SKI FIS アルペンニュース

2020.10.28

●Soelden (AUT) GS速報

えー、先週はGoto使って九州旅行、その所為でアップが遅れてしまいましたが…。

「やっとこの季節がやってキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

Fisworldcup

10月17/18日は「2020/21.FIS World Cup」の開幕戦。
オーストリア/ゾルデンにて、男女のジャイアントスラロームが行われました。
アルペンファンにとっては待ちに待った「ホワイトサーカス」のシーズン到来です。

今季のGSシーンもヘンリク/アレクシの両雄が種目別タイトルの本命。
其処にクラニエッツ、フェイブル、ザブチッチらの実力者が絡んでくると云うのが大方の見通しです。
そんなアルペン雀の予想に反し、開幕戦は「小波乱」の結果となりました。

Screenshot_20201026-audi-fis-ski-world-c

オープニングレースを制したのは若干二十歳のニューカマー、伏兵ブローテン。
昨季のゾルデンでWC初の一桁順位.入賞を果たすと、その後は元EC王者の名に恥じぬ活躍でSL/GS共に第1シード入り。
そして今季開幕戦、ゲンの良いコースで初の表彰台を優勝で飾りました。
2位には二本目「圧巻」の滑りでラップを叩き出したオデルマット、三位にはこれまた初ポディウムのカビーゼル。
此処数シーズン、スイス勢の充実振りには目を見張るものがあります。

パントゥルーは序盤のミスが響き4位、クリストファーセンも序盤~急斜パートで精彩を欠く滑りで5位。
それでも明らかに本調子では無い中、共に一桁のリザルトは流石です。
昨季総合チャンプ、GS開眼のオーモット.キルデは一本目スキーが外れてDNFに終わりました。

 Screenshot_20201026-fisski-com
クリストファーセンもパントゥルーも(勿論ヒルシャーも)居ないGSポディウム。
うーん、何てフレッシュな表彰式なんでしょう。

絶対王者がピステを去って2シーズン目、今季のWC技術系は昨季以上の群雄割拠。
開幕戦からしてGS戦線は混沌、最後まで目の離せないタイトル争いとなりそうです。

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2020.02.23

●Yuzawa Naeba(JPN) GS&SL速報

えー、昨日のトーキョーは「春一番」飛来。
今日もビュービューと強い南風が吹き荒んでおりまする。
しかし未だ本格的な冬が訪れてないのに「春」の到来とは、御菓子な話ですね。

で、この「春一番」を伴った日本海側の低気圧。
新潟.湯沢町の方々やアルペンスキーファンにとっては正に「春の悪魔」...。
4年振りに行われるビックイベントを中止に追い込むと云う、コロナウイルス並みの「トンデモ」な事態を引き起こしました。

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「アルペンWC苗場大会、SL中止です...」

snow-forecastさんによると、今日のナエバは未明から午前中にかけて風速50km/h。
スキー場オフィシャルのライヴカメラでも「ゴーゴー」と強烈な地吹雪音。
ゴンドラは疎か、2高を動かすのも難しそうな天候です...。

そんな訳で恐らく強風による大会Canceled。
昨日と違い今日の気温は-5℃の冷え込み、バーンコンデションは良かっただけに返す返す残念です。
それにしても「腐れ暖冬」に加え、ピンポイントでの「腐れ暴風」。
今シーズンの湯沢はホント、何かに祟られている...。

所処で人後に落ちぬ「スキーマッド」且つ「アルペンスキーウオッチャー」の私め。
前回の2016.苗場大会は現地にてSLを観戦、興奮の一日を過ごしました。
当然今回のナエバにも出向く心算でしたが、何故か今トーキョーに居りまする。

と云うのも件の鬼畜暖冬でシーズンインが遅れに遅れ、今季の滑走日数は未だ14日。
矢張り「見る」より「滑る」方が優先順位の上になります。
そんな訳で「ホワイトサーカス」より「スノートリップ」を選択。
今夜より戸隠と白馬に向かう為、ワールドカップ観戦は諦めたのでした。

まぁWC観るとしたらSLだったので、結果的にはこの判断で良かったの鴨。

Screenshot_20200223-audi-fis-ski-world-c
初日のGS、リザルト。
1本目スタート時の気温が2℃、その後正午まで気温はぐんぐん上昇。
硫安撒いて必死のコース整備も空しく、バーンは緩々のザラメセメントです。

