48 DST/12.01㎞)
舟山同様、特にコメント無しの頂。
「狭い」「解り難い」「展望無し」の三拍子揃った地味山。

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【写真上】この辺りはソコソコ走れるトレランパート。
「真綿で首を絞める」様なアップダウンが延~々と続く前道志山稜。
その中でこの「舟山~立野峠」区間は、上り基調も比較的穏やかな山路構成です。

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【写真上】ま、それでも小さな勾配は繰り返します。
「アップダウン」とも呼べない様な小さい起伏の尾根。
名も無きプチピークを幾つか踏み過ごしていくと…、

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【写真上】樹林帯が切れ、空の広がる尾根路に。
このパート唯一の展望ポイント、南面の見晴らしが広がっています。

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【写真上】特に南東方面は、障害物も無くクリアな眺望。
最奥の稜線は今年一発目に走った丹沢のトレランルート
右端の「蛭ヶ岳から姫次~黍殻山~焼山」の山々が連なる丹沢主脈.北端部。
その手前には「長尾~御牧戸山~ムギチロ~平野峠」と続く道志山稜東端部。

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【写真上】10:45、細野山通過。
前述の展望ポイントからひと上りした所処にあるマイナーピーク。
この辺りの山頂(丸ツヅク山/舟山/鳥屋山/細野山)は、何れも手書きの目立たない山名標。
座地を意識していないと見落としてしまいそうです。

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【写真上】10:50、細野山から軽く下ると立野峠。(Time/3:17:48 DST/13.41㎞)
予定ではこのまま倉岳山に向かう筈も、この日の天気がちょいとした想定外。
日中の気温がMax29℃まで上昇、10月初旬としては異例の暑さです。
タフなアップダウンも相俟って手持ち水分の消費が激しく、ストックが心許なくなって参りました。
と云う訳で一旦梁川駅方面へ下山、倉岳山水場へ向かう事に。

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【写真上】立野峠から檜林を九十九折に下っていくと、

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【写真上】約5分/0.4㎞程度で倉岳山水場。
前道志山稜で唯一の水場。
月夜根沢源流の小沢が水源なので水量は豊富です。

尚、昭文社の「山と高原地図」では立野峠~倉岳山の中間に水場ポイントの記載がありますが、これは完全な誤記。
尾根頭頂に水場が有る訳無いので、皆さん御注意の程を。

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【写真上】「うひょー、冷たくて気持ちイイー♥」。
グビグヒと喉を潤し、増槽ボトル×2を満タンに。
これでストックも充分です。

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【写真上】「水は美味いし」「涼しいし」「ベンチもあるし」。
ついでに此処で15分の小レスト。

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【写真上】沢沿いの谷地らしく、一面苔生すグリーンマジック。

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【写真上】まるで立夏の様に瑞々しい梢葉。
フィトンチッド満喫の森林浴♪。
「よーし、リフレッシュしたぞー!!!」。

と、こんな感じの「前道志縦走トレラン」山行記その①。
水場から再び立野峠に戻り、倉岳山/高畑山/大桑山へと向かいました。
つづく。

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2017.11.01

●「前道志山稜」縦走トレラン.その①

えー、本日より月替わり11月。
早いもので今年もマジック「61」、気付けば「冬の」、そして「2018年」の足音が聞こえてくる時節となって参りました。

で、先月のハナシになりますが、10月10日(旧.体育の日)はトレラン行脚。
中央沿線は郡内.桂川南岸「前道志山稜」に出駆けてきました。

北は「奥多摩」、東は「奥高尾」、南は「道志」「丹沢」と隣接し、都心からのアクセス利便性も良い中央沿線山域ですが、意外と灯台元暮らし。
このエリアの山行は今回が初めてとなります。

因みに候補として考えていた縦走コースは以下の三つ。
①桂川北岸の主稜線、北都留三山+上野原の里山群
②桂川と秋山川の間に位置する前道志山稜+御前山.神楽山
③秋山川と道志川の間に位置する道志山稜+峰山

①は紅葉と冠雪富士狙いで、もーちょい先の時期に。
③は日没の早いこの時期、初踏破コースとしてはタイムテーブルがカツカツ。
そんな訳で今回は②をチョイスする事に致しました。

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前道志山稜は別称を秋川山稜とも云い、北を桂川/南を秋山川と朝日川に挟まれた東西約20㎞の主稜線。
定義としては「鶴島御前山~九鬼山」がその山域範囲です。
北都留/道志エリアの中でも特に低山が連なる尾根筋で、全てが標高1000m未満の山々で構成されており、中央沿線北域の山々から眺める展望は文字通り「道志山稜の前衛」となっています。

と、距離/標高共に机上スペックでは大した事無い縦走路なのですが…。
「コレがとんでも無くタフなトレイルです」

尾根を忠実になぞる山路構成、そして無限に繰り返される直登直下のアップダウンは古くから往還路として使われていた旧峠と里山低山から成る尾根路の典型。
事前の下調べである程度覚悟していたものの、予想を上回るハードなコース。
正直、これ程「走れなかった」トレラン遠征は久し振りでした。

そんな訳での前道志山走記その1、「上野原駅~大丸」篇になりまする。

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【写真上】7:00、上野原駅とーちゃく。
上野原駅は南口をリニューアル工事中。
昇降塔と連絡通路、駅前広場等を整備されてるとの事です。

ウォームアップを終え、7:15に上野原駅をスタート。

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【写真上】上野原駅から南進、桂川橋を渡ります。
右手に「W御前山」を眺めつつのロードラン。
正面がこれより向かう鶴島御前山、右奥には栃穴御前山。
澄んだ川面に映る投影山容が見事でした。

