・Ⅶ.「ミヤコ」昨今事情

2022.07.01

●1096日振りの「お千度の儀」

えー、本日より月替わり文月。
ミヤコでは祇園さんマンスリー開幕、「京の夏」が始まりました

過去二年は腐れ伝染病で、主だった行事は全て中止。
八坂神社.例祭としての神事だけが粛々と行われた祇園祭。
今年は概ね「前.コロナ紀」に近い形での祭り開催が予定されています。
但し「花笠巡幸」と「ホイッと」は今年も引き続き催事中止。
山鉾搭乗を行うのも函谷/菊水/岩戸(前祭)、南観音(後祭)の四基だけです。

そんな訳で各山鉾町では本日より「吉符入り」。
お稚児さんも仕事初め、八坂神社へ「お千度の儀」に詣でられました。

今日から数多の前儀祭礼を経て、「宵山」「山鉾巡行」「神幸祭」「還幸祭」。
更には「後祭」から「夏越祓」へと至る、長く短く暑い1ヶ月の幕開けです。

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京都・祇園祭始まる 
長刀鉾の稚児が「お千度の儀」、祭りの無事を祈る

祇園祭が1日、始まった。
今年は山鉾巡行と神輿渡御(とぎょ)が3年ぶりに行われるなど、例年に近い形で実施される。
京都市東山区の八坂神社では、前祭(さきまつり)巡行で先頭を進む長刀鉾の稚児が「お千度の儀」に臨み、祭りの無事を祈った。  
午前10時前、今年の稚児の岡本善太さん(11)=高倉小5年=が、禿(かむろ)を務める弟の弦大さん(9)=高倉小4年=、村山一樹さん(12)=京都御池中1年=とともに南楼門を通って本殿に入った。
長刀鉾保存会の役員らと、稚児を務めることを神前に報告した。 広告  各山鉾町では神事始めの「吉符入り」が行われた。
夕方から夜には函谷(かんこ)鉾や放下鉾などで、祇園囃子(ばやし)を練習する「二階囃子」が始まり、「コンコンチキチン」の音が祭りの風情を盛り上げる。
(文.写真共、京都新聞7/1より借載)

 

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2020.01.08

●「都大路ラン」後記

えー、「先日帰京の後日談にて」「前ログの続き」。
1月5日は洛中の高校駅伝コースを都大路ラン。
最後は五条を西進、とある目的があってJRの新駅にてフィニッシュ致しました。

そんな訳での「RUN AFTER」物見遊山記で御座います。

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この日のランニングゴール地点、梅小路公園.七条入口。
つい最近出来た施設の様に思えますが、開園したのは1995年。
早いものでもう四半世紀が経つんですよね。

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右手には昨年3月に開業した、梅小路京都西駅。

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「うーん、長ったらい名前...」。
複数名称をくっつけた、如何にも最近的な駅名の付け方。
これだったら素直に「梅小路公園」か「梅小路七条」でイイんじゃ無いでしょうか。

公園内でクールダウンのストレッチ後、とある施設を目指します。

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おおっ♪、

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懐かしいっ♫、

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そして久し振りの♬。

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二条駅っ♥。
現在の高架駅になる1996年まで使われていた旧木造駅舎。
今ではその役目を終え梅小路公園に移築、ミュージアムショップとなっています。
因みに私めが東下したのは1994年、従い「二条駅」と云えばこの駅舎でした。
高校時分、雨降った日に通学で使ってたのが懐かしい...。

嗚呼、2007年にぶっ壊された旧嵯峨駅も、何かの形で残して欲しかったなぁ。

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夕日逆光に翳る鳳凰母舎と両翼。
梅小路にやって来た目的.その1は「旧二条駅との再会」なのでした。

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新駅入場、嵯峨駅までJR乗って帰ります。

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多分嵯峨野線では初めて、プラットホームにはホームドアが設置。
今では「フツー」になってるこのホームドア、初めて見たのは東京メトロ南北線。
未だ「駒込ー赤羽岩淵」間のみの運行だった1994年でした。

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目的その2は「折角なので新駅を利用する」なのでした。
と云う訳で京都~嵯峨間の地元JR駅は全てコンプリート。
まぁこんな風にムリヤリな機会を作らないと、一生使わない駅でしょうしね。

因みにJR嵯峨野線.新駅関連ログはコチラ↓。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2019/07/post-7265c9.html

