2008.02.28

●「村田亙」のこと

去る二月二日、一人のラガーマンが現役に別れを告げました。

村田亙。今後不出世とも云える偉大なSHです。
(詳細経歴等はHP http://www.wata888.net/ を御覧になって下さい)               
彼の桜のジャージを最後に生で見たのは、奇しくもラストキャップとなった2005年のアイルランド戦。其れまでの煮えきらないジャバンに喝を入れる速攻を演出、ユニオンの誇りと熱さ、期待感を取り戻す戦い振りは正に「ムラタワタル」の真骨頂でした。               

ファンからすると、バイヨンヌから帰国後ヤマハでタイトルを獲る事無く引退するのが唯一残念でしたが、引退後一ヶ月もしない間に朗報が。
昨日、ジャパンセブンズの監督に就任したのです。

三月二十八日よりは香港セブンスが開幕。
南ア、アルゼンチンが同居するプールで、面白い戦いを期待しています。

7人制日本代表の新監督に村田氏…
元日本代表SHを抜てき

日本ラグビー協会は27日、08年度の7人制日本代表監督に、元日本代表SH村田亙(40)=ヤマハ発動機、が就任すると発表した。契約は1年で、ヤマハに所属しながら指導を行う。今季で現役を引退したが、日本人選手初のプロ選手としてフランスでも活躍したスター選手。引退直後に代表監督となる抜てき人事。来年3月の7人制W杯へチームを率いる。

元祖スピード・ラグビーの旗手が、破格の待遇で7人制代表監督に招かれた。「日本の特色を生かした、スピーディーなラグビーをみせたい。そのためにも、基本となるディフェンスをかためることからスタートしたい」。今月に現役引退したばかりだが、1月で40歳に。初監督の就任会見でも、落ち着いた雰囲気を漂わせた。
瞬発力抜群の快足と攻撃的なスタイルで、東芝府中(当時)の96年度からの日本選手権3連覇を支えた1人。その後は日本人選手プロ1号として2シーズンをフランスで活動。今季限りで現役を引退したことで、2シーズンはコーチとして参画してきた7人制代表の新監督に就いた。今季から7人制代表も統括する太田治・代表事業部GMは「今秋にはW杯予選、そして来年はW杯がある。組織を再編して挑むには適任と思った」と期待をよせる。日本代表のジョン・カーワン・ヘッドコーチは「経験を若い選手に伝えてほしい」と、現役時代に対戦した経験もある新監督にエール。スピード勝負の方針どおり、“村田ジャパン”は早速、28日から走りはじめる。
(文.2/28サンケイスポーツより借載)

2008年、7人制日本代表スコッド候補(香港・アデレードセブンズ)は下記にて。

・PR
築城昌拓(コカ・コーラ)  山本秀文(NEC)
シュウペリ・ロコツイ(リコー)  岩本健一朗(トヨタ)
・HO
山本英児(九州電力)  竹山浩史(IBM)  山本紘史(明大)
・PR
桑水流裕策(福大) シオネ・タリカビリ・バツベイ(拓大)
マイケル・リーチ(東海大)
・SWP
鈴木貴士(セコム)
金●元(近鉄)※●は吉2つ  成田秀悦(サントリー)
・SO
小吹祐介(リコー)
・CTB
吉田大樹(東芝)  横山伸一(拓大)
松下 馨(ヤマハ)  ミフィポセチ・パエア(埼工大)
・WTB
横山健一(拓大)  山田章仁(慶大)  宇薄岳央(同大)
水野弘貴(トヨタ)  徐 吉嶺(ヤマハ)  首藤甲子郎(NEC)

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2008.02.26

●トップリーグ「ベスト15」

昨日月曜日、「ジャパンラグビートップリーグ」2007-2008シーズン年間表彰式が行われました。個人賞で選出されたのは以下の選手です。

マイクロソフトカップMVP 小野澤宏時(サントリー) 勝利チームなので宜しいかと。
トップリーグリーグ戦MVP 小野澤宏時(サントリー) えーっと…。
新人賞 田中史朗(三洋) 豊田(東芝)との激戦が予想されましたが、順当。
最多トライゲッター 北川智規(三洋) スコア表彰。
得点王&ベストキッカー 大西将太郎(ヤマハ) スコア表彰。
特別賞 豊田真人(東芝) こー云う表彰良いですね、ステキです。

