SKI 月山就労日誌.2019

2019.05.17

●2018/19.七滑目「月山」

えー、今年のGWは月山にて短期山籠もり。
入山八日目にして大型連休も明け、遂に月山滞在も最終日を迎えました。

そんな訳での惜別滑、5月7日の滑走記で御座います。

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春嵐の一夜が明けた姥沢の朝。
「風強いっ」!!、そして「寒いっ」!!!
豪雨こそ上がったものの暴風は未だ収まらず、ブナの梢を大きく揺らし続けています。
-2~-3℃の冷え込みに加え、横殴りの風が体感温度を一層低く感じさせました。

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7:30、身内の特権♥。
この日は助っ人オシゴトも無く、朝イチからのアクティビティ。
スタッフを乗せた雪上車(スキーキャリー車)に同乗させて貰います。
下駅まで歩かなくていいのはホントに楽だわ♪。

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7:40、営業前のペアリフト。
「連休明け」の「朝イチ」で「この天気」、一般ゲストの姿は当然皆無。

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姥沢の駐車場も「車ゼロ」。

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下駅に人影は3人(私とリゾートインの人とTバーの人)。

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8:00、結果的にペアリフト一番乗り。
令和に入りこの日で7日目、そして7滑目。
新元号になってから「毎日滑ってる」私めなのでした。

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南方の空には陽が射しているのですが…、

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ゲレンデは次第に白闇の世界に。
あちゃー、大斜面は殆どガスの中。

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ペアリフトも濃霧帯に突入。
山麓部以上に「風強い」「寒い」…。

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右手には白銀の六花が満開。

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霧氷。
云っときますけど5月8日ですよ、今日は…。

このコンディションで一本目から大斜面に向かうのは流石に躊躇われ、1stランは沢コースをチョイス。

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沢コース。
「カッチカチ」の「ガッリガリ」、しかも「ボッコボコ」。
大雨と豪雨に一晩叩かれたバーンは、想像通りの極悪コンディション。

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板、叩かれ捲り。
雪面コンタクトもへったくれもありません。

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救いは2本目から少しガスが引いて来た事。
因みにペアリフト「1番乗り」と「2番乗り」ダブルゲット。
要するに誰も一般ゲストが居ないのでした。

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この日はTバーも終日運休、以降「沢」一択でペア回し。
二本目からは湯沢のアルペンコーチとトレーニング滑、自分の下手さを痛感させられました。
骨盤の使い方って難しいなぁ…。

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時間が進むと沢の下1/3はザラメ化でザックザク。
上と下で雪質の乖離が甚だしく、アジャストが大変…。

途中コーヒーブレイクを入れ、沢回しを継続します。
「嗚呼、冷えた身体に暖かい珈琲☕が沁みる…」。

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上空にはダイナミックに動く雲。
時折青空が覗けるも、まぁ雲の流れ方が激しい事…。

兎に角この日は「風強くてチメタイ」。
トップスはレイヤーで凌いだのですが、まさか5月で指先が麻痺するなんて思ってませんでした。

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一瞬、姿を見せた月山。
月山最終日に霊峰の頂が見れてヨカッタ。
また直ぐに雲隠れしちゃいましたけどね。

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9時半を過ぎると、ポツポツと雪キ〇ガイ 一般ゲストが来場。
この日の滑走者数は20~30人くらいでした。
何か去年の連休明けの日を思い出すなぁ…。

10時半になると下山に備え早めのランチ。
「嗚呼、冷えた身体に暖かい味噌ラーメン🍜が沁みる…」。

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扨、愈々シンデレラタイムの時間です。
最後の一本はトラバース路使って、

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大斜面へ。
ナチュラルバーンのフィールドも「ガリガリ」の「バキバキ」。
まぁオープニングタイムに較べりゃ多少緩んでましたけどね。

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なるべく人の滑ったコブラインをチョイス、叩かれつつ滑り下ります。

