マラソン 2022年大会リポ

2022.12.12

●「第4回 狛江多摩川グリーンマラソン」

えー、昨日日曜日は2022年の「走活最終戦」。
グリーンマラソンさん主催の「狛江多摩川グリーンマラソン」に参戦して参りました。

例年ならとっくに「スノーマッドな日々」に突入しているこの時期。
しかし今季は雪の降り始めが遅く、何処のゲレンデも深刻な雪不足。
未だ本格的なシーズンインとは参りません。

そんな訳でマラソンライフ延長、出走レースを急遽1本追加。
直前まで申し込み可能なミニマム大会にエントリーしたのでした。

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8:40、和泉多摩川駅とーちゃく。
東下最初の3年間は経堂に住んでいた私め、慣れ親しんだ懐かしの小田急線です。
尤も和泉多摩川に降りるのはこれが最初、でもって多分最後かもね。

因みに出口のジャージ姿の方も大会参加者(ハーフの部1位)。
完走後に少しお話すると某大学の陸上部、自主トレがてらの参戦との事でした。

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駅から7~8分歩くと多摩川河川敷に出ます。
この辺りが川下の折り返し地点、正面に架かるのは多摩水道橋。

因みに私め、多摩川河川敷を走るのはこれが2回目。
今春の「多摩川マラソングランプリ」以来です。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2022/01/post-c7d6ec.html

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澄み渡った冬晴れの淡青空、絶好のマラソン日和に見えますが…。
しかし微風ながら止まない北西風と、意外に強い陽射し。
許容範囲ではあるものの、「最高のコンデション」でもありません。

気象コンデションは1~2m/sの北西風/気温11℃。
往路は風向きに逆らって/復路は直射日光受けてのレースとなりました。

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会場の狛江市西河原公園にとーちゃく。
慎ましやかな公園に、慎ましやかな大会設営。
大会の印象は概ね良、アットホームで和やかな雰囲気でした。

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公園の前がスタート/ゴール地点。
多摩川左岸のサイクリング/ランニングロード「たまリバー50キロ」の中盤部(21~26㎞区間)を使用するコースです。

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西河原公園をスタート、500mほど川下に向かい狛江高校前で折り返し。
川上へ進み東宝調布スポーツパークを折り返し、スタート地点に戻る。
約10.5㎞のピストンを2周する走路取りとなっています。

京王相模原線と多摩河原橋をアンパスする出入口に小さなアップダウンがありますが、それ以外は至ってフラットなコース。
ジョギングやサイクリングをするには気持ちの良い河川敷コースです。
但しマラソン大会を行うにはロード幅が狭く、ロケーションも単調かな。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

そんな訳でレースは9時半にスタート。
本来予定していなかった今回のレース参戦。
メンタル/フィジカル両面でややピークアウト、特に気持ちが弛緩気味。
取敢えず「㌔4分アンダー」のラップで纏めれりゃイイや、と低い志です。

参加者中唯一のシリアスランナー、先頭を行く大学陸上部の選手にコバンザメ。
ペースを作って貰ってる恩恵もあり、逆風パートとしてはまずまずのペースです。
しかし如何ともし難いのがスペックの差、付いて行けたのは折り返し地点の6.5㎞迄。
以降、レースの3/4を単独走の展開。
何だかマラソン大会と云うより、距離走のポイント練みたいな感じになって来ました。

それでも復路は追い風パートになるので少し楽な走り。
アンパスのアップダウンパート以外は概ね予定ラップ(㎞/3:55~58)を保ちます。
スタート地点を通過、狛江高校前を折り返し2周目の往路は再び向かい風。
うーん、逆風下を「お一人様走」でペース作って走るのは辛い…。
この11~16㎞区間は4分強のラップが続く苦しい展開です。

トレーニングだったら間違い無く足緩めてますが、幾ら小規模とは云え大会。
ゼッケン付けて走ってるとやっぱり気持ちの張りが違います。
何とか切れずに粘りの走り、16.5㎞地点を2度目の折り返し。
あとは追い風に助けられてペースを取り戻し、ラスト2㎞でスパート。
2022年.マラソンシーズンのフィニッシュとなりました。

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・タイム 1:23:14(㎞/3:58) 2位入賞

「思ってたよりは良かったな」と云った感じのスコア。
このレース展開と気象条件、臨戦過程からすると23分台なら合格点です。
ラップの上下は大きいものの気持ちは最後まで切れず、無難に纏められました。
「実戦に勝るトレーニングは無し」と云った感じのレースでした。

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賞状と副賞のお野菜セット。
30名未満のミニマム大会、着順(2位入賞)はおまけみたいなもの。
それよりもこの「山盛りお野菜」、どーやって調理しようかしら…。

と、こんな感じの2022年.ラストレース。
明日からアクテビティのフィールドは「ロード」から「ゲレンデ」へ。
走活ライフは暫くお休みとなりまする。
おしまい。

 

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2022.11.29

●「小江戸川越ハーフマラソン2022」後篇

えー、一昨日参加の「小江戸川越ハーフマラソン2022」後篇。
レースリポートと大会アフターの部で御座います。

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先週の上尾シティで40歳代以降のベストタイム「1:21:07」をマーク。
今秋の走活ローテ自体も「諏訪湖→手賀沼→上尾」と右肩上がりの好調。
仕上がりはピークに近づき、そして今回はタイムの狙い易い小江戸川越。
自信満々でレースに臨む筈、でした。

しかし「好事魔多し」と云うか「気の緩み」と云うか…。
レースの四日前に少し体調を崩してしまいます。
大事には至らず金曜日には回復するも、矢張りコンデションは大幅ダウン。
前日に10㎞ジョッグで調子を確認しますが、身体のキレは今イチ…。

それでも今回の目標タイムは2013年に出したコースベスト(1:22:36)更新。
「㎞/3:53」のラップ設定なら、今秋の調子からして然程無理の無いペース。
病み上がりっても風邪の初期症状で発熱は無く「まぁ何とかなるだろう」。
なーんて甘い見通しでレースに臨みました。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

そんな訳でハーフの部.第1ウェーブは8:30にスタート。

小江戸川越のコースレイアウトは前半勝負型。
スタート~北環折り返しの前半部(約10㎞)が「フラット」&「目視で解らない程度の微下り」の構成。
この気持ちの良いスピードコースを「㎞/3:50」を基準に押し続け、タイムを稼ぎます。
そして北環状線を右折、鯨井エリアを周回する11~16.5㎞区間がレースの「キモ」。
大小の渡橋が4つ続くアップダウンエリアで、ペースダウンを最小限に粘り、北環状線に戻ってラスト4.5㎞。
新コース「跨線橋のアップダウン」がラスボスに控えていますが、モチベーションの持てるタイムを保っていれば気持ちで押し切れる難度/距離です。

しかしそんな青写真を吹き飛ばしたのが、早朝から風吹く「秩父颪」。
風速5~6m/sの北西風、向かい風を受けると身体を煽られる強風です。
病み上がりに加えてこの悪コンデション、スタート前の時点でレースプランを変更(下方修正)すべきでした。

実際にプラン通りのレース進捗が出来たのは5㎞まで。
スプリットこそ設定通り(5㎞/19:19)も余裕全く無し、足も心肺も既に目一杯。
先週の上尾シティとほぼイーブンペースの入りも、疲労度が段違い。
但しこの区間は強風の影響を受けておらず、体調不良の影響に因るスタミナ不足。
ハーフとは云え、マラソンを舐めて掛かった罰を受けた感じです。

そして神明町交差点を左折すると、秩父颪がお出迎え。
斜め前からの逆風パートに入り、以降のラップは㎞/4分台(4:01→4:03)に失速。
この時点でレースプランはオシャカ、早々に諦めモードに入ってしまいます。
更に今成2交差点から北環状線に入ると「向かい風直撃」の風向き。
此処の直線パートで㎞/4分10秒台を3連発、敢え無く「終戦」となりました。

レース中盤で目標喪失すると気持ちも折れてしまい、あとは一気に崩れるだけ。
7㎞以降は後ろから来るランナーにゴボウ抜かれ、追走する「アシ」も「ハート」も残っていません。
以降「押せず」「粘れず」「無理せず」の専守防衛に終始。
入間川(平塚橋)×2と小畔川×2の渡橋パートが容赦無い追い打ちを掛けます。
何時もなら力を貰える鯨井中の応援も、殆ど耳に入りませんでした。