ベスト15
PR1 西浦達吉 (コカコーラ) 尾崎(サントリー)を推す声も有りそうですが、順当かと。
HO   山本貢 (三洋) サントリー勢が満遍なく出場してしまったので、まぁ順当かと。
PR3 相馬朋和 (三洋) 池谷(サントリー)を推す声も有りそうですが、順当かと。
LO4 大野均 (東芝) 日本勢では順当かと。
LO5 谷口智昭 (トヨタ) フィットネス不足と云う声も出そうですが、日本勢ではまぁ順当かと。
FL6 セミシ・サウカワ (NEC) 出場機会も増えインパクトも充分。まぁ順当かと。
FL7 フィリップ・オライリー (三洋) 順当。
NO8 ホラニ・龍コリニアシ (三洋) 順当。

SH   田中史朗 (三洋) 佐藤(ヤマハ)を推す声も有りそうですが、順当かと。
SO   トニー・ブラウン (三洋) 至極順当、と云うより他に誰がいる。
WTB11 小野澤宏時 (サントリー) 順当。自転車好きとしてもウレシク思います。
CTB12 大西将太郎 (ヤマハ) 日本勢では順当かも知れません、しかし…。
CTB13 霜村誠一 (三洋) 順当。カムバック賞もあげましょう。
WTB14 北川智規 (三洋) 遠藤(トヨタ)を推す声も有りそうですが、順当かと。
FB      田邉淳 (三洋) シブイ選出です。順当かと。

さて、CTB12大西将太郎選手に就いてです。
勿論ワールドカップの活躍は未だ記憶に新しく、亦過去四年間トップリーグ全試合出場という鉄人振りも特筆に値するものです。更には今季得点王&ベストキッカーも受賞しました。しかし…
好不調の波が激しいとは云えライアンニコラス、衰えが見えるとは云えスコットマクラウド、レッドカードを貰い出場停止を食らったとは云えナイサングレイ、降格チームとは云えブライアンロビンス、等々…。多士済々のインサイドセンター陣が揃う中の選出。
ジャパン「ベスト15」なら解りますがあくまでトップリーグでのベスト15。
個人的に嫌いな選手じゃないものですから、余計に疑問符が付いたりするのです。

序でに。
此処数年、どう観ても「ベスト」の働きをしている外国人選手が選から漏れています。
レオンマクドナルド(最後の方で怪我しちゃいましたが)
トロイフラベル(イエロー多過ぎましたが)
ネイサンウィリアムス(ポジション二つこなしちゃいましたが)
トウタイケフ(何で選ばれないのか解りません。強いて云うならチームが…)

ならばいっその事、外国人選出数の制限をするなり、或いは外国人が選出されたポジションだけ別枠で日本選手を次点表彰してみたらどうでしょうか。

最後に最優秀選手ですが「リーグ戦MVP」と云う冠なら…。
どー考えてもトニー・ブラウンでしょう。

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2008.02.24

●「MS杯決勝戦」 展望

愈々今日はマイクロソフトカップ決勝戦です。

厳しい試合でも勝利を重ねリーグ戦を全勝で通過、逞しさを増してきた三洋電機。片やトーナメント戦を見据えたが如くの闘い振りで、終盤戦より調子を上げてきたサントリー。
楕円雀の下馬評では「清宮サントリーがやや優位」と云うのが大方の見方ですが、扨、決勝戦の展望は。

三洋のディフェンス網はシーズンを重ねるにつれ強固さを増しています。
元々優秀な個々のタックラーを揃えている上、組織的防御が整備(カバーデフェンスの高い意識も秀逸)されたとなれば、フェイズを重ねた攻撃でゴールラインを割る事は難しいと思われます。サインプレーやインターセプトなど、少ないフェイズでトライを奪うしかありません。
そうなると当然サントリーはFW戦に固執したゲームプランが予想されます。BKはある程度エリアマネジメントに集中してくるでしょう。

三洋はラインデフェンスの強固な反面、ラックでの「見切り」が早いので、まずサントリーはそこで局地戦を挑んでくるでしょう(東芝はラックでのポール争奪戦で優位に立ちながら、其処のチャンネルを突き切れませんでした)。
ブレイクダウンを支配しボール保持率で優位に立てば、陣取り戦でタッチを切り三洋の不安定なラインアウトを突いてくるでしょうし、ゴール前になれば確実な得点パターン(モールゴリゴリ)でトライを狙ってくる筈です。
サントリーのスカウティングは相当なもの、相手の弱い部分を否応無く狙ってきます。

