2009.07.10

●「木槌の音」の響く頃

「カァン カァーン カァーン 」
「コン コン コーン」


と云う訳で、ミヤコでは「鉾建て」が始まりました。
この風景を見ると「祭り気配」も愈々本格化、「祇園モード」は急激に加速します。

今日から櫓組みが始められるのは四条烏丸周辺、「長刀鉾」「函谷鉾」「月鉾」「鶏鉾」の四つの大型鉾。
他、小型の山組みは一日で行われ、14日迄に全ての山鉾が組み終えます。

「鉾建て」後には恒例の試し曳き、所謂「曳き初め」が行われます。
巡行は見に行かずとも、この「曳き初め」だけには毎年訪れる市井民も多い様で。
因みにスケジュールは以下の通り。
 12日14時頃~ 烏丸通り「長刀鉾」「函谷鉾」「月鉾」「鶏鉾」「菊水鉾」
 13日15時頃~ 室町通り「放下鉾」「船鉾」「南観音山」「北観音山」「
岩戸山」

P2009071000077雨中の縄さばき
祇園祭・鉾建て始まる

祇園祭の山鉾巡行まで1週間に迫った10日朝、京都市中心部で鉾建てが始まった。時折雨が混じるなか、四条通や室町通では、やぐらを組むつち音が響いた。
四条烏丸交差点の周辺で早朝から、長刀鉾と函谷(かんこ)鉾、月鉾、鶏鉾を組み立てる作業が始まった。
大工方や組み立て方と呼ばれる職人が、くぎを使わずに縄を巻いて木材を組み、土台となるやぐらをしっかりと路上の所定の位置に固定していった。
12日と13日の午後には、組み終わった鉾と曳山(ひきやま)の曳初(ひきぞ)めがある。14日までにすべての山鉾が建つ。
(文.京都新聞7/10
より)

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2009.07.08

●花言葉は「真実」

ぞろぞろぞろぞろ…。

「おはようさんどすぅ~」「おはようさんどすぅ~」「おはようさんどすぅ~」

ぞろぞろぞろぞろ…。

と云う訳で、昨日は夏の祇園町風物詩「お千度」。

この催事、学生時分に祇園界隈で仕事していた縁もあって何度か出遇した事があるのですが…。
白浴衣のオネーさんが大挙移動される状景は「華麗」と云うより寧ろ「圧観」。
八坂さん南楼門前で記念撮影の行われる様や、四条河原町まで大挙移動される様には蓋し圧倒されたのを思い出します。
百花繚乱「艶花」も、余りに多過ぎると却って「おっかない」ものでして。

因みに今年の揃い浴衣は可愛らしい「茄子」文様。
尤も絵柄からして「賀茂なす」では無い様です…。

P2009070700091青空の七夕 芸舞妓ら芸の上達祈願
八坂神社で「お千度」

祇園甲部の芸舞妓らが芸の上達や無病息災を祈願する恒例の「お千度」が7日午前、京都市東山区の八坂神社であった。梅雨の晴れ間の青空のもと、京舞井上流五世家元の井上八千代さんと芸舞妓ら約100人がそろいの浴衣姿で参拝し、境内は夏の風情に包まれた。
お千度は、井上流門下生でつくる「みやび会」が毎年、祇園祭ムードが高まるこの時期に行っている。
午前9時半ごろから、日傘を手にした芸舞妓が続々と境内に集まった。「おはようさんどす」とあいさつを交わし、本殿でおはらいを受けた。
今年の浴衣は、白地にあい色のナスを散らした愛らしいデザイン。井上八千代さんは「心を一つにして夏を元気に過ごせ、温習会のおけいこを無事に始められますようにとお祈りしました」と話した。本殿周辺には大勢の写真愛好家らが詰めかけ、涼しげな夏姿にカメラを向けていた。
(文.写真共 京都新聞7/7
より)

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2009.07.07

●「星のラブレター」

ひこ星の ゆきあひをまつ かささぎの 渡せる橋を われにかさなむ (菅公)

と云う訳で本日は「節句.七夕」。
午前中から梅雨間の青空が晴れ渡り、増水気味の天の川も「橋」は渡せそうな様子。
如何やら今宵は「晴れの」逢瀬となりそうにて。

090707_004そんな訳で、弊亭でも二人の「星合成就」を祝しての笹飾り。
何たって人の恋路を邪魔する奴は
「馬に蹴られて神事前」と云う位ですから。

…、おアトが宜しい様で。

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●「朝顔まつり」 in 入谷

週明けの昨日月曜日、空模様は再び下り坂。
「降ったり止んだり」の梅雨気配で御座いました。

090706_010そんな「じめじめ」とした昼最中、私めはと申しますと「チョット遠方」へお出掛けして参りました。
向かう先は「お江戸情緒」漂う下町、弊亭夏の「華」風物を買い求める為で御座います。

と云う訳で、今年もお邪魔して参りました。
「入谷の朝顔まつり」。

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【写真上】入谷鬼子母神(真源寺)境内。
奉納提灯の連なる様からも、「祭りの風情」が感じられます。

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【写真上】露店には溢れん計りの鉢植え。
今年の「朝顔まつり」は例年通り、7月6~8日の3日間。
120軒余りの露店に店が並び、約12万鉢の朝顔が売られるとの事です。

その後経緯に就いてですが、以下昨年「朝顔まつり」ログのコピペにて。

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取敢えずは「お祭り気分」宜しく、鉢植えで埋め尽くされた露店を漫ろ歩く事に。
然乍ら朝顔を物色しているうちに、忽然と「ある疑念」が湧いてきました。
「朝顔を買い入れてどうしよう?」
そう。私めの生業は飲み屋さん。
ツマリ商いの都合上、朝顔観賞とは全く無縁の生活を営なんでいるのです。
 
   【私めの一日】         【朝顔の一日】
    ・昼間起床            →    ・花弁萎む
    ・夕刻暖簾出し      →    ・葉朝顔
    ・深夜暖簾仕舞い  →      ・花芽綻ぶ
    ・早朝就寝             →      ・開花華やぐ

…。どー考えても接点がアリマセン。
自分で買った朝顔を自分で見れないと云うのも癪に障るもの。

と云う訳で急遽「夕顔」を買い求める事と致しました。

      -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

従いまして、今年も「夕顔」を手に帰路に就く私めで御座いました。

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【写真左】今回の戦利品。
組合詰所で頂いた「朝顔まつり」オフィシャルうちわ。
折角なので、暫く床机の上に飾っておきます。

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2009.07.06

●長刀鉾「吉符入り」

日曜日は長刀鉾でも吉符入り。
お稚児さん鉾町引き合わせの後、稚児舞「太平の舞」が奉納されました。

昨日にて全ての山鉾町「神事始め」が終了。
宵山迄あと十日余りです。

P2009070500104鮮やかに「太平の舞」披露
祇園祭 長刀鉾で「吉符入り」
祇園祭の山鉾巡行(17日)で先頭を進む長刀鉾の「吉符入りの儀」が5日、京都市下京区の町会所で営まれた。稚児の今西優太朗君(9)が巡行時に鉾の上で舞う「太平の舞」を市民に披露した。
長刀鉾保存会の役員や囃子(はやし)方など約80人が出席した。平田隆志理事長が今年の稚児と禿(かむろ)の名簿を吉符として神前に納めた。今西君と禿(かむろ)の宮下凌太朗君(10)、深田直貴君(9)は太平の舞を役員に見てもらった後、四条通に面した町会所2階に姿を現した。
今西君は「蝶(ちょう)とんぼ」の冠をつけ、藤色の振り袖に若草色の裃(かみしも)のりりしい姿で、天下太平と五穀豊穣(ほうじょう)を祈って市民の前でも舞い、大きく身を乗り出すと拍手が沸き上がった。途中でほほ笑む余裕も見せ、「早く鉾に乗って舞いたい」と力強く話した。
(文.写真共 京都新聞7/6
より)

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2009.07.05

●「七夕飾り」進行中

先日ログの続篇にて。

赤坂の御師匠さんに頂いた、七夕飾りの「一本笹」。
日曜日はお昼時、梅雨の合間を是幸いと計り「飾り付け」を始める事に。
色紙を切ったり貼ったり繋いだり…、気付けば二時間程が経過しておりました。
考えてみると、これだけマジメに七夕飾りをしたのは小学生の時以来でしょうか。

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唯一気懸かりは「星合い」当日のお天気模様。
予報では明日明後日、共に【曇りcloud・降水確率30%】。

無事「天の川」に橋が架かるのか、将亦「催涙雨」となるものか。
今年の「逢瀬」もビミョーな雲行きです。

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●ミヤコ「七夕風情」

明後日は「節句.七夕」。
ミヤコ各寺社でも北野さんを筆頭に「笹飾り」が始まっております。

そんな訳にて時節柄、地元の七夕風情.二景を。

P2009070300248七夕飾り、夏の夜に彩り
東山・高台寺でライトアップ

京都市東山区の高台寺で3日夜、ササ飾りを照らすライトアップ行事「七夕会」の試験点灯が行われた。子どもたちが願いを込めてつるした短冊が、夏の夜に彩りを添えた。
参道を越えてすぐの前庭に、高さ3~5メートルのササ25本が立てられた。保育園児や参拝者が書いたり、インターネットで受け付けた願い事を記した短冊や色紙の輪飾りなどをこの日午後に飾りつけた。
しっとりとした雨がササの葉をぬらすなか、「友だちがたくさんできますように」「絵が上手になりたい」などと書かれた短冊が風に揺れて夜景に浮かび上がった。
ライトアップは4、5両日の午後5時から9時半まで。庭や本堂を有料で公開する。
(文.写真共 京都新聞7/3
より)

P2009070400170ササ飾り、夕闇に浮かぶ
貴船神社でライトアップ

七夕が近づく中、貴船神社(京都市左京区)で始まったササ飾りのライトアップがしっとりとした夏の風情を演出し、参拝客を引きつけている。
神社では2002年に、夜も季節感を演出しようとササ飾りのライトアップを企画。今年も1日から、本宮社殿の周りに高さ2メートルほどのササ約40鉢を並べ、午後4時半ごろから照らしている。
4日も、日が落ちるにつれて柔らかな光に包まれたササ飾りが浮かび上がった。参拝客たちは短冊に「健康で暮らせますように」、「二人で一緒にいられますように」など思い思いの願いを込めて、結わえていた。
ライトアップは8月9日まで。19日の「奉納ライブ」では雅楽や竹笛などの演奏もある。
(文.写真共 京都新聞7/4
より)

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2009.07.04

●室礼.「祇園祭」

昨日は船鉾町の神事始め「神面改め」が行われました。
各山鉾町も五日迄には順次「吉符入り」、夫々会所の二階からは「祇園囃子」が聴こえだしている頃でしょう。

そんな訳で、弊亭でも「神事始め」と計り、「祇園さん」一色の室礼です。

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【写真上】室礼三写。
「駒形提灯の手拭」「八坂さん神紋団扇」「京都市発行.祇園祭ポスター」

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【写真上】表構え三写。
「夏暖簾.祇園祭仕様」「八坂さん神紋提灯」「おけいはん(初代).祇園祭篇」

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【写真上】三条小橋謹製.ミニ山鉾。
再来週には「山伏山」と「占出山」が加わります。

室礼と云うものは、あまりに「ごちゃごちゃ」飾り立て過ぎると却って煩わしいもの。
簡素な中に「垣間見える」装いに、その妙味があるものです。
然るに本来「引き算」の設えにこそ、その見識が発揮されるのですが…。 

弊亭、果たしてこの時期だけは「例外」。
「足し算」に次ぐ「足し算」で、室礼を游んでいる七月中でありました、とさ。

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2009.07.03

●「Bamboo grass」

「戀さまざま 願の糸も 白きより」(蕪村)
と云う訳で「織姫と彦星」、年に一度の逢瀬迄あと四日。

近年では頽れるつつある「年折の節目」ですが、何と申しましても「五節句の一」。
弊亭では毎年「笹やか」に七夕の飾り付けをしておりました。
下写真は一昨年、昨年の笹(竹)飾りの様子です。

Ur_010

090701_004_2所処が今年は…。

「でかっ!」

実はこの一本笹、赤坂在住のお客さんに頂戴したもの。
伐採した庭笹を態々持ってきて頂きました。

そんな訳でこの大きい「Bamboo grass」。
「飾り付け」を如何しようか、と嬉しくも頭を痛めている私めでゴザイマシタ。

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●「巡行順」決まりました

昨日は京都市役所で「くじ取り式」。
長刀鉾他「くじ取らず」の八基を除き、17日の巡行順を抽籤で決定するものです。
何たって500年以上前より続いている「由緒正しき籤引き」。
従い羽織袴で「威儀を正して」の臨席となる訳でして。

因みに今年の巡行順は次の通り。

【さきの巡行】
(1)長刀鉾 (2)芦刈山 (3)白楽天山 (4)霰天神山 (5)函谷鉾 
(6)孟宗山 (7)四条傘鉾 (8)郭巨山 (9)月鉾 (10)蟷螂山
(11)油天神山 (12)占出山 (13)菊水鉾 (14)太子山 (15)綾傘鉾
(16)伯牙山 (17)鶏鉾 (18)木賊山 (19)保昌山 (20)山伏山
(21)放下鉾 (22)岩戸山 (23)船鉾
【あとの巡行】  
(24)北観音山 (25)橋弁慶山 (26)黒主山 (27)鈴鹿山 (28)八幡山 
(29)役行者山 (30)鯉山 (31)浄妙山  (32)南観音山

赤字はくじ取らず、橙色は傘鉾シード)

「くじ取り式」の後、各山鉾町代表者は八坂神社に参詣。
祭礼の無事斎行を祈願する「山鉾連合会社参の儀」が行われました。

P2009070200080「山一番」は芦刈山
祇園祭 くじ取り式

祇園祭の山鉾巡行(17日)の順番を決める「くじ取り式」が2日、京都市役所(京都市中京区)の市議会議場で行われた。先頭の長刀鉾に続く今年の「山一番」は、芦刈山が2年ぶりに引き当てた。
巡行順を巡る山鉾町の争いを避けるため、1500(明応9)年に始まった伝統行事。
議場には32の山鉾町の代表が羽織袴(はかま)の正装で集まり、祇園祭山鉾連合会の深見茂理事長、八坂神社の森壽雄宮司らが見守った。
くじ取り式は門川大作市長の立ち会いで午前10時から始まった。長刀鉾や函谷(かんこ)鉾など慣例で順番が決まっている「くじ取らず」の8基を除いた24基の代表が、予備くじの順にくじを引いた。

「芦刈山、山一番」。芦刈山保存会常任理事の藤本進さん(62)の大きな声が響くと議場が一瞬沸き上がった。芦刈山は一昨年に続き、戦後3回目の山一番。「まさか今年も山一番を引くとは。早速、町内に報告したい」と表情を崩した。
(文.写真共 京都新聞7/2
より)

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2009.07.02

●「上七軒ビアガーデン」はじまりました

上七軒「夏の風物」も昨日から始まりました。
日毎五人の芸舞妓さんが「おもてなし」、流石「ミヤコ」と云った感でしょうか。
白地浴衣の佳人は眼に艶やかなもの、どーせなら
和装で御邪魔するのが小粋なものでして。

因みに協賛はアサヒビールさん。
『中ジョッキ\950』にて昨年より『\50』程値上がりしております。

営業期間 7/1 ~9/5 (8/14~8/16はお休み)
営業時間 17:30~22:00
詳細は上七軒HPにて。→ http://www.maiko3.com/

P2009070100201舞妓さんがおもてなし
上七軒歌舞練場にビアガーデン
京都市上京区の上七軒歌舞練場で1日、恒例のビアガーデンがオープンした。強い雨が降るあいにくの天気だったが、仕事帰りの人や観光客らが芸舞妓のもてなしで、楽しみながら暑気払いした。
上七軒歌舞会の主催で、50年余り前から続く夏の風物詩。場内の和風庭園などに200席を設置し、浴衣姿の芸舞妓5人が交代で接待する。
この日は雨のため、庭の一部は使わず、150席で営業。予約客らがジョッキで乾杯するにぎやかな音が響いた。舞妓の勝瑠さん(20)は「普段お座敷にお見えにならないお客さんも、こういう気楽な所で楽しんで芸舞妓のことも知っていただけたらうれしおす」とPRしていた。  
午後5時半-10時。9月5日まで(8月14-16日は休業)。同歌舞会Tel:075(461)0148。
(文.写真共 京都新聞7/1より)

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●「嵐山鵜飼」はじまりました

♪チャッチャチャチャッチャ チャッチャチャチャチャ 
  チャッチャチャチャッチャ チャッチャチャチャチャ
  チャッチャチャチャッチャ チャッチャチャチャチャ
 
チャチャチャッ チャチャチャッ♪
「鵜ッ!」

P2009070100218手綱さばき“キラリ” 川面に光る
嵐山納涼鵜飼 見物客ら歓声

嵐山納涼鵜飼(うかい)が1日夜、京都市右京区にある渡月橋上流の大堰川で始まった。一時激しく降る雨の中、川面を染めるかがり火に、魚を追う鵜と鵜匠(しょう)の巧みな手綱さばきが浮かび上がり、屋形船の見物客が歓声を上げて見つめた。
川岸の船乗り場で川開き神事があり、嵐山保勝会と鵜船を運航する嵐山通船、観光関係者らが安全を祈った。6羽ずつ鵜を従えた鵜匠2人がそれぞれ、黒装束に腰みの姿で船に乗り、川面へ滑り出した。
「それっ」と鵜匠の掛け声で、鵜はかがり火に光る魚を追って水中に勢いよく潜っては鵜匠の手元にアユなどをはき出した。四条町大舩鉾保存会の囃子方(はやしかた)が船上で奏でる祇園囃子が響いた。9月15日まで。問い合わせは嵐山通船Tel:075(861)0302。
(文.写真共 京都新聞7/1より)

と云う訳で「地元夏の風物」嵐山鵜飼が昨日から始まりました。
何せ大堰の鮎は、古よりの大宮人御用達。
今風に云うならば「夏の味覚.お取り寄せ」なんて所処でしょうか。

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左は弊亭格子戸。
昨日より「鵜飼」ポスター貼付しております。
因みに再来週は地元の「香魚」を食しに行く予定。
勿論、釈迦堂門前の「あの」お店にて。

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●「祇園祭」はじまりました

扨「七月」です「祇園さん」です。
愈々「ミヤコの夏」の始まりです。

と云う訳で、是より前儀祭礼を経て「宵山」「山鉾巡行」「神幸祭」「還幸祭」。
後儀各祭礼から「夏越祓」へと至る、長くも短い一ヶ月の幕開けと成増。

下記事は朔日、「お千度の儀」の様子。

P2009070100109夏呼ぶ稚児 涼やか「お千度の儀」
祇園祭幕開け 山鉾町が吉符入り

京都の暑い夏を彩る祇園祭が1日、幕開けした。京都市中京、下京区の多くの山鉾町が神事始めの吉符入りを迎え、長刀鉾(下京区)の稚児は八坂神社(東山区)に参拝、祭りの無事を祈願する「お千度の儀」に臨んだ。
午前10時前、今年の稚児を務める今西優太朗君(9)=左京区=、禿(かむろ)の宮下凌太朗君(10)=同=、深田直貴君(9)=中京区=と長刀鉾保存会の30人が南楼門から境内へ入った。今西君は新調した「涼み衣装」の振り袖に朱色のはかま姿で本殿に参拝し、父親に手を引かれて本殿の周りを3周した。
また、函谷(かんこ)鉾や月鉾、岩戸山など15の山鉾町がこの日吉符入りした。夜には「二階囃子(ばやし)」も始まり、「コンチキチン」の音色が祭り風情を盛り上げる。
(文.写真共 京都新聞7/1より)

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2009.07.01

●「夏越の大祓」と「水無月の氷室」

「みそぎぞなつの しるしなりける」
と云う訳で、昨日は水無月晦日「夏越の大祓」の日で御座いました。
私めも暖簾出し準備を早々に終わらせ、氷川神社へ参詣の途に。
「氏子の務め」を果して参りました。

神事斎行は午後五時から約一時間。
昼過ぎから「降ったり止んだり」だった糠雨も止み、お天気も何とか曇り空の按配。
まぁ、罪穢を「洗い流す」という意味では雨も却って宜しかったかと。

Chinowa本殿にて笙と龍笛が奏でられる中、神事は滞り無く静粛に営まれ、御祓い.境内三廻茅ノ輪くぐりにて結びとなりました。
参列者は約二百人程で昨年よりやや少なめの感。
殆どが近隣居住の氏子さん、「地元の祭儀」の趣にて「鄙赤坂」風情も宜しい感じでした。

是にて半年間の「積もりに積もった」罪業も、取敢えずは清められた…と思います。
(写真は氷川神社HPより借載)http://www.akasakahikawa.or.jp/index.html

090630_002【写真左】幣亭恒例、「夏迎えの氷室」。
例に由って昨日のみの菓子歳時記です。
今年の水無月も去年と同様、「とらや」さん謹製。
まぁ、御近所の誼と云った所処でしょうか。

因みに後陽成さんからの御所御用菓子司、140年前迄はミヤコの御菓子屋さんでした。
 
尚、「夏越祓」と「水無月」に就いての為来諸々はグーグル様にでも訊いて下さい。

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2009.06.30

●「氷川詣」夏越前日

水無月晦日は夏越祓。
ミヤコでも本社末社問わず、至る宮社で「茅ノ輪くぐり」が行われていることでしょう。
勿論、此処赤坂でも周辺各社にて神事営まれております。

と云う訳で私めも昨日は氏神様に御挨拶、「氷川さん詣」へと伺いました。

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何時もの事乍ら、鎮守の社は人影疏らなものです。
「茅ノ輪三廻」潜りて「茅萱」抜き、「形代納め」して参りました。

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帰宅後は早速「小茅ノ輪」作り。
戴いて来た茅萱を輪形に結わえて軒下にお奉りしています。

そんな訳で、弊亭でも昨日今日は「夏越祓」。
プチ「茅ノ輪くぐり」やっておりまする。

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2009.06.26

●「茅ノ輪くぐり」in天神さん

水無月晦日を彩る神事「夏越祓」。
その風物とも云うべく「茅ノ輪くぐり」がミヤコ各社で始まっております。
下記事は北野天神さんの様子。

因みに弊亭処在(旧赤坂新町)は、赤坂氷川さんの氏子地域。
明日「形代納め」と「茅ノ輪毟り」に参詣致しまする。

P2009062500089今年は「持ち帰り」用のカヤも
北野天満宮で大茅の輪くぐり

酷暑の季節を前に、人々の健康を祈願する「大茅(おおち)の輪くぐり」が25日、京都市上京区の北野天満宮であり、早朝から大勢の市民が参拝した。カヤを抜く人が多いため、今年から持ち帰り用のカヤを用意した。
夏を無事に越すとの意味から「夏越(なご)しの神事」とも呼び、月に一度の縁日にも重なるため「夏越し天神」としてにぎわう。
楼門には直径5メートルの茅の輪が設けられ、午前5時前の開門と同時に10人以上が輪をくぐった。
例年は開門して1、2時間ほどでカヤが次々に抜かれて竹の骨組みがむき出しになる。このため、今年は神職が輪のそばに持ち帰り用の束を積み上げたが、茅の輪は結局、午前9時ごろには背の届く範囲でカヤが抜かれ、なくなった。
北野天満宮は「風習なので仕方ないなあ」としている。
(文.写真共 京都新聞6/25より)

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2009.06.22

●室礼.「夏至ル」

「夏至今日と 思ひつつ書を 閉ぢにけり」(虚子)

と云う訳で昨日は節気「夏至」で御座いました。
梅雨の最中ではありますが、暦上では「盛夏」を迎える頃。
そんな折節、弊亭でも「ぼちぼち」と夏支度を調えております。

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表構えも本格的に夏使用、先週末より玄関引戸を取っ払ってしまいました。
戸場口の外には路地奥、中々と風趣溢れる眺めにて「幣亭らしい」季節の到来です。
何たって「竹」の季語は「夏」なものですから。

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【写真左】竹床机には「夏の游び道具」一式。
私めの夕涼み所処も兼ねており、京都新聞を捲りながら一服しております。
【写真右】軒先には耳の清涼装置「風鈴」。
短冊は暖簾と同じく「祇園祭」使用にて。
宵風を受けると「チリリーン」と涼しげな音韻を奏でてくれます。

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2009.06.16

●「コンチキチン♪」

080617_001早いもので六月も半ば過ぎ、「吉符入り」迄あと二週間となりました。
そんな訳で弊亭でも「例のヤツ」を始めます。
毎年恒例「雅韻の游び」。

流石に「売り歌」迄は聴こえてきませんが…。

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2009.06.11

●歳時記.「入梅」

昨日10日、北陸関東から東北南部迄「梅雨入り(らしい)」との気象庁お達し。
トーキョーでも愈々「長雨の時節」到来です。

そんな砌便に歩調を合わせたかの如く、空模様も愚図つき始めた深更頃。
入梅の御挨拶と計り、「ぽつりぽつり」と時雨れて参りました。

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と云う訳で、左は弊亭「水無月の室礼」。

こんな艶っぽい「雨風情」に興じれるなら、毎日でも降ってもらって構わないのですが…。

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2009.06.10

●鉾.山.山.山.鉾.山.鉾…

今年のお稚児さんも発表になった事ですので…。
弊亭も本日より「ミヤコ.夏の風情」を装う、例のモノを出してみました。

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祇園祭の木製ミニチュア山鉾、現在10基
手前より「長刀鉾」「太子山」「牙山」「孟宗山」「函谷鉾」「蟷螂山」「綾傘鉾」「木賊山」「月鉾」「油天神山」の各山鉾です。


弊亭では開店以降、年に「一基づつ」購入しておりました、が…。

考えてみると山鉾の総数は全32基、ツマリ
全て勢揃いするのが2035年。
弊亭は「32周年」、私めは「67歳」になっておりまする。
果たして其処迄ウチが続いているのか…。
と云うより、私めが生きている事やすら「ヒビョー」な所処です。


そんな次第で今年より急遽予定を変更、「年に二基づつ揃える」事と致しました。
それでも勢揃いするのには「16年」掛かるのですから、先は長いものです。

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因みに揃えている順番は、弊亭開店年(2004年)の巡行順です。
勿論「三条小橋横」の有職人形屋さん謹製にて。

「小刀屋忠兵衛さん」
関連過去ログはコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/07/27_bb3e.html

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2009.06.09

●正五位 2009

お稚児さんは、そりゃ偉いものなのです。
何たって「正五位下少将」。
平安律令の時世ならば、我々「地下の民」なぞとは別世界の「やんごとなき」御方
近世お武家さんの格付けに直しても十万石のお大名様なのです