入間川西岸の周回区間を終え、北環状線に戻って漸く逆風とサヨウナラ。
追い風の恩恵もあり多少はペースを取り戻します。
それでも3分後半~4分前半のラップを維持するのでカツカツ。
「立て直した」ってレベルじゃありません。

兎に角「苦しい」「辛い」「早く辞めたい」のネガティブメンタル。
失意と諦念の中、何も出来ずのフィニッシュとなりました。

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ネットタイム 1:25:36(㎞/4:02) グロスタイム 1:25:42
・種目別順位(ハーフ男子50
歳代) 15位/1100名

・総合順位(ハーフ総合) 181位/5062名

グゥの音も出ない「大惨敗」でした…。
内的要因(体調不良)、外的要因(強風)があったものの、まさか25分台叩くとは。
結果以上に内容が悪過ぎ、前半早々にガス欠/中盤立て直す事は出来ず/ズルズルと失速、無抵抗状態のままレースを終えてしまいました。
正直、2日経った今でもメンタルは凹んだままです。

鱈レバーの話として「体調万全で」「抑え目のレースプランでも」このコンディションでは23分台が精一杯だったでしょう。
油断と過信が招いた結果、まぁ「身から出た錆」って所処ですかね。

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川越の湯でリフレッシュ。
レース自体は目一杯の走りに至らない、低スコアでの完走。
身体のダメージはそれ程残ってませんでした。

♨上がりの後は反省会と観光を兼ね「一人小江戸川越マラソン(5㎞の部)」。
大会コースの前半部をトレースする事に致しました。

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ハーフ1.5㎞地点、川越西郵便局。
水上公園通りを左に折れ、川越市街中心部に向かいます。

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ハーフ1.8㎞地点、月吉陸橋。
JRと東武線をオーバーパスする跨線橋、勾配は比較的緩やか。
因みに第1回大会(2009年)のコースは往路と復路の2度、この陸橋を通っていました。
第2回大会以降は現行のコースとなり、往路のみの使用となっています。

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ハーフ3.2㎞地点、連雀町交差点を左折。
この日の川越は季節外れの暖かさ、日中は半袖Tでも大丈夫な陽気でした。

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川越名店街を直進。
昭和の匂いが色濃く残った商店街、観光色と地元日常色が交わった趣です。

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ハーフ3.5㎞地点、仲町交差点。
此処から札の辻までが川越一番街。
通称「蔵造りの町並み」と呼ばれる、川越観光のメインストリートです。

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マラソン関連の施設は撤収済み、蔵の街は多くの観光客で賑わっています。
ただ何時の日曜日と一寸違うのは、ランニングスーツやジャージ姿の方々が目立つ事でしょうか。

本来城下町だった川越ですが、近代以降はいち早く商業都市へ転換。
蔵造りの商家や民家が多く建てられてる様になりました。
亦、旧八十五銀行本店に代表される西洋建造物も数多く建造。
和洋の近代建築が見事に融和した、独特の景観を醸しています。

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埼玉りそな銀行.川越支店(旧八十五銀行本店)と小林家住宅。
1918年(大正7)建造、ランタン付ドームを階上に施したルネサンス風の塔建築。
装飾華美に走り過ぎずシンプルに纏められた意匠、明朗な軽快さを感じさせます

小林家住宅は1893年(明治26)の建築。
現在は「くらづくり本舗」さんに貸与され、和菓匠.一番街店として活躍中。

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川越のランドマーク「時の鐘」。
寛永年間より続く鐘撞堂、現在のものは1893年(明治26)再建の4代目。
左手前の蔵造り建物は明治28年建造の滝島家住宅。
今日でも酒屋「熊野屋」さんとして現役バリバリです。

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ハーフ3.9㎞地点、札の辻を右折。
川越城通りに入り、川越市役所~郭町に向かいます。

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郭町交差点を左折、川越氷川神社の門前へ。

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ハーフ4.7㎞地点、川越氷川神社南門前。
小江戸川越マラソンの開催日は、毎年「七五三」の真っ只中。
千歳飴を持った詣帰りのお子さんも多く見られました。

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氷川神社から裁判所前を経て、川栗線に戻ります。
国や県/市指定の文化財ではありませんが、何気無く並ぶ瓦屋根の木造商家や居宅。
「小江戸」と云うより、ノルスタジックな「昭和」の香りを感じさせます。

左の角店は明治初期建造の旧梅原菓子店、現在は旭舎文庫となっています。

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大銀杏の黄葉が見事な東明寺。
マラソンコースから少し奥まった場所にあり、レース中は視界に入りません。
境内には川越夜戦古戦場跡の石碑が建っています。

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新河岸川を渡り、川栗線を北進。
この辺りまで来ると観光エリアからは大分遠ざかり、雑多な喧噪もありません。

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ハーフ5.6㎞地点、神明町交差点。
「一人小江戸川越マラソン」アフターラン5㎞の部は此処でフィニッシュ。
レースは交差点を左折しますが、右手を進み目的地へ向かいます。

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やっぱり〆は此方。
第1回大会から毎年御邪魔してるオキニの鰻屋さん。
観光エリアからは遠く離れているので、「食べ●グ」的な行列や混雑もありません。
程好くユルく、程好く凛とした雰囲気、居心地の良いお店です。

そんな訳で鰻をアテにオツカレ麦酒🍺。
低調な結果でブルーグレーだった心持ちも、少しは晴れて帰途に就いたのでした。
おしまい。

 

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2022.11.28

●「小江戸川越ハーフマラソン2022」前篇

えー、昨日は早朝より荒川の川向う「川越」へ。
今秋走活第4戦「小江戸川越マラソン 2022」に参戦して参りました。

今年は少し間が空きました(5年振り)が、出走8度目となる晩秋の定番レース。
そんな訳での「河越の戦い」、大会リポ前篇になりまする。

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7:20、川越駅とーちゃく。
徒歩圏内の狭い範囲に、よく似た名前の駅が乱立する川越市中心部。
「川越駅(JR/東武)」「川越市駅(東武)」「本川越駅(西武)」「西川越駅(JR)」…。
初めて訪れる方は「どの駅使うの?」って迷いそうですね。

送迎バスは長蛇の列、並ぶのも面倒なので会場までジョッグで向かいます。

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駅から会場までは約3㎞。
時期的なものなのか、晴天確率ほぼ100%な「小江戸川越」。
今年も澄み切ったライトブルーの秋晴れに恵まれました。

でもって会場入りする前に少し寄り道。
水上公園通りを過ぎて北環を直進します。

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レース19.7㎞地点、小室交差点。
2019年3月に「今成2~小室/今成」区間が延伸、全線開通となった川越北環状線。
それに伴い、2019年大会より大会コースが変更。
今成2丁目交差点から北環を直進する新コースとなっています。

しかしランナーにとってこの変更は「改悪」の部類。
JRと東武線をオーバーパスする跨線橋がコースに加わり、レース後半に大きなアップダウン区間が増えてしまいました。

新コースになってから小江戸川越を走るのは初めての私め。
そんな訳で「新コース」の下見に訪れたのでした。

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線路2本分を跨ぐ陸橋なので距離も長く、高架全長は約800m。 
ただ思ってたよりアップダウンのパートが短い台形状の橋、大半が平坦路です。 

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その分、入口と出口は勾配強め。
登坂距離は短く150m程度、まぁダラダラ長く上るよりはこの方がマシ。
中盤の平塚橋の方が走ってて「キツい」かな。

しかし19㎞過ぎた終盤で高低差7mのアップダウン、タイムに影響するのは確実。
やっぱり以前のコースの方が良かったなぁ…。

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うーん、思ってた以上に気温が高い。
7時時点で13℃、レース中には16~17℃位までは上がりそう。
そして気温以上に厄介なのが、矢の様に降り注ぐ直射日光。
2~3㎞のアップジョッグでも結構汗ばむ暑さ、発汗の多いレースになりそうです。

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跨線橋の頂部より望む、霊峰富嶽。
小江戸川越マラソン風物、冠雪富士の遠望。

