●続.「2016/17」滑走後記
「嗚呼、今冬も終わってしまった... つД`)・゚・。・゚゚・*:.。」
そんな訳で一昨日に続いての「2015/16.スキーライフ」回顧録、その2。
本日は「今シーズン、沢山回したヘビロテコース」を挙げてみる事に致します。
今季の滑走日数は70日(五竜47/65日 八方尾根/4日 かぐら/1日)。
五竜に一冬籠っていたので、殆んどが「五竜&47」でのアクテティビティ。
従い、上位6つは全て同スキー場のゲレンデとなりました。
⑧八方尾根/パノラマコース
八方尾根アクティビティ、レイトアフタヌーンのメインバーン。
「リーゼンはボコボコ荒れ」「兎のコブ遊びを続けるには身体が持たない」「セントラルは鬼クラスト/アイシー化」「スカイラインへ出向くには遠くて面倒」。
そんな疲労困憊の15時以降は「パノラマ~たてっこ」の縦ラインが主戦コースです。
入りと尻が中斜/ミドルに緩斜を挟んだ構成なので、疲れた身体に程良い優しさ。
日蔭に入ると良い按配にバーン硬化が進み、斜度の割りにはソコソコのスピードコースとなってくれます。
おむすびを左手に眺めつつ、ココを〆滑するのがお決まりの八方ルーティーン。
因みに午前中はセントラル回しの「通り道」として使う事が多いです。
⑦八方尾根/兎平
ウサちゃんと云えば、やっぱり「コブ遊び」がメインのコースチョイス。
特に日中に雪の緩む春スキー時期には、主戦ゲレンデの1つとなります。
リフト沿いには非.バンク形状の縦ラインが作られている事も多く、掘れの程々な午前中にはアタックし易いコンディション。
リフトギャラリーの視線を浴びつつのコブ攻めが楽しめます。
3月中旬以降は悪雪化と荒れ進行の激しいリーゼンを避け、オープニングタイムから大町側を「アルペンクワッド回し」。
標高的に比較的良雪コンディションを保ってるので、黒菱三角/スカイラインと並んでグルームバーンでの利用頻度も高くなります。
「大町側で高速カービング」「小谷側でコブ遊び」「クワッド沿いとソデクロでパウ祭り」と、スノーコンディションやスキーヤーの嗜好によって結構使い方の差異が大きいゲレンデ。
従い「コブ兎」「整地兎」「パウ兎」合算の滑走数は、意外と多くなるのでして。
⑥五竜&47/ルート1.ボトムパート
Hakuba47の中でも最もお気に入りのコース、ルート1.下半分。
「程良い中急斜面」「コリドール無し」「軽く左右に振ったシケインと片斜面」「ウェーブ段差3発」と、個人的な好みの構成が全て盛り込まれています。
特にハイシーズンの寒冷時には「インジェクション入ってるんじゃねーの」てな位な、ガチ氷結バーン化。
「ズレまくり」「落とされまくり」のハードパックが堪らない♪。
ポールセットすれば、さぞかし面白いSLコースが作れるでしょうに。
一般的にはゴンドラへの下山コース的な扱いなので、滑走者が少ないのもポイント高し。
リフト/ゴンドラ接続の不便さ故、「此処だけ」を回せないのが本当に惜しまれる。
その点からも、R1上部とは別のコースとして取り上げました。
⑤五竜&47/ダイナミック
アルプス平ととおみゲレンデを繋ぐ、下山コースの中核部。
個人的にはショート回し一択のバーンです。
コース難度はそれ程でも無いのですが、トップ~エンドのコース幅が半分以下に狭まる事に加え、傾斜が緩まない一定斜度の続く中~急斜面構成。
調子こいてスピード上げてくと、最後の方は落とされ気味になってしまいます。
しかし最大の欠点は、文字通り「下山路」としてしか使えない事。
ゲレンデレイアウト上、ゴンドラに乗らないとアクセス出来ないので「回す」のがヒジョーに面倒臭いコースなのです。
97年に廃止されたチャンピオンペアリフトが本当に惜しまれる…。
そんな訳でココを回してる日ってのは、「強風」や「大雪/テストスキー」でアルプス平のリフトが全部止まってる時。
若しくは「グランプリがガスで真っ白」「雨天時のテレキャビン回し」。
要するに、ゲレンデ上部で「宜しくない事態」が発生している時なのです。
④五竜&47/ルート1.トップ
コース幅こそ狭いものの、八方リーゼンに比肩する中斜面ロングコース。
ボトム迄滑り降りれば2.5㎞のロングランダウンヒルが楽しめます。