と云う訳にて今年の祇園祭、お稚児さんと禿さんが発表となりました。

P2009060800155親子2代で大役 長刀鉾稚児に今西君
祇園祭 禿は宮下、深田君
 
祇園祭で山鉾巡行(7月17日)の先頭を進む長刀鉾の今年の稚児と補佐役の禿(かむろ)2人が決まり、8日、長刀鉾保存会(京都市下京区)が発表した。
稚児は左京区の北白川小3年の今西優太朗君(8)=和菓子店「鍵善良房」社長今西善也さん(36)長男。善也さんは1983年に稚児を務めており、祖父の今西知夫さん(61)は現在、八坂神社(東山区)のおひざ元、弥栄学区の氏子組織「宮本組」の組長だ。
優太朗君も宮本組の一員として、神輿(みこし)洗いの際に神輿を先導する行列に加わってきた。親子二代で長刀鉾稚児の大役を担うことになり、「お父さんよりかっこよくやりたい」と、早速注連縄(しめなわ)切りのポーズをとってみせた。
禿は左京区の錦林小4年の宮下凌太朗君(10)=呉服販売宮下貴行さん(40)長男=と、中京区の洛中小4年の深田直貴君(9)=染呉服製造卸深田和行さん(46)長男=が務める。2人は「鉾に乗るのが楽しみです」と笑顔を見せた。
(文.写真共 京都新聞6/9より)

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2009.06.06

●「入梅」間近

月替わり、やおら雲行きの怪しくなってきた帝都トーキョー。
昨日より続いていた長雨は、土曜日昼刻になって漸く降り止みました。
時折雲間から空が「見え隠れ」する様になったものの、湿気の多い「じめじめ」した気候は相変わらず。
そんな鬱陶しい空模様からは、そろそろ「梅雨入り間近」の気配が感じられます。

090606_003と云う訳でこの季節、彼の出番が増えています。
今日晴れ空のご褒美には「金の鈴」。
後ほど「甘いお酒」をたんと飲ませてあげます。
(童謡「てるてるぼうず」参照の事)

因みに今年の梅雨入りに就いて。
ウェザーニュースに由ると関東地方の入梅は平年通り6月8日頃、梅雨明けは7月中旬と去年より数日早い見込み、だそうです。

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2009.06.01

●「蛍如す」

雨に祟られ続き、生憎の空模様だった週末のトーキョー。
尤も降り濡つ「五月雨」も文字通り昨宵が最後、今日からは月替わり六月です。

所処でそんな月初め、ミヤコは疎水辺りから「源平宵絵巻」の便りが届きました。
百五十万都市の町中で蛍狩りが出来るのは京都ならでは。
祇園巽橋の「白川蛍」もそろそろでしょうか。

P2009053100131_2ホタル乱舞にため息
左京・琵琶湖疏水分流

京都市左京区北白川の琵琶湖疏水分線で、ホタルが初夏の川を彩っている。木々の間や川辺を舞い、ほのかな光が訪れる人の目を楽しませている。
ホタルの保護に取り組む「白川源流と疏水を美しくする会」の村松光男会長(72)によると、ホタルは昨年とほぼ同じ5月15日から飛び始めた。
この週末には今出川通白川交差点近くでも夕暮れとともに数10匹のホタルが乱舞する様子が見られた。近所の親子連れやカップルも訪れ、「きれい」「かわいい」と声を上げながら神秘的な光跡に見入っていた。6月末まで見られるという。
(文.写真共 京都新聞5/31
より)

因みに表題は「ほのか」に掛かる枕詞にて。

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2009.05.22

●夏も近づ~く 八十~八夜♪

090521_004野~にも山にも若~葉が茂る(ヨイヨイ)♪

と云う訳で、遅れ馳せ乍ら事後報告。
今週初め、寺町二条より新茶が届きました。
例に由って「夏越祓」頃迄の供茶と成増。

因みに今月の御茶請けはと申しますと。
・胡麻八橋 (聖護院さん)
・金平糖 五種 (緑寿庵さん)
こんな所処です。

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2009.05.21

●節気.小満

昨日のトーキョー最高気温は29度超え。
今週に入り「五月晴れ」を通り越し、初夏を思わせる晴空が続いております。

そんな訳で、弊亭も此処数日は「引き戸」を開け放っての営業。
一足早く「初夏」の先取り風情です。
果たしてこんな事を云ってるうち、直ぐに「盛夏」もやって来るのでしょう。

090520_002

090520_005弊亭主戦「涼取」道具、手桶と柄杓。
今年も打ち水の宜しい時節の到来、これから暫く活躍してもらう事になりそうです。

尤も本日よりお天気は下り坂の様子、週末は雨模様らしいですが…

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2009.05.19

●御霊祭

葵(賀茂.鴨社)、三船(車折社)に伏見、今宮、熊野、松尾、愛宕野々宮…。
「皐月のミヤコ」は洛中洛外不問ず神社「例祭」が目白押し。
これ等の殆どが、所謂「よそ行き」の観光中心的催しではなく、近隣市井.氏子たち「地元のお祭」だったりします。

その中でもミヤコ最古の歴史を有するのが「ごりょんさん」こと上御霊神社の御霊祭。
5月1日の神幸祭に引き続き、昨日は還幸祭(渡御之儀)が行われました。
今年は御所内神輿巡行が復活、何と140年振りとの事。
早良さん、逸勢さんらも何処かで御覧でしょうか。

後、散々記述済ですが、一応迄に「神社例祭基礎用語」。
神輿(神様)を本宮の外にお連れする「お出掛け」祭事が神幸祭。
神輿(神様)を本宮にお戻しする「お帰り」祭事が還幸祭。
お出かけ中に神輿が仮留、お休みになられる「みこしやど」が御旅所です。

P2009051800146140年ぶり 御苑に勇姿
上御霊神社・神輿巡行

上御霊神社(京都市上京区)の御霊祭(ごりょうまつり)が18日に営まれ、3基の神輿(みこし)が140年ぶりに京都御苑を巡行した。御苑では大勢の氏子が出迎え、京都御所北門に当たる朔平門(さくへいもん)前で神輿を差し上げて揺らす「神輿振り」に酔いしれた。
上御霊神社によると、江戸時代には公家や宮家の屋敷があった現在の御苑内を神輿が練り歩いたが、都が東京へ移った後の1870(明治3)年以降は御苑内の巡行が途絶えた、という。
この日夕方、3基の神輿は今出川御門から御苑へ入った。朔平門が特別に開かれ、その前で法被姿の担ぎ手が「ヨーサ」の掛け声とともに神輿を豪快に揺らした。小栗栖元徳宮司は「長年の悲願がかなって感無量です」と目を赤くしていた。
(文.写真共 京都新聞5/19
より)

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●大堰川「御船游び」

大宮人の舟遊地として名高い嵐山.大堰川。
嵯峨帝以来歴代多数の御幸があり、宇多上皇御幸の折には「観月宴処」として文献にもその名を残す由緒ある地です。

そんな家の近所にて、先日日曜日に「三船祭」が行われました。
「詩歌.管絃.舞楽」、三艘の龍頭鷁首が王朝絵巻宛らの優雅な「御船游び」を披露。
平安の御世には、行幸の度にこう云った宴が開かれたことでしょう。

「観月の名所」とした元来の性格上、宵宮なんぞを行って頂ければ尚興趣もあるのではないか、と。

P2009051700126平安の舟遊び 優雅に再現
嵐山で三船祭

平安時代の船遊びを再現する車折神社(京都市右京区)の「三船祭」が17日、嵐山・渡月橋上流の大堰川で営まれた。雨の中、船上で雅楽などが披露され、観光客が王朝の雅(みやび)に思いをはせた。
三船祭は、898年に宇多上皇が大堰川で船遊びをして以降、行幸のたびに船上で詩歌や管弦などを楽しんだことにちなみ、昭和天皇の即位を記念して1928年に始まった。
恒例の行列は雨で中止したが、大堰川では船遊びを行った。深緑を映す川面を雨粒がたたく中、竜頭船や稚児の乗る船など約20隻が繰り出し、舞や小唄などを奉納した。観光客は傘を差しながら、船上の優雅な遊びに見入っていた。
(文.写真共 京都新聞5/18
より)

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2009.05.15

●賀茂の祭

斎王代発表から御禊儀、歩射神事、賀茂競馬、御蔭祭…。
約一ヶ月の前儀を経て、本日は「賀茂の祭」本祭でした。
所謂「葵祭」と云うやつです。

「京都三大祭」なぞと云った謳い文句の為、その真義が曖昧になりがちですが、本来の立ち位置は「賀茂社.鴨社」の例祭にて由緒正しき官祭。
それはこの時期に催される事からも明らかでして、四月~五月はミヤコ各社「例祭」真っ盛りなのです。

と云う訳で、今年の「賀茂祭」二題。
御日柄も宜しく五月晴れ、神事恙無く執り行われた様子です。

P2009051500088華麗 都に王朝の列
みやびやかに葵祭

京都三大祭りのトップを飾る葵祭が15日、京都市内で繰り広げられた。王朝装束をまとった511人が約1キロにおよぶ列をなし、若葉がまばゆい都大路を進んだ。沿道では3万5000人(正午現在、京都府警調べ)が優雅な行列を見守った。

上賀茂、下鴨両神社の例祭(賀茂祭)で、行列の装束や社殿にフタバアオイを飾ることから「葵祭」といわれる。道中の行列を「路頭の儀」、両神社の神事を「社頭の儀」と呼ぶ。
午前10時半、やわらかな日差しの中、本列(近衛使(このえづかい)代列)が京都市上京区の京都御所・建礼門を出発し、「御所車」と呼ばれる牛車(ぎっしゃ)が車輪をきしませて進んだ。
女官が先導する斎王代列(女人列)が続き、斎王代が乗った腰輿(およよ)が近づくと、京都御苑の観覧席からひときわ大きな拍手があがった。十二単(ひとえ)に身を包み、フタバアオイと金銀の金具で髪を飾ったヒロインを見つめる大通りの観客からはため息がもれた。
(文.写真共 京都新聞5/15
より)

P2009051500098斎王代 凛と映え
葵祭

日差し穏やかな初夏の15日、古式ゆかしい葵祭が京都で催された。緑が映える都大路、行列の最後を斎王代の女人列が進む。十二単(ひとえ)の斎王代はもちろん、小袿(こうちぎ)や打袴(うちばかま)の伝統装束をまとった命婦(みょうぶ)、采女(うねめ)も女性のあこがれの的。かつての斎王代の娘や姉妹も華やかに練り歩いた。

■祖父の励まし胸に
皐月(さつき)の空のようなすがすがしい表情で、斎王代の千万紀子さん(21)=立命館大4年、京都市上京区=は腰輿(およよ)に乗り込んだ。垂髪(おすべらかし)を飾る白い日蔭絲(ひかげのいと)が揺れる。「見晴らしがいいです。ちょっと緊張してきました」と笑顔を見せた。

万紀子さんは裏千家の千宗室家元の長女。高校生のころから、「斎王代に」との話があったという。「斎王代は若い女性が務めていたと聞いていたので、できれば学生のうちにやらせていただこうと決心しました」
水泳部に所属し、毎日2-3時間泳ぐスポーツウーマンだ。早朝、祖父の千玄室前家元に「行ってきます」とあいさつしてプールに出掛ける。前家元にとって、万紀子さんはただ1人の孫娘。「ちいちゃい時からかわいがって…。才気煥発(かんぱつ)な女の子に育ってくれた」と祖父は目を細める。
祭りを前に、斎王代が下鴨神社で身を清めた4日の御禊(みそぎ)の儀。十二単(ひとえ)の万紀子さんが御手洗池に向かう際、玄室前家元はスーツの胸ポケットから故登三子夫人の写真を取り出し、胸の前に掲げた。「晴れ姿をひと目見せたかった」と言う。
この日、祖父は久遠寺(山梨県)で献茶式を行うため、腰輿に乗った孫娘は見られない。「朝方、『おめでとう、頑張ってね』と電話がありました」と万紀子さん。祖父の励ましを胸に、斎王代は凛(りん)として都大路を進んだ。
(文.写真共 京都新聞5/15
より)

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2009.05.07

●立夏の嵯峨野にて

先日帰京の後日談。
私めミヤコに帰った折「如何にゆとりを持って」在京しているか否かは「鴨川と御所」、そして「広沢池」の滞在時間にその儘正比例するものです。

と云う訳で上洛最終日の火曜日は嵯峨野路をジョギングしておりました。
ルートは広沢池西岸から後宇多天皇陵.大覚寺を経由し一条通から児神社へ。
一周3kmの程好い距離を三周、クールダウンがてらにウォーキング一周。

その後はチャリンコにて、のんびり「嵯峨野逍遥」へと赴く事と致しました。

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【写真上】児神社より望む広沢池と遍照寺山。
云わずと知れた「観月の名所」ですが、「春には野花」「初夏には新緑」「晩夏には送り火と灯籠流し」「秋には紅葉」「冬には涸池」…。
大宮人も愛した「四季折々の景趣」が未だ残されています。

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【写真左】後宇多天皇陵辺りより望む嵯峨野。
北嵯峨から宇多野一帯は庭園業者さんが多く、資材の庭石が至る所処に山積みされています。
【写真右】同、北嵯峨外周道路の竹林。
野々宮周辺の竹林に比べ、手が行き届かないのか荒林が目に付きました。
因みにこの辺りの竹林は良質の筍畑でもあります。

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【写真上】北嵯峨.野焼き風景二態
田園の鄙びた風情は「さらなり」と謳われた嵯峨野の原風景。
関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/11/4_f896_1.html

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【写真上】立夏の野花、蓮華草と蒲公英。
大覚寺は名古曽滝跡にて。

090505_030【写真左】
奥嵯峨「端午の風情」

洛中でもすっかり見掛けなくなった鯉幟ですが、此処嵯峨野の農家ではよく目にする事が出来ます。

矢張り「空」の狭い所処では鯉も泳ぎ難いものにて。

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2009.05.06

●「鴨東」立夏風情

先日帰京の後日談。
私めミヤコに帰った折、「如何にゆとりを持って」在京しているか否かは「鴨川と御所と広沢池」の滞在時間にその儘正比例するものです。

と云う訳で上洛三日目の月曜日は「チャリンコ逍遥」がてら、鴨川で「のんびり」を決め込む事と致しました。
勿論「三種の神器(葉巻.珈琲.文庫本)」は必須持参にて。

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【写真上】大橋より見る鴨川デルタ。
「四月五月の鴨川」と云えば黄色一面のセイヨウカラシナ。
因みに地元では単に「芥子菜」と呼んでおります。

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【写真上】同、寄州と中州を二写、左は鷺も被写体に入れてました。
この三角州周辺の咲きっぷりは特に見事です。
しかし「菜花色」は写真に収めるのが難しいもの、色合いが飛んでしまいます。

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【写真上】京都市美術館より東山連峰を一写。
黄緑色と新緑のまだら模様、原因は年々増殖が目立つシイの木。
松や楢が枯死していく一方で繁殖力の強いシイは急激にその分布を拡げており、特にこの時季はシイの開花時期の為、その影響が露骨に見て取れます。
観光で来られた方々も、京都駅新幹線ホームから東福寺方面を見て頂くとお解り頂けると思います。

まぁ「恣意(シイ)」だけに「自分の思うが儘に振る舞って」繁殖するのでしょうか。
…。おアトの宜しいようで、チャンチャン。

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2009.05.05

●「賀茂祭」前儀二題

ゴールデンウィークもあと二日、列島彼方此方で帰省ラッシュもピークを迎えている様子です。
そんな中、連休中のミヤコでは「賀茂祭」前儀が着々と進行中。
三日には「流鏑馬神事」、四日には「御禊の儀」が恙無く執り行われました。

後は本日の「賀茂競馬」、十二日の「御陰祭」を経て本番を残すのみです。

P2009050400104厳かに「御禊の儀」
下鴨神社

葵祭を前に斎王代や女官役の女性らが身を清める「御禊(みそぎ)の儀」が4日、京都市左京区の下鴨神社であった。大勢の観光客が新緑の境内で繰り広げられる優雅な儀式を見つめた。
午前10時すぎ、斎王代の千万紀子(せんまきこ)さん(21)=上京区=は十二単(ひとえ)をまとい、50人の女官らと表参道の南鳥居を出発した。御手洗(みたらし)池に着くと、おはらいを受け、池に両手を差し入れて身を清めた。父親である裏千家の千宗室家元や祖父の玄室前家元らが見守った。
万紀子さんは「身の引き締まる思いです。緊張して(池の)手前に座り、手がぎりぎり届きました」と笑った。
御禊の儀は、葵祭の前儀式で1956年に復活し、下鴨神社と上賀茂神社が隔年で行っている。
(文.写真共 京都新聞5/5
より)

P2009050300136新緑射抜く一矢に歓声
下鴨神社 勇壮に流鏑馬神事

葵祭の道中の安全を願う下鴨神社(京都市左京区)の流鏑馬(やぶさめ)神事が3日、営まれた。新緑まばゆい糺ノ森(ただすのもり)には2万5000人が訪れ、大地を響かせ走り抜ける射手(いて)と馬の一瞬の技に目を奪われた。
下鴨神社の流鏑馬は、馬上から矢を射ることで道中の穢(けが)れをはらう神事として、飛鳥時代の7世紀ごろから受け継いできたとされる。明治初期に一度途絶えたが、1973年から復活し、毎年、この日に営まれている。
神前で拝礼を終えた射手が、全長約400メートルの馬場を一気に疾走。揺れる馬上から、3カ所の的を矢継ぎ早に射抜いた。約4メートル先の的に的中させる勇壮な姿に、観客席から大きな拍手と歓声がわいていた。
(文.写真共 京都新聞5/4
より)

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2009.05.04

●新緑と山藤

一昨日「愛宕詣」の続篇其の二。

下山後、清滝~高雄間のオフロード(東海道遊歩道)をサイクリング。
幽谷の立夏風情を楽しんで参りました。

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【写真上】清滝の渓谷風景二写。
新緑の翠葉を引き立たせる、晴れ渡った淡青空と清流の深碧。
清々しい迄の心地良さは、初夏ならではの景趣にて。

020
【写真上】新緑の中に映える山藤三写。
実際はもっと綺麗に見えるのですが、写真だと淡紫色が飛んでしまいます。
藤花の色合いは嫋やかなもの。

021_2
【写真上】山藤近景。
木の花は
「藤の花は、しなひ長く、色濃く咲きたる、いとめでたし」

016【写真左】水々しい計りの翠楓。
と云う訳で、身も心も晴れ晴れとした約10㎞の「若葉狩り」でありました。

因みに紅葉頃「清滝~高雄間東海道遊歩道」のルポタージュはコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/11/post_80ca.html

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●「茜襷に菅の笠」

「な~つもちぃ~かづく はぁ~ちじゅ~うはぁ~ちや♪」

と云う訳で、只今宇治では茶摘みの真っ最中。
今年の茶葉は例年に比べ早育らしく、新茶の出荷も早そうとの事。
「初夏の香味」が届くのも、間も無くでしょう。

P2009050200091夏近づく 一番茶摘み
宇治

新茶の季節の到来を告げる「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」が2日、京都府宇治市宇治の京都府茶協同組合茶業センターで開かれた。かすりの着物姿で、手ぬぐいを姉さんかぶりにした摘み娘(こ)たちが茶畑で初摘みを行い、訪れた市民らに新茶がふるまわれた。
府茶業会議所などが、初茶摘みの目安となる立春から88日目のこの日に毎年開いている。センター内の茶園では、昔ながらのいでたちの茶摘み娘6人が、青々と育った柔らかな新芽を摘み取っては、手際よく手持ちのかごに入れていた。
今年は3月が暖かかった影響で、一番茶の萌芽(ほうが)が平年より4日早い4月2日だった。今後も温暖な気候が続くと考えられ、生育は平年より早くなる見通し。
(文.写真共 京都新聞5/3
より)

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●立夏の観桜

昨日「愛宕詣」の続篇にて。

「愛宕詣」の主目的と云えば霊験灼たかな「例の御札」を戴く為ですが、この時期に参詣するのには、もう一つ「大きなお目当て」があったり致します。

そう、それは標高924mならではの「鄙風流」。

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【写真上】本宮前「紳祠の森」の櫻群。
立夏の頃に愛でる桜と云うのも是亦「贅沢」なもの。
昨年よりは開花が早かったらしく、今年はそろそろ散り始め。
見頃は今週いっぱい位かと。

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【写真上】桜花近景三写。
「濃紅」「淡紅」「純白」…、色取り取りの山桜。

010_2

「時節外れ」のこの景趣、4㎞強の道程を経た参詣者だけに与えられる「御褒美」と云った所処でしょうか。

と云う訳で、登山の疲れも和らぐ「立夏の観桜」でした。

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2009.05.02

●床開き

ミヤコ立夏の風物詩と云えば「尾上の桜(鴨川をどり)」と「加茂の早床(皐月床)」。
連休中の事も相俟って、五月上旬の先斗町は慌しそうです。

尤も今年の川床は「鴨川条例」の件もあり、床出しのお店さんも色々御苦慮な御様子。

「鴨川納涼床」関連過去ログはコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/04/post-01ab.html

P2009050100177鴨川で納涼床開き
祇園囃子が花添える

京に初夏の訪れを告げる鴨川の「納涼床開き」が1日、京都市内で行われた。料理店のなじみ客や観光客らが川面からの風を受け、「コンチキチン」の祇園囃子(ばやし)の音色を楽しんだ。
この日の市内の最高気温は24・8度と、日中は汗ばむほどの陽気に包まれた。中京区の料理旅館「幾松」では午後6時半ごろ、ぼんぼりが川沿いを照らし、待ちかねた客がビールや京料理を楽しんだ。祇園祭の長刀鉾の囃子方約30人がお囃子を披露し、舞妓さん2人も接待した。
初日にオープンしたのは、京都鴨川納涼床協同組合94店のうち86店。6月15日に全店が出そろい、9月末まで開かれる。
(文.写真共 京都新聞5/1
より)

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2009.05.01

●表構え.「都千鳥」

F_005扨、月替わり五月です。

ミヤコの「をどり」も本日より先斗町開幕。
弊亭軒端の灯りも「つなぎ団子」から「都千鳥」へと模様替えです。

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2009.04.30

●「卯月」つごもり

祝日明けの木曜日は「薫風の侯」宜しく、宛ら一日早めの「五月晴れ」。
連休「中間い」の平日ではありますが、既にお休みに入られた方も多い事でしょう。

此処赤坂でも一昨日辺りからは人の往来も少なくなり、街中其処や彼処に「呆~」とした気配が漂っております。
今日明日御出勤の方々も土曜日からは五連休、そりゃ「気も漫ろ」になるものです。

そんな「麗らか」な御日柄、「緩やか」な心持ちの、四月「つごもり」でありました。

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2009.04.27

●例祭「松尾さん」

昨日は松尾さんの「神幸祭」。
本社で神事を終えた神輿は境内から「お出掛け」、一時間程かけて氏子地域を巡幸。
その後、神輿を桂大橋西岸から東岸へ御渡しする神事が「船渡御」です。

この「松尾の祭」、簾中抄にも其の名が記されておりミヤコでも最古の歴史を有する祭りの一つです。
亦、その格式も賀茂.祇園の臨時の祭(所謂現在の葵祭と祇園祭)等と並び、「官祭.
準官祭」に位置付けられておりました。

今でこそ「日本第一酒造神」として醸造神の名高い松尾さんですが、元来その起源は大堰川の「水伏神」で御座います。
故に祭神は、大堰川開拓と水上守護を神格化した秦氏の氏神二柱。
従いまして、例祭に於いて「神様が水を鎮める」のは至極当然な神事なのです。

因みに観光広報誌なぞに由ると「西の葵祭」なぞと謳われているようですが、地元ではそんな呼び名は聴いた事がありません。

P2009042600121神輿6基、勇壮に船渡御
松尾大社の神幸祭
勇壮な氏子の掛け声とともに神輿(みこし)が桂川を渡る「船渡御」で知られる松尾大社(京都市西京区)の神幸祭が26日、西京区と右京区の一帯で営まれた。小雨の中、和船に載せられた6基の神輿が次々と川を渡った。
祭りは、豊作や氏子の安全を祈願して、平安前期に始まったとされる。船渡御は一時途絶えたが、1983年に復活した。
末社や摂社の神輿6基は午前11時半に松尾大社を出発した。物集女街道など約5キロを練り、午後1時前に桂離宮横の桂川右岸に着いた。
法被姿の氏子が、担いだ神輿を上下させ「ホイット、ホイット」の掛け声とともに、腰まで水につかって神輿を船に載せた。神輿が対岸に渡ると、河川敷や橋上の観客から大きな歓声がわいた。
(文.写真共 京都新聞4/26より)

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2009.04.23

●床「トカトントン」

先斗町五月の風物と云えば、「鴨川をどり」と「皐月床(早床)」。
と云う訳で加茂の河原では、立夏の支度が進行中です。
然乍ら、今年は例年と「一寸」勝手が違う様でして…。

昨秋に施行された「鴨川条例」の影響を多分に受け、床の設置に関してはどちらのお店さんも色々と御苦慮なさっている御様子です。
件彼是に就いては記述済みなので下記参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/05/post_e513.html

因みに鴨川の川床は「(かわ)ゆか」、貴船の川床は「(かわ)どこ」。
其々呼び方が違います。
是豆知識迄。

P2009042200110鴨川納涼床の組み立て本格化
景観指針初シーズン

京都の夏の風物詩、鴨川納涼床の床開き(5月1日)を前に、京都市中京区、下京区の鴨川右岸で床の組み立て作業が本格化している。昨秋に京都府鴨川条例に基づき景観に配慮した新たな外観や構造を定めたガイドラインが示され初のシーズン。移行期間は2013年までで、各店は床の点検や見直しを進めている。
納涼床は従来から基準があったが近年、営業形態の多様化などで景観上の統一感が失われてきたとされる。府は昨シーズンに床を点検して秋にガイドラインを作り、具体的な改善点を記した「診断書」を各店に出した。
京都鴨川納涼床協同組合によると今年は昨年を上回る96店が床を出す。申請時にガイドラインにどう合わせればいいのか問い合わせたり、手すりの高さや床の広 さの見直しを検討する店があるほか、これを機に老朽化した床の全面改修をする店もあるという。
数日ぶりに青空が戻った22日午前には、河川敷に床の設置作業をするクレーン車が10台並んだ。初夏を思わす日差しに、作業に励む職人たちが汗をぬぐっていた。
同組合の久保明彦理事長(54)は「景観保全に向けたスタートの年にしたい」と話している。
(文.写真共 京都新聞4/22
より)