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お鉢から裾まで真っ白、見事な雪景色。
前衛には笹尾根の生藤山~熊倉山~連行峰、1000m級の山々がまるで小丘の様。

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新コース部の下見を終え、会場に向かいます。
水上公園通りの両側には数え切れない幟が設置。
ゴールを目指すランナーを1㎞に亘って出迎えます。

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そして、この日最大の誤算💀。
「ViewView」「GoGo」と吹き荒れる秩父颪。
北西からの強風は5~6m/s、タイムに大きな影響が出る事必至です。

天気予報である程度は覚悟していましたが、予想を上回る風立ち具合。
風向き的には5.5㎞~9.7㎞地点、10.7㎞~12.4㎞地点がモロ「向かい風」。
レースの半分を逆風の条件下で戦わねばなりません。

結果的にはこの時点でレースプランを変更すべきでした。

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8:00、川越水上公園とーちゃく。
寄り道してたらスタート時刻の30分前、結構時間押してます。
急ぎ荷物をデポしシューズとウェアを身支度、ウインドスプリントを数本。
臨戦態勢を整え、スタートラインに向かいます。

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此処に戻って来るのは9:52の予定。
この日の設定タイムはコースベスト(1:22:36/2013年)の更新。
しかし体調イマイチな上、この強風コンデションでは正直厳しいかも。
ま、潰れるの覚悟で攻めてみますか (※結果.潰れました)。

でもって1時間半後…。

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10:05、完走後、5年振りの川越汁を御相伴。
結果は昨日ログにもある様、久し振りの「大惨敗凹」
心なしか、ちょっぴりほろ苦い味のする川越汁でした。

以下、会場内風景を📷パシャパシャと撮影。

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大会メインスポンサー「餃子の満州」さん。
汗かいた後に「餃子+ビール」の最強コラボがお出迎え。
飲食店ブースは解禁も、以前(前.コ●ナ紀)に較べ出店は少し減ってます。

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飲食ブースの休憩所。
爽秋の青空の下、絶好のアウトドア飲み会日和。
未だ殆どのランナーがレース中でガラガラですが、あと1時間もしたら「スゴい混雑」になってる事でしょう。

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鉄紺の皆様。
川越キャンパスに練習場のある縁で、毎年数十名の選手が出場している東洋大。
今年も招待選手として、石田.児玉らの主力組を含む約30名がエントリー。
該当距離(ハーフ)、時期的にも箱根の調整、と云った感じでしょう。

他にも近隣の東京国際(坂戸)、大東文化(東松山)が継続参戦されています。

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会場撤収。
「うーん、身体が重い⤵…」。
レース後の疲労と云うよりメンタル面でのダメージが大。
やっぱりボロ負けレースの直後は、気が滅入ってしまいます…。

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フィニッシュゲートはゴールインのラッシュアワー。
続々と入線されるランナーは第2ウェーブのスタート、1時間45分切りオメです。

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そして「小江戸川越」のゴール前と云えばコレ。

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「魁!! 川越塾」
否々、「川越高校.應援團」の皆様。
個人的にはこの雄姿を見ないと「小江戸川越」走ったって感じが致しません。
頃中で応援行為自粛の中、応援団参加の英断をした大会運営本部には拍手。

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レース前に応援エール、フィニッシュ地点でも応援エール。
勇ましい演舞と野太い男気ボイスでランナーの背中を押し続けてくれました。

中には「君、ホントに高校生?」と云った貫禄の団員も数名(笑)。

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水上公園通り、ラス100300m
10時を回ると気温は16℃オーバーに上昇、陽射しも更に強くなってきました。
しかしそれ以上にランナーを苦しめたのが…。

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相変わらずの秩父颪…🌀。
兎に角「強風に祟られた」今年の小江戸川越。
過去8回参戦している同大会ですが、これ程厳しい気象コンデションは初めてでした。

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セブンの曲がり角で太田街道を右折、川越温泉に向かいます。
小江戸川越マラソンとは此処でサヨウナラ。

尚、2024年の走活ローテは久し振りにフルマラソンに移行。
来年のこの日はつくばマラソン走ってると思います。

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一気に「ガラーン」。
大会コースから道を一本外れただけでこの静けさ。
何だか急に「祭りの後」的な気持ちになってしまいます。

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川越温泉とーちゃく。
疲れた身体と凹んだメンタルをリフレッシュ、汗流してスッキリしよっと。

と、こんな感じの「小江戸川越」大会リポ、前篇。
リザルト/レースアフターの部は後篇に続く、です。

 

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2022.11.22

●「第35回上尾シティマラソン」後篇

えー、一昨日参加の「第35回上尾シティマラソン」。
大会リポ、後篇で御座います。

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「1時間22分台で走れりゃイイや」
と、然程タイムに拘らず臨んだ同レース。
結果は予期していなかったハイスコア、ネットタイムで「1:21:07」。
コースベストは元より、40歳代以降の自己ベスト更新となりました。

ま、PB叩き出す時は得てしてこんなモノ。
直近5年間のスコア更新レース(2019年.葛西臨海/2017年.上尾シティ)の際も、時計狙いのターゲットレースでは無し。
「あれ、若しかしたら今日イケるかも?」
なーんて思っるうちに、あれよあれよとベスト更新してたのでした。

ゴール後は胸いっぱいの「満足感」と「達成感」、そして心地良い「疲労感」。
プライスレスの御土産を持って、会場を後に致しました。

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フィニッシュ直後、ゴールエリアの風景。
流石上尾シティ、1時間20分アンダーの完走者が「ゴロゴロ」います。

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サブ90分を狙うランナーが続々とトラックに。

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この辺りまで1時間30分切りの皆様。
ゴールして10分後、ストレッチを終え陸上競技場を後にします。
僅か81分の走旅でしたが、「苦しく」「厳しく」「楽しい」ロングジャーニーでした。

で、ホントならこのまま「極楽の湯♨」に向かう筈が…、
是亦想定外、「嬉しい足止め」を食らっちゃったのでした。

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入賞者速報の掲示板を見ると、何と年齢別の6位入賞。
「嬉しい結果」に「嬉し過ぎる誤算」、久し振りの表彰式ゲットです。

係員の方に聞くと表彰式は11時半頃からの予定、待ち時間は約1時間。
平凡なタイムのレースだったらパスしますが、今回は直近の自己ベスト。
しかもハイレベルな上尾シティでのポディウム、コレは参加しなきゃ♪。

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そんな訳で陸上競技場周辺をぷらぷら暇潰し。

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運動公園内の落葉樹は見頃~散り初め。
黄や朱や橙に染まった紅葉が、鼠曇の空に華やかな彩りを添えていました。

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そして上尾シティ名物、箱根駅伝出場チームの面々。
東海大。

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早稲田大。

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中央大。

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城西大。

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最後は初の三冠なるか、駒沢大。

「箱根前哨戦」「箱根選考戦」「箱根調整戦」
なぞと謳われる程に、箱根駅伝出場大学の出走選手が多い上尾シティ。
因みに大学生男子の部/リザルトは以下の通り、此処でも駒沢が強い。
 優勝 1:01:17 B.ムルア(山梨学院大学)
 2位 1:01:51 円健介(駒澤大学)
 3位 1:02:00 赤星雄斗(駒澤大学)
 4位 1:02:03 松永伶(法政大学)
 5位 1:02:12 内田隼太(法政大学)
 6位 1:02:13 浅井皓貴(順天堂大学)
 7位 1:02:15 鶴元太(國學院大學)
 8位 1:02:25 安原太陽(駒澤大学)
 9位 1:02:27 高山豪起(國學院大學)
10位 1:02:28 宮岡幸大(法政大学)

因みに陸連登録者の部では小椋 裕介(ヤクルト)が1:01:48で優勝。
招待選手の川内優輝は1:07:43、脹脛の怪我で万全じゃ無かったみたいです。

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スタート地点の脇には「強制送還バス」。
完走の制限時間が2時間半と、他のハーフ大会に較べシビアな設定。
17.5km関門で2時間5分過ぎると、ゴールへの道を閉ざされてしまいます。
ま、それでも完走率は毎年95%前後と、流石の上尾シティ。
収容車のお世話になるランナーも殆ど居なかったみたいです。

