SKI 2024/25.滑走記

2025.05.18

●2024/25.四十五滑目「かぐら/FINAL」

えー、本日5月18日(日)を以て今シーズンの営業を終えた「かぐら」。
最終日は生憎の雨予報も、午前中は時折晴れ間の覗く時間帯も有り。
しかし正午前から雨、更には濃霧が覆うガス天候となったみたいです。

今日は私めも滑りに行く予定も、雨とガスが避けられない気象コンデション。
しかも前日土曜日が強風でゲレンデ営業中止で、激混みとなるのが必至。
無理して出張るモチベーションも無く、遠征見送りと致しました。

所処で毎年シーズンイン/シーズンエンド時期の主戦ゲレンデとなるかぐら。
今季も4~5月の春スキー期に固め打ちの来訪。
営業最終日の三日前、5/15(木)が最後の「神楽詣」となりました。
そんな訳での2024/25シーズン「かぐらFINAL」、滑走記で御座います。

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6:50、東京駅とーちゃく。
五月も折り返しの平日朝、流石に板を担いだ雪猿の姿は見られません。
嗚呼、多くのスキー/スノボ客で賑わっていた数ヶ月前の風景が懐かしい…。

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7ː04発の「とき303号」に乗車。
前夜オシゴト→寝不足で早起き→一日中コブ滑って→帰って来てオシゴト。
こんな基地外じみたハードワークもこの日が最後です。

所処でこの日は何時もより1時間遅めの東京出立/湯沢入り。
何故かと申しますと理由は後程。

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8ː20、湯沢駅とーちゃく/シャトルバス乗車。
南越さんのバスに乗るのも今日が最後。
湯沢駅発.カグリスト第二便の乗客は20名程でした。

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8:45、みつまたステーションとーちゃく。
山麓駅ではスイセンとチューリップがお出迎え。

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かぐら最後の一日「しゅっぱーつ」。
ロープウェーより眺む東谷山、眼下にはブナの新緑と清津の碧流。
ハイシーズンの記録的大雪で若葉の芽吹きも遅い湯沢の春。
例年なら花盛りを迎えているヤマフジも、未だ花唇を閉じたままでした。

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8ː55、みつまたゲレンデには辛うじて「冬の名残」。
「寄せて」「上げて」の下山コースも、圧雪車2レーンを確保するのが精一杯。
ま、残り営業日も今日を入れてあと4日、何とか最終日まで持ちそうかな。

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かぐらゴンドラ乗車。
僅かな残雪と色鮮やかに繁る新緑、雪解け水に勢いを増す沢流。
車窓より望む風景はすっかり立夏のそれでした。

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9ː20、メインゲレンデとーちゃく。
季節は「春から冬へ」巻き戻し、目の前に広がるのは白銀の別世界。

この時期になってもメインゲレンデはコース幅一杯に滑走可能。
モーグルバーンにも土は見えず、ジャイアントにテクニカルにパノラマも健在です。
「いゃあ、今季はホントに雪多い」。

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メインゲレンデのコブは圧雪で潰されています。
この時期は一日でコブが深くなる+コブ溝に土が出るのでで毎日リセット。
「コブ作り隊」がせっせとコブ再開発中です。

この日、何時もより遅れてゲレンデインした理由が「コブメイク」。
朝イチよりコブの出来始めた時間帯からのアクテビティが得策なのでした。

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田代連絡路より、上ノ倉山を望む。
今週は天候不安定で最後の最後まで悩んだ挙句、前日に遠征日を決定。
この日は終日の「曇り」予報も、薄晴れ空が広がるスキー日和に恵まれました。
「いゃあ、今日にして良かった♪」。

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9:30、オープニングはジャイアントから。
今日は9時半~15時の短期集中型アクティビティ、一本目からコブ入りです。

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ジャイコブは一昨日と変わりなし。
入りから浅くて広い「メガバンク」、コブ…つーより単なるミゾ。

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でも、所々に、

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良い按配のラインが出来ています。
ジャイアントは100%天然雪、メインゲレンデみたく人工降雪機で作ったアイシーな下地じゃ無いので雪が柔らかい。
ラインも途切れ途切れなので足慣らしには丁度良い「癒しコブ」です。

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10:20、ジャイコブを4本回してメインゲレンデへ。
メインコブのラインは順調に造成中。
上は未だ浅いものの、下に進むにつれ大分整って来ました。

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モーグルバーンのレーンは3本、一番右が良いリズム。

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10時半を過ぎるとやや天候下降線、巻層雲が空を覆い始めました。
日が隠れると視界がフラットライト気味、コブの陰影が見え辛いのでアイウェアのレンズを曇用にチェンジ。
小休止を挟んでコブ遊びを続けます。

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メインコブも次第に良い按配に。
以降、メインゲレンデ~モーグルバーンのコブを主戦に取り、時折ジャイアントとパノラマを摘まみ食いするローテーション。

今季はコブ滑の調子が良く、4月下旬から滑走頻度がハイシーズン並みに増加。
八方/五竜/かぐらへ遠征を繰り返し、コブを攻め続けた三週間でした。
そんなタイト&ハード(&クレージー)な日々も今日で一択小休止。
次の月山遠征までは少し間が空きます。

かぐら最終滑となるエモな心持ちと、シーズンエンド間近のバーンアウト感。
この日は何だか少し弛緩したメンタリズムでのアクティビティです。
滑り自体も目一杯にアタックするのでは無く、攻める姿勢は持ちつつ「スピードコントロール」と「雪面コンタクト」を重視。
それが却って良い按配、安全マージン取った余裕持ちの滑りが出来ました。

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ジャイアントより望む、田代子さんと平さんと仙ノ倉さん。
空模様も再び良化傾向、淡青の広がる穏やかな薄晴れに。

余りにピーカン過ぎると「暑いし」「陽射し痛いし」「焼けるし」「雪解けも進む」。
春スキー期は軽く絹雲掛かってる方が、却って「スキー日和」なのです。

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ジャイアントボトムの事故現場。
献花に黙祷。

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13ː15、ピクニックランチ。
パウダーステーションで買った味噌ラーメン🍜とお弁当のおむすび🍙。
嗚呼、山で食べるカップ麵はどうしてこんなに美味いんでしょう。

この時点でコブ回し17本、ボチボチと残存体力も怪しくなって来ました。
45分しっかりランチレストを取り、ストレッチ/マッサージにツボ押し。
「あと4本だけで良いから身体、持ってくれヨン」。

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14:05、戦線再開/そしてフィナーレタイム。
先ずはパノラマ。
最後は今シーズンの「かぐら.惜別滑」、各コースのコブを順番に回して行きます。

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2024/25シーズン、パノコブの滑り納め。
5月中旬にパノラマが生きてる自体が稀有、その上こんなたっぷりの雪量。
今冬の記録的大雪を象徴する様なゲレンデ風景です。

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続いてジャイアント。

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2024/25シーズン、ジャイコブの滑り納め。
5月半ばにして「滑れる」上に「土の出てない」ジャイアントも滅多にありません。

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お次はテクニカル。

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2024/25シーズン、テクコブの滑り納め。
テクニカルも例年なら「とっくに終わってる」時期でこのコンデション。

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そして最後はメインコブを2本。

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トラバースして逆サイドの脇コブ、

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モーグルバーン。

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2024/25シーズン、最後の1高乗車/そしてコブアタック。
営業時間は未だ30分残っていますが、この日はこれからオシゴト。
帰路都合上、この時間での撤収です。

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15ː00「かぐら終了」。
あとはゴンドラコースとみつまたの下山路を流して終えるだけ。
実質的にはメインゲレンデのアクティビティが、かぐらの「滑り納め」。
次にこの景色を見るのは7か月後、恐らく今年の12月です。

サンキュー、そしてサラバ、かぐらゲレンデ。

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難関の下山アトラクション。
ゴンドラコースは見るからに「スキーの走らなそうな雪」。
ブナ殻とヤニと黄砂がスーパーリミックスした汚雪を「漕いで」「蹴って」のクロカン下山。

ただ、この日は曇り空と程好い和風が幸い。
一昨日より板の走りは良く、思ってたより楽に下山出来ました(苦笑)。

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2ロマより望むメインゲレンデ。
今シーズン、もうあの場所でコブ遊びする事はありません。
そう思うとちょっぴりペーソスな心持ちになるのでした。

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15ː35、かぐら終戦。
It's over, after all。

あとは大会バーンでフキノトウ摘んで帰ります。

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16ː20、みつまた発→越後湯沢駅行きのシャトルバス。
嘗てはかぐら最終日のこのバスが「シーズンオフへの直行便」。
しかし月山を知ってからは、幸か不幸かスキーシーズンが1ヶ月延長。
私めの「スキーマッドな日々」はもう暫く続くのでした。