コースはトップシードの7人すら持たず「スタート早い者勝ち」の様相。
4番ビヴのアレクシが滑る頃には、ベストラインに「くっきり」と2本のレールが刻まれています。
第1シード外の選手で1本目トップ10に入ったのはブローテン(17ビヴ/7位)のみ。
トップから1秒以内に付けたのは僅か3人、CTが3.75秒と云う大差の低速レースとなってしまいました。

ポディウムの中央に立ったのは2度目の表彰台にて初優勝のザブチッチ。
1本目12位から2本目ラップを叩き出し1.24差のマージン。
その後リーダーズボードを譲る事無く、前残りでの優勝となりました。
今季好調、1本目3位のオデルマットが粘って2位。
ザブチッチ同様、中位から好走を見せたトミーフォードが3位に入りました。

1本目トップのヘンリクは1.58のマージンを生かし切れず、まさかの5位。
ベテランのハウゲン、オーバーオールを狙うオーモットキルデが1本目の貯金を生かして4位.6位。
クラニエッツ.クリストファーセン.パントゥルーのGSランク上位3人が何れも表彰台を逃す波乱のレースは、全般的に高速系経験者が好結果を残しました。

と、こんな感じのFIS.ワールドカップ湯沢苗場大会。
SLスペシャリストのユーリ.ノエルらにとっては、とんだ徒労の長旅となってしまいました。
今回の極東遠征、初優勝のザブチッチ以外で最も実を得たのは恐らく「オーモットキルデ」。
専門外のGS(つっても第1シードですが)で40ポイント獲得、しかもSL中止でヘンリクとの差は縮まらず。
2009/10のカルロヤンカ以来、10年振りの高速系選手のクリスタルグローヴ獲得が現実味を帯びてきました。

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2019.12.27

●Alta Badia(ITA) GS速報

えー、FISワールドカップGS第3戦、アルタバディア(イタリア)のレース速報。

本来なら4戦目なのですが、前節ヴァルディゼールが悪天キャンセルで今季3レース目。
そしてWC技術系種目はこれが年内ラストレースとなります。
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このアルタバディア、WC開催されるGSコースの中でも名うてのテクニカルバーン。
技術と経験/速さと強さ/マネジメントの滑りとアタックする滑り。
全てが偏る事無く求められ、実力差がそのままに表れ易いコースです。
しかも今年は雨交じりの霙雪降る中、ガスの掛かる視界不良の天候。
波打ったハードバーンに湿雪が乗り、更に難度の高いコンディションとなりました。

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GSの種目別タイトル、そしてオーバーオールを狙う「二強」は明暗クッキリ。
クリストファーセンは1本目4位から、格の違いを見せる滑りで今季3勝目。
片やパントゥルーは得意のGSで振るわず9位。
今シーズンのアレクシは「勝つ」か「沈む」か好不調の差が激しく、総合クリスタルグローヴに向けて思う様にポイントが伸ばせません。

2位には35番ビヴから残った伏兵サラジンが、22位から大ジャンプアップ。
パントゥルー.フェイブル.ムハット-ジャンらフランス勢シード選手の不振を尻目に2本目ラップを叩き出し、初の表彰台(つーか初の一桁着順)に立ちました。
3位には二本まとめた堅実クラニエッツ。そして4位には高速系より参戦のオーモット.キルデが大きなポイントをゲット。
一本目トップのハウゲンはWC初優勝の重圧からか大崩れ、11位に沈みました。

因みにアルタバディアのGSは過去ヒルシャーが6連勝。
ヒルシャー以前の最後の勝者、リゲティは1本目コースアウトでした。

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2019.12.19

●Val d`Isere(FRA) SL速報

えー、FISワールドカップSL第二戦、ヴァル.ディ.ゼールのレース速報。

Fisworldcup_f
ヒルシャーの引退でやおら混沌とした技術系の種目別チャンプ、そして総合クリスタルグローヴの行方。
一応はクリストファーセン/パントゥルーが軸も、絶対的な選手が不在です。