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11:20、ハーフの部、表彰式スタート。
「アイダコツミくん」と「べるーにゃ」が祝福。

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大学生男子の部、優勝は大会新記録で圧勝のボニフェス.ムルア。
2位には円健介、3位には赤星雄斗の駒沢勢。
来年3月のニューヨークシティハーフの出場権を獲得しました。

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11:50、でもって私めの番。
年代別(50歳代/陸連登録者を除く)とは云え、やっぱり入賞は嬉しいもの。
表彰式後に隣の入賞ランナーさんと少し談笑。
「ホント、今日は天候に恵まれたね♪」。

しかし完走してから1時間半経過、冷え込みと乳酸蓄積で身体はカチコチ。
クールダウンがてら、2.6㎞先の♨に向かってジョッグします。

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12:15、〆はお決まりのルーティン。
「極楽の湯」で汗と疲れを流し、湯上がりにオツカレ祝宴。
しかしこの後18時からはオシゴト、🍺は2杯に止めておきました。

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レースから2日経っても、未だ幸せな余韻。
賞状を見てはついニヤニヤしてしまいます。
因みに副賞は「メダル」「エコバッグ」「ギフトカード」でした。

以上、こんな感じの「上尾シティマラソン大会」リポ.二部作。
5日後は今秋走活の最終レース、小江戸川越で御座います。
おしまい。

 

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2022.11.21

●「第35回上尾シティマラソン」前篇

えー、昨日は今秋走活第3戦。
「第35回上尾シティマラソン」に参加して参りました。

タイムの出易いフラットコースに、陸連登録者の参戦が多いガチンコレース。
首都圏ハーフ大会の中でも屈指の高レベルを誇り、出走者もPB狙いのシリアスランナーが大半を占めています。
また上尾シティならでは、箱根に向かう大学陸上部が大挙出走する独特の雰囲気。
「箱根駅伝前哨戦」と謳われる、競技会的な緊張感も特色の一つです。

そんな訳での「上尾シティ」大会リポ、前篇で御座います。

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8:05、上尾駅とーちゃく。
四年振り5回目の参戦となる「上尾シティ」、11月三週目の定番レースです。

V
この日の天気は「気温12℃/湿度73%/曇り/無風」。
心配していた雨もレース中は持ちそうな様子。
程良い冷え込みに陽射しの無い曇天空、絶好のマラソン日和に恵まれました。

駅前でストレッチを済ませ、アップジョッグで会場に向かいます。

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「上尾」から「川越」に続く道。
レース21㎞地点、旧中山道.愛宕交差点は「川越↔上尾線」の終点地。
私め、今秋のターゲットレースはこの「上尾シティ」と、次週の「小江戸川越」。
そんな走活ローテを示しているかの様な道路標識です。
果たして今日のレース、上尾から川越に続く「ビクトリーロード」となるか否か?。

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8:20、上尾運動公園とーちゃく。
今大会よりコースの一部(二箇所)がマイナーチェンジされている上尾シティ。
スタート地点が陸上競技場のトラックから場外の県道に変更。

因みにもう一箇所の変更地点は、浄水場を過ぎた中分4丁目/12.5㎞付近。
直角カーブが2つ増え、細かいアップダウン多くなっています。。

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競技場の外周コースは何時も通りのアップ混雑。
今年のエントリー数は約7000人、「前コ●ナ紀」と殆ど同規模に戻っています。

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そして所々に見掛ける、箱根組の大学ジャージ。
ウォームアップ風景からして、他大会に較べシリアスな雰囲気が漂っています。

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競技場内の掘切通路に荷物をデポ。
トラックでウインドスプリントを数本入れ、スタートブロックに向かいます。

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フィニッシュ地点を一写。
あそこに戻ってくるのは10時22分の予定、扨果結果や如何に?。

今回のレース、設定タイムは「1時間22分台」。
CB(1:22:05)更新に色気は残しつつも、現状の調子では難しいと踏んで除外。
今秋は「コ●ナ禍の失われた2年間」以前の走力を取り戻す事がテーマ。
1時間22~23分台をコンスタントにを出せるか否かが調子のバロメーターです。

レースプラン、及び進捗のキモは以下の2点。
「入りの5㎞で如何に無理せずハイペースを保てるか」
「ラスト5㎞からどれだけロングスパートを掛けられるか」
個人的にこのコース、5㎞(浅間通り左折)~折り返し(9㎞)~浄水場前(12.5㎞)の区間がとても短く感じられる走路構成
従い前半でスピードに乗ってしまえば、中盤までは流れで維持出来るイメージ。
逆に前半5㎞でタイムが伸びない年は、全て「沈んで」います。

また15.5㎞以降、浅間通りの復路はペースアップし易い微下りのロングストレート。
左折してはなみずき通りに戻ると残り3㎞と、ゴールまでの目算も立て易い。
目標喪失さえしてなければ「気合と根性」でラストスパートの持つ距離です。

あと厄介なのが、微妙なアップダウンを繰り返す12.5㎞~16㎞区間。
此処は「耐えるパート」として織り込み済み、ある程度のペースダウンは覚悟。
それより一旦平坦に落ち着くゴルフ場横断部で、タレずにペースを戻せるか。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

そんな訳でハーフの部は9時にスタート。

スタート直後の混雑を最小限のロスで防ぎ、上尾駅前から通常ペースに。
しかし入りの5㎞はラップの出入りが大きく(3:45~3:54)、走りのリズムはイマイチ。
周囲のランナーもペースを探ってる様子、手頃な並走者(ペースメーカー)も見付かりません。
5㎞通過は19:12(㎞/3:51)と概ね予定通り、しかしタイム以上に流れが悪い…。
調子は良くも悪くも無く、と云ったビミョーな感じです。

5㎞を過ぎると前方に㎞/3:45ペースで走ってる集団を発見。
スペック的にはオーバーペース気味ですが、レース前半と云う事もあり追走は可能。
自分でペース作って走るより、この流れに乗った方が得策と判断。
多少の無理は覚悟、集団に取り付いてコバンザメする事に致しました。
まぁ結果論ですが、最終的にこの強気の選択が大きかったです。

以降、9㎞の折り返しまでを㎞/3:45ペースで進捗。
均一なラップを刻んでくれているので、思った程足も使わずの集団走。
しかしこのペースだと流石に一杯一杯、最後まで持つ訳ありません。
折り返し以降は適正ペース(㎞/3:50~53)に修正、集団から離れます。
10㎞スプリットは「38:33」、ハーフ中間地点を「40:35」で通過。
単純計算だとCBは疎かPBペースですが、残存体力を考えるとカナリ厳しい…。
この時点で結果は考えず、1㌔毎のラップを淡々と刻む事に専念します。

中分五差路を左折しての田園/工場地帯も概ね設定ペースのちょい上を維持。
浄水場前~ゴルフ場~泉ヶ丘通り~ドラッグスギのアップダウン区間に入ります。
多少のペースダウンは覚悟も、何とか㎞4分台は叩かない様に粘りの走り。
この緩勾配が続く3㎞区間を㎞/3:56→3:58→3:54と、まずまずのラップで処理。
難所を凌ぎ切った事で、メンタル的にも「イケる」と云う気になってきました。

ドラッグスギを右折、浅間通り復路に入り16㎞通過が「1:01:27」。
残り5㎞を無理せず安全走してもコースベスト(1:22:05)と良い勝負。
㌔4ペースオーバーで失速しても、目標タイム(1時間22分台)はクリアです。
浅間通りの長い直線は微下りを利し、無理しないレベルでのプチスパート。
このパートを㎞/3:48ペースで纏め、はなみずき通りに出てラスト3㎞です。

しかしラス3㎞を過ぎた辺りから心肺が「カツカツ」の「ギリギリ」。
高架をアンパス右折して上尾駅前への2㎞は、距離が倍以上に感じられました。
スプリットタイムを確認する余裕は無し、ラップタイムに目を遣るのが精一杯。
レース展開も完全に縦長、この終盤で単独走となったのも辛い…。
兎に角足を回し続け、1mづつ距離を削って行く苦走が続きます。

競技場トラックに入り、漸くスプリットタイムを確認。
時計の数字は未だ1時間20分台、全力疾走すればPBに届くギリギリのタイムです。
残存燃料を振り絞り、ラスト300mを目イチのスパートでフィニッシュ。
スタッツは以下の通りとなりました。

