・Ⅲ.歳時記

2019.08.25

●盆土産

えー、先日はお盆をミヤコで過ごされたゲストが御来店。

盂蘭盆会ならではの京土産を戴きました。

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五山送り火.大文字の消し炭。
「消し炭」とは送り火で焚かれた護摩木の残り炭。
半紙に包んで玄関や軒先等に奉ると「厄除けの効あり」と伝えられています。
従い8月17日の大文字山は早朝から消炭拾いの人々で賑わうのです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2008/08/post_980d.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2009/08/post-e371.html

そして「下鴨納涼古本まつり」の納涼うちわ。
好書家.蒐集家にとって京都三大祭と云えば「春の古書大即売会(みやこめっせ)」「下鴨納涼古本まつり(糺の森)」「秋の古本まつり(知恩寺)」。
特に「夏の下鴨」は出店.書籍数最大規模を誇るミヤコお盆の風物詩で御座います。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2013/08/post-0ab0.html


因みにこの御土産二点、お値段は共にプライスレス(¥0)。
しかし私め今夏はお盆帰省しなかったので、共に手に入れられなかったモノ。
そんな訳でこういった御土産の方が、却って有難かったりするものです。

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2019.08.11

●お盆ウィーク

えー、昨日も暑かった。
今日も暑いですね。
多分明日も暑いでしょう

「眠い」「忙しい」、そして「暑い」が嫌いな三大言語の私め。
と云う訳で毎年8月は更新滞り気味の弊ブログの御座います。

所処で日本列島津々浦々、昨日より「令和の初盆」に突入致しました。
街の空気も行き交う人々の表情も、大型連休独特のユル~い雰囲気。
私めのメンタルも少々弛緩気味、テンション上がり切らない中での営業スタートとなっております。

ま、そんな事云っても仕方梨。
「炎天の猛暑」にも「お盆モード」にも負けず、頭のネジ締めてオシゴト致します。
それに今日(日)明日(山の日)は日祝シフトなので18~24時の営業。
何時もより2時間早めにお店〆れますしね。

そんな訳で2019年.盛夏。
残暑お見舞い申し上げます。

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2019.07.24

●後祭「宵々山」

えー、四泊五日の上洛帰京、三日目。
近畿地方は本日梅雨明け、青天晴れ渡るミヤコの空で御座います。

所処で今日は上洛初日の22日.夜にプレイバック。
知己の飲み屋へ挨拶がてら、祇園囃子と売り唄の流れる大路小路を「山鉾巡り」。
後祭の宵々山を漫ろ歩きして参りました。

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烏丸三条上ル.鈴鹿山。
後祭で唯一、大路(烏丸通)に建つ山。

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室町三条上ル.役行者山。
姉小路から新町をたらたら下ります。

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室町三条下ル.黒主山では売り唄唱和中。
「ご信心の御ん方さまは♫ 受けてお帰りなされましょ♪」

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六角烏丸西入ル.浄妙山。
この日のミヤコは小雨が降ったり止んだりの一日。
胴掛などの懸装品は外している山が多かったです。

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室町六角下ル.鯉山。

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蛸薬師室町東入ル.橋弁慶山。
室町周辺の山は5基、四条通を越えて新町に入ります。

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後祭の夜は行き交う人影も疎ら。
前祭に較べると山鉾の数は半分以下の10基、来客数も5000人~1万人程度。

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闇夜に浮かぶ駒形提灯、BGMは子供達の売り唄、笛と鉦の囃子音。
ホコ天や屋台出店の無いのが、却って静かな祭風情を醸しています。

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後祭はのんびりと山鉾見物を楽しめてイイね。
因みに祇園祭の時期に帰省するのは7年振り。
祇園祭が前後祭の分離開催となったのは5年前ですから、この日が「後祭デビュー」となる私めなのでした。

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四条新町下ル.大船鉾。
後祭唯一の鉾は5年前.平成26年に復活。

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そんな訳で大船鉾見るのも、この夜が初めてなのでした。

大船鉾を後にして再び四条通から新町通を北上。
後祭のメインストリートに戻ります。

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新町錦小路上ル.南観音山。

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欄縁では囃子方がコンチキチンを奏でておられます。

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新町六角下ル.北観音山。
後祭の山鉾懸想品、絢爛さでは両観音山の胴懸絨毯が断トツ。