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【写真上】桂川橋を渡り、一つ目の右折路を進みます。
此処から登山口へは緩やかに80m程標高を上げていきます。

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【写真上】道なりに島田の集落を登山口へ。
此処は右手の上り道を直進します。
この辺りから少し勾配が強くなりますが、軽ジョグなら走りっ放しでオケーなレベル。

Img_6741_250m
【写真上】7:25、御前山/高柄山登山口。
上野原駅から約1.8㎞、10分弱で到達。
進行方向左手側、墓地群の脇に取り付きがあります。

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【写真上】御前山へは取り付き「即」急坂続き。
間断無くトラロープが設置されている登坂路。
序盤はまだソフトクレイの山路コンディションなのですが…、

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【写真上】次第に岩稜帯のガレ坂に。
登山口から御前山へは0.7㎞程度ですが、その僅かな距離で約230mの高度上昇。
しかも「トラ縄だらけ」「露岩だらけ」の急坂パート。
途中、ロープの補助が無いと厳しい登攀ゾーンもあり〼。

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【写真上】露岩ゴロゴロの鬼ヒルクライム。
標高500m未満の登山路じゃ無いわ、コレ…。

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【写真上】尾根に出ると岩場急坂もやっと終了。
緩やかな上りを少し進むと直ぐに山頂です。

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【写真上】7:45、鶴島御前山。(Time/23:34 DST/2.28㎞)
樹林とブッシュに覆われた手狭な頂、見晴らしの利かないピーク。
激坂踏破の割には何の「見返りも」無い地味山でした…。

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【写真上】山頂からは急下り。
路幅の狭い歪曲路をグングン下って行きます。

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【写真上】途中、谷から小尾根への上り返しが一つありますが、

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【写真上】それ以外は「下り一辺倒↘」。
急勾配の下りではあるものの、目立った露岩帯が存在しないので登山口からの上りに較りゃマシな山路構成。
しかし御前山への上りで稼いだ標高、全部吐き出している様な…。

実際に獲得標高は「上昇↗230m」に対し「下降↘200m」。
うーん、殆どチャラ…。

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【写真上】7:55、下り切ると沢の交差する谷地鞍部に。
御前山↔新矢野根峠間のV字状ボトム、此処から再び上りパートとなります。

一瞬どっちへ進むのか迷いそうになりますが、正面の涸れ沢方面に踏み跡あり。
「チョロチョロ」程度の沢を渡って谷地形のノリ面路を進みます。

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【写真上】涸れ沢の右岸(左手側)をトラバース気味に進みます。
片斜の薄浅路をユル~く上り、再び尾根へと出ます。
路肩の土が脆いので、足を踏み外さない様に注意。

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【写真上】小尾根に出るとゴルフ場フェンスとのランデ.ヴー。

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【写真上】尾根筋をずーっと上って行きます。
「御前山~沢ボトム」まで下った分を、また上り返す感じ。
まぁ傾斜自体は然程では無く、比較的処理し易い登坂パート。

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【写真上】8:15、新矢野根峠通過。(Time/53:21  DST/4.03㎞)
広葉樹林の坂を上り切ると、東屋の立つ新矢野根峠に。
右に90度折れて高柄山を目指します。

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【写真上】新矢野根峠からは小さいアップダウンの続くトレイル。
ややヤセ尾根っぽいシングルトラック。
時折平坦パートも出て来ますが、基本的には緩急勾配の繰り返し。

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【写真上】程無くすると高柄山への登坂パートに突入。
クヌギやコナラの雑木林から檜の植林帯に入ると本格的なヒルクライム。

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【写真上.下】檜林の急坂を黙々と上ります。
エグい鬼勾配こそ少ないものの、一定斜度の安定した(?)急坂。
木の根道を直登し、高度を上げていきます。

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【写真上】8:40、高柄山。(Time/1:19:58 DST/5.75㎞)
この日最初のビューポイント。
祠の置かれた小広い山頂からは、北東方面の展望が開けています。

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【写真上】高柄山より、北東の眺望。
御前山と上野原市街を眼下に、笹尾根を眺む。
右から奥高尾縦走路~陣馬山~醍醐丸~連行峰~生藤山~熊倉山。

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【写真上】高柄山からは一旦高度を落とします。
急勾配の檜林山腹を、短いピッチでジグザク下りると、

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【写真上】例によって「下った分上る」パターン。
縄場急坂の短い上り返しパートを処理すると、

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【写真上】8:50、千足峠通過。(Time/1:26:30 DST/6.20㎞)
小尾根上の峠、この前後には急坂が続きます。

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【写真上】で、また下って、

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【写真上】また上る。

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【写真上】トラロープも「じゃんじゃん」出てきます。
前道志の上りは基本的に「直登」が多いです。

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【写真上】アップダウンの「無限ループ」。
平べったい山路は殆どありません。
「うーむ、前道志の仕組みは大体解ってきたゾ…」
けどこんなアップダウンは、まだまだ「序の口」なのでした。

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【写真上】9:05、樹林帯から上空が垣間見えると林道出口。
千足峠から約1㎞、大地林道を横断します。

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【写真上】左手を進むと30m程で取り付き。
矢羽も立っており、明確な登山口。

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【写真上】登山口からは中勾配の上り。
約5分程上ってくと、

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【写真上】9:10、大丸山頂を通過。(Time/1:46:47 DST/7.35㎞)
こんもりと丸みを帯びた小広いピーク。
四方津/大地/寺下峠方面へと分かれる三叉分岐の頂でもあり、どっちかと云うと「峠」っぽい雰囲気です。

と、こんな感じの「前道志縦走トレラン」山行記その①。
大丸からは矢平山/舟山/鳥屋山を経て立野峠、倉岳山へと向かいました。
つづく。

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