SLに関してはド本命にクリストファーセン、対抗にユーリとノエル。
穴でパントゥルー、大穴でゼンハーセン/メイラードと云った所処でしょうか。

Screenshot_20191219-audi-fis-ski-world-c

1本目トップのアレクシが危なげなく優勝、寧ろ2本目の滑りの方に凄みを感じました。
但しレース毎に調子のムラが大きく、総合を勝ち取るには今後ポイントの取り溢しが許されません。
二位にはミラー、三位にはグロスとベテラン勢が表彰台、まるで数年前のWCみたく。
グロスは2017年(クラニスカゴラ)以来のポディウム、再びトップシードに返り咲きです。

一本目大ミスで2.28差と大きく出遅れたクリストファーセンが2本目圧巻のラップを叩き出し、4位にジャンプアップ。
40番スタートから一本目2位につけたウインターは2本目2度のミスが響き19位に沈みました。
SLタイトル戦線の有力選手では、1本目3位に付けていたゼンハーセンが2本目DNF。
ユーリは2本共精彩を欠き10位、新星ノエルは1本目コースアウトと云う結果でした。

そして我らがジャパン.アルペンチームに漸く光明の兆し。
49番ビヴから小山陽平が22位に食い込み、WC3戦目にして初の2本目に進出しました。
初のWCポイント獲得に期待が膨らむも、2本目は序盤からやや遅れ気味の滑り。
ラインが落ちた所処で片ハンと、残念ながら結果を残す事が出来ませんでした。

それでも国内ユースレベルでは無双を誇った「大器」、頭打ちの中堅/ベテラン勢に較べスペックは数段上。
経験を重ねての「伸びシロ」も充分期待出来ますし、欧州の雪質順応度も高い。
しかし21歳のニューカマーに「ナショナルチーム存亡」の重責を背負わせざるを得ない現状に、チームジャパンの苦しさが覗い知れるのでして...。

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2019.12.12

●Beaver Creek(USA) GS速報

えー、FISワールドカップGS第二戦、ビーバークリークのレース速報。
ゾルデン(GS)、レヴィ(SL)の初戦を見る限り、ヒルシャーの引退で混沌とした技術系種目。
一応はクリストファーセン/パントゥルーが軸も、絶対的な選手が不在です。

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優勝は地元の利を生かしてトミー.フォード。
ワールドカップ60戦目のGSにて初のポディウム、しかもそれが表彰台の中央です。
二強の一角クリストファーセンとベテランのハウゲン、ノルウェー勢が2.3フィニッシュ。
GSの第一シードを7年守り続けている「安定の中位力」ハウゲンですが表彰台はこれが二度目、2017年のクラニスカ.ゴラ(2位)以来となりました。

対してアレクシはレヴィのSL(DNF)に続き精彩を欠く滑りで17位。
この調子では総合は疎か、GS種目別のクリスタルトロフィーも厳しい...。

あとザンパの失格で30位に繰り上がったサラジンが2本目ラップで13位にジャンプアップ。
(聞いた事無い名前でしたが、2016年のアルタバディアPGSで優勝してました)
他、主だった所処ではクラニエツは表彰台に届かず4位、ムハット.ジャン5位。
無難に二本まとめたフェイブルが6位、リゲティは2本目伸びず11位でした。

DH.SG4戦/GS.SL3戦を終えたWC序盤、オーバーオールはマイヤー(233)、クリヒマイヤー(212)、パリシェ(204)、ヘンリク(193)、フォイツ(192)のトップ5。
果たして今季のホワイトサーカス、総合チャンプの行方は高速系か技術系か。

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2019.10.31

●Soelden (AUT) GS速報

えー、10月最後のエントリーも「World Cup」のレビュー。
只、何時もと違うのは「楕円球バトル」では無く「雪上バトル」のワールドカップ。
今週日曜日、10月27日はホワイトサーカス「2019/20.WINTER」の開幕戦。
オーストリア/ゾルデンにてアルペンスキーWC、男女のジャイアントスラロームが行われました。

ま、ラグビーW杯以上に「だ~れも」興味の無いスポーツネタだと思いますが...。

Fisworldcup

昨季は悪天候、一昨季は雪不足でCanceledとなったゾルデンの男子GS。
今シーズンは三年振りに無事オープニングレース開催となりました。

長年トップシードで戦っていたノイロイター/ファナラが昨季限りで引退。
そして「絶対王者」マルセル.ヒルシャーが9月4日に衝撃の引退発表で「GS」「SL」、そして「総合」クリスタルトロフィーの行方はやおら混沌として参りました。
そんな中「ポストヒルシャー」と目されるのが、クリストファーセンとパントゥローの両雄。
二強対決が予想された開幕戦ですが、果たして結果や如何に。

