SKI ゲレンデGPS計測

2025.05.07

●2024/25.三十九滑目「五竜&47」

「あーあ、終わっちゃった…」。

昨日5月6日を以て、ハクババレーの全ゲレンデが今季の営業を終了。
過去五竜で3シーズン/八方で1シーズンを冬山籠もりしていた私めにとって、白馬は思い入れ一入なスキーエリア。
実際にゲレンデクローズの日を迎えると、寂寞間や虚脱感を感じてしまうものです。
尤も「かぐら」に「月山」に、私めのスキーライフはまだまだ続くんですけどね。

そんな訳で本日は先々週の「第十一次白馬遠征」3daysの滑走記。
最終日は4月「23日」、ゲレンデは今季「23滑目」となる五竜&47です。

Dsc04992_20250506141501
7ː15、遠征最終日(4/23)は予報通り「雨」。
インスペクションコートを羽織り、傘差してのゲレンデイン。
幸いな事に降り足は弱く濡つ程度の糠雨、これなら滑走可能レベルです。

Dsc04994
GWを翌週に控えた平日、しかも雨天。
案の定、朝イチキャビンに待機する人影は無し。
何時もの面々(五竜オールスターズ)も誰一人訪れない朝でした。

Dsc04993_20250506141501
一台も車が止まってない第2。
まぁこんな日にスキー(スノボ)するのは重度の雪キ●ガイだけ。
キャビン運行時刻になっても、待機ゲストの数は10人に足りませんでした。

Dsc04998
8:15、お一人様キャビン乗車。

Dsc0500054
8:25「業務連絡、トップ54番」。
アルプス平も雨足弱く風無し、心配していたガスも掛かっておらず一安心。

Dsc05003_20250506141501
無人のスロープにLanding。
多少冷え込んだ夜間と雨の恩恵で、春のザク雪としては板の走るコンデション。
雨も我慢出来るレベル、アイウェアに掛かる雨雫も視界を遮る程じゃありません。

「何だ、今日結構イイじゃん」。

Dsc05005
そして何より、

Dsc05007_20250506141501
プライベートゲレンデ状態のグランプリ。
オープニングタイムのアル3を回すゲストは片手で足りる程度。
滑走ライン/ターンサイズ自由自在「遣りたい放題」の「飛ばしたい放題」です。

スキーの走りは良いものの、其処はヤワくて重い春のザラメ雪。
目イチで飛ばしても60㎞に届かないので、ポジショニングが遅れたり山回りでスピードコントロールする必要もありません。

Dsc05009_20250506142001
人が(殆ど)滑って無いので、コース荒れも全く進みません。
雨足は相変わらず小康状態を維持、ガスは時折薄靄が掛る程度。
悪天下アクティビティのストレスもそれ程感じません。

「いゃあ、こりゃ楽しいゾ」。

Dsc05012_20250506141501
しかしまぁ、ホントに人居ません。

Dsc05013
アル3にもグランプリにも、人影は無し。

Dsc05014_20250506141501
アル1にもパノラマにも、人影は無し。

雨さそふ 地蔵の庭の 雪の原 滑れるものは わが身のみなり

Dsc05010_20250506141501
10:55、一時間半ほど回していると多少ガスって来ました。
直ぐに引く程度の薄霧ですが、ウェアとグローブが多少浸水。
着替えとレイヤー調整に一旦下山します。

Dsc05017
ダイナミック~とおみ2もコース荒れ全く無し。
雨のお陰で板もヒュンヒュン走ります。
「こりゃイイや」と、ゴンドラで下山コースをもう1本回します。

Dsc05023
何だか「スノーシーズンの終わり」を暗喩する様な風景。
下山コースの積雪が次第に薄くなり、雪が切れた先には桜のスロープ。
「冬過ぎ去りし先には、春が待っている」。

Dsc05026_20250506141501
10:30、着替え/早めの昼食/一服。
この日の雨は予報で織り込み済み。
トップス×3/ボトムス×2/グローブ×2とスペアの備えは万全です。

午後には雨の上がる予報なので、レイヤリングは「雨」「曇り」の両面対策。
軽装レインウェアを2枚レイヤー、その上からコートを着込みリスタート。
グランプリは靄ったままなので、47に向かいました。

Dsc05027_20250506141501
ルート1を「ロングターンでブン回し」♬。
こちらも予想通りスーパー過疎、プライベートゲレンデ状態のR1。
五竜側以上(以下)にゲストが居ないので、11時過ぎてもバーン荒れ微少。
シャバ雪カービングのミドル~ロングで気持ち良く回せました。

今日はホントに大当たり、楽しい.楽しい.楽しいゾ♡

正午を回ると雨は上がり、雲間より僅かに陽の射す時間帯も有り。
この日の午後は「R1」専のアクティビティ、Line‐C回しは12本を数えました。

Screenshot-20250424-at-154352-garmin-con
・ゲレンデ滞在時間/5ː29ː58 ・滑走時間/1.20.37
・滑走距離/40.09km ・滑走本数/30本 ・高度下降累計10291m
・平均滑走速度/29.6kph ・最高速度/56.7kph

雨の中を春の重緩雪アクティビティ。
しかもゲレンデアウト14時半の時間制限で、良く30本/40㎞も滑ったなぁ。
因みにこの日はコブ遊び「完全放棄」、極上コンデションのオンピステをひたすら回し続けた一日でした。

Dsc04997_20250506141501
14:25、桜坂のエゾヒガンを愛でつつ、撤収。
遠征最終日は帰路の都合で14時半が「シンデレラの時間」。
初日/二日目のハードワークで身体はズタボロだし、雨中滑走だし…。
「今日は午前中で切り上げようかな」。
なんて思いつつのアクティビティも、結局時間ギリギリまで滑ってました。

そしてこの翌週(4/30~5/3)が私め今シーズン最後の白馬遠征。
ハクババレーのゲレンデは昨日で全て営業を終えましたが、弊ブログの白馬滑走記エントリーはもう暫く続きます。
つーか冬場(春?初夏?)は、毎月毎週毎日「スキーマッドの日々」。
単にエントリーが追い付いて無いだけでして。
おしまい。

|

2025.04.16

●2024/25.三十四滑目「神立」

えー、先週木曜日(4/10)はオシゴト前に軽い運動(スノーライフ)。
神立スノーリゾートへコブ遊びに出掛けて参りました。

ゲレンデ規模/雪質/コーススペック等、ハイシーズンに訪れるにはチト物足りませんが、春スキー期のコブトレには丁度良いゲレンデ。
アクセスの利便性も良く、近隣のGALA同様「4月専」のコブ遊びで良く使っています。
但し湯沢里山のゲレンデ故、標高の低さがネック。
暖冬シーズンの4月は雪不足で使い物にならず、昨季の来訪はありませんでした。

