2008.08.21

●小倉忌

080821_001八月二十日は藤原定家の忌日にて。
と云う訳で故人を偲び、昨日は亭内至る所に「小倉百人一首」を散らばせていた次第です。

左は自薦歌「 こぬひとを まつほのうらの…」。
古人に敬意を表し、カウンター中央に立て掛けておりました。

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亭内三写。取り札はテケトーに選び撒いてみました。
一寸諄い様ですが、まぁ年に一日の事ですし宜しいんぢゃないかと。

080821_005カルトンの下敷きにも取り札が。
恋歌ではありますが、特に他意はありません。
何せ弊亭の生業は「夜の水商売」。
少し計り「意味深」なのも良いかと思いまして。

因みに、モノは勿論「任天堂さん謹製」でした。

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2008.08.18

●消炭拾い

昨日は休みにも関わらず、八時頃に早起き致しました。

何故故にかと申しますと、八月十七日は「五山送り火」の翌日。
要するに「消炭拾い」に伺うべく、遠く洛西は嵯峨の地から東山の麓まで馳せ参じる為です。
因みに「消炭」とは前夜り送り火で焚かれた護摩木の残り炭の事でして、半紙に包んで軒先等に吊るすと「厄除けの効」ありと伝えられるもの。
従いまして当日の大文字山は早朝から消炭拾いの人々で賑わうのです。

尚、その他「消炭」事由詳細に就いてはグーグル様にでも訊いて下さい。

001

今出川白川より眺める如意ヶ嶽。
写真では解り難いですが日曜朝の九時半、既に数多の人影が見受けられます。

銀閣寺を左に折れ愛機を駐輪し、二十分計りの「小登山」。
十時過ぎに火床の場処に到着致しました。

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【写真左】一番大きい火床「金尾」。
「大」の字の二画天部に位置する所処で、送り火の際最初に点火される火床です。
【写真中】「大」の字の左足止メより、上部を眺む。
【写真右】「大」の字中心部より、右足「払イ」を眺む。

003
大文字山の標高は466m。火床のある辺りは頂上ではありませんが、それでも此処からのミヤコ見晴らしは中々のもの。
実は洛中洛外が一望できる景勝地でもあります。
左より「左大文字」「舟形(船山)」「妙.法(松ヶ崎・西山)」。
流石に最西端「鳥居(曼荼羅山)」迄は見渡せませんが…。

023_4と云う訳で、戴いてきた今年の消炭にて。
明後日帰東後、半紙と水引を捲いて早速軒先に奉る事に致しませう。

因みに余った消炭は、厄払いを兼ねて冬場の「炭床開き」で焼べてしまいます。

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2008.08.17

●「五山送り火」トレイル

昨日の「五山送り火」リポートです。
四時半より三件程飲み歩いて、丁度「イイ気分」になったのが八時前。
タイミングも良い頃にて、御池界隈から出町柳へと繰り出す事に致しました。

所処がそれで止めときゃいいものを「酔っぱらった勢い」宜しく、其の儘「鳥居」も見ようと思い立ち、文字通り愚行に「走る」破目に…。
出町柳→(今出川経由)→北野白梅町→(一条通.きぬかけ経由)→広沢池
約八㎞のミヤコ東西行脚、地元「嵯峨」迄自転車で高速移動する事となりました。

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【写真左(20:10)】賀茂大橋から眺める如意ヶ嶽「大文字」。
例に由って周辺は「人.自転車.車」で埋め尽くされておりました。
【写真中(20:25)】西大路は白梅町から眺める「左大文字」。
移動の合間、行き掛けの駄賃みたいなものです。
【写真右(20:45)】大覚寺道より眺める曼荼羅山「鳥居」。
鳥居を見物する方々は殆どが渡月橋か広沢池に行かれており、ここは穴場。
視界を遮る障害物も無く、空いている上に「大きく綺麗に」見えるビュースポットです。

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012「広沢池.灯篭流し」一写。
灯篭流しは嵐山渡月橋の方が著名ですが、周辺がごちゃごちゃ明るすぎるのが難点…、此方の方が幻想的で宜しく。
遍照寺山側の風景はただ漆黒の闇。
数知れぬ程の灯籠が湖面に揺らめく様は、正に御先祖様を彼岸に見送る「送り火」です。

「灯り」を引き立たせるには、矢張り「闇」の存在が不可欠なものにて。 

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深酒した上に急ぎ自転車で移動したものですから、流石に疲れて参りました。
と云う訳で、酔い覚ましを兼ねて珈琲一服。

新丸太町は嵐山高架道路東南にあるこの喫茶店、高校時分より私めの行きつけです。
嵯峨観光にお越しの際、もし見付けられたら寄ってみて下さい。

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●「下鴨古本市」最終日

えー、昨日より三泊四日の里帰り。
と云う訳で私めは只今ミヤコに居りまする。

001そんな今回の帰京、昨日上洛後真っ先に向かったのは毎夏恒例のルーティーン、「下鴨納涼古本まつり」です。
今年は最終日に滑り込みで、約二時間の間「茹だる」暑さの中を書物発掘に勤しんでおりました。

「灼熱地獄」「蝉時雨」「砂埃」「裸電球」「自転車の山」…。
古本市を彩る有形無形のアイテムも何時も通り。

今年は時間も無かったので然程散財せずに済みました。
ヨカッタヨカッタ。


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【左】納涼古本市名物「冷やしカレーうどん」¥450也。
何故か毎年食しております。
【右】納涼古本市名物「古本まつりうちわ」¥プライスレス。
最終日だけあり配布払底済みでしたが、出店している某本屋さんに戴きました。

003三時半頃より雲行き怪しくなり、「ぽつりぽつり」と俄か雨が目につき始めました。
テントの張られてない露店には、急ぎ次々と青いビニールシートが掛けられていきます。
是亦、古本市恒例の風景にて。