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後祭.山鉾巡りの最後は新町三条下ル.八幡山。

この後は三条新町から木屋町二条へ飲み屋巡行。
翌朝は酒が抜けきらず、少し身体の重い私めでしたとさ。

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2019.07.06

●「星のラブレター」

えー、明日7月7日は五節句の一「七夕」。
織姫彦星、年に一度の「あひびき」の夜で御座います。

しかしこの時期は梅雨の真っ最中、七夕夜の晴天確率は24%程度。
雨量が多いと「かささぎのわたせるはし」も決壊してしまいます。
そんな訳で二人が逢えるのは実質「四年に一度」。
うーん、幾ら何でも可哀想過ぎますね…。

で、明夜の「星合模様」なのですが。
列島遍く「催涙雨」の予報、令和最初の逢瀬もビミョーな様子です…。

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尚、今回の表題は「星」の想い歌、牽牛&織女に因んだものにて。

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2019.07.01

●「鷗ーる」&「鴨めーる」

えー、本日より月替わり七月、しかしお天気の方はと申しmust...
「どんより鬱屈した鉛色の空」
「降ったり止んだりを繰り返す微雨」
「ジトジトと纏わりつく様な大気」
と、相変わらずの梅雨模様。
今年の梅雨はホント、生真面目な働き者です事。

所処で今日は雑用有りて、ちょい早めのお店入り。
その前に時節の書信をポストに投函して参りました。

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「こっそり社会復帰」から二ヶ月経過。
昔馴染みの同業知己へ、遅蒔きながらの「お店開店」報告です。

そんな訳での「梅雨お見舞い」かもめーる。
但しミヤコへの便りは「鴨めーる」と云った方が良いのかしら。

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2018.04.01

●帝都「桜曜日」

えー、先月末は所用でちょいパタパタしており、三日振りのエントリー。

そんな訳で本日より月替わり四月。
三月最後の土曜日と四月最初の日曜日は麗らかな春晴れとなったウイークエンド。
絶好の「花見日和」「行楽日和」に恵まれました。

尤もトーキョーのソメイヨシノはぼちぼちと散り初め。
「昼に」「夜に」繰り広げられた観桜狂想曲も、本日でひと段落の様子です。

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上掲写真は先週木曜日、皇居を走ってた際にテケトー撮った「帝都の桜風景」。
毎年「お決まりの場所」「お決まりの構図」なんで、特にコメントは無しで御座います。


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2017.10.30

●「冬の季語」到来

えー、台風一過の月曜日。
トーキョーは朝から爽秋の青空、天高いクリアブルーが広がっておりまする。

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しかしこんな穏やかな空色とは裏腹に、吹き荒ぶ北西の強風
街中ではビニール袋が宙を舞い、街路樹の梢は大きく撓む。
三脚看板や幟に自転車、あらゆるものが横倒しになってます。

と云う訳で今日は「木枯らし1号」の風立発表。
因みに木枯らし/凩は「冬の季語」。
冬の本格到来はまだまだ先の話ですが、歳時記てのは季趣を「ちょい先取り」するのが風流ですからね。

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木枯や 木はみな落ちて 壁の骨(子規)

しかしこれぢゃ、昨日マラソン大会の洗濯物が外で干せません。
こんな秋晴れなのに室内干しってのも、何か勿体無く…。

木枯や 衣はみな部屋に 服の骨(酒司)

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2016.09.16

●八月十五夜

えー、本日は2016年9月15日。

七曜の暦ではフツーの「木曜日」ですが、雅趣に重きを置くならある意味「月曜日」。
尤もこの場合は「つきようび」と読みますが。

そう、今宵は旧暦に直すと8月15日。
所謂「中秋の名月」、望月を愛でる夜で御座います。

とか云ってるうちに、日付は16日に変わっちゃいましたけどね。

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そんな訳で自宅のベランダにて、「武蔵野の月」を眺めている私め。
地元嵯峨野の中秋名月も、もう八年程愛でていませんね…。

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2015.12.15

●「莞爾」な「感じ」じゃない「漢字」

「命偽変新暑絆金輪税…安」

えー、何故だか良く解りませんが、十二月十二日は「漢字の日」。
と云う訳で今年も清水寺で「今年の漢字」が発表。
大半紙に揮毫されたのは「安」の文字でした。

今年行われたビックイベントと云えば何と云っても「ラグビーワールドカップ」なのですが、残念な事に世間一般の認知度はイマイチ。
突発的なブームこそ起こりましたが、世相を代表すると云う程ではありません。