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2009.04.21

●レンゲ草の頃

昨日は節気「穀雨」、農邑田畑では春耕の支度が整いつつある時節です。

そんな折柄、我が故郷からも「鄙春」最盛の知らせが届きました。
枯田一面に広がる淡紅紫の花は北嵯峨の原風景、私にとっては懐かしいものだったり致します。

傍に野花が咲く頃になると広沢池にも水が入ります。
直に苗植えも始まる事でしょう。

P2009042000162春らんまん、レンゲ摘み満喫
右京の田園で園児ら2000人

京都市右京区北嵯峨の広沢池一帯に広がる田園で20日、「れんげを摘む会」が開かれた。市内各地から訪れた幼稚園児ら約2000人が、赤紫色に染まるレンゲ畑で花摘みを楽しんだ。
住民や区などでつくる「右京区民ふれあい事業実行委員会」が市民の交流を目的に催しており、今年で40回目。レンゲは地元の農家が計約3・4ヘクタールの休耕田で栽培した。
子どもたちは一面に咲き誇るレンゲのじゅうたんに大はしゃぎ。元気よく飛び跳ねたり、摘み取った花を束にして持ち帰るなど、春らんまんの1日を満喫していた。
(文.写真共 京都新聞4/20より)

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2009.04.18

●「関山」のころ

「霧春雨」翌日の週末土曜日は程好く過ごし良い日和。
お散歩に宜しいそんな昼最中は例に由っての「赤坂逍遥」、本日は遅咲き「八重桜」検分へと出掛けて参りました。
染井吉野はすっかりと葉桜散り終えるも、関山はまだまだ見頃です。

090418_013【写真左】紀尾井町通りの紅関山。
「けふここのえににほひぬるかな」と計りに「撓」と咲き誇っておりました。
瑞々しい新緑とのコントラストも心地良く。

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【写真上】同、ニューオータニはオーバカナル前の八重並木。
花見客の往来も相俟ってか、週末にしては結構な賑いを見せていました。
尤もこの辺の八重桜は総じて「散り始め」、あと数日で葉桜へと枝姿を変えてしまうでしょう。

この後清水谷公園で一服、紀尾井坂を上がり四谷真田堀へ。

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【写真上】四谷土手の関山。
紀尾井町通りに比べ陽当りが良くないので、此方の方が未だ見頃。
本数こそ少ないものの、淡白.濃桃の関山が只今最盛にて。

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【写真上】土手っ縁より紀伊国坂を望む。
近景には淡白色、遠景には濃桃色の関山を愛でる事が出来ます。

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【写真左】トランペットを練習中の学生さん。
新緑に響く管楽器の音色からは、「何~と無く」鴨川の風景を連想してしまうもの。

そんな訳で、スコシ郷愁を感じてしまう私めでありました。

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2009.04.14

●「斎王代」決まりました

「見物は」
見物は、臨時の祭。行幸。祭のかへさ。御賀茂詣で。

と云う訳で「賀茂の祭」迄あと一ヶ月余り、葵祭のヒロインが発表されました。
今年の斎王代は裏千家家元の御息女です。

因みに此処三年、斎王代の御家柄は、
お寺の住職さん→会社の社長さん(お母さんも斎王代)→料亭「菊乃井」さん。
然乍ら「氏素性」の良し悪しで選ばれているのではありません。

祇園祭のお稚児さん程では無いにせよ、斎王代ともなれば入費や拘束時間などの負担も「其也」に掛かるもの。
従い「やんごとナクナイ」一般庶民では務難しく、こんな次第になる訳です。

P2009041300113葵祭、斎王代に千万紀子さん
裏千家家元の長女

京都3大祭りの一つの葵祭(5月15日)のヒロイン、第54代斎王代に立命館大4年・千万紀子(せんまきこ)さん(21)=京都市上京区=が選ばれ、13日に上京区の平安会館で発表された。
万紀子さんは裏千家の千宗室家元(52)の長女。文学部国際プログラムに在籍し、北欧と日本の福祉・社会制度を比較するなど、身近な問題を国際的な視野で勉強している。水泳部に所属し、毎日2-3時間泳ぐという。
この日、万紀子さんは扇面が華やかに描かれた振り袖で記者会見し、「子どものころから(斎王代は)物語の主人公のように感じていました。その大役をやらせていただけ、光栄に思います」と話した。
同席した千宗室家元は「大勢の人から渡されてこられた思いを、娘がしっかりと受け継いで務めさせていただきたい」と述べた。
今年は810(弘仁元)年に嵯峨天皇の有智子(うちし)内親王が初めて「斎王」となって1200年目の節目に当たり、葵祭行列保存会の猪熊兼勝会長は「伝統ある葵祭にふさわしい、日本の伝統文化を代表する家のお嬢さんが斎王代に決まった」と喜んだ。
(文.写真共 京都新聞4/13
より)

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2009.04.13

●室礼.「端午の支度」

090412_003ちと早いですが一昨日からの飾り付け。
菖蒲の節句の「御兜」と「鯉幟」。
例に由って「三条小橋西」有職人形屋さん謹製です。

しかしこの「五節句」の三…。
「桃の節句」に比べ地味な上、大型連休が被る不幸せ。
知らぬ間に終わっているものです。

従い弊亭の節句飾りも、「気付かれぬ」うちに片している事でしょう…。

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2009.04.11

●「春」真っ盛り「をどり」花盛り

「桜盛の頃」こそ過ぎつつありますが、「野」に「山」に「川」に…。
ミヤコ「春麗の砌」は只今最盛にて。

そして春の訪れは「花街」にも。
舞台では「花や「蝶」や「怖いおかーさんおねーさん」が
舞い踊っておられます。
今月通しの「祇園町」を筆頭に、前半は「宮川町」、後半は「上七軒」。
来月には「先斗町」が控えておりまする。

そう、ミヤコの春は「をどり」の季節でもあったりするのです。

と云う訳で、今年春の演舞会は「連日大盛況」との事。
特に週末なぞに於かれましては、観覧券を購入してから出掛けましょう、
てなお話でした。

P2009041000095花街大入り「だんだん」効果
都をどり 連日完売

京都の春を彩る花街の踊りが大入りに沸いている。祇園甲部(京都市東山区)の「都をどり」は1日の開幕から10日連続で観覧券が完売し、ほかの花街も客足が昨年を上回っている。不況の影響が心配されたが、祇園を舞台にしたNHK連続テレビ小説「だんだん」の効果もあるようだ。
都をどり会場の祇園甲部歌舞練場では10日も午前10時に売り出された当日券が正午過ぎに売り切れ、「本日完売」の札が掛かった。連日、芸舞妓や関係者に「特大」と押印された大入り袋が配られている。中身は百円だが、芸舞妓は「おおきに」と声を弾ませる。
都をどりの大入り袋は客の入り具合に応じて、「特大」「大」と押印なしの3種類がある。今年は初日から観覧券完売の「特大」が続く。祇園甲部歌舞会の津田健次事務長(78)は「こんな年は平成になって記憶にない」と顔をほころばせる。
祇園甲部歌舞練場は京都の花街で最大の880席を誇る。公演は例年1日4回で、4月末まで続く。昨年は源氏物語千年紀に合わせた演題を披露し、観客は過去10年で最多の10万人近くに達した。今年は、現時点で前年を上回る勢いという。

ほかの花街もそろって好調だ。「京おどり」を19日まで開催している宮川町(東山区)は「観客は昨年より7%増えている。平日も週末並みの入り」と驚く。「北野をどり」を16日から開く上七軒(上京区)は予約が昨年より5%増え、5月に「鴨川をどり」を開く先斗町(中京区)も「個人客の予約が例年より多い」という。
花街の関係者は好調の背景に、3月で終了したドラマ「だんだん」を挙げる。「舞妓の映像が毎日、全国に流れた効果は大きく、祇園以外の花街にも波及した」とみる。
ドラマの「だんだん」は島根県の方言だったが、辞典によると、江戸時代には京都の花街でも「ありがとう」の意味で用いられていた。今はほとんど使われないが、関係者は「今年はドラマにだんだんですね」と喜んでいる。
(文.写真共 京都新聞4/10
より)

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2009.04.09

●赤坂「桜節のころ」

「春麗の侯」も宜しい此処数日の昼最中、皆様如何お過ごしの事でしょうか。
私めはと申しますと、日中毎日の様に「お花見」へ出掛けております。
何せ赤坂周辺は都心ながら「観桜名所」が多々御座いまして、日毎行き先を選ぶだけでも楽しいもの。

「千鳥ヶ淵」「国立劇場」「外濠公園」「乃木神社」「アークヒルズ」「靖国神社」…。
そんな中でも昨日は「一等お気に入り」の場所へと足を運んで参りました。
目指すは「四谷.真田堀」と「清水谷公園」です。

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【写真上】上智大学裏、真田堀の土手傾斜地に直立する桜並木群。
枝木の間から降り潅ぐ春の陽光も心地良く、まるで何所ぞの深山桜園の様です。

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【写真上】しかし振り返って歩道側を見てみると…。
場所取りのビニールシートに宴酣のどんちゃん騒ぎ、何処も同じ観桜風景にて。
殆どが上智大のゼミ.サークル&OBで埋め尽くされておりました。

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【写真上】桜花近景二写。
染井吉野も山桜も散り始め、ぼちぼちと緑葉が芽立ち始めています。
春風舞う度に辺りは一面の「桜吹雪」、週末には葉桜となっている事でしょう。

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【写真上】紀尾井坂を降り、ニューオータニ前は清水谷公園へ。
池泉は一面の淡桃片、文字通り「散り染め」られておりました。

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【写真上】清水谷公園、擬宝珠と新緑の楓葉。
春爛漫の時節の中、立夏の風情も近づいているものです。

090408_013【写真左】弁慶橋より一写。
弁慶堀土手の桜並木と、背景に赤プリ。

晴朗な青空も気持ち良い一日で御座いましたが、都心近郊のソメイヨシノも見頃はあと僅日。
そんな訳でトーキョーの「桜節」ももう直ぐ終わりを迎えるのでありました。

私めの今春「桜検分」も是にて終了。

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2009.04.07

●続.赤坂周辺「桜開花状況」

昨日月曜日は今春一番の「芳辰日和」、麗か且つ澄晴な一日で御座いました。
こんな朗々とした昼最中、室内に居るのは勿体無いもの。
と云う訳で自転車を繰り出し、赤坂周辺を「漫ろ花見散策」する事と致しました。

先ずは二年振りにアークヒルズの「桜坂」へ。

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アークヒルズ周辺はビル群の為か陽当たりもやや悪め。
却ってそれが幸い、今週中は満開の桜が楽しめそうです。
尚、商圏としては六本木エリアですが住所は「港区赤坂1-12」、一応赤坂です。

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【写真上】桜坂の「桜木アーケード」三態。
淡白花のアーチを見上げると、それは正しく「桜雲」の様にて。
スペイン坂迄含めると、その植樹総数は約150本。

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【写真上】桜花近景二写。
左は染井くん、右は山桜系品種。共に「撓」と咲き誇っておりました。

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【写真左】六本木一丁目交差点の歩道橋より望む「アーク森ビルと桜群」。
高層ビルを背景にしたソメイヨシノと云うのは、如何にもトーキョーの風趣らしく。

この後アークヒルズを後にし、南部坂から赤坂街中へと向かう事に。

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【写真上】南部坂は左側土手の桜木。
両翼に伸びる枝振りに見事な咲きっぷり、昨日の「一押し」桜でした。
道下から眺上げる桜と云うものも宜しいものでして。

090406_006【写真左】氷川坂より氷川神社参道の桜。
この辺りも日陰にて只今見頃酣。
純白色の花片に叢生とした花付きからして、山桜系の園芸品種と思われます。

この後は元氷川坂を経由して乃木神社へ。

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【写真上】乃木神社の桜木二景。
右は境内左内の染井吉野、左は鳥居横の枝垂桜。
共に満開期を過ぎそろそろ散り始め、今週中には葉桜となる事でしょう。

090406_004境内喫煙所のベンチで暫し一服。
風の吹く度に宙を舞う花弁が、去り往く「桜節」の風情を醸し出しております。

周りでは「休憩中のサラリーマン」「ビール片手に井戸端会議に勤しむ近所の不良主婦」「弁当を食す工事現場のアルバイト」等々…。
人とりどりな「観桜風景」が窺えるものでした。

赤坂周辺「桜開花状況 」関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/04/post-8df6.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/04/post-e57f.html

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2009.04.05

●十三詣り

本日は家の近所、嵐山の話題
渡月橋を渡った所処、法輪寺さんでは恒例の春催事「十三詣り」が営まれています。

数え十三歳の「厄難祓除.智恵授与」を虚空蔵菩薩に祈願するもので、ミヤコでは遍く知られている行事です。
勿論私めも「遠ーい昔」にお世話になりました。

因みに今年の「十三詣り」参詣期間は3月13日~5月13日迄。

2009040400000028kytl26thum000晴れ着姿の子ら手合わせ十三詣り 
西京・法輪寺

数え年13歳の子どもの健やかな成長を祈願する「十三詣(まい)り」が4日、京都市西京区の虚空蔵法輪寺で行われた。京都織商京都きもの振興会などに招かれた子どもたちが、晴れ着姿で学業成就などを祈った。
十三詣りは江戸時代から続く厄よけ行事。旧暦の3月13日前後に数え年13歳の男女が同寺の本尊・虚空蔵菩薩(ぼさつ)を参拝し、本堂で祈とうを受ける。授かった知恵を落とさないよう、帰りに渡月橋を振り返ってはいけないといわれている。
同振興会では、着物に親しみを持ってもらおうと、毎年200人を招待し、着物を貸し出している。
嵐山に咲くサクラの下、鮮やかな振り袖などで着飾った子どもたちは家族と一緒に同寺へ。「和」や「笑」など、思いを込めた漢字1字を紙に書き、「お身代わり」として奉納した。「家族やみんながずっと笑って過ごせますように」と、熱心に手を合わせていた。
(文.写真共 京都新聞4/5より)

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2009.04.04

●「深更観櫻」四谷篇

週末金曜日のトーキョーは御日柄も良く絶好の桜節。
長過ぎる花冷えも漸く治まり、開花宣言以降約二週間で「やっとの事」花見頃、夜桜名所はさぞかし花見遊山で雑っ多返した事でしょう。
そんな訳で私めも四更頃には仕事終め、毎春恒例「一人游び.夜櫻の宴」へと出掛けました。
今夜は只今七分咲き、四谷は上智大学裏の土手っ縁へ。

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一通り散策した後は花振りの良い所処で腰を落ち着け、風呂敷から「宴アイテム」を取り出す事と致しました。
ペティコロナを燻らせながら、三鞭酒とウヰスキィで「夜櫻宴」開宴です。

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漆黒の奥深い闇中、仄かな灯に浮かび上がる満開の花片は妖艶にて幻想的。
確かに木下に何か埋まっている様な気もします。
例に由ってこの時間は人影も皆無、櫻園貸切にて。

090404_002【写真左】桜花風景三景。
通称ソフィア通りより望む櫻枝花。

銀杏黄葉の様な「黄朽色」
薄紅がかった「淡桃色」
闇夜に浮き出る「純白色」

街路灯光源の照色や位置によって、桜は色々とその表情を変えるものです。

と云う訳で、小一時間の宴も終了。
来週は千鳥ヶ淵の予定。

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●「都をどり」届いてます

えー、遅れ馳せ乍ら…。
今年も祇園町より「ミヤコ.春の風物」が届きました。
今月末迄、弊亭室礼を彩っております。

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2009.04.03

●嵐電「夜桜電車」

ミヤコ「桜ネタ」一題。
一昨日より「春らんでん」恒例の夜桜電車運行が始まりました。
京都では山河.寺院計りでは無く「日常普段の風景」至る所処で観桜名所が御座いまして、この嵐電北野線、鳴滝~高雄口間の路線沿いもその一コマ。
「夜桜電車」運行時刻表は下記にて。

因みにウチの周辺ですと「嵐山小学校グランド横」や「阪急松尾駅ホーム」の桜並木も宜しいものです。

帷子ノ辻→北野白梅町行き 夜桜電車運転時分

18時
41分・53分
19時
05分・17分・29分・41分・53分
20時
05分・17分・29分・41分

北野白梅町→帷子ノ辻行き 夜桜電車運転時分

18時
36分・48分
19時
00分・12分・24分・36分・48分
20時
00分・12分・24分・36分

Kn20090402112736672l1こよいの電車 みな美しき…
嵐電で「夜桜電車」

京都市内を走る京福電鉄北野線(嵐電で1日夜、ライトアップした桜の“トンネル”をくぐる「夜桜電車」が始まった=写真=。7日まで。午後6時半~9時頃の間、上下計22本が運行される。同市右京区の鳴滝―宇多野駅間で、約200メートルにわたって線路沿いに咲くソメイヨシノ約70本が照明で照らされ、車内灯を消した電車がゆっくり通過した。車窓から三分咲きの桜が見渡せ、乗客の会社員中尾有希さん(26)は「幽玄な雰囲気」とうっとり。京福電鉄によると、見ごろは週末になりそう。
(文.写真共 読売新聞4/2より)

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2009.04.02

●「春雨」「春雷」「花冷え」

昨日は卯月朔日。

日中の時雨模様も入相前に漸く治まったかと思えば、初更頃を待たずして再び「ぽつりぽつり」と降り始めました。
しかも今度は稲光を伴って雷雨の態、雨足も本格的にて止む気配はありません。
足元を濡らす宵雨は夜が更けるにつれ「冴え返り」に拍車を掛けるのでした。

しかしまぁ、そんな荒れ具合なお天気も「らしい」と云えば四月らしく。
「春雨」「春雷」「花冷え」…。
月替わりと共に、春の季語が一度にやってきたと思えば亦風情のあるものです。

四月来て 綻び待ちつ櫻蕾に 濡つ春雨 降る紫閃かな

愚歌不躾氣でした…。

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2009.04.01

●「都をどり」始まりました

「みぃやぁこぉをぉどりぃは~」

「ヨォイヤァサァ~」

文字通り「黄色い」掛け声と共に本日開幕は「都をどり」。
観桜行楽も重なり祇園町も遽しくなって参ります。
ミヤコでは「野に」「山に」、そして「舞台」にも春の装いの時節。

下記記事は昨日の「大ざらえ」の様子にて。

P2009033100228_2芸舞妓ら優美な舞披露
都をどり「大ざらえ」

1日に開幕する「第137回都をどり」を前に、けいこの総仕上げにあたる「大ざらえ」が31日、京都市東山区の祇園甲部歌舞練場であり、芸舞妓たちが優美な舞を披露した。
今年の演目は「水映桜花(みずにはえるさくらのはな)絵巻」と題した全八景。川の流れに映える四季の情景を、しっとりした京舞で表現する。
幕開けは恒例の「都をどりはヨーイヤサァ」の掛け声で、鮮やかな水色の振り袖姿の芸舞妓20人が花うちわを手に花道から登場。ゆかりの歌人吉井勇の50回忌にちなむ第四景「祇園白川涼風」では吉井作詞の場面を51年ぶりに上演、祇園の夜景をバックに風情たっぷりに舞った。
最後は石清水八幡宮の桜景色の中、華やかな総踊りで招待客らのため息を誘った。
30日まで。1日4回公演。祇園甲部歌舞会Tel:075(541)3391。
(文.写真共 京都新聞4/1より)

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●赤坂周辺「桜開花状況 」

扨、月替わり四月です。
暦上でも「春本番」の砌、そんな訳で間も無く満開を迎えるであろう桜開花状況を検分すべく、赤坂周辺を自転車で「ぶらり」散策して参りました。
昨日は千鳥ヶ淵公園、国立劇場にて。

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【写真上】千鳥ヶ淵公園二景。
此方の桜は粗方がソメイヨシノ、総じて未だ「一~三分咲き」といった感です。
今週末頃には見頃ピークを迎えそうですが、天気予報は余り芳しくない様子…。

090331_002_2【写真左】染井吉野近景。
陽当たりの良い所処では「五分咲き」位の枝木も見受けられました。

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【写真上】お堀と皇居を背景に、三分咲きの染井吉野。
後ろの枝垂桜は未だ「蕾硬し」、花莟綻ぶのはもう暫く先の様です。

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【写真上】半蔵門横の内堀土手っ縁。
「はだれゆき」と見間違う計りに白摘草が咲き敷いておりました。
新緑に映える白色と黄色の野の花、これも亦「春の風趣」にて。

090331_012【写真左】皇宮警察詰所横の土手一写。
「土筆の子が恥かしげに顔を出します~♪」
「もー直ぐ春ですねぇ~♪」
ちょっと気取ってみませんか~♪」

と云う訳で「土筆」「筆頭菜」「ツクシ」「つくし」…。
辺り一面に頭子を出しておりました。
これだけの土筆群を見たのはトーキョーで初めての事です。

「春の標」だけあって、差し詰め「みをつくし」なんて。

090331_019【写真左】JET STREAM案内看板。
国立劇場への道程途中にあるFM東京さん。
弊亭日付変更線のBGMを担当して頂いてる誼で、一写掲載しておきます。




以下は国立劇場「桜三種」。
此方の桜は枝垂桜以外、皆「八分~満開」にて只今咲花最盛。
ソメイくんより早花の品種が多いので、来週には「散り始め」となるでしょう。
あと「寒更紗」「利休梅」「雪柳」…。桜以外の「春」花々も見頃酣で御座いました。

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神代曙。(江戸彼岸群.園芸品種 淡紅白色)

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小松乙女。(江戸彼岸群.園芸品種 淡紅白色)

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駿河桜。(山桜群.園芸品種 白色) 手前はユキヤナギ

尚、国立劇場の桜品種解説に就いては昨年過去ログを参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/03/post_c0e4.html

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【写真左】国立劇場正門右の喫煙所。
煙草と珈琲で暫し一服も、時計を見ると五時前になろうとしていたので、そそくさと「櫻の園」を後にしたのでした。

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2009.03.31

●炭床仕舞い

扨、弥生も晦。
数時間後には卯月を迎える事ですし、もういい加減「冴え返る」時宜でも無さそうです。
と云う訳で弊亭室礼も最後の冬収め、昨日にて「炭床仕舞い」と致しました。

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今冬は暖冬の影響もあって、もちっと早めの撤収予定でしたが、先週の「寒の戻り」で昨年より十日程遅めの片付けとなりました。
「冬の火游び」も是にて終了、次冬の炭床開きまで暫くお休みです。

090330_009養生中の炭櫃。
今年は小さな鶴亀なぞ拵えてみました。
中央の平石は礼拝石にて。

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2009.03.26

●「季節外れ」の天恵

「そろそろ布団に潜り込もう」かと寝支度を整えている只今早朝五時過ぎ。
火鉢の炭に灰を蓋い、窓帳を下ろしつつ不図外に目を遣ると…、

雪が降っています。

雪足は然程強くないものの、東風に舞う「白いもの」は目視ではっきり確認出来る降り具合、通りで「今朝は冷え込むな」と思う筈です。

然乍ら…。
確かに「班雪」なんぞと云う春の季語もありますが、「彼岸」は過ぎ「桜開花宣言」も済んだこの折節に「時宜外れも甚だしい」もの。

なぞとブツブツ一人文句を呟きながらも、反面何処かウキウキして参ります。
「日曜日の「かぐら」は結構楽しめそうかも」
と、三日後のゲレンデコンディションを想いつつ、ほくそ笑んでしまう私めでありました。

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2009.03.19

●標野内野の程近く 野花黄鳥春風を領じ

本日の最高気温は22度越え、麗かな芳辰の頃も宜しく。
今週に入りトーキョーでは日毎「陽春の候」色合いを増し、春分前にも関わらず春本番の日和が続いております。
そんな訳で日中は葉巻と珈琲を携え、「四日続けて」のデイリーシガー。
四谷の土手っ縁で「プカプカ」とやっているのでありました。

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桜並木は一見枯木風情、未だ「冬の佇まい」の儘。
しかし近づいてよく見てみると…。

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花蕾の膨らみから伝わってくるのは「春の息吹」。
一冬かけて蓄えられてきた桜木の「生命力」を犇々と感じ取る事が出来ます。
陽当りの良い枝では、ほんのりと桃色がかっている花芽も見られました。

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却って土手際では春の野花が開き始め、春の装いを醸し出しております。
左、擬宝珠の花には「蜘蛛の子」が戯れている様子。
一寸「出来すぎ」のシャッターチャンスでありました。                                     

090312_015「梅に杜鵑」ならぬ「櫻に鵯」。
陽光にを背に受け、心地良さそう枝々を飛び伝っておりました。
尤も鵯の季語は「秋」ですが、まぁ宜しいかと。

因みに表題は能謡曲に因んだもの。
赤坂御用地も近くにて、ぴったりの一節です。
残念ながら「胡蝶の精」には出逢えませんでしたが…。

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2009.03.17

●歳時記.「彼岸入り」

週明けの月曜日、昼過ぎには日差しも暖かく過ごし良い一日でした。

三月も中旬となると陽気もすっかり春のそれ、そんな日和には四谷の土手っ縁迄「デイリーシガー」を携え、今年初のアウトドア葉巻を燻らせる事に。
桜の蕾は未だ固いものの、「草木萠動」の気配は静かに漂い始めておりました。

そう云えば今日は「彼岸の入り」、天気予報では火曜日も引き続き陽春日和との事。
「暑さ寒さも彼岸まで」の諺通り、もう流石に「寒の戻り」も無さそうです。

そうして「春の足音」は間近にやって来るのでありました。

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2009.03.16

●歳時記.「嵯峨野早春」

昨日嵯峨野の地で、春を迎える風物詩「お松明」が行われました。

此処釈迦堂さんは、平安以来の由緒を持ちながらも所謂観光色の薄いロコ寺刹。
寧ろ地元民にとって近しい存在で、中京の六角さん.左京の黒谷さん.上京の千本さんに該当する所処とでも申しましょうか。

雪月花兼ね揃えた景勝地にて四季遍く折々の祭催事が営まれる嵯峨嵐山ですが、この「お松明」は地元色の強いビッグイベント。
角云う私めにとっても、幼少の頃から「お楽しみ祭事」の一つでした。

尤ももう久しくお邪魔していませんが…。

P2009031500119春呼ぶ火 天を染める
右京・清凉寺でお松明式

京都三大火祭りの一つで春の到来を告げるお松明(たいまつ)式が15日夜、京都市右京区の清凉寺(嵯峨釈迦(しゃか)堂)で営まれた。参拝客は、激しく燃え上がる大松明や天高く舞い上がる火の粉の迫力に見とれた。
釈迦が入滅した日に遺徳をしのぶ「涅槃会(ねはんえ)」にちなむ伝統行事で、釈迦を荼毘(だび)にふす様子を表したといわれる。松明の燃え方で稲作の豊凶を占うとも伝えられており、境内の本堂前には、早稲(わせ)、中稲(なかて)、晩稲(おくて)に見立てた高さ約7メートルの松明が3基立てられた。
本堂で法要が営まれた後、僧侶が松明の周りを練り歩き、午後8時半ごろに点火した。勢いよく炎が燃え上がると歓声や拍手が沸き上がり、参拝客らは携帯電話のカメラなどで、火の粉の舞い散る光景を写していた。
(文.写真共 読売新聞3/16より)

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2009.03.11

●「保津川下り」「トロッコ列車」

地元は嵯峨嵐山の「時季の便り」二題。
春の観桜行楽も間も無くの折、先日「保津川下り」の春季(通常)運航と「トロッコ列車」の運行再開イベントが行われました。

とは云うものの…。
実は私め、両方共未だ一度も利用した事が有りません。
ウチの実家は「トロッコ列車嵯峨駅」迄徒歩三分、「保津川下り船着場」迄徒歩十五分の場所に位置しております。
従いアクセスは至極便利なものですが、近所の観光名物には却って触手の伸びないもの。更には好き好んで観光混雑の中に身を投じる程「酔狂」でも御座いません。