今年も残念乍ら「黒髪の乙女」や「明石さん」と出逢う事は為りませんでした。なむなむ。

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2008.08.16

●ミヤコお盆.二題

今宵ミヤコでは、お盆恒例の風物詩「送り火」と「灯篭流し」が行われました。
私めも八時過ぎより洛中を愛機(チャリンコ)で勇躍疾走。

「如意ケ嶽」「左大文字」「曼荼羅」の三山と、「広沢池」の灯篭流しを物見遊山宜しく「ハシゴ」して参りました。
リポートは亦明日にでも。


送り火が終われば、目白押しだった「ミヤコ.夏祭催事」も一段落。
あとは地蔵盆が過ぎると、京も初秋を迎える事と成増。
但しミヤコの残暑は厳しいもの。暫く酷暑は続くでしょう。

P2008081600167「大文字」燃え
五山送り火に11万人

京の盛夏を送る伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市内で行われ、市民や観光客が空に浮かび上がった「大文字」や「船形」に見入った。
お盆に迎えた精霊を送る宗教的行事として始まり、室町から江戸時代以降は庶民の年中行事に定着した。
午後8時、左京区如意ケ嶽の「大文字」に火がともった。鴨川公園や賀茂大橋、出町橋は携帯カメラを持った人々であふれた。名古屋市から来た重山治人さん(58)、千恵子さん(59)夫妻は「火を見ながら、ご先祖さまに感謝しました」と話した。
「妙法」や「左大文字」「鳥居形」が見える場所も大勢の人々でにぎわい、計約11万人(京都府警発表)が見物に訪れた。

P2008081600162灯籠、涼風に揺れ
嵐山・渡月橋

先祖の霊を送る「嵐山灯籠(とうろう)流し」が16日夜、京都市右京区の渡月橋付近で営まれた。約8000個の灯籠の炎が桂川のゆるやかな流れに連なり、大勢の観光客や市民がお盆の風情を楽しんだ。
嵯峨、嵐山、広沢地域の住民と寺社でつくる嵯峨仏徒連盟(会長・内藤泰寿徳林寺住職)が、先祖の供養として1949年から毎年続けている。
日が沈み始めた午後7時、地元女性による御詠歌が流れる中、住民たちが先祖の戒名などを記した灯籠を次々と桂川に浮かべた。灯籠は涼風に揺れながら川面をオレンジ色に染め、幻想的な雰囲気を醸し出した。
渡月橋や桂川沿いからは「鳥居形」の送り火も見え、訪れた人たちはカメラを手に見入っていた。
(文.写真共 京都新聞8/16より)

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●「送り火」の日

本日より弊亭も暫しの夏休み。
と云う訳で今昼より上洛致します。

そんな帰京の日、今日は五山送り火の日でもありまする。
私めはと云うと、未だ予定を決めかねております。
今出川辺りで「如意ケ嶽」を見るか、家の近所で「鳥居」を見るか。将又どっかで舌鼓.酒鼓を打っているか…。
酩酊の挙句、加茂の河原で酔眠している事態だけ
は取敢えず避けたいかと。

P200808150004116日に五山送り火
まきに初の国有林間伐材使用

お盆に迎えた精霊を送る京都の伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市で催される。今年は「大文字」のまきに地元の国有林の間伐材が初めて使われる。
午後8時に左京区・如意ケ嶽の「大文字」から火がつく。十分に区内の松ケ崎西山と東山の「妙法」、15分に北区・船山の「船形」と大北山の「左大文字」、20分に右京区・曼荼羅山の「鳥居形」の順で点火される。
雨天や強風の時は変更もある。問い合わせは点火連絡本部市民向けテレホンサービスTEL075(212)9901。
■一部で交通規制
五山送り火に伴い、京都府警は16日夜、京都市北区や右京区などで臨時の交通規制を行う。今年は見物客で混雑する右京区の広沢池南側の一条通の一部を一方通行にし、交通事故の防止を図る。
府警によると、京阪の出町柳駅一帯や西大路通の北野白梅町以北などが見物客の車で混雑する。加茂街道の葵橋以北や松ケ崎街道、渡月橋、金閣寺の周辺などが午後7時-9時、歩行者専用道路となる。
府警は16日が土曜日のため、人出が昨年(約10万人)より多い14、5万人と見込んでおり、警察官約600人態勢で雑踏警備に当たる。
交通規制についての問い合わせは府警本部交通管制センターTEL075(451)9111。
(文.写真共 京都新聞8/15より)

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2008.08.11

●「下鴨古本市」始まりました

下鴨さんお盆の風物詩、「下鴨納涼古本まつり」。
私にとっても夏帰京「お楽しみ」の一つだったりします。

気が付くと書荷がダンボール二つ分に膨れ上がって宅急便のお世話になったり、
将又お金が足りなくてコンビニATMまで往復したこともありました。

昨年は特に散財せずに済みましたが、それでも手が千切れそうでした。
紙切れの集合体と侮る事無かれ、本は大変重たいものです。

炎天下、蝉時雨、砂埃、自転車の山、納涼うちわ、冷やしカレーうどん…。
古本市の雰囲気を彩る有形無形のアイテムも何時も通りの事でしょう。

本日より六日間行われます。
私めも最終日にお邪魔する予定。
果たして今年の「納涼うちわ」は最終日迄残っているでしょうか?
「なむなむ…」

今年の「下鴨納涼古本まつり」リポートは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/08/post_b2b5.html

080808_001序で、左は弊亭竹床机。
先週よりうちわも「古本市使用」にて。
既に一本盗まれてしまいましたが…。

因みに関連過去ログは「カテゴリーⅩⅱ.書籍百般」を気長にリロードして下さい。



1218006855_photo夏の下鴨神社で「納涼古本祭り」-80万冊以上の古本集う
若手古書店が集まる「京都古書研究会」は8月11日から、下鴨神社・糺の森(左京区下鴨泉川町)で「第21回下鴨納涼古本まつり」を開催する。
同イベントは、「書物文化の向上と地域の文化発展に役立てれば」という意図から開催。京都、大阪、奈良、岡山の古書店など35店舗が参加し、80万冊以上の書籍を展示即売する。
会場には、「子どものころから本好きに」という願いを込め児童書コーナーも開設。約1万冊の児童書が集まる同コーナーは、「全国に例を見ない大きさ」(同会)という。1万冊以上の大規模な古本の百円均一エリアも設ける。
そのほか、紙芝居の保存や実演に取り組む「塩崎おとぎ紙芝居博物館・三邑会」による紙芝居(15日・16日)や漫画家・大坂ときをさんによる似顔絵コーナー(11日・14日)、「ハト商店」による参加者が書いた絵で缶バッチを制作するワークショップ(13日)などの実施も予定。
同会の草木さんは「古本屋を理解していただき利用してもらえれば。別世界のひとときを満喫・堪能してほしい」と話す。
開催時間は10時~18時(最終日は16時終了)。8月16日まで。
(烏丸経済新聞8/6記事より借載 http://karasuma.keizai.biz/
 )