トップ~エンド全域が程良い斜度、かったるいコリドールも無くノンストップ滑には持って来い。
コンディションが良い日には、グランプリとR1でアクティビティの大半を占める日も。
このコースの特筆すべき点は、何と云っても「ラインCの機動力」。
猿の様に延々と滑り続けるには絶好のリフト/コースレイアウトです。
飽きてきたり混んできたりすると、1本のリフトでR2.R3に流れ込める利便性も良。
あと、標高が低い割りにはパノラマ眺望が利くのもポイント高し。
ラインC降り場の右手に広がる五龍岳~唐松岳の展望は正に圧巻。
眼下に白馬盆地、遠望に戸隠連峰~頸城山塊を眺めつつの滑走シチュエーションも宜しいです。
③五竜&47/とおみゲレンデ
初心者御用達、五竜の誇る幅広一枚の緩斜面バーン。
ハイシーズンのウィークエンドは、大体に於いて写真上↑みたくなっています。
まぁフツーに訪れた際には絶対に回さないコースですが、此処がランクインしたのは偏に「ナイターゲレンデである事」。
一冬五竜に籠っていたならではの3位入線です。
オシゴト多忙時のリフレッシュや気分転換のお遊びスキー、若しくは滑りのメカニズムを調整したい時、毎晩滑れるナイターゲレンデがあるのは本当に有難い。
今季はシーズン通して25~35日位は滑ったんじゃないでしょうか。
尤もゲレンデスペック自体はアレなもんで、滑走時間は1時間程度。
グルームの利いているスタートタイムから10本前後で切り上げてましたけどね。
②五竜&47/いいもりストレートウイスキー
通称「コス4下の右側/左側」と呼ばれているコース。
両サイド共に最大斜度は30度程度なのですが「片斜有り」「コンベックス有り」「斜度変化有り」と、其々がテクニカルなバーン構成。
冬季国体や技選のトレーニングバーン、各種県連の大会コースとしても良く使われて゜いました。
真骨頂は14時を回ってから日陰化したハード&アイシーなガリバーンも、今季は大雪にも恵まれ「パウ祭」の会場となる事もしばしば。
いゃあ、今シーズンのいいもりは本当にコンディション良かった。
因みにラス1時間のいいもりを滑ってる方々は「スクール上がりのイントラ」「ポール撤収後のJr」「黙々とトレーニングに勤しむ基礎屋」と、カタギじゃ無い方ばかり。
殆んど「修練場」となっており、「レジャー」の雰囲気はカケラもありません。
個人的にはそんな殺伐とした雰囲気に親しみを込めて、「いいもり道場」と呼んでいます。
①五竜&47/グランプリ
白馬エリアスキー場の中でも、屈指のビューティフルピステ&ワイドバーン。
高速ロングで回すなら此処のモーニングタイムが断トツで一番、私め「ホームゲレンデ」の「ホームコース」で御座います。
グランプリを語る上で外せないのが、その「完ペキな圧雪オペレーション」。
白馬のみならず、国内でも有数の圧雪作業と云っても過言ではありません。
レーン段差や轍跡は皆無、横幅100m超のコースが見事なグルームバーンに仕上げられています。
標高1624mのゲレンデトップが故に雪質も良好、「エッジが吸い付く」様なコーデュロイストライプ。
平日ならコース荒れも少なく、午後でもフラットなコンディションを維持。
他のコース状況によっては1日の7割以上をグランプリで回す事もしばしばです。
特にコース幅を目一杯使ってかっ飛ばせるモーニングタイムは至高の時間帯。
今シーズンは「朝イチグランプリ」の1stトラック、30回以上食いました。
唯一の弱点は地形と方角的に、早朝時にはガスが籠り易い事。
あともう一つ贅沢を云えば、「アル3」の機動力がもーちょいあったらなぁ…。
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と、こんな感じのヘヴィユーズコース、上位八選。
シーズン通して30回以下の利用コースは割愛したので「BEST10」では無く「BEST8」になってしまいました。
因みに9位以降は五竜&47/ルート2、八方尾根/リーゼンスラローム、八方尾根/セントラル、てな順番です。
と云う訳で、2016/17シーズン.滑走記もこれにてラストエントリー。
次回の滑走記ログは、恐らく11月の「「2017/18.プレ初滑り.狭山」。
それまではスキーライフも暫くお休みです。