そんな訳で三日前の4月13日を以て今季の営業を終えた「KSR」。
感謝と惜別の念を込めての滑走記で御座います。

Dsc04594
8ː05、湯沢駅とーちゃく。
神立行のシャトルバス乗り場は思っていた以上の賑わいで約50名の行列。
寿司詰めでギリギリ全員が乗車出来る程でした。

Dsc04595
840、グランドベースとーちゃく。
パインリッジ破産/休業/マックアースと湯沢町のゴタゴタ等を経て、現在は分社化した「MEリゾート湯沢」の所有となっている神立。
マックアースさんが経営権取得、施設と経営のテコ入れをして以降は堅調な運営。
コロナ禍でやや落ち込んだものの、、暖冬シーズン以外は概ね22万人超の入り込み客数を堅持しています。
・2018/19 213,290人 ・2019/20 183,530人 ・2020/21 199,390人 
・2021/22 228,530人 ・2022/23 244,220人 ・2023/24 219,510人

尚、今季2024/25シーズンは3月終了時点での来場者数が198,780人。
最終的には22万人程度と、平年並みの入り込み客数となりそうです。

Dsc04597
8ː45、Aリフトでベースからゲレンテへ。
背後には湯沢町のランドマーク、飯士山が雄大に望めます。

この日の湯沢は「午前中/曇り→午後/小雨☂」と、パッとしない天気予報。
そんな予報に反して、早朝時点では薄縹の青空が広がっていました。

Dsc04598
ゲレンデ全容が見えて来ました。
「今年の湯沢は本当に雪多い⛄」。
既に今季の営業を終えた神立ですが、あと10日位はヨユーで持ちそうな雪量です。

Dsc05139
因みに一昨年(2023年)の同時期はこんな感じ。
ポルックスは地表露出でアミダ籤、ペルセウスは雪量不足で圧雪入れられず。
レグルスのモーグルバーンもコブ溝にブッシュが散見していました。
去年(2024年)は記録的な暖冬小雪で「更に酷かった」みたいです。

Dsc04600_20250411151101
855、Cリフト乗車。
眼下にはキレーにピステン入ったペガサス。
先ずはココから入りますか。

Dsc04602_20250411151101
如何にも「春のザラメ雪」と云った、シャラシャラと緩いピステン。
それでも硫安が利いており、多少板は沈むもののスキーの走りも良好。
ややルーズ目のミドルターンが気持ち良く決まりました。

Dsc04605
続いてAリフトへ。
傍から見てるとポルックスがカナーリ良さ気なコンディション。
試しに1本入ってると、これが「楽で気持ちイイっ♪」
緩斜面の一枚バーンもトップから中盤までの最大傾斜部(12°)は板も走ります。
丁寧なグルーミングもあり、早い時間帯は快適なカービングバーンでした。

Dsc04608_20250411151101
ポルックス.トップより。
春霞の掛かるしスカイラインも、飯士山と上越国境稜線がクリア望めます。

Dsc04604
Aリフトより見遣る、レグルスとポルックスのコブ。
あそこにはもーちょい後から向かいます。

当初はとっととコブ入りする心算も、オンピステのコンディションが何れも良。
予定を変更して、暫くグルームバーンを回す事に致しました。
以降、ペガサス/ベルゼウス/シリウス/ポルックスをランダムに取るローテーション。

Dsc04613 
ペルセウス。
中~急斜のフラットバーン、エッジが入り難くやや落とされ気味。

Dsc04615_20250411151801
シリウス。
通称「裏ペガサス」、コース幅が狭いものの地形変化の多い中斜面でまぁまぁ面白い。
此処を回すゲストは殆ど居らず、快適に回せました。

9時半を過ぎると予報通り天候は下降線。
次第に雲が多くなり、鉛灰空の曇天模様になって参りました。

Dsc04609_20250410210301
天気の良いうちに撮るもん撮っときます。
所謂神立の「映えスポット」、Cリフト降り場#KSRのモニュメント。

Dsc04611_20250411151101
額縁借景、「D」の窓より望む飯士山。
圧雪バーンを2時間/13本回した所処で、この日のメインターゲットへ。
レグルス~ポルックスのコブに向かいます。

Dsc04621
10:50、コブ遊びを始めると、

Dsc04625
その直後から「晴れて来ました」。
雲こそ切れないものの、再び薄青空の広がる春スキー日和に。
陽が射すと凸凹の陰影がクリアに見え、コブが攻め易くなるのです。

Dsc04629_20250411151801
レグルスのコブラインは7~8本。
斜度は大した事無いのですが、ピッチが狭く忙しいラインが多い。
比較的リズムと掘れ具合の良い、中央右のラインを攻めてました。

Dsc04630
ボルックス。
こっちは緩斜特有の浅い擂鉢形状、コブと云うより「単なるミゾ」。
シャローバンクは却ってスピードコントロールが難しい。

暫くはCリフトでレグルス~ポルックス回し「コブ専のアクティビティ」、

Dsc04642_20250411151801
ヘラクレスにも入ってみます。
縦に間延びした浅バンクコブ、面白味に欠けるので2本回すに止まりました。

Dsc04632
そして日中「大当たり」だったのがペルセウス。
朝イチはややアイシーな硬ザラメコンデションも、程好く緩んで良い按配に。
コース荒れ/グサグサ具合も許容範囲で、未だフラットを維持しています。
入りは緩斜から入るものの次第に中~急斜に移行、傾斜の緩みのない一枚バーン。
Max28°/av17°と、フルカービングで回すには丁度良い難度です。

コブ遊びを一旦切り上げ、ペルセウスを1時間集中回し。
春スキー期で高速ミドル~ロングで回せるコンデションは貴重なのです。

Dsc04638
13ː30、そして「遂に降って来ました☂」。
ポツポツと濡つ程度だった降り足は、瞬く間に本降りに。
午後は雨予報だったので対策は万全、レインウェアに換装してアクティビティ継続。
しかし「インスペクションコートだとコブは滑りにくい…」。

以降レグルス/ポルックスのコブとペルセウスをランダムに取る雨中滑走タイム。
「これ以上雨足強くなったら切り上げようかな」なんて思ってたら…、

Dsc04644 
14ː40「雨、上がりました♪」。

Dsc04648_20250410210301
でもって、また「晴れて来ました♪」。
雨の中、1時間粘って滑ってた御褒美かしら?。
本降りとなった14時以降、大半のゲストがゲレンデ撤収。
人影疎らなエンディングタイムのKSRでした。

Dsc04653
雨上りし後、ラスト1時間のアクティビティ。
レグルスのコブと、今日一番の「当たりコース」ペルセウスを交互に回して〆。
尚、この日の滑走データはこんな感じ(↓)でした。

Screenshot-20250411-at-145410-garmin-con
・ゲレンデ滞在時間/7ː19ː19 ・滑走時間/2.27.36
・滑走距離/59.15km ・滑走本数/40本 ・高度下降累計11812m
・平均滑走速度/24.5kph ・最高速度/57.2kph