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2008.08.08

●アカサカカンサン

トーキョーでは今年初の猛暑日、都心至る所処で35℃越えを記録したとの事。
此処赤坂でも十七時現在、気温計は未だ34℃を指しております。
流石盛夏本番、弥速暑いものにて。

所処で赤坂では今週に入り、眼に見えて人の往来が少なくなってまいりました。
所謂「お盆ウィーク」突入の気配です。
昨今では夏季休暇も分散化が定着しており、七月九月にお休みを取られる方も多い様子ですが、矢張りお盆を中心とした前後三週間は人影疎らになっていくもです。

従い弊亭も此処の所処、一寸静かになりつつある今日此頃。
特に六月七月通じて異常な込み具合だっただけに「ほっ」と小休止てな具合です。

そんな時節の金曜日、本日の動向は如何哉。

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2008.08.07

●節気.「立秋」二題

昨日迄の「蒸し暑さ」とは一変、今日のトーキョーは「カラリ」しとした夏晴れ空模様。
まぁ何れにせよ暑い事に変わりは無く、名計りの「立秋」到来です。

そんな時節折、ミヤコでは盛夏恒例の催事が始まりました。
来週からは下鴨さんの古本市も行われます。
弥速、八月が過ぎるのも早そうでして。

にじむ汗、京の立秋
「六道まいり」と「五条坂陶器まつり」始まる

立秋の7日、京都市東山区で、お盆を前に先祖の精霊を迎える「六道まいり」と、恒例の「五条坂陶器まつり」が始まった。暦の上では秋だが、市内は午前8時すぎに気温が30度を超えて連続38日目の真夏日となり、ここ10年の最長記録に並んだ。朝早くから参拝や買い物に訪れた人たちも照りつける日差しを避け、にじむ汗をぬぐっていた。

P2008080700100_2■精霊迎えの音響く…六道まいり
六道まいりは、東山区松原通東大路西入ルの六道珍皇寺の行事で、京都にひと足早くお盆時期を告げる。午前6時から迎えの鐘を突くことができ、早朝から市民が行列をつくった。
平安時代、鳥辺野と呼ばれる葬送の地だった寺の付近には、この世とあの世の境があるといわれ、精霊を迎える行事が始まった。平安初期の役人だった小野篁(たかむら)が、この世と冥土(めいど)を行き来するのに使ったとされる古井戸も境内に残る。
コウヤマキを買って塔婆に戒名を書いてもらい、迎えの鐘を突いて塔婆を線香の煙で清め、お地蔵さまの前に供えた。左京区の平井カオルさん(63)は「亡くなったしゅうとめさんに連れられて来て20年。この時期、珍皇寺に来ないと落ち着きません」と話した。10日まで。

P2008080700100_3■お値打ち品あるかな?…五条坂陶器まつり
五条坂陶器まつりは、五条通の五条大橋東詰-東大路通間で開幕した。市民や観光客が「お値打ち品」を求めて、京焼や清水焼の器を熱心に見定めていた。
京焼・清水焼の生産・卸業者などでつくる陶器祭運営協議会が毎年開いている。全国の焼き物産地の店も含め、約430店が五条通の南北の歩道を埋めた。
買い物客は色とりどりの皿や茶碗、置物が山と積まれた出店の間を巡り、気に入った品を手に取って形や手触りを確かめて店主と値段を交渉していた。
10日までの午前9時-午後11時。
(文.写真共 京都新聞8/7より)

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2008.08.06

●盛夏の砌&御挨拶

葉月に入ったトーキョーは毎日の様に湿度70%越え。
昨日の夕立も涼を運ぶまでには至らず、従い不快指数は本日も相変わらずにて。
風も凪ぎ、まるでミヤコを彷彿とさせるような「茹だる」暑さが続いております。

こうも蒸し暑い日々が続くと、
【「睡眠不足」×(「食細り」+「水分(麦酒)過多」)】×「過度冷房」
のスパイラルを経て、「夏負け」に陥りやすいもの。
各云う私めも、此処二日計り疲れ気味。所謂「夏バテ」の初期症状模様です。

と云う訳で酷暑の砌、皆様に於かれましては呉々も御自愛を。

併せて「暑中御見舞い申し上げます」

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2008.08.01

●八月朔日

「おたのもぉーしますぅー」
「おめでとさんどすぅー」
「いつもおせわになってますぅー」
「おめでとさんどすぅー」

と云う訳で本日は夏の花街風物「八朔」。
黒絽織五つ紋付の正装にて御挨拶廻りの日です。

舞妓さんも今日計りは、襟足三本、奴島田の身仕舞いにて。

P2008080100111盛夏のあいさつ「おたの申します」
京の花街で八朔

京都の芸舞妓が日ごろの感謝を込め、踊りの師匠宅やお茶屋にあいさつ回りをする恒例の「八朔(はっさく)」行事が1日、五花街で一斉に行われた。午前中から30度を超える暑さの中、絽(ろ)の黒紋付きに身を包んだ芸舞妓が花街を行き交い、辺りは華やいだ風情に包まれた。
祇園甲部では午前10時ごろから、日傘をさし、手に扇子を持った芸舞妓が連れ立って歩き、かいわいのお茶屋を訪問。「おめでとうさんどす。相変わりませず、おたの申します」と、おかみにあいさつし、ねぎらいを受けた。
八朔はもともと旧暦の8月1日(朔日)を意味し、豊作を願って贈答を交わす習わし。京の花街では、新暦の8月1日に、普段から世話になっている人の家を芸舞妓が訪ねる伝統行事になっている。
(文.写真共 京都新聞8/1より)