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11:05、サヨナラ月山。
下山の挨拶を済ますと、下駅食堂のホープがお見送り。
西川BS行きのバス出発時刻は12:20、これから1時間15分で「着替えて」「ギア片して」「荷造りして」「フキノトウ摘んで」「みんなに挨拶して」と大忙し。
感傷に浸ってる間なんぞありゃしません。

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あとは下山路を滑り下り県道終点へ。

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あーあ、終わっちゃった。
ビンからブーツを外し、私めの「2018/19.WINTER」も終戦(仮)。
今季は社会復帰(お店オープン)の準備もあり、断腸の思いで「禁.スキー」発令。
文字通り「シーズン滑り込み」ギリギリ、月山で7日滑っただけの短いシーズンでした。
滑走日数が2ケタっていかなかったのって此処20年来記憶にありません。
因みに昨季の滑走日数は106日、うーん99日足りない…。

でも6月のリフト架け替え前に、も一度くらい滑りに行きたいなぁ。
おしまい。

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2019.05.16

●2018/19.六滑目「月山」

えー、今年のGWは月山にて短期山籠もり。
大型連休も最終日、入山七日目は5月6日の滑走記で御座います。

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10:30、午前中の助っ人ワークを終え下駅にとーちゃく。
リフト乗り場に「人居ない」…。

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姥沢の駐車場も「スッカスカ…」。

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ペアリフトも「ガラ空き…」。
考えてみればこの日はGW最終日。
まぁフツーの方々は自宅でゆっくり寛いでられますよね。

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連休ラス日の月山も三日続けての好天。
雲こそ多いものの、澄んだ淡青空が天空一面に広がっていました。

但しこの日の天気予報は午後から荒れ模様。
山形県内では局地的(特にココ)に「雷雨の恐れ有り」との気象庁インフォです。
そんな訳でスタートから正午過ぎまでが勝負タイム。

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今んトコ月山も御機嫌宜しく。
一本トラバースから大斜面を回した後は何時ものルーティーン。
Tバー使って大斜面のトップへ向かいました、が…。

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遂に大斜面の上部も「板走んなくなりました…」。
一昨日と昨日、そして今日と日中気温は20℃近くまで上昇。
さしもの大雪原フィールドも、三日続けての「高温ドピーカン」ですっかり汚雪&緩雪化。
スキーが「沈む」「抜けない」「走らない」の三重苦となってしまいました。

そんな訳で大斜面トップからの大回りは最初の一本だけ。
ま、この日は「別の狙い」があるからイイや。

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令和元年「初コブ遊び♪」
スポットのお手伝いとは云え、それなり以上にハードワークなGW中のオシゴト。
そんな訳で繁忙ピークが過ぎるまでは自主的に「コブ禁止令」。
連休最終日にして、やっとコブ解禁となったのでした。

フラットバーンの劣化に反して、コブ畑はスクスク成長しております。

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この日は易し目のラインをチョイス。
一段目のトラバース路から沢沿いのコブラインで足慣らし、二段目のトラバース路を移動して大斜面左端のコブに入ります。

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うひょー♪、やっぱりコブも楽しいやっ♪
今シーズンこれが6日目の滑走、しかも一日平均のアクティビティタイムは約2時間半。
流石に目イチで攻めるのは躊躇われ、ズレ使っての7割滑でコブ勘を取り戻します。

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嗚呼、体力と時間の無駄遣い…。
滑走中に忘れ物に気付いて姥沢へ下山、ココのハイクアップを2回するのは疲れる…。

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この日は下駅でお昼ご飯。
月山来たらコレ頂かなくっちゃ。

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鍋焼きうどん♪
下駅食堂で一番人気のメニュー。
海老天に鶏肉に半熟玉子にしめじにその他色々、運の良い日はネマガリダケも入っています。
CP考えたら無敵の部類、コレ東京都心で出したら¥1500はするでしょう。
私的には「鍋焼きうどん」「味噌ラーメン」「冷やし肉そば」が下駅ランチの最強布陣♥。