・滑走コース レグルス(コブ)~ポルックス(コブ)×14
 ペルセウス×11 ポルックス×5 ペガサス×4
 シリウス×3 ペガサス~ヘラクレス(コブ)×2 ベガ(下山路)×1

いゃあ、良く滑った。
小規模ゲレンデ/ロングコースの無い神立で、ほぼ60㎞のアクティビティ。
やっぱりデチャッタヴルだけで回すと滑走距離、伸びますね。

でも「今日、何か忘れてる様な…」。
はい、例に由って良く有る話、昼食取るのを忘れてたのでした。
おしまい。

 

|

2025.03.08

●2024/25.二十五滑目「丸沼」

えー、月曜日は定休日にてオシゴトオヤスミの瓦礫坂の酒場。
今週も例に由ってのスノーライフで御座います。
予定では白馬遠征に向かう心算も、雨予報☂でキャンセル。
日帰りの主戦エリア、越後湯沢の各ゲレンデも同様に降雨っぽく回避。

そんな訳で「雨」と「風」を避けて思案苦慮のゲレンデチョイス。
向かったのは2022年12月以来.2シーズン振りとなる「丸沼」です。

Dsc04046
10ː35、ゲレンデとーちゃく。
この日(3/3)の片品村は予報通りの大雪、未明から早朝に掛けての積雪は約20㎝。
国道120号も白根温泉から先は一気に雪量増加、一面の銀世界となっていました。

Dsc04047_20250304165001
10ː55、先ずはゴンドラで山頂に向かいます。
交走式じゃ無く循環式ですけど、名称は「日光白根山ロープウェー」。

Dsc04048
日光白根山は雲の中、山容のカケラも望めません。
標高2000mのゲレンデトップでもマイナ3~4℃程度、湿度も高く緩い冷え込み。

取敢えず主要コースのコンディションを様子見。
しらね~からくら~ローズ~バイオレットを経て第5に向かいます。

Dsc04050_20250304165001
まるで湯沢の里山みたいなモッサリ雪。
水上沼田エリアでは最も標高の高い丸沼ですが、重く湿ったウェットスノー。
緩斜面で積雪抵抗が大きいと、板が全然走りません。
ローズ中部のヘアピンまでは「真っ直ぐ」滑り降りるだけでした。

Dsc04051
11ː15、やっばりメインはココ。
第5でバイオレットとローズ下を回します。

742mの距離を3分10秒で結ぶ高速デチャッタヴルペア。
運行速度約14㎞、搬器の射出間隔5秒とずば抜けた機動力/輸送力を誇ります。

Dsc04059
ローズもモサモサ。

Dsc04056
バイオレットもモサモサ。
今シーズンの記録的大雪は水上沼田エリアでも同様らしく、バイオレットは明らかに斜度が緩くなっていました。

Dsc04054
取敢えずこの辺を攻めますか。
バイオレット/ローズ共に、コースサイドはオフピステのコンデション。
特にローズの樹林帯側は脇パウが食べ残しだらけです。

Dsc04064
ナチュラルバーンを新雪喰い。
しかし「斜度不足でスキー走んない」「雪も重くてスキー走んない」。
ノートラに板を進めても新雪を踏み固めるだけで浮遊感皆無。
あんまり楽しく無いパウ滑でした。

7本回した後にゴンドラを挟み、ブルーに向かいました。

Dsc04067
12ː25、珍しく第4でブルー回し。
直近のスノーライフはモサグサ雪ばかりで、やや雑な滑りが続いてます。
そんな訳で滑りのメカニズム調整、緩斜面でバリトレを重ねます。

Dsc04069
ブルーは「プライベートゲレンデ状態」。
40分程回しましたが、その間殆ど貸し切り。
スロープに残るシュプールも自分の滑走ラインだけでした。

Dsc04071_20250304165201
13ː05、再び第5へ。
気温はマイナ5℃程度も吹き下ろしの風が強くなり、体感温度は大幅に低下。
「こりゃゴンドラ回しと併用かな~」なーんて思ってたら…。
その矢先、打つ手を塞がれてしまいました。

Dsc04074
「山頂付近強風の為、ロープウェー減速運転中」のアナウンス。
見るからに鈍行運転のゴンドラに乗る気はなれず、第5回し継続。

Dsc04076
試しに1本挟んでみて、意外と良かったのがグリーン。
バイオレットに較べモサ感が少なく、下地に板を噛ませ易い。
以降、バイオとグリーンをランダム回し。

Dsc04049
たまーにゴンドラ挟みます。
しかし10㎞/hの減速運行、これじゃクワッド以下の速度です。
下山コースも15分の乗車時間に見合ったスペックは無く(半分以上が廊下)、この日のゴンドラ乗車は4本に止まりました。

Dsc04078_20250304165201
それにしても今日の丸沼は「見事な程に空いてます」。
平日でもそれなり混雑するバイオレットですらこの過疎っ振り。
第5を回すゲストも数える程、乗車待ち皆無のスルーゲート状態でした。

Dsc04080
何だかんだでモサグサの腐れ雪も楽しくなって来ました。
御覧の様に終日の曇天コンデションでしたが、視界がクリアだったのが救い。
まぁそれなりに充実したアクティビティでした。

Screenshot-20250308-at-153102-garmin-con
・滑走本数/35本 (第5×26 第3×5 ロープウェー×4)
・滑走距離/41.32km ・滑走時間/1:26:29
・高度下降累計7480m・平均速度/28.8kph ・最高速度/50.7kph

この日はバスツアー使ってのアクセス、ゲレンデ滞在時間は実質5時間。
それでこんだけ回せれば充分です。

Dsc04081
15ː45、ラス1本。
北西の空には薄青空が覗く様になって来ました。

Dsc04082
雲の切れ間には武尊のネコ耳も望めます。
左が中ノ岳、右が最高峰の沖武尊。

で、この30分後に地団駄を踏む事になるのです…。

Dsc04086 
16ː15、ゲレンデ営業終了時刻を見計らった様に、
「晴れました」。

Dsc04089
澄んだ青空から燦々と降り注ぐ陽射し。
スキーを終えた後になって、絶好のスキー日和に恵まれ(?)ました。
「何の嫌がらせだ、コレは…💀」。

と、こんな感じの三月初滑、雛祭りin丸沼高原。
「開業50周年」おめでとうございました、とさ。

 

|

2025.01.22

●アル3偏愛主義(第五次白馬遠征)

えー、「第五次白馬遠征」2daysを終え、只今帰投した23時過ぎ。
今回の遠征もゲレンデは嘗てのオシゴト場、五竜&47。
二日間共に冬晴れの青空に恵まれ、充実度の高いスノーライフを過ごせました。

Dsc0338186
1月21日、「業務連絡、トップ86番」。
口明けの朝イチグランプリから始まり、

Dsc03421_20250122235601
「地蔵の肩に沈む夕日」。
営業時間目一杯回した初日。

Dsc03433_20250122235601
1月22日、「業務連絡、トップ29番」。
これまた口明けの朝イチグランプリから始まり、

Dsc03501_20250122235601
「地蔵の肩に沈む夕日」。
これまた営業時間目一杯回した最終日。
因みに二日間のアクティビティ.スタッツは以下の通りです。