しかしサントリーにも一抹の不安要素が。
FW戦.セットプレーで圧倒的優位に立ちながらも、それがスコアに結びつかない場合が見受けられ、其等の試合では当然敗れている(コーラ戦.三洋戦)と云う事です。
小野澤.有賀ら決定力のあるBKを巧く活かす鍵は、ライアン.ニコラスの出来に拠るのではないでしょうか。

三洋は兎に角セットプレーの安定が大前提。
スクラムに関しては東芝戦を見る限りある程度修正出来ており、リーグ戦の様な無残な捲られ方はしないでしょうが、ヒーナン不在のラインアウトは苦戦が予想されます。
ある程度マイボールを確保しないと厳しい勝負になるでしょう。

但し今季の三洋は「内容で負けても試合には勝つ」勝負強さを持っています。
ブラウン不在の上ブレイクダウンで後手を踏み、BKにも蹂躙され完全な負け試合だったトヨタ戦。スクラム.ラインアウトが壊滅、エリアマネジメントでも苦しい試合を強いられたサントリー戦。ゲームの流れとしては完全に相手ペース、最後の最後で漸くうっちゃった先日の東芝戦。

此等の結果は云う迄も無く「神様」によるゲームコントロールの賜物ですが、しかしそれ「だけ」でもありません。
プランが意思統一され、各個にまで浸透されたゲーム戦術、ゲームを支配されスコアで逆転されても折れない精神力、「一発で」トライを取り切れるバックスリーの存在、リザーブ投入の的確なベンチワーク…。
今季の三洋には確かな「チームとしての充実」を伺うことが出来るのです。

と云う訳で、素人の見解ではこんな感じになりましたが結果や如何に。

サントリー(3~4トライ 2~3PG)    三洋(1~3トライ 3~4PG)
      21~37             15~33

個人的には面白いラグビーを展開している三洋に頑張ってもらいたいです。

    

                

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2008.02.18

●「2008 ジャパン」第一次スコッド発表

今日、ラグビー「2008日本代表」第一次スコッドが発表になりました。

今回は「JK」もトップリーグに足を運び、シーズンを通しての選考。
時間の無い中ドタバタで選ばれた昨年と違い、概ね期待通りではないでしょうか。

尾崎、中村、池谷、中山、龍コリニアシ、佐藤、田中、ニコラス…。
ノンキャップ組の抜擢も順当な面子です。
個人的には難波(トヨタ)、田邊(三洋)なんぞも面白いと思ったのですが、2011年を考えると年齢が微妙、致し方無い処でしょう。
また畠山、五郎丸、山中ら早稲田勢の待望論も有りますが、ATQを経てからの選出でもまぁ遅くは無いかと。

但し「問題」のHB団、FBも然る事ながら、何気にLOが手薄な感。
暫くはベテラン頼みになるのでしょうが、大野、トンプソンの後釜探しも大変です。

何はともあれ、誇りの持てる「チームユニオン」を期待したいものです。
(下線は2007WC代表スコッド、青字は代表初選出)

【FW】 30名
・PR1

西浦達吉(コカ・コーラウエスト) 31歳 [176㎝ 111㎏] cap11
尾崎章(サントリー) 29歳 [176㎝ 115㎏] cap0
猪瀬佑太(NEC) 25歳 [182㎝ 107㎏] cap0 
中村嘉樹(トヨタ) 24歳 [176㎝ 100㎏] cap0
・HO
松原裕司(神戸製鋼) 28歳 [180㎝ 95㎏] cap23
山本貢(三洋電機) 26歳 [174㎝ 100㎏] cap10
猪口拓(東芝) 25歳 [176㎝ 98㎏] cap3
青木佑輔(サントリー) 24歳 [176㎝ 95㎏] cap2
安江祥光(日本IBM)23歳 [175㎝ 110㎏] cap0
・PR3
相馬朋和(三洋電機) 30歳 [183㎝ 122㎏] cap17
池谷陽輔(サントリー) 28歳 [183㎝ 112㎏] cap0
中野真二(トヨタ) 27歳 [177㎝ 105㎏] cap0