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2019.07.29

●知らない駅

えー、先日ミヤコ帰京の拾遺集。
7月22日は朝8時過ぎに京都駅に到着。
嵯峨野線に乗って自宅嵯峨駅に向かう際の事でした。

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駅、一つ増えてる…。

半年振りのミヤコには「梅小路京都西」なんて新駅が開業されておりました。
京都駅から1.7㎞/丹波口から0.8㎞と、どっちからでも歩いていけるビミョーな距離。
梅小路公園(水族館/鉄道博物館)の直結駅的な位置付けなのでしょうが、公園自体が私め東下後に開業した施設なのであんまりピンと来ないものです。

因みに私めがミヤコを離れてからの旧.山陰線変遷は以下の通り。

1994年3月 ミヤコを離れ東下、トーキョーに居を移す。
1994年9月 嵯峨駅が「嵯峨嵐山駅」と改称される。
1995年4月 JR貨物駅地に「梅小路公園」が開園。
1996年3月 二条駅が高架式の新駅舎となる。
1996年3月 花園駅が高架式の新駅舎となる。
1997年7月 京都駅.四代目新駅舎が完成。
1997年9月 京都駅ビル(ジェイアール京都伊勢丹など)が全面開業。
2000年9月 嵯峨野線新駅、「円町駅」が開業。
2008年6月 嵯峨嵐山駅、橋上新駅舎が完成。
2010年3月 嵯峨野線の全線複線化が完了。
2019年3月 嵯峨野線新駅、「梅小路京都西駅」が開業。

京都を離れトーキョー都民になってから既に25年、居住年数のキャリアも今年で「京都<東京」となってしまいました。
まぁそんな年月の過客を考えると、沿線の駅事情も「変わってない方が珍しい」もの。
例えば私めの生活路線「嵯峨野線」も、京都~嵯峨駅間で在京時の姿を止めているのは「丹波口」と「太秦」の二駅だけ(太秦駅は1989年開業の新参駅)。
序でに云うと「嵯峨野線」の愛称も1988年からの呼称で、オールドロコからすると旧名の「山陰線」の方がしっくりきたり致します。

京都駅にしても新駅になってから22年(つーかもう「新駅」ぢゃないですよね)。
実感としてはそんなに年月を感じないのですが、それは私めの東下後に完成したからかも知れません。
現在の京都駅とは年に2~4回のお付き合い、要するに生活上密接に繋がっていないものですから何時まで経っても目新しいままなのでしょう。

そんな訳での「梅小路京都西」開業。
この新駅を利用するのは、果して何時の日になる事やら。

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2015.08.19

●どこをどう歩いたのだろう、私が最後に立ったのは丸善の前だった。

えー、「下流化」と云うか「没個性化」と云うか「大型資本化」と云うか…。
街としての魅力を失い「変わり映えのしない一地方都市の繁華街化」久しいミヤコ.河原町通。
商業地域としての相対的地位は寺.御幸.麩屋/烏丸/三条に取って変わられてしまい、下手すりゃ「二条の上」や「四条の下」にすら抜かれているかも知れません。
往時の河原町全盛期を知る者にとっては甚だ悲しい状況なのですが、そんなオジサン世代にとって、少し明るく懐かしいニュースが聞こえて参りました。

明後日、8月21日より「河原町丸善さん」が復活致します。
入居テナントビルは同日に隣ビルと合わせての改装増床.リニューアルオープンするBALビル、旧丸善の数十m下(南)で立地は殆ど変わりません。
地下1&2階と云うのが「喉に小骨」ですが、まぁこの御時世に路面店の大型書店を望む方が無理と云うもの。
旧河原町店と大体同じ店舗スペースを確保出来たので是としましょう。
あとは質量のバランスを踏まえ、特色ある書架作りが出来るか如何か。
個人的には古建築関連の叢書なんぞ厚めに揃えてくれると有難いのですが、この際ミヤコ新機軸(?)の「二次元萌え」コーナーってのも有りかと思います。

所処で丸善さんが大日本印刷の子会社になったのは存じていましたが、その丸善CHIホールディングスがジュンク堂書店を吸収合併していたのは、今回のニュースで初めて知りました。
紙モノ媒体受難のこの時代、出版/印刷業界も色々と大変な様でして。

旧丸善さん、及び関連ログは下記にて。↓
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/bamboo-wp9.html