Screenshot-20250122-at-232441-garmin-con
・1月21日/晴れ
・ゲレンデ滞在時間/8:04:16 ・滑走時間/1:37:23
・滑走距離/54.35km ・滑走本数/52本 ・高度下降累計14776m
・平均滑走速度/34.6km ・最高速度/69.29km

Screenshot-20250122-at-232557-garmin-con

・1月22日/晴れのち曇り
・ゲレンデ滞在時間/8:02:22 ・滑走時間/1:47:15

・滑走距離/60.17km ・滑走本数/60本 ・高度下降累計17107m
・平均滑走速度/34.1km ・最高速度/71.7km

滑走グラフを見ても解る様、一日の大半をグランプリで回した二日間。
初日/二日目共にアル3(アルプス第3ペア)を回した本数は34本づつ、計68本。
乗車時間は約6分ですから、白馬滞在中35時間のうち6時間半を「アル3のチェア」で過ごしていた事になります。

尤も過去数年の五竜アクティビティで、一日当たりのアル3乗車本数は平均23~25本。
今回が特に偏っていると云う訳ではなく、普段より一寸多いくらいです。
(パトブロの抹茶さん曰く、白馬三大「アル3を回している男」との事。)

そんな訳で何時も乍らのグランプリ/アル3偏愛主義。
因みにシーズン通してだと、一冬のうち「約三日間」アル3に乗っているのでした。

|

2024.02.24

●2023/24.GPSウォッチング「五竜&47」

えー、本日は「ゲレンデGPS計測シリーズ」、2023/24シーズン第一弾。
十年位前からちょくちょく行っている滑走時のGPS測定。
これが思いの外、面白いデータが取れるもので何時の間にか常態化。
此処数年は、全てのアクティビティをデータで残しておりまする。

そんな訳で今回は先々週の第六次白馬遠征.二日目の滑走記録。
ゲレンデは過去3シーズン、一冬を過ごしたオシゴト場「白馬五竜&47」。
白馬blueの冬晴れに恵まれた一日、スタッツは以下の様になりました。

・2024年2月13日(火) 白馬五竜&47

Screenshot-20240223-at-035729-garmin-con
・天候/快晴 ・気温/-2℃~6℃
・ゲレンデ滞在時間/8:02:13 ・滑走時間/1:52:50
・滑走距離/61.14 km ・滑走本数/49本 ・高度下降累計16159m
・平均滑走速度/32.8kph ・最高速度/71.2kph

・滑走コース/グランプリ×30(うちダイナミック~とおみの下山コース3) 
 ルート1×6 ルート2×9 いいもり×4

ゲレンデトップは前々日降った新雪が利いており、ソフトタッチのコットンスノー。
ゲレンデボトムは早々に融雪が進み、ザブザブのコーンスノー。
上と下で雪質の乖離が大きく、殆ど上で回した一日。
朝イチのグランプリは言わずもがな、官能的までの完璧ピステン。
47側では特にR2のコンデションが出色、この2コースで9割方回してました。

好天と良雪に恵まれ、久し振りの滑走距離60㎞オーバー。
滑走の質量共に今シーズン屈指の充実度でした。

 

|

2023.12.27

●2023/24.四滑目「ハンタマ塩原」

えー、先週木曜日(12/21)はオシゴト営業日にも関わらず雪山行脚。
向かったスキー場は栃木エリアのコンビニエンスゲレンデ、ハンターマウンテン塩原。
そんな訳での「ハンタマ」「ハン日滑」で御座います。

Dsc08209
11ː00、ゲレンデイン。
ゲレンデボトム(ブロードウェイ)には思ってたより積雪有り。

Dsc08213
ゴンドラ乗って山頂へ。
眼下に望むウォールストリートがこの日の主戦バーン…、
つーか選択肢は「ココしか」ありません。
隣のマディソンは積雪不足で未だクローズ中。
滑走可能なウエストサイド~ブロードウェイは平べったい下山コースです。

Dsc08215
まぁそれでもソコソコ滑り甲斐は有り。
コース距離は600mと短いものの、むくり/片斜などの無い均一なフラットバーン。
斜度もMAX25°/ AV20°と、シーズンイン期の足慣らしには頃合いなレベルです。

Dsc08217
11:20、あれっ、意外と空いてる。
シーズンイン期の第3ペアは乗車待ち5~8分の混雑がデフォ。
それが御覧の様に行列無し、一日を通してスルーゲート状態でした。

Dsc08218
取敢えずウォール回し。
この日の気温は山頂でマイナ1~2℃、今季初の氷点下アクティビティです。
それでも青空より注ぐ陽光が暖かく、然程寒さは感じませんでした。

Dsc08222
コースサイドにはハンタマの誇る物量がズラリ。
スノーファンにスノーガンに、

Dsc08223
スティック型スノーガン(通称.キリンちゃん)。
流石、ゲレンデ面積に対しての人工降雪機保有数が国内屈指のハンタマ。

因みにハンタマの立地する那須塩原市山間部、積雪量自体は然程多くありません。
・冬季積雪日/30日弱(3㎝以上の積雪日/15日前後)
・最高積雪量/20~30㎝
・年間平均積雪量/約5㎝
但し12~3月間は平均最低気温が-8℃と、厳しい冷え込み。
シーズンを通して人工降雪機をフル稼働させてのゲレンデ作りで、営業期間も結構も長かったり(12月下上旬~4月中旬)と致します。

Dsc08224
雪質は人工雪+硫安コラボ独特の「ザラッ」としたセメントスノー。
アイシーなバーンもエッジグリップは良好なコンディション。
加えて今季からの愛機(↓)がグリップ利き過ぎな位に雪面を噛むので、却ってエッジリリースに手こずる位でした。

Dsc08228
蒼天の空に映えるディナブルー
青/白/黒コスメのトップシート、マスターズSL/クレモノト.ノエル-シグニチャー。

Dsc08230
しかし同じコースを2~3時間回してると、

Dsc08231
流石に飽きて来ます。
第3ペアを10~12本回しては一旦下山。
センターハウスで小休止入れつつのアクテビティ。

Dsc08236
予報通り午後から天候は下降線。
13時を回ると厚雲が空を覆い、チラホラと粉雪が舞って参りました。

Dsc08239
でもって「那須颪🌀」…。
14時頃からは再び青空が広がりますか、次第に風が強くなって参りました。
北西の吹上げ風はゲレンデボトムからトップに掛けての滑走逆風。
スキーが走らなくなって困りモノです。

気温は-3℃程度も、風に叩かれ体感的にはそれ以上の冷え込み。
「うーん、足裏が痺れて感覚が無くなってきた...」。
やっぱりシーズンイン直後、身体が寒さに慣れていません。