「まただ、まだ終わらんよ(シャア)」。

と、こんな感じの2024/25シーズン「かぐらFINAL」でした。
おしまい。

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2025.05.14

●2024/25.四十四滑目「かぐら」

えー、昨日は月曜日の代休にて臨時のオヤスミ。
蒼天の五月晴れを狙い打ってのスノーライフに逝って参りました。

今月の4滑目は今季の44滑目、そして今季4度目となる「かぐら詣」。
何だか縁起の悪い「4」並びですが、そんなのお構い無しに白銀世界へレッツゴー。
そんな訳で立夏の神楽、鼓舞奉納記で御座います。

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8ː00、みつまたステーションとーちゃく。
平日にも関わらず、昨日は朝イチから結構な人出。
一便/二便は満車、三便のロープウェーでみつまたゲレンデに向かいました。

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8:15、みつまた大会バーンは既にクローズ。
5日前(5/8)に来た時はまだ滑れたのに、エラい勢いで雪解けが進んでいました。

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みつまたファミリーも半分以上ビスラボが出ています。
今週からみつまたエリアはかぐらエリアへの連絡コースとしての使用。
リフトで「回して滑る」事は出来ません。

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みつまた1高はブナの新緑トンネル。
瑞々しい若葉と五月晴れの澄んだ青空は「立夏のスキー」ならではの彩り。

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8:45、メインゲレンデ=「冬」にとーちゃく。
ゴンドラ降りるとサプライズ、月山の職場仲間とばったり遭遇。
彼は国内屈指のテレマーカー、3年前までかぐらスクールに勤務していました。
久し振りに一緒に滑ってビデ撮り、次は月山で会いましょう。

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メインゲレンデの賞味期限は3本。
9時を過ぎるとザブザブのグサグサ、板が沈んで下地も捉えられない砂浜雪に。
「これならコブ滑った方が楽だし楽しいや」。
そんな訳で早々にコブ入りします。

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9:25、先ずはジャイアント。
トップ~ミドルには浅くて広い「メガバンク」ばかり。
途切れ途切れの乱れコブが多く、ボトムに整ったレーンが3~4本あるだけでした。

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テクニカルも浅いコブか汚いコブばかり。
今シーズンのテクコブは本当に使えない…。

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メインゲレンデの脇コブは良い感じ。
昨夜ピステンで潰されていましたが、コブ作り隊の尽力で2本のラインが完成。
出来立てなのでチト浅いですがピッチは良、楽に滑れました。

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モーグルバーンは相変わらず良いコンデション。
5~6本回してコンデションも概ね把握、徐々に滑りも「ノッてきました」。
今日も調子イイぞ♬

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10:30、1回目のピットイン。
休憩用の椅子はピステンプーリー、お値段は4000万円也。

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リスタートはパノラマのマラソンコブから。
未だ浅い上にピッチの短いストレートライン、一寸忙しい。

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今日はジャイアント/テクニカル/パノラマ、何れもイマイチのコブばかり。
必然的にコブキ●ガイ ゲストはメインゲレンデのコブに集中。
ライン待ちの時間も多少出て来る様になりました。

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11ː55、2回目のピットイン。
巻機山~米子頭山~柄沢山の上越国境稜線を眺めつつ一服。
ハイシーズンには深い白妙を湛えるマッキーも、残雪少なくなったなぁ。

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メインゲレンデのコブは良い按配に成長。
この日のテーマは「コブ当たりで股関節を引く」「足首の緊張と膝のゆとり」「ターンの始動は無理に回さずしっかり待つ」「コブ溝で立ち上がり伸ばし荷重」の四本柱。
あとは忘れた頃に「密脚」「コブ裏の雪面コンタクトを外さない」「高めのポジショニングで懐にゆとり」「ストックワーク」「切り替え時に外足の膝を逃がす」「外足荷重」「コブ頭では逆捻りで低めポジション」の再確認。

うーん、コブは短い時間でやる事(考える事)多い…。

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13ː15、3回目のピットイン/テラスでランチレスト。
正午過ぎからジワジワと疲労蓄積、少し雑な滑りになって来ました。
しっかり休んで栄養補給、ラスト1時間半に向けて体力回復に努めます。

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昨日のかぐらは平日としては大盛況の部類。
ストレスを感じる程では無いものの、午前中は常時1~3分のリフト待ち。
午後に入るとゲストは大分減り、混雑具合はこの程度になりました。

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14時を過ぎると圧雪バーンにもコブのお花畑。
平日のメインゲレンデで「自然コブ」が出来るのも珍しい。

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14:00、戦線再開/ラスト1時間半。
この日のアクティビティは滑走本数30本/うちコブ回し25本。
ジャイアントとパノラマは各2本、テクニカル1本。
コブ遊びの殆どをメインゲレンデ~モーグルバーン(20本)で回す一日でした。

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脇コブの掘れ具合は許容範囲、個人的には丁度良いレベルの難度。
しかし最後の1時間は腰と広背筋の疲労が表面化。
股関節/膝/足首を使った基本姿勢を保つのも難しくなり滑りの質は低下、2~3度弾かれちゃいました。
うーん、最後の3本は蛇足だったかな…。

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15ː30、モーグルバーンで〆。
あとはゴンドラコースを「漕いで」「漕いで」のクロカン下山です。

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みつまたファミリーは寄せて上げての右側通行。
今季の営業日数はあと5日、まぁ何とか最終日まで持つでしょう。

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18ː20、さて帰りますか。
戦い済んで日が暮れて、温泉入って打ち上げ飲み。
因みに昨日のアフタースキーは「湯沢駅東口コース」、江神から中野屋さんでした。
おしまい。

 

 

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2025.05.13

●2024/25.四十一滑目「五竜&47」

えー、もう10日以上前のオハナシになりますが…。
GWセパレート期間の平日三日間(4/30~5/2)は「第十二次白馬遠征」3Days。
今シーズン最後となる白馬雪旅は、八方尾根と五竜47に逝って参りました。

そんな訳での2024/25「白馬FINAL」。
二日目に向かったのはホームゲレンデの五竜&47で御座います。

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6:50、5月最初の朝にゲレンデイン。
クリアブルーの蒼天は、立夏の頃ならでは「深く澄んだ青」。
昨日/今日と、二日続けて絶好の春スキー日和に恵まれた白馬でした。

そー云えば今日から五月、従って「五月晴れ」です。

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桜も愛も、散るのは早い。
エスカル桜坂のエゾヒガンもすっかりと葉桜に。
一昨日の春嵐爆風が「花散らしの疾風」となってしまいました。

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朝イチキャビンには何時もの面々。
五竜オールスターズを始め、1/3くらいは顔見知りの方々。
他愛も無い話をして営業開始を待つ時間は結構楽しいもの。
それも今日明日が最後です。

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8ː15、キャビン乗車。
2024/25シーズン.五竜&47の「セミ‐ファイナル」アクティビティスタート。
「Heavenly blue♪」の空に向かってLet's go!。

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8ː25、「あら、珍しい」。
グランプリではアル3が営業点検で5分程遅れての運行開始。
昨日の八方でも国3が同じパターン、今週は「そんな日」らしく。

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朝イチグランプリは春ザラメの緩いピステ。
板の走る快適なロングターンは4本まで、瞬く間に「ザブザブ」「グサグサ」の荒雪に。
オープニングタイムのハッピーアワーは9時を待たずに終了となりました。

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9ː10、グランプリに見切りを付け、早々に47へ。
パノ分岐からR8上部はノッキング気味の汚雪、漕がないと前に進みません。

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4Gはスキーヤーズレフト側に土出て来ました。
因みに下山コース(R1ボトム)は、昨日4/30にてクローズとなりました。

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それでもR1はボリュームたっぷりの積雪量。
バーンの荒れ進行もグランプリに較べるとまだマシ、そして安定の過疎っ振り。
コース幅を目一杯に取ったロングターンで回せる時間が暫く続きました。

6本回すと流石にコンディション悪化、下地を捉えるのも難しくなって来ました。
この日のオンピステ回しはこれで終了、アクティビティをコブ滑にチェンジ。

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10:30、今日のコブ入りはR3から。
入りは攻め易い緩~中斜コブも、中盤からストンと折れて急斜面に。
私めの足前では家賃の高い難度、アタック出来る範疇を超えています。
速度域5~6割のズルドン主体で、何とか「こなす」レベルの滑りでした。

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下から見るとこんな感じ。
急斜のコース一面に「びっしり」と貼り付いたコブ。
黒菱と双璧のエキスパートバンプスも、エスケープ路が無い分黒菱より太刀川ルイ。