ネットタイム 1:21:07(㎞/3:50) グロスタイム 1:21:24
・種目別順位(ハーフ男子50
歳代) 6位/952名

・総合順位(ハーフ総合) 622位/4561名 

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上尾シティCB、及び公認大会ベスト(2017年/1:22:05)更新。
そして40歳代以降の自己ベスト(2019年/1:21:17)更新。

正直今回は時計狙いでは無いレース、21分台なんて想定外の成層圏外。
それがこのハイスコア、嬉しくて嬉しくて嬉し過ぎる誤算です。
タイム表示板を見ながらゴールした時の気持ちはもう「言葉にならず」でした。

ややリズムを乱したレースの入りも、強気の判断で中盤にペースアップ。
折り返し以降もしっかり押してペース維持、そして後半の勝負所でロングスパート。
最後はひたすら「粘って粘って」「耐えて耐える」。
ブラン通りに進まず動きのあるレース展開も、要所要所での判断も結果的には正解。
前半40:35→後半40:59と、レースを通じてのペースもほぼトントン。
内容/時計共に、大満足のレースでした。

あと忘れてならないのが「上尾シティ的」ハイレベル&レース展開の恩恵。
持ちタイム1時間10分~30分のランナー比が極めて多いこの大会。
21㎞を通して自分よりスペック上位のランナーに「引っ張られたり」、同スペックのランナーと「競ったり」し続けているので、タレてる隙がありません。
周りが黄ゼッケン(陸連登録者)だらけってのもモチベーションUp。
走力スペックの糊代を目一杯に引き出してくれるレースなのです。

そんな訳で後篇につづく。

 

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2022.11.01

●第28回手賀沼エコマラソン.後篇

えー、一昨日日曜日は今秋走活二戦目。
「第28回手賀沼エコマラソン」大会リポ、後篇で御座います。

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今回の目標タイム、設定ペースは㎞/3:56~58。
「1時間23分台」をノルマとし、狙えれば「CB(1:23:48)の更新」。
先週の諏訪湖同様、スプリットよりもラップペースの進捗を重視したプラン。
「タイムは結果的に付いてくる」と云った考えでレースに望みました。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

そんな訳でレースは10:00にスタート。
最初の2~3㎞は突っ込んで入る予定も、ラップ推移は「3:51/3:55/3:56」。
予定よりスローな入りですが調子は悪く無く、周囲の流れに上手く乗れています。
ペースの割には呼吸が楽、レース運び自体も落ち着いたもの。
意識して上げ下げするより「この流れで行った方が得策」と判断。
予定していたペースより少し上方修正、薄皮一枚の余力を残すスピード(㎞/3:53~55)で押していく事に致しました。

手賀大橋を過ぎ、5㎞のスプリットは19:30(㎞3:53)。
時計以上に体力的な面で順調な序盤戦です。
沼南岸のふれあい緑道は単調なロケーション、タレない様にコバンザメ作戦。
このペースでレースを進めてると、周囲は殆どが黄ゼッケン(陸連登録者)。
スペック近似のランナーはたくさん居るので、同ペースのランナーを捕まえて並走。
クリアすると次のペーサーを見付けて並走、を繰り返します。

手賀曙橋を過ぎ10㎞スプリットが39:02(㎞/3:54)。
設定タイムに35秒の貯金を作り、都部神田交差点~折り返し地点に向かいます。
このパートはランナーズハイに入ったのか、比較的楽に距離消化。
五本松公園のアップダウンも然程ペースが落ちず、㎞/3:58で処理。
しかし「14㎞」の距離表示を見て「まだ1/3も残ってるのか…」と少し弱気の虫。
「調子が良いからイケる⤴」「最後まで持つか不安⤵」と、相反する気持ちが混在する複雑なメンタリズムです。

14㎞以降は「攻めるか」「守るか」迷いつつの中~後半。
しかもそんな胸突き八丁で単独走となる、苦しいレース展開です。
疲労からストライドも小さくなってるのを実感、ラップペースが2~3秒鈍化。
着地点を少しだけ足元に寄せフォームを微調整、靴の反発を歩幅より足の回転に生かす走りに切り替え、ペースダウン回避に努めました。

何とかペースを維持しつつの苦走、手賀大橋渡橋を終えラスト3.8㎞。
此処からは過去何度も無残な失速をしている「鬼門パート」です。
18㎞通過が1:10:32(㎞/3:55)と予定を上回る進捗も、足も心肺も余裕無しのカツカツ。
特に18~19㎞区間は、1㎞が倍の距離に感じる苦しさでした。
ラスト2㎞を切って、漸くゴールまでの目途が立ち「へなちょこスパート」。
㎞/3:52→3:51と若干のペースアップ、ヘロヘロのフィニッシュとなりました。

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ネットタイム 1:23:13(㎞/3:55) グロスタイム1:23:16 
・総合(ハーフ全般) 204位/5127(名)
・種目別(ハーフ男子50歳~54歳) 20位/900(名)

目標としてた1時間23分台、そして2016年に出したコースベストもクリア。
ピーキング半ばの10月末にこの結果、正直云って可也満足出来るスコアです。
レース全般を通して㎞/3分後半のラップ、タイムのバラ付きも少なく一定ペースを堅持。
危惧してしたネガティブスプリットも無く、終盤にもソコソコ押せました。
亦、個人的には「23分台をコンスタントに出せるか否か」が調子のバロメーター。
そんな意味でも「次に繋がるレース」でした。

多少甘い評定ですが、自己採点では100点中90点のレース。
満点に足りないものは、ラストにしっかりペースアップし切れなった事。
来月に控える「上尾シティ」「小江戸川越」では、しっかりとロングスパートを掛けないとコースベストは望めませんからね。

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レース後、ゴール付近を一写。
時計を見ると11:33、「うーん、惜しい」。
もーちょいで90分切りだった方々がフィニッシュ中です。

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コチラは別の意味での「残念」…。
予選会でまさかの敗戦、来春の箱根駅伝出場を逃した中央学院大学.駅伝部。
御膝元.我孫子に立する縁で、毎年ゲストランナーとして参加。
シリアスランナーから一般ランナーまで、幾つもの幅広くい設定タイムでペースランナー役を買って出ておられます。

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扨、そろそろ出立しますか。
ゴールしてから10分、身体の冷えないうちに「手賀沼エコ」第二幕(4㎞の部)。
クールダウンを兼ねたジョッグで、手賀大橋の満天の湯♨に向かいます。

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フィニッシュ地点ではゴールインのラッシュアワー。

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ラスト600m地点、北千葉導水ビジターセンター。
最後の最後、ココのレンガ敷は足に響いて堪える…。

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撮影中のカメラマンさんを撮影。
真ん中のフラッシュイエローは1時間45分のペーサーかな?。

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19.2㎞地点。
レースの邪魔にならない様、土手の芝生サイドをテケテケと逆走。

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18.5㎞地点、「天高く、人走る秋」
淡青の高空と刷毛を拭いた様な筋雲、そして爽秋を駆ける人々。
秋のマラソン大会の景趣を一纏めにした様な風景です。

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手賀沼エコマラソンのランドマーク、手賀大橋。
我孫子市(北)と柏市(南)を結ぶ、全長415mの11連アーチ橋。
全長の割に緩勾配、意外とペースダウンの少ない橋なのです。

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12:00、手賀大橋.南東詰。
折り返しの17.4㎞地点は、レースの第二チェックポイント。
制限時間(12時30分)を過ぎると競技中止、完走への道を閉ざされてしまいます。


関門に待ち受けるは収容バス ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
まだ30分前ですから当分は大丈夫。


満天の湯にとーちゃく、湯治して軽く打ち上げ🍺、
「手賀沼エコ」毎年のルーティンにて、至極のレースアフター。
嗚呼、目標達成した後のビールは何時もにも増して美味い(グビグビ)。


14:15、阪東バスさんの車窓より、手賀大橋一写。
飲んで食って帰路の時間、マラソン大会はすっかりと「後の祭」。
路上には車両が通行する、極々フツーの風景となっておりました。