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●丁度今頃「千日詣り」

えー、只今八朔を迎えた所処。
と云う訳で、丁度客足も途絶えた事にてキーボードを叩いております。

そう云えば丁度今頃、愛宕さん「千日詣り」の真っ只中。
間も無く「朝御饌祭」の神事営まれる頃でしょう。
月を跨いでのこの霊峰行脚で戴いた「火迺要慎 阿多古祀符」の御利益期間は二年と九ヶ月。普段のお参りの2.7倍も長持ち致します。

「千日詣り」関連過去ログは下記にて。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/07/post_df0b.html

P2008073100197火よけ願い山頂へ
愛宕神社で千日詣り

火よけ、防火の神様として知られる京都市右京区の愛宕神社で31日夜、恒例の「千日詣(まい)り」が行われ、参拝者は汗をぬぐいながら山頂の神社を目指していた。
千日詣りは正式には「千日通夜祭(つうやさい)」といい、31日夜から1日未明にかけてお参りすると千日分の功徳があるとされる。
この日は、清滝から神社まで約4キロの登山道に明かりがついた。親子連れ、夫婦、若者グループ…と老若男女が坂道を行き交い、「お登りやす」「お下りやす」と言葉をかけ合った。3歳までの子どもが参拝すると一生、火難にあわないとの言い伝えから、幼い子をおんぶして登る人も多く見られた。
飲食店経営の田地敏信さん(46)=京都市左京区=は、息子の翔一君(13)とともに訪れ、「飲食店にとって火事は一番怖い。登れるうちは毎年登りたい」と話していた。
(文.写真共 京都新聞8/1より)

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2008.07.31

●「祇園祭」結びの神事+余話

本日は八坂さんにて「夏越祓」。
祇園祭も「茅の輪くぐり」を以ってフィナーレ、七月も終わりとなります。
明日から月代わり、ミヤコの「茹だる」暑さも愈々本格化。

所処で祇園祭が「世界無形文化遺産」登録を目指す旨の発表をしたのは昨夏の事。
首尾順調に進行中の様子です。
今更ユネスコさんの御墨付きも要らないと思いますが…。

関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/07/4_434e.html

P2008073000216ユネスコ無形遺産に14件
京から祇園祭と木造彫刻修理

文化庁は30日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)が無形文化遺産保護条約に基づき来年作成する世界の代表的な無形文化遺産のリストに、日本からは第一弾として、「京都祇園祭の山鉾行事」(京都市中京区・祇園祭山鉾連合会)、「木造彫刻修理」(下京区・美術院)など14件の登録を提案すると発表した。

■文化庁提案へ 来秋に正式決定

世界遺産と異なり、登録の可否を決める厳密な審査はなく、すでにユネスコから「傑作宣言」を受けて登録が内定した「能楽」「人形浄瑠璃文楽」「歌舞伎」と合わせ、来年秋のユネスコ政府間委員会で17件の登録が正式決定する。
祇園祭は、起源が1100年以上前にさかのぼり、「日本三大祭り」の一つ。疫病退散を祈願して、当時の国の数に当たる66本の矛を立てたことに由来する。応仁の乱と昭和の戦時中に一時巡行を中止したが、町衆の力で受け継がれた。巡行する山鉾のうち29基は重要有形民俗文化財にも指定されている。
美術院は1898年岡倉天心が創設した日本美術院から国宝修理部門が独立、1968年に文部科学省所管の財団法人となった。職員は40人。東大寺南大門の木造金剛力士立像(奈良市)や三十三間堂(東山区)の木造千手観音立像(千一体)など国宝・重要文化財のすべての木造彫刻修理を手がける。
文化庁は選定理由について、「重要性の判断は行わず、文化財指定の古い順に、地域バランスも考慮して決めた」としている。
文化庁はユネスコに対し、9月末までに1回目の登録提案を行う。今後(1)伝統工芸などの重要無形文化財(2)民俗芸能など重要無形民俗文化財(3)文化財修理に伴う選定保存技術-の計430件すべての代表リストへの登録を目指す。

【無形文化遺産】ユネスコが、2006年に発効した無形文化遺産保護条約に基づき、生活の変化で失われつつある伝統的な芸能や祭礼行事などから、締約国が提案する「代表リスト」と、消滅の危機にある遺産を集めた「危機リスト」を作成し、国際的な保護の枠組みをつくる。
(文.写真共 京都新聞7/31より)

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2008.07.28

●「千日詣り」のこと

「愛宕さん.千日詣り」迄あと三日。

所処で愛宕神社へ参詣される皆様は殆どが「清滝表参道ルート」を御利用になりますが、実は山頂へは三つの登山道があります。
下記記事は清和天皇御由緒の地、「水尾の里」からの登山コース販促活動の一コマ。

「水尾ルート」を使うと三十丁目で参道に合流します。

下山後、柚子湯で汗を洗い流し「雛風情」の里で一泊するのも宜しいかと。

「愛宕詣.傾向と対策」詳細はコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/05/post_2506.html

「火迺要慎 阿多古祀符」詳細はコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/05/9_dc84.html