Dsc08263
太陽の東、

Dsc08265
月の西 。
ノルウェー民話、及びジャズのスタンダードナンバーに因んだフォトを二写。
East Of The Sun (And West Of The Moon)

Dsc08240
15:30、第3ペア営業終了/急いで下山。
ゴンドラは15:45まで動いてるので、急げば山頂~ボトムをもう1本回せます。

Dsc08269
ゴンドラより望むマディソン.アベニュー。
人工降雪機部隊が必死のゲレンデメイク。
因みにマディソンは12/24から滑走可能となりました。

Dsc08271
ラストランの前にパシャリ📷。
キ●ガイみたく 真摯に滑ってた御褒美でしょうか。
日中は層雲に覆われていた日光連山も、最後の最後になってその雄姿を望めました。

Dsc08272
15:55、無人のスロープにLanding
営業終了時刻のラストラン、今日も沢山滑りました。

Screenshot-20231228-at-021806-garmin-con
ゲレンデ滞在期間5時間弱で、滑走本数33本/滑走距離30.71㎞。
コース距離が短いにしても、時間の割ににタフなアクティビティでした。

Dsc08273
16:50、撤収。
うーん、この3時間後にオシゴトと思うと気が滅入る(←莫迦)。
てな感じの「ハンタマ塩原」滑走記でした、おしまい。

 

|

2023.04.05

●2022/23.三十五滑目「かぐら」

えー、一昨日4/3はオシゴトオヤスミの月曜日。
例に由ってのスノーライフは「新年度の初滑り(笑)」に逝って参りました。
向かったゲレンデは春スキー期、主戦場となる「かぐら」です。

月が替わった今回から、スキーもブーツもウェアもグローブもマテリアルチェンジ。
ALL「春仕様」「コブ仕様」での臨戦態勢です。
そんな訳でのコブ遊び&滑走記になりまする。

Dsc05018
7:25、湯沢駅とーちゃく/定点観測。
この日のカグリスト第一便は約30名。
今シーズンは白馬偏重の滑走ローテで、他のエリアはとんと御無沙汰。
2月中旬の石打丸山以来、久し振りの湯沢来訪です。

Dsc05019
8:00、みつまたステーション到着。
営業開始前のロープウエイには既に長蛇の列。
足切りギリギリで初発の搬器に乗車出来ました。

Dsc05020
澄んだ青空に映える清津の清流。
12月27日以来、約3ヶ月振りとなる「かぐら詣」。
過去2度は何れも曇りや小雨、今季初めてスキー日和に恵まれました。

Dsc05024_20230405023701
みつまた1高乗車。
みつまたゲレンデはスルーして、かぐらゲレンデに向かう心算でしたが…。

Dsc05025_20230405023701
コンディション良さげなので入ってみます。
フラットに均されたザラメバーンはカチッと締まり、グリップ/板の走り良好。
足慣らしには丁度良い緩斜面、2本回してメインゲレンデに向かいました。
(結果論ですが、もう少しみつまたゲレンデで滑っときゃ良かったかな…)

Dsc05026_20230405023701
ゴンドララインより望むかぐらゲレンデ。
右より霧ノ塔~1921P~中央に1984P、その左奥先には神楽ヶ峰が僅かに望めます。

Dsc05029_20230405023701
搬器の中でレイヤー調整。
気温は5~6℃、ロンT+ウインドブレーカーの軽装で充分っぽく。

Dsc05032_20230405023701
8:50、かぐらメインゲレンデとーちゃく。
楽しそうなコブがびっしり♡。

Dsc05033
1高乗車。
メインゲレンデ.スキーヤーズライト側のコブ。
「攻め易く」「簡単過ぎず」、個人的には丁度良い難度のラインです。

Dsc05038_20230405023701
メインゲレンデのオンピステ。
一見フラットな圧雪バーンに見えますが…。

Dsc05039
やっぱり「かぐらクオリティ⤵…」。
レーン段差、轍跡、クラック、コンベックスにコンケーブ。
劣悪コンデションの見本市みたいなガタボコピステン。
かぐらならではの「スーパーテクニカル圧雪バーン(?)」に仕上げられていました。

春のヤワ雪だから良いものの、若しもアイスバーンのコンデションだったら…、
これは「傷害幇助罪」のレベルです。

滑走デラ掛かるのを待ちつつ回しますが、その前にザクザクと荒れ始め。
6本回して5ロマへ向かいました。

Dsc05050
10:05、5ロマ乗車。
背後には越後三山と守門岳が見晴らせるビッグスケールパノラマ。
春霞掛かりクリアな展望では無かったのが残念でした。

Dsc05056
先ずは中尾根へGo。
ストップ雪を覚悟してたのですが、意外と板の走りは良好。
気温の割に雪は締まってました。

Dsc05060_20230405023701
中尾根.芝ノ下より望む、谷川岳主脈中核部。
右より平標山/仙ノ倉山~万太郎山~オジカ沢ノ頭~谷川岳双耳。
昨秋、3年振りにトレラン走破した主脈縦走のメインパートです。

Dsc05064
続いて田代落ち。
ダイレクトに落とし込もうとするも、スロープは横目のトラバース跡で一杯。
凹みに引っ掛かるは板叩かれるはで、余り快適ではありませんでした。

Dsc05066
10:35、コブ遊び開始。
メインゲレンデ右端のコブラインから、

Dsc05068
中盤のテクニカル分岐。
今季はコブライン増殖、7~8本並んでます。

Dsc05075_20230405023701
ボトムのモーグルバーンへ。
今季から鯉のぼり登場(ミニチュア)。

Dsc05078_20230405023701
下より見上げるモーグルバーン。
ラインは一通り滑りましたが、比較的与し易いのは左から2本目。
全体的に掘れの深さは許容範囲内の午前中でした。

Dsc05080
続いてテクニカル。
テクコブは未だ育成中、二段目と三段目に各2本づつのライン。
これならメインゲレンデのコブを主戦に取った方が面白く、2本回すに止まりました。

Dsc05082
11:10、最初の休憩。
春かぐら名物鯉のぼり、遠望には朧に望める越後三山。

春晴れ快晴の青空ですが、気温も上がり過ぎず快適な春スキー日和。
コブ滑も調子良いし、中々快調な4月スノーライフの出だしです。

Dsc05087
12:00、パノラマのコブ。
田代湖の撮影目当で、1本だけ回す心算でしたが、
「これが良いっ!」「無茶苦茶良いっ!!」

380m続く一本道ロングコブはリズム/ピッチ共に整ったライン。
斜度はソコソコ、溝もそれ程掘れておらず縦にも攻められます。
以降、メインゲレンデとパノラマをランダムに取るローテーションとなりました。

Dsc05085
この日一番、愕然とした風景。
例年この時期は真っ白に冠雪、深雪を湛える平標山と仙ノ倉山。
それが「殆ど雪ありまーん」

Dsc05092_20230405023801
こっちもに愕然、巻機山も雪少ない。
地表露出の目立つ山景色は何だか4月下旬みたく…。

白馬に較べりゃまだマシですが、矢張りかぐらも例年より可也の小雪。
GW明けには厳しいコンディションとなりそうです。

Dsc05093
13:10、かぐランチ。
ピーカンの春スキー日和はアウトドアでピクニックランチ。
冷えたビール🍺を飲りたい所処も、アクティビティ中なので我慢我慢。