Screenshot_20191030-audi-fis-ski-world-c

開幕戦はパントゥロー/ファナラのフランス勢1.2フィニッシュ、3位には昨季躍進のクラニエッツ。
パントゥローは昨季よりも身体が大きくなった感、力強さが一段増しています。
CB/SGでもポイントが狙えるので、技術系で大きく調子を落とさなければ総合優勝候補の一番手か。

4位にはキッチリ2本揃えたトミー.フォード(個人的には2本目最も良い滑りに見えました)、5位には復権の狼煙を上げたテッドリゲティ。
1本目23位から2本目ラップを叩き出したブラーゼンが6位にジャンプアップしました。
ノルウェー19歳の新星、今シーズンは彼が「台風の目」となるか。

クリストファーセンは1番ビヴ一本目10位、2本目も良い所処無く18位に沈みました。
精彩を欠く...と云うか、こんな「ダメダメ」なヘンリクも珍しい...。

あとは「ヒルシャー電撃引退」の余波で、高速系の選手も続々とGSエントリー。
8連覇の絶対王者無き後、勿論「総合タイトル」を狙っての参戦、オーモット.キルデ(21位)マティアス.マイヤー(15位)がポインをトゲットしました。
高速系の選手がクリスタルトロフィーを獲得したのは、2009/10のヤンカが最後。
DH/SG勢の「覇権」奪還にも興味の惹かれる今季のホワイトサーカスです。

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2019.10.16

●「World Cup」開幕10日前

えー、本日は10日後に開幕する「ワールドカップ」のお話。
「え、ワールドカップってもう決勝ラウンドじゃん(ラグビー)」
「え、ワールドカップって昨日で終わったじゃん(バレーボール)」

否々、この時期に開幕するワールドカップって云ったら勿論コレ。
「FISアルペンスキー.World Cup2019/20」で御座います。

30年来の「楕円球マッド」、そして「スノーマッド」の私め。 
4年に1度のWCは「ラグビー」、毎冬行われれるWCは「アルペンスキー」と決まっているのです。

そんな訳で今シーズンのアルペンワールドカップ.カレンダー。
男子の技術系種目は以下の通りとなっております。

Gs20

Sl20

GSはゾルデン(AUT)から全10戦、SLはレヴィ(FIN)から全12戦。
まぁ例年通りの開催地スケジューリング。
そして今季は4年振りに日本でWC開催、苗場でGS/SLの二種目が行われます。
ファイナルは26年冬季五輪の開催地、イタリアは「コルチナ・ダンペッツォ」。
ダウンヒルの印象が強いゲレンデで、技術系種目が開催されるのは久しく記憶にありません。

総合8連覇の絶対王者.ヒルシャーが9月に「まさか」の電撃引退発表。
良きライヴァルだったノイロイターを始めとし、技術系ではハージン.ファナラ。
高速系では総合優勝2回のスヴィンダルもバーンを去りました。
アルペンシーンを長年支え続けてた彼らのいないワールドカップは淋しいものがありますが、ノエルやメイラードやポポフに続くニューカマーがスキーサーカスを盛り上げてくれる事でしょう。

そんな訳でのアルペンスキー.ワールドカップ「開幕カウントダウン」。
因みに今季のチームジャパンもあんまり期待出来無さそうです…。

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2018.10.31

●Soelden 「Cancelled」

えー、一昨昨日は10月28日のハナシに成増が…。

10月最後の日曜日は私めにとって、やる事「目白押し」の多忙な一日。
早朝から柏市に向かい「手賀沼エコマラソン」に参戦。
帰宅後は録画していた「全日本大学女子駅伝」を観戦しつつ、関東協会と関西協会のラグビー試合結果に目を通す。

そして17時45分からはこの日のスポーツウオッチング「メインディッシュ」。
2018/19.FISアルペンスキーのワールドカップ開幕戦が行われるのです。
男子のオープニングレースは例に由ってオーストリア/セルデンのGS。
今シーズンのスキーサーカス幕開けに胸躍らせつつ、Jスポ1にチャンネルを合わせたのですが…。