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10:45、グランプリに帰投。
南沢ノ頭(通称イチヨンゴーゼロ)より望む、五龍と唐松の二枚屏風。
明日は雨予報100%、このパノラマViewも今シーズンこれで見納めです。

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Line‐Eより望む武田さんも見納めかな。

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10:55、ピットイン。
今日の休憩場所も12番のピラーホール。
水分取って補食チャージしていると、雪の切れ目で動くゴマ粒を発見。

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孵化したばかりのコオロギでした。
鉄柱下の露土した所処から生まれて来たのでしょう。
雪の上は冷たいし、食べるもの無いし、早く地べたに戻ろうね。

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11ː10、本格的にコブ遊び開始。
先ずは足慣らしを兼ねてコブ形状の下見です。

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グランプリの脇コブ、一段目~二段目から、

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ボトムの線下コブへ。
グランプリの圧雪バーンが早々に非圧雪/ナチュラルバーン化。
皆さん早い時間からコブ入りされてるらしく、11時時点で結構掘れていました。

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でもって今日も「暑い」そして「痛い」。
正午を過ぎると降り注ぐ陽射しは益々凶悪化、チリチリと肌を焼く様な照射です。
この日の白馬村は最高気温25.3℃、今年二度目の夏日。
標高1500mのアルプス平でも20℃に迫る暑さでした。

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今日、グランプリの脇コブは何だか並びが汚い。
そんな訳でテクニカルを主戦に取るコブチョイス。

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14:00、ランチレストも12番下。
GW期間はアル4が臨時営業、従って「アル4テラス」は使えません。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-7065f0.html

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今日一番のお気に入りphoto。
12番の穴より、雪面を見上げる構図で白馬三山。
春スキー時期じゃないと撮れないアングルです。

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14:30、戦線再開。
東面の空には「ぷかぷか」と雲☁☁☁が増殖。
うーん、やっぱり明日は予報通り雨になりそうだな…。

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所処でこの日のアル3は調子おかしい…。
13時頃から3~5分間隔で「止まったり」「動いたり」の繰り返し。
何か機械トラブルでも発生したのかな?。

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ラスト1時間半は「テクニカル専」のコブアタック。
スキーヤーズレフト2列目、このラインが大当たり。

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ピッチ良し、リズム良し、形状良し。
中盤パートで掘れが深くなってますが、受けコブって程じゃ無し。
何より変な削られ方をしていないので、ライン取りがスムーズです。

「どーせ明日は雨☂確定だし、今日で全部出し切っちゃえ」。
残存体力を使い切る覚悟を決め、延々/黙々とテクニカルを回し続けます。

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15ː50、今日もきっちり最後まで回し切りました。
この日のスタッツは滑走本数36本、うちコブ入り20本。
(テクニカル~線下×12 グランプリ脇コブ~線下×7 ルート3×1)
春スキー期のコブ滑としては今シーズン一番の充実度、そしてやり切った満足感。
特にラスト1時間半のテクニカル回しは楽しかったなぁ♬。

しかしこの代償は決して軽く無く、翌日は午後を待たずにガス欠となるのでした。

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唐松さんにサヨウナラ。

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白馬三山にサヨウナラ。

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そして五龍岳にサヨウナラ。
今回遠征はもう一日残っていますが、残念ながら明日最終日は「雨」予報。
恐らく後立山の名峰群を望む事は叶いません (実際山影すら見えませんでした)。

そんな訳で一日早い「惜別の儀」。
白馬の山々にサヨナラを告げ、ゴンドラ下山に向かったのでした。
おしまいのつづく。

 

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2025.05.12

●2024/25.四十滑目「八方尾根/FINAL」

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鑓の名に し負う頂 空を突く

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宿雪を 杓子でよそい 渓に盛る

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黒馬を 深雪に隠す 白馬岳。

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拳骨に 似たる横顔 五龍岳。

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落武者の 隠るる里の 槍二条。

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えー、4/30~5/2はGWセパレート期間の三日間を狙ってスノーライフ。
2024/25シーズン最後となる白馬雪旅は「第十二次白馬遠征」で御座います。

そんな訳での「白馬FINAL」、初日のゲレンデは二週続けての八方尾根。
アクティビティ前のプロローグは、先週と同じ…つーか毎度変わらぬルーティン。
ウォームアップジョグで白馬大橋に向かい、後立山の名峰を展望して参りました。

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グラード/黒菱/兎平/パノラマ。
国内屈指のゲレンデ面積、裾広がりの広大なフィールドを有する八方尾根。
しかし雪があるにも関わらず、リーゼンもスカイラインもとっくの昔にクローズ。
(特にスカイラインは雪付けの必要が無いくらい、豊富な雪量なのに…)
四月半ばより、滑走可能なのはゲレンデトップの4コースのみとなっています。

それでも春スキー期の八方「最大のウリ」コブ畑は健在。
黒菱に三角に兎にソデクロに、垂涎のステージが選り取り見取りです。

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も一つ、行き掛けの駄賃。
深雪を讃える白馬鑓を遠景に、深雪(旅館)さんのヤエザクラ。

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6:40、ゴンドラ駅とーちゃく。
二週続けての一番乗り、否々白馬だけに一番「鑓」ですね。
しかし連休狭間の平日とは云え、ゴールデンウイークのど真ん中。
昔の阿鼻叫喚.鬼畜混雑(↓)を知っているだけに、何だか肩透かしを食った感じです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2021/05/post-2fdd30.html

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営業開始10分前。
朝イチのゴンドラ運行を待つゲストはざっと数えて60人程度。
うち半分は山に向かうアルパインの方々でした。

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8:00、ゴンドラ乗車/車窓より望むセントラル。
リーゼンと並ぶ、私めの八方尾根「My favorite course」。
しかしコ●ナ禍以降の運営縮小方針で、セントラルとオリンピック2(たてっこ)は圧雪放棄、「回すコース」としての機能を喪失しています。

嘗て頻繫に訪れた八方に近年足を運ばなくなった最大の理由がコレ。
上記2コースが使えないと、如何してもリーゼンにゲストが一極集中。
混雑具合は増すし荒れるの早いし、何よりリーゼンばっかり滑ってても飽きる。
セントラルにたてっこ、リーゼンに比肩するオンピステのロングコースを有するのが八方尾根の魅力の一つだったんですけどねぇ。

しかも二年後に開業する「新ゴンドラ」と「センターハウス」はベースが名木山。
動線的にはますますリーゼン偏重となり、セントラル/たてっこ/国際は、やがて捨てコースとなる運命なのかも知れません。

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兎平とーちゃく。
一番乗りの特権、無人のゲレンデを📷パシャリ。
今日も雲一つ無い快晴、突き抜ける様な青空がお出迎え♬。

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8ː10、オープニングはパノラマへGo。
朝イチからしてザクっと緩いコーデュロイストライプ。
コーンスノーを切り裂く、ハッピーターンのロングターン♪。

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パノラマ大町側は、上部から中間部にかけて雪量豊富も、

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廊下が折れた中斜面では土出てます。
小谷側も折れてから下のスキーヤーズライト側に多少の地表露出。
この前日(4/29)の白馬は春嵐の爆風祭で、何れのゲレンデもほぼ終日運休。
春の雪を融かすのは「太陽」でも「雨」でも無く「風」。
昨日の吹き荒ぶ強風で雪解けが一気に進んだみたいです。

パノを回すゲストは基本的に小谷側が多く、狙いは大町側。
緩く締まりのないピステンですが、オープニングの1時間はフラットザラメを維持。
落下を多めに取ったミドル~ロングが気持ち良く楽しめました。

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9:15、続いて兎のモヒカン右。
標高の上がった分、パノより数段多い積雪量。
片斜の地形が少し出始めているも、ブッシュの出ている箇所はありません。
パノ7本/兎3本回して「本日のオンピステタイム終了」。

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9:40、グラードクワッドで山を愛でに向かいます。

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五龍岳より西遠見~大遠見~中遠見と続く遠見尾根、奥には鹿島槍。

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天狗の大下りから天狗尾根、そして白馬三山。

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ハイシーズン中は深雪の中に埋もれていたハイマツやコメツガ。
乗った雪を弾き飛ばし、ワッサワッサと枝梢を擡げ出していました。

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それじゃ「コブの万博」に向かいまーす。
今日のコブ入りはグラードから。

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気楽に入れるパビリオン、黒菱三角。

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メタンガス以上に危険なパビリオン、黒菱。

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ソデクロは今日も絶好調。

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兎とソデクロの間も結構イイっ。

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一番人気のパビリオンはやっぱり「ウサぴょん」。
今季の白馬は記録的豪雪の恩恵で、GWに入っても積雪量豊富。
特にグラード/黒菱/兎はハイシーズン並みの雪量を維持しています。
コブも溝に土や石の出ている箇所は無く、地雷を踏む心配もありませんでした。