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ランチ後もひたすらコブと戯れます。
ペアリフトより望む大斜面、南西の方からは嫌~な感じの雲が湧いてきました。

尚、心配していたお天気は日中一杯持ち、リフトも終日通常運行。
但し20時頃になると「叩きつける様な豪雨」と「風切り音の荒ぶ暴風」、夜は大荒れの天候となった月山でした。

そしてこの翌日は下山の日。
月山で滑れるのも明日の午前中だけです。

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2019.05.15

●2018/19.五滑目「月山」

えー、今年のGWは月山にて短期山籠もり。
入山六日目、5月5日の滑走記で御座います。

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10:30、リゾートインさん前、スキー場入口にて。
二日続けて雲一つ無い快晴、天空にはインディゴブルーの青空が広がっています。
此処からの雪中行軍が難儀ですが、まぁ「強制的なウォームアップ」と思えば良いのでして。

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大斜面のコブラインも少しづつ増えてきました。
因みに丁度この辺が県道終点、そして「ハシ」の下。
この5~6m下には沢を渡る橋が眠っています。

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ペアリフトにて、今年のトラバース路状況。
GW後半になってやっと「ミチ」が整って参りました。
大斜面へ向かうコースは雪窟の辺りまで上り基調、中盤も結構漕ぎます。

沢へのコブラインから下のトラバース路使って大斜面へ向かうコースは軽難度の「コブ堪能コース」。

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大斜面の一番スキーヤーズライト側の斜面。
この日は同僚のプライズくん(クラウン)とロングターントレ。
しかし流石に連休後半、ボトム部ではノッキング気味の悪雪でした。
雪の汚れも大分進んできましたね。

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2本回して別行動。
私めはTバー使って大斜面の上に向かいます。

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月山は今日も御機嫌麗しゅう。

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蔵王の残雪は殆ど消えかかっています。

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二日続けて見事なパノラマ。

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そんな訳で「大回りタイム」スタート♪。
大斜面の上部はフラットを維持しており、板走りも良好。
コンディションの良いフィールドを狙い撃ちです。

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以後、ペア→Tバー使っての大斜面ループ。
Tバー乗り場の位置が低いので担ぎ上げも楽チン。
去年はこの倍以上、上らないといけなかったですからね…。

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玉コン食べて小休止入れ、

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再び大斜面回し。

今日も、

大回りが、

ムッチャ、

楽しいなっ♪

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扨、お時間的にこれが最後の一本。
そー云えば昨季はワンシズーン月山に居たのに、線下って一度も滑ってないな…。

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そんな訳でラストは線下ラン。
まぁ、あんまり面白くはありませんでした…。

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下駅に戻り、撤収。
この日の月山もリフト/Tバーの乗車待ちは殆ど無し、快適に回せた一日でした。
この時期は他のスキー場がまだ幾つか営業しており、しかも今季は積雪量も豊富。
首都圏や東海.関西圏のスノーマッドさんたちも、アクセス的に便利な白馬/かぐら等に向かわれるのです。

そんな訳でGW中の月山は意外と狙い目。
月山がホントに混雑するのは5月中旬~6月下旬(大斜面クローズまで)。
選択肢がココしか無いので日本中の雪キ〇ガイが月山に集結。
ウィークエンドはペアリフト20~30分待ちがデフォになります。

てな感じのコドモノヒ滑走記、月山滞在も残す所処あと3日です。

 

 

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2019.05.14

●2018/19.四滑目「月山」

えー、今年のGWは月山にて短期山籠もり。
入山五日目、5月4日の滑走記で御座います。

連休後半の月山は天気予報通りの「THE DAY」続き。
特に5/4と5/5は「couldn't be better」てな五月晴れ、初夏を思わせる好天に恵まれました。