Dsc05095_20230405023801
ランチレスト後は主にパノラマ回し。
流石にコブ戦3時間を超えると、背筋と腰の蓄積疲労が表面化。
難度の低いパノコブでも、後ろに乗っちゃう事が屡々でした。

それにしても今日はパノラマ「大当たり」だった♬。

Dsc05097
メインゲレンデのコブも結構掘れて来ました。
結局これがかぐらゲレンデ最後の1本。

Dsc05100
15:05、メインゲレンデ撤収。
10時半から「コブ専」で回す事18本、遂に広背筋と腰が限界(ピキピキ)。
1高の営業終了まで持たず、30分残しでの引き上げとなりました。

Dsc05101_20230405023801
ゴンドラコースをたらたら下山。
そー云えば「非.コブ」のコースを滑るのは5時間振り。

Dsc05105_20230405023801
みつまた2ロマの下には美味しそうなコブライン。
縦メで浅くて頃合いの中斜面、疲れた身体に負担の無いレベル。
楽に滑るには絶好のコブ、ポジションや雪面コンタクトも破綻無く滑れました。

此処のコブを5本回して16時、結局最後まで凸凹と戯れてた一日でした。

Screenshot-20230405-at-125953
・天候/晴れ ・日中気温/6~7℃
・ゲレンデ滞在時間/7:41:50 ・滑走時間(リフト乗車時除く)/2:19:50
・滑走距離/54.20 km ・滑走本数/37本 ・高度下降累計10838m
・平均滑走速度/23.3kph ・最高速度/61.0kph

・滑走コース(コブ)
 メインゲレンデ~モーグルバーン×11
 パノラマ×5
 メインゲレンデ~テクニカル×2
 ゴンドラライン×5

・滑走コース(オンピステ)
 かぐらメインゲレンデ×6
 みつまたファミリー×3
 ゴンドラライン×1
 ゴンドラコース×1

・滑走コース(オフピステ)
 5ロマ中尾根×1
 5ロマ田代落ち×1

Dsc05113
おまけ①、井仙さんのヤエシダレ。

Dsc05117
おまけ②、布場ゲレンデのソメイヨシノ。
幾ら暖冬だからと云っても、流石に雪国湯沢の四月初旬。
温泉街の桜は総じて「蕾膨ラム」程度の開花状況でした。

と、こんな感じの「神楽」鼓舞奉納。
明日は「神立ツ丘」でコブ舞いしてきまーす。
おしまい。

|

2022.05.20

●2021/22.四十八滑目「かぐら」後篇

えー、今週月曜日(5/16)のかぐら遠征滑走記.後篇。
今シーズンの営業もカウントダウン、5月22日でクローズとなるかぐら。
この日が私めの「かぐらファイル」で御座います。

Dsc06074
13ː30、ランチレスト終了/アクティビティ再開。
引き続きジャイアントのコブを回しますが…。

Dsc06076
左に折れるクニックが「寸断寸前」。
ブッシュの出してないラインは60㎝程度の雪幅。
慎重にトラバースするも、雪に隠れている地雷に数回被弾。
「ガリッ」とか「ゴリッ」とか、嫌~な濁音が響きます💀。

コブ用の型落ち春板とは云え、余りにダメージ受けるのも勘弁。
午後はジャイアントとメインゲレンデを交互に取る事に致しました。

Dsc06065_20220518020301
1時間置きに一服休憩。
10時以降は「完全コブ専」休み休み滑んないと身体が持ちません。

因みにこの日の調子は好不調の繰り返し。
モノにし掛けているコブ攻めのコツを「掴んだ」と思ったら「手放した」。
イイ滑りが出来る→もう少し攻め込みたくなる→次第に雑な滑りになる→そのうちウダウダ→基本に立ち返り中速域で丁寧な滑り→イイ滑りが出来る(元に戻る)。

この∞スパイラルが暫く続きました。

Dsc06077
メインゲレンデ、スキーヤーズレフト側のコブライン。
斜度は頃合い、リズムも良いコブですが…。

Dsc06078
意外と硬い。
ハイシーズンレベルでは無いものの、氷結気味のアイシーな硬ザラメ。
メインゲレンデもこの時期になると、冬場に降った積雪層は解けて消滅。
シーズンイン時期に撒いた人工雪の層が現れています。

でもって深い。
ジャイアントだと家賃高い方々やスクールはメインゲレンデが中心。
コブ溝が抉れ、午前中に較べるとカナリ深い掘りのラインになっていました。

Dsc06082
14:40、疲れて来たし、これで最後の1本かな~。
なーんて思いつつの1高乗車も、この後何故かコブスイッチが「ON」。
ラスト1時間切って、良い按配の滑りが続きます。
最後の1本は次々と先延ばし、結局制限時間一杯まで回してたのでした。

Dsc06083
これが本当の「ラスイチ」。
「この1本」を滑り終えると「次の1本」は6月の月山。
私めのスノーライフも小休止、暫く間が空きます

Dsc06084
15ː25、かぐら終了。
みつまたステーションへの復路は索道移動、板を履いて滑る事はありません。
そんな訳で此処からは「滑走記」では無く「下山記」です。

Screenshot-20220519-at-013305-garmin-con
・滑走距離/47.85km ・滑走本数/30本
・ゲレンデ滞在時間/7:06:52 ・滑走時間(リフト乗車時除く)/2:19:06
・獲得標高/高度上昇累計10,050m 高度下降累計10,080m
・平均滑走速度/20.6kph ・最高速度/50.2kph 