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しかしパノラマは正午過ぎから一気に融雪進行。
朝から出ていた地面に加え、雪付けの浅い部分では露出が広がってきました。

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小谷側の後半部。

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大町側の中間部。
こーなると地べたが熱を持ち、加速度付けて地表露出進行。
あとは圧雪部隊の雪付けメンテが頼りです。

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それにしても今日は暑い…、そして陽射しが痛い。

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コブ溝に吹き溜まりが乗り、トップは抜け難い/エッジは引っ掛かり易い。
只でさえ難儀な黒菱で、このコンデションは厳チィ。

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この日のメインコブはソデクロ。
多少掘れて来ましたが、上手い人が作ったラインはやっぱり滑り易い。
何より初~中級者が殆ど立ち入らないソデクロ。
コブ裏や山が過度に削られた、汚いコブにならないのです。

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「タン」「タン」「タン」と整ったピッチ、リズム良く攻められます。
午後の主戦コースはソデクロに取り、パノラマペアで5連滑。

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14:00、やっと飯。
リーゼンのトップには警告板、+ピステンプーリーが三台で通せんぼ。
滑走禁止×なのに滑り降りる無法者が後を絶たず、こー云う処置になったみたく。
先週来た時も、結構数の侵入者(リーゼン下山)が居ましたからねぇ。

悪雪とコブしか選択肢の無い春スキー、ハイシーズンに較べ身体へのダメージ蓄積が段チ。
しっかり1時間の休みを入れ、体力回復に努めます。

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15:00、〆は三角で「楽しく」「平和な」コブ遊び、の筈も…。
ブル道からの上のライン(×印の所)で、この日初めての転倒被弾。
内足に乗ったまま切り替え、無理に回そうとして板が重なりクラッシュ。

それでも気持ちで負けると「どーにもならない」のがコブ。
メンタルリセットして、滑りのメカニズムを整理して、残り時間少なくなった三角コブを回します。

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15:40、きっちり最後まで回し切ってのラス1本。
因みにこの日の黒2、営業最終の乗客=4月最後の乗客となりました。

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最終乗車の黒3より望む、白鑓/杓子/白馬岳。
2024/25シーズン、八方尾根の〆フォトはやっぱり「白馬三山」。
夕日で光が屈折し、朧に白んだ山々の姿が幻想的でした。

と、こんな感じの「第十二次白馬遠征」。
白馬FINALの初日は八方FINALのアクティビティでした、とさ。
つづく。

 

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2025.05.10

●2024/25.四十三滑目「かぐら」

えー、今年のGWは比較的マジメに商いしていた武蔵野口の場末の酒場の主。
その御褒美と云っちゃ何ですが、一昨日5/8(木)はリフレッシュ休暇。
臨時休業でお店お休み、例に由ってスノーライフに繰り出して参りました。

GWを終え「GALA」も「奥只見」も「丸沼」も「白馬」も、みーんな今季の営業を終了。
首都圏から日帰りで滑れるゲレンデは「かぐら」しか残っていません。
そんな訳での神楽滑走記、2024/25シーズンも愈々カウントダウンで御座います。

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8ː00、みつまたステーション到着。
春スキーかぐらの風物詩、薫風の瑠璃空に泳ぐ鯉のぼり。

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2便のロープウエイに乗車。
残り僅かとなった川辺の斑雪と清津の清流、そして芽吹き始めたブナの新緑。
都会では春を通り越してすっかりと立夏の気配ですが、三国街道の山中では未だ「冬」と「春」が鬩ぎ合っています。

雪が解けて 川になって 流れていきます♪
とっくに春ですねぇ♪ コブを滑ってみませんか♬

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8ː15、みつまたゲレンデもブナの若葉に彩られています。
この時期にみつまたが「生きている」事自体、大雪だった今冬を象徴する風景。
但しバーンは溜め雪の段差が大きく「回す」にはチト厳しいコンデション。
下山コースとしての活用に止めておいた方が良いでしょう。

ま、それでもスキーキャリーサービスのお世話にならないだけ有難いです。

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ゴンドラ乗ってメインゲレンデへ。
今年は四月後半から「春嵐」「爆風」天候の多いかぐら。
メインゲレンデの鯉のぼりは片されたままです。

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8ː50、1高乗車。
この日は早朝から突き抜ける様な紺碧の青空。
それでも気温は冷涼で5~6℃程度、ひんやり乾いた大気が心地良い朝でした。

所処で二週間続けての白馬遠征を挟み、三週間振りに訪れたかぐら。
GWを経てコブもすくすくと育っています。

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ジャイアント。

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テクニカル。

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メインゲレンデの脇コブ。
つーか何れのコースも雪たっぷり、ブッシュの欠片も無し。
GW後に「全く土の出てない」メインゲレンデてのも可也レアなシーズン。

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オープニングから暫くはオンピステ回し。
硫安の利いた硬ザラメのコンデションで、荒れ進行は意外とゆっくり目。
眼下に望む湯沢の里山も、目に見えて新緑の色合いが濃くなっています。

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パノラマも少し摘まみ食い。
眼下には深く澄んだ翡翠を湛える田代湖、そして悠然と佇む平標山。

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10:00、小レスト。
4000万円の休憩場所、ピステンプーリーのプレートに腰掛け一服。

この日のアクティビティは「御利用は計画的に」
1時間半滑って→15分小休憩を挟むタイムテーブルを厳守。
春のザブ雪とコブ畑、流石にハイシーズンよりレスト入れないと身体が持ちません。

休憩明けからコブ遊び開始、先ずは片っ端からからコブのコンデションを吟味。
「攻めるコース」と「捨てるコース」の選別に入ります。

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ジャイアントはトップ~ミドルに3~5本のライン。
但しシャローなバンク(ボードコブ)と乱コブばっかりで、午前中は「捨て」。
もーちょい掘られてからか、新ライン出来るのを待った方が良いかな。

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ジャイアントの下はイイ感じ。
特にスキーヤーズレフト、左端のレーンが整ってて攻め易い。

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お次はメインゲレンデ。
脇コブはバンクっぽいのと縦ピッチの常設2本+新ラインが1本。
但し滑走者が多く、レーン待ちの時間が長いのが玉に瑕。

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メインゲレンデ下のモーグルバーンは安定。
お気に入りのレーンは3.7と4.0。

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続いてテクニカル。
一段目はウダウダの間延びコブが3~4本、二段目は乱れたラインが2本。

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テクニカルも一番下(三段目)だけが良い按配のライン。
此処回すんだったら、メインゲレンデ~モーグルバーンの方が全然お得。
そんな訳で「捨て」確定、テクニカルを回したのはこの1本きりでした。

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メインゲレンデの廊下、中尾根側には新コブ2本出現。
緩斜面特有の浅くて短いピッチ、左側の方が出来上がり早し。
脇コブ~モーグルバーンの繋ぎには使えそうです。

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コブ中級者の味方、正義のパノコブ。
パノラマコブも次第に出来上がりつつありますが、まだ浅め。
特に下半分はコブと云うより「ミゾ」レベルのストレートライン。
此処ももーちょい待った方が得策かな。

と、難易度/掘れ具合/ピッチに形状、何れもバラエティーに富んだコブ畑。
時事ネタ的に云うなれば「コブの湯沢万博」絶賛開催中のかぐらでした。

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で、午前中の主戦コースは何時ものパターン。
メインゲレンデのコブ~モーグルバーンを主戦に取るローテーション。
11ː45に2度目の休憩、その後はパノとジャイアントの比率を増やしていきます。

因みにこの日の調子は好不調の繰り返し。
イイ滑りが出来る→もう少し攻め込みたくなる→スペックオーバーのスピード→そのうちウダウダ→基本に立ち返り中速域で丁寧な滑り→イイ滑りが出来る(元に戻る)。
この∞スパイラルが暫く続きました。

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白樺~♪ 青空♪ ~南風♬ (正確にはシラカバでは無くダケカンバ)
正午を回ると気温も次第に上昇、でもっで陽射しが痛い。
ウェアもトップスのミドラーを脱ぎ、ロンT+ポロシャツの春スキー仕様。

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ジャイアントトップよりパノラマView。
右より三国山~大源太山~平標/仙ノ倉山~万太郎山~オジカ沢ノ頭~谷川岳と連なる、谷川岳主脈の山々。

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続てい馬蹄形縦走の山々。
谷川岳から一ノ倉岳/茂倉岳~武能岳~七ツ小屋山、奥には笠ヶ岳と朝日岳。
谷川連峰の山間には日光連山や燧ケ岳の山影も覗けます。