何故か、

放送されているのは、

昨シーズンの最終戦です…。

 
Fisworldcup
「セルデン、キャンセル💀…」


うーん、2年連続での男子開幕戦「悪天中止」…。
この日はマラソンやら何やらでFISのホームページを覗いておらず、当日当時刻になるまで気が付きませんでした。

これで男子の技術系種目は11月18日のレヴィ(SL)まで待たねばなりません。
…て、この日は「上尾シティマラソン」の開催日じゃなかったっけ…。

あ、因みに土曜日の女子GSはスタート地点を下げて何とか開催。
安藤麻(26位)と石川晴菜(28位)が結果を残しました。

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2017.12.17

●Alta Badia(ITA) GS速報

えー、FISワールドカップGS第3戦、アルタバディア(イタリア)のレース速報。
WCの開催されるGSコースの中でも「正統派」のテクニカルな斜面構成。
技術と経験/速さと強さ/マネジメントの滑りとアタックする滑り、全てが偏る事無く求められ、実力差がそのままに表れ易いコースです。

Fisworldcup_f_2
無敵の絶対王者、ヒルシャーが帰ってきました。
1本目、9割程度のアタックで軽くラップを奪うと2本目に鬼アタック。
唯一の13秒台を叩き出して2本目もラップ奪取、計1.7秒差をつけての「ぶっちぎり」でアルタバディア5連覇/今季二勝目を飾りました。

シーズン初戦のレヴィ(SL)こそ骨折明けの影響からか精彩を欠く滑り。
「やっぱりヒルシャーも人の子、怪我には勝てないんだなー」なんて思いましたが…。
「大間違いでした…」。
今日のヒルシャーは、昨年まで見慣れた何時もの無敵モード。
バケモンみたく圧倒的な速さと強さ、、GSの専制君主「完全復活」ってな滑りです。
画面越しに見ても一段上のスピード絶対域、こりゃ嵌った時の「アレクシ」か「ヘンリク」位しか勝機無さそうです。

二位にはクリストファーセン、しかしヒルシャーがゴールした際のタイムを見て半ば呆れ顔だったのが印象的。
三位には攻めの滑りで二本揃えたクラニエッツが初のポディウムゲット。
しかしスロベニアの男子選手が表彰台に立ったのって、何時以来でしょう。
女子はシュトヘツ、ちょい前にはティナ.マゼもいたのですが、うーん記憶に無い…。

パントゥルー(9位)は「今日はダメな日」、一本目がアレではノーチャンス。
リゲティ(5位)は上昇気配もタイトル争いに厳しく、狙いはオリンピックの一点絞りか。
そして今季絶好調だったルイッツが足の不調を訴え1本目序盤でレース棄権。
オリンピックイヤーだと云うのに、今シーズンのドイツは厄年なのか…。

あと、第一シード組ではムハット-ジャン/フェイブルのフランス勢、数少ないブリザードマイスターのエイサスが「全く乗れてない」のが気掛かり。
逆にフェラーの滑りはヒヤヒヤ/ワクワク半々、何かやってくれそうで楽しみです。