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10:30、アクティビティスタート♪。
ペアリフトより見返る月山湖と朝日連峰。
しかしこの絶景もまだまだ「序の口」「露払い」だったり致します。

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この日の月山は文字通り「雲一つ無い」紺碧の青空。
うおぉっ、何てスーパーな滑走日和っ!、そして山景日和っ!!。

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上駅から大斜面ミドルに向かうトラバース路。
今年はGWになっても未だ走路の薄いトラバース路、しかも少し上り基調になってます。

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トラバース路から沢に下りる斜面にはコブラインが3本出来上がり。
ココのコブは難度が低いのでスクールには持って来い。

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一本目はトラバース路使って大斜面中腹部へ。
残雪を湛えた朝日連峰のパノラマを横目にしつつ…「漕ぎます」。

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大斜面のミドル~ボトムにて一写。
ゲレンデ空いているとは云え流石にゴールデンウィーク後半。
ボトム部では荒れとザク雪化が目立つ様になって参りました。

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二本目はTバー使って姥ヶ岳へ。
この日は観光Tバー大人気、15分の乗線待ち。
「初Tバー」ですっ転ぶゲストも続出、鶴さん大忙しでした。

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白銀と青空の「雪山最強ツートン」。
このままエナメル彩の天空に吸い込まれていきそうです。

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右手には霊峰月山、そして担ぎ上げする人。
BCにもお誂え向きの快晴、牛首へハイクアップするゲストも多く見られました。

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トラバースして小原Tバーに乗り換え。
こんな絶好のパノラマ日和は、やっぱり姥に行かなくっちゃ。

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小原Tバー降り場から5分程ハイクアップすると姥ヶ岳。
なだらかな緩斜面なので、姥沢から下駅に上るのより全然楽です。
積雪量が多いので山名標もまだ雪の下。

姥の頂には「遠クニ浩々ト」「近クハ荘厳二」。
360℃全方位に広がるスーパーパノラマが広がっているのでした。

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右手には指呼の先に牛首、そして月山。

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背後の朝日連峰もより雄大に。
左より御影森山/小朝日岳/大朝日岳/西朝日岳の主峰群。

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朝日連峰の南西奥には飯豊/吾妻/の国境稜線連峰、そして磐梯山までもが微かに望めました。

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ZAOの稜線もくっきりと望めます。
刈田岳/熊野岳を中核とする蔵王連峰主稜群。
そして二口山塊~船形連峰~鬼首~栗駒と連なる宮城山形国境山群。

うぉぉっ、

何て桁外れな、

ビッグスケールパノラマ♥。

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そして庄内方面、北東の彼方には、

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天空に佇む冠雪の頂。

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鳥海山♪
この日の鳥海はシーズンでも五指に入る、美しい佇まい。
まるで蜃気楼の中に浮かんでいるかの様、神々しく幻想的な山姿でした。

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庄内平野と日本海の見晴らしも見事。

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姥山頂はスノーマッドと山屋さんで大賑わい。
湿度も低く山景眺望には持って来いの日、皆さんバシャバシャ📷撮っておられます。

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湯殿側のベンチも絶好のビュースポット。

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左手には出羽三山の一、湯殿山。

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右手には薬師岳と仙人岳。

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1670.1m、三等三角点より望む以東岳。
木道の突き当りにある三角点、去年からお気に入りのレスト&ビューポイントです。

「AWESOME!!」

「AMAZING!!」


「FANTASTIC!!」


そんな言葉を幾つ並べても表現し切れない「SUPER VIEW」。
月山のビックスケールを「これでもかっ」てな位に堪能しました。

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「I'm on cloud nine!」
朝日の山々を眺めつつ、まるで西川町.月山湖に滑り下りていく様なシチュエーション。
これより至福のロングラン下山、大斜面大回りタイム.スタートです。