谷川連峰は何度も踏んだ事のある縦走路、山座同定がし易いです。

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最後は上信国境稜線の山々。
檜倉山~柄沢山~米子頭山~巻機山を経て、中ノ岳/越駒/八海山。
最奥、守門岳と浅草岳の間には飯豊山地の稜線も薄っすら望めました。

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平標と仙ノ倉。

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万太郎くん。

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谷川さんと牡鹿さん。

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朝日さん。

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マッキー。

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はなこ(八中駒)さん。
「今日のパノラマ展望は大当たり♪」。
雲一つない五月晴れの青空と、春シーズンとしては低湿で澄んだ大気。
谷川連峰から上信国境~越後三山のスカイラインが見事な迄に一望出来ました。

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13:20、お昼はかぐらテラスでアウトドアランチ。
ぽかぽか陽気の下、お弁当食べて/Wax入れて、のんびりピクニック気分。
しっかり40分休んで、最後のアクティビティに備えます。

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14:00「よーし、ラスト1時間半」。
戦線再開はパノコブから、良い按配に掘れて来てます。
でもランチレスト後の主戦コースはこっち(↓)。

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「ジャイアント」。
この日のアフタヌーンジャイアントは「攻め易い」。
午前中に較べ程好く成長、スキーヤーズライトの新コブも良い按配。

リズムの良いラインはコブ形状に合わせつつ、裏でズレ入れつつ縦へ。
バンクの洗濯板コブは凹凸無視、スピードレンジ上げてストレートライン。
ザラメ飛沫上げてのコブアタック、これだけ縦に「攻めた」滑りも久し振りです。
この日一番調子良かったのは、この時間帯のジャイアントでした。
(一発クラッシュしちゃいましたけどね)

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ラスト2本はメインゲレンデ~モーグルバーンのコブ。
良く育った…つーか育ち過ぎ。
流石にフルアタックは避け、スピードレンジ下げて足元のスキーコントロールを重視。

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今日のメインゲレンデコブは真ん中のレーンがGOOD。
深いけどピッチ/リズムが良いので、意外とソツなくこなせます。

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15ː40、メインゲレンデ撤収。
ゴンドラコースもまだまだ雪量豊富、夏道ウェーブも全く出ていません。
これなら営業最終日(5/18)まで、滑って下山出来そう…かな?。

但し雪こそ多いものの、春の汚れたザブ雪+殆ど真っ平な緩斜面。
スキーが走らず悪戦苦闘、「漕いで」「漕いで」のクロカン下山でした。

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2ロマより望むメインゲレンデ。
夕暮れ前の淡青、残雪の白銀、若葉の新緑、そして次第に広がりだす地べた。
如何にも「The 春スキー」ってな景趣を眺めつつ、下界に戻ります。
あとは桜狩りして/温泉入って/蕎麦飲みして帰投(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2025/05/post-65f950.html

いゃあ、今日も楽しい一日だった。
コブ滑だけに限定すれば、今季5本の指に入る満足感/充実度でした。
おしまい。

 

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2025.05.07

●2024/25.三十九滑目「五竜&47」

「あーあ、終わっちゃった…」。

昨日5月6日を以て、ハクババレーの全ゲレンデが今季の営業を終了。
過去五竜で3シーズン/八方で1シーズンを冬山籠もりしていた私めにとって、白馬は思い入れ一入なスキーエリア。
実際にゲレンデクローズの日を迎えると、寂寞間や虚脱感を感じてしまうものです。
尤も「かぐら」に「月山」に、私めのスキーライフはまだまだ続くんですけどね。

そんな訳で本日は先々週の「第十一次白馬遠征」3daysの滑走記。
最終日は4月「23日」、ゲレンデは今季「23滑目」となる五竜&47です。

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7ː15、遠征最終日(4/23)は予報通り「雨」。
インスペクションコートを羽織り、傘差してのゲレンデイン。
幸いな事に降り足は弱く濡つ程度の糠雨、これなら滑走可能レベルです。

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GWを翌週に控えた平日、しかも雨天。
案の定、朝イチキャビンに待機する人影は無し。
何時もの面々(五竜オールスターズ)も誰一人訪れない朝でした。

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一台も車が止まってない第2。
まぁこんな日にスキー(スノボ)するのは重度の雪キ●ガイだけ。
キャビン運行時刻になっても、待機ゲストの数は10人に足りませんでした。

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8:15、お一人様キャビン乗車。

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8:25「業務連絡、トップ54番」。
アルプス平も雨足弱く風無し、心配していたガスも掛かっておらず一安心。

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無人のスロープにLanding。
多少冷え込んだ夜間と雨の恩恵で、春のザク雪としては板の走るコンデション。
雨も我慢出来るレベル、アイウェアに掛かる雨雫も視界を遮る程じゃありません。

「何だ、今日結構イイじゃん」。

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そして何より、

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プライベートゲレンデ状態のグランプリ。
オープニングタイムのアル3を回すゲストは片手で足りる程度。
滑走ライン/ターンサイズ自由自在「遣りたい放題」の「飛ばしたい放題」です。

スキーの走りは良いものの、其処はヤワくて重い春のザラメ雪。
目イチで飛ばしても60㎞に届かないので、ポジショニングが遅れたり山回りでスピードコントロールする必要もありません。

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人が(殆ど)滑って無いので、コース荒れも全く進みません。
雨足は相変わらず小康状態を維持、ガスは時折薄靄が掛る程度。
悪天下アクティビティのストレスもそれ程感じません。

「いゃあ、こりゃ楽しいゾ」。

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しかしまぁ、ホントに人居ません。

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アル3にもグランプリにも、人影は無し。

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アル1にもパノラマにも、人影は無し。

雨さそふ 地蔵の庭の 雪の原 滑れるものは わが身のみなり

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10:55、一時間半ほど回していると多少ガスって来ました。
直ぐに引く程度の薄霧ですが、ウェアとグローブが多少浸水。
着替えとレイヤー調整に一旦下山します。

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ダイナミック~とおみ2もコース荒れ全く無し。
雨のお陰で板もヒュンヒュン走ります。
「こりゃイイや」と、ゴンドラで下山コースをもう1本回します。

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何だか「スノーシーズンの終わり」を暗喩する様な風景。
下山コースの積雪が次第に薄くなり、雪が切れた先には桜のスロープ。
「冬過ぎ去りし先には、春が待っている」。

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10:30、着替え/早めの昼食/一服。
この日の雨は予報で織り込み済み。
トップス×3/ボトムス×2/グローブ×2とスペアの備えは万全です。

午後には雨の上がる予報なので、レイヤリングは「雨」「曇り」の両面対策。
軽装レインウェアを2枚レイヤー、その上からコートを着込みリスタート。
グランプリは靄ったままなので、47に向かいました。

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ルート1を「ロングターンでブン回し」♬。
こちらも予想通りスーパー過疎、プライベートゲレンデ状態のR1。
五竜側以上(以下)にゲストが居ないので、11時過ぎてもバーン荒れ微少。
シャバ雪カービングのミドル~ロングで気持ち良く回せました。

今日はホントに大当たり、楽しい.楽しい.楽しいゾ♡

正午を回ると雨は上がり、雲間より僅かに陽の射す時間帯も有り。
この日の午後は「R1」専のアクティビティ、Line‐C回しは12本を数えました。

Screenshot-20250424-at-154352-garmin-con
・ゲレンデ滞在時間/5ː29ː58 ・滑走時間/1.20.37
・滑走距離/40.09km ・滑走本数/30本 ・高度下降累計10291m
・平均滑走速度/29.6kph ・最高速度/56.7kph

雨の中を春の重緩雪アクティビティ。
しかもゲレンデアウト14時半の時間制限で、良く30本/40㎞も滑ったなぁ。
因みにこの日はコブ遊び「完全放棄」、極上コンデションのオンピステをひたすら回し続けた一日でした。

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14:25、桜坂のエゾヒガンを愛でつつ、撤収。
遠征最終日は帰路の都合で14時半が「シンデレラの時間」。
初日/二日目のハードワークで身体はズタボロだし、雨中滑走だし…。
「今日は午前中で切り上げようかな」。
なんて思いつつのアクティビティも、結局時間ギリギリまで滑ってました。

そしてこの翌週(4/30~5/3)が私め今シーズン最後の白馬遠征。
ハクババレーのゲレンデは昨日で全て営業を終えましたが、弊ブログの白馬滑走記エントリーはもう暫く続きます。
つーか冬場(春?初夏?)は、毎月毎週毎日「スキーマッドの日々」。
単にエントリーが追い付いて無いだけでして。
おしまい。

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2025.05.06

●2024/25.三十八滑目「五竜&47/FINAL」

えー、今日5月6日は「白馬FINAL」の日。
春スキー営業を続けていたHakuba Valleyの各ゲレンデも本日を以て全て最終日。
栂池/八方、そして私めのホームゲレンデ五竜も「スノーシーズン終了」となります。