序で云うなら、保津峡の渓谷風景は大昔によく観たものて。
親戚宅が亀岡、母方実家が丹波は桧山方面でしたので、「非電化.単線」時代の旧山陰本線時代(現嵯峨野線)には度々乗車したものです。
ディーゼル列車に揺られて田舎に向かうその際、嵯峨駅から保津峡~馬堀間の峡谷沿いの線路が現在のトロッコ路線。
車窓から眺め下ろす保津峡谷の自然美は流石にて子供心にも印象に残っていますが、寧ろ「早く着かへんかなー」と鈍行運転の車内で「暇を持て余して」いたのをよく覚えているのでした。

P2009031000103保津川下り開幕、春の風満喫
亀岡 40年ぶり新木造舟も

保津峡に春の訪れを告げる「保津川下り春の開幕」の式典が10日、亀岡市保津町の保津川下り乗船場で行われた。毎年3月10日に催す恒例行事。冬季に舟に取り付けていた屋根やストーブをこの日から外し、便数も1日4便から7便に増やす。
式典では、地元の保育園児による太鼓演奏などの後、約40年ぶりに新造した木造舟が、みのかさ姿の船頭を乗せ出発。吹き流しや紅白の飾りで彩った舟に、観光客たちが次々と乗り込んだ。晴天と小雨が入れ替わる春空の下、舟は水しぶきを上げ、終着点の嵐山(京都市)まで下った。
JR保津峡駅近くの「清水」と呼ばれる地点では、木造舟に縄を取り付け、人力で上流へ引き上げる往時の「曳(ひ)き舟」を再現。すれ違う舟の乗客が歓声を上げた。
(文.写真共 京都新聞3/10より)

Kn20090303093929434l1_2トロッコ列車 さあ春 再開
「嵯峨野トロッコ列車」が1日、昨年末以来の約2か月間の冬季休業を終え、運行を再開した。トロッコ嵯峨駅(右京区)からの一番列車には、地元の嵯峨幼稚園、嵯峨こばと保育園の園児や観光客ら約300人が乗車、春本番を思わせる穏やかな天候の下、保津川沿いの渓谷美に歓声を上げた。
出発前のセレモニーで、長谷川一彦社長は「休みの間、枕木やレールを交換し、構内のトイレも新調した。安心安全で快適な旅を楽しんで」とあいさつ。午前9時50分、一番列車がトロッコ亀岡駅(亀岡市)に向けて出発し、園児らは、透明の屋根から見える空や眼下に広がる保津峡の雄大な光景に見とれたり、トンネル内で真っ暗になった車内に「お化け屋敷みたい」とはしゃいだりして、25分間の列車の旅を楽しんだ。
嵯峨幼稚園の清水美苑ちゃん(6)は「川の水が緑色に光っていてきれいだった」と話し、一色弘高くん(6)は「音もすごくておもしろかった」と喜んでいた。
運行は12月29日までで、1日8往復運転する

(文.写真共 読売新聞3/2より)

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2009.03.08

●早桜.伏見

今年ミヤコの桜開花予想は3月21日、満開は30日との気象庁お達し(3/4)。

尤もお上の「開花標準木」はソメイヨシノ、キョートには多種多様なサクラが御座いますので余り参考には為りません。
衣笠、祇王寺祇女、嵐山、御所御車返し、平野寝覚、山越紫…。
況してや「山桜系」品種は遅咲きのものが多いのです。

そんな中、先陣を切って伏見の河津桜が早や満開との知らせ。
比較的開花期間の長い品種なので暫くは楽しめそうとの事。
兎にも角にも、ミヤコ「観櫻の擾乱」シーズンの幕開けです。

P2009030800023_2早咲き桜、陽光に揺れ 伏見
春を迎え、京都市伏見区淀の淀水路沿いでは早咲きの「河津桜」が見ごろを迎えた。深い色あいの花が暖かな陽光を受け、静かに揺れている。
伏見区淀新町の住民らが2002年、荒れていた水路沿いを美化するために自発的に育て始めた。これまで水路を中心として小学校や公園などに、130本以上が植えられた。
花を咲かせるまでに育った木々には、鳥やミツバチが集い、買い物帰りに足をとめたり、熱心にカメラを向ける人の姿も見られる。見ごろは3月半ばまでという。
(文.写真共 京都新聞3/8より)

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2009.03.07

●表構え.「つなぎ団子」

090306_002_2一月は「往ぬ」
二月は「逃げる」
三月は「去る」…。

毎年の事乍ら、年初めの四半期は「@」云う間に過ぎ去っていくもの。
気付けば三月も早や一週間、「節句節気」も春訪を告げる時候となりました。

と云う訳で弊亭軒端も春の支度。
今日より甲部紋提灯が燈りました。
一足早めの「都をどり」使用にて。

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2009.03.05

●節気.啓蟄

遅蒔乍らの「寒波襲来」も昨日で漸くひと段落、今日は過ごし良いお天気でした。

そんな折節、幣亭では一足早めの「桃始笑」の頃。
飾り床では桃花が五分咲き、一足早く春の風情を醸し出しております。

090304_001
桃紅の花弁と青白市松は相映えるものにて。

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2009.03.03

●「きょ~ぉは たのしぃ ひなまつり~」

トーキョーでは生憎の冷雨模様で御座いますが…。

本日は「上司上巳の節句」。
まぁ昨今は部下に恵まれない「上司」の方々も多いものでしょうから、「言葉游び」がてら女子と一緒にお祝いしてもらうのも宜しいかと。
尤も「助平」な上役さんだと、文字通り「ピンクの節句」になりかねませんが…。

そんな莫迦莫迦しい話は扨置、ミヤコでも至る所処で祭催事執り行われています。
下鴨さんでは古式に則って、神事「流しびな」が行われました。

因みに弊亭の「雛飾り」はコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/02/post-db78.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/03/post-dc19.html

P2009030300102健やか願い、みやびに「流しびな」
桃の節句で下鴨神社
桃の節句の3日、ひな祭りの原形とされる「流しびな」が京都市左京区の下鴨神社であった。参拝者が見守る中、みやびやかな平安装束に身を包んだ男女が和紙の人形をわらの舟に乗せ、境内の小川に流した。
流しびなは、災いを移した人形を川や海に流し、子どもの健やかな成長を願う行事。京人形商工業協同組合(左京区)が伝統文化の継承などを目的に毎年催している。
神事の後、十二単(じゅうにひとえ)の元ミス日本関西地区代表頭川展子さん(23)=下京区=や衣冠束帯の荒巻隆三さん(36)=東山区=ら約20人が境内の御手洗川で人形を流した。川のほとりにしゃがみ、人形を乗せた直径約20センチの舟を静かに浮かべると、周囲から歓声が上がっていた。
(文.写真共 京都新聞3/3より)

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2009.03.02

●表構え.弥生

扨、昨日より季節変わり「弥生」です。
そんな季春の時宜らしく、今日のトーキョーは吹き敷く風も強いものでした。
東風に乗って、日々春も近づいてくるものです。

090302_008と云う訳で、弊亭表構えも本日より衣装変え。
「萌黄地につなぎ団子」は春暖簾。
「節句の桃花」とのコントラストも亦良いものにて。

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●表構え「上巳の支度」

090302_005早いものでして明日はもう「桃の節句」です。
そんな訳で弊亭表構えも「節句の花支度」と致しました。
「竹の亭」にも「桃の御加護」がありますように…。

因みに「桃」の花言葉は
「チャーミング」「気だての良さ」            
「私は貴方(貴女)の虜」「恋の奴隷」

…うーん、極端です。

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2009.02.27

●歳時記.「春雨気配」

「漸く」と申しますか「今更」と申しますか…。
つい先日迄の暖冬気配は何処へやら、二月も最終週に入り「酷寒の侯」本番の気配となって参りました。
加えて降り濡つ霖雨が宵刻の冷え込みを尚誘います。然れども…。

「降ったり」「止んだり」「降りそうだったり」「止みそうだったり」…。
「しとしと」と降り続く雨足は果たして「春雨」のそれ、寒い中にもの早春気配を感じさせるものだったり致します。
長雨模様の落ち着く頃は恐らくもう三月。
「草木萠動」の頃を過ぎ、瞬く間に「蟄虫啓戸」の時節を迎えます。
そうして少しずつ「春」は近づいてくるのでしょう。

090227_003_3
春雨に濡つ弊亭軒瓦。矢張り雨に滴っている方が風情の有るものです。

良く似たオハナシ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/03/post_afa5.html

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2009.02.26

●お雛様 西は左に 東右

早いものでして二月も残す所処三日、「上巳の節句」ももう直ぐです。
そんな訳で本日は「お雛様」に因んだ話柄。

「ミヤコでは御内裏様と御雛様の飾り位置が左右異なる」
「ミヤコでは雛祭りは未だ旧暦に飾り付けする」
云々…。
この手の話種は昨今の「キョートブーム」&「薀蓄ブーム」で周知の事実となっておりますが、実際には「古式」「現代式」混同しているのが市井の当節事情の様でして。

因みに私めのウチはと云うと、男二人兄弟の為「雛飾り」は置いておらず、従い「桃の節句」には殆ど縁が御座いませんでした。
近所の家々に甘酒と御菓子を「およばれ」には行きましたが、何せ幼少頃の話でして「右や左」かなぞは全く覚えておりません。
但し、少なくとも「フツー」の三月三日にお祝いしていたのは間違いありませんでした。

と、まぁこんな感じにて。
尚、表題は蕪村の句に因んだものでした。

弊亭の「雛飾り」はコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/02/post-db78.html

P2009022300100おひな様 男女の位置は?
京では置き方混在

3月3日は「ひな祭り」。京都市内では、ひな人形を扱う店によって「女(め)びな」と「男(お)びな」の飾り方が違う。老舗が向かって左に女びな、右に男びなを置くのに対し、全国チェーンの新しい店などは左右逆に置く傾向が強い。両方の飾り方が混在するのは京都特有の現象だという。

江戸後期創業の下京区の橋本人形店は、女びなを向かって左に飾る。店主の橋本幸男さん(61)は「昔からの京都の店は大体この置き方です」と話す。一方、5年前に開業した右京区のショッピングセンターは女びなを右に飾る。担当者は「全国の系列店で共通の並べ方」と言う。
どちらが正しいのか。日本人形協会(東京都)は「どちらでも構わない」と説明する。ただ、適当に並べている訳ではない。ひな人形は一般的に「内裏びな」と呼ばれ、宮中文化を模している。大正以前は全国で、向かって右に男びなを飾っていた。人形を京都御所の正面にあたる南に向けた場合、「日が昇る東側に男びなを飾った」とのいわれもある。

しかし、昭和天皇の即位の礼(1928年)で、天皇が皇后の右側(向かって左)に立ち、洋装の写真でも向かって左だったことから、東京の人形店業界が戦前に人形の位置を置き換え、全国に広まったとされる。ただ、京都の老舗だけは「有職(ゆうそく)故実(古来のしきたり)を自主的に尊重してきた」(京人形商工業協同組合)という。

日本人形協会は、向かって左に女びなを置く京都の老舗の飾り方を「古式」、逆を「現代式」と呼ぶ。
高島屋の人形売り場は、全国18店のうち京都店(下京区)だけが、古式と現代式の両方を陳列している。古式は京都製の人形だ。ひな人形にちなんだ菓子類でも、百貨店などで売られるケーキの装飾、包装の絵柄の大半は現代式だが、京都の老舗の和菓子店はほぼ古式を守っている。

■好奇心駆り立てる
人形の文化に詳しい国際日本文化研究センターの井上章一教授の話 京都以外の人が見れば、古式の置き方は「京都らしい」とエキゾチックな好奇心を駆り立てるやろね。希少価値をうたって観光やブランド戦略に役立てる手もあるけど、「絶滅危ぐ種 や」と自ら言いはやすみたいで、あんまり格好良くはないかな。
(文.写真共 京都新聞2/23より)

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2009.02.25

●梅花のにしき かみのまにまに

本日は道真さんの忌日にて、各地の天神さんで梅花祭が催されております。

北野天神さんの梅は七分咲き、折柄の暖冬で例年より開花もやや早めらしく。
梅花御供に菜種御供、上七軒芸舞妓の野点茶席。
「梅花神事」の風流に、花柳衆の「華やぎ」が「艶」を添えました。

P2009022500080雨の中、春がふんわり
北野天満宮で「梅花祭」

梅をこよなく愛した菅原道真の遺徳をしのぶ「梅花祭」が25日、京都市上京区の北野天満宮で開かれた。雨が降る中、7分咲きとなった花の美しさと香りに誘われ、野点(のだて)の風情を楽しむ参拝者で境内は朝からにぎわった。
祭神・道真の命日にあたるこの日に毎年開いている。最大行事の一つ「野点大茶湯」は、豊臣秀吉による盛大な北野大茶会の故事にちみ、西広場に茶席を設けた。
参拝者は茶席でもてなす地元・上七軒の芸舞妓の衣装や優雅な所作を楽しんだり、傘を差しながら梅苑をそぞろ歩いて紅白の花を間近に愛でるなど、しっとりとした風情を味わっていた。
(文.写真共 京都新聞2/25より)

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2009.02.19

●「冴え返る」

先週迄の「春麗ら」な陽気は何処へやら、今週に入り「寒戻」厳しくなって参りました。

と申しましても抑々二月の気候はこんなもの。
寧ろ例年に比べ未だ暖かい方でして、甚だ「厳寒の頃」と云う程ではありません。
然乍ら寒暖の差が此程大きいと夜分に出歩くには億劫になるものなのか、此処二日程の深更刻は弊亭も閑暇なものです。

序で、吹き敷く東風に乗って「招かざる客」もぼちぼちと飛来し始めたと時事の報。
街行く人々のマスクは風邪予防から花粉症対策のそれへと形を替えつつあります。
そんな立春は「魚上氷」の候でした。

因みに表題は早春の季語、「寒の戻り」の意にて。

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2009.02.17

●室礼.「上巳支度」

早いもので如月も半ば過ぎ、「桃の節句」迄あと半月計りです。
と云う訳で、弊亭でも本日より雛飾りの支度を始めました。

090217_002_2
「左内裏」に「右お雛様」、「左近の桜」に「右近の橘」。
飾り付けは当然の如く、古式床しきミヤコ式。
従い今年は3月29日迄の御披露目と成増。

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2009.02.15

●週末「湯島詣」

今更な話柄ですが、今年は「丑年」です。
丑年と云えば思い付くのは天神さん。
天神さんと云えば「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花… 」。
「梅花の頃」ともなると、果たして観梅に出掛けねばなりません。

然乍ら…。
ミヤコは北野天神さんからは「ちらほら」と早梅の便りも届いておりますが、流石に「梅風流」の為だけに帰京するのはムツカシイもの。
そんな訳で「あづま」は湯島の天神さんへ詣でる事とした週末土曜日でありました。

090103_022_3天神さんと云えば梅鉢紋。
但し各天満宮ごと、神紋は微細に異なります。
【写真左】北野さんの梅鉢。
「星梅鉢(所謂北野神社神紋)」。
【写真右】湯島さんの梅鉢
加賀(前田)梅鉢系譜の「大聖寺梅鉢」。

梅紋は「桐」「笹」と並び人気の高い家紋なので、派生系が各種様々あるのです。
因みに太宰府天満宮は基定紋の「梅紋(所謂大宰府天満宮神紋)」です。

090214_012_3
【写真上】早梅二写。
「湯島と云えば白梅」。大昔ですが流行歌としても歌われ、夙に知られています。
尤も幾ら暖冬と云えども、盛りの頃には「未だ未だ」早いようでして。
白梅は総じて二~三分咲き、紅梅は花蕾固い儘でした。

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境内二景。
【写真左】「神頼み」累々の風景。
天神さんは云うに及ばす「学問の神様」、合格祈願の絵馬が「撓」と掛けられてます。
受験シーズンももう佳境過ぎ、御利益の効果は如何だったでしょうか。
【写真右】梅園風景一写。
「梅祭り」開催中の好天土曜日と云う事もあり、結構な人出です。
境内はちらほら咲きの「梅のかほり」よりも、縁日屋台の「焼きそばソース」の香りで充満しておりました。

090214_004「撫で牛様」キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。

【写真左】「梅」と並ぶ天神さんのシンボル「臥牛様」。
初詣で散々撫で回してきたのですが、もちょっと頭が良くなりたいので、改めて「なでなで」して参りました。

ミヤコの「撫で牛様」は下記参照にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/01/post-ec96.html

090214_006

帰路に就く際、少し計りの寄り道を。
日中に訪れたのは初めて、当然の如く閉まっておりました。

彼是十数年来、御世話になっている所処です。

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2009.02.12

●「梅は電車に乗って」

通勤通学に洛中への足、右京(嵯峨)区民が日々御世話になっている「らんでん」。
その嵐電さんが今年から「梅電車」なるものを運行されるそうです。

嵐電さん「その手」のシーズン運行モノとしては「桜電車」が有名ですが、桜花観光の折とは違い「梅花の頃」は矢張り地味~なもの。
沿線の名所も天神さん位しかありません。
時期も時期なもので私め帰京の予定も無く、如何やら乗車する機会は無さそうです。

只、気に掛かる事が一つ計り…。
この「梅電車」、頭上の網棚はどーなっているのでしょうか。

P2009021200060春の香り堪能して
嵐電、梅電車を運行

京福電鉄嵐山線の沿線にある梅の名所に行楽客をいざなう「梅電車」の運行が始まった。車内に北野天満宮(上京区)や梅宮大社(右京区)などの写真19枚を掲げ、車体先頭に梅のマークを付けて走っている。
昨春の嵐電天神川駅と市営地下鉄東西線太秦天神川駅との接続を記念して初めて企画した。東西線沿線の梅の名所である隨心院(山科区)の写真なども紹介している。
梅電車は1両で、日替わりで嵐山本線の四条大宮-嵐山駅間と北野線の帷子ノ辻-北野白梅町駅間を運行する。同社は「一足早く春の香りを堪能してほしい」。3月15日まで。
(文.写真共 京都新聞2/11より)

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2009.02.08

●「君子香」の頃

ミヤコ北野は天神さんから「一寸早め」の春の便り。
暖冬の所為も相俟って、例年より一週間程前倒しの早梅です。

紅白の彩りも艶やかなものですが、矢張り梅花は「かほり」を愛でるもの。
そんな訳で「梅は風に乗って」、そして「春は馬車に乗って」やって来るのです。

そう云えばトーキョーでも先週頃から梅の便りがと聞こえて参りました。
湯島の「天神さん」は今日から「梅祭り」。
梅園では「ちらほら」開花が始まっているそうです。

P2009020700124春の訪れ告げる 梅開花
北野天満宮・梅苑を公開

梅を愛した菅原道真を祭る京都市上京区の北野天満宮で7日、梅苑の公開が始まった。おだやかな陽気を喜ぶように梅の花が苑内を彩り、見物客に春の訪れを感じさせた。
梅苑には50種約2000本の梅がある。冬至梅やロウバイなどは1月から花を咲かせ始め、全体的に例年より1週間ほど開花が早いという。
初日には、2割ほどの梅に赤や白の花が開き、辺りを華やいだ雰囲気に包んだ。最高気温が11・1度と3月上旬並みの暖かさの中、訪れた人たちは絵を描いたり、梅茶を飲みながら花を楽しんでいた。
見ごろは2月下旬の見込み。午前10時から午後4時まで。中学生以上600円、小学生以下300円。
(文.写真共 京都新聞2/7より)

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2009.02.04

●節気.立春

竹の穂の 春立つ光 ふりこぼす  秋櫻子

と云う訳で本日は「立春」、暦上では今日から春を迎えます。
然乍ら本来はこれからが「寒冷の候」本番にて、暫くは寒さ厳しい日々が続く時節―、
の筈なのですが…。

今年は粉う事無き暖冬、昨日もトーキョーの最高気温は14度超え。
「立春」と「春分」を取り違えたかの様な「ハルウララ」日和でした。

そんな「一寒六温」季節の変わり目ですが「風邪」「インフルエンザ」「花粉症」等々…。
皆々様に於きましては、呉々も御自愛の程を。

 

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2009.02.03

●歳時記.「鬼は外~」

例に由って矢庭な話ですが、昨日夕餉のオカズは焼鰯でした。
何故かと申しますと…。

今日は立春前日、所謂「節分」の日です。
節分と云えば、戸口魔除けの「柊鰯」。
一部地域を除き「とっくの昔」に廃れてしまった慣わし、の筈でした。
しかし近年に於ける「和の王政復古」「日本人アイデンティティの再認識」ブームの所為か、昨今「ちらほら」と時事話柄に挙がる様になっておりまする。

09023_005因みに弊亭では毎年の「お約束事」として、玄関脇に挿飾しております。
と、まぁこんなオハナシにて冒頭の一文となった次第でした。

尚余談ですがこの旧套、ミヤコでは如何なっているかと申しますと…。
私めの存知ている限り洛中で見かけた事は御座いませんが、鞍馬の方では現在でも残る風習との事です。

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2009.01.13

●室礼.「新春仕舞い」

早いもので年が明けてもう二週間。
昨晩「松飾り」「注連飾り」「柳枝垂れ餅花」諸々を取り片づけ、本日より「フツーの装い」となりました。

歳時記では「正月飾りは松の内迄」と決まっておりますが、何せ弊亭はミヤコ式。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/12/post-9263.html
今や一部の旧家や鄙びた地域だけとは云え、ミヤコでは未だ「小正月」迄を松の内とする風習が残っております。

然乍ら此処はトーキョー。御近所の玄関からは次々と正月飾りが片付けられ、八日を過ぎると残しているのはウチ位のもの。
いい加減「すさまじきもの(by清女)」と罵られそうなので、七日と十五日の真ん中を取って昨日仕舞いにした次第であります。

と云う訳で、華やかな飾り付けが姿を消し「ちょっぴり」淋しく感じる私めでありました。

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2009.01.11

●続々.「2009年」届きました

090108_002一昨日、赤坂のおねーさんより2009年の月暦を頂戴致しました。
「赤坂」「新橋」に「祇園町」「宮川町」「先斗町」…。
今年も綺麗処満載、華やいだ十二ヶ月が楽しめそうです。

御膝元柄、贔屓の月頁は「皐月」にて。

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2009.01.10

●商売「神頼み」

「商~売繁盛 笹も~ってこい」
「お笹に吉兆つけましょか つけた吉兆福の神~」

と云う訳でミヤコでは一昨日より「初ゑびす」。
昨夜は「宵ゑびす」、今日の「十日ゑびす」は嘸かし凄い人出の事でしょう。
明後日の「残り福」には、宮川町.祇園町の綺麗処も詣でになります。

新春気分も此処迄哉。

P2009010900199_2「ゑべっさん たのんまっせ」
京都恵美須神社で宵ゑびす祭

1年の商売繁盛と家運隆盛を願う「初ゑびす」の宵ゑびす祭が9日、京都市東山区の京都恵美須神社であり、笛や太鼓の囃子(はやし)が流れる境内は、縁起物の吉兆ざさなどを求める人でにぎわった。
同神社によると、福の神「えべっさん」の誕生日の1月10日に、福をあやかろうとする庶民の願いで祭りが始まったとされる。
境内は、9日昼過ぎから参拝客が次々に訪れ、本殿に手を合わせたり、千両箱や米俵などで飾った吉兆ざさや、福をかき集めるという熊手などを買い求めていた。同神社は「不景気のせいか、真剣な表情で拝む人が多い」と話していた。
10日に「10日ゑびす大祭」があり、11日深夜まで夜通し開門する。期間は12日まで。
(文.写真共 京都新聞1/10より)

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2009.01.09

●あづまの「初雪」

松の内が過ぎると倶に、矢庭「冬本番」の気配となって参りました此処トーキョー。
あづま特有の「空っ風」も相俟って日中の寒さも厳しい此処数日、漸く「寒威の候」を感じるものです。

所処で今日の東京は「雪」との天気予報。
昨夜の商いを終え暖簾仕舞いに表へ出た四更程、気付かぬうちに夜はすっかり濡れそぼっておりました。
何時もにも増して冷え込み厳しいものの「白華」を目にする迄には至らず、肩を叩くのは糸を引く様な冬雨計りです。

雨混じりに白いものがチラホラと目に留まる様になったのは明け方になってから。
尤も雨とも霙とも見分けの付かないもので、ほんの数分で降り足も止まってしまいましたが。

と云う訳で「ほんの一瞬」の今冬東京、初雪でした。

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2009.01.08

●こちらも「始業式」

祇園町を始めとするミヤコ花街では昨日「始業式」。
「舞妓はぁ~ん」も「芸妓はぁ~ん」も昨日から本格的な仕事始めです。
黒紋付に稲穂の簪、華やかな帯なぞ、新春気分を醸し出しております。

一同皆会し、偉い人のお話を御敬聴賜る。
花街でも学校でも「
始業式」と云えば同じ内容なものらしく。

P2009010700175祇園の4花街で始業式
技芸向上誓い新年のあいさつ

京都の芸舞妓が今年1年の技芸向上を誓う新春恒例の始業式が7日、祇園甲部、祇園東、先斗町、宮川町の4花街であった。芸舞妓たちが各歌舞練場に集い、花街は華やいだ雰囲気に包まれた。
京都市東山区の祇園甲部歌舞練場には、黒紋付き姿の芸舞妓約100人が集まった。芸事を教える八坂女紅場学園の太田紀美理事長が「愛すべき祇園が今後も発展しますように、皆で手を携えて精進していきましょう」とあいさつ。昨年の成績が良かった芸舞妓やお茶屋に表彰状や奨励金が手渡された。
式に続いて、京舞井上流5世家元の井上八千代さんが祝いの地唄「倭文(やまとぶみ)」を厳かに舞った。最後に、芸舞妓たちがお茶屋のおかみさんからお神酒を受け、「おめでとうさんどす」と笑顔で新年のあいさつを交わした。
上七軒の始業式は9日に行われる。
(文.写真共 京都新聞1/7より)

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2009.01.07

●節句.人日

睦月七日は「人日」、七草の節句で御座います。

ミヤコ各社でも神前に七草粥を供える「若菜祭」が執り行われ、伏見御香宮さんや西院春日さんでは七草粥の接待もされおります。

と云う訳で私め本日の夕餉も七草粥。
「芹」「薺」「御形」「繁縷」「仏座」「菘」「蘿蔔」…。準備は万端にて。

P2009010700066ほっこり「七草がゆ」
伏見・御香宮神社

京都市伏見区の御香宮神社で7日、「七草がゆ」が振る舞われた。参拝者はセリやナズナなど春の七草が入ったかゆを食べ、無病息災を祈った。
午前6時から本殿で七草を神前に供える「七種(ななくさ)神事」が営まれ、氏子らが境内にわく「御香水」を使って七草がゆを700食作った。
この日朝の最低気温が1・8度と平年(1・5度)並みに冷え込む中、七草がゆを心待ちにする参拝者が、接待の始まる午前9時前から並んだ。湯気の立つ七草がゆを食べて体を温め、1年間の無事を願った。大阪府枚方市の花田聡子さん(48)は「初めて来ました。おかゆは熱々でおいしいです」と話していた。
(文.写真共 京都新聞1/7より)