1 4 53831 HIRSCHER Marcel 1989 AUT 1:12.15 1:13.27 2:25.42   0.00 100.00
2 3 422304 KRISTOFFERSEN Henrik 1994 NOR 1:12.32 1:14.80 2:27.12 +1.70 11.46 80.00
3 15 561244 KRANJEC Zan 1992 SLO 1:12.48 1:14.76 2:27.24 +1.82 12.27 60.00
4 10 511896 MURISIER Justin 1992 SUI 1:12.64 1:14.85 2:27.49 +2.07 13.95 50.00
5 14 534562 LIGETY Ted 1984 USA 1:12.90 1:14.75 2:27.65 +2.23 15.03 45.00
6 7 501324 OLSSON Matts 1988 SWE 1:12.73 1:14.96 2:27.69 +2.27 15.30 40.00
7 8 54063 FELLER Manuel 1992 AUT 1:12.52 1:15.23 2:27.75 +2.33 15.70 36.00
8 11 990116 DE ALIPRANDINI Luca 1990 ITA 1:13.30 1:14.62 2:27.92 +2.50 16.85 32.00
9 6 194364 PINTURAULT Alexis 1991 FRA 1:13.33 1:14.89 2:28.22 +2.80 18.87 29.00
10 5 421669 NESTVOLD-HAUGEN Leif Kristian 1987 NOR 1:12.93 1:15.34 2:28.27 +2.85 19.21 26.00
11 2 194495 FAIVRE Mathieu 1992 FRA 1:13.97 1:14.35 2:28.32 +2.90 19.54 24.00
12 18 54031 LEITINGER Roland 1991 AUT 1:13.51 1:14.85 2:28.36 +2.94 19.81 22.00
13 47 54027 BRENNSTEINER Stefan 1991 AUT 1:13.72 1:14.84 2:28.56 +3.14 21.16 20.00
14 12 191750 FANARA Thomas 1981 FRA 1:13.17 1:15.40 2:28.57 +3.15 21.23 18.00
15 55 481103 ANDRIENKO Aleksander 1990 RUS 1:14.47 1:14.16 2:28.63 +3.21 21.63 16.00
16 27 294890 NANI Roberto 1988 ITA 1:13.99 1:14.86 2:28.85 +3.43 23.12 15.00
16 9 292967 EISATH Florian 1984 ITA 1:14.13 1:14.72 2:28.85 +3.43 23.12 15.00
18 22 512182 MEILLARD Loic 1996 SUI 1:14.11 1:14.77 2:28.88 +3.46 23.32 13.00
19 16 292491 MOELGG Manfred 1982 ITA 1:13.70 1:15.43 2:29.13 +3.71 25.00 12.00
20 23 511852 CAVIEZEL Gino 1992 SUI 1:14.42 1:14.80 2:29.22 +3.80 25.61 11.00
21 72 511983 AERNI Luca 1993 SUI 1:14.82 1:14.58 2:29.40 +3.98 26.82 10.00
22 19 501017 MYHRER Andre 1983 SWE 1:13.99 1:15.53 2:29.52 +4.10 27.63 9.00
23 13 193967 MUFFAT-JEANDET Victor 1989 FRA 1:13.67 1:15.97 2:29.64 +4.22 28.44 8.00
24 48 194935 FAVROT Thibaut 1994 FRA 1:14.89 1:15.10 2:29.99 +4.57 30.80 7.00
25 20 380335 ZUBCIC Filip 1993 CRO 1:14.48 1:15.88 2:30.36 +4.94 33.29 6.00
26 29 202597 SCHMID Alexander 1994 GER 1:14.77 1:15.60 2:30.37 +4.95 33.36 5.00
27 26 103729 READ Erik 1991 CAN 1:13.90 1:19.89 2:33.79 +8.37 56.41 4.00
28 24 291318 TONETTI Riccardo 1989 ITA 1:13.52 1:24.52 2:38.04 +12.62 85.05 0.00

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2017.12.15

●Val d`Isere (FRA) GS/SL速報

えー、小川和紙マラソン絡みのエントリーでアップが遅れてしまいましたが…。
FISワールドカップGS第2戦/SL第2戦、ヴァル.ディ.ゼールのレース速報。
土日続けて技術系二種目のレース開催、まとめてアップ致します。

Fisworldcup_f
週末のベルバルデは見るからにウェットな重雪がドッカドッカ。
まるで越後湯沢を思わせる様なベタ雪が降り頻る悪コンディション、しかも湿堆雪の下にはWC使用の「ガチ」セメントバーン。
只でさえ「うねり」「片斜」の多いテクニカルなコースで、この雪質の乖離。
しかも悪天でスタート標高が下げられ、ポールセットは鬼の様な振り幅。
うーん、想像しただけでも難度Maxな極悪コンディションです…。

そんなバーン状況の中、パントゥルーが昨年に続いてヴァル.ディ.ゼールGS連覇。
一本目3位から二本目ラップを叩き出しての逆転勝利、ムラの多いSLに較べGSでは抜群の安定感と爆発力、打倒ヒルシャーの一番手に名乗りを上げました。
2位にはビーバークリークに続いてのポディウムゲット、ステファン.ルイッツ。
昨年も5位に入った(一本目2位)得意のコース、しかも今季は開幕戦から絶好調。
ノイロイター不在のドイツチーム、GS戦線のエースとなるか。
3位には一本目ラップのヒルシャー、ゲートに手を引っかけた上にフラッグが絡まったまま滑る不運もありましたが、何とか表彰台は死守。
まぁこんなトラブルでも無ければ絶対王者の牙城を崩すのは難しいのかも…。   