因みに現在の手賀大橋が完成したのは意外と最近(1997年)。
それ迄の手賀沼マラソンは現在の8の字周回では無く、沼岸半周をベースに何度か折り返すコース設定だったとの事です。

と、こんな感じの「手賀沼エコ」、大会リポ前後篇。
帰途は我孫子駅から千代田線乗車、車中爆睡となりましたとさ。
おしまい。

 

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2022.10.31

●第28回手賀沼エコマラソン.前篇

えー、昨日は早朝より「千代に八千代に」千代田線、国会議事堂前から北柏へ。
今秋走活第二戦「第28回手賀沼エコマラソン」に参戦して参りました。

首都圏でも屈指の「超フラット」な高速コースを誇る同大会。
季節的には未だ気温が高くPB狙いには厳しいものの、来月に控えるターゲットレース「上尾シティ」「小江戸川越」に向けて、絶好の実戦トレーニングレースです。

そんな訳で4年振り4度目の「手賀沼エコ」大会リポ、前篇で御座います。

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9:00、北柏駅とーちゃく。
「あれ、何時もに較べエラく人が少ない ?」
と思って、帰宅後に調べてみると。
過去9000~11000名で推移していた大会参加者が今年は5000名強。
例年の半分ほどに出走者が激減しています。
頃名艦船対策で多少は定員を少なく設定したのかも知れませんが、恐らくそれでも枠には遠く及んで無いでしょう。

恐らく原因は今季マラソンシーンで話題となっている「マラソン大会離れ」。
参加費の高騰やモチベーションの低下などで、出場希望者が大幅減少。
人気のマンモス大会でも定員割れが続出しているとの事です。
https://www.moneypost.jp/961821 

この手賀沼エコも市民枠/一般枠共に、エントリー期間が大幅延長されていました。

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駅から大堀川に沿って会場に向かいます。
住宅街に挟まれた長閑な浅瀬支流、朝釣りを楽しむ地元の方々も見られます。
水質悪化も大幅に改善され、家の近所の「理想的なビオトープ」てな感じ。

Dsc01721
柏ふるさと大橋より、スタート地点方面を見遣る。
今年は何れのマラソン大会も、艦船対策(蜜回避)でスタート待機位置が大幅に拡張。
縦に長~~~いスタートブロックとなっています。
因みに今年の手賀沼エコ、最後尾のランナーがスタートラインを通過したのは6分半後でした。

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会場の「柏ふるさと公園」にとーちゃく。
湖沼沿いの公園なので「縦には狭い」ですが、代わりに「横には広く」。
然程の混雑感はありません(※.手荷物預かり場を除く)。

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お天気は見事な「秋晴れ」、但しマラソン的には余り嬉しくありません。
9時半時点で気温18℃と高め、陽射しも強く発汗が多くなりそうです。
ただ、幸いな事に風は凪、殆ど無風のコンディション。
風が立つと沼畔南東岸が逆風になるので、これには一安心。

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トイレを済ませアップ開始。
手賀沼エコの会場施設で唯一の難点は「荷物預かり所」の混雑。
今年は特に渋滞が激しく、長蛇の列となっていました。

10分以上並ぶのも面倒なので、荷物はゴール付近の芝生エリアにデポ。
スタートブロックに向かいました。

Dsc01728
最後にフィニッシュゲートを一写。
此処に戻ってくるのは11:23の予定、扨果結果や如何に?。

今回の目標タイムはコースベスト(1:23:48)更新も念頭に置いての「1時間23分台」。
ラップペース「㎞/3:56~58」に設定、以下の様なレースプランを描いての臨戦です。

Coursemap_2022

・スタート~手賀大橋渡橋(スタート~4.1㎞)
スタートから手賀大橋まで気持ち良く飛ばせるフラットコース。
今日の体調を確認しつつ、やや突っ込んでの入り。
上手く流れに乗って「体力的には無理せず、貯金の欲しい」パートです。
但しココで4分強のラップを叩く様だと、レースプラン自体がオシャカに。


・手賀大橋渡橋~手賀曙橋(4.1㎞~9.4㎞)
極上の高速ロードが続く、
沼南岸ふれあい緑道」パート。
但し風景に変化の無い、メリハリに欠けるロケーションが4㎞以上続きます。
出来れば適当なペースメーカー見付けて、引っ張って欲しいパート。
単独走でもタ
レずにペース維持、スタートから作ったリズムで押して行く。
10㎞通過のタイムは39分40~50秒が目途。

・手賀曙橋~五本松公園(9.4㎞~13.6㎞)
湖岸を離れ湖北の「ふれあいライン」に侵出、そして唯一のアップダウン区間へ。
田園地帯~住宅地~折り返しとコース風景の変化が多い区間。
意外とあっと云う間に過ぎていくパートです。
往路側に後続ランナーを見ながら、多少は気も紛らわせつつのレース。
2コブ続く短い上りは多少のペースダウン覚悟も「㎞/4:05」をボトムに凌ぎ切る。

・五本松公園~手賀大橋渡橋(13.6㎞~17.4㎞)
再び手賀沼沿いに出る微下り~平坦の幹線道路。
暫く続く緩やかな下りを利して、
極力足を使わずにペース維持。
例年このパート以降はランナーがバラけ、縦長になる事が多いのがネック。
出来れば単独走は避け、コバンザメ(集団の中)でレースを進めたい。
15㎞通過のタイムは、50分切ってれば理想的。

・手賀大橋渡橋~柏ふるさと公園(17.4㎞~フィニッシュ)
過去何度も「沈んで」いる、個人的には手賀沼エコ「キモ」のパート。
基本的には平坦コースも、極めて微々な勾配が点在。
疲労の溜まったレース終盤には、些少なスロープ変化も足に堪えます。
残り2㎞辺りからギアチェンジしてラストスパート。
尤もコレは「残存燃料」次第、最悪でも失速は避けたい所処。


と、こんな青写真を描いてのレーススタート、プラン通りに進むか否か?。
そんな訳で後篇に続く

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2022.10.25

●「第34回諏訪湖マラソン」後篇

えー、一昨日参加の諏訪湖マラソン、大会リポ後篇。
スコア(1:24:52)自体は平凡なものの、一応今レースの目標タイムはクリア。
臨戦過程(秋緒戦)を考えれば、内容的に満足の出来るレースでした。
来週の「手賀沼エコ」に向けて、良い実戦トレーニングとなった…かな?。

そんな訳で完走後のレースアフター、諸々の拾遺集で御座います。

Dsc01603
11ː30、完走後にフィニッシュ地点を一写。
1時間30分前後のランナーがゴールを迎えられる頃。
「1:29:59」と「1:30:00」は僅か1秒の差でも天国と地獄。
90分切りを目指してラストスパート、皆さんガンガレ!。

所処で今年から主だったマラソン大会は、その殆どが開催再開。
二年間続いた「伝染病狂騒曲(イベント中止の同調圧力)」も、マラソンシーンに於いては取敢えず収束(?)と考えて良さそうです。
しかし実戦を積めなかった「失われた2年間」は余りにも大きく痛い…。
走力低下が顕著に表れる50代が故、私めの様なおっさんランナーには猶更なのです。

まぁ終わった事を悔やんでも仕方梨、それに…
「やっぱりロードを走るのは楽しいネ(^^♪」

Dsc01606
でもってゴール風景を📷パシャパシャ撮ってると。
お隣にNHK長野のカメラウーマンさんがお仕事中、話し掛けられたので色々と談笑。
その流れでインタビューを受ける事になりました。

「諏訪湖マラソン」開催 紅葉鮮やかな湖畔をランナー走る
秋の諏訪湖の湖畔をおよそ4000人のランナーが走る「諏訪湖マラソン」が23日開かれました。
ことしで34回目を迎える諏訪湖マラソンは、諏訪地域の6つの市町村が合同で開催しているハーフマラソンで、全国から集まったランナーが21キロ余りのコースで健脚を競います。
新型コロナの影響で中止が続き、3年ぶりの開催となった23日は、感染対策として出場者を例年の半数に絞り、全国から高校生以上の4000人が参加しました。
午前10時に「諏訪湖ヨットハーバー」の前を一斉にスタートしたランナーたちは、紅葉が鮮やかな湖畔のコースで深まりゆく秋の景色を味わいながら走っていました。
また、地元の警察署からランニングポリスも出場し、「電話でお金詐欺被害防止」と書かれたタスキをかけて走りました。
沿道からは、子どもたちが「がんばれー」と声援を送ったり、拍手をしたりしてランナーを励ましていました。
東京から参加した男性は「湖がきれいでロケーションがいいですね。平坦なコースでタイムが出やすいので来年も参加したいです」と話していました。
(10/24 NHK信州 NEWS WEB)