P2008072800085千日詣りは“最短”水尾から
バス利用増へ地元自治会PR

愛宕神社の「千日詣(まい)り」(31日-8月1日)を前に、表参道の反対側にある京都市右京区嵯峨水尾地区の住民たちが、「公共交通機関を使った最短ルートは水尾」と登山客の誘致に力を入れている。山頂までの距離が短く、JR駅に近いことをアピールし、自治会が運営するバスの利用増につなげたい考えだ。
■愛宕山に表参道より40分早く
愛宕山(標高924メートル)は、右京区清滝地区の表参道から山頂まで約4・5キロ、2時間10分ほどかかる。一方で、水尾地区からは約3・5キロと距離がやや短く、1時間半ほどで登れる。
水尾自治連合会は、JR保津峡駅と集落を結ぶ自治会バスを存続させるために利用者を増やす必要があり、年々増加する愛宕山の登山客に着目した。
1日で1000日分の利益があるとされる千日詣りには、例年多くの参拝者が訪れるとあって、水尾ルートの登山道を整備したり、自治会バスの臨時便を設けるなどして受け入れ態勢を整えている。9月には、登山客向けにバスの運行時間を変更することも予定している。
表参道と違い、夜間は途中まで照明がないことや、傾斜がきついことがやや難点というが、松尾史弘・同自治連会長は「スタート直後にある浄水場で一度休憩して体をほぐすのがコツ。千日詣り以外でも、登りは清滝、下りは水尾といった形で水尾の四季を味わってほしい」と呼び掛ける。
自治会バスは8人以上で臨時便も運行する。問い合わせはTel:075(861)9953へ。
(文.写真共 京都新聞7/28より)

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おまけ一写。
今月より嵯峨周辺で張られている「愛宕さん.千日詣り」ポスターです。
先日帰京の折、カメラに納めたものにて。

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2008.07.26

●ミヤコ「盛夏歳時記」.二題

七月のミヤコは、民間信仰に由る風変わりな催しが幾つか行われます。
下記はそんな「夏の催事」二題にて。


炊いたん、あんかけ、冷製炊き合わせ…、「ミヤコ夏の味覚」鹿ケ谷南瓜。
ハロウィンかぼちゃに比べ荷崩れしにくくあっさり滋味。
そんな夏野菜で「暑気負け封じ」も兼ねての「かぼちゃ供養」です。

P2008072500173「あっさりとした甘さ、おいしい」
安楽寺で鹿ケ谷カボチャ供養

中風封じで知られる「鹿ケ谷カボチャ供養」が25日、京都市左京区鹿ケ谷の安楽寺で営まれた。市民や観光客が大勢訪れ、ほくほくに煮付けられたカボチャを味わった。
カボチャ供養は、240年ほど前に当時の住職真空益随上人が病気で苦しんでいる人を哀れみ、修行をすると「夏の土用のころに鹿ケ谷かぼちゃを振る舞えば中風にならない」とのお告げを受け、始まったという。
今年はカボチャ200個、約1000人分を早朝から檀家が調理した。訪れた人たちは本堂を参拝した後、汗をぬぐいながらカボチャを食べた。初めて訪れた大阪府枚方市の会社員土井和さん(30)は「あっさりとした甘さでおいしい。健康に過ごせそうです」と話した。
(文.写真共 京都新聞7/26より)

我家の菩提寺、鳴滝三宝寺でも「酷暑.邪気祓い」が行われました。
檀越の誼で揚げておきます。

P2008072500061土用の丑に「炮烙灸祈祷」
右京・三宝寺

「土用の丑(うし)の日」の24日、京都市右京区鳴滝松本町の三宝寺で、暑気払いの「炮烙灸祈祷(ほうろくきゅうきとう)」が行われた。
炮烙灸は、呪文(じゅもん)が書かれた陶器製の皿を頭に置き、その上で灸をたいて病気などをもたらす邪気をはらう。同寺は1944年に復活させ、恒例行事となっている。
この日は本堂で、商売繁盛を願う「あじさい祈祷」や悪病封じの「きゅうり封じ祈祷」と一緒に炮烙灸祈祷が営まれた。
経が唱えられる中、参拝者の頭に置かれた炮烙のもぐさに火が付けられると、本堂に煙が立ち上った。僧侶たちは参拝者を囲むようにして法剣で邪気をはらい、参拝者たちは目を閉じて夏の健康などを祈っていた。
(文.写真共 京都新聞7/25より)

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2008.07.25

●「おかえり」「ただいま」

昨宵は還幸祭。
七泊八日の御旅行を無事終わられ、本宮に「おかえり」になられました。

「神幸祭.還幸祭」詳細に就いては関連過去ログをどーぞ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/07/post_4b7d.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/07/post_128e.html

P2008072500043勇壮神輿、八坂に戻る
祇園祭・還幸祭

祇園祭の還幸祭が24日に行われた。八坂神社(京都市東山区)の四条御旅所(おたびしょ)(下京区)に鎮座した3基の神輿(みこし)の渡御(とぎょ)が同日夕に始まり、勢いを付けた輿丁(よちょう)が神輿を担いで氏子地区を練ったあと、深夜に八坂神社に戻った。
午後5時すぎ、中御座(なかござ)、東御座、西御座の3基の神輿が御旅所を順次出発した。渡御のコースは異なるが、もう一つの御旅所、御供社(ごくうしゃ)(中京区)などには3基とも参った。
午後10時ごろから、神輿が次々と八坂神社境内に入り、3基そろうと境内の電灯がすべて消され、神輿に乗った神々を本殿に戻す御霊遷(みたまうつ)しの神事が行われた。
28日には神輿洗いがあり、31日に八坂神社境内の疫(えき)神社である夏越祭(なごしさい)で祇園祭を締めくくる。
(文.写真共 京都新聞7/25より)

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2008.07.24

●「後の祭」

…と云っても「時機遅れで無駄な事」ではアリマセン。
早いもので山鉾巡行から「@」云う間の一週間、本日は花傘巡行です。

この「後の祭」毎年好天に恵まれ…、
と云うより炎天下に苛まれて、巡行御一同様は流汗三斗の態。
童.女子衆との多い巡行なのでお疲れ尚の事でしょう。

今宵の還幸祭を終えると七月も後一週間。
神輿洗いや夏越祓など残す神事ももう僅か、祇園祭も愈々終盤です。

P2008072400124盛夏彩る 花傘模様
祇園祭

祇園祭の花傘巡行が24日、京都市東山区の八坂神社を発着点に行われた。花傘をつけた女性と子ども神輿(みこし)や獅子(しし)舞の行列が繁華街をにぎやかに練り歩いた。
総勢840人の一行は午前10時に八坂神社前を出発した。先頭は7基の子ども神輿。暑さ対策に氷を口にしながら、子どもたちが「ワッショイ」と元気な掛け声を響かせた。その後に白い衣を着た若い女性約20人が頭に花傘をかぶってしずしずと歩き、花車が続いた。
花傘巡行は山鉾巡行の前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)が1966年から1本化されたのに伴い、24日の後祭に代わる行事として始まった。
夜には還幸祭があり、四条御旅(おたび)所にある3基の神輿が氏子地域を練って八坂神社へと戻る。
(文.写真共 京都新聞7/24より)