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この日の大斜面も「ゼッコーチョー♥」
小原Tバー付近からミドル部まではアクセスの面倒な事が幸い、殆んど荒れのないフラットフィールド。
ターンコントロールも自在で「落差」「横幅」取った大回りがビシバシと決まりました。
「ウヒョー、チョー気持ちイイィィィっ(黄色い声♪♪♪)」

以後ペア→Tバー乗り継いでの大斜面回し、∞ループ。
ハッピーアワーは瞬く間に過ぎ、@云う間に3時間経過です。
夕方からは助っ人オシゴトがあるので、後ろ髪引かれつつの撤収となりました。

嗚呼、この日は本当に楽しかったなぁ…。

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2019.05.12

●2018/19.三滑目「月山」

えー、今年のGWは月山にて短期山籠もり。
入山四日目、5月3日の滑走記で御座います。

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10:10、助っ人オシゴト.午前の部を終え下駅へ。
「嗚呼、充電するのすっかり忘れてた…」

ゲレンデ入口で一枚撮ると、デジカメの電池がバッテリー切れ。
そんな訳でこの日のフォトはコレ一枚だけで御座います。

この月山は前日猛威を振るった暴風も収まり、穏やかな花曇りの空。
遠望には雲が掛かりパノラマ眺望こそイマイチなものの、絶好のスキー日和です。

私めは前日に続いてペアリフト→Tバー乗り継いでの大斜面ループ滑。
兎に角トップ~ミドル部のコンディションが良く「ロングターン一択」回しでした。

気付けば時計は13時を周り、3時間弱のスキータイムを終了。
リフト運休で午前中しか滑れなかった前日の分まで、ガッツリのアクティビティでした。

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2019.05.11

●2018/19.二滑目「月山」

えー、今年のGWは月山にて短期山籠もり。
入山三日目、5月2日の滑走記で御座います。

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10:30、助っ人オシゴト.午前の部を終えアクテティビティ開始。
それにしても…

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下駅右手側。
今年の月山は…

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下駅左手側。
本当に…

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鉄柱下。

雪⛄多いっ!!!

去年のGW期、下駅の線下や鉄塔穴ボコには土見えてました。
やっぱり4月に入ってからのドカ雪連発が利いてるんでしょうね。

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しかし風強い…。
5月2日の月山は朝から「風強シ」。
ペアリフトも一時停止を頻繁に繰り返しながら減速運転、通時なら上駅まで10分で着く所処が15~17分程掛かってしまいました。
これ以上風速増すとリフト運休だな、こりゃ。

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こんな日はTバー回しだな。
雪量の多いお陰で、Tバーも去年より低い位置に設置。
去年はこの3倍くらい上った所処に乗り場がありました。

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そんな訳で今季初T‐BAR。

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Tバー乗りながら月山一写。

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そして大斜面へ。
うっひょー♪

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ムチャ気持ちイイっ!!!。
Tバーからの大斜面上部は一面フラットな雪原フィールド。
ザラメもしっかり締まっており、大回りには最高のコンディションです。

今日はココ徹底的に回そっと。

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そんな訳で再び減速運転ペアリフト、風に叩かれ15分乗車。
空はこんなに青いのですが、兎に角風強い…。

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Tバー降り場、大斜面のトップ部でも横殴りの暴風。
写真撮ってる時も身体が持っていかれそうになりました。

こうして大斜面をロング回しする事、約1時間も…。

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11:30、遂にペアリフト運休。
Tバーも12時には運休、この日の月山は午前中で営業終了となりました。
そんな訳で1時間ちょいしか滑れなかったのですが、大斜面の大回りには結構満足。
明日もこのフィールドで回そっと。