20150818183533818remon「檸檬」舞台の丸善、21日に復活 
レモン設置コーナーも

梶井基次郎(1901~1932年)の小説「檸檬」に描かれた書店の丸善が21日、10年ぶりに復活する。京都市中京区河原町通三条下ルの専門店ビル「京都BAL」の地下1・2階に開店する「丸善 京都本店」。18日の記念セレモニーで京都最大級の約3300平方メートルの店内やレモン設置コーナーが披露された。
小説の主人公がレモンを置いて立ち去る丸善は三条通にあった「京都支店」。40年に河原町通蛸薬師上ルに移転し、2005年に閉店した。式典で丸善ジュンク堂書店の工藤恭孝社長は「10年間のブランクを取り戻し、愛される書店にしたい」とあいさつした。
和書100万冊、洋書7万冊に加え、高級文具の品ぞろえも充実。主人公にとって憧れであり、気詰まりの対象だった大正期の丸善の香りが漂ってくる。
(文.写真共 京都新聞8/18
より)

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2015.01.13

●太秦萌.17歳「その後」

えー、本日は年末年始帰京の後日談。

一月二日は地下鉄.京都市役所前で下車した際の事です。
大きく進化(?)を遂げた「例の」企画キャラ.ポスターを目の当たりにし、新年早々軽い目眩を覚えました。

「京都市交通局は何を目指してるんだろうか…」。

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【写真上】太秦萌(エボリューション版)

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【写真上】松賀咲(エボリューション版)

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【写真上】小野ミサ、松賀咲(エボリューション版)

「うーん、ミヤコは相変わらずヘンな方向に萌えているらしく…」。

それにしてもこのキャラクター達、企画当初はもっと垢抜けないデザインだったのですが(↓)、暫く見ない間に随分と「アニメ顔」になったものです。
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2011/07/17-3bd4.html
http://bamboo-bar.air-nifty.com/blog/2012/01/post-c0d9.html

ピックアップされているのも主人公の幼馴染みと、完全に「女子高生萌え」路線。
同じく新キャラの「おじさん」「おとーさん」とかは何処に行っちゃったんでしょうね。

とか云って一寸ググッて見るとこのシリーズ、京都学園大やマンガミュージアムとコラポして、続々と「新たな仲間」が誕生しているとの事。
更には「FB」や「CMアニメ」迄制作されている(しかも好評)らしく、最早「暴走」に歯止めは掛けられない様子です。

嗚呼、そのうちに「鹿苑寺金子」「慈照寺銀子」とか現れそうな悪寒…。

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【写真上】おまけ、 来月開催される京都マラソンのポスター。
こっちの方は本当に「燃えて」もらわないとね。

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2015.01.02

●再び「雪威襲来」

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス二日目。

つい先程は21時過ぎ、嵯峨駅前のローソンに煙草を買いに行った際の事。
片道3分程の道程なのですが、結構な苦行が待ち受けておりました…。

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…「果たして此処は何処の雪国だっ」。

今宵のミヤコも元日に続いての大雪襲来。
日中の冬晴れ気配は何処へやら、宵刻深まるにつれ益々降り足増して参りました。
しかも前日と異なるのは、その吹雪具合。
「ビュービュー」「ゴーゴー」と横殴りの強風で、目を開けて歩くのすら難儀致します。
年間スキー滑走日数40~50日を数え、豪雪地帯には慣れっこの私めが云うのですから、決して大袈裟な表現では御座いません。

唯一の救いは思っている程寒く無い事。
ミヤコ(特に洛外)の冷え込みは湿度の高い降雪時より、「キーン」と響く乾いた底冷えの方が厳しいのでありまして。

因みに今夜の京都はこの儘「雪」、明朝未明頃に止むとの天気予報。
扨果、明日のミヤコぱどーなっているんでしょうかねぇ。

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2014.01.03

●2014.ミヤコ初詣「松尾大社」

えー、アケマシテオメデトウゴザイマス三日目。

元日は亀岡ロードレースから帰宅後、実業団駅伝とおせちを肴に「迎春酒宴」。
テケトー「イイ気分」になった所処で、酔い醒ましを兼ねて初詣へと出掛けました。

えっ、「真昼間から酔態で参拝してバチなぞ当たらないのですか」って?。
「良いんです」。

何故なら詣でた先は松尾大社さん。
日本第一醸造神、延いては「お酒の神様」なのですから。
と云う訳での「ミヤコ八百万神様への新春参賀」、松尾さん参詣記になりまする。

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【写真上】大鳥居前より参道を望む。
此方は幼少の頃より慣れ親しんだ我が家の初詣先、且つ「お酒の神様」にて職業柄参詣しない訳には参りません。
尤も現在無職五年目、商いに「とんと」は携わっておりませんが…。

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【写真左】参道より楼門を望む。
流石元日、入相前だと云うのに結構な人出。
しかしこれでも昨年に較べると空いている方です。
境内背後に鎮座するは、御神山の松尾山。