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2008.07.22

●夏野菜「奉納」

夏真っ盛りのミヤコでは「きゅうり封じ」の時宜到来。
この「きゅうり封じ」、上高野は蓮華寺さん(23日より)の方が著名ですが、先駆け昨日より神光院さんで行われております。
「疾病封じの御利益」として名高い祭事ですが、胡瓜との御縁柄「木瓜家紋」の御宅も参詣されては如何でしょうか。

25日からは東山安楽寺で「かぼちゃ供養」が執り行われます。
夏京都の「お野菜祭事」もこれからが佳境にて。

P2008072100119キュウリに病魔 封じ込め
北区・神光院 息災祈る

病気平癒や無病息災を祈願する「キュウリ封じ」が21日、京都市北区の神光院で営まれた。京阪神から訪れた参拝者が心身の健康を祈った。
キュウリ封じは、弘法大師が中国から持ち帰った秘法といわれ、体内の病魔を封じ込めたキュウリを地中に埋め、キュウリが土にかえるのと同時に病気も治るとされる。
本堂では、参拝者の名前が書かれた紙を巻いたキュウリが供えられ、副住職が祈願の読経。その後、キュウリを受け取った参拝者は、肩や腰をキュウリでさすって、願いを込めていた。
夫婦で訪れた神戸市垂水区の会社役員八木源司さん(81)は「病気が治るように信じたい」と話していた。
24日にも営まれる。有料。
(文.写真共 京都新聞7/21より)

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2008.07.20

●松尾さん「御田祭」

今日は松尾さんにて豊稔祈願。
同社氏子地域の三地区(桂・松尾・嵐山)から選ばれた植女が五穀豊穣を祈願するもので、室町期より続く由緒正しき神事です。
今様に云うなれば「植女萌え~」てな感じでしょうか。

今でこそ「日本第一酒造神」として醸造神の名高い松尾さんですが、元来その起源は大堰川の「水伏神」。
故に祭神は、大堰川開拓と水上守護を神格化した秦氏の氏神二柱です。
従いまして「防葛野河」→「農耕神」→「五穀豊穣祈願」は至極当然な流れかと。

P20080720001213植女、鮮やかな衣装で豊作願う
西京・松尾大社で「御田祭」

地域の女児が色鮮やかな衣装の植女(うえめ)にふんする「御田祭(おんださい)」が20日、京都市西京区の松尾大社で営まれた。3人の植女が額に汗をにじませながら、儀式の大役を務め米の豊作を願った。
御田祭は室町時代以前から続く神事で、夏場の田に害虫が来ないよう祈る。3人は、神前から授かった苗を両手に握り、父親の肩に座って拝殿を3周する間、左右の苗が水平になるよう我慢した。
植女役を務めた笹川明日香ちゃん(7)=松尾小2年=の祖父明彦さん(72)は「3人とも立派でかわいらしく、実り多い秋を呼んでくれそうだ」と目を細めていた。
(文.写真共 京都新聞7/20より)

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2008.07.19

●「梅雨」明けし日「朝顔市」

「梅雨明け」です。

東海も北陸も甲信越もトーキョーも東北も纏めて「梅雨明け」です。
何だか十把一絡げの感もありますが、気象庁さんも面倒臭くなったのでしょうか。
まぁ、列島恙無く「スッキリ」した事ですし、宜しいと致しましょう。

そんな深碧の夏色空が広がる土曜日昼下がり、とある「夏風物」を買い求めに「東京メトロ」でお出かけしてまいりました。
目指すは台東区、入谷の朝顔市です。

帝都トーキョーに居を構えて彼是十四年、考えてみれば私め「お江戸の祭事」に伺うのは初めての事。
日比谷線の入谷駅を出ると目の前は早や「朝顔市」催場、入谷鬼子母神周辺は炎暑にも関わらず結構な人出でした。
矢張り縁日と云うのは幾歳になっても楽しいもの、少し計りウキウキするものです。

080719_009
アキバの件もあってか、歩行者天国入口は警備も仰々しく。
炎天の下、流石にお巡りさんもお疲れの模様。   

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取敢えずは「お祭り気分」宜しく、鉢植えで埋め尽くされた露店を漫ろ歩く事に。
然乍ら朝顔を物色しているうちに、忽然ととある疑念が湧いてきました。
「朝顔を買い入れてどうしよう?」
そう。私めの生業は飲み屋さん。
ツマリ商いの都合上、朝顔観賞とは全く無縁の生活を営なんでいるのです。
 
   【私めの一日】         【朝顔の一日】
    ・昼間起床            →    ・花弁萎む
    ・夕刻暖簾出し      →    ・葉朝顔
    ・深夜暖簾仕舞い    →    ・花芽綻ぶ
    ・早朝就寝             →      ・開花華やぐ

…。どー考えても接点がアリマセン。
自分で買った朝顔を自分で見れないと云うのも癪に障るもの。

と云う訳で急遽「夕顔」を買い求める事と致しました。

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080719_008

帰宅後、早速格子戸に「蔦を伝わす」事に。
こーいう「室礼の游び」は心楽しいものです。

夕刻には、早や一輪の白花が咲きつつありました。
弊亭「夏の風情」が亦一つ、と。

因みに夕顔の花言葉は「夜の思い出」「儚い恋」。
艶しくって宜しいんぢゃないかと。

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●「水出し煎茶」始めました

此処数日のトーキョーは七日連続の夏日。
昨日は久方振りの俄雨も、その降脚はすっかり「夏」のそれ。
「もう梅雨明けでもいいんじゃないの?」
てな具合、盛夏本番を思わせる暑さが続いております。