この日のスタッツ/メインゲレンデ×15 ジャイアント×13
1高を回す事28本、うちコブと戯れる事24本。
滑り切ったし遣り切った、もう思い残す事は無い…かな。

Dsc06086
ゴン下。
平坦路のゴンドラコースはノッキングスノーのクロカン状態。
疲れるだけなのでゴンドラ下山しまーす。

Dsc06088
時間の有効活用。
15分のゴンドラ乗車中にブーツを脱いでトレ靴に履き替え。
トップスインナーの着替えも済ましちゃいます。

Dsc06089
1545、ゴンドラ駅舎でキャリーサービスさんに板を預けます。

Dsc06090
みつまた3ロマにて「足宙ぶらりん」の図。
スキー履かずにリフト乗るのはやっぱり変な感じ。

Dsc06091
残雪の「白」が消える頃、春花の「白」が新緑に彩りを添えます。

Dsc06092 
ムシカリと、

Dsc06093
タムシバ。
雪深い山里に春の到来を告げる花、共にブナ林さんとお友達(植生環境が近似)です。

Dsc06100
3ロマから1高へは徒歩移動、殆ど登山登降用リフトの態。

Dsc06101
15:55、リフ下。
今シーズン、リフト下山するのはこれが最初で最後かな。

Dsc06106
みつまたファミリーはビスラボの脇に横幅2mの下山コース。
滑って下りてくゲストも結構居られましたが、イタイタメたくないのでパス。

Dsc06102
新緑と常緑が彩る「春」のトンネル。
潜り抜けた出口には「立夏」が待っています。

Dsc06107
板を受け取り、みつまたロープウエイへ。
予報に反して雨は一粒も降らず、天気も最後まで持ってくれました。

Dsc06108
かぐら終戦。
ロープウエイ駅舎ではあちこちでオフシーズンの会話。
この日で滑り納めの方も多いみたく、一寸ペーソスな雰囲気が漂っていました。

しかし私めのスノーライフは未だ継続中、来月は再び月山遠征です。
「まただ、まだ終わらんよ(シャア)」。

Dsc06109
16:15、サヨナラかぐら、また来シーズンね。
次の来訪は「11月末」か「12月初旬」か、それとも腐れ暖冬で「それ以降」か。
でも一番有力なセンは「サマーゲレンデで7~9月頃」と云うオチかも。

Dsc06098
2021/22シーズン「かぐら」滑走記、〆の一枚はコレにしました。
みつまた3ロマより望む、かぐらゲレンデ。
もう今季はあそこで滑る事が無いと思うと、一寸淋しい気が致します。

と、こんな感じのかぐらファイル、滑走記二部作。
私めのスノーマッドな日々も愈々ピリオド間近、月山3Daysを残すのみです。

|

2022.04.28

●2021/22.三十九滑目「かぐら」

えー、今週月曜日(4/25)はオシゴトオヤスミにて春スキー。
まだまた雪量たっぷりのかぐらに逝って参りました。
で、例に由っての滑走記、で御座いますが…。

Photo_2
デジカメとモバイルを入れたポーチ(正確にはジプロック)は自宅の机の上。
撮影機器を「全忘れ」のスカポンタンな為、写真は一枚もありませーん。

Dsc05073
天気はこんな感じでした(過去の写真を代用)。
月曜日のかぐらは終日のピーカン、絶好の春スキー日和。
気温は12~15℃位で暑さは許容範囲も、兎に角陽射しが強い(痛い)…。
顔面ムラ焼け/首回りは真っ赤、翌日になってもヒリヒリが引きませんでした。

みつまたゲレンデは大分雪が減っており、GW後の営業はビミョー。
かぐらゲレンデは雪量豊富も、所々のコブ溝が茶色い雪になっています。

で、この日のアクティビティですが、

「遂に掴んだ」

コブ滑開眼、滑りが一気にレベルアップ。
今更何云ってんだ、てな感じですが…。

草レース上がりで基本的にオンピステ派の私め。
コブが面白くなり、本格的に取り組む様になったのは7~8年前からです。
しかし「楽しい」と「巧い」は別物。
「自己流で滑って」→「ビデ取りで下手具合に愕然として」→「試行錯誤の繰り返し」。
コブは数秒間に処理する作業が多いので、「あっち」を意識すれば「こっち」がお留守。
レベルの低い所処を「堂々巡り」しておりました。

それが昨季から何となく、ダメな滑りとイイ滑りの違いを滑走中に識別。
今季に入り、朧気ながらコブ滑のメカニズムが分かり掛けてきました。
でもってこの日、やっと滑りの「コツ」を把握、壁を越えた感じ。
うーん、どっかの綾部氏みたいな事言ってますね…。

因みにキーポイントは至ってシンプルな事でした。

Screenshot-20220426-at-165250-garmin-con
この日のGPSスタッツ。
・滑走時間/2:17:23 ・滑走距離/52.80km ・滑走本数/31本

1高回し27本中、21本がコブ滑(メインゲレンデ×16/テクニカル×3/パノラマ×2)。
最後の4~5本は流石に疲労蓄積、ポジションが維持出来ずウダウダの滑り。
それでも得る事の多い、充実した一日でした。

尚、次にかぐらを訪れるのはGW明け。
従い「フルスペック」のかぐらを滑るのは、この日が今季最後です。
しかしコブが楽しくって「5ロマ」も「田代」にも行かず終いでした。
おしまい。

 

|

2022.04.07

●2021/22.三十三滑目「戸隠」後篇

えー、先週3月30日(水)のスノーライフは北信遠征。
今季最後の滑走となる戸隠に逝って参りました。

2021/22シーズン.戸隠FINALは、淡青の冬晴れ広がる「スキー日和」。
流石に雪は春のそれでしたが、この時期としては湿度も低くクリアな大気。
北信五岳は元より、北アルプス迄が雄大に見晴らる「山景日和」にも恵まれました。

そんな訳での滑走記.後篇で御座います。

30_20220407125301
瑪瑙山より望む飯縄山。
例年なら半分以上露出している山名標が、未だ頭を覗かせててるだけ。
今季は本当に降雪に恵まれたシーズン、この翌日(3/31)でゲレンデクローズするのが勿体無い…。
(数年前までは4月1週目までやってたんですけどね…)

Dsc04874
Too cool戸隠連峰!。
うひょー(黄色い声)♪

Dsc04919
北アルプスはamazing!!。
うひょー(感嘆の声)♪

Dsc04906
黒姫&頚城の山々もAwesome!!!
うひょー(感動の声)♪
瑪瑙山頂からの360°ワイドビューは正に圧巻。
スキー止めて、このまま山を愛でながら「アウトド飲み」したくなる程でした。

山景眺望を堪能してアクティビティ再開。
瑪瑙山/第6からは緩~中斜面のロングクルージングコースが2本。

47_20220406165701
お仙水コースは、戸隠連峰~黒姫~頚城山塊を眼下に眺めつつのRUN。
爽快っ、絶景っ♡。

44_20220406165701
メノウコースは中盤で、唐松岳~五龍岳~鹿島槍の正対パノラマ。
秀麗っ、圧巻っ♡。

44_20220406165702
直線距離にして33㎞先、五龍の武田菱もクリアに望めました。

但しメノウコースは日当たり良過ぎで、ややストップ雪気味。
こうなると第5の営業終了でしゃくなげ回せないのが痛い…。
第6を3本回して越水エリアに戻りました。

Dsc04934
11:00、越水エリアに戻って来ました。
燦々と降り注ぐ陽射しでゲレンデはすっかり春の陽気。
日中の気温は軽く10℃超え、最高で15℃位まで上がったんじゃ無いでしょうか。

Dsc04935
ポールバーンで規制入っていた高妻は、正午前に解放。
jr達が撤収前にもデラ掛けてくれており、滑走ラインはフラット均されていました。

尚、越水エリアの各コースは融雪進行でザク化も何とか下地は捉えるレベル。
懸念していた妖怪出現(ブレーキ雪化)もありませんでした。

Dsc04946
11時半に早めのランチレスト、12時からはコレ。
2年前からゼビオさんとのコラボで行われている、来季モデルのハイスペックレンタル。
板揃えはプチ試乗会レベルですが、正規試乗会に較べ混雑や板待ちがありません。
何より2月中旬より常時開催されているので、利便性の面でポイント高し。