・LO4
大野均(東芝) 29歳 [192㎝ 105㎏] cap24
谷口智昭(トヨタ) 25歳 [192㎝ 125㎏] cap3
清野護(クボタ) 26歳 [193㎝ 115㎏] cap0
佐藤平(NEC) 25歳 [192㎝ 105㎏] cap0
・LO5
熊谷皇紀(NEC) 29歳 [194㎝ 104㎏] cap26
ルーク・トンプソン(近鉄) 26歳 [195㎝ 110㎏] cap7

北川俊澄(トヨタ) 27歳 [195㎝ 105㎏] cap6
篠塚公史(サントリー) 24歳 [196㎝ 105㎏] cap0
・FL6
木曽一(ヤマハ) 29歳 [195㎝ 107㎏] cap31
ハレ・マキリ(福岡サニックス) 29歳 [190㎝ 103㎏] cap21

菊谷崇(トヨタ自動車) 27歳 [187㎝ 100㎏] cap10
中山義孝(トヨタ自動車) 25歳 [184㎝ 110㎏] cap0
・FL7
フィリップ・オライリー(三洋電機) 27歳 [190㎝ 100㎏] cap8
中居智昭(東芝) 26歳 [186㎝ 98㎏] cap11
佐々木隆道(サントリー) 23歳 [184㎝ 98㎏] cap6
・No.8
箕内拓郎(NEC) 32歳 [188㎝ 109㎏] cap40  
ホラニ・龍コリニアシ(三洋電機) 26歳 [188㎝ 115㎏] cap0
豊田真人(東芝) 23歳 [187㎝ 108㎏] cap0


【BK】 22名
・SH

矢富勇毅(ヤマハ) 23歳 [176㎝ 81㎏] cap9
吉田朋生(東芝) 25歳 [171㎝ 78㎏] cap8

佐藤貴志(ヤマハ) 26歳 [175㎝ 85㎏] cap0
田中史朗(三洋電機) 23歳 [166㎝ 72㎏] 
cap0
・SO
安藤栄次(NEC) 25歳 [174㎝ 84㎏] cap12
正面健司(トヨタ) 24歳 [175㎝ 80㎏] cap2
ジェームス・アレジ(-) 28歳 [187㎝ 93㎏] cap1
廣瀬俊朗(東芝) 26歳 [173㎝ 77㎏] cap1
ショーン・ウェブ(ワールド) 26歳 [180㎝ 90㎏] cap0
野村直矢(サントリー) 24歳 [179㎝ 83㎏] cap0

・CTB
大西将太郎(ヤマハ) 29歳 [180㎝ 85㎏] cap28
今村雄太(神戸製鋼) 23歳 [178㎝ 90㎏] cap15
ブライス・ロビンス(リコー) 27歳 [183㎝ 86㎏] cap10
平浩二(サントリー) 25歳 [185㎝ 96㎏] cap7

霜村誠一(三洋電機) 26歳 [176㎝ 87㎏] cap3
ライアン・ニコラス(サントリー) 28歳 [190㎝ 100㎏] cap0
・WTB
小野澤宏時(サントリー) 29歳 [180㎝ 86㎏] cap39
遠藤幸佑(トヨタ) 27歳 [186㎝ 92㎏] cap17
クリスチャン・ロアマヌ(東芝) 21歳 [188㎝ 108㎏] cap11
北川智規(三洋電機) 24歳 [175㎝ 80㎏] cap3

・FB
有賀剛(サントリー) 24歳 [175㎝ 85㎏] cap12
久住辰也(トヨタ) 26歳 [180㎝ 85㎏] cap2

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2008.02.17

●怒涛の日曜日

本日は日曜日です。
従ってお店もお休みです。

良識ある一社会人として休日の過ごし方と云うものは、一週間の疲れを取るべく身体を休め、明日に備え鋭気を養うのが正しい在り様では無いでしょうか。
遊び呆けて翌日に疲れを残すなぞ愚の骨頂、公人としては失格です。

と記していてハズカシイ程、ゆとりのカケラも無い休日を過ごしてしまいました。
その怒涛のタイムテーブルを下記に晒しておきます(現在進行形中)。

05:30 起床
06:20 「たにがわ」くんにて上越に出立
08:00 石内丸山着 ヒタスラ滑る
11:20 ゲレンデより撤収
12:00 越後湯沢出立
13:30 東京着
14:00 秩父宮着 【三洋vs東芝】ラグビー観戦
16:00 赤坂帰宅 「赤坂サカス」工事進行状況を探るべく周辺散策
17:00 帰宅 ラグビー【サントリーvsトヨタ】の試合を録画観戦
18:00 JスポーツでFISスキーW杯スラローム第八戦を観戦中