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●「ミヤコ」初詣トレイル

えー、随分と遅れた「後日談」に成増が…。

年末年始の慌ただしい三泊四日、今回の帰京は八百万神様への新春社参。
所縁あるミヤコ神社へ御挨拶して参りました。

090103_009_2元日0:20 【下鴨神社
今年の初「初詣」は下鴨さん。
嘗ての予備校の近所にて「糺の森」は昼餉処、毎夏古本市でもお世話になっています。

神矢と干支土鈴を授与賜り「二礼二拍一礼」。
私めの詣で先は「本宮」と社殿内の干支祭殿「言社(酉)」にて。
写真上は楼門と門前篝火の様子。人出は程々、意外と空いておりました。

090103_013元日0:40 【梨木神社】 
下鴨さんから南下、寺町通を「てくてく」歩き梨木さんへ詣でる事に。
到着したのは宵の口、人影も疎らにて。
境内「染井戸」は弊亭のライフライン、お水で大恩を蒙っており、参詣しない訳にはいきません。
因みに年明け最初に服したのも、矢張り「染井の水」でした。

090103_014元日1:40 【辰巳(巽)稲荷】
祇園町で夜仕事を始めてからのお付き合い。
以来二十年近く、毎年伺っております。
此処四年続けて初詣一番乗りでしたが今年は三社目、この時間となると意外と「誰もいない」ものです。
御蔭で昔のコトなぞを思い出しつつ、「ゆるり」とお参り出来ました。

元日2:00 【八坂神社】
 

云わずと知れた「八坂」さん。「ミヤコのお正月」感を最も楽しめる所処ですが、市井でも上位に混雑する初詣先でもあります。
角云う私めも「おけら」前後の時間帯に参詣するのは大学の時以来、マサカこれ程混んでいるとは予想だにしませんでした…。

090103_016_2
【八坂さん境内.悶絶躄地地獄絵図 四景】
無慈悲な迄に融通の利かない一方通行に順路規制された境内外。
漸く境内に到着するも、眼前には舞殿を取り囲むが如く「数百人」の長蛇の列、果たして本殿迄何十分掛かるのか知れません。
尚且つ悠長にお祈りしている余裕は無く、僅かな時間で警備員さんに追い払われてしまいます。
「おけら参り」は久方振りな私めですが、昔は是程酷く無かった様な…。
従い本殿横からお賽銭を放り投げ、這々の態で退散致しました。

090103_024西楼門、東大路四条前の非道い有様。
警察官さんがロープにて入山規制、しかも「後から後から」参詣客は増えていく一方です。

車のクラクションにスピーカーからの金切り声、飛び交う罵声に苛立ち漂う殺伐とした空気…。
新年早々ロクなもんぢゃアリマセン。

090103_005二日9:00 【松尾大社】
我が家のスタンダード初詣先。
且つ「お酒の神様」にて職業柄此方に参詣しない訳にはいきません。
左写真は毎年恒例の大絵馬。

御利益柄、「小悪魔ageha」的参拝客が目立つのも松尾さんならでは。

関連過去ログは下記参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/05/post_3566.html

http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/02/post_408d.html

090103_007
【境内奉納三景】
「境内狭し」と計りに、献上品の酒、酒、酒…。  
至る所処に一斗樽や一升瓶が奉納されているのも此方ならでは、流石醸造神。

090103_008「神矢」「販酒御守」「服酒御守」を授与戴いた後は焚火で暖を取る事に。
舞殿横の焚火周りは喫煙所も兼ねています。
境内で一服出来るのも鄙びた感じで宜しく。

私めもお詣り後、暫し一煙。
早朝の参拝と云う事も有り、「ぱらぱら」とした人の出でした。

090103_022三日11:00 【北野天満宮】
東下当日午前中、「丑年」の誼で北野天神さんへ詣でる事と致しました。
足は当然「らんでん」、「鹿王院」から「帷子の辻」乗り換えで約30分の行程です。

正月三日目と云うのに結構な人出、矢張り受験生らしき姿が目立ちました。
写真は梅鉢、北野さんの神紋にて。

090103_015
【境内臥牛様色々】
写真右端が先月20日、新しく奉納された「お牛様」。
関連過去ログは下記参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/06/post_2177.html

090103_026
【撫で牛様 撫で回されるの巻】
四方八方、寸暇無く手が伸びて来ます。
老若男女関係無く、スゴイ可愛いがられ様です。
私めも「モーちょっと」頭が良くなりたいので「なでなで」して参りました。

以上、こんな所処でした。

 

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●「華やか」新春

「初詣」「書き初め」に始まり「かるた始め」「釿始め」「蹴鞠始め」…。
今週からは「仕事始め」に「初競り」、年初より「初」「始」尽くしのミヤコで御座います。

で、昨日は華道「嵯峨御流」の「初生け」が行われました。
此方の流派のお家元は大覚寺さん、家の近所の誼で挙げておく事と致します。

尚、一昨日には池坊さんでも「初生け」執り行われておりまする。
共に振袖姿も「華やか」な「華の会」でありまして。

Kn20090106102730119l1初いけ 命の息吹…
左京で嵯峨御流

華道精進を誓ういけばな嵯峨御流の「新春初いけ」が5日、左京区のグランドプリンスホテル京都で催され、振り袖姿の師範33人が、それぞれのスタイルで正月らしい作品を披露した。
平安時代の嵯峨天皇が花をいけたのが発祥の嵯峨御流では、毎年、宮中歌会始のお題を踏まえて初いけを行っている。会場には今年のお題「生」を意識しながら、ツバキやオモト、センリョウなどを使った正月らしい作品が並び、嵯峨御流華道総司所の庄司信洲理事が「みずみずしく新鮮な命を感じさせる」と総評した。
ナンテンとスイセンで創作した西京区の石塚絵里奈さん(32)は「緊張したが、華やかに仕上げることができた」と話していた。
(文.写真共 読売新聞1/6より)
 

P2009010500058門弟ら、精進誓い初生け
華道家元池坊

新年の門出を祝う華道家元池坊の「新春初生け式」が5日朝、京都市中京区の家元道場や池坊本館などで行われた。7歳から98歳まで全国から約1300人の門弟が集い、1年の精進を誓った。
家元道場では午前8時から、華やかな振り袖姿の女性ら32人が初生けをした。花ばさみの音が軽やかに響く中、池坊専永家元と由紀次期家元が一人一人の生け込みの様子を見て回り、指導した。
このあと専永家元は、南天と葉牡丹(ぼたん)、猫柳で「日日好(ひびこのましい)」と題した伝統の生花(しょうか)を生け、「災い転じて福となす。今年も明るく柔らかな気持ちで、一日一日を大切に過ごしたい」との思いを託した。
大学で文化コミュニケーションを学んだのち、いけばなを始めて2年という中国・寧波出身の蒋麗さん(32)=東京都=は、椿と千両、雪柳を使い、「お正月らしく生けた。もともと日本文化に興味があって始めたが、もっと上手になり、いずれは中国にも伝えたい」と話していた。
(文.写真共 京都新聞1/5より)

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2009.01.05

●仕事初め

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス五日目。
然乍ら今日より「仕事初め」、もうあまりオメデタク無いかも知れません。

此処赤坂でも松飾りや締飾りの風情がその余韻を残しながら、行き交う人々の表情は幾分か平熱に戻りつつあります。

従い弊亭でも今日より「仕事始め」、私めも「現つ」に帰ると致しましょうか。
と云う訳で、本年も宜しくお願い致します。

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2009.01.04

●「ミヤコ」新春風情

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス四日目。
然乍らお休みも殆どの皆様が本日迄、「お年始気分」もあと数時間かと。
そんな去り往く「お正月」を偲びまして、ミヤコの新春風情なぞを三題計り。

最早こんな「正月遊び」も絶滅寸前ですが、まぁご時世柄致し方御座いません。
「ミヤコの初春は風情があってよろしぃおすなぁ~」てな感にて。

P2009010200089子どもらの夢や願い、筆に込め
北野天満宮・書き初め

恒例の神前書き初め「天満書」が2日、京都市上京区の北野天満宮で始まった。新年を迎え、子どもやお年寄りが今年の目標や願いを書に込めていた。
「天満書」は、書道の上達を願って古くから行われており、北野天満宮とゆかりの深いうし年の今年は例年以上に多くの親子連れでにぎわっている。今年も4日までの3日間で約2000点の作品が奉納される見込みという。
会場の絵馬所では、学問の神さまとして知られる祭神の菅原道真にあやかり、「合格祈願」と書く受験生や半紙いっぱいに「夢」や「初夢」「希望」と筆をはしらせる子どももいた。「地球」としたためた京都府井手町の多賀小3年岡本奎花さん(9)は「地球温暖化が心配だから、エコに参加したい。緊張したけどうまく書けた」と話していた。
(文.写真共 京都新聞1/2より)

P2009010300092平安貴族の装束まとい「かるた始め」
八坂神社 参拝客ら楽しませる

新春恒例の「かるた始め」が3日、京都市東山区の八坂神社能舞台であった。平安貴族の装束をまとった女性らがかるたの手合わせを披露し、初詣での参拝客を楽しませた。
同社の祭神スサノオノミコトの詠んだ歌が和歌の起こりとの伝承にちなみ、同社と日本かるた院本院(下京区)が毎春続けており、39回目を迎えた。
本院会員の小学生から大学生まで男女24人が色とりどりの水干(すいかん)や小袿(こうちぎ)姿で登壇。1対1で向き合い、朗々と詠み上げられる上の句に耳を澄ませ、札を押さえるような手つきで遊戯を競った。小学生たちは「はいっ」と掛け声を上げ、札を手に得意顔だった。
厳しい寒さにもかかわらず、舞台前には幾重にも見物の人垣ができ、優雅な光景を写真に収めていた。かるた取りに参加した同志社大1年上村朋子さん(19)は「めったにない機会で、昔の人たちの気持ちを考えながら臨んだ。寒さで指が震えました」と話した。
(文.写真共 京都新聞1/3より)

P2009010400081下鴨神社で「蹴鞠初め」
王朝文化を再現

新春恒例の「蹴鞠(けまり)初め」が4日、京都市左京区の下鴨神社で行われた。華やかな装束の鞠人(まりびと)たちが掛け声とともにシカ皮のまりをけり上げ、今に伝わる王朝文化を披露した。
蹴鞠は飛鳥時代に中国から伝わり、鎌倉時代に儀式や制度が確立した。明治維新後に衰退したが、1903(明治36)年に蹴鞠(しゅうきく)保存会が創設され、伝統を伝えている。
色とりどりの鞠水干や烏帽子、鞠靴などの鞠装束を身につけた15人が、境内に設けられた約15メートル四方の鞠庭(まりにわ)に登場。「アリ」「ヤア」「オウ」と独特の声を掛けながら、右足だけを使って白いまりを天高くけり上げ、妙技を見せた。鞠庭から飛び出しそうになったまりが、きれいな弧を描いて返されるたび、観光客から盛んに拍手が送られていた。
(文.写真共 京都新聞1/3より)

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2009.01.03

●土鈴「丑支」

「今年の子、やってきたモォ~」

090103_030えー、只今東下した所処です。
そんな訳にて、糺の森より「例の子」も一緒に連れて帰りました。

毎春恒例下鴨さんの「干支の土鈴」、今日より弊亭二階、五段棚『笑意』に御座しまする。


関連過去ログはコチラ。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/04/10_861c.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/01/post_e1ec.html

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●「ミヤコ」初詣事情

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス三日目。
三ヶ日も本日迄にて、皆様に於かれましては「初詣」もお済ませの事でしょう。

所処で八百万の神々が数多御鎮座されておはせまする此処京都。
今日はそんなミヤコの「初詣事情」なぞ。

     -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

「キョートの人が良く行く初詣先は何所ですか?」
年末から弊亭でも時折聞かれる設問なのですが、結論から先に。

「結構節操無く色々な神社に詣でます」

ミヤコでは洛中洛外問わず、未だ「氏神氏子」の関係が区々町々にしっかりと根付いており、それが「例祭」を始めとした地域コミュニティーの根幹として生きています。
従い「氏神様への初詣」も習慣として多く残っています。
例えば寺町周辺今出川以北であれば上御霊さん、同丸太町以南であれば下御霊さん。聖護院あたりでは熊野さん、紫野は今宮さんと云った感じでしょうか。

次いでミヤコには「各種様々」な御利益をお持ちの神様がおられます。
「お水の神様」「お酒の神様」に始まり「縁切り」「安産神」「料理神」「御菓子神」「蹴球神」、果ては「安楽死」「嫁姑不仲止め」「歯痛止め」「夜泣き止め」…。
即ち受験生が北野天神さんで合格祈願する様、其々の事情に応じた神様に詣でる事も多いものなのです。

更には新春のイベント事や宴会事の延長として「同僚と」「友人と」「カレシカノジョと」、八坂さんや伏見さん等の大社へ繰り出す機会も是亦多かったり致します。
寧ろこの場合は、初詣後の「飲んだり食べたり遊んだり」する方がメインでしょうが。

と云う訳で、結局市井民の初詣は複数の社へ参拝する事が多いのです。

     -・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

因みに此処数年に於ける京都神社の初詣参拝者数は下記の通り。
若干のランキング誤差はあると思いますので御了承の程を。 

①伏見稲荷大社 約260~270万人 (過去初詣回数 4~5回)
 「商売繁盛」の御利益にて著名な全国屈指の参拝数を有する大社。
 京阪沿線の立地も味方し、大阪方面からの参詣も多し。
 因みにミヤコでは五条以南の氏神様にて。
②八坂神社 約100~120万人 (過去初詣回数 ほぼ毎年)
 洛中の迎春風情を色濃く醸す「厄除け」「疫病消除」の神様。
 河原町、祇園界隈に近い事もあり、其の儘「飲み」に繰り出す方々も多し。
 但し年越し前後の時間帯は要注意、混雑振りは数字以上のものにて。
③北野天満宮 約50~60万人 (過去初詣回数 8~10回)
 「学業成就」の御利益、御祭神は云わずと知れた菅公。
 受験シーズン真っ只中と云う事もあり、最後の「神頼み」に訪れる中高校生多し。
 今年は丑年なもので、例年より人出は多いかも知れません。
④平安神宮 約30~40万人 (過去初詣回数 無し)
 えー、実は初詣で伺った事が御座いません。
 と云うか、市井民(特に洛中民)が此方に詣でる話も殆ど聞かないものです。
 最近の創祀の上、「よそさん向け」観光色の強い神社だからかも知れません。
⑤地主神社 約25~30万人 (過去初詣回数 無し)
 意外な神社がランクイン、矢張り「縁結び」の神様は強いものです。
 清水寺の境内社にて「除夜の鐘」と抱き合わせで参られる方も多いのでしょう。
 脱力系のホームページは一見の価値有り?…。
⑥下鴨神社 約20~30万人 (過去初詣回数 ほぼ毎年)
⑦松尾大社 約20~30万人 (過去初詣回数 毎年)
⑧上賀茂神社 約10~15万人 (過去初詣回数 4~5回)
⑨石清水八幡宮 約10~15万人 (過去初詣回数 無し)
⑩平野神社 約5~10万人 (過去初詣回数 1回) 

P2009010200077「景気回復」願い
京都の社寺 初詣で

厳しい冷え込みにもかかららず、京都の社寺は元日から2日にかけて、大勢の人たちが訪れ、家族の健康や幸福を願い、静かに手を合わせていた。
京都地方気象台によると、冬型の気圧配置となった2日、京都市内の最高気温は7・1(平年9・7)度で、時雨混じりの寒い1日となった。
商売繁盛の御利益で信仰を集める伏見区の伏見稲荷大社では、参道から本殿まで人の波が続き、景気回復を切実に祈る声が聞こえた。城陽市の建築業江口孝義さん(59)は「早く病気を治して仕事が再開できるよう、今年初めて(邪気をはらう)守矢を買いました」と話していた。
京都市内の主な神社が発表した元日と2日の参拝者数は、伏見稲荷大社の207万人(前年201万人)を最高に、八坂神社81万人(同83万人)、平安神宮29万人(同33万人)などとなっている。
(文.写真共 京都新聞1/3より) 

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2009.01.01

●「ミヤコ初詣」二題

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス。
大晦日最終の「のぞみ」ちゃんで帰京した私め、その足で毎年お世話になっている各社へ「初詣巡り」して参りました。
そんなミヤコ「初詣の風景」を二題計り。


八坂さんでは恒例「おけら詣り」。
例に由っての混雑振り、明け二時や三時では参詣客の途切れる様子がありません。
ミヤコでは大抵家の近所に大寺社の一つや二つがあるものにて、初詣なぞは「一寸散歩がてら」に出掛けるもの。
従い参詣に便利な所処(特に此処八坂さん)なぞは、大晦日夜更けより元日未明迄「二年参り」のピークと成増。

P2008123100117息災祈り火縄回し
八坂神社 おけら詣り

恒例の年越し行事「おけら詣(まい)り」が31日夜、京都市東山区の八坂神社であった。厳しい冷え込みの中、参拝に訪れた大勢の家族連れらが、火の付いた縄を消えないようにくるくると振り回しながら家路を急いだ。
午後7時15分ごろ、境内3カ所に設けられた灯ろうに神火がともされた。参拝客や観光客らは、パチパチと勢いよく燃える炎に竹の繊維で編んだ縄を差し出し、先端に火を付けた。
初めて訪れた右京区の大学生酒井一至さん(19)は「世界的な不況で将来の就職活動は不安だが、来年は少しでも景気が良くなってほしい」と祈った。
おけら詣りは、薬草のおけらを燃やし、その火で作った雑煮を食べると1年の無病息災がかなうとされる。
(文.写真共 京都新聞1/1より)

下記事は北野天満宮の新春一コマ。
「お牛様」は天神さんに於ける神使なものですから、「己丑」の今年は更に御利益灼たかな事でしょう。

P2009010100049良き年 牛に託し
北野天満宮 初詣にぎわう
 
厳しい冷え込みとなった元日、京都市内の各神社では多くの初詣で客でにぎわった。
京都市上京区の北野天満宮では、入学試験の合格を祈願して受験生が絵馬を奉納する姿が目立った。また、牛の石像「撫(な)で牛」の頭をなでようと、多くの参拝客が集まった。
北野天満宮は学問の神様として知られ、祭神の菅原道真が「丑(うし)」年に生まれたことから、牛は神様の使いとして大切にされてきた。牛の頭をなでた手で自分の頭をなでると頭が良くなるとの信仰があり、受験生や学生にとくに人気がある。
今年は、えとの「丑(うし)」年にちなみ、本物の親子の牛が前日から同天満宮へ参拝に。牛がつながれている仮小屋の前を訪れた参拝客や家族連れは、子牛の愛くるしい姿に歓声をあげたり、記念写真を撮ったりしていた。
(文.写真共 京都新聞1/1より)

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●賀正.2009年

       謹 賀 新 年

   謹んで新春のお慶びを申し上げます。

   良き新年をお迎えのことと存じます。
   旧年中は並々ならぬ御厚情を賜り、
   厚く御礼申し上げます。
   本年も宜しく御願い申し上げます。

              赤坂バンブー 酒司 


現在帰京中。
恐らく「巽稲荷」さんか「下鴨」さんか「梨木」さんに御参りしています。
この後は洛中界隈で飲んだくれている事でしょう。

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2008.12.30

●「年の瀬」錦の様子

今年も残す所処あと二日、一般御家庭では年末年始の準備に遽しい事でしょう。
ミヤコは錦でも迎春の支度にて「混っ多がえし」の様子です。

まぁこの混雑振りも今日がピーク、
堺町のとーふ屋さんも「おきばりやす」。

P2008122900113凍える不況、年の瀬熱く
錦市場にぎわう

新年を前にした29日、「京の台所」として知られる錦市場(京都市中京区)は正月用品を買い求める客でごった返した。
店先にはタイの姿焼き、水でもどした棒だら、数の子、りゅうひ巻など正月ならではの食材がそろった。花屋には福を招くとされる「もち花」をはじめ、葉ボタンやナンテンが並び、華やいだ雰囲気に包まれた。「いらっしゃいっ」のかけ声があちこちから響き、買い物客は押し合いへし合いしながら品定め。交野市の浜野三智子さん(48)は「倹約しつつも見栄えの良いおせちを作りたい」と話していた。
(文.写真共 京都新聞12/29より)

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●「年の瀬」顛末記

弊亭も昨日で仕事納め、漸く一年の括りとなりました。

で、本日は弊亭「煤払い」の日、只今塵と埃にまみれております。

然乍ら大掃除開始後、数時間経過したものの「全く」終わる気配がありません。

どー考えても明日に繰り越しそうな悪寒…。

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2008.12.29

●続.「2009年」届きました

昨日、ミヤコは祇園町より一包の小荷物が届きました。
解括して見ると中には来年の月暦、何時も御世話になっている新門前のグラス屋さんからでした。
ラリックの所蔵で全国的に著名な此方のギャラリーからは、毎年素敵な卓上カレンダーを頂いております。

081229_001因みに今年は「鳥.動物.昆虫」をモチーフとした作品集。
一月はフラワーベース
「AIGRETTES(1926)」にて。

私めの文机も是にて迎春準備完了、と。

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2008.12.28

●表構え.迎春

「もぉ~ 幾つ寝~る~と お~しょ~ぉが~つ」

081228_002_2

早いもので今年も残す所処数日。
と云う訳にて、弊亭表構えも昨日から「迎春の室礼」と致しました。

【写真左】は「柳枝垂れの餅花」。
ミヤコの正月飾りに欠かせない縁起物、紅白の餅花が迎春の雅趣を彩ります。

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【写真左】玄関の松飾りは「根引松」、当たり前の如くミヤコ式で御座います。
入手に当たっての「悪戦苦闘」振りは前日ログでも見て下さい。
因みに水引は花結び、右上がりにて半紙に括ります。
尚、「花結び」は結び目が簡単に解け、結び直す事も出来るので「何度繰り返して良い」御祝事に使われます。従い婚礼祝いには使っちゃいけません。

【写真左】格子戸の飾り付け、及び年末年始の御案内。
「注連飾り」「時候の絵葉書」「葉書立て」、以上全て「寺町姉小路」謹製にて。

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2008.12.27

●「マ、松ハ何処ダ…」

忘年会シーズンに基督さんの降臨記念日。
殷賑とした師走歳時記も佳境を超え、皆様に於かれましては年越し準備に慌しい今日此頃の事でしょう。
街並みの飾り付けも「クリスマスツリー」から「門松」「注連縄」へ装いを変え、漸く「年の瀬」らしくなって参りました。

従い弊亭でも年迎えの支度、表構えも昨日より「迎春の室礼」とする事に。
そんな訳にて昨日は昼過ぎより「ミヤコの新春軒先」に不可欠な「根引松」を買い求めに新宿迄出掛けた次第でありました、が…。

「松」が無いのです。

私めの存知ている限り、赤坂周辺の花屋さんで扱っている軒先松飾りはお江戸式のモノ計り。
従い毎年「根引松」を扱っている新宿某花屋さん迄行く破目になっていたのですが、今年はそのお店でも件の松が置いてないのです。
是れでは年神様を御案内して心安らかな新年を迎える事なぞ出来ません。
シカタナイので自転車にて新宿区港区行脚、片っ端から目に付いた花屋を訪れ「根引松」を物色して廻ったのですが…。

「全然見付かりません」

途方に暮れつつも往生際悪く、赤坂近所の花屋さんを廻ってみましたが矢張り店頭に所望の松は有りません。
諦め半分、一ツ木通りのとある花屋で店員さんに聞いてみると「裏の方に数本有ったかも知れない」との神の福音。
倉庫に入れてもらい数十本刺さっているバケツの松を素手で引っこ抜き廻し、やっとの事で小振り根の「松」を発見出来たのでありました。

081227_002_2と云う訳でやっとの思いで入手した「根引松」、
有難く玄関に飾り付ける事に。
御蔭で両手は松脂だらけ、且つ暖簾出しが15分程遅れた金曜日でありました。

尚「根引松」「根付松」彼是に就いては、グーグル様にでも聞いて下さい。

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2008.12.26

●「2009年」届きました

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「おめでとぉさんどす~」

と云う訳で、ミヤコより来年の月暦が届きました。
左載の写真は「睦月・如月」下鴨神社。

明後日より「何時もの所処」に掛けておきます。

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2008.12.21

●ミヤコ「年の瀬佳境」

「礑」気付けば今年も残り十日、否々師走の過ぐるのは本当に早いものでして。
そんな歳尾の折柄、ミヤコでは年末恒例とも云える「催祭事」が数多行われております。中でも代表的なものを二題計り。

土曜日は両本願寺さんで恒例の「すす払い」。
この便りを聞くと私めも「弊亭大掃除」の事が念頭を過ぎり、気が重くなるものにて。
日曜日は東寺さんにて「終い弘法」。
迎春準備も相俟って、境内は何時もに増しての繁盛振りらしく。

てな感じのミヤコ「師走風情」でありました。

P2008122000068畳をパタパタ、ほこりを払う
本願寺、年末恒例「すす払い」

京都市下京区の東本願寺と西本願寺で20日朝、年末恒例の「すす払い」が行われた。門信徒や僧侶が竹の棒で畳などにたまったほこりを払い、新年を迎える準備を整えた。
本願寺中興の祖・蓮如の時代から500年以上続く伝統行事。東本願寺の阿弥陀(あみだ)堂では約50人ずつ横一列に並び、竹の棒で畳をたたきながら前へ進んだ。最後に大谷暢顕門首が大ほうきで宙に「寿」と書き、作業を締めくくった。
一方、西本願寺阿弥陀堂では、大谷光真門主が長さ4メートルのほうきを左右に振り、すす払いが始まった。かっぽう着に手ぬぐい、マスクをつけた門信徒が畳をパタパタとたたき、大きなうちわでほこりをあおぎ出した。
(文.写真共 京都新聞12/20より)

P2008122100102露店にぎわい 熱気の境内
東寺で「終い弘法」

冬至の21日、京都市南区の東寺で、師走恒例の縁日「終(しま)い弘法」が開かれた。日曜とあって、迎春準備の住民や観光客が大勢詰めかけ、境内は年の瀬の熱気に包まれた。
京都地方気象台によると、この日の最高気温は15・1度で、平年より約4度高く、11月下旬並みの暖かさだった。
東寺の境内には、古着や骨董(こっとう)品、古本などの約1200の露店が並んだ。来年のえと「牛」の置物や漬物などの食品を売る店もあり、品定めをする客に「こうてって」「まけとくで」と威勢の良い掛け声が飛んでいた。
また、参拝の人たちは弘法大師像の前に列をつくり、順番に手を合わせて今年1年を振り返り、新しい年の幸せを祈っていた。(文.写真共 京都新聞12/21より)