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【写真上】松尾さん新春名物、「干支大絵馬」。
楼門を潜ると真っ先に目に付くのがコレ、境内一番の「参詣記念.撮影スポット」です。

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【写真上】拝殿貢物風景.その一。
ずらりと並ぶ一升瓶、松尾さん風情満喫と云った感じです。
流石「日本第一酒造神」、と云った趣。

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【写真上】拝殿貢物風景.その二。
此方に並ぶは「酢」「味醂」「味噌」…、「醸造繋がり」で奉納されている品の数々。

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【写真上】拝殿貢物風景.その三。
側面だけでは収まりきらず、背面にも一升瓶がずらり。

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【写真上】取敢えず本殿にてお参り。
本殿脇にもビールケースが山積みされております。

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【写真上】奉納一斗樽の隣では、干支枡酒の振る舞い(\1200)。
境内では枡を片手に飲りながらの参詣客も多し。
話は冒頭の枕に戻りますが、要するに「飲んでから詣でるのか」「詣でてから飲るのか」の違いだけなのです。

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【写真上】境内焚火風景。
「お参り」を済ませ「服酒御守」を授いた後は、拝殿横の焚火で暖を取る事に。
此処でも枡を飲っている方が多数おられますね。

元日のミヤコは比較的暖かかったのですが、そこは「底冷え」の地。
加えて洛西の地は洛中よりも冷えるものでして、火廻りは手を翳す参拝者で賑わっておりました。

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【写真上】楼門より眺む参道の露店群。
お子様にとっては「お参り」よりこっちの方が「メイン」でしょうね。

何時もこの後は「月読神社」に立ち寄るのですが、元日は雲間から青空が覗くにも関わらず、「降ったり止んだり」の繰り返し。
「狐が嫁入り」して「不和出戻り」して「再度婚礼を挙げる」様な空模様でした。
そんな訳で月読尊への御挨拶はキャンセル、帰途へ着くと致しました。

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【写真上】帰路の折、罧原堤より北西を眺む。
洛西の名山が一望出来るパノラマスポット。
西山連峰より連なる形で左より「松尾山の稜線」「嵐山」「亀山」「小倉山」「曼荼羅山(鳥居)」、そして中央最奥に鎮座するは霊峰愛宕。
こうして観ると嵯峨.嵐山は「ミヤコの北西隅」にあるのが再確認出来るものです。

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【写真上】毎年恒例の授与品。
嘗ては「販酒御守」「服酒御守」の二札を授かっていたのですが、此処四年は「売る立場」でも無いので「服酒御守」のみの授与。
サテハテ、再び「販酒御守」を手にする日は来るのでしょうかね。

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2013.09.15

●参道にマンション

えー、本日は「私めが『酒司』だった」頃、に関するおハナシ。

嘗て赤坂に暖簾を掲げていた弊亭、店内でお出しするお水は全て「染井」で汲んできたものでした。
帝都でミヤコの井戸水を供するのは費用と労力からも非効率の極み、カナリ「阿呆」のやる事です。
然乍らそー云う「徒爾」が何よりも好きな私め、せっせと月イチで水を汲みに上洛し、亦ミヤコの同業知己にも月2~3回ポリタンクを送ってもらってたのでした。

と、例に由って「長い枕」となりましたが、以下本題。
その染井戸の所在する「梨木神社」さんで、何と参道前にマンション建設が立案されているとの事。
しかも東京や大阪のゼネコンが市.各種建築条例の網目を掻い潜って計画したのかと思いきや、音頭をとっているのは当の梨木さんで御座います。
しかしこの件、一概に神社サイドに非難の声を上げる訳にもいかない事情もあるのでして…。

創祀1885年とミヤコでは「つい最近」出来たばっかりの梨木さん、当然の如く境内建造物は近世以降のものだけでして、文化財指定になっている物は一宇もありません。
従い建物の老朽化に伴う改修に国や府.市からの補助は皆無、資金は自前で捻出するか氏子その他の寄進に頼るしか無いのです。
近年梨木さんは本殿等の大規模な普請を行った計り、更に重なる修築に資金繰りも立ち行かなくなり、結果こう云う選択になったのかと思われます。

実際ミヤコの小寺小社には、金策滞り「築地塀が崩れた儘」「屋根瓦が剥がれた儘」だったりする風景を至る所処で目に致します。
ま、洛中ど真ん中に位置し分譲出来る土地があった分、梨木さんは皮肉にもこう云う形で「打つ手があった」のでしょう。