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2019.05.10

●2018/19.初滑り「月山」

えー、自他共に認める「スキーマッド」「スノーホリック」の私め。
例年11月にシーズンイン、ハイシーズンは五竜.八方の白馬エリアや石打.八海山の南魚沼エリアを歴戦転戦。
シーズンエンドはかぐらに月山と、一年の半分以上を雪上アクテティビティに費やしておりまする。
因みに2017/18シーズンの滑走日数は107日、2016/17は70日。
うーん、こりゃもう回復不可能な重病ですね…。

駄菓子菓子…。
今季2018/19シーズンの滑走日数は平成の御世を終えた時点で「0日」。
約10年間に亘る無職生活に別れを告げ社会復帰、都内某地でお店をオープンしたのが4月27日。
今冬は開店準備や何やらで忙殺され、一度もスキーを履いておりませんでした。

まぁ時間の都合を付けりゃ5日や10日は滑れたのですが、それやり出すとキリが無し。
下手すりゃ「どっぷり」スキーライフに浸り込み、開店大幅遅延の可能性も否めません。
そんな訳で今季は断腸の思いでスキーライフと決別、一冬を諦める事にしたのです。

で、念願叶い平成カウントダウン「マジック3」の時点で祝オープン。
しかし無事開店を済ませると、無垢無垢と湧いてくるのがスキーマッド病で御座います。
山形の某スキー場はゲレンデ開きしたばかり、これから6月下旬迄がハイシーズン。
果して僅か三日間でGW休みを取り、「臥牛の山」へと向ったのでした。

そんな訳で果して遅蒔き乍らの2018/19シーズンイン。
フィールドは昨年二ヶ月半を過ごした、春/夏スキーのメッカ「月山」で御座います。

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10:10、出~陣♪
姥沢のスキー場入口から下駅まで、約10分の雪中行軍。
このアプローチシチュエーションも久し振りです。

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下駅とペアリフトが見えてくると、ハイクアップの中間地点。
令和元年初日の月山は高曇りの空、太陽こそ姿を見せないものの風は無く視界も良好。
まずまずGOODな気象コンディションでした。

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大斜面っ♪。
コブラインはまだ2~3本しか出来てません。

下駅に着いてスノトレ靴をスキーブーツに履き替え、ウォームアップ。
待ちに待ったアクテティビティスタートです。

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【写真上】10:30、ペアリフト乗車っ♪
月山ペア乗るのは昨夏9月以来、9ヶ月半振り。
スキー場のリフト乗るのは昨秋9月以来、7ヶ月半振り(GALAのビスラボ.サマーゲレンデ)です。

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【写真上】見返り下駅。
朝日の山々も一望の元に見晴らせます。

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左手には湯殿のお山。
山スキー屋さんのシュプール跡が何十本も見られます。
因みに出羽三山の中で湯殿山だけは登山道が無く、雪が消えちゃうと藪だらけで登れません。
そんな訳で登頂出来るのは積雪期のみなのです。

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姥ヶ岳ゲレンデ~大斜面。
嗚呼、何てビックスケールなフィールド。

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上駅到着♪。
上駅小屋の前には月山の山名標、…ではありません。

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【写真上】月山はアチラ。
雪が無ければ上駅からゆっくり上って1時間半~2時間。
去年は3回踏みましたが何れも7月、今年は紅葉の頃に登りたいな。

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1stランは沢コース。
やっとやっとの「2018/19シーズン」初滑り。
そして新元号「令和」の初滑りでも御座います。

しかし何せ「雪の上」を滑るのが昨年の7月以来、しかもウェット&ザラメな春雪コンディション。
最初の数本は「外足…つーか板に荷重出来てない」「ターンこねくり回す」「内足に体重残る」「膝入って無い」「腰外れる」と、まぁどーしよーも無い滑り。

でも…「やっぱりスキーは楽しいねっ♥」

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3本目以降はトラバース路使って大斜面の下半分へ。
思ったほど荒れて無く、中速ミドルならフツーに回せました。

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大斜面のボトムはコブの新芽が育ち始めていました。

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意外に空いているGW中の月山。
ペアリフトの乗車具合は大体こんな感じ、リフト待ちも殆んどありません。
こうして約2時間、大斜面回ししていると…。