そんな訳で遅蒔き乍ら二週間前、白馬での滑走記エントリー。
4/21~23「第十一次白馬遠征」、遠征二日目は五竜&47で御座います。

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6ː50、ゲレンデイン。
桜坂では五分咲きのエゾヒガンがお出迎え。
「愛は今も愛のままで♪」

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昨日に続き、雲一つアクリルブルーの快晴。
三週間振りに訪れた五竜、とおみゲレンデは恐ろしい勢いで融雪進行。
掃いて捨てる程あった雪は「雲散霧消雪解」、殆ど土のスロープとなっていました。

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下山コースも虫の息、すっかりとイカソーメン状態に。
因みに現場では「明日に架ける橋」「竜の背中」なんて言ってたりします。

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ポールにネットに案内板に注意(警告)板…。
山麓駅のパトさん詰所には、撤収されたゲレンデ設営物が山積みになっています。
エキストラには歯ブラシ加えた「どんどん抹茶副隊長」。

と、シーズンエンドを感じさせる風景を眺めつつ、朝イチゴンドラ待機。
キャビンは定刻通り運行開始、一発目の搬器に乗り込みグランプリに向かいました。

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8ː25、グランプリとーちゃく。
アル3側のコブラインを残しているので、圧雪バーンはちょい狭め。

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白馬三山。

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武田さん。

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オープニングタイムのグランプリは「正義のザラメ」。
シャバったヤワ雪ながらも板の走りは良く、過度な沈みや引っ掛かりも無し。
粗目飛沫上げての、ルーズなミドル~ロングが気持ち良く決まりました。

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「HALOにHELLO」
頭上にはレンズに収まり切らない程の、でっかい「ハロ「日暈)」。
つー事はこれから天気は下り坂、明日は予報通り雨中滑走となりそうです。

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春の緩いザラメピステン、賞味期限は@云う間に終了。
それでも思ってたよりは長持ち、1時間半/10本楽しめりゃ御の字です。

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9ː45、足慣らしでコブ滑2本。
12番から斜めにに入るコブ→スーパー上のコブ→スーパー下のコブ。
最初は優しいコブラインから入ります。

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10:05「ツリーホール」ならぬ「ピラーホール」にピットイン。
今日の荷物デポ/休憩場所は12番鉄柱の下。
春のザブザブ雪からコブ遊び、適度にレスト入れないと最後まで身体が持ちません。

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この季節ならではのphoto構図、鉄柱下より見上げる白馬の春空。
小レストと補食チャージを済ませ河岸替え、47に向かいます。

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10ː20、R1は安定安心の過疎っ振り。
多少モサってますが、踏み込めば下地を捉えられるレベル。
特にスキーヤーズライト側は吹き溜まりの層が浅く、良コンデションでした。

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無人のR1を快適な大回りタイム。
何せ人が居ないので、コース幅を目一杯に取った滑走ラインが可能。
Line-Cのトップ~ボトムまでノンストップのスーパーGが楽しめました。

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11:30、6本回して五竜帰投。
Line-8とアル1を乗り継ぎ、ランチタイムに向かいます。

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1200、お昼ご飯は「アル4テラス」で。
この時期、お気に入りのアウトドア.ランチスポット(↓)。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2023/04/post-7065f0.html

但しハイシーズンにこんな事してたら大目玉です。

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栂池では「春の風物詩」。
カネナル(鐘の鳴る丘ゲレンデ)の野火付け。
この時期になると数日間枯草を燃やし、萱場の管理をしています。

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法政小屋は入母屋側の屋根が崩落。
今季は「ニーゴ豪雪」とも云える、記録的な大雪となった白馬。
里でもゲレンデでも雪害多発、古い建屋の損壊を多く目にしたシーズンでした。

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ランチ取って/一服して/Wax入れて、そして「昼寝」。
昨日八方でのタイト&ハードなアクティビティ(滑走数51本/滑走距離35.9㎞)。
そのダメージが抜けきっておらず、午前中だけで疲労が顕在化して来ました。

ストレッチとマッサージを施した後は暫しのシエスタ。
精一杯の体力回復に努めます。
「果たしてこの後、コブ攻めする体力は残っているのか…」。

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そんな訳でお地蔵さまには登らず終い。
1㎜たりとも無駄な体力を使う余裕はありません。

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13:10、アクティビティ再開。
①12番~テクニカル下に作られた、新しいコブライン。 

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②スーパー上~スーパー下にも新しいコブライン。

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③ボトム線下、此処も新しく出来たコブライン。

午後のコブ入りは日中に作られた、掘れの浅い新コブからスタート。
残存体力の確認を兼ねて中速域でのズルドンから、徐々に横ズレを減らしタテ攻めに移行していきます。

うん、今日も結構調子イイぞ♬

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調子が上がってくるとテクニカルに河岸替え。
スキーヤーズライト.2列目と3列目が良いリズム。
片っぽはややバンク形状、もう片っぽはピッチ狭目の縦コブ。

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ますます巨大化するハロ。
14時を回ると薄い巻層雲が空を覆い出しました。

二日続けての快晴に恵まれた白馬ですが、兎に角「暑い」そして「痛い」。
薄雲が掛って直射日光を抑えてくれた方が却って助かります。

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4本続けてテクニカル回し。

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グランプリには「新コブライン」の横に更に「新コブ」。
うん、コレは楽チンでイイや。

13時以降は「コブ専」14本を数えたアクティビティ。
どーせ明日は雨予報、今日で残存体力を使い切る覚悟です。

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15ː50、営業ラストまできっちり回し切りました。
滑走本数37本(うちコブ滑17本)/滑走距離33.6㎞。
疲れた身体に鞭打っての「合宿滑」、もう搾りカスすら残っていません。

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下山コース。
ダイナミック~林道~とおみ2までは、あと一週間程は持ちそうな雪量も、

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とおみ2乗り場から下は急激に瘦せ細って行きます。
近くに「寄せて」「上げる」溜め雪も無し、下山コースは持って今週末までかなぁ。
(因みにこの3日後、下山コースはクローズとなりました)

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下りて来てびっくり。
初夏を思わせる日中の好天で、桜坂のエゾヒガンも一気に開花進行。
「朝の時点(一枚目の写真)とは日付が違うんじゃない?」。
と思わせる程の見事な花っ振りとなっていました。

と、こんな感じの「第十一次白馬遠征」二日目滑走記。
最終日「雨の五竜」に続き〼。

 

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2025.04.29

●2024/25.三十七滑目「八方尾根」前篇

えー、先週4/21(月)~23(水)は「第十一次白馬遠征」3days。
初日のゲレンデは3シーズン振りとなる八方尾根で御座います。

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6ː00、八方口とーちゃく/取敢えず白馬大橋へ。
スキーライフのイントロダクションは「雪国の春」のスーパービュー。
雲一つない春晴れの空に、白銀のスカイラインが煌めく白馬連峰。

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小日向山を前衛に、悠然と佇む白馬三山。

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左手には無骨にて雄々しい佇まいの五龍岳。

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そしてこれより向かう八方尾根のゲレンデ。
既に山麓ゲレンデは全滅、下山コースも全てクローズ。
滑走可能なのはパノラマより上部のみとなっています。

八方口のローソンさんでお買い物を済ませ、ゴンドラ駅に向かいます。

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マウント様。
その昔、冬季八方就労者にとって文字通り「不可欠」な存在だった食品雑貨店。
1990年代後半までは、八方山麓エリアではマウントが唯一のライフライン。
食料/飲料/酒/煙草/日用雑貨…、駅前のコープに行かなくても此処に来れば一通り揃えられる「神様」みたいな存在でした。
亦、旅館やペンション、居酒屋や食堂、レンタルに土産屋にスキー場スタッフ…、
各種アルバイトの出会い(ナンパ)や交流の場だったりも致しました。
1992/93シーズンを八方で雪山籠りしてた私めも、その折は大変御世話になりました。

今ではローソン八方店にその役割を譲り、土産物屋さんとなっています。

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細野諏訪神社。
八方遠征恒例のルーティーン、細野の霜降宮さまで安全滑走祈願。
今日は楽しい「コブ遊び」となります様に♪。

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白馬岳を正面に望みつつ、ゴンドラ坂をてくてく上ります。

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6ː50、ゴンドラ駅とーちゃく。
GW前の平日なので空いてるとは思ってましたが、まさかの「The head」。
国内有数のスキーキ●ガイが集う八方で、一番乗りってのは滅多に無いケースです。
数年前から板デポの場所取りが禁止されたので、その影響もあるんでしょう。