080719_005そんな酷暑到来の砌、一服の涼を得るべく
「ミヤコ.夏の甘露」の支度が調いました。

夕暮れ時の小憩にでもどーぞ。

水出し煎茶 
(寺町二条「涼泉」)

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●「アイスコーヒ」始めました

此処数日のトーキョーは七日連続の夏日。
昨日は久方振りの俄雨も、その降脚はすっかり「夏」のそれ。
「もう梅雨明けでもいいんじゃないの?」
てな具合、盛夏本番を思わせる暑さが続いております。

080717_002そんな酷暑到来の砌、一服の涼を得るべく
「ミヤコ.夏の喫茶」の支度が調いました。

深夜の酔覚ましにでもどーぞ。

アイスコーヒ 
(堺町三条「アイスブレンド」)

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2008.07.18

●七泊八日の「お出かけ」

昨日は神幸祭。
八坂神社の祭神様が三基の神輿に乗り、洛中氏子地区を練り歩きながら四条新京極前.御旅所に「お渡り」になるこの神事、「八坂神社例祭.祇園祭」としては語るに外せないものです。
宵山や山鉾巡行が「ミヤコ市井民の祭事」とするならば、神幸祭は「八坂氏子衆の神事」とも云うべきものでしょうか。

因みに神社例祭基礎用語。
神輿(神様)を本宮の外にお連れする「お出かけ」祭事が神幸祭。
神輿(神様)を本宮にお戻しする「お帰り」祭事が還幸祭。
お出かけ中に神輿が仮留、お休みになられる「みこしやど」が御旅所。

「お出かけ」になられた八坂さん祭神様はこのまま御旅所に「お留まり」になられ、24日の還幸祭で神社に「お帰り」になります。
三基の神輿が逗留されるこの間、御旅所では禰宜さんが不寝の番。
お疲れ様です。

P2008071700194「ホイットホイット」 3神輿勢ぞろい
祇園祭・神幸祭

祇園祭の神幸祭が17日夜、京都市東山区の八坂神社などであった。3基の神輿(みこし)が八坂神社の神さまを奉じて市内中心部の氏子地域へ渡った。
午後4時からの神事の後、中御座、東御座、西御座の神輿が神社を出発した。石段下では、改修されてひときわ朱色の映える西楼門を背に、3基がそれぞれ差し上げを披露した。
神輿は「ホイットホイット」という担ぎ手の輿丁(よちょう)の掛け声と飾り金具を響かせ、祇園かいわいや寺町通、河原町通などを進んだ。夜遅くに下京区の四条通寺町東入ルの御旅所へ到着、安置された。
24日の還幸祭で3基の神輿は八坂神社へ戻る。
(文.写真共 京都新聞7/18より)

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2008.07.17

●山鉾巡行

祇園祭も山鉾巡行を迎えました。
何時もの事ながら、吉符入りからの半月は「@」云う間に過ぎて行くものです。

巡行が終わると今宵は神幸祭。
丁度今時分、八坂さんでは「三社御神輿差上」の頃。
西楼門石段下ではスゴイ事になっているでしょう。

是より東.中.西三基の神輿が市井氏子地域を練り歩き、御旅所へおいでになります。
宵山や巡行とは趣の異なる、「地元ミウチ」のお祭りです。

P2008071700068伝統の重み、山鉾ずしり
祇園祭 32基、初の重量測定

梅雨明けの夏空の下、祇園祭は17日、山鉾巡行を迎えた。「動く美術館」と形容される豪華な山鉾32基が京都市中心部を進んだ。祭り史上、今年は山鉾の重量測定が初めて実施された。
午前9時、「エンヤラヤー」と音頭取りの掛け声を合図に、長刀鉾が四条通烏丸から車輪をきしませて動きだした。稚児の岡澤一規君(9)が太刀で注連縄(しめなわ)を両断、結界を解き放った。巡行順を確認するくじ改め、豪快に交差点を90度回る辻回し…。変わらぬ祭りが今年も町衆の心意気に支えられた。気温は午後1時に33・2度を記録、厳しい暑さの中、山鉾が進んだ。

一方、初の重量測定は囃子(はやし)方や豪華な懸装品を乗せたまま、河原町通御池下ルであった。その結果、巡行中の長刀鉾は11・10トン、月鉾11・88トンと判明した。登録を目指すユネスコの世界無形文化遺産の基礎資料にする。
沿道には昨年より2万人少ない18万人(午後1時現在、京都府警発表)が詰め掛けた。

■山鉾の重さ
長刀鉾11・10トン、孟宗山0・54トン、油天神山0・55トン、保昌山0・67トン、函谷鉾11・39トン、太子山0・59トン、四条傘鉾0・40トン、占出山0・51トン、鶏鉾9・42トン、白楽天山0・71トン、霰天神山0・65トン、山伏山0・60トン、月鉾11・88トン、芦刈山0・64トン、綾傘鉾0・36トン、蟷螂山1・22トン、菊水鉾10・31トン、木賊山0・67トン、伯牙山0・52トン、郭巨山0・69トン、放下鉾10・32トン、岩戸山8・25トン、船鉾8・41トン、北観音山9・27トン、橋弁慶山0・80トン、黒主山0・67トン、八幡山0・75トン、鈴鹿山0・70トン、役行者山0・84トン、鯉山0・81トン、浄妙山0・78トン、南観音山9・54トン (重さは人や懸装品を含む。巡行順)
(文.写真共 京都新聞7/17より)

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●「深海魚たち」

『京都の三大祭知ってる?』
『そないなこと知らへんの。百万遍(知恩寺)の青空、下鴨(糺の森)の納涼、そんで勧業館(みやこメッセ)の即売会……そやろ』
(林哲夫「古本屋を怒らせる方法」京洛犬歩当古本屋記より)