下線の東京から参加した男性ってのが私め。
インタビューの模様は
NHK朝のニュース((おはよう日本/長野ローカル)でも放映されていました。
尚、恥ずかしいので
放送動画のアップは致しません。

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11:45、デポした荷物を回収、会場を後にします。
また来年、走りに来ま~す。

以下、恒例の大会雑感。
一言で云うなら理想的な中規模大会、「安心印のグッドレース💮」。
マラソンイベントとして成熟の域にある、高いレベルで安定した大会です。
約8000人の参加者(今回は4000人)でも充分な広さを有する会場キャパ、過不足なくコンパクトに整った動線、素朴でアットホームなホスピタリティ。
そして諏訪湖マラソンならではの広大な湖周ロケーション。
アップダウンの殆ど無い超フラットコースは、天候に恵まれればPB狙いに最適。
勿論ファンランナーの「エンジョイラン」にも持って来いです。

また「諏訪大社」「諏訪湖遊覧」「多くの美術館」「鰻にワカサギに蕎麦」「諏訪五蔵」「上諏訪下諏訪の温泉」「高島城と万治(少しビミョーですが)」等々、ビフォーアフターの観光資源も豊富。
一泊しての参加なら楽しみ方も倍増、満足度も更に高まるでしょう。

最後に何時も感心するのは「南信エリアのマラソン文化の高さ」。
参加者の殆どが諏訪.岡谷.茅野など(所謂「全諏訪」)を始めとする県内ランナーで占められており、ハーフ大会として高水準のレベル。
流石、關颯人/名取燎太/中谷雄飛を輩出した陸上のご当地、と云った感です。

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左手に諏訪湖を眺めつつ、テケテケとクールダウンジョグ。

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それにしてもやっぱり、

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諏訪湖は広いな♪ 大きいな♬。
国内23番目、本州に限れば13番目の面積を誇る諏訪湖。
湖面積13.3km²、湖周囲長15.9kmは矢張り大きく感じるものです。

そー云えばレース前、初参加らしきグループの一人がボソリと呟いてました。
これ、本当に、一周するの…… 」。

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涼秋の淡青と巻雲に映える「かりん」ちゃん。
黄色に熟すのはもーちょい先ですね。

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おっと、コレも撮っとかないとね。
諏訪湖白鳥遊覧船乗り場にて、因みに名前は「すわん」ちゃん。

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湖岸通りをテロテロと北進、因みに諏訪は南信。
レースで此処を通過したのは僅か1時間半前も、何だかもっと昔の事の様。
やっぱりハーフは@云う間にレースが終わってしまいます。

会場を離れるにつれ人影も疎らになり、スタッフの方が幟の撤収作業中。
「祭りの後」的な寂しさを感じてしまう一コマでした。

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レース5㎞地点。
右手に片倉館の煙突が見えて参りました。

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11:50、さーて、温泉温泉♬。
片倉館「千人風呂」にとーちゃく。
因みに湯船は広いものの、詰め詰めでも100人入れません。

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「遠足は家に帰るまでが遠足」
「マラソン大会は温泉に入るまでがマラソン大会」

まだ多くのランナーがレース中の時間帯、入館時の入浴者は3~4人とガラガラ。
のんびりと湯治を楽しみ、疲れた身体をリフレッシュ。
湯上がり頃になると完走者の皆様が大挙来館、やおら混雑の時間帯となりました。

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「遠足は家に帰るまでが遠足」
「マラソン大会は飲んで食ってするまでがマラソン大会」 

鰻は勿論の事、ココはお漬物が美味いんですよね。
それにしても完走後&風呂上りのビールは犯罪的な美味さ「🍺グビグビ」。

と、レースアフターは「温泉」に「打ち上げ」に定番のルーティン。
この後は久し振りに下諏訪に向かいました。
おしまいのつづく。

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2022.10.24

●「第34回諏訪湖マラソン」前篇

えー、昨日10月23日は2022年.秋季走活第一戦。
6年振り5回目となる「諏訪湖マラソン」に参戦して参りました。

腐れ頃名による開催中止の影響も有り、少し間が開いた同レース出場。
そんな訳でお久し振りの諏訪湖マラソン、大会リポ.前篇になりまする。

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7:00、新宿駅始発の「あずさ」に乗車。
この「スーパーあずさ1号」に乗れば、上諏訪到着は9:14。
会場入りは9時半/整列〆切は9時50分/レーススタートは10時。
タイムテーブルはカツカツなものの、何とか滑り込みで出走可能です。

因みに7~8年くらい前までは、諏訪湖マラソン専用列車「かりん湖ラン太号(新宿→上諏訪直通)」ってのが運行していましたが、残念ながら既に廃止されています。

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10:15、上諏訪駅到着。
この時点でスタート45分前、会場到着後に身体を作ってる暇はありません。
駅前で念入りにストレッチ、アップを兼ねたジョッグで会場に向かいます。

因みに同じ列車で諏訪入り、大会参加する強行軍組も数名おられました。

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上諏訪駅から会場へは徒歩15分/ジョッグで6~7分程度。
この日の上諏訪地方、天気は御覧の様に晴れ☀/気温は約12℃。
しかし思ってたより陽射しが強く、体感的にはもう少し暑く感じられます。
ウインドシェルを着たままではジョッグレベルでも軽く汗ばむ程でした。

うーん、これ以上気温上がると厳しいなぁ…。

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9:25、諏訪市体育館にピットイン。
「体調管理チェックシート」と「PCR検査陰性証明」を提出。
諏訪路への通行手形(リストバンド)を貰います。

この「新しいマラソン大会様式」、何時まで続くの…。

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アップ中の多くのランナー、そして目の前に広がる諏訪湖。
この風景見ると、諏訪湖マラソン「キター♪」って実感が湧いてきます。

湖岸に出て真っ先に確認したのが、風の有無。
諏訪湖マラソン最大の弱点、兎に角「湖風」の立つコンディションが多いのです。
幸いな事にこの日は凪、杞憂していた逆風は吹いていませんでした(一安心)。

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コース上では既にスタートの整列が始まってます。
この辺りは第4~第7ブロック、人並みを分けて会場に向かいます。

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大会会場は「諏訪湖ヨットハーバー」。
当然ですが堤防には多くのヨットが停泊、「湖」と云うより「海」の雰囲気が致します。
ま、潮の香りはしませんけどね。

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9:30、メイン会場にとーちゃく。
急ぎ荷物をデポし、水分補給とエアサロ散布。
ウインドスプリントを数本入れ、スタートブロック整列に向かいました。

今回の目標タイムは秋緒戦と云う事もあり、やや抑え目。
コースベスト更新(1:25:43)を必須ノルマとして、出来れば24分台。
途中で「潰れて」「沈む」最悪の場合でも27分台、と調子に応じて三段階の設定です。
スコアよりも均一なラップを刻む事(㌔4ː00~4ː03)に目標の重きを置き、時計は「結果的に付いてくる」と云った考え。
勿論「後半失速しない事」も毎度毎度のテーマです。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

Qw
そんな訳でハーフの部は10:00にスタート。
最初の1㎞は何時も通り、少し突っ込んだ入り(㎞/3:48)。
少しずつペースを調整し、3㎞以降は設定ペース(㎞/4:00av)に落ち着けます。

上川沿いを折り返し湖岸に戻り、5㎞地点で19ː40(㎞/3:56)と先ずは順調なスタート。
心配していた暑さも太陽が雲に隠れている時間が多く、直射日光による体温上昇/発汗は許容範囲のレベルです。
以降はプラン通りのレース進捗、予定のラップを淡々と刻みますが、
「無理はしてないけど、余裕もそんなにない」と云った感じ。
このまま21㎞持つか持たないか、ビミョーな負荷。
こりゃ一旦緩んでペース落とすとズルズル逝くな…。