1 5 194364 PINTURAULT Alexis 1991 FRA 56.86 54.32 1:51.18   0.00 100.00
2 7 202437 LUITZ Stefan 1992 GER 56.84 54.62 1:51.46 +0.28 2.47 80.00
3 3 53831 HIRSCHER Marcel 1989 AUT 56.74 54.98 1:51.72 +0.54 4.76 60.00
4 4 194495 FAIVRE Mathieu 1992 FRA 57.12 54.84 1:51.96 +0.78 6.88 50.00
5 2 422304 KRISTOFFERSEN Henrik 1994 NOR 57.05 55.03 1:52.08 +0.90 7.93 45.00
6 40 202597 SCHMID Alexander 1994 GER 57.56 54.63 1:52.19 +1.01 8.90 40.00
7 17 561244 KRANJEC Zan 1992 SLO 57.41 54.87 1:52.28 +1.10 9.70 36.00
8 15 54063 FELLER Manuel 1992 AUT 57.94 54.90 1:52.84 +1.66 14.63 32.00
9 1 501324 OLSSON Matts 1988 SWE 57.15 55.76 1:52.91 +1.73 15.25 29.00
10 10 191750 FANARA Thomas 1981 FRA 58.25 54.89 1:53.14 +1.96 17.28 26.00
11 14 511896 MURISIER Justin 1992 SUI 58.00 55.34 1:53.34 +2.16 19.04 24.00
12 13 292967 EISATH Florian 1984 ITA 57.57 56.00 1:53.57 +2.39 21.07 22.00
13 6 421669 NESTVOLD-HAUGEN Leif Kristian 1987 NOR 58.01 55.87 1:53.88 +2.70 23.80 20.00
14 12 193967 MUFFAT-JEANDET Victor 1989 FRA 58.93 54.96 1:53.89 +2.71 23.89 18.00
15 23 511852 CAVIEZEL Gino 1992 SUI 58.13 55.80 1:53.93 +2.75 24.24 16.00
16 11 534562 LIGETY Ted 1984 USA 59.12 54.82 1:53.94 +2.76 24.33 15.00
17 57 54320 SCHWARZ Marco 1995 AUT 59.05 54.91 1:53.96 +2.78 24.50 14.00
18 36 990048 BORSOTTI Giovanni 1990 ITA 58.31 55.68 1:53.99 +2.81 24.77 13.00
19 8 990116 DE ALIPRANDINI Luca 1990 ITA 58.14 56.07 1:54.21 +3.03 26.71 12.00
20 30 534959 JITLOFF Tim 1985 USA 58.83 55.60 1:54.43 +3.25 28.65 11.00
21 28 511741 ZURBRIGGEN Elia 1990 SUI 58.64 55.86 1:54.50 +3.32 29.26 10.00
22 21 531799 FORD Tommy 1989 USA 57.63 56.93 1:54.56 +3.38 29.79 9.00
23 27 294890 NANI Roberto 1988 ITA 59.04 55.55 1:54.59 +3.41 30.06 8.00
24 16 292491 MOELGG Manfred 1982 ITA 58.12 56.50 1:54.62 +3.44 30.32 7.00
25 59 54170 MATT Michael 1993 AUT 58.94 55.83 1:54.77 +3.59 31.64 6.00
26 64 511983 AERNI Luca 1993 SUI 58.89 55.95 1:54.84 +3.66 32.26 5.00
27 55 561322 HADALIN Stefan 1995 SLO 58.63 56.37 1:55.00 +3.82 33.67 4.00
28 22 291318 TONETTI Riccardo 1989 ITA 58.53 56.76 1:55.29 +4.11 36.23 3.00
29 19 380335 ZUBCIC Filip 1993 CRO 58.99 56.63 1:55.62 +4.44 39.14 2.00
30 34 700830 ZAMPA Adam 1990 SVK 58.51 1:02.59 2:01.10 +9.92 87.44 0.00

日曜日ののSLは土曜日以上の大雪悪天候。
ラインを外すと雪溜まりに板を取られ、バランス崩すは板は走んないわ…。
その上降雪とフラットライトで視界も極不良、こりゃ若しかしてレース荒れるかも。