なんて冗談も書かれる程、ミヤコは「古書のミヤコ」であったりも致します。

080714_027と云う訳で毎夏恒例「下鴨納涼古本市」迄あと四週間、幣亭でもポスターの貼飾を始めました。
先日帰京の折、寺町其中堂さんで頂いたチラシです。

尚表題は森見登美彦氏著「夜は短し歩けよ乙女」
第二部サブタイトルに因んだものです。

京都古書研究会のホームページはコチラ。↓
http://www1.kcn.ne.jp/~kosho/koshoken/event.html

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●宵山

昨日は近畿地方も梅雨明け(したらしい)との発表。
ミヤコも昼過ぎから「曇りのち晴れ」、愈々夏本番の訪れでしょうか。

そんな時候節目に行われた祇園祭宵山は平日と云う事もあり、行楽人出も幾分少な目の様子。
それでも三十六万人で「混っ多返し」の四条界隈でしたとさ。

P2008071600208_2梅雨明け、祭り気分最高潮に
祇園祭宵山
祇園祭は16日夜、宵山を迎えた。京都市中心部は、夏の夜風で蒸し暑さが若干和らぐなか、梅雨明け直後の歩行者天国には午後9時までに36万人(京都府警発表)が押し寄せて祭り気分は最高潮になった。
山鉾の近くでは、子どもたちが「ろうそく一本献じられましょう」「常は出ません、こよい限り」とかわいい声を響かせてろうそくやちまきを売った。囃子(はやし)方は宵山が終わるのを惜しむように祇園囃子を懸命に奏でた。
四条通にある長刀、函谷(かんこ)、月の各鉾周辺はにぎわい、中心部から離れた太子山や油天神山では、見物客は祭りの風情をゆっくりと楽しんでいた。
(文.写真共 京都新聞7/17より)

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2008.07.16

●宵々山

P2008071500242

昨夜は宵々山。
しかしお天気は生憎の雨模様、人出も程々だったらしく。

毎年、三日間のうち一日は雨に祟られるものです…。

コンチキチンに28万人
雨の祇園祭宵々山

祇園祭は15日夜、宵々山を迎えた。京都市中心部に建った山鉾は雨のなか、夕暮れ時から駒形提灯をともして夏の風情を醸し、コンチキチンのお囃子(はやし)が通りに響いた。
夕方から大雨になり、その後も降ったりやんだりが続いたため、懸装品を飾った鉾には透明の防水シートが付けられた。見物客は祇園囃子を聞いたり、豪華な懸装品を間近に見せる会所飾りを楽しんだりしながら雨をしのいだ。新町通では八幡山、北観音山、南観音山、放下鉾、船鉾、岩戸山の6つの山鉾が路上に建ち、両側に露店が軒を並べて多くの見物客が押し掛けた。
四条通や烏丸通が歩行者天国となった午後11時までに28万人(京都府警発表)の人出があった。日曜と重なった昨年より14万人少なかった。
(文.写真共 京都新聞7/16より)

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2008.07.15

●宵々々山

「粽どーですかー 御守りどーですかー」
「御信心の御ん方様は ろーそく一本献じられましょー♪」

と云う訳で各山鉾町にて「売り歌」唱和される中、ギオンマツリーも愈々本番。
昨日は宵々々山でした。
私めは14日昼頃に帰東したのですが、平日週始めと云う事もあり人出は例年より少なめの様子。
寧ろ13日は日曜日の方が込み合っていた感も致しまする。

P2008071400155警戒強め、宵々々山
祇園祭

祇園祭は14日夜、宵々々山を迎え、京都市中心部の山鉾町界わいでは歩行者天国が始まった。午後9時現在の人出は11万人(京都府警調べ)。秋葉原事件を受け、京都府警が例年以上の厳重な警備体制をしいた。 午後4時ごろの降雨で気温は下がったが、湿度は上がり、蒸し暑い夜となった。祇園囃子(ばやし)が響くなか、人々はうちわを振り、タオルで汗をぬぐいながら山や鉾を見て回り、厄よけのちまきや手ぬぐいを買い求めていた。
平日ということもあって四条通は人の流れは比較的スムーズ。しかし、露店が並ぶ新町通や室町通は込み合っていた。
(文.写真共 京都新聞7/15より)

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2008.07.14

●「山鉾」彼是

えー、只今帰東しました。
で、宵々々山を控えた此処数日のミヤコがどんな状況だったかと云うと…。

P2008071400052暑さ連日 うだる京
京都市内は14日、太平洋上の高気圧の影響で強い日差しが照りつけ、午後1時までの最高気温が34・2度まで上昇。13日には今年初めて気温が35度以上の猛暑日となり、連日の暑さが続いている。
京都地方気象台によると、13日は午後3時44分に最高気温35・0度を記録。昨年より14日間早く初の猛暑日を迎えた。このほか舞鶴市の最高気温は34・1度、彦根市は32・3度といずれも平年を上回った。
また京都市内では熱中症の疑いで、13日に5人、14日午後1時までには4人が病院に搬送された。
14日は午前中から30度を越える暑さに、山鉾見物に訪れた観光客も疲れ気味。京都地方気象台によると、午後からは湿った空気が流入するなど、所により雨や雷雨になるという。今後、数日間の気温も30度台で推移し、蒸し暑い日が続きそう。
(文.写真共 京都新聞7/14より)

と云う訳で、土日のミヤコは盛夏を思わせるか如くの灼熱地獄 sunsunsun…。
頭上からは暴力的な日差しが照り付け、脚下よりアスファルトの放射熱が蜃気楼の様に襲ってきます。
挙句無風状態ときたもんですから溜ったもんぢゃ有馬線。
そんな炎天下の中を自殺行為宜しく、山鉾町を幾つか見物してまいりました。

080714_002 080714_003 080714_004_2 080714_005
12日(土)夜、三条新町で飲んだ帰り、見物がてら室町より四条に南下する事に。
流石に日没後は涼しくなるもので漫ろ歩きにも丁度良い塩梅です。
烏丸周辺の大型鉾は組立も完了、祇園囃子も奏でられ早や宵山の風情にて。
左より菊水鉾、月鉾、鶏鉾、函谷鉾。

080714_006_3
因みにこの後祇園町へ移動、御多分に漏れず飲みすぎでキモチワルイ翌日を迎える破目となりました…。