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2008.12.14

●「おことぉさんどす~」

「おことぉさんどす~」
「おめでとぅさんどす」

昨日はミヤコ花街「事始め」。
祇園町では「一足早い」新春の御挨拶廻りです。

この「事始め」。学生時分にこの界隈で仕事していた頃は何のこっちゃら解らず終いでしたが、着物姿のオネーさま方々が大挙移動される様は壮麗と云うか圧巻と云うか…。
巽新橋や一力の周辺は、正に「華の賑わい」だったのを覚えています。

と云う訳で、花街も是より本格的に「迎春」の支度。

P2008121300077「来年もおたの申します」
祇園で芸舞妓さんら「事始め」

京都の花街や旧家が迎春の支度に入る「事始め」が13日、京都市内で行われた。東山区では、祇園の芸舞妓たちが1年の感謝を込めて、芸事の師匠宅やお茶屋を回り、「おめでとうさんどす」と一足早い新年のあいさつを交わした。
京舞井上流家元五世井上八千代さん宅(同区)には、午前10時すぎから祇園甲部の芸舞妓が次々に訪れた。けいこ場には、弟子たちが届けた鏡もちがひな壇にずらりと並び、新春の雰囲気を醸した。
色とりどりの着物姿の芸舞妓が順に両手をついて「来年もおたの申します」と丁寧にお辞儀すると、八千代さんは、芸の注意点などについて声をかけながら、「これからもおきばりよしや」と祝いの舞扇を手渡した。
花街では、この日を境に年末にかけ、「おことお(事多)さんどす」とあいさつするようになる。
(文.写真共 京都新聞12/13より)

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2008.12.12

●莞爾な感じじゃない「漢字」

「末金帰戦虎災愛命偽…変」

何故だか良く解りませんが、十二月十二日は「漢字の日」。

と云う訳で、「今年の漢字」の発表が清水寺で行われました。
毎年末恒例の催しだと思っていたら、実は95年からの行事でした。

因みにこの揮毫半紙、本尊の千手観世音菩薩に奉納されるとの事。
こんな感じ漢字ぢゃ、観音様もあまり有難くないでしょう…。

尚、冒頭の仰々しい一行は此処十年の「今年の漢字」推移です。
暴走族のツナギに刺繍されているものではありません、念の為。

P2008121200166今年の世相は「変」
清水寺で発表
1年の世相を漢字一字で表す「今年の漢字」に「変」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で12日、発表された。世界的な金融情勢の変動や、米国で「change(変革)」を掲げて誕生したオバマ次期大統領、物価上昇で生活が変わったなどが理由という。
日本漢字能力検定協会(下京区)が1995年から全国公募している。今年は過去最多の11万1208通の応募があり、6031票(約5%)の「変」が1位。わずかな差で「金」「落」「食」「乱」が続いた。
奥の院で森清範貫主(68)が一気に「変」と書き上げた。増加する参拝客の安全のため初めて一般拝観を一時止め、参拝客は「清水の舞台」から遠望したり、モニター画面で見守った。森貫主は「政治や経済、社会を変えてほしい国民の願いの表れだろう。1人1人の変化が大切ではないか」と話した。
(文.写真共 京都新聞12/12より)

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●今宵より花灯路

私めの地元、嵯峨嵐山で今日より「花灯路」が始まります。
件に就いては散々記述済みなので仔細省略致しまする。

「2008.嵐山花灯路」関連過去ログは下記参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/12/in-8c89.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/12/post-676f.html

昨年の様子は下記を気長にリロードして下さい。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/12/index.html

P2008121100227渡月橋、山  脚光はどっちに?
嵐山花灯路 4年越しの試行錯誤

12日に始まる京都・嵐山一帯のライトアップ行事「京都・嵐山花灯路(はなとうろ)」で、山と渡月橋を照らす明るさをどうするか試行錯誤が続いている。見物客から「山が暗い」と言われて光量を増すと、「橋が目立たない」の声もあり、バランスが難しいためだ。さて4回目の出来は?
8日夕に行われた試験点灯。渡月橋と上流の山が照明に浮かび上がった。「山のぼんやり暗い感じが幻想的」。佐賀県から訪れた会社員梶原麻里さん(32)は感激した様子だ。一方、毎年撮影に訪れる近所の男性(56)は「橋が明るすぎて写真で山が映えない」。
嵐山花灯路は観光閑散期となる12月の集客策として府、京都市などの協議会が2005年に始めた。翌年の開催後、見物客アンケートや地元の嵐山保勝会から「山の奥も照らして」の声があり、昨年は山を照らす大型投光器を増やした。

100万人近い人出を集めたが、今度は「渡月橋が地味」と声が上がった。そこで今年は、光量が異なる2種類の橋脚用投光器の配分を変え、橋が見栄えするよう工夫したという。
主催する京都・花灯路推進協議会は「霧が出るなど自然相手だけに難しい。今後も意見を聞き、山と橋の一体感を出せるよう工夫したい」としている。
(文.写真共 京都新聞12/9
より)

写真上=昨年12月に行われた京都・嵐山花灯路。 
写真下=8日に行われた試験点灯。
山の光量はそのまま橋がより見栄えするよう工夫した。

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2008.12.11

●花街の「お年玉」

「来年もおきばりやす」
「おかーさん、おおきにぃ~」

と云う訳で花街年の瀬風物、「福玉」に就いて。

紅白のツートンカラーも華やかなこの「餅皮の鞠」、歳尾の折柄に芸舞妓さんがお茶屋さんへ挨拶回りの際に頂く縁起物にて、文字通りの「お年玉」。
因みに中身は、和装小物や干支に因んだ縁起物が入って御座います。

尤も昨今の祇園町では里帰りする芸舞妓さんが多く、大晦日に見受けられる「福玉の佳人」も少なくなっております。
従い年明け帰京時に「福玉」を与る事も有るとか無いとか。

そんな訳にて下記事は切通し「進々堂」さんの「福玉作り」一場面。
学生時分は毎日の様に店前を通っていたので懐かしいものです。
御値段は一番大きい「七寸玉」で大体5000円位だった様な…。

Kn20081210105200793l1祇園で「福玉」作りピーク
京都の花街・祇園甲部(京都市東山区)で、年末のあいさつ回りに来た芸舞妓(げいまいこ)にお茶屋やお客から手渡される「福玉」作りがピークを迎えている。
直径約20センチ。餅でできた紅白の半球を張り合わせ、来年の干支(えと)・丑(うし)の置物など縁起物を入れる。除夜の鐘が鳴り終わった後に中身を見るのが習わしという。
NHKの連続テレビ小説「だんだん」にも登場。祇園の老舗喫茶店「切通し進々堂」では全国から注文が相次ぎ、約800個を手作りしている。店主の藤谷攻(おさむ)さん(65)は「花街ならではの華やいだ師走の雰囲気を楽しんでもらえれば」。
(文.写真共 読売新聞12/10
より)

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●「もお~ぉ」来春の話 其の参

ミヤコ「初詣」準備ネタ第三弾。

師走も三分の一が経過、ミヤコ初詣所処では「迎春の支度」が着々と進行中。
そんな訳で下鴨さんは「巫女さんオリエンテーション」の様子です。
白衣に朱袴の巫女装束は楚々たるもの、「巫女さん萌え~」てな情景にて。

私めも三が日中に「干支土鈴」を授与賜りに参詣致しますのでヨロシクheart

Kn20081210111609189l1臨時でも巫女らしく…40人 
下鴨神社で作法学ぶ

下鴨神社(京都市左京区)で9日、正月の臨時巫女に礼儀や言葉遣いを知ってもらう説明会が行われ、学生ら約40人が真剣な表情で神社独特の作法を学んだ。
説明会は境内の供御所で行われ、参加者は白衣とはかまをまとうコツを教わり、手や口を清めて本殿に参拝。その後、2人1組で、お守りなどの授与品を渡す練習や、「ようこそお参り下さいました」「500円のお納めになります」などと、神社で使う言葉を確認した。
同神社では、31日から来年1月中旬まで臨時巫女が縁起物の授与や境内の案内を行う。指導した巫女の釣部有希さんは「巫女らしい言葉遣いと立ち振る舞いを身につけ、多くの方に気持ちよく参拝してもらえれば」と話していた。
(文.写真共 読売新聞12/10
より)

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2008.12.10

●厄除け「はふはふ」

師走ミヤコの風物詩「大根焚」。
と云って頭に浮かぶのは「鳴滝三寶寺」「千本釈迦堂」「鳴滝了徳寺」の御三家です。

三寶寺は6~7日、釈迦堂では7~8日で其々終わっておりますが、鳴滝了徳寺では昨日より催事始まり、今日迄の振舞いとなります。

然乍ら、写真を見ていると「ムショー」に食べたくなるものにて…。
と云う訳で十日午前三時、今よりミッドタウン迄大根を買いに行く所処。
今日の夕餉は一人「大根焚」と致しまする。

P2008120900070大鍋ぐつぐつ「大根焚」
右京・了徳寺 無病息災に感謝

あつあつの大根を食べてこの1年の無病息災に感謝する「大根焚(だいこだき)」が9日朝から、京都市右京区鳴滝の了徳寺で始まった。境内に据えた大鍋で煮込んだ大根から湯気と香りが立ち上り、参拝客らが師走の味覚を楽しんだ。
約750年前に鳴滝を訪れた親鸞に村人が大根を煮てもてなしたのが始まりとされ、毎年12月9、10日の報恩講に合わせて行っている。今年も亀岡産の大根約3000本が用意され、地元住民たちが一晩かけてじっくり煮込んだ。
参拝客らは、しょうゆと塩で味付けされた素朴な風味を味わいながら、冷えた体を温めていた。10日までの午前9時から午後4時まで。有料。
(文.写真共 京都新聞12/9
より)

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2008.12.09

●「プレ花灯路」 in渡月橋

最近「家の近所」ネタが多いですが…。

今週金曜日より開催される「嵐山花灯路」試験点灯の知らせが届きました。
昨年来訪客は十日間累計987,000人の繁盛振りでしたが、今年は如何なものでしょう。

三年前から始まったこの冬催事、実家の母曰く「渡月橋は綺麗やけど、ほかは大したことあらへん」と宣っておりました。
私めは直接存じ上げませんので「ノーコメント」と云う事に。

P2008120800149浮かぶ渡月橋幻想
嵐山花灯路の試験点灯

冬の嵯峨・嵐山地域を光で演出する12日からの「京都・嵐山花灯路2008」を前に、渡月橋周辺で8日夕、試験点灯があった。所々に残る山すその紅葉と渡月橋が、川面を吹く澄んだ空気の中でぼんやり浮かび、観光客らが見とれていた。
試験点灯は午後5時過ぎから6時まで行われた。計81基の照明が点灯すると、若いカップルや旅行客が「きれい」と歓声を上げ、携帯電話のカメラなどで記念撮影した。
嵐山花灯路は京都府、京都市、京都商工会議所などでつくる「京都・花灯路推進協議会」が冬の観光振興のため3年前から開き、昨年は約98万7000人が訪れたという。今年は21日まで。今回から市民団体が発行したグリーン電力証書を購入することで、使用するすべての電力を太陽光発電でまかなうことになり、環境に優しい催しをPRする。
(文.写真共 京都新聞12/9
より)

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●室礼.「炭床開き」

師走も早や一週間が経ち、ミヤコでは「大根炊き」「針供養」なぞ初冬の風物真っ盛りの今日此頃。
此処赤坂でも日暮れ刻の空色や街並みの装い、行き交う人々の態なぞ「ぼちぼち」冬本番の雰囲気が漂い始めておりまする。

と云う訳で弊亭でも本格的に冬支度、昨日よりの「炭床開き」となりました。

熾した炭の具合を眺めつつ火箸で炭を足し足し、漫ろ灰を均す。
幾歳になっても火游びは楽しいもの、「火鉢萌ぇ~」てな感じです。
暖を取るのは元より、加湿器としても活躍中。

081208_008冬に 心ゆくもの。
「さむき夜に、火櫃はじめて炭いこらすさま。
いとつきづきし。」

てな感じにて。

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2008.12.08

●ミヤコ「観楓狂奏曲.終章」

先週末の「氷雨&寒気」にて初冬の色も俄かに濃くなってきた此方トーキョー。
ミヤコでも同様の曇天模様らしく、「底冷え」下準備の気配です。

と云う訳で今季の「ミヤコ観楓の砌」も愈々最終章。
紅葉黄葉橙葉、遍く「落葉の候」にて観楓名所処でも枯枝が目立ち始めたとの事。
尤も、参道や林泉の落椛も亦「物寂びた」感があって閑雅なものですが…。

P2008120700113氷点下の「大雪」、行く秋惜しむ
古都の山々 本格的に冬支度

二十四節気の一つ「大雪」の7日、京都市内は早朝に氷点下1・8度と、今冬初めて氷点下を記録した。紅葉は最終盤を迎え、山々の冬支度も本格的に始まった。 京都地方気象台によると、最高気温は8・9度と平年を4度近く下回り、マフラーや手袋をする人の姿が目立った。
左京区の下鴨神社では、観光客らが赤や黄の落ち葉を踏みしめながら歩き、過ぎ行く秋を惜しんだ。子どもたちはせせらぎのそばで葉っぱをすくい上げ、境内を走り回っていた。
(文.写真共 京都新聞12/7
より)

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●「樅の木」サカス

一昨日のコト。
土曜日は例に由って早仕舞い、久方振りに銀座七丁目迄飲みに行く事と致しました。
で、一ツ木通りを「てくてく」歩いておりますと、この時間にしてはサカス周辺が賑やかな様子です。
ちょっくら「覗いて」みますと、如何やら今日より新しいイベントが始まっているらしく。

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【写真左】でっかい「クリスマスツリー」。
只、遅い時間と云う事もあり「チカチカ」とはしておりませんでした。
【写真右】TBS社屋前に設置された屋外スケートリンク。
大体の大きさは「小学校のプール」位でしょうか、中々小洒落たものです。
因みにチケット料金は『滑走料¥1000.貸靴料¥500(大人)』にて。

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【写真上】「赤坂BLITZ」のウィンドウに写る「赤坂Sacas」イルミネーション。
まぁ其也に綺麗なものです。

そんな所処で「写すものだけ取敢えず写し」、外堀通りに出てタクシー乗車。
予定通りテケトー銀座で飲んだくれていた「節気.大雪」未明頃でありました。

「赤坂周辺.Χmasイルミネーション」情報は下記にて。↓
赤坂サカス http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post.html   
赤坂プリンス http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post-7a70.html
ニューオータニ http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/12/post-eb5d.html

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2008.12.07

●嵯峨野.「初冬風物」

昨日より広沢池にて嵯峨野「初冬の風物」始まりました。

広沢池では十二月に入るとに一ヶ月程かけて池の水を抜き、春に放流されていた「池の幸」を水揚げする「鯉上げ」が行われます。
此等「鯉」「鮒」「諸子」「川海老」の漁獲高は約10トン。
収穫された鮮魚は市内の料亭などに引き取られる他、広沢池当地でも販売されております。

因みに「鯉上げ」後の広沢池は泥浚い等池の浄化が行われ、春先迄は「涸れ地」となった儘。是れも亦、冬の「侘」嵯峨野を象徴する風趣にて。

P2008120600107豪快に「鯉揚げ」 広沢池
京都市右京区嵯峨の広沢池で6日、師走の風物詩「鯉(こい)揚げ」が始まった。養殖業者が丸々と肥えたコイを次々と網で引き上げていく豪快な作業に、新鮮な魚を求める買い物客らが見入った。
50年以上前から毎年冬に行われており、養殖業の平岡建一さん(68)=下京区=が4月に稚魚約1500匹を放流した。約1カ月前から水を抜いてきた池には、体長40センチほどのコイが水面から姿を現し、平岡さんら数人が網を使ってすくい上げていった。
フナやモロコなども現地で販売し、さっそく主婦らが買い求めていた。平岡さんは「丸々と太った。洗いなどで新鮮なコイを味わってほしい」と話す。
鯉揚げは今月下旬まで続く。
(文.写真共 京都新聞12/6より)

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2008.12.04

●「もお~ぉ」来春の話 其の弐

師走に入った計りですが、ミヤコ各社では「迎春の支度」が着々と進行中。
「商売繁盛」の御利益で名高い「伏見さん」でも、初詣授与品準備で大童の様子です。

但し幾ら縁起物と云えど、五つ重ねりゃ「恩恵を賜れる」ものとも限らないでしょうが…。

因みに表題は「丑」年に掛けて駄洒落ってみたものにて。

「もお~ぉ」来春の話 其の壱は下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post-d044.html

P2008120300193「福かさね」 不況飛ばせ
伏見稲荷大社で迎春準備

京都市伏見区の伏見稲荷大社で3日、初詣で客に授与する縁起物「福かさね」を作る迎春準備が始まった。赤いはかま姿の神楽女らが、来年のえとの丑(うし)を描いた絵馬や稲穂などを心を込めて組み合わせた。
同大社では12月上旬から、守矢(まもりや)、ご神木の杉を使った「しるしの杉」、稲穂、絵馬、短冊の5つを組み合わせた「福かさね」を作り、新春に備える。絵馬の図柄は4種類で、日本画家の上村淳之さんや由里本出さんらが描いた。
20日ごろからはアルバイトの学生も準備に加わり、3万組以上を作る。正月三が日間、全国有数の人出となる同大社では、来年の初詣で客を三が日で250万人超と見込んでいる。
(文.写真共 京都新聞12/4より)

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●都心観黄「深更の頃」

師走に入り、弊亭も「ちょっぴり」忙しさを増してきました。
そんな「プチビジー」な今日此頃ですが、暖簾仕舞いの後にも亦「ちょっぴり」のシアワセが待っていたりするのです。

『商いを終えると神宮外苑「いちょう並木」にて一服』。
此処数日、私めのすっかりお決まりとなっているルーティーンです。
そんな訳で昨夜も「チャリンコ一駆け」して参りました。

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並木道歩道の愛すべき喫煙所。
「極上の風趣」を葉巻とウイスキ(e)ーで貸し切れるのも、深更頃ならでは。

因みに本日の献立は「パンチパンチ.カビネット」とスキットルの「67テイラー.ボンデッド」でした。
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ベンチにて紫煙を燻らせつつの一写。
振り往く落葉にて辺り一面は宛ら「黄色満面」の態、乗車待ちのタクシーも銀杏葉で「真っ黄色」。
真夜中の都心には流石に人も見ず、空疎に「呆~」けるには良いものです。

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そんな感じの「晩秋(初冬)の夜游び」ですが、外苑のいちょう並木もそろそろ散り初め。
「あと何回楽しめるかな」と思うと、枯冬の寂寞とした感と共に淋しさも去来してくるのでありました。

神宮外苑「銀杏紅葉」関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/12/post-aa0f.html

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2008.12.03

●歳時記.「冬温酒」

月曜日は初更頃より「予報外にて予定外」の冬氷雨。
その所為か昨日は冷え込みも厳しく、やおら初冬気配も色濃くなって参りました。
と云う訳にて冬季恒例、「温かいカクテル」始めております。

ホットウヰスキー
ホットバタードラム
ホットバタードラム カウ
グロッグ
ホットブランデー トディー
ホットカルヴァドス トディー
ホットブランデーエッグノッグ
ホットカンパリ
…等々。

既に「ボチボチ」出始めています。
只今一番人気は「ブランデーエッグノッグ」。
尚、アイリッシュコーヒー(ゲーリックコーヒー)はもう少し後日のリリース。

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2008.12.02

●「百花繚乱」南座顔見世

ミヤコより顔見世「花街総見」の便りです。
南座の桟敷席はさぞかし「華やいだ」風情の事でしょう。

「餅花」と「まねきの簪」の見ると、師走の到来を改めて実感するものです。

因みに「まねきの簪」とは、招き看板を配った簪に贔屓の歌舞伎役者さんの名前を入れてもらったもの。是豆知識迄。

「顔見世」番組表等、関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post-8824.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post-4e94.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post-cc85.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/09/post-e9a4.html

P2008120100142華やかに師走
顔見世の南座で花街総見

京都の芸舞妓が顔見世を観劇する「花街総見」が1日、京都市東山区の南座で始まった。美しく着飾った芸舞妓が桟敷席にずらりと並び、顔見世を一段と華やかに彩った。
花街総見は、歌舞伎界とゆかりの深い五花街の芸舞妓たちがそろって観劇する恒例行事。舞いや三味線など芸事の勉強を兼ねている。
この日は、祇園甲部の芸舞妓45人が訪れた。餅花(もちばな)とまねきのかんざしを挿した舞妓やあでやかな着物姿の芸妓らが1階両端の桟敷席に着くと、場内はひときわ華やいだ雰囲気に。観客も口々に「きれいやねえ」の声を漏らしていた。  芸舞妓たちは、人間国宝の坂田藤十郎さんの「藤娘」のかれんな舞いや、中村吉右衛門さんの「梶原平三誉石切(かじわらへいぞうほまれのいしきり)」の熱演を熱心に見つめ、拍手を送っていた。5日まで先斗町、祇園東、宮川町、上七軒の順に観劇する。
(文.写真共 京都新聞12/1
より)

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●歳時記 in「ニューオータニ」

扨、催祭事「てんこ盛り」の十二月です。
忘年会に送迎会、基督さんの誕生日が過ぎれば年末休み…。


と云う事で時宜のお題目。
先日ゲストの方々と赤坂周辺「Χmasイルミネーション」の話をしていると、ニューオータニの正面玄関でも「何かやってる」とのお話です。

そんな訳で昨夕は暖簾出し前、見物がてら「ちょっくら」出掛けてみる事と致しました。
近頃は十七時を廻るとすっかりと日暮れ時、辺りは昏黒の夜空にて。

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ニューオータニ正面玄関左側、これが件のツリーイルミネーションらしく。
電飾の色合いが「チカチカ」変わっていきます。

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ツリー下、サンタとトナカイ。
流石にこの歳では、物をねだるのも大人気無いものです。

因みにイルミネーションの点灯時間は16時から翌2時。
12月25日迄やっているとの事でした。

「赤坂周辺.Χmasイルミネーション」情報は下記にて。↓
赤坂サカス http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post.html   
赤坂プリンス http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post-7a70.html

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2008.12.01

●表構え.冬月

081128愈々師走、「@」云う間の晦月到来です。

と云う訳にて幣亭表構えも今日より衣替え、
藍色地の冬暖簾が時候を彩ります。

他にも冬の室礼は「ぼちぼち」と支度中、
「炭床開き」も来週頃を予定しておりまする。

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●イエロー マジック オーケストラ

土曜日は例に由っての秩父宮。
ウィンドウマンスも終了し、一ヶ月振りのトップリーグ再開です。
週末の昼過ぎは程好い陽気にて、ラグビー観戦には打って付けのお天気具合でした。

で、四時前に会場を後にし、チャリンコで自宅へ戻ろうとした途中の事です。
神宮外苑のいちょう並木が結構「スゴイ事」になっていました。

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【写真上】青山通り付近より二写。
一ヶ月半振りの神宮外苑、公孫樹は暫く見ない間に悉皆「黄葉橙葉」へと彩りを変えておりました。
然乍ら流石に黄葉見頃の週末都心、蠢き犇くものは「人.人.人…」「車.車.車…」。
車道も歩道も「混っ多返し」です。

果たしてこんな雑踏の中で物見遊山する気も更々無く「とっと」と外苑を後にしたのですが、ペダルを漕ぎながら不図した疑問が…。

『真夜中の「いちょう並木」は如何なっているのだろう』

 ・深夜帯ともなれば「フツーに考えて」行楽客で混雑していると云う事は無い筈。
 ・序で並木道には街路灯も燈っており、真っ暗と云う事も無い筈。
 ・更に歩道にはベンチも灰皿も有り、観黄遊興にお誂え向き。

と云う訳で早速「晩秋の夜游び」を画策。
土曜日暖簾仕舞い後、再度神宮外苑へと足を運んでみると、其処には想像していた以上の「極上の風趣」が待っていたのでした。

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「いちょう並木」左右の街路二景、遊歩道は一面の黄絨毯です。
行き交う人も皆無にて、日中の喧騒振りが嘘の様な静寂さ。
まぁ当り前と云えば当り前ですが…。

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青山二丁目交差点口ヨリ外苑中央広場を写ス。
車両中央線で無人のいちょう並木を望めるのも「深更頃ならでは」の贅沢です。

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街路灯の調光具合も程好い塩梅にて、際立つ「蒼黒」と「黄金色」のコントラスト。
差し詰め「公孫樹のマジックアワー」、と云った感でしょうか。

因みに当宵は冷え込みも然程厳しく無く、防寒対策もコートとマフラーで充分。
ベンチに腰掛け紫煙と珈琲で一服、小一時間計りの「観黄の宴」でした。

081129_006そんな訳にて少々クセになりそうな「晩秋の夜游び」。
「明日は葉巻とウヰスキーを持って出掛けよう」と目論んでいる師走朔日でありました。

 

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2008.11.30

●歳時記.「京より今日より」

本日よりミヤコ南座「顔見世」が始まりました。

…と云う事は明日から師走。
礑気付けば今年も残す所処一ヶ月、「年の過ぐる」のはホントに早いものと思いつつの
「霜月.つごもり」でありました。

「顔見世」番組表等、関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post-4e94.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/11/post-cc85.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/09/post-e9a4.html

P2008113000085待ってました! 花形役者に酔う
南座で顔見世始まる

京の師走を彩る「當(あた)る丑歳(うしどし)吉例顔見世興行」が30日、京都市東山区の南座で始まった。東西の花形役者らによる華やかな舞台が、大入りの観客を喜ばせた。
南座の顔見世は「歌舞伎の正月」といわれる。劇場正面に掲げられたまねきを見上げながら、着物姿の女性ら待ちわびた歌舞伎ファンが次々に入場した。
幕開けの「正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)」は、曽我兄弟の復しゅうを描いた舞踊劇。舞台中央から曽我五郎時宗役の片岡愛之助さんと、小林妹舞鶴(こばやしいもまいづる)役の片岡孝太郎さんが見えを切って登場すると、大向こうから「松嶋屋!」の掛け声が盛んに飛び交った。
人間国宝の坂田藤十郎さんの舞踊「藤娘」や、顔見世では初共演となる坂東玉三郎さんと市川海老蔵さんの新作「源氏物語」など、昼夜とも多彩な演目が繰り広げられた。12月26日まで。
(文.写真共 京都新聞11/30
より)

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2008.11.28

●「もお~ぉ」来春の話

私め(我が家)毎春の初詣先、「松尾さん」のオハナシ。

洛西の地にて山背国よりの歴史を有する松尾大社。
平安遷都以降は皇城鎮護神として「賀茂の厳神、松尾の猛神」と称された他面、室町期には「醸造の租神」として全国蔵元からの尊崇を集める様になり、今日でも八百万神の中にて「酒造」を司る「日本第一酒造神」として仰がれ給ふておりまする。