Dsc04947
試乗ブース。
スキー場営業終了の前日+平日の午後。
予想通りガラガラ、効率良くスキーチェンジして回せます。

Dsc04948
テストバーンは高妻/白樺/チャンピオンを各1本づつ/約20分。
購入候補に挙げているモデルは無く、同メーカーの近似ラインナップを試乗。
アト×2/ロシ×2/サロ×1と、5本試して来ました。
インプレは亦後日にDemo。

Dsc04956
14:40、試乗終了。
流石に「魔法の粉雪」も面影無し、ザブザブ雪は更に重層ザラメ化。

Dsc04958
そんな訳で整地には見切りを付け、

Dsc04960
チャレンジのコブに突入。
トップのコブは深くてデカい。

Dsc04961
ミドル~ボトムは均一に並んだコブライン。
流石スキーヤーレベルの高い戸隠、リズムの良いコブが綺麗に作られています。
こんだけ整った凸凹だと滑るのも楽しい。

Dsc04963
15:30、それじゃボチボチと〆作業。
今季最後となる戸隠滑、各コースを一通り「お別れ滑」に回ります。

Dsc04964
砂浜雪のお仙水と、

Dsc04965
茶色いメノウを2本づつ回し、

Dsc04975
今日一番回した高妻と、

Dsc04974
チャンピオンも2本づつ回して〆。
ザブ雪コンデションに変わりはありませんが、陽射しが傾き気温もやや低下。
最後の1時間はスキーの走りも良くなってきました。
まぁグラニュー糖の春悪雪も、慣れてくりゃ結構楽しいモノでして。

Screenshot-20220403-at-220451-garmin-con
・滑走距離/64.25km ・滑走本数/48本
・ゲレンデ滞在時間/8:00:36 ・滑走時間(リフト乗車時除く)/2:09:07
・獲得標高/高度上昇累計10,681m 高度下降累計11,554m
・平均滑走速度/70.5kph ・最高速度/28.9kph 

高妻×14/チャンピオン×11/白樺×7/メノウ×5/シルバー/チャレンジ/お仙水×3
第3をメインに据え万遍無く回した一日でした。

Dsc04977_20220406165801
16:30、黄昏空の彼方に、後立山のシルエットロマンス。
ラスト1本の前に、怪無山頂より白馬連峰を望む。
左より白馬鑓~天狗~不帰キレ~唐松~五龍鹿島槍~爺。

今季戸隠の「〆Photo」はコレで良いかな、と思いましたが…。

Dsc04976
やっぱりコレにしました。
チャンピオンより望む戸隠山、戸隠の〆は「戸隠」じゃなくっちゃね。
Let's meet again next year 」。

と、こんな感じの2021/22.WINTER、戸隠滑り納め。
今季は3度の来訪に止まりましたが、やっぱり良いスキー場です。
来季はもうちょい足運ぼっと。
おしまい。

 

|

より以前の記事一覧

その他のカテゴリー

BAR TRIPLE-SEC BAR TRIPLE-SEC/グラス紹介 BAR TRIPLE-SEC/休日案内 BAR TRIPLE-SEC/営業案内 BAR TRIPLE-SEC/販売速報 BAR TRIPLE-SEC/雑物古物 SKI 2011/12.滑走記 SKI 2012/13.滑走記 SKI 2013/14.滑走記 SKI 2014/15.滑走記 SKI 2015/16.滑走記 SKI 2016/17.滑走記 SKI 2017/18.滑走記 SKI 2018/19.滑走記 SKI 2019/20.滑走記 SKI 2020/21.滑走記 SKI 2021/22.滑走記 SKI 2022/23.滑走記 SKI 2023/24.滑走記 SKI 2024/25.滑走記 SKI FIS アルペンニュース SKI ゲレンデGPS計測 SKI ゲレンデ内外.小ネタ集 SKI シーズンオフ.イベント集 SKI シーズンオフ.ゲレンデ集 SKI スキーギア/アイテム集 SKI スキー今昔物語 SKI スノーナビさん SKI ポスター集 SKI ヤマコレ集/山座同定 SKI 五竜就労日誌.2016/17 SKI 五竜就労日誌.2017/18 SKI 月山就労日誌.2018 SKI 月山就労日誌.2019 SKI 月山就労日誌.2020 SKI 月山就労日誌.2022 SKI 月山就労日誌.2023 SKI 月山就労日誌.2024 SKI 試乗会インプレッション SKIのこと 雑 トレラン .a奥多摩 トレラン .b丹沢.箱根.伊豆 トレラン .c奥武蔵 トレラン .d高尾.青梅 トレラン .e北都留.道志 トレラン .f奥秩父.大菩薩 トレラン .g京都.比良 トレラン .h上信越 トレラン .i北信五岳.高妻 トレラン 山走記総括 トレラン シューズ/アイテム集 トレランのこと 雑 マラソン 2009年大会リポ マラソン 2010年大会リポ マラソン 2011年大会リポ マラソン 2012年大会リポ マラソン 2013年大会リポ マラソン 2014年大会リポ マラソン 2015年大会リポ マラソン 2016年大会リポ マラソン 2017年大会リポ マラソン 2018年大会リポ マラソン 2019年大会リポ マラソン 2020年大会リポ マラソン 2021年大会リポ マラソン 2022年大会リポ マラソン 2023年大会リポ マラソン 2024年大会リポ マラソン シューズ/ギア集 マラソン 京都ホームコース走 マラソン 他ゲストコース走 マラソン 東京ホームコース走 マラソンのこと 雑 ラグビー ワールドカップ 2011 ラグビー ワールドカップ 2015 ラグビー ワールドカップ 2019 ラグビー ジャパン ラグビー セブンズ ラグビー トップリーグ ラグビー リーグワン ラグビー 大学 ラグビーのこと.色々 ・Ⅰ.Bambooインフォメーション ・Ⅱ.Bambooお休み案内 ・Ⅲ.歳時記 ・Ⅳ.室礼 ・Ⅴ.銘品集【マスターピース】 ・Ⅵ.某飲某食所処 ・Ⅶ.「ミヤコ」昨今事情 ・Ⅷ.都名所図会 ・Ⅸ.嵯峨野「さらなり」 ・Ⅹ.「花街」彼是 ・Ⅹⅰ.赤坂逍遥 ・Ⅹⅱ.帝都散策 ・Ⅹⅲ.旅行けば ・Ⅹⅳ.書籍百般 ・Ⅹⅴ.グラスのこと ・Ⅹⅵ.お酒のこと ・Ⅹⅸ.自転車のこと ・Ⅹⅹⅰ.建築雑感 ・Ⅹⅹⅱ.雑 ・「Bamboo」移転情報 ・「Bamboo」閉店情報