隊列が落ち着いてからのレース経過も、これまたビミョーな状況。
100m位の間にポツポツと10人前後が位置する縦長の展開が続きます。
「前を行くランナーとの距離は、一定のまま縮まらない」。
「後ろから聞こえてくる足音は、遠くにも近くにもならない」。
単独走よりマシですが、何だか真綿で首を締める様な我慢比べ。
こんな展開が中盤の7㎞~13㎞間、ずーっと続きました。
今日のレースは何時も以上に「自分との闘い」と腹を括りマイペース走。
他のランナーの動向は気にせず、均一なラップを刻む事だけに専心します。

13㎞を過ぎ、釜口水門前から少し湖風が出始め、向かい風基調。
大した風立ちでは無いものの、矢張りペースには多少の影響。
風に吹かれる事の長いパートでは、ラップタイムも3~4秒落としてしまいます。
それに伴いレースも動き始め、縦長と云うより完全にバラけた展開に変化。
出るランナー/落ちるランナーの出入りも激しくなって来ました。

此処でタレた走りを続けると「一気にペース鈍化」→「メンタルの緊張が切れ」→「蓄積した疲労が表面化」の悪循環パターン。
兎に角我慢我慢我慢我慢我慢(念仏)…の走りです。
落ちて来るランナーを一人づつパスしつつ、ペースを立て直し。
15㎞地点通過タイムが「59ː52」、この時点でCBクリアはほぼ確定。
あとは24分台に乗せられるか…。

17.7㎞地点の石舟渡を左折、やっと向かい風とサヨウナラ。
残す距離は3.4㎞、ラストスパートを仕掛けるには絶好のポイントです、が。
「今日はこれが精一杯🌼、でした…」。

㌔4ペースを維持するのでカツカツ、此処でペース上げたら潰れるの必至。
スパートが持つのはラスト2㎞が限界と判断、19㎞地点までは「残り距離を少しずつ削っていく」苦しい走りを強いられます。
19㎞の距離表示板を過ぎ漸くスパートも、若干のペースアップと云った上げ方。
例に由って、何時も通り「藻掻き」「苦しんで」のゴールインとなりました。

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そんな訳でリザルトは以下の通り。
ネットタイム 1:24:52(㎞/3:59) グロスタイム1:24:57  
・種目別(男子50歳代) 11位/756名
・総合 118位/3565名

スコア的には平凡も、シーズンイン「叩き一走目」としてはまずまずの結果。
何より秋緒戦のレースで「㌔4」切れた(㎞/3:59)のは収穫です。
ラップのバラ付きも少なく、均一なペース進捗を保てたのも良し。
「前半スプリット/42:22」「後半スプリット/42:30」と、後半のペースダウンもありませんでした。

逆に課題としては、このレベルのペース維持で心肺が目一杯になってしまった事。
あとラスト3~4㎞でスパート掛ける余力が残って無かったのも反省材料です。
日々のトレーニング、巡航速度をもう少し上げないとな…。

ま、これで来週の「手賀沼エコ」は、目標設定をもう一段階上にアップ。
まだまだ仕上がり途上ですが、1時間23分台なら狙えそうです。

 

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2022.06.14

●「第13回 南魚沼グルメマラソン」後篇

えー、一昨日は今年上半期.最初で最後の出走レース。
「南魚沼グルメマラソン」大会リポ、後篇で御座います。

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レース開始30分前から本降りの雨に。
「どーせレース中で濡れるんだからイイや」と、腹を括って雨中ウォームアップ。
調整不足と寝不足でテンション低めの会場入りでしたが、アップしていると次第に気持ちも「乗って」参りました。
しかし今レースは「スコア度外視」、鼻っから結果を期待していません。

スノーシーズン中は滑走ライフ専念にて、走活ライフ「おざなり」な私め。
此処半年の月間走行距離は60㎞程度、しかも全て軽負荷のジョッグレベル。
で、スキーライフを終えてたのが6月2日、本格化にラン再開したのが10日前。
「足」も「心肺」も鈍り切っており、シビアに戦える状態じゃありせん。
直前のトレーニングも付け焼刃レベル、㎞/4:30の20㎞走を2本こなしただけです。

そんな臨戦態勢ですので、気概も志も無いスタートライン。
「ハーフの自己ワースト(1時間37分)だけはクリア」てのが最低目標です。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・

ハーフの部は9:00にスタート。
スタート直後に雨が上がり、曇り空の涼しいグッドコンディション。
毎年夏日(or真夏日)の炎天に曝される同大会としては、奇跡的なマラソン日和です。

レースプランは適当なペーサー(先行集団)見付けての「コバンザメ作戦」
極力「自分の足を使わない」で抑え目の走り、体力消耗の軽減を計ります。
進捗目途としては「9㎞地点(城巻橋の折り返し)」「15㎞地点(魚野川沿いからの右折地点)」「17.7㎞地点(国際大学キャンパス通過地点)」の三か所をチェックポイントに設定。

最初のチェックポイント、城巻橋まではプラン通りのレース展開。
多少のバラ付きはあるものの㎞/4:20のラップペース、心拍数もMaxで約140。
しかし「専守防衛」の安全策とは云っても、流石にこれは「チト楽過ぎる…」
くっついてる集団は、理想のラップより3~4秒遅め。
かと云ってこっちが引っ張るのはヤだし、下手すりゃ最悪の事態(単独走)の恐れ有り。
そんな訳で折り返し地点手前から、少し前のランナーに「コバンザメ移動」。
渡橋してからもペーサーを何度か鞍替え、10~15㎞間は㎞/4:15のラップ推移。
うん、これくらいのペースが丁度イイや(^^♪。

15㎞以降の急坂~砂利道パートでペースが落ちますが、これは織り込み済。
国際大学キャンパスを通過して17.4㎞、残り4㎞弱は下りメインの平坦パートです。
足も心肺も余裕残し、つーか「そんなペースでしか走ってません」
校外に出た所処で思い切ってロングスパート、㎞/3:55にペースアップ。
本来ならこのペースがデフォですが、現状では果たして最後まで持つか不安…。
案の定、八色の森公園に入ると足も心肺も赤信号🚥点滅
ラスト500mは藻掻きながらの走りでフィニッシュとなりました。

スタッツは以下の通り、種目別リザルトは予想外の8位入線。
タイムやエントリー数は置いといて、やっぱり一桁着順は嬉しいものです。
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腐れ頃中の過去二年間、出走した大会は「トラックの競技会」か「河川敷ピストン」か「公園内グルグル」等、周回コースのレースばかり。
ロード走るのは2019年のつくばマラソン以来、2年半振りです。
結果的には低調なスコアに終わりましたが、それでもやっぱり、
「ロードレースは楽しいなっ♡」

今年の走活ライフは失われた2年間と体力を取り戻すべく、復活の足掛かりの年。
秋のローテーションは「手賀沼エコ」「上尾シティ」「小江戸川越」がターゲット。
先ずはハーフでしっかり結果を出し、来年はフルマラソンに移行する算段です。

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レースを終え、帰途の前に北駐車場へ。
本当だったら此処はグルメ村の出店エリア。
数え切れない飲食ブースが立ち並び、盛況を活している筈でした。

ご飯食べ放題とグルメ村の中止
新型コロナウイルス感染症対策の一つとして,飲食を伴うイベントは中止といたします。
グルメマラソンを名前に冠する大会として苦渋の決断でしたが,まずは安全な大会を目指して「現地開催」を第一に考えた結果とご理解いただけたら幸いです。(南魚沼グルメマラソHPより転載)

まぁこれは致し方無し、大会開催してくれただけでも感謝です。
でも六花さんは来年のグルメマラソン、「コシヒカリ食べ放題/グルメ村」復活に向けてやる気充分でした。

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11:10、浦佐駅から越後湯沢に向かいます。
レースを終えた頃から、曇天の空からは再びポツポツと糸引く雨。
アフターRUNイベント(福田六花氏やゲストのトークショー&ライブ)は諦め、早々に会場を後に致しました。

駒子の湯♨で汗を流した後は森瀧で打ち上げ昼宴、そして新幹線でガー寝。
東京に戻った2時間後にはオシゴトが待ってるのでした、とさ。

 

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