その松尾さんで、名物の「干支大絵馬」が早くも御目見えとの事。
因みに表題は「丑」年に掛けて駄洒落ってみたものです。

「松尾大社」関連過去ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/02/post_408d.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/01/post_f803.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/05/post_3566.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/07/post_0c0b.html

P2008112600066地面を踏みしめ、安定した1年に
松尾大社 丑の大絵馬お目見え

京都市西京区の松尾大社に25日、来年のえと「丑(うし)」を描いたジャンボ絵馬がお目見えした。境内は一足早く迎春ムードに包まれ、訪れた参拝客らが写真に収めた。
1983年から毎年この時期に境内中央の拝殿に掲げている。デザインは毎回、左京区の日本画家藤原美貞さんが手掛けており、今年は会津若松地方の民芸品「赤べこ」をモデルに描いた。
絵馬は高さ3・2メートル、幅5・4メートル。牛のほかにお酒の神様をまつる大社にちなんで杯の絵もあしらっている。
 
禰宜(ねぎ)の竹内直道さん(52)は「来年は牛のようにゆっくりと地面を踏みしめ、安定した1年にしてほしい」と話していた。
(文.写真共 京都新聞11/26
より)

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2008.11.27

●赤坂黄葉.「氷川社」

昨日は終日小春日和にて程良い陽気、そんな昼最中は「葉巻日和」。
と云う訳で、乃木神社で五日振りのデイリーシガーを燻らして参りました。
一服後、少々時間の余裕もあったので久し振りに氷川神社に寄ってみる事に。

何時も乍ら、平日の社祠は人影も疏らなものでした。
閑散とした風情が却って枯冬の訪れを感じさせるのに宜しいものでして。

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樹齢四百余年の大銀杏も今が見頃。境内もすっかり「黄絨毯」と化しておりました。
差し詰め「ミヤコの紅葉」に相対す「あづまの黄葉」と云った所処でしょうか。

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境内二題。
竹箒と掻落葉も寂寥とした季趣を漂わせています。

と云う訳で、昨秋拵えた愚首を再載。
ゆふぐれの あかさかはなれ ひとはみず おちゆくいろに ふゆみえにける

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毎年恒例、うちの間口の落銀杏。
氷川さんから弊亭迄「舞って来た」らしく。

こう云う「游び」は楽しいものです。

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2008.11.25

●歳時記.「年の瀬風情」

ミヤコは四条大橋東南詰より「師走風物」の便りです。
年の「瀬」にて加茂の「河原」なだけに、そんな「水限」とでも申しましょうか。

顔見世が始まると祇園町も繁忙期。
「師匠」も「おかあさん」も「おねえさん」も「走り回り、飛び回り、舞い回る」師走です。

そんな冗談を云いながら、礑気付けば今年も残す所処あと一ヶ月余り。
弥速、歳月の過ぎ行くのはホントに早いものでして…。

因みに「顔見世」演目.出演は過去ログ参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/09/post-e9a4.html

P2008112500071年の瀬へ、高々とまねき上げ
南座、顔見世興行で

京の師走の風物詩「顔見世興行」(30日-12月26日)を前に、恒例の「まねき上げ」が25日、京都市東山区の南座で行われた。出演する歌舞伎役者の名前を書いたヒノキ看板が高々と掲げられ、早くも年の瀬ムードを盛り上げた。
顔見世のまねきは、江戸時代から続く習わし。庵形の看板に丸みを帯びた勘亭流の文字で記す古式を伝えるまねきが残るのは、全国で南座だけとなっている。
熱心な歌舞伎ファンや観光客らが見守る中、午前9時すぎ、最後に「片岡仁左衛門」のまねきが掲げられた。「坂田藤十郎」と「中村吉右衛門」の東西の名優を筆頭に計58枚のまねきがずらりと並び、南座前は華やいだ雰囲気に包まれた。最後に、吉浦高志支配人と見物客らが清めの塩まきと一本締めを行い、興行の大入りを った。
(文.写真共 京都新聞11/25
より)

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2008.11.24

●三連休.行楽末候

過ぐるのは「@」云う間の三連休。
最終日は列島遍く雨に祟られてしまいましたが、皆々様に於かれましては如何お過ごしの事だったでしょうか。

私めは「北の大地」で「飲んだくれ食い倒れ」。
例に由っての鈍ら連休を満喫して参りました。

一方で我が地元「観楓のミヤコ」は予想通りの混雑振りだった様子です。
そんな中でも紅葉行楽地のツートップ、東福寺と嵯峨嵐山の「
押し合い圧し合い」情景を二題計り。

尤も今秋の「ミヤコ観楓」最盛期は来週頃と云う噂…。

紅葉も人出も最盛期 3連休初日 京は行楽日和
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 3連休初日の22日、京都市内は好天に恵まれ、行楽日和となった。冷え込みもやや緩み、一段と鮮やかさを増した紅葉を目当てに、市内の社寺など観光名所では大勢の人出でにぎわった。
京都地方気象台によると、この日の最低気温は平年より1・8度低い4・4度で、日中は14度ほどまで上がるという。
京都市東山区の東福寺境内は、深紅に染まったモミジで彩られ、訪れた家族連れやカップルらが、日差しを受けて輝く紅葉を満喫していた。
気象台によると、連休中の気温は平年並みかやや高めで24日は雨が降る見込み。


20081122連休初日午前10時過ぎの風景。思ったほど込んでない印象。
最近多くなってきたのがレンタサイクルと人力車、別にマナーが悪いわけでもないのだが込んだところでは結構かさばる。有名寺院の門前にはずらり並んで写真のじゃまにも。
昨日化野念仏寺のビデオ取材に行った部員の話では12時頃に大覚寺から嵐山行きのバスに乗ったのだが信号が4回変わっても微動だにせず。次の取材の約束があったので「ここで降ります」となったそう。公共交通機関を利用と言っても動かないのではどうにもならない。やはりここは徒歩と電車とレンタサイクルか。
(文.写真共 京都新聞11/22より)

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2008.11.20

●ミヤコ「観楓狂奏曲.序章」

愈々「ミヤコ.観楓狂奏曲」の開演が間近に迫って参りました。
そんな中「清水さん」夜間拝観では、早速キ○ガイじみた錯綜振りの様子。

連休前の平日にも関わらずこの有様、週末三連休には「扨果」如何なる事やら…。

因みに昨年の「ミヤコ.阿鼻叫喚紅葉リポート」過去ログは下記参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/11/index.html

最後に御忠告を兼ねて…。

今週末三連休のミヤコで「絶対近づいてはならない」所処を挙げておきます。
 ・昼中10時以降の東山界隈A(銀閣寺~法然院~永観堂~南禅寺)
 ・昼中10時以降の東山界隈B(青蓮院~知恩院~八坂神社~高台寺~清水寺)
 ・昼中11時以降の嵐山界隈(天龍寺、渡月橋周辺)
 ・昼中11時以降の嵯峨野界隈(大覚寺~祇王寺~二尊院)
 ・昼中11時以降の大徳寺高桐院
 ・東福寺終日
 ・知恩院、高台寺、清水寺の夜間拝観

序で、比較的混雑具合のマシ(であろう)な所処を挙げておきます。
 ・昼中11時迄の清滝、三尾(神護寺、西明寺、高山寺)
 ・昼中11時迄の大原方面
 ・昼中ど真ん中以外の赤山禅院

序で、以外に空いている(であろう)な所処を挙げておきます。
 ・京都御所全般
 「魚常」さんで仕出し弁当でもお願いして、清所御門前で頂くなぞ宜し。
 ・丸太町以北の鴨川全般
 「出町ふたば」さんで豆餅でも買って、鴨川東岸を食べもって散歩するのが宜し。
 ・清滝~高雄間の東海道遊歩道全般
 早朝に神護寺(or清滝)へ伺って、のんびり観楓ハイキングでもするのも宜し。

と、まぁ何かの参考にでもして下さい。

P2008111900109清水寺、夜間拝観長蛇の列
3連休の警戒強める

清水寺(京都市東山区)の秋の夜間特別拝観で、開門時刻を大幅に繰り上げる日が続いている。連日、開門を待つ参拝の人で長蛇の列ができるためだ。昨秋は身動きが取れないほどの人込みとなり「将棋倒しの危険」を感じた人もいた。寺側は22日からの週末の3連休が人出のピークとみて、警備態勢を強めている。

■連日、開門繰り上げ
今秋の夜間拝観は13日から12月7日まで。開門は例年通り午後6時半だが、最初の週末となった15日は、午後5時半には約200メートルの列が門前の坂にできた。このため、寺側は危険防止のため開門を1時間近く早めて午後5時35分に門を開けた。
夜間拝観の間、寺は午後5時半に昼の拝観を終え、いったん閉門する。拝観料が昼間(300円)と夜間(400円)で異なり、夜間は土産物店でつくる清水寺門前会が警備や発券を担うなど、受け入れ態勢が変わるためだ。
寺の関係者の話では、夜間拝観の人出は年に5-7%ずつ増えている。さらに、秋は春の夜間拝観の2倍近い人が詰め掛ける。周辺の交通渋滞で昼間の拝観に間に合わず、夜間に回る人も少なくない。

寺側は2000年ごろから開門時刻の繰り上げを増やし、昨秋から初めて5時台まで繰り上げる開門に踏み切った。今秋も初日から55-45分繰り上げている。
昨年の勤労感謝の日(23日)は過去最高の2万7000人が夜間拝観に訪れた。開門を待つ列が産寧坂から二年坂、高台寺近くまで約600メートルも延び、夜間拝観を待つ列と昼間の拝観を終えて坂を下る人が門前で交錯した。
土産物店の店主は「かつてない混雑で、身動きが取れない状態だった」と振り返り、団体客を案内したバスガイドは「将棋倒しの怖さを感じた。明石の歩道橋事故のような惨事が起こらないようにしてほしい」と訴える。

 門前会は今秋、120人で警備などに当たっている。田中博武会長(63)は「観光客に迷惑が掛からないようにするのが第一。今週末も事故が起きないように万全を期したい」と話す。清水寺は「開門時刻前後が最も込むので、できれば行列が緩和される夜8時以降、閉門の9時半までの拝観をお勧めしたい」と呼び掛けている。
(文.写真共 京都新聞11/19より)

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2008.11.19

●歳時記「立冬末候」

先週中頃から程好い「小春日和」の続いてゐたトーキョーですが、昨宵より次第に冬型の気圧配置強まり、寒波襲来とのお天気概況。
「雉が海に潜りて蛤となる」侯に合わせたかの如く、今暁から冷え込み厳しくなって参りました。

日中も寒さ和らがず頬に当たる風は師走のそれ、通りを行き交う人々の身装りもすっかりと「冬の身支度」。
街角の情景からも「秋の終わり」を感じずにはおられません。

日毎肌寒さ募るそんな折節、皆々様に於かれましては御自愛の程を。

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●「酒ほが忌」

今日十一月十九日は吉井勇の日です。
特に「○○忌」とか云う弔称は無かったように覚えていますので、表題に就いては勝手に駄洒落ってみました。

と云う訳でして故人を偲び左褄三首を献歌に変えて。
(歌集「祇園歌集」より抜選)

白き手が つとあらはれて蝋燭の 心を切るこそ艶まかしけれ

寂しさに 加茂の河原をさまよいて 蓬を踏めば君が香ぞする

秋江が 閨の怨みを書く時を 秋と云ふらむ京の仇し寝

尚、吉井勇関連の過去ログは下記参照の事。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/11/post_6c6e.html

…と、まぁ昨年同日のコピペで失礼致しました。

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2008.11.16

●「電飾サカス」

昨日土曜日は夕刻、暖簾出し前の事です。
赤坂駅前の文教堂書店へ雑誌を買いに行ったその帰り、赤坂Sacasが青や緑にと「チカチカ」光っておりました。

如何やらXmasを前にしてのイルミネーション、そう云えば金曜日からそんなものが始まるとTBSの人が仰っていらした様な…。
未だ一ヶ月以上先なのに気の早いものです。

然乍ら「素通り」するのも勿体無いものでして、従い地元在住にも関わらず観光客宜しく「パシャパシャ」して参りました。

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【写真左】アネックスとBIZタワー間のペーブメントより。
ビル上空間隙にも電光飾が施されておりました。
【写真右】大階段辺りより望む「赤坂BLITZ」「赤坂ACTシアター」方面。
ACTシアターでは来週から中島みゆき嬢、「夜会」が公演されます。

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【写真上】サカス坂北側より一写。
イルミネーション自体は取り立てて騒ぐ程の規模でも無いのですが、まぁ「散歩の序で」位のネタとして取り上げてみたものです。
そんな具合にて。擱筆。

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2008.11.13

●歳時記.「樅の木の頃」

何時もの事乍ら夕刻五時過ぎは「みすじ通り西入ル」蕎麦屋で早めの夕餉、本日の献立は天麩羅蕎麦(大)と白御飯。

暖簾を出た後は腹熟しと計り食後の散歩、テケトーに見附周辺をぶらぶらする事に。
入相刻もめっきりと早くなり、薄暗さも増す今日此頃です。
そんな中、弁慶橋辺りで早くも年末の風物詩を目にする事となりました。

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と云う訳で「赤プリ」「グラプリ赤坂」恒例、Xmasツリーのイルミネーション。
サントリーさん旧本社隣にも関わらず、ホテル入口には「KIRIN」さんのリボンが。

因みに11月6日から来月25日迄のライトアップだそうです。
輓近はサンタの出番も随分早い様でして…。

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2008.11.08

●「枕のしたを水のながるる」

今日十一月八日は巽橋白川畔にて「かにかくに祭」。
仔細彼是に就いては昨年記述済なものでして省略致します。


「吉井勇」詳細に就いては下記にて。↓

http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2007/11/post_6c6e.html

因みに吉井の日は十一月十九日にて、「かにかくに祭」当日ではアリマセン。

P2008110800096祇園愛した歌人に献花
「かにかくに祭」で芸舞妓ら

祇園を愛した歌人吉井勇(1886-1960)をしのぶ「かにかくに祭」が8日、京都市東山区元吉町の白川のほとりで営まれた。雨の中、芸舞妓らが歌碑に白い菊の花をささげた。  
吉井は1909年に北原白秋らと文芸誌「スバル」を創刊。「都をどり」の作詞も手掛けたほか、晩年は京都に住んで祇園の花街に通い、「かにかくに 祇園はこひし 寝るときも 枕のしたを 水のながるる」と詠んだ。かにかくに祭は毎年、吉井の友人の谷崎潤一郎らが歌碑を建てた11月8日に祇園甲部組合が営んでいる。
午前11時すぎ、あでやかな着物姿の芸舞妓4人が、祇園新橋近くに立つ歌碑に白菊を供えると、集まった大勢の観光客らが盛んにカメラのシャッターを切っていた。
(文.写真共 京都新聞11/8より)

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2008.11.07

●「冬の味覚」解禁

丹後では一昨日より松葉ガニ漁が解禁となりました。
愈々「カニみそ」「カニめし」「カニ鍋」「焼きガニ」の時節到来です。

因みに今年の分布調査では雄の数が87%増、コッペは51%減(例年比)との事。
尤もその分安くなるとは思えませんが…。

P2008110600098さあ、冬の味!
府北部でズワイガニ漁解禁
日本海の冬の味覚・松葉ガニ(ズワイガニ)漁が6日、一斉に解禁された。京都府北部の漁港では午前中、捕れたばかりのカニが次々に水揚げされ、市場へ運ばれた。午後から、府漁連間人市場(京丹後市丹後町)など4市場で初競りが行われる。
府内では舞鶴市、丹後町、網野町の3漁協所属の底引き網漁船計15隻が5日夜に出港。丹後半島の沖合約20キロ-30キロの漁場で、6日午前零時の解禁と同時に一斉に網を入れた。
京丹後市丹後町の間人港には、午前9時半ごろから漁船5隻が次々と帰港した。船員たちは水揚げ後、大きさで区別する仕分作業にあたるなど、午後1時開始の競りの準備に追われた。
丹後町漁協に所属する「蓬莱丸」の池田実船長は「初日はべたなぎに恵まれた。今シーズンは大漁を期待したい」と話していた。
宮津市鶴賀の府漁連宮津市場には、午前11時前から、大型トラックでカニが運び込まれた。漁連の関係者らがカニの詰まったトロ箱を順に降ろし、午後の初競りに備えた。
漁期は雄ガニが来年3月20日まで、雌ガニは来年1月10日まで。
(文.写真共 京都新聞11/5より)

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2008.11.05

●「師走風物」準備風景

ミヤコ師走の風物詩、南座「顔見世」準備のお知らせ。
「少し早い知らせですが」とか云っているうち、気付けば師走になっているんでしょう。
霜月の過ぎていくのも「@」云う間です…。

今冬南座「顔見世」詳細は下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/09/post-e9a4.html

P2008110500051役者の名前、白板に黒々と躍る
師走彩る「まねき書き」始まる
南座(京都市東山区)の「吉例顔見世興行」(30日-12月26日)を前に、出演する歌舞伎役者の名前を看板に書き入れる「まねき書き」が5日、左京区東大路通二条下ルの妙伝寺で始まった。東西の人気役者の名前が、白木の板に黒々と躍った。まねきは江戸時代中期から見られるようになった庵形の看板で、大入りを願い、内側に丸まった独特の字体「勘亭流」で書かれる。昨年に続き、歌舞伎の名跡・片岡仁左衛門家の墓がある同寺で作業が行われた。  
ヒノキの板は、長さ1・8メートル、幅30センチ、厚さ3センチ。今年で13年目になる書家川勝清歩さん(75)が、清酒とニカワを混ぜた墨をたっぷりと含ませた筆を力強く下ろし、5年ぶり出演の坂東玉三郎さんや上方の人気役者片岡仁左衛門さんらの名前を丁寧に書き上げた。今年のまねきは計60枚で、25日朝の「まねき上げ」で南座正面に飾られる 。
(文.写真共 京都新聞11/5より)

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2008.10.30

●「爽秋」の知恩寺にて

「ミヤコ.古本まつり」の殿を務めます「秋の百万遍」が明日より始まります。

私めも土曜日より勇躍上洛、
久方振りに知恩寺へ伺う予定です。
三連休はお天気も上々との予報、良かった良かった。

詳細は過去ログ及び下記記事参照の事。↓

http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/10/post-a05e.html

1225175177_photo京都・知恩寺で「古本まつり」-
古書店16店参加、オークションも

京都の若手古書店が集まる「京都古書研究会」は10月30日から、百萬遍知恩寺(京都市左京区田中門前町)で「第32回秋の古本まつり」を開催する。
同会は東京に良い本が集中してしまう状況を変え、京都の古書業界を振興することを目的に1977年に創立。古本を売る研究を行い、各店舗の運営に反映してきた。現在では各店舗の二代目が中心になり運営。毎年、春に京都市勧業館(みやこめっせ)で「春の古書大即売会」、夏に下鴨神社糺の森で「納涼古本まつり」を開催し、「秋の古本まつり」と合わせて「京の三大古本まつり」を展開している。
「秋の古本まつり」には京都の古書店16店舗が参加し、20万冊の古本を出品。普段店頭では並ばないような本も並ぶという。同30日(9時15分)には「古本供養」も行う。各店舗で売れない本や残ってしまった古本を「百萬遍念仏大念珠繰り」により供養し、来場者とともにお参りする。「燃やさない、つぶさない」をコンセプトに、供養を済ませた本が出品するチャリティーオークションも行う。来場者の声で競るオークションで、例年白熱した競りが見られるという。
同会の草木篤男さんは「捨てるのではなく、誰かの手元に持ってもらえれば。特に子どもに本を読んでもらいたい。オークションの売上金は本を集めている子供の活動団体へ寄付できれば」と話す。チャリティーオークションは、30日=11時、11月1日=12時、2日=11時・14時に会場内で開催する。
同イベントに合わせて、同会は二代目が中心となり新機関誌「出帆」を創刊した。「これから努力していき、新しいこともどんどんやっていきたい」と草木さん。
11月3日(13時30分~16時)には阿弥陀堂内で「特選オークション」も開催。三島由紀夫関係雑誌、女学生の友附録、吉田松陰筆詩文、火の鳥扉絵原画などさまざまジャンルの出品があるという。同オークションカタログは「出帆」と合本し、100円で開催期間中に販売する。
開催時間は10時~17時。11月3日まで。
(烏丸経済新聞10/28記事より借載 http://karasuma.keizai.biz/
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2008.10.29

●旧暦「神無月」の頃

えー今日は10月29日、即ち本日より旧暦の神無月と成増。
従い八百万の神々は出雲へ一ヶ月の慰安旅行へ向かわれている事でしょう。

と云う事は…。
弊亭軒先の守護を司る、祇園祭八坂さんの粽(素戔嗚尊)も伏見稲荷さんの小鳥居(宇迦之御魂大神)も、暫くの間「御利益ゼロ」と云う事になってしまいます。

然し其処は抜かりの無いもの。
先日の「神在月.出雲巡礼」で戴いてきた各種防災設備が「此処ぞと計り」、役に立つのです。

081028_003
【左】出雲大社.荒垣内で拾ってきた石を用いた、霊験灼かな関守石。
弊亭店仕舞い中は、磐座として戸口に御鎮座。
亭内に紛れ込もうとする所有「災厄」はこれでシャットアウト。
【右】出雲大社さんで授与賜ったミニ叶鈴。
営業中は、魔除厄除として暖簾裏面に御鎮座。
亭内に紛れ込もうとする「魑魅魍魎」の類はこれでシャットアウト。

出雲の神様には旧暦十月中(11/27迄)、弊亭玄関の守護をお願いしております。
是にて「神無月」の備えも万全、と悦に入っている私めでありました。

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2008.10.28

●続.ミヤコ「観楓状況」

「何とか」と秋の空…。
云うも及ばず『変わり易いもの(序で補足するなら「扱い難いもの」)』の喩えですが、此処数日のトーキョーでは諺通りの「移り気な空模様」が続いております。

梅雨を思わせるかの蒸し暑さに夏を思わせる様な夕立。
かとすれば俄然冷え込み厳しくなり、深秋本番の肌寒さ…。

そんな訳にて、ミヤコでも足早に寒秋気配が進んでいる様子。
洛外山峡ではちらほらと「紅葉.色付き始め」との報でした。

P2008102700171色づく紅葉、秋空に映え
右京・神護寺

京都市内の山沿いの社寺などで、ようやく木々が色づき始めた。右京区梅ケ畑高雄町の神護寺では、27日までに3割ほどが紅葉し、参拝に訪れ人たちが秋晴れとのコントラストを楽しみ、秋の深まりを感じていた。
紅葉は、最低気温が5度以下になると一気に進むとされる。京都地方気象台によると、市内の10月の最低気温は平年より高く、10度台で推移している。
山の中腹(標高約300メートル)にある神護寺は平地より気温が低く、3000-4000本のモミジのうち、金堂の周囲などの木々が10月中旬から赤く染まり出した。
京都市内の紅葉は例年同様、11月中旬が見ごろという。府立植物園は「10月下旬から朝晩に冷え込めば、きれいに色づくのでは」とみている。
(文.写真共 京都新聞10/27より)

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2008.10.23

●「ミヤコ祭事」10/22二題

昨日のミヤコは昼に「平安神宮」例祭、夜に「由岐神社」奇祭が行われました。
平日と云う事もあり、遊山客は合わせて18000人強とやや少な目。

と云う訳で、そのダブルヘッダー祭事の様子です。

P2008102200082 「京の1100年」都大路練る 時代祭
秋の古都を彩る時代祭が22日、京都市内であった。総勢約2000人の時代列が都大路を練り歩き、京の歴史を明治維新から平安時代へとさかのぼってみせた。沿道には1万2000人(正午現在、京都府警調べ)が繰り出して、動く時代絵巻を満喫した。
左京区の平安神宮で祭神を2基の鳳輦(ほうれん)へうつす神事が行われた後、午前9時、神幸列が上京区の京都御所へ向けて進んだ。
時代列は正午、御所の建礼門前を出発した。軍楽隊が奏でる「ピーヒャラ、ラッタッタ」の調べが列を先導する。幕末のヒーロー、江戸幕府の上洛列、戦国武将が時代考証に基づいた装束で続いた。
昨年加わった室町時代列は29人増員した。足利将軍列は威勢を増し、風流に舞い踊る洛中風俗列の笛と太鼓は大きく響いた。千年紀を迎えた源氏物語の作者・紫式部はひときわ注目を集めた。
今年は、「ミス・インターナショナル世界大会」に参加する各国代表の女性が列の前を歩いた。
時代祭は平安京遷都1100年の翌年の1895年に始まり、今年は104回目を迎えた。
(文.写真共 京都新聞10/22より)

P2008102200199大松明、雨中勇壮
鞍馬の火祭

「鞍馬の火祭」が22日夜、京都市左京区鞍馬本町の由岐神社一帯で営まれた。雨を吹き飛ばすかのように大松明(たいまつ)の激しい炎が舞い、「サイレヤ、サイリョウ」との勇壮なかけ声が秋の夜空に響いた。
10世紀半ば、同神社が京都御所へ移される時に沿道でかかり火がたかれた故事にちなむ。「京都三大奇祭」の一つ。
日没とともに鞍馬の家々の前にかがり火がともされ、長さ5メートルの大松明を若者が担いで街道を練り歩いた。
午後8時半ごろ、鞍馬寺の山門前に大松明が集結すると、祭りはクライマックスに達した。バチバチと激しい音をたてて火の粉が舞い上がり、若者の手拍子とかけ声もいっそう高まった。午後9時40分、石段の上から下りてきた黄金色の神輿(みこし)が炎に照らし出されて輝く姿に、観衆は酔いしれた。
下鴨署によると、約6300人が繰り出した。
(文.写真共 京都新聞10/23より)

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2008.10.20

●「時代祭」二日前

早いもので明後日は時代祭です。
そんな訳で関連記事なぞを。


序で余談迄。
時代祭は平安神宮の例祭にて、御祭神二柱は桓武さんと孝明さん。
従い後醍醐さんに反旗を翻した「逆賊」足利尊氏と以下室町将軍は百十二年の間、祭への参列が許されませんでした。
然乍ら2007年に漸く尊氏さんの参加が寛恕され、昨年よりやっとこさ「室町列」の登場となった次第でありました、とさ。

時代祭の行列、詳細に図解
パンフ一新 1000人余り衣装など忠実に

P2008102000051
京都三大祭りの一つ、時代祭(22日)のカラーパンフレットが今年、一新される。行列をイラストで掲載。裃(かみしも)のお供を除く1000人余りを衣装や小道具まで忠実に絵で表し、時代祭を楽しく分かりやすく伝えている。
昨年から室町時代列が加わったのを機に改訂した。「行列の全体像が一目で分かるように」(平安神宮)とイラストを取り入れた。
約2000人の行列のうち、役がついている人を中心に1071人を1-2センチの大きさで描いた。馬車に乗った名誉奉行の京都市会の正副議長に始まり、維新勤王隊列から最後を行く神幸列の弓箭組列、各時代の旗を持つ人や馬を引く人まで掲載した。馬の向こう側に人の足だけ見えたりと遊び心もあふれる。
カラー写真もふんだんに使い、列の全景や主な登場人物と衣装や設定を説明する。英訳もつけている。
大きさはA4判で、昨年までのパンフレットより一回り大きくした。祭り当日、沿道で販売する。34ページ、800円。
(文.写真共 京都新聞10/20より)