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12:30、あらら、ガスってきちゃいました。
この日は初滑りで滑走勘を取り戻すのが目的、視界が利かなくなったので撤収します。
それに夕方からは「助っ人オシゴト」も待ってますしね。

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令和元年初日.5月1日の浜さん標語。
シーズンイン初滑りはまぁこんな感じ、約2時間半のアクティビティ。
で、この日から5月7日までの月山滞在中、毎日滑り続けているのでした。
つづく。

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2019.05.09

●春の滋味「仕込み中」

えー、月山下山翌日は昨日のお昼時。
冷蔵庫から大きなビニール袋を取り出し、古新聞敷いた上に「ドッサァー」。
「月山土産」の仕分けと仕込み作業に勤しんでおりました。

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フキノトウっ!!!

約二時間掛けて仕分け終了。
手前が蕗味噌用、右はピクルス用、上は天ぷらと蕗味噌用、左は破棄する花と鬼皮。

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小振りで程度のイイやつはピクルスに。
ちょい塩入れたお湯に通し、水切って酢液に漬け込みます。

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蕗味噌はタッパー3つ分、2つはラップで綴蓋して冷凍庫保存します。
長期冷凍保存もオケー、我が家最強の保存食。
ご飯のお供は勿論、厚揚げ焼やおでんと合わせると美味いんだ、これが。

因みに今年と去年は月山産(ばんけ)、一昨年は白馬産(ちゃんめろ)、先一昨年はかぐら産。
みんなスキー場のふきのとうだったり致しまして。

 

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2019.05.08

●連休明けし日に「冬から春」へ

えー、今年のGWは4月30日より月山にショートステイの雪山籠り。
「至福のスキーライフ」と「多忙なオシゴトライフ」の時間は@云う間ら過ぎ去り、5月7日の下山日となりました。

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あーぁ、あと5分で月山ともお別れかぁ…。
最終日は朝イチから滑って11時10分に帰投、タイムアップギリギリの板仕舞い。
「20分でフキノトウ摘んで」「20分で荷造りして」「10分で部屋の後片付け」「10分で別れの御挨拶」。
慌ただしく忙しない1時間を経て、12:20の町営バスに乗り込みました。

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雪壁の月山-志津線。

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8日前に較べると大分雪低くなったなぁ。

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地蔵沼。

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エメラルドグリーンの五色沼。

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「目には青葉」。
志津を過ぎるとブナの新芽が萌出していました。
ペアリフト周辺のブナ林が新緑に彩られるのももう直ぐでしょうね。

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「うわぁっ、綺麗…」。
瑞々しく生命力に溢れたブナの森、車窓に目が奪われてしまいます。

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13:10、西川ICバス停到着。
此処から仙台行きの高速バスに乗り替え、西川BSに移動します。

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高速バス停からは朝日連峰の支尾根が望めます。

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右に石見堂山、左奥に赤見堂山。
山はまだたっぷりと雪を纏い、白妙に輝いています。

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正面には姥沢行きのBS。
トーキョーより長距移動、あの場所に降り立ったのはもう8日前の事でした。

今回の下山は山形経由では無く仙台経由での東京帰投。
バスり到着には約1時間あるのでBSに荷物をデポ、西川町を漫ろ歩きする事に致しました。

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名残のヤマザクラ。

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散り初めのシダレザクラ。
長かった冬を終え、西川の町にも本格的な春が訪れて参りました。

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ムスカリ

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ナノハナ

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カキドオシ

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ナズナ

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ヒメオドリコソウ
田畦や川辺には春の野花が百花繚乱。

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西川の母なる川、寒河江川。

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川辺に下り、流れに手を潜らせてみると「チメタイっ!!!」
朝日岳に源流を発し、姥ヶ岳や月山からの沢を合わせる寒河江川。
「キン」と冷えた雪解け水の冷たさが印象的でした。