「滑りにも行きたいしラグビーも観たい」
両方共選択した結果がこの有様。
待ち受けていたのは刹那な迄の強(狂)行軍、莫迦と云うか阿呆と云うか…。

流石にいい加減眠たくなってきました。

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2008.02.15

●ペスト22

トップリーグもリーグ戦が終了、愈々明後日よりプレーオフが始まります。
(と云っても殆どの方々は興味が無いと思いますが…)

と云う訳でレギュラーシーズンを振り返り、今季のベスト15+リザーブで「ベスト22」を選んでみました。
但しあくまで今季リーグ戦でのパフォーマンスやチームへの貢献度にての選考で、ユニオンクラス云々とか次期ジャパン候補といった視点ではありません。
従ってビックネームでも出場機会の少ない選手は漏れてしまいました。

①西浦達吉 (コカコーラ.ウエスト)
   ルースヘッドにして三列並みの運動量、世界に揉まれスクラムも強化。
②山岡俊 (サントリー)
   怪我人の多かったサントリー序盤戦最大の功労者。復調成り充実のシーズン。
③池谷陽輔 (サントリー)
   第一列の要。スクラムの強さだけなら国内最強クラス。
④サイモン.メイリング (サントリー)
   スクラム.ラインアウト.モール。セットプレーの要にて且つ高いワークレート。
   日本人では大野均(東芝)をリザーブに。

⑤ロイス.ウィリス (神戸製鋼)
   崩壊寸前の神戸FWを支える。往時に比べやや陰り見えるも流石の仕事人。
   日本人ではアタックの破壊力を買って谷口智昭(トヨタ)。

⑥中山義孝 (トヨタ)
   今季成長株の大型フランカー。サイズを活かした突破、タックル.ジャッカルでも活躍。
⑦フィリップ.オライリー (三洋電機) 
   出場機会の限られた中でも圧巻の存在感、ボールハンター。
   日本人では鋭いサイドアタックが健在、年齢を感じさせぬ活躍の伊藤剛臣(神戸)。

⑧トウタイ.ケフ (クボタ)
   剛柔併せ持つトータルフットポーラー。正に「ワールドクラス」の№8。
   日本人では風格漂うジャパンのスキッパー、箕内拓郎(NEC)。

⑨田中史朗 (三洋電機)
   速い捌きと冷静な判断。周辺のリードもあり新人とは思えぬ活躍振り。
⑩トニーブラウン (三洋)
   別格。オフェンスではゲームを司る「神」、更にはデフェンスで「鬼神」の働き。
   日本人では安定したゲームメイク、円熟の淵上宗志(コカコーラ)。

⑪小野澤宏時 (サントリー)
   ボールを持つと確実にゲイン、安定感に加え力強さも増す。まだまだやれそう。
⑫ナイサングレイ (九州電力)
   攻守共に九電の心臓部、多士済々のインサイドセンター陣の中でもモノが違う。
   日本人では難波英樹(トヨタ)をリザーブに。

⑬霜村誠一 (三洋電機)
   ハードタックラー漸くの完全復調、充実の一年。此処二年の怪我が本当に惜しまれる。
⑭遠藤幸佑 (トヨタ)
   WC帰りで更に成長。国内クラスでは図抜けた存在のパワフルウィンガー。
⑮田邊淳 (三洋電機)
   三洋躍進影の立役者。安定したフィールディング、キック。フィジカルも強い。


16中村嘉樹 (トヨタ)
   力強さ増し激戦のチーム第一列に定着。一番もこなせるという事での選出。
17相馬朋和 (三洋電機)
   三洋FW陣の支柱。スクラムワークの巧さに加えオフザボールの動きも秀逸。
18大野均 (東芝)
   数少ない和製「リアルロック」。WC疲れか序盤はやや精彩欠くも後半戦に復調。
19ホラニ.龍コリニアシ (三洋電機)
   出場機会増え大ブレイク。破壊力溢れる攻撃も然ることながら人を生かすプレーも。
20佐藤貴志 (ヤマハ)
   セブンズより急成長。安易なキックミスやハンドリングエラーを無くせばジャパンも視野に。
21難波英樹 (トヨタ)
   要所で試合の流れを変えるタックル.ハイポール処理。円熟味増す。
22松田努 (東芝)
   ベテラン健在。怪我人続出のチームに於いて最大の貢献者。37歳にて更なる成長?