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2008.10.17

●「記紀」の島より

「あわじしま いやふたならび あづきじま」
国生み以来の歴史を把持し「古事記」「日本書紀」にも祖の名が見える阿豆枳辞摩。
神代末には応神天皇御遊幸の軼事も伝えられており、冒頭の歌はその際の御玉製とされています。

そんな「やんごとなき」由緒を有する小豆島から「例のモノ」が届きました。
毎秋恒例「新漬オリーブ」、昨年に比べ半月程早めの入荷です。

081016収穫したてのオリーブを薄濃度塩水に短期間漬け込むのみ、オイリーにてナッティーな風味は正しく「オリーブ」そのもの。種子系果実由来の旨味を損なう事無く作られています。

「コクテールの王様」のチャームも、暫くはコレにて。

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2008.10.15

●「秋」先斗町

扨、早いもので神無月も中日を迎えました。
そんな訳にて「ミヤコ」十月の花街演舞会、殿を務めますは先斗町。
明日から「水明会」が開幕致します。
下記事は本日「大ざらえ」の様子にて。

嘗て「鴨川をどり」が春秋二回公演だった頃、この時期は「秋の鴨川をどり」が催されていましたが、平成十年より「をどり」が春に一括。
今日の様な季節割りとなりました、とさ。

P2008101500095芸妓たちの舞 華麗に魅了
先斗町歌舞会「大ざらえ」

先斗町歌舞会の秋の舞踊公演「水明会」(16-19日)を前に、けいこの総仕上げに当たる「大ざらえ」が15日午前、京都市中京区の先斗町歌舞練場であり、芸妓たちが優美な舞を見せた。  
水明会は1930(昭和5)年に始まった伝統のある舞踊会。95回目の今回も舞妓は出演せず、芸妓のみ31人が日ごろ精進を重ねてきた技芸を披露する。大ざらえは踊りの師匠らが見守る中、本番同様に行われた。
幕開けは、東京・浅草かいわいの四季の風情をつづる長唄「都風流」で、2人の芸妓がしっとりと踊った。荻江「深川八景」、清元「雪月花」と続き、最後に水明会では48年ぶりとなる常磐津の大作「戻駕(もどりかご)」で、芸妓2人が刀を抜いての立ち回りを華やかに演じた。
公演は連日4時開演。有料。先斗町歌舞会TEL075(221)2025。
(文.写真共 京都新聞10/15より)

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2008.10.13

●「神無月」に「神在月」の地より

神無月つまり旧暦の十月、八百万の神々が出雲へ集まって諸国がお留守になるということは多くの人が知っていよう。
(中略)そこで私が疑問に思っていたのは、それだけの神様をわざわざ出雲へ集めて、いったい何を話し合っているのかということであった。

(中略)その日、下宿の辞典を調べてみて、恐るべき事実を私は目の当たりにした。

そこには、八百万の神々は出雲で侃々諤々の論争の末に、男女の縁を決めるということが書いてあった。たかが運命の赤い糸を結んだりほどいたりするために、諸国の神々がわざわざ一堂に会するという。
思わず私は神々に対する怒りで震えた。


もっとほかにすることはないのか。
(森見登美彦「四畳半神話大系」より抜粋)



…と云う訳で私め、現在「神在月」の地は出雲に訪れております。

081014_008出雲大社、美保神社、神魂神社、大神山神社…。
神祠巡礼三昧の三日間にて。
櫨、葦海老、蜆、出雲蕎麦…。
舌鼓三昧の三日間でもあります。

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2008.10.11

●十三夜

今宵は旧暦の9月13日、所謂「十三夜」です。
先例を遡れば宇多.醍醐帝以来、由緒正しき観月の慣わし。
古の大宮人も詩歌に管弦に、秋の雅趣を楽しんだ事でしょう。

私め「中秋.十五夜」は毎年「ミヤコの月」を愛でに帰京致しますが、「後の観月」迄は流石に難しいもの。
従い十三夜は何時も「あづまの月」を眺めておりまする。

081011_006と云う訳で、朝方より降りそぼっていた秋雨も昼時には止んだ様子にて一安心。
人影も疎らな週末の赤坂で少し計りのお月見を是一興、弁慶橋より「秋の風趣」を楽しんで参りました。

漂う雲間から覗き見えるは「秋の朧」。
「十三夜に曇り無し」の口碑、今年も嘘はありませんでした。

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2008.10.10

●「秋」宮川町.開幕

昨日記事の続篇。
只今ミヤコ「秋の演舞会」は宮川町.上七軒同時進行中です。

P2008100900176_2群舞やお囃子 華やか
宮川町歌舞会「みずゑ会」

宮川町歌舞会の秋の公演「みずゑ会」が9日、京都市東山区の宮川町歌舞練場で始まった。芸舞妓がけいこを重ねた舞やお囃子(はやし)を披露、観客が華やぎのある芸を楽しんだ。
冒頭の「松づくし」では、あでやかな振り袖姿の舞妓9人の群舞に加え、笛や小鼓など鳴り物も5人の舞妓が務め、華やかに開幕を祝った。
33年ぶりの上演の長唄「太秦詣」では、広隆寺(京都市右京区)の牛祭の様子を、鬼などの面をつけた芸妓たちがコミカルな振り付けで表現。上方の風情が漂う常磐津「夕月船頭」、清元「吉野山」の後、「宮川小唄」でにぎやかに締めくくった。
12日まで毎日、午後4時開演。芸舞妓計68人が日替わりで出演する。同歌舞会Tel:075(561)1151。
(文.写真共 京都新聞10/9よ
り)

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2008.10.09

●「秋」上七軒

ミヤコ「秋のをどり」は本日より第二段、「宮川町」「上七軒」で開幕と成増。
下記事はそんな上七軒.前夜祭の様子。

黒紋付の麗姿は矢張り宜しいものにて。

P2008100800155格調高く上七軒寿会 前夜祭
13日まで

上七軒歌舞会の秋の公演「第60回寿会」(9-13日)の前夜祭が8日、京都市上京区の上七軒歌舞練場であった。芸舞妓26人が優美な舞やユーモラスな舞踊劇を披露し、招待客が花街の芸を堪能した。
舞台は、清元「薫る寿」で幕開け。黒紋付き振り袖姿の舞妓6人が格調高く舞った。続く長唄「扇の四季」では、芸妓の素踊りで四季の風情をつややかに描き、長唄「ねずみ」では、ねずみの姉妹が人間の娘に化け、ねずみ取り売りの男を色香で惑わせ懲らしめる様子を芸妓たちがコミカルに演じた。
千羽鶴などを使った上品な踊りが楽しめる清元「折紙」に続き、終幕の長唄「船弁慶」では、芸妓が静御前と平知盛を一人二役で踊り分けて幽玄の美を表現し、観客を引きつけていた。
連日、午後4時開演。入場料6000円。同歌舞会Tel:075(461)0148。
(文.写真共 京都新聞10/8より)

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2008.10.03

●「秋」宮川町

ミヤコ「秋のをどり」は只今甲部で花盛り中。
続いて
来週木曜日からは宮川町「みずゑ会」、その舞台稽古の報が届いております。

そう云えば太秦の「牛祭」ももう直ぐにて。

P200810020016433年ぶり「太秦詣」披露
宮川町歌舞会、9日から秋公演

京都五花街の一つ、宮川町歌舞会(京都市東山区)は、秋の公演「みずゑ会」(9-12日)を前に、宮川町歌舞練場での舞台げいこを報道関係者に公開した。今年は長唄「太秦詣(もうで)」を33年ぶりに上演する。芸舞妓らが念入りに所作を確かめた。
「太秦詣」は上方舞の楳茂都(うめもと)流の舞で、京都三大奇祭の一つとされる広隆寺(京都市右京区)の「牛祭」の様子を写実的に描いた珍しい演目。芸妓たちが赤鬼、青鬼や見物人に扮(ふん)してコミカルに舞う。楳茂都流の演者らが1975年に国立劇場(東京)で披露して以来、上演されていなかったが、今回は来年のえとの丑(うし)にちなんで選んだ。
舞台げいこでは、大きな面をつけた芸妓たちが足を踏み鳴らしたり、振り付けを確かめながら舞った。
公演は連日午後4時開演。芸舞妓総勢68人が日替わりで出演し、舞妓の群舞による上方唄「松づくし」や華やかな地唄「花かづら」など一日五演目を披露する。宮川町歌舞会Tel:075(561)1151。
(文.写真共 京都新聞10/2より)

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2008.10.01

●「長月」晦/「神無月」朔日

「秋の長雨」とはよく云ったもので、今週に入り日毎「秋霖」の空模様。
トーキョーでは引き続き明後日迄「憂鬱なお天気」との予報です。

そんな「秋黴雨」続く折節、入相の頃ともなると「涼秋」を通り越し「寒秋」の気配にて。

081001_002と云う訳で、五月より「開けっ放し」だった弊亭玄関も昨日より「戸を閉てて」おります。

引戸一つの装いだけでも「秋の彩り」は深まるもの。
なんて事を思いつつの
「長月.つごもり」越し「神無月.朔日」でありました。

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2008.09.26

●「秋」祇園甲部

本日は「彼岸の末」にて、今月も残す所処あと四日となりました。
「長」月とは名計りにて
、九月の過ぎ行くのも早いものです。

そんな訳で来月からはミヤコ「秋の演舞会」も順次開幕。
先ず先鞭をつけるのは甲部.温習会。
下記は「大ざらえ」の一コマにて。

P2008092600107精進重ね芸輝く
東山区で温習会「大ざらえ」

京の花街・祇園甲部の芸舞妓が出演する秋恒例の「温習(おんしゅう)会」(10月1―6日)を前に、稽古(けいこ)の総仕上げとなる「大ざらえ」が26日午前、公演会場の祇園甲部歌舞練場(京都市東山区)で始まった。
温習会は精進を重ねた芸を芸舞妓が一般に披露する舞台。今年は舞妓35人を含む121人が出演する。
この日の大ざらえでは、華やかな着物姿の舞妓11人が並んで舞う上方唄「ひとつくずや」を皮切りに、今年新たに伝統伎芸保持者に選ばれたベテラン芸妓の竹葉さんの舞踊「雁金」など多彩な演目を本番さながらに稽古。京舞井上流家元の井上八千代さんら師匠が、客席から念入りに所作を指導していた。
温習会は連日午後4時開演。出し物は日によって異なるが、各日7演目ずつを上演する。料金は指定席8000円、自由席4000円。問い合わせは主催の祇園甲部歌舞会TEL075(561)1115へ。
(文.写真共 京都新聞9/26より)

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2008.09.24

●「東の岩泉 西の丹波」

秋の「味覚の王様」にて「価格の暴君」マツタケ様。
その中でも更に「やんごとなき」御方、丹波様が一昨日初入荷致しました。
市中一般に出回るのはもう少し先になるとの事、尤も出回っても「どーにも」なるもんぢゃありませんが…。

P2008092300026大振り 秋の味 丹波産マツタケ初入荷
秋の味覚を代表する丹波産マツタケが22日、京都市中京区寺町通三条上ルの特産物専門店「とり市老舗」に初入荷した。例年に比べて4、5日遅いが、すっと伸びて形が良い大振りのマツタケが、店頭のかごに置かれた。
同日夕方、約120グラムのマツタケ2本と、約80グラム1本が入荷した。右京区京北町産で、初物を予約している料亭に回すという。
今年は残暑が厳しかったが、ここ数日、気温が下がり、雨も降ってマツタケが顔を出したという。同店は「入荷した初物は身が締まっており、今年は期待できそう」と話す。丹波産の入荷ピークは10月中旬で、最盛期の販売価格は100グラム1万-1万5000円程度と見込んでいる。
(文.写真共 京都新聞9/23より)

下記は御近所ネタ。
赤坂松葉屋さんの「マツタケ事情」です。

1222050791マツタケ専門店「赤坂 松葉屋」
「松茸づくしコース」始める

マツタケ専門店「赤坂 松葉屋」(港区赤坂3、TEL 03-3583-9595)は8月30日より、旬のマツタケをふんだんに使用した「松茸づくしコース」の提供を始めた。
マツタケの総菜や贈答品の販売をメーン事業として展開する「松葉屋」は、約30年前に関西から赤坂に移転、マツタケ料理専門に提供する同店の営業を始めた。例年、マツタケの季節である秋にマツタケをふんだんに使用したコース料理を提供する。
「四季を通じてマツタケ料理を提供することを一つの柱としている」と同社・販売企画室の平井文恵さん。年間を通してマツタケを提供できるような独自の調理方法を開発。秋以外でも飛騨牛やフグなどの旬の食材を使用した料理をメーンに、調理を施したマツタケ料理も提供する。
旬の季節となる秋には、他の季節では味わえない新鮮なマツタケを生で食べられるコース料理を用意。「秋に新鮮なマツタケを味わっていただきたい。他ではできないことをやりたい」という同社オーナーの信念に基づき、低価格でコースを提供する。独自のルートによりコストを抑え、低価格でのコース料理の提供を実現させているという。
「昨年も多くの予約をいただき、230%近くの問い合わせがあった。お客様の期待に添えられるよう、今年は営業時間を拡張して土曜・日曜・祝日のランチも行う」と平井さん。土曜・日曜・祝日のランチ限定で提供する「松茸コース」(5,250円)のメニューは、先付け、土瓶蒸し、松茸の天麩羅、松茸たっぷり炭火焼、松茸と飛騨牛のすき焼き、松茸ごはん(お替り自由)、お吸い物・香の物。

平日のランチは、「松茸づくし 花コース」(5,250円)、「松茸 ミニ会席膳 月コース」(3,675円)、「松茸づくし 雪コース」(2,625円)、ディナーは「松茸 ミニ会席膳 月コース」(3,675円)から「みすじ通りコース」(15,750円)まで6種類のコースを用意する。使用するマツタケは中国産がメーン。国産マツタケを使用した「国産松茸コース」は2万円から。要予約。
営業時間は平日=11時30分~14時ラストオーダー(ランチ)、17時30分~21時30分ラストオーダー(デイナー)、土曜・日曜・祝日=11時30分~14時ラストオーダー(ランチ)、17時30分~20時30分ラストオーダー(ディナー)。日曜・祝日定休。「松茸づくしコース」を提供する秋期のみ不定休。
(赤坂経済新聞9/22記事より借載 http://akasaka.keizai.biz/

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2008.09.22

●表構え.秋の「をどり」

此処の所処、秋雨と云うにも「程がある」鬱陶しい日々計りですが、そんな野分模様も「やっと」回復の兆し。
明日よりは暫く「秋晴れ」が続く見込み、との気象庁お達しです。

そんな訳にて近日めっきり涼しく、漸く「秋気配も色濃くなってきたかな」なぞと思っているうちに文月もあと十日計りとなりました。
八百万の神様もそろそろ山陰への旅行準備に取り掛かっている頃でしょうか。
毎度の事乍ら、時節と云うものは足早に過ぎて往くものです。

080921_004従いミヤコ「秋の演舞会」も来月より順次開幕、幣亭表構えも「秋のをどり」仕様と致しました。
先鞭を付けるのは祇園町甲部「温習会」です。

暖簾の合間から覗き見える「つなぎ団子」も亦宜しく。

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2008.09.20

●表構え.「秋彼岸」

漸く「台風一過」のトーキョーとなりました今日土曜日。
例に由ってウィークエンドの赤坂は町並みの人通りも少なく、閑散としたものです。
そんな中での暖簾出し、今日ぐらいはのんびりといきますか。

080921_008所処で明々後日は秋分、従い本日は「彼岸の入り」。
と云う訳で弊亭室礼も「お彼岸」使用、軒端には「彼岸花」を挿しております。

因みに彼岸花の花言葉は、
「悲しい思い出」「諦め」「また逢う日を楽しみに」
でした。

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2008.09.16

●嵯峨野「観月名所図会」

今回帰京の後日談リポート。
「中秋観月記」、地元篇です。

行きつけにて早目の夕餉を済まし、観月行脚へ出掛ける事に致しました。
先ず目指すは旧嵯峨御所門跡「大覚寺」。
嵯峨院に始まり亀山、後嵯峨、後宇多、後水尾院…。
風流好みの歴代帝も愛された「庭湖」の名月です。

080915_005
【写真左】竜頭鷁首船着場辺りより。
未だ「月の低い頃」も幸いして、池面には月姿が倒影しています。
【写真右】勅使門を近景に一写。
普段は寝殿より望むだけの白砂南庭も、この日は立ち入り自由。
菊の御紋に五筋塀は「門跡」ならでは。寺格の貴さが窺い知れます。

もう少し「ゆるり」としたかったのですが、此方では恒例「観月の夕べ」にて結構な人出、早々と退散する事と致しました。

と云う訳で人混みを避け一条通りを東進、一路広沢池へ。
児社周辺は其也に込み合っていましたが、殆どが地元の方々。
大沢池に比べれば静かなものです。

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【写真左右とも】広沢池西岸、出島下辺りより。
枝間の影に漏れる「澹月」は宛ら影絵の様でして。
此処も古からの観月所処。その清景は数多の大宮人に愛されてきました。

田圃の畔石に腰掛け、紫煙と珈琲で暫し一服。
松虫、鈴虫、蟋蟀…。背景に流れる秋のBGMも雛風情に心地良く。

080915_014広沢池岸東南詰へ移動。
遍照寺山に正対する「日頃愛顧」のビューポイントです。
方角的に正面に月姿は見られませんが、振り返ると樹々の間より木漏れる月明り。
「見返り月」も亦風情宜し、と云った感じです。

広沢の池に宿れる月影や
昔をてらす鏡なるらん
後鳥羽院

続いて嵯峨野から大堰川へ移動する事に。
日中は行楽客で「キモチ悪い」嵐山も、九時を回ると静かなもの。
「中秋観月所処」としては意外な穴場なのです。

080915_012
【写真左】渡月橋北西詰より望む「月の渡る橋」。
正しく「くまなき月の渡るに似たり」の名にしおう情景です。
人も車も見えない渡月橋、と云うのも稀有なものにて紫煙一服。
おおゐ川 橋を渡りて見る月は 幾秋かけて忘れざるらん  吉祐

【写真右】亀山公園入口にて望む「月は朧に嵐山~♪」。
川面には鵜飼漁の平舟。篝火が舳先で揺らめく様も、いと「つき」づきし。
そう云えば「嵐山鵜飼い」も翌日が最終日、なんて考えると一寸「儚げ」に思えたりもするのです。

以上、こんな所処でした。 

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2008.09.15

●「中秋」観月行脚

昨日は花鳥風月「秋」の部、中秋でした。 

と云う訳で私めも「閑雅な遊びを」と計り、昼過ぎに観月上洛。地元の「平安大宮人.観月名所処」を行脚する事に。
嵯峨野は大沢池に始まり、広沢池から大堰川北岸を漫ろ歩き。

去年は雨に祟られましたが、今年は絶好の「お月見宵半」でした。
リポート詳細は亦後日にでも。

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2008.09.14

●中秋.ミヤコ「待宵月」

昨夜は中秋前夜「待宵月」。
嵯峨野.嵐山(小倉山)は平安よりの「大宮人.観月所処」にて、ウチの近所「旧嵯峨御所」でも「観月の宴」が行われてをりまする。

私めも昼過ぎより勇躍上洛、今宵は広沢池で「お月見」の予定。

P2008091300140船上、名月のため息
大覚寺・大沢池で「観月の夕べ」

秋の名月を船上からめでる恒例の「観月の夕べ」が13日夜、京都市右京区の大覚寺の大沢池で始まった。屋形船に乗った観光客らは、雲間からぽっかりと顔を出した月の明かりと、水面に映るあんどんの明かりを楽しみ、秋の風情を満喫した。
大沢池は嵯峨天皇が舟を浮かべて月を鑑賞したといわれるなど、観月の名所として知られる。「夕べ」は中秋(今年は14日)の時期に合わせて、毎年開かれている。
この日は約5000人が訪れた。午後5時には舟席が完売。観光客らは船首に竜をかたどった龍頭船などに乗って水上をゆっくりと巡った。境内の茶席にも多くの人が詰めかけ、バイオリン演奏などを楽しんだ。
職場仲間で旅行に来た横浜市の会社員中村雅子さん(39)と会社員浅倉やよいさん(37)は「ライトアップされた境内の雰囲気もいいし雲間から見える月もきれい。少しだけ嵯峨天皇になった気分」と話した。
「夕べ」は15日までの午後5時-9時。有料。
(文.写真共 京都新聞9/14より)

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2008.09.12

●「中秋」二日前

扨、「お月見」の侯が近づいて参りました。
然乍ら「秋の長雨」「台風上陸」等々…。
中秋前後と云うのは毎年「雨」に祟られ、中々「お月様」を愛でる事は叶わないもの。
昨年も「観月の頃」に帰京したものの、大雨にて「月のカケラ」も窺い知る事は出来ませんでした。

従い今週は日毎「週間天気」と予報睨めっこ。
如何やら明日からの三連休、曇り空こそ多いものの雨は避けられそうなお天気模様。

と云う訳で「もれいつるつきのかげのさやけさ」
洛西迄お月見に行ってきます。

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2008.09.09

●「かーかーかー」「こーこーこー」

九月九日は「重陽の節句」。
と云う訳でミヤコ各所処ではそれに因んだ神事が行われております。

うちの近所、嵐山法輪寺「こくぞーさん」では菊花供養が営まれました。
本堂では「菊節会」に縁由して「菊慈童」の舞が奉納されます。

下記事は上賀茂さん「烏相撲」の一コマ。

P2008090900063「カーカーカー」と烏相撲
重陽の節句 上賀茂神社で神事

京都市北区の上賀茂神社で9日、恒例の烏(からす)相撲の神事が営まれた。カラスが鳴く姿を模した独特の所作に続き、氏子の男児がまわし姿で元気いっぱい相撲を奉納した。
9月9日は重陽(ちょうよう)の節句で、無病息災を祈って菊花を供えるなど、さまざまな行事が催される。上賀茂神社では、祭神の先祖がカラスに姿を変えたという伝承と、悪霊退治の相撲が結びつき、烏相撲が始まったとされる。
本殿に菊花を供えた後、午前11時ごろから白装束に烏帽子(えぼし)姿の氏子が横飛びし、「カーカーカー」とカラスの鳴き声をまねた所作を披露。続いて地元の氏子の男児24人が相撲をとった。土俵の周りには参拝客らが詰めかけ、元気よくまわしを取る姿に拍手を送っていた。
(文.写真共 京都新聞9/9より)

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2008.09.08

●節句.重陽

明日は重陽、「終いの節句」です。
人日(七草の節句)、上巳(桃の節句)、端午(菖蒲の節句)、七夕(笹の節句)に比べ一般的には縁遠くなってしまい、些か「地味~」な感は否めません。
しかし其処は古来床しき「五節句の一」、うちでも細やかにお祝いしております。

080908_001_2と云う訳で、弊亭表構えも「重陽」使用。
今日明日は「菊節供」です。

因みに菊の花言葉は
黄花:「高潔」「わずかな愛」
白花:「誠実」「真実」
でした。

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2008.09.04

●先走り歳時記.師走

今年の「南座顔見世」概要が発表になりました。
ミヤコ師走の風物詩です。

気の早い話とお思いでしょうが、毎年下半期は加速度的に過ぎ去ってしまうもの。
ハタ気付けば「そんな季節」になっていることでしょう。
先の話と云っても其程遠くも無かったりするものです。
以上、昨年と同じ文面にて失礼。

師走彩る東西名優競演
南座・顔見世、11月30日幕開け

11月30日に開幕する京都・南座「吉例顔見世興行」の出演者と演目が3日、発表された。坂田藤十郎、片岡仁左衛門ら上方勢に加え、中村吉右衛門、坂東玉三郎、市川海老蔵ら東西人気役者が顔をそろえ、源氏物語千年紀にちなんだ新作舞踊劇「源氏物語」など多彩な演目で師走を彩る。
今年は、5年ぶり出演の玉三郎が仁左衛門や海老蔵と共演。”仁左玉“や顔見世初の”海老玉“の舞台もあり、話題を呼びそうだ。
昼の部は、曽我物の舞踊「根元草摺(こんげんくさずり)」で開幕。続く「八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)」は、十三世仁左衛門が15年前に90歳で演じ、生涯最後の舞台となった演目。今回は長男の片岡我當が主演する。舞踊「藤娘」は喜寿の藤十郎が可憐(かれん)な娘に。「石切(いしきり)梶原」は昨年が松本幸四郎、今回は弟の吉右衛門で。「ぢいさんばあさん」は京都・鴨川の場面もある森鴎外の作品で、長く生き別れになった夫婦の情愛を”仁左玉“で見せる。海老蔵が敵役で出るのも話題。
夜の部の「傾城反魂香(けいせいはんごんこう)」は、藤十郎・翫雀親子が5年前に演じた評判の舞台の再演。「大石最後の1日」は真山青果「元禄忠臣蔵」の一場で、大石内蔵助(吉右衛門)を軸に若い男女の恋を詩情豊かに。「信濃路紅葉鬼揃(もみじのおにぞろい)」は能がかりの紅葉狩(もみじがり)として玉三郎が昨年初演。今回は仁左衛門が山神で付き合う。「源氏物語」は夕顔の巻を基に”海老玉“らで。
12月26日まで。前売りは11月15日発売。2万7000円-5500円。問い合わせは松竹TEL0570(000)489まで。

■演目と配役
【昼の部=午前10時半開演】(1)「正札附根元草摺」曽我五郎(愛之助)舞鶴(孝太郎)(2)「八陣守護城」佐藤正清(我當)雛衣(秀太郎)(3)「藤娘」藤の精(藤十郎)(4)「梶原平三誉石切」梶原平三(吉右衛門)六郎太夫(歌六)梢(芝雀)俣野五郎(歌昇)大庭三郎(我當)(5)「ぢいさんばあさん」美濃部伊織(仁左衛門)宮重久右衛門(翫雀)下嶋甚右衛門(海老蔵)宮重久弥(愛之助)妻きく(孝太郎)伊織妻るん(玉三郎)
【夜の部=午後4時15分開演】(1)「傾城反魂香」おとく(藤十郎)狩野雅楽之助(扇雀)土佐将監(竹三郎)浮世又平(翫雀)(2)「大石最後の1日」大石内蔵助(吉右衛門)おみの(芝雀)磯貝十郎左衛門(錦之助)堀内伝右衛門(歌六)(3)「信濃路紅葉鬼揃」鬼女(玉三郎)平維茂(海