とか思ってたら優勝ヒルシャー、2位クリストファーセンと鉄板の結果。
一本目8位に沈んだヒルシャーが彼らしいパワフルな鬼アタックで大捲り。
ヘンリクの追撃をかわすと、後は上位陣総崩れで二強のワンツーフィニッシュとなりました。
3位にはしぶとい滑りでアンドレ.ミラー。
若手の台頭やベテランの一発など、ポディウム争いの激しいSLで種目別チャンプが表彰台を独占するのは珍しい光景。
つっても此処6年でスラロームの種目別優勝って、この3人だけなんですけどね。

尚、ジャパンのエース湯浅直樹は一本目早々に内倒DNF。
二戦続けてのノーポイントは余りにも痛い…。
次戦は20番以降のスタート順となり、得意のマドンナで結果が残せないと第二シードすら危うくなってきます。
大越龍之介は攻める気概こそ見えた滑りなもののコースアウト、結果を残せず。
ただ、この滑りを続けていけば過去数年に較べ、幾らか期待は持てそうです。           

1 5 53831 HIRSCHER Marcel 1989 AUT 49.55 52.39 1:41.94   0.00 100.00
2 7 422304 KRISTOFFERSEN Henrik 1994 NOR 49.41 52.92 1:42.33 +0.39 2.75 80.00
3 13 501017 MYHRER Andre 1983 SWE 49.21 53.13 1:42.34 +0.40 2.83 60.00
4 2 54170 MATT Michael 1993 AUT 49.19 53.30 1:42.49 +0.55 3.88 50.00
5 20 421860 NORDBOTTEN Jonathan 1989 NOR 49.79 52.84 1:42.63 +0.69 4.87 45.00
6 4 293797 GROSS Stefano 1986 ITA 49.00 53.70 1:42.70 +0.76 5.37 40.00
7 3 202462 DOPFER Fritz 1987 GER 49.53 53.36 1:42.89 +0.95 6.71 36.00
8 11 501111 HARGIN Mattias 1985 SWE 49.38 53.62 1:43.00 +1.06 7.49 32.00
9 17 422082 FOSS-SOLEVAAG Sebastian 1991 NOR 49.42 53.68 1:43.10 +1.16 8.19 29.00
9 16 54320 SCHWARZ Marco 1995 AUT 51.01 52.09 1:43.10 +1.16 8.19 29.00
11 27 53889 HIRSCHBUEHL Christian 1990 AUT 50.08 53.04 1:43.12 +1.18 8.33 24.00
12 8 191459 LIZEROUX Julien 1979 FRA 49.63 53.50 1:43.13 +1.19 8.40 22.00
13 18 192665 GRANGE Jean-Baptiste 1984 FRA 49.68 53.60 1:43.28 +1.34 9.46 20.00
14 35 512182 MEILLARD Loic 1996 SUI 50.54 52.96 1:43.50 +1.56 11.02 18.00
15 21 421669 NESTVOLD-HAUGEN Leif Kristian 1987 NOR 50.07 53.65 1:43.72 +1.78 12.57 16.00
16 47 561322 HADALIN Stefan 1995 SLO 51.07 52.79 1:43.86 +1.92 13.56 15.00
17 33 481327 TRIKHICHEV Pavel 1992 RUS 50.42 53.47 1:43.89 +1.95 13.77 14.00
18 45 201896 STEHLE Dominik 1986 GER 50.45 53.51 1:43.96 +2.02 14.27 13.00
19 14 220689 RYDING Dave 1986 GBR 50.01 54.12 1:44.13 +2.19 15.47 12.00
20 51 6190403 NOEL Clement 1997 FRA 50.51 53.68 1:44.19 +2.25 15.89 11.00
21 26 51395 DIGRUBER Marc 1988 AUT 50.47 53.92 1:44.39 +2.45 17.30 10.00
22 6 480736 KHOROSHILOV Alexander 1984 RUS 50.27 54.28 1:44.55 +2.61 18.43 9.00
23 49 291145 DEVILLE Cristian 1981 ITA 50.96 53.62 1:44.58 +2.64 18.65 8.00
24 22 193967 MUFFAT-JEANDET Victor 1989 FRA 49.98 54.83 1:44.81 +2.87 20.27 7.00
25 55 201891 SCHMID Philipp 1986 GER 50.47 55.01 1:45.48 +3.54 25.00 6.00
26 32 202485 KETTERER David 1993 GER 51.03 56.30 1:47.33 +5.39 38.07 5.00

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