●2021/22.五十二滑目(番外篇)「かぐらサマーゲレンデ」
えー、昨日は谷川連峰へ山旅行脚。
4年振りとなる「谷川岳主脈縦走」へ逝って参りました。
しかし10月からはマラソンシーズンに本格突入、出走大会も目白押し。
そんな訳で今秋の上信越山域.トレラン遠征は、多分これで最後かな?。
所処で前泊で湯沢入りした日曜日。
アクテビティの前のアクティビティは「山登る」前に「山滑る」。
かぐら.サマーゲレンデで滑走ライフを楽しむ事と致しました。
11:50、湯沢駅から南越バスさんで「みつまたステーション」へ。
新幹線からの乗換時間は20分、湯沢庵で蕎麦啜って急ぎ乗車。
12:10、みつまたステーション到着。
「4season/47week」スキーマッドの私めですが、7~10月間はマラソンとトレランに専念している短いオフシーズン。
スノーマットスキーにはそれ程執着しておらず、数年に1回程の利用頻度。
因みにこの日で二年連続、通算3回目の滑走です。
12:40、みつまたロープウェー乗車。
晩夏~初秋の濃緑に彩られた清津川を望む。
12:50、みつまた1高乗車/アクティビティスタート。
今年(昨シーズン)、かぐらで滑るのは5月16日以来、約4ヶ月半振り。
今年(昨シーズン)、スキー履くのは6月2日の月山以来、約4ヶ月振り。
「SNOW」と「PIS-LAB」の違いはあれど、久し振りの「スキーライフ」です。
今回もマテリアルは借り物。
板はBALSIP(I)なので良いとして、問題は足元。
「2バックル」で「フレックス90」のブーツだとフニャフニャで心許ない。
今回の湯沢路はトレランがメインで、スキーギアは手ブラの遠征。
「でも、やっぱりブーツだけは持ってくりゃ良かったかなぁ…」。
なーんて、去年と同じコトを考えてたのでした。
「薄野原」に覆われたみつまたゲレンテ。
既にセミの声は全く聴かれず、コオロギやキリギリスの奏でる秋の音色。
秋虫のBGMを聴きながらのスキーってのも、贅沢な風流です。
スロープは一面の「薄-Pow」
うわぁ、フカフカしてて滑ったら気持ち良さそう…。(⇚バカ)
「滑る」前に「漕ぐ」。
ピスラボと云えどスノーマット、雪と較べりゃ滑走性は段チに悪い。
緩斜面だと殆ど板が走らないので、兎に角「漕ぐ」パートが多いです。
最初の1~2本は久し振りの慣らし滑。
コツを思い出すと徐々にスピードレンジを上げ、ターン弧も深くして行きます。
ターン後半を長く取り過ぎると落とされる(流される)ので、短め/ストレートラインな山回りを意識しての滑り。
サマーゲレンデは摩擦抵抗の強さが故、スピードに乗り辛い。
しかし低速ではスキー操作の自由度は更に難しくなる、と云う悪循環。
スムーズに滑るには「スキーに乗るポジショニング」が雪上よりシビアになります。
天空の雲に浮かぶマッキー。
残念ながら越後三山は厚雲の中、山影すら望めません。
かぐらゲレンデ方面も雲の多く掛かる空。
天気は良いけど遠望の山々にはガスが多く、パノラマ展望はイマイチでした。
「SNOWMAN」で休憩挟みつつのスキーライフ。
スノーマットは滑走時の振動ノイズが段違いに激しく、下肢に掛かる負荷も大きい。
しかも結構漕ぐので、フツーの雪上スキーより「足腰に来る」のが早いです。
4~5本毎に小レスト入れないと、身体が持ちませーん。
あと、コレ💦もありますしね。
ピスラボは滑走摩擦軽減の為、スプリンクラーの放水散布がされています。
コース全域に散水口があり、噴水高は大人の背丈ほど。
1本滑っただけで「全身ズブ濡れ」です。
基本的には「雨の中を滑る」と考えてのウェアチェイスをしとけば正しいかと。
私めも昨年の反省を生かしトップスは薄手のレインウェアを2本持参。
スノーマンの乾燥室使って交互に着回してました。
15:30、営業終了/撤収。
10本位回して帰ろうとか思ってましたが、其処はスキー莫迦の悲しい嵯峨。
結局は時間目一杯滑っての撤収、2時間半で丁度15本。
嗚呼、楽しい半日だった🚬
あとは明日の本チャン、谷川岳主脈の天気が良ければ云う事無し。
「Yama2 GPV」「mountain-forecast」「てんくら」、何れの予報も快晴☀100%。
しかし只でさえ読めない山の天気、しかも気象不安定な事に掛けては「国内有数」の谷川岳ですからねぇ…。
そんな訳で明日の天気や如何に。
おしまいのつづく。