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最後にセブンさん寄ってBSに戻ります。

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設楽酒造さんの「月山の酒蔵資料館」。
時間余ったら寄ってこうと思ってたのですが、ぷらぷら散策してると1時間なんてあっと云う間。
見学は亦来年の機会に。

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バス停に戻ると天候急変。
小粒ながら本降り気配の雨、そして風も強く立ってきました。
ま、バスが来る10分前だからイっか。

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14:15、定刻ドンピシャで高速バス到着。
西川からバスに揺られる事1時間半、ひと眠りしたら仙台です。

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仙台駅前は名掛丁アーケードにて一写。
そう云えば時代は変わり令和の御世に。
4月30日から雪山に籠りっ切り、オシゴトとスキー三昧の8日間を過ごしてたので改元した実感がイマイチ湧かなかったんですよね…。
この後は多忙だった日々を労い、軽~く「オツカレビール」。
夜の暗くなる前にトーキョーへの帰途に着いたのでした。

と云う訳での元号跨ぎ「月山入山/下山」二部作もこれにてお終い。
やっぱり「SKI AWESOME!!!」、そして「GASSAN AWESOME!!!」。
大斜面が生きてる6月下旬頃までに、もう一回くらい行きたいなぁ。

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●平成最後の日に「春から冬」へ

えー、長かったゴールデンウィークも明け二日目。
皆様に於かれましてはもうすっかりと日常の平温に戻り、「仕事」に「学業」に勤しんでおられる事と思います。

私め今年のGWは前半戦/お店開業、中.後半戦/春スキーと慌ただしい10日間。
@云う間に過ぎ去ってしまいました。

そんな訳で過ぎ去りし大型連休の回顧録。
平成最後の日にトーキョーを発ち、一路「春から冬」へ季節を巻き戻し。
旧元号最後の日を一面の銀世界の中で迎えるので御座いました。

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「行くぜっ! 東北」「来たぜっ! ヤマガタッ」
東京7:08発のつばさに乗り、10時過ぎに山形駅到着。
昨年と同じルーティーン、そして二年続けて「雨」に祟られた山形入城でした。

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しかし山形市滞在はたったの20分。
酒田方面行きの高速バスに乗り込み、目的地に向かいます。

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1時間後、西川バス停にて下車。
「この道は~ いつか来た道~♪」

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高速バス停から西川町営バス乗り場に移動。
「ああ そうだよ ユキヤナギの花が咲いてる♪」
(北原白秋作詞/山田耕筰作曲「この道」より)

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15分程待つと町営バス到着、乗車。

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「遠くて不便」、間沢のセブンさんを通り過ます。
月山姥沢から最も近いコンビニ、その距離25㎞…。

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道の駅にしかわ。

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口之宮湯殿山神社。

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月山湖。
この辺りから外山には斑雪がチラホラ伺えます。

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月山口。

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月山口から姥沢へは約800mの高度上昇、

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街道を上るに従い残雪の量は、

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みるみるうちにうず高くなっていきます。

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弓張平付近でガス帯に突入。

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志津の温泉街/五色沼を過ぎると、

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急勾配の九十九折、

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雪の回廊に突入。

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雪壁っ!

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雪壁っ!

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.

雪壁っ!
白の墻壁は最大で4~5mの高さに達します。

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12時10分、姥沢到着。
昨年の入山日もこんなお天気、今年も「ガス山」がお出迎えです…。

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でも去年より積雪多いな。

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県道終点(暫定)/スキー場入口にて一写。
丁度スキーキャリーサービスが戻ってきました。

この日より8日間の「助っ人ジョブ」と「スキーライフ」が待っています。
それじゃ旧オシゴト場に入って荷解きしますか。

と云う訳で今年も…、

2019g
「来たぜっ! 月山ッ!!!」

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