角云う私めも「水20ℓ」汲んで300円しか賽銭を納めなかった身。
余り文句の云える立場ぢゃ無いものでして…。

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梨木神社境内にマンション計画 
京都御苑の東隣

京都御苑の東隣にあり、ハギの名所として知られる梨木神社(京都市上京区)が境内の土地を業者に貸し、マンションの建設計画を業者が進めていることが10日、分かった。同神社は「本殿などの改修費用を借地料収入で確保する」と説明している。
計画では、境内約8100平方メートルのうち、参道があり、駐車場として使っている南側部分約2100平方メートルを、下京区のマンション開発業者に60年間の期限付きで貸す。業者は地上3階(最高部は13メートル)と地下1階で、35室の分譲マンションを建設し、2015年に完成する予定だ。
梨木神社は昨年、所属する神社本庁(東京都)に建設計画を伝えた。しかし、参道上に建設し、御所に近いため承認を得られず、同庁を離脱した
多田隆男宮司(62)によると、京都三名水の一つとされる「染井の井戸」は現状のまま残る。神社は2011年、老朽化した築130年の本殿や拝殿などを約1億3千万円かけて改修。社務所や能舞台などの改修も予定しているが、寄進が集まっていない。
市によると、現地は高さ15メートル以下ならマンションなどを建設できる地域。都市計画法に基づく歴史遺産型美観地区のため屋根や軒の設置が必要で、周辺と調和した色合いにしなければならない。市眺望景観創生条例で京都御苑から見える眺望を建造物で阻害しないよう求めている。
梨木神社は1885年の創建。王政復古を唱え、明治維新の原動力となったといわれる三條実萬・実美の父子を祭神としてまつる。
(文.写真共 京都新聞9
/11より)

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2013.08.22

●祝「記録達成」

と、申しましても本日4000本安打を達成した野球の人の話では非ず。
例に由っての「ミヤコネタ」で御座います。

えー、夏の京都と云えばその湿度(不快指数)の高さから「茹だる暑さ」なぞと評されますが、果たして今年はそんなもんぢゃ済みません。
「茹だる」上に萌える 燃える」太陽、「焼ける」陽射しの酷署が続いております。

と云う訳でミヤコでは15日連続の猛暑日、1946年の戦後記録を更新したそうです。
実は私め、このうち「10日間」は盆帰省でミヤコ滞在。
その暑さを「肌」で実感して参りましたが、ホント「極悪非道な炎熱地獄」の連続でした。
送り火翌日の土曜日に「今日は暑さマシだな」と思ったら、それでやっと36.3℃。
何せ東京に戻った際の第一印象が「わぁ、なんて涼しい」、でしたからね。

因みに下記事は昨日夕刊のもの。
今日もミヤコは37.5℃を記録して、目出度く記録更新「継続中」で御座います。
      ←今ココ

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京都15日連続猛暑日、戦後記録更新
京都府内は21日、午前中から気温が上がり、京都市では午後1時ごろに最高気温が37・1度となり、15日連続の「猛暑日」を記録した。1946(昭和21)年に観測した14日連続の戦後の記録を更新した。
下京区のJR京都駅前では、太陽が照りつける中、日傘を手にした女性たちが噴き出す汗をハンカチでぬぐいながらバスを待っていた。
京都地方気象台によると、午後1時までに京田辺市が35・4度、福知山市が35・6度の猛暑日となった。「週末までは暑い日々が続く」とし、熱中症に注意を呼びかけている。
(文.写真共 京都新聞8/21より)

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2013.08.14

●暑いと云うには余りに篦棒な暑さよ

えー、8月14日はミヤコ帰京六日目。

先週金曜日の帰京以来、此処ミヤコは「諸行無常」の暑さが続いております。

8/09(金) 37.2℃ 

8/10(土) 38.2℃ 

8/11(日) 39.0℃  (ミヤコ歴代2位タイ)

8/12(月) 38.1℃ 

8/13(火) 38.0℃  (国内7位/929地点中)

8/14(水) 38.1℃ (国内6位/929地点中) ←今ココ

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【写真上】サンシャインニードルに晒される「きぬかけの路」。
朝10時半でこの陽射し(しかも洛外)、もう手が付けられません。
この後気温はグングン上昇、15時頃にはカナリ酷い天気になっているのでした。

イヤハヤ、これぢゃ折角「お盆帰り」に戻られたご先祖様も、「熱中症」で再びあの世へ搬送されかねません。
明後日の送り火、火床役の方に於きましては呉々も御身体御自愛の程を…。

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