それ以外にはインターナショナルなイベントも無く、ネタも枯渇気味な一年。
「ふーん、そーなんだ」レベルの漢字が選ばれた、と云った感じです。
まぁ誰も「流行った」とは思ってない流行語を選ぶ「某ユーキャン大賞」よりは適正な選択かと思いますが。

それより平成7年から始まった「今年の漢字」も今回で21回目。
変化に乏しい年年が繰り返されている昨今、一年の時事世相と云っても似たり寄ったりで大した変わりもありません。
たまに世間を揺るがすニュースがあったとしても、災害や犯罪絡みのネガティブな報が殆どで、それをネタに漢字を選ぶっつーのもモラル的に難しく。
毎年違う漢字を選ぶ事の方が大変なんじゃないかなー、と思ってしまいます。
そんな訳でこの催しも、そろそろ「幕の引き時」にきているのぢゃないかな、と。

尚、冒頭の仰々しい一行は此処十年の「今年の漢字」推移にて。
暴走族のツナギに刺繍されているものではありません、念の為。

Pn2015121501001527___ci0002今年の漢字は「安」
京都・清水寺で発表

2015年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「安」に決まり、日本漢字能力検定協会が15日、京都市東山区の清水寺で発表した。
森清範貫主が「清水の舞台」で、縦1・5メートル、横1・3メートルの越前和紙に特大の筆で揮毫した。
2位は「爆」、3位は「戦」だった。
「今年の漢字」は1995年に始まり、21回目。昨年は消費税が8%になったことや、国会議員らの「政治とカネ」問題が頻繁に取り沙汰されたことから「税」が選ばれた。
(文.写真共 京都新聞12/12
より)

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2015.10.22

●「1221年目」のミヤコ

えー、本日は久方振りの地元ネタ。
ミヤコ洛中では「京都産大 三大祭」の一、時代祭か行われました。

この「時代祭」、数あるミヤコ祭事の中では珍しく「カーニバル=イベント色」が強いものですが、歴とした平安神宮の例大祭。
しかしミヤコ人の間では、意外と「等閑」な存在であったり致します。
平安神宮自体が未だ「最近出来たモノ」扱いですから、従い時代祭も「最近始まった祭り」と云った認識なのでしょう。

「そー云うたら昨日、時代祭やったてんやて~」
「へー、そやったん」

ま、大体こんな程度の市井意識です。
それでも「120年(110回)」続いてるんですけどね…。

角云う私めも学校行事で中学生の時分に一度見たこっきり。
「コンチキチン」や「よーいゃさぁ~」は定期的に見物へ出掛けますが、コレに関してはあんまり食指が伸びないのも事実でして。

因みにミヤコ祭事の序列を、市井民から見た「格付け」で表してみると。
祇園祭>>>>>五山送り火>地域氏神さん例祭>都をどり≧葵祭>>時代祭
てな感じになります。
弥速、流石ミヤコと云うべきでしょうか…。

そんな訳で、平安遷都より1221年目の「きょう」。
幕末維新から延暦入城迄の「3D.巻戻し時代絵巻」で御座いました、とさ。

20151022121435jida6京都を彩る千年の歴史絵巻 時代祭
京都三大祭りの一つ、時代祭が22日、京都市内で繰り広げられた。全長約2キロ、約2千人の行列は、京都に都が置かれた約千年間の装束の変遷を、時代をさかのぼって再現した。壮観な歴史絵巻に、大勢の見物客が魅了された。
時代祭は、平安遷都1100年祭と平安神宮(左京区)創建の奉祝行事として、1895(明治28)年に始まった。
時代行列は、正午に上京区の京都御所・建礼門前を出発した。先頭の維新勤王隊列は、錦の御旗を掲げ、軽やかな鼓笛の音に合わせて進んだ。桂小五郎、久坂玄瑞ら幕末に活躍した志士にふんした列に、大名行列や華やかな衣装をまとった女性たちの江戸時代の列が続き、優雅で勇壮な公武の装束が都大路を彩った。白川女や大原女、桂女など女性の装束も再現された。
平安神宮の祭神で、平安京に都を移した桓武天皇と、東京に都が移る直前の孝明天皇をまつり輿「鳳輦」を中心とした神幸列が最後尾を行った。行列は、午後3時50分ごろに神宮に戻った。
(文.写真共 京都新聞10/22
より)

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