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朝陽の注ぐ下、花唇を綻ばすオオヤマザクラ。
未だ「ちらほら咲き」のゴンドラ桜、満開になるのは今週末頃かな。
(注.この日は4/21です)

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7:50、ゴンドラ営業開始10分前。
今日の朝イチ行列は約50人と、八方としては可也少な目。
しかもそのうちの半数以上が板不所持(アルパイン)のゲストでした。

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8:00、アクティビティスタート。
3シーズン振りの八方滑、何だかワクワクして参りました。

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ゴンドラより望むリーゼンスラローム。
1段目~2段目は雪たっぷり、土も全く出ていません。
まだまだ余裕で滑れそうですが、ウスバから下が雪切れちゃってます。

こうなると昔の「八3」と「八2」が残ってたらな~、なんて思っちゃいます。

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パノラマも雪量豊富、圧雪もコース幅フルに入ってます。
5/6の最終営業日まで、ヨユーで大丈夫そう。

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8:10、🐰とーちゃく。
眼前には無人の兎平、背後には無人のパノラマ。
僅かな時間ですが「ゲレンデ独り占め」出来るのは一番乗りの特権なのです。

アルペンクワッドは8ː30からの営業開始、オープニングはパノラマから。

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手付かずのホワイトカーペットにLanding。

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小谷側もイイっ♬

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大町側もイイっ♬

今日のパノラマは「良いっ♪」「カナリ良いっ♬」。
フラットに均されたバーンは、割れ/轍跡/段差の無いビューティフルコンデション。
「シャラッ」と緩いザラメ雪もスキーの走りは良く、過度な板沈みもありません。
ややルーズ目のカービングが気持ち良く決まる、快適なオープニングタイム。

小谷側/大町側を各2本つづ回し、アルペンクワッドに向かいました。

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アルペンクワッドより、白馬三山.雁行図。

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同、五龍と鹿島槍。

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8ː45、モヒカン左/大町側の圧雪兎に入ります、が…。
大して荒れても無いし、パノラマより標高上なのに、バーンコンデションはイマイチ。
重たく纏わり付く様な雪で、思ってたよりスキーが走りません。
うーん何でだろう?、硫安投下量の差なのかな?。

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だったらこっち回してた方がイイや。
兎を3本で切り上げ、再びパノ回し。

でもって、この日の八方は兎に角「人居ない」。

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写真の様に数える程度の人影しか見当たりません。
お陰でオープニングから1時間経っても、コース荒れは大して進まず。
特に大町側は極上のフラットコンデションを維持していました。

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Q.111番の次は112番、それじゃ112番の次は?。
A.国3の搬器数はAB線共に112基、答えは「1番」なのでした。

大町側のパノを6本回した所処で10時前。
ボチボチとコブ入りの時間なので、再び兎に向かいます。

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10:05、兎からコブ遊び開始。
八方のウサギは肉食猛獣、大好物の獲物は中級スキーヤー。

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最初の一本は安全策、斜度のやや緩いモヒカン側から入ります。
しかし中盤からラインが途切れたり、ピッチ乱れたりの汚いコブ。
クワッド沿いの方がリズム良く整ったコブで滑り易かったです。

兎ピョンを3本回し、続いて黒菱へ。

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10:30、黒菱三角のコブバーン。
10本程並ぶラインは浅いバンクコブ主体。
黒2側から2本目と3本目がしっかり掘れててイイ感じ。

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泣く子も黙る黒菱。
特にアプローチから前半部は、写真以上に「深く」「急」に感じられます。
正直、私めには家賃の高いエキスパートコブ。
前半で弾かれて終了、結局1本入った切りでした。

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嗚呼、三角のコブは平和で楽しいなぁ。
斜度の緩い分、多少オーバースピードになっても身体の下でブーツ操作が可能。
スピードレンジ上げて縦に入れてっても破綻する事は無いので楽チンです。
でもココばっかだと今度は「家賃安すぎる」。

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1120、たまにソデクロを挟みます。
均一なピッチで整った凹凸、やっぱり上手い人が作ったラインはリズムが良い。
ズルドンで削られたりしてないので、変な受けコブにもなっていません。

と、こんな感じの「第十一次白馬遠征」初日.八方尾根前篇。
後篇に続き〼。

 

天を衝くザクの頂白馬鑓雪渓をしゃもじで装う杓子岳

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2025.04.21

●2024/25.三十六滑目「GALA湯沢」

えー、先週3月17日(木)は、澄み切った春晴空に立夏を思わせる陽気。
会社や学校に居るのが勿体無い、室内に居るのが勿体無い。
そう思わせる程の、絶好の行楽日和に恵まれた一日でした。

「こんな日は青空の下、軽い運動してからオシゴトするに限る」。

と云う訳で例に由ってのスノーマッドなキ●ガイ強行軍。
寝不足の身体に鞭打って、始発の「たにがわ」で勇躍湯沢路へ。
向かったゲレンデは「GALA湯沢」で御座います。

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8ː10、駅ビル…じゃ無くGALA湯沢とーちゃく。

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ディリジャンス乗車。
南魚沼の里は未だ残雪たっぷりの白い景色。
尚、下山コースは先週日曜日(4/13)にてクローズとなりました。

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8:30、オープニングはエンタメから。
丁寧なグルームに硫安メンテでカチッと締まったピステン。
緩斜面ながら板の走りは上々、この時期としてはBESTなパックコンディション。

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続いてシジ。
エンタメ同様、朝イチの時間帯はスキーの走る気持ち良いフラットバーン。
両コースを交互に回し5本、9時を過ぎたのでOPEN直後の北エリアに向かいます。

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春霞のレースカーテン越しに降り注ぐ陽光。
この日のGALAはの8時半の時点で気温12℃、日中の昇温は15℃の予報。
朝イチからしてロンT+半袖ポロのレイヤーで充分でした。

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9:05、ブロードウェイ。
此方も抜群のコースメンテ、硬ザラのピステンもエッジを噛ませば「ザクッ」と切れる。
ややルーズ目ながらも快適なCarvingが刻めました。

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ビクトリアより望む谷川さん。

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同、マッキー。
越後三山~上越国境稜線~谷川連峰のパノラマは春霞が掛り、朧なスカイライン。
如何にも「春スキー期」ってな展望でした。

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10:10、続いてグルノーブルへ。
コブの造成具合を下見するも、未だ作り始めの「ミゾ」。
回すのはもーちょいしてから、午後に取っときます。

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10:35、スーパースワンでコブ遊び開始。
谷側のコースはズルドンで削られ洗濯板、ラインも不規則な乱コブ。

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尾根側のコブは序~中盤に掛けて良い感じのピッチ/掘れ具合も、

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後半は深い階段コブ。
約2時間/12本の白鳥コブ遊びで「少し疲れて」「少し飽きた」。
そんな訳で中央エリアに河岸替えします。

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12ː20、エンタメで悪雪遊び。
削られたザラメ層が融雪し「ザブザブ」の重雪コンデション。
それでも下地は充分に捉えられ、まだまだロングターンで回せます。

因みにジジの方はコース幅が狭い分、荒れ放題ダブル。
コース上部はノッキングスノー気味となっていました。

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エンタの花道。
スキーヤーズライトのコブは、スピードの出易いシャローライン。
斜度が緩いので楽に攻めれますが、もーちょい深い方がイイな。

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それにしても、今日はホントに良い天気♪。
アクリル板を貼った様な、雲一つ無いコバルトブルーの空。

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しかし「暖かい」を通り越して「暑い」。
そして「暑い」を通り越して「痛い」。
暴力的な直射日光が照り付け白銀バーンに乱反射、顔面はすっかり逆パンダ(ヒリヒリ)。

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12ː40、お昼は高津倉山でピクニックランチ。
先週は雪に埋もれていた山頂鉄塔の回りも、漸く地べたが露出。

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鉄塔には物置ブースが充実、スキーラックやワックス台もあります(笑)。

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眼下に魚沼盆地を眺めつつのモグモグタイム。
「嗚呼、何て幸せな昼下がり…
(※.この後にオシゴトが無ければもっと幸せです)

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右手には越後三山。

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背後には仙ノ倉山と平標山。

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13ː25、今日のメインディッシュ、グルノーブルでコブ遊び開始。
序盤はやや浅め/短めの忙しいリズムも、

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中盤以降はリズムの整ったピッチ、深さも頃合いです。
グルノーブルのコブを5本回した所処で広背筋と腰がボチボチ疲労溜り。
スーパースワン×12、エンタメ×1と合わせて、此処までのコブ滑は18本。

この後オシゴトもあるので、少し早めにグルノーブルを撤収致しました。

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エンタメトップより、越後三山と巻機山。

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同、谷川連峰馬蹄形稜線から右奥に谷川岳。
14時を回ると霞も引き、上越国境の秀峰群がクリアに望む様になりました。