因みにチーム別の実数では
三洋(7) サントリー(4) トヨタ(4) 東芝(2) 神戸.ヤマハ.クボタ.コーラ.九電(各1)
という結果になりました。
矢張り上位チームからの選出が多いですが、三洋がシーズンを通してメンバーを固定していたのに対し、サントリー、トヨタは選手の入れ替えが激しかったのが選考数に影響していると思われます。
東芝が思いの他少なかったのは意外でしたが、今季の成績を考えると妥当かとも。

と、まぁこんな感じでした。

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2008.01.26

●悲喜交々

土曜日は正午から例に由って秩父宮。

今日の御目当ては「裏」天王山、九電vsリコー戦。
両チーム共トップリーグ残留に向けての正念場です。

で、結果からすると、「遂に」と云うか「順当」と云うか…。
社会人リーグ以来の古豪、リコーの降格が九分九厘確定。
しかし此処数年の闘い振りを見る限り、「すべくしての降格」ではないかと…。

ソコソコの現有戦力を保持しながら二転三転、徹底しないチームプラン。
此処数年ストーリーの見えないラグビーを続けており、その闘い振りは余り誉められたものではありませんでした。

今日もディフェンスで踏ん張るものの要所でラインアウトが崩壊。後半はエリアマネジメントで後手を取り、残り十分をきった所で再逆転を許し終戦。
内容は今季ベストに近い出来だっただけに、尚更力負けの感が残ります。

結果論ではありますが、ブライアン.スミスヘッド(04/05年)の路線を踏襲していれば…、とも思ったりするのです。
嗚呼、ラーカム様をトップリーグで見られないのが残念哉。

一方九電は終始一徹展開勝負。磐石のラインアウトですら全くボールを停滞させません。後半風上に立つとキックを交えて陣地を稼ぎます。
ナイサン.グレイがボールを持った時点で攻撃選択肢が多岐に亘るだけに、後は⑩のゲームメイクが安定すれば来季は更に面白いゲームが期待出来そうです。

後、マイクロソフトカップ進出の四チームも大凡目処の付いた様子。

三洋.サントリーは確定、トヨタもほぼ間違い無し。
残イチの椅子も相手関係、得失点差で東芝のセンが色濃くなってきました。
萬が一でNEC.神戸、億が一でヤマハの可能性も残っていますが…。

最後に。
村田亙先生、お疲れ様でした。

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2007.05.13

●クラッシック.オールブラックス

土曜日の事ですが、当然行って来ました。
と云うより、行かなければなりません、見逃すと一生後悔することになります。
土曜の好天にも恵まれ、秩父宮は二万余の観客、札止め寸前の超満員でした。

Master_cab_2と、例によって殆どの方々は何のことだか解らないと思いますので簡単に御説明。ユニオンラグビー最強、ニュージーランド代表経験者で構成される、「クラッシック.オールブラックス」が来日、ジャパンと親善試合を行ったのです。

要するに「オールブラックスOBチーム」なのですがスコッドの殆どが尚現役、世界各地のクラブチームで活躍しています。
またこの面子が「スゴイ」のです。サッカー的に喩えるなら、『現役中のロナウド.ロマーリオ.ドゥンガ.レオナルド.ロベカル含むブラジル代表OBチーム』といった感、これだけのメンバーを生で観戦出来る機会は恐らく無いでしょう。

従って試合前のアップからバックスタンド前で齧り付きです。

で、試合そのものはというと、「少々」旬を過ぎた年齢に加え、結成十日足らずということもあり、矢張り大味な部分がありました。
しかしそんなことなどどーでもよい程のスタープレーヤーの競演、見処は満載でした。何せ彼らが日本でプレイすること自体、奇跡的な出来事なのです。

「セブンズの神様」エリック.ラッシュ率いる「生」ハカから始まり、マーシャル&マーティンズの「世界最高」黄金HB団、「怪物」ロムーの復活&爆走、「キング」カーロスの異次元プレー、御馴染みブラウン&マクドナルドのCTBコンビ…。
ラグビーファンからすると夢のような八十分でした。

観戦記は時間が有れば後日にでも…

追記  睡眠不足の上、炎天下の中で四時間程の試合観戦、試合後の虚脱感で土曜日はバテバテの営業となりました。

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