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疲れた身体に優しいコブ。
ラスト1時間はエンタのコブをメインに回します。
スピードレンジを上げて縦に攻めつつも、雑にならない様にテーマを持っての滑り。
難度が低い事もあり、良いイメージを残して〆られました。

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15ː20、撤収/そして今シーズンの「GALA終戦」。
「安.近.楽」のコンビニエンスゲレンデとしてポイントの高いGALA。
しかしハイシーズンに訪れるには規模/難度共にスペック不足、雪質もイマイチ。
そして小回りですら滑走ラインの取れない、キャパオーバーの「鬼畜混雑」。
でも春のお気楽滑&コブ遊びなら充分に「有り」です。

どーせ何処行っても「ザブザブ雪」な春スキーシーズン。
コブ(スーパースワン&グルノーブル)さえ健在ならそれなりに楽しめます。
それにGALAは丁寧な圧雪と硫安の大量投下で、オンピステのコンデションが良。
何より4月の平日はハイシーズンの混雑が嘘の様、兎に角「空いているっ♪」。
個人的に「GALA湯沢」のハイシーズンは、春スキー期だと思っています。

そんな訳で今シーズンも「四月専」で二度の来場。
来季もまたこの時期に訪れる事でしょう(※.但し雪があれば、ですが)。
おしまい。

 

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2025.04.19

●2024/25.三十五滑目「かぐら」

えー、月曜日はオシゴトオヤスミにて例に由ってのスキーライフ。
四月も半ばを迎え、春スキー本番の季節になって参りました。
先週のGALA/神立でコブ滑の試運転を終え、そろそろ「神楽鼓舞」奉納へ。

そんな訳で「春は たしろ かぐら みつまた」。
昨12月以来、四ヶ月振りのかぐら詣で御座います。

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720、湯沢駅とーちゃく。
この日の南越バス一便は約20名とやや少な目のカグリスト。

四月に入り、湯沢エリアのゲレンデは苗場/石打/神立と次々と今季の営業を終了。
営業しているゲレンデはもう「かぐら」と「GALA」しかありません。
今週末くらいから土日は「激混みかぐら」になるんでしょうね。

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8ː00、みつまたステーションは糸引く細雨模様。
本降りにはならなさそうなので、インスペクションコートで雨対策。
二便に乗り込みアクティビティスタート。

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8ː15、みつまたは軽くガスってます。
これじゃメインゲレンデは濃霧で視界不良っぽく、急いで上がっても仕方無し。
ファミリーと大会バーンを1本づつ回してからゴンドラに向かいました。

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855、かぐらメインゲレンデとーちゃく。
はい、やっぱり腐れガスです。

この日のかぐらは「午前中/曇り小雨」→「午後/快晴」の予報。
しかしコレ、ホントに晴れるのかしら…。

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でも、ゲレンデトップは「抜けてます」。
標高1350mから上だけが(1高降り場周辺のみ)晴れてました。

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メインゲレンデは全域こんな感じ。
「濃霧」と云うより「重霧」「湿霧」の超ウェットコンディション。
まるでエアブラシを散布している様なヘヴィガスが滞留しています。
ガス自体はそれ程濃くないのですが、ゴーグルに霧煙の粒子が付着。
磨りガラスみたくなり視界を妨げ、可視コンディションが可也悪い…。

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しかも瞬く間にザブザブグサグサの砂浜バーンに。
4月からは春コブ用のマテリアルにチェンジしている私め。
板はメタルのヘタった2ndスラ機、ブーツはフニャフニャのフレックス90。
視界不良の上に「強度の弱いギア」+「重層ザラメ雪」は足元が覚束無くて辛い…。

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だったらメインゲレンデより標高上げりゃイイのですが…。
「それが出来ません⤵」。

中尾根方面の大規模クラック発生で、5ロマはこの前日(4/13)で今季の営業を終了。
この天候で5ロマが使えないのは本当に痛い…。

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中尾根のクラック(5時間後に撮影)。
此処数十年でも類を見ない記録的豪雪となった、今冬の湯沢や白馬。
しかし大型寒波の連発で積もった雪が締まる前に更に積雪。
それの繰り返しで急斜面は積雪コンデションが脆弱、暖かくなると融雪で雪が動きクラックが発生し易い状況となっています。

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10:05、田代エリアに移動、チャレンジバーンへ。
状況は大して変わらず、ゲストの少ない分コース荒れがマシな程度。

取敢えず予報を信じて勝負タイムは午後。
午前中はお茶を濁した滑りで、天候良化を待ち続けます。

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田代1高へ。
過去何百回滑りに来てる「かぐら」ですが、未だにゲレンデ最南端はココ。
しかも1高まで来る事自体が稀、3年振り4度目のアリエスカです。
因みに今日はトイレ借りに来ただけ、このままかぐらエリアに戻りました。

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11ː00、メインゲレンデ帰投。
うーん、状況変わらず…。
つーか、寧ろ悪くなってる様な…。

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今シーズンの大雪を象徴する風景、その①。
雪没しているのを無理繰り掘り出し、一部のみ露出しているかぐらテラス。

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今シーズンの大雪を象徴する風景、その②。
パウダーステーションも階段が埋もれ、人に優しいバリアフリーに。

11時半を回ってもガスの引く気配は全く無し。
天候良化を待ってられず、濃霧の中をコブ入りします。

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11ː35、メインゲレンデのコブ。
「溝も頭も、何にも見えませーん💀」。
スキッド主体の低速滑で回すも、6~7ターンで弾かれて終了(チーン)。
ラインが目視不如意だと、如何しても後ろに乗っちゃいます。

で、、
この次の、
1本がですね…。

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なんだ、コレは」。
ゲレンデトップからスコーンとガスは抜け、

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眼下には雲海ならぬ「雲霧」の雄大な風景が見渡せます。

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瞬く間にゲレンデ全域が青空モードに。
時計を見ると11時55分、「午後から快晴」の予報がドンピシャです。
うーん、恐るべし.Snow‐Forecast.com…。

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こーなるとテンション↑↑↑、改めてコブ遊び開始。
「見えさえすれば」メインゲレンデのコブレベルなら、

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ガツガツ攻められます。
入りはスキッド多めでリズムを掴み、中盤からはズレを減らして縦に落として行きます。

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テクニカルのコブは未だ造成中。
一段目は忙しいピッチの浅ミゾラインが2つ、二~三段目はライン1本のみ。
だったらこっち(↓)狙った方が得策です。

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モーグルバーンのコブは仕上がっています。
「ピッチ良し」「深さ良し」のキレーなコブラインが4本。
3.7と4.0が個人的に好みのライン、この2本を集中して回します。

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13ː05、コブ作り隊の尽力でパノコブもすっかり出来上がり。
「これが良いっ!」「無茶苦茶良いっ!!」
約400m続く一本道ロングコブはリズム/ピッチ共に整ったライン。
中~緩斜面なので難度が低く、スピードレンジを上げても楽に攻められます。
只、この時間帯は未だシャローなので、回すのはもーちょい掘れてから。

この後30分程ランチレスト、コブ戦再開。

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13:55、ランチ明けはジャイアントへ。
コブラインは未だ1~2本、何れも造成中。

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縦長の浅コブでラインも途切れ途切れ、ピッチも乱れがちの所謂「汚いコブ」。
テクニカル/ジャイアント共、コブが仕上がるのはGW入ってからですね。

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そんな訳で再びメインゲレンデから、

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モーグルバーンを主戦に回します。
しかし休憩明け、コブ滑12本目を数えた辺りで「体力売り切れ」の黄信号。
広背筋/股関節の蓄積疲労が表面化、基本ポジションを保つのが難しくなって来ました。
今シーズン本格的にコブ攻めするのはこれが三日目。
コブ用の体躯はまだまだ出来て無いみたく。

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15時過ぎると厚雲が空を覆い出し「春晴れ」「春スキー日和」終了。
ま、あと30分だからイイや。

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ラス1時間はパノラマ回し。
疲れが顕在化したポンコツ身体でも、パノコブの難度なら縦攻め可能。
スピードレンジ上げつつも「股関節吸収」「外足荷重」「膝割れ」等の基本動作を意識。
雑な滑りにならない様に気を付けました。

そんな訳で11時半以降は殆ど「コブ専」、コブ滑15本を数えた一日でした。

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15ː35、撤収。
下山コースも雪量たっぷり、未だ夏道の起伏も出てません。
GW中は余裕、下手すりゃ営業最終日まで滑走下山可能かも。

最後はみつまたを2本回して〆、街道の湯♨で汗を流して帰途に就きました。
おしまい。

 

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